JPH09298842A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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Publication number
JPH09298842A
JPH09298842A JP10773396A JP10773396A JPH09298842A JP H09298842 A JPH09298842 A JP H09298842A JP 10773396 A JP10773396 A JP 10773396A JP 10773396 A JP10773396 A JP 10773396A JP H09298842 A JPH09298842 A JP H09298842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching knob
mode switching
knob
automatic volume
battery
Prior art date
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Pending
Application number
JP10773396A
Other languages
English (en)
Inventor
Taizo Ogawa
泰造 小川
Michio Kawashima
道雄 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10773396A priority Critical patent/JPH09298842A/ja
Publication of JPH09298842A publication Critical patent/JPH09298842A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の操作部材を有する電子機器(例えばカ
セットプレーヤ1)において、操作部材の誤操作による
誤動作を少なくし、またデザイン的にもシンプルですっ
きりとした外観とする。 【解決手段】 複数の操作部材のうち、使用頻度の少な
い操作部材(例えばモード切換つまみ15や自動音量調
整切換つまみ16)を、電池蓋6によって覆われる部分
に配置した構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば携帯用小型カ
セットプレーヤの如き電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子機器においては、その機器の
持つ各種機能を操作するための多くの操作部材が備えら
れている。例えば携帯用小型カセットプレーヤにおいて
は、プレイボタン、ストップボタン、FF(早送り)ボ
タン、REW(巻き戻し)ボタン、ホールドボタン、音
量調整つまみ、ノイズリダクション切換つまみ、音質調
整つまみ、テープ走行モード切換つまみ、自動音量調整
(AVLS)切換つまみ‥‥などの操作部材が設けられ
ている。
【0003】従来のカセットプレーヤでは、これらの操
作部材は何れも筐体の表面に設けられているのが普通で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に携
帯用小型カセットプレーヤでは、筐体の表面において操
作部材を配置できるスペースが限られているため、次の
ような問題点がある。
【0005】即ち、限られたスペースに多くの操作部材
が配置されているため、操作部材を誤って操作してしま
い、誤動作を生じることが多くあった。また狭いスペー
スに多くの操作部材が配置されていることは、デザイン
的に雑然とした感じを与え、外観上すっきりとしない。
さらにカセットプレーヤの内部においては、操作部材に
よって操作されるスイッチ類を限られたスペースに配置
するため、その電気的配線に高いコストを要することに
なる。
【0006】この対策として従来は、操作部材の一部を
テープカセットの装着部内に配置した構造のカセットプ
レーヤがあったが、この場合その操作部材はカセット蓋
を開かなければ表出されないため、カセットプレーヤの
動作中(プレイ中)には操作てきないという不具合があ
った。
【0007】本発明は、このような問題点を解消するこ
とを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、機器の持つ各種機能を操作するための複
数の操作部材を有してなる電子機器において、複数ある
操作部材の一部を、電池収納部を開閉する電池蓋で覆わ
れる部分に配置したものである。ここで電池蓋によって
覆われる操作部材は、他の操作部材に比して使用頻度の
少ない操作部材とする。
【0009】このように構成することにより、電池蓋で
覆われる操作部材を誤って操作することはないので誤動
作のおそれが少なくなり、また機器の表面に表出される
操作部材が少なくなるのでデザイン的にもすっきりと
し、さらには機器内部におけるスイッチ類の電気的配線
にも余裕ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の最も好適な実施の形態である実施例について説明す
る。
【0011】本例においては、電子機器の一例として携
帯用小型カセットプレーヤを示している。図1及び図2
において1はカセットプレーヤを全体として示し、2は
その筐体である。
【0012】ここで図には明確に表われていないが、こ
のカセットプレーヤ1は図において下面側にテープカセ
ットの装着部を有し、即ちカセットプレーヤ1の下面側
にはカセット蓋3が筐体2に対し開閉可能に取付けられ
ており、このカセット蓋3を開いてテープカセットをカ
セットプレーヤ1に装着するものである。
【0013】このカセットプレーヤ1はヘッドホンを接
続してこのヘッドホンから音声が出力されるものであ
り、筐体2の側面部2bには、このヘッドホンを接続す
るためのヘッドホン端子4が設けられている。
【0014】このカセットプレーヤ1は、動作電源とし
て電池(例えば単3型乾電池)100が用いられ、筐体
2の一部にはこの電池100を収納するための電池収納
部5が設けられている。
【0015】この電池収納部5は、図2に示す如く筐体
2の上面部2aに開放して設けられており、筐体2に取
付けられる電池蓋6によって開閉されるようになってい
る。
【0016】電池蓋6は、筐体2に対し全体的に移動し
て電池収納部5を開閉するように取り付けられている。
【0017】またこの電池蓋6には、その端縁部に係合
爪6aが突設されており、電池蓋6を閉じた状態ではこ
の係合爪6aが筐体2の内面側に設けられた係合凹部
(図には表われていない)と係合することにより、電池
蓋6はその状態でロックされる。
【0018】そしてこのカセットプレーヤ1において
は、このカセットプレーヤの持つ各種の機能を操作する
ための複数の操作部材が筐体2の各所に設けられてい
る。
【0019】先ず、筐体2の上面部2aには、基本的な
テープ走行機能を操作する4つの操作部材、即ちプレイ
ボタン7と、ストップボタン8と、FF(早送り)ボタ
ン9と、REW(巻戻し)ボタン10が設けられ、さら
にこれら4つのボタンに加えて、ホールドボタン11が
設けられている。このホールドボタン11は、テープ走
行中または停止中にその状態を保持するための操作部材
である。
【0020】この筐体2の上面部2aにある5つのボタ
ンのうち、プレイボタン7、ストップボタン8、FFボ
タン9、REWボタン10はいわゆるプッシュ式の操作
部材であり、即ちこれらのボタンを指先でプッシュ(押
圧)することにより、筐体2の内部に設けられたプッシ
ュスイッチが操作され、夫々に対応したテープ走行動作
が行なわれる。
【0021】一方、ホールドボタン11はスライド式の
操作部材であり、即ちこのホールドボタン11をスライ
ドさせることにより、筐体2の内部に設けられたスライ
ドスイッチが操作されて、それに応じた設定が行なわれ
る。
【0022】また筐体2の側面部2bには、再生音の調
整に関する操作部材として、音量調整つまみ12と、ノ
イズリダクション切換つまみ13と、音質(低音)調整
つまみ14とが設けられている。
【0023】音量調整つまみ12は回転式の操作部材で
あり、即ちこの音量調整つまみ12を指先で回すことに
より、筐体2の内部に設けられた可変抵抗器が操作さ
れ、再生音量が調整される。
【0024】ノイズリダクション切換つまみ13と音質
調整つまみ14は何れもスライド式の操作部材であり、
即ちこれらのつまみを指先でスライドさせることによ
り、筐体2の内部に設けられたスライドスイッチが操作
されて、それに応じた設定が行なわれる。
【0025】さらに本例のカセットプレーヤ1において
は、電池収納部5を開閉する電池蓋6で覆われる部面2
cに、モード切換つまみ15と自動音量調整切換つまみ
16が設けられている。
【0026】モード切換つまみ15は、テープの走行モ
ード(片道走行と往復走行)を切換える操作部材であ
る。またこのモード切換つまみ15は、ブランクスキッ
プ(テープに無録音部分が一定の時間あると、自動的に
録音部分まで早送りする機能)のオン/オフ切換つまみ
をも兼ねている。
【0027】一方、自動音量調整切換つまみ16は、再
生音を自動的に最適の音量に調整する機能(AVLS)
のオン/オフを切換える操作部材である。
【0028】これらモード切換つまみ15と自動音量調
整切換つまみ16は何れもスライド式の操作部材であ
り、即ちこれらのつまみを指先でスライドさせることに
より、筐体2の内部に設けられたスライドスイッチが操
作されて、それに応じた設定が行なわれる。
【0029】そしてこれらモード切換つまみ15と自動
音量調整切換つまみ16は、電池蓋6が開いている状態
(図2)において操作が可能であり、電池蓋6を閉じた
状態(図1)では電池蓋6によって完全に覆われて操作
ができなくなるものである。
【0030】これらモード切換つまみ15と自動音量調
整切換つまみ16は頻繁に使用するものではなく、即ち
他の操作部材に比して使用頻度が少ない操作部材であ
り、従って電池蓋6で覆われて操作できなくても、カセ
ットプレーヤの通常の使用において不便を感じることは
殆どない。
【0031】以上のように本例のカセットプレーヤ1
は、各種の操作部材のうち比較的使用頻度の少ない操作
部材であるモード切換つまみ15と自動音量調整切換つ
まみ16を、電池蓋6で覆われる部面2cに配置した構
造に特徴を有するものである。
【0032】このように構成したことにより本例のカセ
ットプレーヤ1では、電池蓋6で覆われるモード切換つ
まみ15と自動音量調整切換つまみ16を誤って操作す
ることはないので、誤動作のおそれが少なくなる。
【0033】また本例のカセットプレーヤ1において
は、モード切換つまみ15と自動音量調整切換つまみ1
6が電池蓋6で覆われることにより、筐体2の表面に表
出される操作部材が少なくなるので、デザイン的にシン
プルですっきりした外観とすることができる。
【0034】さらに本例のカセットプレーヤ1では、モ
ード切換つまみ15と自動音量調整切換つまみ16を電
池蓋6で覆われる部面2cに配置したことにより、筐体
2の内部に設けられるスイッチ類の配置にスペース的な
余裕ができるので、このスイッチ類の電気的配線に高い
コストを要することはない。
【0035】尚、本例のカセットプレーヤ1において
は、モード切換つまみ15と自動音量調整切換つまみ1
6の操作は前述した如く電池蓋6を開いて行なうが、こ
の電池蓋6が開いた状態でもカセットプレーヤは動作が
可能である。従って、モード切換つまみ15と自動音量
調整切換つまみ16は、カセットプレーヤの動作中(プ
レイ中)でも何ら支障なく操作できるものである。
【0036】図4は本例のカセットプレーヤ1のモード
切換つまみ15と自動音量調整切換つまみ16の配置部
における内部構造を示している。
【0037】モード切換つまみ15と自動音量調整切換
つまみ16は筐体2の内部に組み込まれており、夫々そ
の頭部15aと16aが筐体2に形成された長孔17と
18から筐体2の表面に表出されるようになっている。
【0038】長孔17と18は夫々モード切換つまみ1
5と自動音量調整切換つまみ16の頭部15aと16a
より長く形成されており、この長孔17と18に沿って
モード切換つまみ15と自動音量調整切換つまみ16が
スライド操作される。
【0039】モード切換つまみ15と自動音量調整切換
つまみ16に対応して筐体2の内部に配される回路基板
19の上には、スライドスイッチ20と21が固定され
ており、このスライドスイッチ20と21の操作子20
aと21aに夫々モード切換つまみ15と自動音量調整
切換つまみ16の切欠凹部15bと16bが係合され
る。
【0040】これにより、モード切換つまみ15をスラ
イドさせるとスライドスイッチ20が操作され、自動音
量調整切換つまみ16をスライドさせるとスライドスイ
ッチ21が操作される構造となっている。
【0041】ここでモード切換つまみ15と自動音量調
整切換つまみ16とは一体に成形されている。
【0042】即ち本例では、モード切換つまみ15と自
動音量調整切換つまみ16との間にN字形に屈曲される
細い連結帯22を有し、この連結帯22を介してモード
切換つまみ15と自動音量調整切換つまみ16とが一体
に成形されている。
【0043】この連結帯22はモード切換つまみ15と
自動音量調整切換つまみ16のスライド操作時にそのス
ライド方向に容易に変形し、これによってモード切換つ
まみ15と自動音量調整切換つまみ16の互いの円滑な
スライド操作を可能とする。
【0044】そしてこのようにモード切換つまみ15と
自動音量調整切換つまみ16とを一体に成形したことに
より、カセットプレーヤの組立製造工程においてはモー
ド切換つまみ15と自動音量調整切換つまみ16を一度
に組み込むことができ、しかも位置合わせも容易となる
ため、組み込み性が良い。
【0045】尚、モード切換つまみ15と自動音量調整
切換つまみ16との間の連結帯22は、本例に示したよ
うなN字形の屈曲形状に限ることなく、モード切換つま
み15と自動音量調整切換つまみ16の円滑なスライド
操作を可能とする変形し易い屈曲形状であればどのよう
な形状でもよい。
【0046】以上、本発明の実施の形態をカセットプレ
ーヤについて説明したが、本発明はカセットプレーヤ以
外にも、複数の操作部材を有する電子機器の全般に幅広
く適用できるものであることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明の電子機器においては、使用頻度
の少ない操作部材を電池蓋で覆われる部分に配置したこ
とにより、誤動作のおそれが少なくなり、またデザイン
的にもシンプルですっきりとした外観とすることがで
き、さらには機器内部における電気的配線にも余裕がで
きる。また本発明の電子機器では、電池蓋で覆われる操
作部材は機器の動作中でも何ら支障なく操作することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カセットプレーヤの斜視図である。
【図2】同、電池蓋が開いた状態である。
【図3】カセットプレーヤにおけるモード切換つまみと
自動音量調整切換つまみの配置部の平面図である。
【図4】同、内部構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥カセットプレーヤ、2‥‥筐体、5‥‥電池収納
部、6‥‥電池蓋、15‥‥モード切換つまみ(使用頻
度の少ない操作部材)、16‥‥自動音量調整切換つま
み(使用頻度の少ない操作部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の持つ各種機能を操作するための複
    数の操作部材を有してなる電子機器において、上記複数
    の操作部材の一部を、電池収納部を開閉する電池蓋で覆
    われる部分に配置したことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記電池蓋で覆われる操作部材は、他の
    操作部材に比して使用頻度の少ない操作部材であること
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器。
JP10773396A 1996-04-26 1996-04-26 電子機器 Pending JPH09298842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10773396A JPH09298842A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10773396A JPH09298842A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09298842A true JPH09298842A (ja) 1997-11-18

Family

ID=14466576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10773396A Pending JPH09298842A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09298842A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210151424A (ko) * 2020-06-05 2021-12-14 이정호 배터리 역삽 보호 기능을 갖는 뮤직플레이어

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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