JP4572575B2 - リモートコントローラおよびリモートコントロール信号発生方法 - Google Patents

リモートコントローラおよびリモートコントロール信号発生方法 Download PDF

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Description

本発明は、リモートコントローラおよびリモートコントロール信号発生方法に関し、特に、新しい機能を簡単に追加することができるようにしたリモートコントローラおよびリモートコントロール信号発生方法に関する。
最近、家庭で使用される電子機器の数が増えてきた。電子機器は、リモートコントローラによりリモートコントロールされることが多く、電子機器の数に対応してリモートコントローラの数も増加する。その結果、電子機器のメーカーは、各電子機器毎に専用のリモートコントローラを用意しなければならず、各リモートコントローラがコスト高となる課題があった。
そこで、本出願人は、リモートコントローラのボタンをブロック化し、必要なブロックを組み合わせて本体にマトリックス状に配置することを先に提案した(例えば、特許文献1)。
特許第3381116号公報
しかしながら、特許文献1に開示のリモートコントローラにおいては、ユーザが必要なブロックを選択して組み合わせなければならず、迅速な機能の選択が困難となる課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザに大きな負担をかけることなく、新たな機能を有する低コストのリモートコントローラを提供することができるようにするものである。
請求項1のリモートコントローラは、ユーザにより操作される操作部を有する操作手段と、前記操作手段に収用され、リモートコントロールする対象に対応する第1のコードと、操作された前記操作部に対応する第2のコードを発生する発生手段と、複数の前記操作手段のうちの1つを選択することができるように、複数の前記操作手段をリング状に連結するか、または、自分自身に対して回動可能なように連結する連結手段と、複数の前記操作手段の中から選択された1つの前記操作手段に電気的に接続され、接続されている前記操作手段の前記操作部の操作に対応する前記第1のコードと前記第2のコードを含むリモートコントロール信号を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
前記連結手段は、複数の前記操作手段をリング状に連結し、前記出力手段は、複数の操作手段の中から選択された1つの操作手段だけに物理的に装着されるようにすることができる。
前記出力手段は、複数の操作手段のいずれにも電気的に接続され、前記連結手段は、複数の前記操作手段を、前記連結手段に対して回動可能なように、かつ、前記操作手段を回動させた場合においても、前記出力手段との電気的接続が常に確保されるように連結するようにすることができる。
前記出力手段は、電気的に接続されている複数の前記操作手段のうちの1つに収容された前記発生手段により、前記第1のコードと前記第2のコードが発生された場合、他の前記操作手段に収容された前記発生手段による前記第1のコードと前記第2のコードの発生を禁止するようにすることができる。
請求項5のリモートコントロール信号発生方法は、リモートコントローラの連結手段が、ユーザにより操作される操作部を有する操作手段を、複数の前記操作手段の中の1つを選択することができるように、リング状に連結するか、または、前記連結手段に対して回動可能なように連結し、前記リモートコントローラの出力手段が、複数の前記操作手段の中から選択された1つの前記操作手段の前記操作部が操作されたとき、リモートコントロールする対象に対応する第1のコードと、操作された前記操作部に対応する第2のコードを含むリモートコントロール信号を出力することを特徴とする。
本発明においては、複数の操作手段がリング状に連結するか、または、連結手段に対して回動可能なように連結され、選択された1つの操作手段の操作部が操作されたとき、その操作に対応する第1のコードと第2のコードを含むリモートコントロール信号が出力される。
本発明によれば、複数の対象をリモートコントロールすることが可能となる。特に、ユーザに大きな負荷をかけることなく、簡単に複数の機能から1つの機能を選択して対象を制御することが可能となる。また、低コストのリモートコントローラを提供することが可能となる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、開示される発明と実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。明細書中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1のリモートコントローラは、ユーザにより操作される操作部(例えば、図3のボタン64、つまみ65)を有する操作手段(例えば、図4の操作盤61-1乃至61-4)と、前記操作手段に収用され、リモートコントロールする対象(例えば、図1のテレビチューナ12、DRC処理装置13、ビデオレコーダ14、CDプレーヤ15)に対応する第1のコード(例えば、図7のカテゴリコード)と、操作された前記操作部に対応する第2のコード(例えば、図6のコマンドコード)を発生する発生手段(例えば、図5のカテゴリコード生成部71-1乃至71-4、コマンドコード生成部72-1乃至72-4)と、複数の前記操作手段のうちの1つを選択することができるように、複数の前記操作手段をリング状に連結するか、または、自分自身に対して回動可能なように(例えば、図4または図9に示されるように)連結する連結手段(例えば、図4の操作盤61-1乃至61-4を溝42に沿って移動自在に連結するガイドレール41、図9の操作盤151,161を回動自在に電気的に接続する図11のバスコネクタ141-1,141-2)と、複数の前記操作手段の中から選択された1つの前記操作手段(例えば、図4の操作盤61-1、図13のステップS33でコードの発生が禁止されない操作盤)に電気的に接続され、接続されている前記操作手段の前記操作部の操作に対応する前記第1のコードと前記第2のコードを含むリモートコントロール信号(例えば、赤外線信号)を出力する出力手段(例えば、図5のコード信号送信部51)とを備えることを特徴とする。
前記連結手段は、複数の前記操作手段をリング状に連結し、前記出力手段(例えば、図4のコード信号送信部51)は、複数の前記操作手段の中から選択された1つの前記操作手段(例えば、図4の操作盤61-1)だけに物理的に装着される。
前記出力手段(例えば、図12のコード信号送信部302)は、複数の前記操作手段(例えば、図12のコード生成部301、操作盤161-1,161-2)のいずれにも電気的に接続され、前記連結手段は、複数の前記操作手段を、前記連結手段に対して回動可能なように、かつ、前記操作手段を回動させた場合においても、前記出力手段との電気的接続が常に確保されるように連結する(例えば、図11のバスコネクタ141-1,141-2のように、円柱状または環状の電気的接続部181乃至184と環状の電気的接続部221乃至224を接続して、回転自在に連結する)。
請求項5のリモートコントロール信号発生方法は、リモートコントローラの連結手段が、ユーザにより操作される操作部(例えば、図3のボタン64、つまみ65)を有する操作手段(例えば、図4の操作盤61-1乃至61-4)を、複数の前記操作手段の中の1つを選択することができるように、リング状に連結するか、または、前記連結手段に対して回動可能なように連結し(例えば、図4の操作盤61-1乃至61-4をガイドレール41の溝42に沿って移動自在に連結したり、または図11のバスコネクタ141-1,141-2のように円柱状もしくは環状の電気的接続部181乃至184と環状の電気的接続部221乃至224を接続して、回転自在に連結し)、前記リモートコントローラの出力手段が、複数の前記操作手段の中から選択された1つの前記操作手段(例えば、図4のコード信号送信部51に接続された操作盤61-1、図13のステップS33でコードの発生が禁止されない操作盤)の前記操作部が操作されたとき、リモートコントロールする対象(例えば、図1のテレビチューナ12、DRC処理装置13、ビデオレコーダ14、CDプレーヤ15)に対応する第1のコード(例えば、図7のカテゴリコード)と、操作された前記操作部に対応する第2のコード(例えば、図6のコマンドコード)を含むリモートコントロール信号(例えば、赤外線信号)を出力する(例えば、図8のステップS5,図13のステップS35の処理)ことを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明を適用したリモートコントロールシステムの構成例を表している。このリモートコントロールシステム1においては、テレビジョン受像機11、ビデオレコーダ14、およびCDプレーヤ15が、リモートコントローラ21によりリモートコントロールされる対象とされている。テレビジョン受像機11は、テレビチューナ12と、DRC(Digital Reality Creation)処理装置13を有している。リモートコントローラ21は、テレビジョン受像機11のテレビチューナ12およびDRC処理装置13を個々にリモートコントロールできるとともに、ビデオレコーダ14とCDプレーヤ15をそれぞれリモートコントロールする。
図2は、リモートコントローラ21の構成例を表している。同図に示されるように、リモートコントローラ21は、コード信号送信部51を備えており、このコード信号送信部51はアーム43に固定されている。アーム43の両端部には、ガイドレール41がそれぞれ取り付けられている。アーム43は、ガイドレール41に対して、回動を自在に取り付けられている。
左右のガイドレール41の内側には、溝42が形成されており、この溝42には、操作盤61の係止ピン63が係合可能となされている。係止ピン63は、操作盤61の側面に対して、外側に突出する方向に図示せぬバネで付勢されており、そのバネの付勢力に抗して操作盤61の内側に押し込むことが可能となっている。また係止ピン63は、操作盤61の側面と平行な方向に移動自在とされている。その結果、操作盤61の両側面の係止ピン63を内側に押し込んだ状態で、ガイドレール41の所定の位置に配置することで、係止ピン63を溝42に係合させることができる。これにより、係止ピン63を溝42にガイドさせ、操作盤61をガイドレール41の所定の位置に配置することができる。
操作盤61の後方には、コネクタ62が形成されており、コネクタ62は、コード信号送信部51の凹部52に装着することができる。このとき、凹部52に植設されている接続ピン53が、コネクタ62の内部の図示せぬ受け部に電気的に接続される。
図3は、操作盤61の平面の構成例を表している。操作盤61の図中左側にはボタン64が配置され、その右側にはつまみ65が配置されている。これらのボタン64とつまみ65はユーザにより操作され操作部を構成する。
本発明においては、図4に示されるように、ガイドレール41に複数の操作盤61を装着(結合)させることができる。図4の例においては、4個の操作盤61−1乃至61−4がガイドレール41に装着されている。ユーザは、各操作盤61−1乃至61−4をガイドレール41の溝42に沿って所定の位置に移動させ、所定の1つの操作盤61−i(i=1,2,3,4)を選択し、選択した操作盤61のコネクタ62をコード信号送信部51の凹部52に装着することで、その操作盤61とコード信号送信部51を電気的に接続することができる。係止ピン63は、この装着が許容されるように、操作盤61をコード信号送信部51に装着するとき、その側面に沿って所定の位置に移動する。
図4に示されるように、操作盤61−1乃至61−4は、ガイドレール41に対して装着されたとき相互に積層された状態となる。これにより、複数の操作盤61−1乃至61−4が、外見上一体化されその取り扱いが容易となる。
リモートコントローラ21としては、当初、コード信号送信部51と少なくとも1個の操作盤61−1が供給される。もちろん、コード信号送信部51には、アーム43を介して、ガイドレール41が取り付けられている。ユーザは、リモートコントローラ21に新たな機能を追加するとき、新たな操作盤61−2乃至61−4のうち所定のものを追加的に購入する。そして、購入した操作盤61−2乃至61−4が、順次ガイドレール41に装着される。図4は、このようにして当初の操作盤61−1のほかに、3個の操作盤61−2乃至61−4が追加された状態を表している。
図5は、操作盤61−1乃至61−4とコード信号送信部51との電気的接続状態を表している。同図に示されるように、操作盤61−1は、カテゴリコード生成部71−1とコマンドコード生成部72−1を有している。カテゴリコード生成部71−1は、図6にお示されるように、制御する機能(制御する対象)に対応するコードを生成する。例えば、操作盤61−1がテレビチューナ12をリモートコントロールする機能を有するものである場合、カテゴリコード生成部71−1は、テレビチューナに対応するカテゴリコードを生成する。このカテゴリコードは、図7に示されるように、例えば、0x10とされる。
コマンドコード生成部72−1は、図6に示されるように、ボタン64やつまみ65などの操作部のうち、ユーザにより操作された操作部に対応するコードを出力する。そのコードは、例えば、ボタン番号、パラメータ値などである。
操作盤61−2は、ビデオレコーダを制御する機能を有している。このため、操作盤61−2は、制御する機能がビデオレコーダであることを表すカテゴリコードを生成するカテゴリコード生成部71−2を有している。この実施の形態の場合、図7に示されるように、カテゴリコード生成部71−2は、ビデオレコーダ用のカテゴリコード0x20を生成する。コマンドコード生成部72−2は、操作盤61−1におけるコマンドコード生成部72−1と同様に、操作されたボタンやつまみなどに対応するボタン番号、パラメータ値などを含むコマンドコードを生成する。
操作盤61−3は、カテゴリコード生成部71−3とコマンドコード生成部72−3を有する。操作盤61−3は、CDプレーヤを制御する機能を有するため、カテゴリコード生成部71−3は、図7に示されるように、カテゴリコード0x30を生成する。コマンドコード生成部72−3は、コマンドコード生成部72−1,72−2と同様に、操作されたボタンやつまみに対応するボタン番号やパラメータ値を生成する。これにより、CDプレーヤ15の音量調整やサウンド調整が行われる。
操作盤61−4は、バージョン1のDRC処理装置13を制御する機能を有している。このため、カテゴリコード生成部71−4は、図7に示されるように、0x40のカテゴリコードを生成する。コマンドコード生成部72−4は、操作されたボタンやつまみに対応するコマンドコードを生成する。これにより、DRC処理装置13のDRC-MF(Multi Function)切り替え、解像度/ノイズ軸調整が行われる。
このほか、図7に示されるように、バージョン2のDEC処理装置を制御する機能を有する操作盤の場合、そのカテゴリコードは、0x41とされる。そして、そのコマンドコードにより、バージョン1の制御に加えて、ズーム位置/倍率調整が可能となる。
コード信号送信部51は、接続部101、マイクロコンピュータ102、および赤外線信号送信部103により構成される。接続部101は、操作盤61−1乃至61−4のいずれかと接続され、接続された操作盤から供給されたコード信号を受信し、マイクロコンピュータ102に出力する。なお、図5には、操作盤61−1乃至61−4のいずれもが接続部101に接続されたように示されているが、実際には、それらのうちいずれか1つの選択されたものが接続される。
マイクロコンピュータ102は、接続部101を介して、操作盤61−1乃至61−4のいずれかから供給されたコード信号を合成、変調し、赤外線信号送信部103に出力する。赤外線信号送信部103は、マイクロコンピュータ102により供給されたコードに対応する赤外線信号をテレビジョン受像機11、ビデオレコーダ14、およびCDプレーヤ15に向けて送信する。
なお、マイクロコンピュータ102が行う変調は、カテゴリコードとコマンドコードを赤外線信号として送信するのに適したコードに変換するために行われるものであり、実質的には、カテゴリコードとコマンドコードをそのまま赤外線信号として出力する場合と等価である。
次に、図8のフローチャートを参照して、リモートコントロール信号としての赤外線信号を出力する処理について説明する。この処理は、ユーザによりボタン64またはつまみ65が操作されたとき実行される。いま、接続部101に操作盤61−1が接続されているものとして、以下の処理を説明する。
ステップS1において、カテゴリコード生成部71−1は、ユーザによりボタン64またはつまみ65が操作されたとき、カテゴリコード0x10を生成する。ステップS2において、コマンドコード生成部72−1は、ユーザが操作したボタン64またはつまみ65に対応するコマンドコードを生成する。接続部101は、ステップS3において、ステップS1またはステップS2で生成されたカテゴリコードとコマンドコードを受信し、マイクロコンピュータ102に出力する。ステップS4において、マイクロコンピュータ102は、カテゴリコードを上位ビットとし、コマンドコードを下位ビットとして、2つのコードを1つのコードに合成し、さらに変調し、赤外線信号送信部103に出力する。赤外線信号送信部103は、ステップS5において、合成したコードに対応する赤外線信号を出力する。
テレビチューナ12、DRC処理装置13、ビデオレコーダ14、またはCDプレーヤ15は赤外線信号を受信したとき、そのカテゴリコードに基づいて、そのコードが自分自身宛に送信されたものであるか否かを判定し、自分自身宛に送信されたものである場合には、下位のコマンドコードを読み取り、そのコマンドコードに対応する処理を実行する。カテゴリコードが、自分自身のカテゴリコードでない場合には、下位のコマンドコードは無視される。
ユーザは、他の機器を制御するとき、その機器に対応する操作盤を選択し、その操作盤をいま接続されている操作盤61−1に代えて、コード信号送信部51に装着する。そして、その操作盤を操作することで、対応する機器を制御することができる。
図9は、リモートコントローラ21の他の構成例を表している。この構成例においては、操作盤が略扇形の形状とされている。そして、その表面にボタンやつまみが配置されている。図9の例においては、ボタン152を有する操作盤151が、バスコネクタ141を介して操作盤161−1,161−2と接続されている。
各操作盤の根元には、図10に示されるように、バスコネクタ141が設けられており、バスコネクタ141は、相互に装着(結合)可能となっている。図12は、操作盤151のバスコネクタ141−1と操作盤161−1のバスコネクタ141−2が図示されている(なお、バスコネクタ141−1,141−2等を個々に区別する必要がない場合、バスコネクタ141と表現する)。これらのバスコネクタ141−1,141−2は、図11に示されるように、相互に物理的かつ電気的に接続され、かつ装着した状態で回転可能な構造とされている。すなわち、バスコネクタ141−1の下端面には、外壁171の内側に、凹部172が形成され、その内部に円柱状の電気的接続部181と、それに対して3重の同心円状に環状の電気的接続部182乃至184が形成されている。
同様に、バスコネクタ141−2の上端面には、外壁201の内側に凹部202が形成されている。そして、凹部202の内部には、環状の電気的接続部221乃至224が形成されている。バスコネクタ141−2の外壁201を、バスコネクタ141−1の凹部172に嵌合するように装着したとき、電気的接続部221は電気的接続部181に、電気的接続部222は電気的接続部182に、電気的接続部223は電気的接続部183に、そして電気的接続部224は電気的接続部184に、それぞれ電気的に接続される。
そして、それらは、環状に形成されているため、電気的接続状態を保持したまま、バスコネクタ141−1とバスコネクタ141−2は回転可能とされる。従って、操作盤151と操作盤161−1は、図9に示されるように、バスコネクタ141を中心として回転自在とされる。ユーザは、使用しないとき、或いは、一番上部に配置されている操作盤151だけを使用するとき、各操作盤が重なるように配置し、例えば、操作盤161−1を使用するときは、操作盤161−1だけを他の操作盤から突出するように引き出すことでそれを操作することが可能となる。
図12は、各操作盤の電気的接続状態を表している。操作盤151は、一番最初にユーザに提供される操作盤であり、操作盤161−1と操作盤161−2は、それぞれユーザが必要に応じて追加し、バスコネクタをそこに接続することで一体化するものである。
最初に提供される操作盤151は、図12に示されるように、コード生成部301とコード信号送信部302を有している。コード生成部301は、カテゴリコード生成部311−1とコマンドコード生成部312−1を有している。カテゴリコード生成部311−1は、操作盤151が制御する機能に対応するカテゴリコードを生成する。コマンドコード生成部312−1は、操作されたボタン152に対応するコマンドコードを生成する。
コード信号送信部302は、マイクロコンピュータ331と赤外線信号送信部332により構成される。マイクロコンピュータ331は、バスコネクタ141−1を介して、カテゴリコード生成部311−1とコマンドコード生成部312−1と接続されている。赤外線信号送信部332は、マイクロコンピュータ331に制御され、所定のコードに対応する赤外線信号を送信する。
後から追加的にユーザに提供される操作盤161−1は、カテゴリコード生成部311−2とコマンドコード生成部312−2を有しており、コード信号送信部を有していない。カテゴリコード生成部311−2は、制御する機能に対応するカテゴリコードを生成し、コマンドコード生成部312−2は、ユーザにより操作されたボタンやつまみなどに対応するコマンドコードを生成する。バスコネクタ141−2が、バスコネクタ141−1と接続されているため、カテゴリコード生成部311−2により生成されたカテゴリコードと、コマンドコード生成部312−2により生成されたコマンドコードは、バスコネクタ141−2とバスコネクタ141−1を介して、マイクロコンピュータ331に供給される。
同様に、操作盤161−2もコード信号送信部を有しておらず、カテゴリコード生成部311−3とコマンドコード生成部312−3だけを有している。カテゴリコード生成部311−3は、操作盤161−2が制御する機能に対応するカテゴリコードを生成し、コマンドコード生成部312−3は、ユーザにより操作されたボタンやつまみに対応するコマンドコードを生成する。バスコネクタ141−3は、バスコネクタ141−2を介してバスコネクタ141−1に接続されているため、カテゴリコード生成部311−3で生成されたカテゴリコードと、コマンドコード生成部312−3で生成されたコマンドコードが、バスコネクタ141−3,141−2,141−1を介してマイクロコンピュータ331に供給される。
次に、図13のフローチャートを参照して、図9のリモートコントローラ21のリモートコントロール信号出力処理について説明する。この処理は、操作盤151,161−1,161−2のいずれかがユーザにより操作されたとき開始される。
いま、例えば、操作盤161−1が操作されたとする。ステップS31において、操作盤161−1のカテゴリコード生成部311−2は、カテゴリコードを生成する。ステップS32において、コマンドコード生成部312−2は、操作されたボタンやつまみに対応するコマンドコードを生成する。これらのコマンドコードは、バスコネクタ141−2,141−1を介して、操作盤151のマイクロコンピュータ331に供給される。
ステップS33において、マイクロコンピュータ331は、カテゴリコードとコマンドコードを受信したとき、他の操作盤からのコードの発生を禁止する。いまの例の場合、マイクロコンピュータ331は、コード生成部301と操作盤161−2からのコードの発生を制御して禁止する。これにより、複数の操作盤が殆んど同時または極めて短い時間内に二重に操作されることで誤動作が起きることが抑制される。
ステップS34において、マイクロコンピュータ331は、受信したカテゴリコードとコマンドコードを合成し、変調して、赤外線信号送信部332に出力する。ステップS35において、赤外線信号送信部332は、合成したコードに対応する赤外線信号を出力する。この赤外線信号が、テレビチューナ12、DRC処理装置13、ビデオレコーダ14、またはCDプレーヤ15などに向けて送信される。
ステップS36において、マイクロコンピュータ331は、他の操作盤からのコードの発生の禁止を解除する。すなわち、ステップS33の処理で発生が禁止された操作盤のコードの発生が、再び可能な状態とされる。
この場合にも、カテゴリコードを上位ビットとし、コマンドコードを下位ビットとする合成されたコードが、赤外線信号として制御代表としての各電子機器に送信され、各電子機器は、受信したコードのカテゴリコードからそのコードが自分自身宛のものか否かを判定し、自分自身宛のものである場合には、下位のコマンドコードを読み取り、そのコマンドコードに対応する処理を実行する。
図9の実施の形態の場合、各操作盤が常に電気的に接続されているため、図4の実施の形態のように、その都度操作盤を装着しなおす必要がない。その分操作性が向上する。
なお、以上においては、リモートコントロールする制御信号を赤外線信号としたが、電波、音波、その他の形式の信号とすることももちろん可能である。また、リモートコントロールの対象もテレビジョン受像機、ビデオレコーダ、CDプレーヤ以外の装置であってもよい。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明は、オーディオビジュアル機器を代表とする各種の電子機器リモートコントロールするリモートコントローラに適用することができる。
本発明を適用したリモートコントロールシステムの構成例を示すブロック図である。 図1のリモートコントローラの構成例を示す斜視図である。 図2の操作盤の構成例を示す平面図である。 リモートコントローラの構成例を示す側断面図である。 図4のリモートコントローラの電気的構成例を示すブロック図である。 カテゴリコードとコマンドコードを説明する図である。 カテゴリコードの例を示す図である。 図4のリモートコントローラのリモートコントロール信号出力処理を説明するフローチャートである。 リモートコントローラの他の構成例を示す平面図である。 図9のバスコネクタの構成例を示す斜視図である。 図10のバスコネクタの接続部の構成例を示す部分断面図である。 図9のリモートコントローラの電気的構成例を示すブロック図である。 図9のリモートコントローラのリモートコントロール信号出力処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 リモートコントロールシステム, 11 テレビジョン受像機, 12 テレビチューナ, 13 DRC処理装置, 14 ビデオレコーダ, 15 CDプレーヤ, 21 リモートコントローラ, 41 ガイドレール, 42 溝, 43 アーム, 51 コード信号送信部, 52 凹部, 53 接続ピン, 61 操作盤, 62 コネクタ, 63 係止ピン

Claims (5)

  1. ユーザにより操作される操作部を有する操作手段と、
    前記操作手段に収用され、リモートコントロールする対象に対応する第1のコードと、操作された前記操作部に対応する第2のコードを発生する発生手段と、
    複数の前記操作手段のうちの1つを選択することができるように、複数の前記操作手段をリング状に連結するか、または、自分自身に対して回動可能なように連結する連結手段と、
    複数の前記操作手段の中から選択された1つの前記操作手段に電気的に接続され、接続されている前記操作手段の前記操作部の操作に対応する前記第1のコードと前記第2のコードを含むリモートコントロール信号を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とするリモートコントローラ。
  2. 前記連結手段は、複数の前記操作手段をリング状に連結し、
    前記出力手段は、複数の前記操作手段の中から選択された1つの前記操作手段だけに物理的に装着される
    ことを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. 前記出力手段は、複数の前記操作手段のいずれにも電気的に接続され、
    前記連結手段は、複数の前記操作手段を、前記連結手段に対して回動可能なように、かつ、前記操作手段を回動させた場合においても、前記出力手段との電気的接続が常に確保されるように連結する
    ことを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  4. 前記出力手段は、電気的に接続されている複数の前記操作手段のうちの1つに収容された前記発生手段により、前記第1のコードと前記第2のコードが発生された場合、他の前記操作手段に収容された前記発生手段による前記第1のコードと前記第2のコードの発生を禁止する
    ことを特徴とする請求項に記載のリモートコントローラ。
  5. リモートコントローラの連結手段が、ユーザにより操作される操作部を有する操作手段を、複数の前記操作手段の中の1つを選択することができるように、リング状に連結するか、または、前記連結手段に対して回動可能なように連結し、
    前記リモートコントローラの出力手段が、複数の前記操作手段の中から選択された1つの前記操作手段の前記操作部が操作されたとき、リモートコントロールする対象に対応する第1のコードと、操作された前記操作部に対応する第2のコードを含むリモートコントロール信号を出力する
    ことを特徴とするリモートコントロール信号発生方法。
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