JPH1151527A - 障害再始動方法 - Google Patents

障害再始動方法

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JPH1151527A
JPH1151527A JP10164558A JP16455898A JPH1151527A JP H1151527 A JPH1151527 A JP H1151527A JP 10164558 A JP10164558 A JP 10164558A JP 16455898 A JP16455898 A JP 16455898A JP H1151527 A JPH1151527 A JP H1151527A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷機のための障害再始動方法を提供する。 【解決手段】 障害時再始動ルーチン50は、障害状態
が給水口障害の場合、ルーチンは、製氷機の再始動を試
行する前に、第1の所定時間だけ待機する(58)。障
害を給水口障害以外の何かとして検出した場合、システ
ム・コントローラは、製氷機を再始動させる前に、第2
の所定時間だけ待機する(80)。製氷機を再始動した
後、製氷機が1回の完全な動作(即ち、1つの完全な冷
凍サイクルおよび1つの完全な集氷サイクル)を完了
(84)した場合、障害時再始動ルーチンを出、先に発
生した障害コードをクリアする(86)。製氷機10
が、所定回数以内の再始動試行で1回の完全な動作サイ
クルを完了しない場合、システム・コントローラは障害
信号をLEDディスプレイに発生し(74)、それ以上
製氷機を再始動させる試行を行わない(76)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障害を検出した後
製氷機の動作を自動的に再始動させ、所定回数の再始動
試行内で適正な動作を再開できない場合、コントローラ
を用いて障害信号を操作員に発生する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】製氷機は、種々の商業的用途および住居
用途に幅広く用いられている。商業的用途では、多くの
場合製氷機を用いて毎日大量の氷を製造する。殆どの場
合、このような製氷機は、レストラン、ホテル、および
コンビニエンス・ストア等において連続的に(即ち、毎
日24時間)稼働している。
【0003】時として、商用製氷機では障害状態が発生
して、製氷機のリセットまたは再始動を必要とすること
がある。これらの障害状態は、多くの場合、製氷機の再
始動に有資格保守要員の対応を必要とするような重大な
障害ではない。多くの場合、これらの障害状態は比較的
軽微なものであり、電気的サージまたはヒューズ切れ(b
rown-out)状態のような要因によるものである可能性が
高いが、製氷機の種々の動作構成要素に一時的なストレ
スを与え得るものである。このような状態も製氷機の動
作を中断させる可能性があり、一時的に貯水器内の水位
が不十分または過剰となったり、あるいはコンプレッサ
から放出される気体性冷媒の温度が高すぎたりまたは低
すぎる等が発生する結果となる。
【0004】上述の障害またはその他の同様な障害のい
ずれかが発生した場合、これまでに開発された製氷機
は、多くの場合障害信号を発生して、所有者、係員、ま
たは製氷機を設置してある事業所(business establishm
ent)のその他の人に、問題を解決するためには有資格保
守要員が必要であることを示す。他の製氷機では、上述
の障害状態を1回以上検出すると、操作員にある形態の
再始動動作またはシーケンスを手作業で開始させ、製氷
機に動作を継続させるようにしなければならないものが
ある。いずれの場合でも、障害状態は、その最初の発生
から15分ないし60分の内に緩和する。製氷機を設置
してある事業所に保守要員を呼び出したが、障害状態が
納まってしまった場合、これは事業所の所有者に不要の
コストが発生することを意味する。手作業によるリセッ
ト動作を開始するために事業所の従業員または係員を必
要とする場合、従業員または係員に煩わしさが追加さ
れ、障害状態が発生した場合に、製氷機の再始動時に素
早い対応が可能となるように、製氷機を比較的注意深く
監視する必要がある。明らかに、従業員または係員が製
氷機の動作に細心の注意を払っていない場合、障害状態
が発生し、望ましくない程長い時間にわたって製氷機の
動作が中断する可能性がある。とりわけ、毎日非常に大
量の氷が必要となる夏場の月では、このような発生は特
に厄介な問題となることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、障害状態
が発生した後、自動的に動作を再始動しようとする前
に、所定の時間だけ待機することができる製氷機を提供
することができれば、非常に望ましいであろう。これ
は、異常な動作(例えば、電力のサージまたはヒューズ
切れ)状態が緩和する時間を与えると共に、動作の継続
にはリセットまたは再始動コマンドを必要とする障害状
態に製氷機が陥った場合に、従業員またはその他の係員
が手作業で製氷機のリセットを行ったり、製氷機の動作
を周期的にチェックする必要性を軽減することになろ
う。
【0006】また、検出した障害状態のために製氷機が
停止した後に、検出した障害状態が、一時的な障害状態
によるものではなく、有資格保守要員の対応が必要なも
のであることを判定する前に、所定回数再始動動作を自
動的に試行する機能を備えることも、非常に望ましいで
あろう。操作員または係員に障害状態を知らせる前に、
少なくともある制限した回数だけ自動的に再始動を試行
する製氷機であれば、有資格保守要員の対応を必要とせ
ず、一時的な障害状態が軽減し得る程度の時間にわたっ
て、1回、2回またはそれ以上製氷機を単に再始動させ
ることによって除去可能な、一時的な障害状態が存在す
るに過ぎない場合に、保守要員を呼び出さずに済むこと
が保証されることになる。
【0007】本発明の更に別の目的は、障害状態が発生
して製氷機が停止した後に、製氷機の動作を再始動させ
る方法を提供することである。この方法は、製氷機の全
体的なコストやその全体的なサイズに認め得る程の増大
を招くことなく、また所定の制限回数製氷機の自動再始
動を試行する前に、操作員または係員からの入力を全く
必要としない。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述のおよびその他の目
的は、本発明の好適な方法にしたがって、障害状態が製
氷機を停止させた後に、この製氷機の動作を再始動させ
るための自動再始動方法によって得られる。好適な方法
は、製氷機のコントローラが障害状態を検出して、製氷
機を停止させた後に、ある制限した回数の時間遅延およ
び製氷機の再始動を試行する。製氷機を再始動させる試
行を制限回数行った後に、まだ障害状態が残っている場
合、本発明の方法は、コントローラを用いて、障害状態
が発生したことを通知し、そして製氷機を停止させるこ
とを含む。この障害信号を供給した場合、製氷機の操作
員または係員は、障害状態が、有資格保守要員の対応を
必要とする可能性が高いものである、という保証が得ら
れる。更に、自動停止によって、製氷機の種々の構成要
素が、電力のサージまたはヒューズ切れ状態のような一
時的な電力異常によって、損傷を受けないことを保証す
る。
【0009】本発明の一方法は、概略的に、製氷機を停
止させた障害条件を検出した場合、障害カウンタを増分
するステップを含む。すると、製氷機のコントローラ
は、所定の時間だけ待機し、その後に再始動シーケンス
即ちルーチンを実行する。所定の時間が経過した後、コ
ントローラは、再始動ルーチンを実行し、そして1回の
完全な動作サイクル(即ち、1回の完全な「凍結」およ
び1回の完全な「集氷(harvest)」)を実行しようとす
る。別の障害状態を検出することなく、1回の完全な動
作サイクルが続いて完了しない場合、障害カウンタを増
分し、そしてコントローラは再度所定の時間だけ待機し
た後、始動ルーチンの2回目の実行を行う。製氷機の2
回目の再始動の結果、1回の完全な動作サイクルが完了
する前に障害状態が発生した場合、障害カウンタを再度
増分する。
【0010】所定の回数(即ち「試行回数」)製氷機を
再始動させた後、1回の完全な動作サイクルの前に障害
状態がまだ発生する場合、コントローラは製氷機を停止
させる。これ以上製氷機を自動的に再始動させる試行は
行わない。
【0011】本発明の別の好適な実施形態では、第2の
タイマも含ませる。第1のタイマは、障害状態が給水口
(water inlet)障害によるものであった場合に始動させ
る。障害状態が給水口障害によるものでなかった場合、
第2のタイマを始動させる。このようにして、再始動ル
ーチンを実行する前に、検出した障害のタイプに応じ
て、異なった時間を遅延時間として選択することができ
る。
【0012】上述の全ての実施形態では、障害状態によ
って製氷機が停止した後に、所定の長さの時間だけ待機
し、次いで製氷機を再始動させ、1回の完全な動作サイ
クルを実行する試行を、少なくとも制限回数だけ実行す
るという利点が得られる。このようにして、操作員また
は係員は、障害状態が、保守要員の早急な対応を要する
ものではない、という保証を得ることができる。また、
本発明の方法は、障害状態が発生した場合に、製氷機の
再試行を行う前に、操作員または係員からの入力を全く
必要としない。操作員または係員が障害状態の発生を知
っているか否かには関係なく、更に、操作員または係員
が多忙のためその時点で問題に対処しようとしても不可
能な場合でも、障害状態が発生した後に、比較的素早く
再始動を試行することができる。
【0013】本発明の種々の利点は、以下の詳細な説明
および特許請求の範囲を読むことによって、更に図面を
参照することによって、当業者には明白となろう。
【0014】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、これには、氷
貯蔵器12上に配置した製氷機10を示している。製氷
機10は、概略的に、ある量の水を内部に収容する貯水
器即ちリザーバ(reservoir)14、貯水器14内の水位
の指示を示すフロート形態の水位センサ16、および水
を貯水器14に汲み上げ、更に複数の蒸発器20に水を
供給する水ポンプ18を含む。水位センサ16は、信号
をシステム・コントローラ22に供給し、システム・コ
ントローラ22は、リザーバ14から排出した水の量
を、「集氷」動作サイクルに入る時間がいつかに関する
指示として用いる。また、システム・コントローラ22
は、給水口バルブ24を制御し、製氷機10の「冷凍」
および「清掃」動作サイクルの間に必要な水を、貯水器
14に給水させる。
【0015】更に、システム・コントローラ22は、コ
ンプレッサ26の動作を制御する。コンプレッサ26
は、冷媒を製氷機の蒸発器20および凝縮器(図示せ
ず)に通す。最後に、キューブ・ディフレクタ(cube de
flector)28を備え、蒸発器20の上面を流れる水が、
キューブ・ディフレクタ28内に形成したスロットを通
じて落下し、再度貯水器14に戻るようにする一方、集
氷サイクルの間に蒸発器20から放出する氷を氷貯蔵器
12に排出して、一時的に貯蔵する。
【0016】製氷機10は、一旦電源を投入すると、概
略的に2つの主要な動作サイクル、即ち冷凍サイクルお
よび集氷サイクルを有するものとして見ることができ
る。冷凍サイクルでは、コントローラ22によって水ポ
ンプ18およびコンプレッサ26双方をオンに切り換
え、水ポンプが蒸発器20の上面へ水を汲み上げるよう
にすることによって、水が蒸発器20上を流れ、蒸発器
20を通過する冷媒によって冷やされ、蒸発器20上に
おいてアイス・キューブを形成する。システム・コント
ローラ22は、貯水器14内の水位が冷凍サイクルの間
に低下した量を示す、水位センサ16から受信する信号
によって、アイス・キューブが十分なサイズのものとな
ったことを検出する。一旦冷凍サイクルの間に所定量の
水を貯水器14から引き出したなら、コントローラ22
は、集氷サイクルに移行させる。
【0017】集氷サイクルでは、コンプレッサ26から
高温ガス・ソレノイド・バルブ(図示せず)を介して、
蒸発器20内へ高温ガスを送出して、蒸発器20を加熱
する。蒸発器20を加熱することの結果、その上に形成
されたアイス・キューブが蒸発器20からキューブ・デ
ィフレクタ28上に落下し、そして氷貯蔵器12に入
る。コンプレッサ26からの高温ガスは、所定時間蒸発
器20中を循環させることにより、全てのアイス・キュ
ーブが蒸発器20から確実に放出されるようにする。製
氷機10の全体的な動作に関する更に詳しい情報は、添
付の補足資料「A」で提供する。尚、これまでの説明
は、単に製氷機10の動作の概要として示したに過ぎな
いが、以下に記述する本発明の方法の説明のための枠組
みを与えるためのものである。
【0018】図2を簡単に参照すると、システム・コン
トローラ22は、複数の指示光および手動操作可能な押
しボタン・スイッチ34〜40を有するコントロール・
パネル30を含む。好適な形態の1つでは、指示光はL
EDインジケータ34a〜40aであり、「貯蔵器満
杯」、「冷凍」、「集氷」、「清掃」、「オフ」、
「水」および「冷却」を示す。スイッチ34〜40は、
ユーザが手で操作することができる。プッシュボタン3
4〜40のいずれか1つを押して放すと、選択した機能
を実行させる。LEDインジケータ42(水)および4
4(冷却)は、「給水口障害」および「冷却」障害に関
連する障害状態をそれぞれ示すために設けている。「貯
蔵器満杯」LEDが点灯すると、氷貯蔵器12(図1)
が満杯であることを示す。
【0019】次に、図3を参照し、本発明の好適な方法
による障害時再始動ルーチン50を示す。障害時再始動
ルーチンには、製氷機10の動作において、製氷機10
の停止の原因となった障害が検出された場合にはいつで
も入る。端的に言えば、障害時再始動ルーチン50は、
システム・コントローラ22に所定時間だけ待機させ、
次いで製氷機10を再始動させ、自動的に製氷機の動作
を再開させる処置において制限回数だけこのプロセスを
繰り返させる。
【0020】停止が発生した場合、システム・コントロ
ーラ22は、コンプレッサ26、ファン・モータ(図示
せず)または液体ライン・ソレノイド(図示せず)、水
ポンプ18をオフに切り換え、高温ガス・ソレノイド
(図示せず)および給水口ソレノイド・バルブ24を閉
じる。高温ガス・ソレノイドは、当技術分野では公知の
ように、コンプレッサの排出ポートと蒸発器20の各々
の入力側との間で排出ラインに配したソレノイド・バル
ブである。
【0021】引き続き図3を参照する。一旦障害状態を
検出し、障害フラグをシステム・コントローラ22内で
セットすると、検出した障害が、ステップ52に示すよ
うな「給水口障害」であるか否かについて判定するため
にチェックを行う。「給水口障害」は、給水口ソレノイ
ド・バルブ24(図1)に関係する障害、または貯水器
14内の水位が低すぎることを示す障害である。この質
問に対する回答が「YES」の場合、システム・コント
ローラ22は、ステップ54に示すように、「オフ」L
ED(図2)を点灯し、「水」LED42(図2)を点
灯することによって、障害コードを表示する。ステップ
56に示すように、給水口障害時再始動時間(WIFR
T)タイマを始動させ、システム・コントローラ22
は、ステップ60に示すように給水口ソレノイド・バル
ブ24をオンに切り換える前に、ステップ58に示すよ
うに、所定のWIFRT時間だけ待機する。WIFRT
タイマは、好ましくは約20分の期間を有するタイマで
ある。次に、ステップ62に示すように、給水口障害状
態が解消したか否かを判定するためにチェックを行い、
解消したのであれば、ステップ64に示すように給水口
障害コードをクリアし、そしてステップ66に示すよう
に「再始動」シーケンスを開始する。再始動ルーチンの
動作シーケンスの説明は、補足資料Aの第2.5章ない
し2.5.6.4章に見出すことができる。
【0022】更に図3を参照する。ステップ52におけ
る質問に対して、「NO」の回答が得られた場合、「一
般障害状態」が発生したとみなす。「一般障害状態」と
は、例えば、検知した障害状態が製氷機10の氷貯蔵器
のレベル・センサ(図示せず)に関係するもの、コンプ
レッサ26から排出される気体冷媒の放出温度が過度に
高い状態、または、所定の時間内に完了しない集氷サイ
クルが検出された場合を含むことができる。
【0023】一般障害状態を検出した場合、システム・
コントローラ22は、ステップ68に示すように、「オ
フ」LED(図2)を点灯し、図2における「冷却」L
ED44を点灯することによって、障害コードを表示す
る。次に、ステップ70に示すように、障害時再始動試
行(FRT)カウンタを増分し、ステップ72に示すよ
うに、システム・コントローラ22は、FRTカウンタ
が最大のプリセットのカウント即ち値に等しいか否かに
ついて判定するチェックを行う。FRTカウンタは、障
害時再始動ルーチン50の間にシステム・コントローラ
22が製氷機を再始動した回数を追跡するカウンタであ
る。再始動試行の最大のカウント即ち値は、システム・
コントローラ22のEEPROM内の値であり、給水口
障害以外の障害に遭遇した後、連続して何回コントロー
ラ22が製氷機10を再始動させようとするのかを決定
する。好適な方法では、この値は2であり、システム・
コントローラ22が少なくとも2回の再始動試行を自動
的に行おうとすることを示す。
【0024】障害状態がちょうど発生したが、以前には
製氷機10は適正に動作していたと仮定すると、この時
点でFRTカウンタは「1」の値を有するに過ぎない。
したがって、ステップ72における質問は「NO」の回
答を得る。それ以外の状況であった場合、即ち、2回の
再始動を既に行っており、検出した障害が給水口障害に
は関係ない場合、ステップ72において、再始動の第3
の試行を行うと、「YES」の回答が得られる。この場
合、システム・コントローラは、ステップ74に示すよ
うに、障害コードを表示し、続いて、ステップ76に示
すように、障害時再始動ルーチンを終了する。システム
・コントローラは、製氷機10を自動的に再始動させる
試みをこれ以上行わない。この時点において、操作員ま
たは係員が介入し、「オフ」ボタン40(図2)を押す
ことによって手動で製氷機10をリセットし、再始動を
再度試行できるようになる前に製氷機をリセットしなけ
ればならない。
【0025】更に図3を参照し、ステップ72のチェッ
クにおいてFRTカウンタが最大カウントに等しくない
場合、ステップ78に示すように一般障害時再始動時間
(GFRT)タイマを始動させる。好適な方法の1つで
は、GFRTタイマは、好ましくは約50分の所定期間
を有する。しかしながら、GFRTタイマの所定期間
は、WIFRTタイマの期間と同様、かなりの変更が可
能であることは認められよう。したがって、GFRTタ
イマおよびWIFRTタイマの所定時間は、システム・
コントローラ22が、給水口障害または一般障害のいず
れかを検出した後に、製氷機10の再始動を試行する前
に、待機する時間遅延をそれぞれ表している。
【0026】引き続き図3を参照する。システム・コン
トローラ22は、ステップ80に示すように、GFRT
タイマが満了するまで待機し、次いで、ステップ82に
示すように、再始動シーケンスに入る。再始動シーケン
スに入った後、システム・コントローラ22は、ステッ
プ84に示すように、製氷機10の動作を監視して、別
の障害を検出することなく、1回の完全な動作サイクル
が実行されたか否かについて判定を行う。続く1回の完
全なサイクルとは、別の障害を全く発生することなく、
1回の完全な冷凍サイクルと1回の完全な集氷サイクル
とを実行することを意味する。障害が発生したときに、
製氷機が既に集氷サイクルに入っていた場合、別の障害
を全く検出することなく、1回の完全な冷凍サイクルを
実行し、続いて1回の完全な集氷サイクルを実行してい
なければならない。ステップ84における質問に対する
回答が「YES」の場合、ステップ86に示すように、
システム・コントローラ22はFRTカウンタをリセッ
トし、障害状態をクリアし、障害時再始動ルーチンを終
了する。
【0027】以上の説明から、障害時再始動ルーチン5
0は、製氷機が検出された障害状態のために停止した場
合、システム・コントローラ22に、製氷機10の再始
動を少なくとも制限回数だけ自動的に開始させるもので
あることが認められよう。障害が給水口障害である場
合、システム・コントローラ22が試行する再始動の回
数には限度を設けない。即ち、システム・コントローラ
22は、各再始動を試行する前に、所定時間(約20
分)待機するだけである。検出した障害が給水口障害以
外の障害である場合、システム・コントローラ22は、
各再始動を試行する前に、第2の所定時間(即ち、約5
0分)だけ待機しなければならない。検出した障害が給
水口障害以外の障害である場合、所定の回数のみ再始動
を行う。必要であれば、WIFRTタイマおよびGFR
Tタイマの所定時間はかなりの変更が可能であることも
認められよう。WIFRTタイマおよびGFRTタイマ
の20分および50分という時間をそれぞれ選択したの
は、これらが、種々の障害状態を軽減させるのに十分な
時間であることが分かったからである。
【0028】また、本発明は、ある所定のタイプの障害
の検知に限定するものではないことも認められよう。本
発明の方法は、事実上あらゆる形態の検知デバイス
(群)と共に用いて、製氷機10を停止させる前に、あ
る回数の再始動試行を行うことができる。更にまた、本
発明は、障害のタイプを給水口障害またはその他の形態
の障害のいずれかに分類しているが、これよりも多いま
たは少ない特定のタイプの障害分類を実施することも可
能であり、検知する障害の分類に応じて、異なる時間遅
延期間の数を増減して組み込むことも可能であることは
認められよう。その上更に、これまでに製氷機の再始動
を試行した回数に応じて、時間遅延期間の長さを短縮ま
たは延長することも可能である。また、検出した障害の
タイプ即ち分類に応じて、再始動の試行を実施する回数
を変更することも可能である。
【0029】次に図4および図5を参照すると、これら
には、本発明の別の好適な方法による、障害時再試行方
法100を示している。方法100は、障害時再始動ル
ーチン50との関連で記述した時間遅延を与え自動再始
動回数を制限することだけでなく、インテリジェント制
御の度合いを更に高めて含ませてある。
【0030】図4を具体的に参照すると、ステップ10
2に示すように製氷機10が障害状態を検出した後、ス
テップ104に示すように、製氷機10が「清掃」動作
サイクル内にあった間に、障害が発生したか否かについ
て質問を行う。この質問に対して「YES」の回答が得
られた場合、ステップ106に示すように障害状態を無
視し、製氷機10の動作を継続する。質問に対して「N
O」の回答が得られた場合、ステップ108に示すよう
に障害フラグをセットし、ステップ110に示すように
「オフ」LEDを点灯し、障害コードを表示する。次
に、ステップ112に示すように、検出した障害が「給
水口障害」であるか否かについて質問を行う。「給水口
障害」である場合、ステップ114に示すように、WI
FRTタイマを始動させる。
【0031】ステップ114においてWIFRTタイマ
を始動した後、ステップ116に示すようにオフ・スイ
ッチをチェックし、これが押されているか否かについて
判定を行う。押されている場合、ステップ118に示す
ように先にセットした障害フラグを解除し、ステップ1
20に示すように製氷機10はオフ・モードに入る。ス
テップ116における質問に対して「NO」の回答が得
られた場合、ステップ122に示すように、集氷、清掃
および冷凍スイッチをチェックし、これらのスイッチの
いずれか1つを、操作員が押したか否かについて判定を
行う。これらのスイッチのいずれか1つが押されている
ことを検出した場合、ステップ124に示すように、押
されたスイッチに関連する機能を無視する。ステップ1
22における質問に対する回答が「NO」である場合、
ステップ126に示すように、WIFRTタイマがタイ
ム・アウトしたか否かについて判定するためにチェック
を行う。タイム・アウトした場合、ステップ128に示
すように給水口ソレノイド・バルブ24をオンに切り換
え、貯水器14に水を入れさせる。次に、ステップ13
0に示すように、最長「貯水器充填時間」内に貯水器1
4が満杯になったか否かについて判定するためにチェッ
クを行う。貯水器充填時間内に貯水器14が満杯になっ
ていることを検出した場合、ステップ132に示すよう
に、再始動シーケンスを実行し、障害フラグをリセット
する。ステップ130において、貯水器充填時間内に貯
水器が満杯になったことを検出しなかった場合、ステッ
プ114にジャンプし、ステップ114に示すようにW
IFRTタイマを再始動し、ステップ116、122お
よび126を繰り返す。ステップ126における質問に
対して「NO」の回答が得られた場合、WIFRTタイ
マがまだタイム・アウトしていないことを示しているの
で、ステップ134に示すようにWIFRTタイマを増
分し、ステップ116、122および126において前
述のスイッチを再度チェックする。
【0032】更に図4を参照して、ステップ112にお
ける質問によって、障害が「給水口障害」でないことを
示す場合、ステップ136に示すように、FRTカウン
タを増分する。次に図5を参照し、ステップ138に示
すように、FRTカウンタが最大のFRTカウント即ち
FRT値に等しいか否かについて判定するためにチェッ
クを行う。この質問に対して「YES」の回答が得られ
た場合、ステップ140に示すようにオフ・キーをチェ
ックし、操作員がこれを押したか否かについて判定を行
う。押した場合、ステップ142に示すように障害フラ
グをリセットし、FRTカウンタをリセットし、GFR
TタイマおよびWIFRTタイマ双方をリセットする。
次に、製氷機10は、ステップ144に示すように、オ
フ状態に入る。ステップ140における質問において、
オフ・キーが押されていないことを示した場合、ステッ
プ146に示すように、冷凍スイッチ、清掃スイッチ、
および集氷スイッチをチェックし、これらのスイッチの
いずれか1つが押されているか否かについて判定を行
う。いずれか1つが押されている場合、ステップ148
に示すように、押されたキーを無視する。これらのスイ
ッチがいずれも押されていない場合、ステップ140に
ジャンプし、オフ・スイッチが押されているかについて
再度チェックを行う。
【0033】更に図5を参照する。ステップ138のチ
ェックにおいて、FRTカウンタが最大のFRT値即ち
FRTカウンタに等しくない場合、ステップ150に示
すようにGFRTタイマを始動させる。次に、ステップ
152に示すように、オフ・キーをチェックし、これが
押されているか否かについて判定を行う。押されている
場合、ステップ154に示すように、障害フラグをクリ
アし、製氷機は、ステップ156に示すように、オフ・
モードに入る。集氷スイッチ、清掃スイッチまたは冷凍
スイッチが押されている場合、ステップ158に示すよ
うに、その押されているスイッチを、ステップ160に
示す通りに無視する。次に、ステップ162に示すよう
に、GFRTタイマがタイム・アウトしたか否かについ
て判定するためにチェックを行い、タイム・アウトした
場合、ステップ164に示すように、障害時再始動シー
ケンスを実行する。障害時再始動シーケンスを実行した
後、ステップ166に示すように、別の障害もなく、1
回の完全な冷凍サイクルおよび1回の完全な集氷サイク
ルを実行したか否かについて判定を行う。別の障害を発
生せずにこれらのサイクルを実行した場合、ステップ1
68に示すように障害フラグ、FRTカウンタおよび上
記タイマをリセットし、ステップ170に示すように正
常な動作の継続を行う。1回の完全な冷凍サイクルおよ
び1回の完全な集氷サイクルを実行する前に別の障害を
検出した場合、図4のステップ110にジャンプし、オ
フLEDを点灯し、障害コードを表示する。
【0034】以下の補足資料Aは、製氷機10の種々の
動作サイクルに関する更に詳細な記述を提供する。
【0035】1.3定義 スラッシュ防止ポンプ・オフ時間(ANTI-SLUSH PUMP OFF
TIME) :冷凍サイクルの間に、蒸発器プレートへの水の
冷凍を促進するために、水ポンプをオフにする時間長スラッシュ防止イネーブル・サイクル(ANTI-SLUSH ENAB
LE CYCLES) :コンプレッサをオンに戻した際に、スラッ
シュ防止機構を作動させる冷凍サイクルの回数。貯蔵器空時間(BIN EMPTY TIME) :貯蔵器満杯状態でなく
なった後に、コントローラが氷貯蔵器満杯モードに留ま
る時間量。貯蔵器満杯最短時間(BIN FULL MIN) :貯蔵器満杯状態を
登録するために貯蔵器満杯センサを遮断しなければなら
ない時間量。チェックサム(CHECKSUM) :EEPROMのアドレス0に
格納した二進値であり、EEPROMのアドレス1ない
し63までと加算した場合、下位8ビットの加算が25
5に等しい二進値が得られる。清掃水洗時間(CLEAN RINSE TIME) :新鮮な供給水を流入
させる前に、貯水器内の水を配水系全体にわたって循環
させる時間。清掃水洗充填時間(CLEAN RINSE FILL TIME) :清掃にお
ける水洗サイクルの間に、水ソレノイドを開放し、シス
テムを浄化する時間。最大排出速度(DISCHARGE RATE MAX) :冷凍サイクルの間
に排出温度が上昇しなければならない最高必要速度。排出温度値(DISCHARGE TEMP VALUE) :サイクル終了ファ
ン・オフ遅延時間を用いるべきかを判定するために用い
る温度値。排出温度差(DISCHARGE TEMP DELTA) :動作の障害とみな
されるのを防止するために必要な排出ライン温度の最少
上昇度。最高排出温度(DISCHARGE TEMP MAX) :正常動作につい
て、排出温度センサから見た場合の最高許容温度。この
温度を超えると、排出ガスの過熱障害とみなす。サイクル終了ファン・オフ遅延(END-OF-CYCLE FAN OFF
DELAY) :冷却サイクル完了の際に、凝縮器のファンをオ
フに切り換える時点。EOCFOD値(1〜4) :冷凍サイクルの終了時に、
凝縮器ファンをオフにしておく時間長を制御するための
時間値。障害時再始動試行(FAULT RESTART TRIES) :給水口障害
以外の障害の遭遇後に、コントローラが再始動させる連
続回数を決定するEEPROM値。流入%値(FLUSH % VALUE) :アドレス65に格納したE
EPROM値であって、5つの流入率の内どれを用い
て、システム流入時間を決定するかを識別するもの。ファン・オフ遅延設定時点(FAN OFF DELAY SET UP TIM
E) :冷凍サイクルに入り、サイクル終了ファン・オフ遅
延時間、冷凍中のファン・サイクル、および%集氷遅延
を決定する時点。ポンプ・オフ前固定時間遅延(FIXED TIME DELAY BEFORE
PUMP OFF) :集氷において、前回の集氷サイクルからの
最後のキューブまでの時間の後に、水の落下を防止する
ために水ポンプをオフに切り換える時点。冷凍貯水器再充填値(FREEZE SUMP REFILL VALUE) :貯水
器が保持できる以上の水を蒸発器プレートに貯水する必
要があるシステムでは、これは、集氷シーケンスを開始
する前に、貯水器に水を再充填する回数である。冷凍貯水器温度低下差分(FREEZE SUMP TEMP DROP DELT
A) :動作の障害とみなされるのを防止するために必要
な、冷凍中の貯水器における最小の温度低下。冷凍時貯水器温度低下時間(FREEZE SUMP TEMP DROP TIM
E) :貯水器の水の温度低下を検査し、障害状態が存在す
るか否かについて判定を行い、冷凍サイクルへ入る時
点。最長冷凍時間(FREEZE TIME MAX) :動作障害とみなされ
る前に、冷凍サイクルを実行する最長許容時間。一般障害時再始動時間(GENERAL FAULT RESTART TIME)
再始動の前にコントローラが障害を発見した後に、コン
トローラがオフ・モードに留まる時間。16倍逓倍器。集氷貯蔵器閉塞検知(HARVEST BIN BLOCKAGE SENSE) :貯
蔵器満杯センサが、氷落下とは逆に、貯蔵器満杯状況を
検出したか否かについて判定するために用いる、集氷サ
イクルにおける時間値。集氷遅延時間百分率(HARVEST DELAY TIME PERCENTAGE)
(1〜3) :集氷時間の最後のキューブに対する割合で
あり、集氷遅延時間を判定する。パーセント値は、放出
温度に基づく。集氷流出管浄化時間(HARVEST DRAIN TUBE PURGE TIM
E) :集氷において水ポンプをオンに切り換えた後の遅延
時間。貯水器がこの時間中に満杯未満に低下した場合、
流入を開始する前に、貯水器を再度充填する。集氷最長時間(HARVEST MAXIMUM TIME) :集氷の問題によ
る障害のために、集氷においてシステムが停止する時
間。システムは、停止する前に、集氷最長時間に達する
2回の連続サイクルを有さなければならない。集氷ポンプ・オフ時刻(HARVEST PUMP OFF TIME) :集氷
サイクルを開始時に、水ポンプをオフに切り換える時
刻。集氷時間(HARVEST TIME) :集氷遅延タイマを始動させる
前の集氷における時間。正常動作の下では、集氷時間
は、前回の集氷サイクルの最後のキューブまでの時間と
して定義する。最終検出障害(LAST FAULT DETECTED) :アドレス66に
格納したEEPROM値であり、コントローラが検出し
た最後の障害モードを識別する。最終動作モード(LAST OPERATING MODE) :アドレス64
に格納したEEPROM値であり、電力を失う前のコン
トローラの動作モードを識別する。最短集氷時間デフォルト(MINIMUM HARVEST TIME DEFAUL
T) :システムが最後のキューブまでの有効な時間を有
していない場合に、集氷時間として用いる値。この値
は、あらゆる環境条件の下で容認可能な集氷が得られる
ように定義する。再始動高温ガス・バルブ閉鎖(RESTART HOT GAS VALVE C
LOSED) :再始動モードにおいて高温ガス・バルブを閉じ
ておく時間。再始動高温バルブ開放(RESTART HOT GAS VALVE OPEN)
再始動モードにおいて高温ガス・バルブを開いておく時
間。最長貯水器低下時間(SUMP DROP TIME MAX) :水ポンプが
オンの場合に、貯水器内の水位が、貯水器満杯位置未満
であることが許される最長時間。貯水器充填時間(SUMP FILL TIME) :集氷レベルから最高
レベルまで貯水器に水を充填する際に要する時間。貯水器充填時間デフォルト(SUMP FILL TIME DEFAULT)
実際の貯水器充填時間をまだ決定していない場合に、貯
水器充填時間として用いる時間値。最長貯水器充填時間(SUMP FILL TIME MAX) :動作障害と
みなす前に、貯水器を充填する最長許容時間。貯水器温度下限(SUMP TEMP LOW LIMIT) :貯水器内の水
が製氷できるまでに低下したか否かを判定するために用
いる温度値。可変流入%値 (VARIABLE FLUSH % FLUSH)(1〜5)
貯水器に新鮮な水を流し込む時間長を計算するために用
いる百分率値。配水管流出時間(WATER DISTRIBUTION TUBE DRAIN TIM
E) :水ポンプをオフに切り換えた後に、全ての水が配水
管から流出したことを保証するために必要な時間。給水口障害時再始動時間(WATER INLET FAULT RESTART T
IME) :再始動を試行する前に、コントローラがオフ・モ
ードにおいてアイドル状態にある時間。これは、元来給
水口障害の検出によって停止が行われた場合にのみ発生
する。水バルブ漏れ時間(WATER VALVE LEAK TIME) :冷凍診断
の間に給水口バルブが漏れているか否かを検出するため
に待機する時間。
【0036】2.動作シーケンス 2.1電源投入 初期状態 水位 ....未知 凝縮器ファン ....未知 給水口ソレノイド ....未知 水ポンプ ....未知 コンプレッサ ....未知 高温ガス・ソレノイド ....未知 電力を供給すると、コントローラは、初期化プロセスを
全て実行する。全ての表示LEDは、最初の1秒間点灯
し、次いで1秒間消灯することによって応答する。初期
化の間、コントローラは、自己のRAMチェックを行
い、障害があった場合、ソフトウエア・リセットを行
う。第2に、コントローラは、受電している信号が50
ヘルツかまたは60ヘルツかを検出し、それに応じてそ
のタイミングを調節する。第3に、コントローラは、E
EPROMチェックサムが有効であることをチェックす
る。チェックサムが正しくない場合、有効なチェックサ
ムが8回連続して読み出されるまで、コントローラを停
止状態にし、出力をオフにする。次に、コントローラへ
の電力を除去したときにアクティブであったモードを最
もよく再現する(duplicate)動作モードを選択する。ユ
ーザが以前に認知していなかった全ての障害コードを表
示する。 2.1.1 製氷機が既に停止状態であった場合、2.
4(停止シーケンス)に進む。オフ・モードで最初に電
源投入するように、制御をプログラムする。 2.1.2 製氷機が既に清掃モード(CLEAN)の清掃サ
イクルまたは水洗サイクルのいずれかの部分にあった場
合、または清掃モードにおいてキー押圧を待機していた
場合、連続的に清掃インジケータを点灯し、2.7.7
に進んで水洗サイクルを開始する。 2.1.3 製氷機が既にオンであり、冷凍、または集
氷、または貯蔵器満杯モードにあった場合、2.5(再
始動)に進む。 2.2冷凍 冷凍サイクルに入るのは、正常な集氷サイクル、再始動
サイクルの後、または貯蔵器満杯状態がクリアされた後
である。 初期状態 水位 ....未知 凝縮器ファン ....オフ 給水口ソレノイド ....閉鎖 水ポンプ ....未知 コンプレッサ ....未知 高温ガス・ソレノイド ....開放 2.2.1 「冷凍」インジケータを点灯する。基本排
出温度を測定および格納し、高温ガス・ソレノイドを閉
じる。 2.2.2 ファン・モータを始動させる。ファン・モ
ータは、リモート・アプリケーションの場合、冷凍サイ
クルの間中連続的に作動する。 2.2.3 貯水器が満杯であり、水ポンプがオンであ
ることを確認する。貯水器が満杯でなく、および/また
は水ポンプがオフである場合、2.2.3.1に進む。
その他の場合、コンプレッサをオンに切り換え、2.
2.4に進む。 2.2.3.1 給水ソレノイドを開き、貯水器満杯レ
ベルまで貯水器に充填する。最長貯水器充填時間に示す
秒数以内に貯水器の満杯が検出されない場合、給水口ソ
レノイド障害フラグをセットし、2.9.2(給水障
害)に進む。貯水器満杯ビームおよび貯水器集氷ビーム
双方が遮断されている場合、貯水器満杯ビームのみが遮
断されるまで、または最長貯水器充填時間に示す秒数が
経過するまで、充填を続ける。 2.2.3.2 水ポンプおよびコンプレッサがこれま
でオンになっていなかった場合、これらをオンに切り換
える。貯水器満杯が検出されるまで、充填し続ける。最
長貯水器充填時間に示す秒数以内に貯水器満杯が検出さ
れない場合、給水口ソレノイド障害フラグをセットし、
2.9.2(給水口障害)に進む。 2.2.3.3 給水口ソレノイドを閉じる。 2.2.4 リモート・アプリケーションではない場
合、冷凍モードにおける動作をファン・オフ遅延設定に
示す秒数にわたって実行した後、排出温度をチェック
し、サイクル終了ファン・オフ遅延を、EEPROMに
格納した各値毎にセットする。
【表1】 表2.2.4サイクル終了ファン・オフ遅延時間値 放出温度 サイクル終了ファン・オフ遅延時間 <放出温度1 EOCFOD1 放出温度1−放出温度2 EOCFOD2 放出温度2−放出温度3 EOCFOD3 >放出温度3 EOCFOD4 注:サイクル終了ファン・オフ遅延時間および温度は、2.11のEEPRO M位置およびタイミング分解能表に定義してある。 ファン・オフ遅延設定時間において、放出温度が冷凍フ
ァン・サイクル排出温度未満である場合、冷凍ファン・
サイクル・オン時間にわたってファンを作動させ、次い
で冷凍ファン・サイクル・オフ時間にわたってファンを
オフにする。貯水器集氷レベルに達するまで、ファンを
オンおよびオフするサイクルを繰り返す。排出温度が冷
凍サイクルにおける排出最高温度(°F)を超過した場
合、過剰排出温度フラグをセットし、2.9.1(冷却
障害)に進む。 2.2.5 冷凍の間、貯蔵器満杯検知ビームが貯蔵器
充填最短時間に示す秒にわたって連続的に遮断された場
合、貯水器レベルは満杯よりも高くなっており、貯水器
温度下限には到達していない。2.8(貯蔵器満杯)に
進む。 2.2.6 冷却貯水器温度低下時間内に貯水器温度が
貯水器温度下限に到達しない場合、以下の診断を行う。 2.2.6.1 現在の貯水器温度を冷凍の開始時の貯
水器温度と比較する。貯水器温度が少なくとも貯水器温
度低下差分(°F)だけ低下していた場合、診断を中止
し、冷凍を続ける。その他の場合、次の診断ステップに
移る。 2.2.6.2 現排出温度を基本排出温度と比較す
る。排出温度が少なくとも排出温度差(°F)だけ上昇
していない場合、一般冷却障害フラグをセットし、2.
9.1(冷却障害)に進む。その他の場合、次の診断ス
テップに進む。 2.2.6.3 水ポンプをオフに切り換え、給水口バ
ルブを開く。給水口バルブを開いた後、最長貯水器充填
時間に示す秒数以内に貯水器満杯が検出されない場合、
給水口バルブ障害フラグをセットし、2.9.2(給水
障害)に進む。貯水器満杯を検出した場合、給水口バル
ブを閉じる。配水管流出時間に示す秒数が経過し、貯水
器満杯が検出されている場合、水ポンプをオンに切り換
え、最長貯水器低下時間に示す秒数だけ待機する。最長
貯水器低下時間の終了時に水位が貯水器満杯レベル未満
に低下しない場合、水ポンプ障害フラグをセットし、
2.9.2(給水障害)に進む。水位が低下した場合、
次の診断ステップに進む。 2.2.6.4 水ポンプをオンに切り換えた後、水バ
ルブ漏れ時間において貯水器の水位をチェックする。水
位が貯水器満杯レベルを超えて上昇している場合(おそ
らく、水バルブの漏れによる)、一般給水障害フラグを
セットし、2.9.2(給水障害)に進む。その他の場
合、給水バルブを開き、貯水器満杯レベルまで貯水器を
充填する。給水口バルブを開いた後、最長貯水器充填時
間に示す秒数の間に貯水器満杯が検出されない場合、給
水口バルブ障害フラグをセットし、2.9.2(給水障
害)に進む。貯水器満杯に達した場合、給水口バルブを
閉じ、次の診断ステップに進む。 2.2.6.5 この診断ステップに達した場合、制御
は潜在的なシステムの問題を適切に診断することができ
ない(考えられ得る原因に、貯水器温度センサの故障が
あげられる)。この状態では、制御は、停止に移行する
ことなく、以下のように運転を続けなければならない。 2.2.6.5.1 冷却障害インジケータを点灯す
る。このインジケータは、オフ・ボタンを押すことによ
ってこの障害を解消するまで、点灯状態に留まることに
なる。 2.2.6.5.2 コントローラは、第2.9.3.
1章貯水器温度障害に定義するように動作する。キー押
圧の認識は、第2.13章に記述するものに限定する。 2.2.6.5.3 集氷障害フラグをリセットし、
2.3(集氷サイクル)に進む。 2.2.7 貯水器温度が貯水器温度下限(°F)に到
達したなら、水ポンプをオフに切り換える。スラッシュ
防止ポンプ・オフ時間に示す秒数の後、水ポンプを再び
オンに切り換える。ポンプを再度オンに切り換えた後、
最長貯水器低下時間に示す秒数の間に貯水器が満杯未満
に低下した場合、給水口ソレノイドを開く。一旦貯水器
満杯が検出されるか、あるいは最長貯水器充填時間に示
す秒数が経過したなら、給水口ソレノイドを閉じる。こ
の機構は、コンプレッサを再始動した後、スラッシュ防
止イネーブル・サイクルに示す冷凍サイクルの回数だ
け、イネーブルする。冷凍サイクルの回数は、0ないし
254にプログラム可能であり、255にプログラムす
ると、ルーチンは各サイクル毎に実行する。 2.2.8 大型の製氷機において最大サイズのキュー
ブを作成するためには、冷凍サイクルの間に、冷凍貯水
器再充填に示す回数だけ貯水器に再充填しなければなら
ない場合がある。一旦水が貯水器集氷レベルに達したな
ら、給水口ソレノイドを開く。最長貯水器充填時間に示
す秒数の間に貯水器満杯が検出されない場合、給水口ソ
レノイド障害フラグをセットし、2.9.2(給水障
害)に進む。給水口ソレノイドを閉じる。冷凍給水器再
充填に示す回数だけ貯水器を再充填するまで、先に記し
たように、貯水器を再充填し続ける。適切な回数だけ貯
水器を再充填し、水が貯水器集氷レベルに達したとき
に、ユニットがリモート・アプリケーションではない場
合、凝縮器ファンを停止させ、サイクル終了ファン・オ
フ遅延に示す秒数だけ待機する。冷凍サイクルが、最長
冷凍時間に示す秒数を超過した場合、一般障害フラグを
セットし、そして2.9.1(冷却障害)に進む。その
他の場合、2.3(集氷サイクル)に進む。
【0037】2.3 集氷サイクル−オーバーフロー貯
水塔システム 2.3.1 集氷インジケータを点灯し、高温ガス・ソ
レノイドを開き、集氷タイマを始動させる。リモートの
集氷バイパス・ソレノイド・オン時間にわたってチェッ
ク・バルブ・バイパス・ソレノイドを開く。2つのEE
PROMのプログラム可能な数の一方は、ファン・オフ
遅延/設定に示す秒における排出温度によって決定す
る。コンプレッサがこれまでオフであった場合、これを
オンに切り換え、凝縮器ファンをオフに切り換える。集
氷モードの間に、積層システム送信(Stacked System Tr
ansmit)出力を1秒間オンに、そして1秒間オフにして
送出することによって、積層システム送信出力上で、進
行中の集氷を通知する。 2.3.2 水ポンプをオフに切り換える。集氷水ソレ
ノイド・オフ時間(HARVEST WATER SOLENOID OFF TIME)
に示す秒数の後、給水口ソレノイドを開く。集氷貯水器
充填時間に示す秒数にわたって、または貯水器満杯に達
するまで(いずれか最初に発生した方)、貯水器に充填
する。給水口ソレノイドをオフに切り換える。最長貯水
器充填時間に示す秒数内に貯水器充填が検出されない場
合、給水口ソレノイド障害フラグをセットし、2.9.
2(給水障害)に進む。貯水器満杯ビームおよび貯水器
集氷ビーム双方が遮断されている場合、貯水器満杯ビー
ムのみが遮断されるまで、または最長貯水器充填時間に
示す秒数が経過するまで、充填し続ける。集氷ポンプ・
オフ時間(可変EEPROM数。5つの値に調節可能)
にわたって水ポンプをオフにした後、水ポンプをオンに
切り換える。集氷流出管浄化時間だけ待機する。2.
3.3に述べるように流入を行う。 2.3.3 流入時間は、貯水器充填時間のある割合で
ある。貯水器充填時間を測定していない場合、貯水器充
填時間デフォルトを用いる。流入レベルは、2.3.4
に述べるように、調節可能とする。 2.3.3.1 水ポンプをオンに切り換える前に貯水
器満杯レベルに達した場合、貯水器を充填する時間を記
録する。集氷ポンプ・オフ時間の後、ポンプをオンに切
り換える。集氷流出管浄化時間の後、給水口ソレノイド
をオンに切り換え、貯水器満杯が検出されるまで、2回
目の貯水器充填を行う。貯水器充填時間は、1回目に貯
水器を充填するのに要した時間に、水ポンプを再度オン
に切り換えた後に貯水器を再充填するのに要した時間を
加えた時間である。集氷流出管浄化時間の後、貯水器が
満杯未満に低下しない場合、貯水器充填時間を記録し、
流入を開始する。適切な流入時間にわたり、給水口ソレ
ノイドを開いたままにしておく。次に、給水口ソレノイ
ドを閉じる。 2.3.3.2 水ポンプをオンに切り換える前に、貯
水器満杯レベルに達しない場合、通常通り貯水器充填時
間を記録する。一旦貯水器満杯が検出されたなら、給水
口ソレノイドを、適切な流入時間にわたって開いたまま
にしておく。次に、給水口ソレノイドを閉じる。 2.3.4 可変流入調節。流入レベルは、オフ・モー
ドのみから調節可能とする。3秒より長くかつ6秒未満
にわたって(製氷機がオフ・モードにある場合)オフ・
スイッチが連続して押された場合、制御は、全てのモー
ド・インジケータを1秒間点灯し1秒間消灯する閃光に
よって、流入レベルを調整してもよいことを承認する。
次に、制御は、表2.3.4にしたがって、適切なイン
ジケータを点灯して、現在の流入レベルを示す。冷凍ス
イッチが押されそして放された場合、流入レベルを次に
高いレベルに、または最も高いレベルから最も低いレベ
ルに変化させる。3秒より長くかつ6秒未満にわたって
オフ・スイッチが連続的に押された場合、またはスイッ
チ入力が60秒間なかった後に、制御はオフ・モードに
戻る。流入調節モードでは、オフおよび冷凍(流入レベ
ルのみを調節するため)スイッチ入力のみを認識する
(即ち、集氷および清掃スイッチ入力は無視する)。
【表2】 表2.3.4 流入レベル指示 流入レベル インジケータのLED 貯蔵器満杯 冷 凍 集 氷 清 掃 オ フ 1 オ フ オ フ オ フ オ フ オ ン 2 オ フ オ フ オ フ オ ン オ ン 3 オ フ オ フ オ ン オ ン オ ン 4 オ フ オ ン オ ン オ ン オ ン 5 オ ン オ ン オ ン オ ン オ ン 2.4 停止シーケンス 2.4.1 停止は、以下によって開始することができ
る。 2.4.1.1 オフ・スイッチを3秒未満(保留停
止)、または3秒より長く(即時停止)押す。 2.4.1.2 集氷スイッチを押す(手動集氷)。 2.4.1.3 障害状態時。 2.4.2 コンプレッサを止める。 2.4.3 ファン・モータを止める。 2.4.3.1 空冷モデルでは、2分間ファンをオン
にする。これによって、製氷機を停止する前に、オイル
中の冷媒を沸騰させることができる。 2.4.4 水ポンプを止める。 2.4.5 高温ガス・ソレノイドを閉じる。 2.4.6 給水口ソレノイドを閉じる。 2.4.7 停止後、ユニットは以下のように継続す
る。 「オフ」インジケータを点灯し、スイッチ入力を待つ
か、あるいは停止が給水口ソレノイドの障害によるもの
であった場合は給水障害時再始動時間に示す分数、停止
が他のいずれかの状態によるものであった場合は一般障
害時再始動時間に示す分数だけ待機する。 2.4.7.1 「清掃」を押した場合、2.7(清
掃)に進む。 2.4.7.2 「集氷」を押した場合、2.6(手動
集氷)に進む。 2.4.7.3 「冷凍」を押した場合、2.5(再始
動)に進む。 2.4.7.4 「オフ」を3秒以上押した場合、2.
3.3(可変流入調節)に進む。 2.4.7.5 給水口ソレノイド障害のためにシステ
ムが停止し、給水口障害時再始動時間に示す分数(最長
68分)にわたってオフであった場合、2.5(再始
動)に進む。給水障害後の自動再始動は、障害が清掃中
に発生した場合には行わない。 2.4.7.6 給水ソレノイド障害以外のいずれかの
障害のためにシステムが停止し、一般障害時再始動時間
に示す秒数(最長68分)にわたってオフであった場
合、2.5(再始動)に進む。システムが次のサイクル
を障害なく完了した場合、停止通知や障害通知を全く行
わずに、次に進む。このルーチンは、障害時再始動試行
に示す回数だけ繰り返す。障害時再始動試行に示す回数
だけ連続的に再始動している間に、システムが障害を発
見した場合、2.4に進み、それ以上の再始動の試行は
行わない。 注意:製氷機が集氷障害のために停止する場合にも、2
回の連続的な集氷障害がなければならない(即ち、停止
毎に2回の集氷障害。そして3回の停止は6回の連続集
氷障害が必要となり、ボタン押圧リセットを必要とす
る)。一般障害後の自動再始動は、障害が清掃中に発生
した場合には行わない。
【0038】2.5再始動シーケンス 再始動シーケンスは、ソフトウエア・リセット(監視タ
イマ)によって、給水口ソレノイドの障害後の規定時間
(timed period)後または一般障害後の規定時間後に、停
止の間に冷凍スイッチを押すことによって、または給電
をオンに切り換えることによって開始することができ
る。 初期状態 水位 ....未知 凝縮器ファン ....未知 給水口ソレノイド ....未知 水ポンプ ....未知 コンプレッサ ....未知 高温ガス・ソレノイド ....未知 2.5.1 冷凍インジケータを点滅させる。コンプレ
ッサ、ファン・モータ、または液体ライン・ソレノイド
および水ポンプをオフに切り換える。高温ガス・ソレノ
イドを開き、再始動高温ガス・バルブ開放に示す秒数
(EEPROM値)に設定したタイマを始動し、システ
ムを等化する。 2.5.2 給水ソレノイドを開く。最長貯水器充填時
間に示す秒数内に貯水器満杯が検出されない場合、給水
口ソレノイド障害フラグをセットし、2.9.2(給水
口障害)に進む。貯水器満杯ビームおよび集氷ビーム双
方が遮断されている場合、貯水器満杯ビームだけが遮断
されるまで、または最長貯水器充填時間に示す秒数が経
過するまで、充填を継続する。充填時間(Fill Time)
を、貯水器充填時間デフォルトに示す秒数に設定する。 2.5.3 水ポンプをオンに切り換え、最長貯水器低
下時間に示す秒数だけ待機する。最長貯水器低下時間に
示す秒数だけ経過した後、適切な流入時間(2.3.3
において定義した)にわたって給水口ソレノイドを開い
たままにする。次に、給水口ソレノイドを閉じる。これ
によって、冷凍モードに入る前に、水位を過剰充填点に
位置付ける。 2.5.4 再始動高温ガス・バルブ開放に示す秒数の
残りの分だけ待機し、そして高温ガス・ソレノイドを閉
じる。 2.5.5 「冷凍」スイッチを押すことによって再始
動を開始した場合(集氷を行わない)、2.2(冷凍)
に進む。 2.5.6 冷凍または集氷の間の停電後の電源投入に
よって再始動を開始する場合、またはソフトウエア・リ
セットによって再始動を開始する場合は、次の通りであ
る。 2.5.6.1 コンプレッサをオンに切り換える。再
始動高温ガス・バルブ閉鎖(EEPROM値)に示す秒
数だけ待機し、次いで高温ガス・ソレノイドを開く。 2.5.6.2 排出温度を測定する。再始動高温ガス
・バルブ閉鎖に示す期間の間、10秒毎に排出温度をチ
ェックする。第2の間隔のいずれかの間における排出温
度上昇率が最大排出率(DISCHARGE RATE MAX)よりも大き
い場合、2.2(冷凍)に進む。 2.5.6.3 貯蔵器満杯センサが、貯蔵器充填最短
時間にわたって遮断され、最短集氷時間デフォルトに達
した場合、2.8(貯蔵器満杯)に進む。 2.5.6.4 最短集氷時間デフォルトに示す秒数の
後、2.2(冷凍)に進む。強制集氷の間のいずれかの
時点で冷凍スイッチを押した場合(2.5.6.1ない
し2.5.6.4)、直ちに2.2(冷凍)に進む。 2.6 手動集氷 2.6.1 手動集氷は、冷凍サイクルの間、またはオ
フ・モードから「集氷」スイッチを押すことによって開
始する。手動集氷は、手動集氷の完了時に、オフ・イン
ジケータを閃光させ、コントローラが停止することを示
す。手動集氷の間に「冷凍」スイッチを押すと、オフ・
インジケータが消灯し、手動集氷の完了時に、コントロ
ーラは冷凍モードに戻る。 2.6.2 先に進んで、集氷サイクルを開始する。
【0039】2.7 清掃サイクル 初期状態 水位 ....未知 凝縮器ファン ....未知 給水口ソレノイド ....未知 水ポンプ ....未知 コンプレッサ ....未知 高温ガス・ソレノイド ....未知 2.7.1 清掃インジケータを点滅する、または点滅
し続ける。 2.7.2 コンプレッサ、ファンまたは液体ライン・
ソレノイド、および水ポンプをオフに切り換える。給水
口ソレノイドおよび高温ガス・ソレノイドを閉じる。 2.7.3 給水口ソレノイドを開く。最長貯水器充填
時間に示す秒数以内に貯水器満杯が検出されない場合、
給水口ソレノイド障害フラグをセットし、2.9.2
(給水口障害)に進む。貯水器満杯ビームおよび集氷ビ
ーム双方が遮断されている場合、貯水器満杯ビームだけ
が遮断されるまで、または最長貯水器充填時間に示す秒
数が経過するまで、充填を継続する。次に、給水口ソレ
ノイドを閉じる。 2.7.4 一旦貯水器が満杯になり、清掃サイクルの
開始から配水管流出時間が経過したなら、水ポンプをオ
ンに切り換え、システムを充填する。これによって、貯
水器から十分な水が流出し、清掃用または殺菌用溶液の
ための空間を設ける。 2.7.5 清掃サイクルは、以下によって開始するこ
とができる。 2.7.5.1 「清掃」スイッチを手で押すことによ
って、または外部プロセッサからの信号によって開始す
ることができる。 2.7.6 清掃ボタンを押すまで、システムに循環さ
せる。清掃ボタンを押すと、2.7.7に進む。連続的
に清掃インジケータを点灯する。 2.7.7 オーバーフロー貯水塔システムについて 2.7.7.1 給水ソレノイドを開き、清掃水洗充填
時間(CLEAN RINSEFILL TIME)に等しい時間にわたって浄
化を行わせる。次に、給水ソレノイドを閉じる。 2.7.7.2 清掃水洗時間にわたって水を循環させ
る。 2.7.7.3 冷凍ボタンまたはオフ・ボタンを押す
まで、2.7.7および2.7.8を繰り返す。 2.7.7.4 冷凍ボタンを押した場合、冷凍に進
む。 2.7.7.5 オフ・ボタンを押した場合、停止に進
む。 2.7.7.6 清掃または水洗サイクルのいずれかの
部分の間、またはキーの押圧を待っている間に停電した
場合、清掃インジケータを連続して点灯する。 2.7.7.7 貯水器が満杯でない場合、給水口ソレ
ノイドを開く。最長貯水器充填時間が示す秒数以内に貯
水器満杯が検出されない場合、給水口ソレノイド障害を
セットし、2.9.2(給水障害)に進む。 2.7.7.8 水ポンプをオンに切り換える。 2.7.7.9 2.7.7に進み、水洗サイクルを開
始する。 2.7.8 浄化バルブ・システムについて 2.7.8.1 水ポンプをオンに切り換える。 2.7.8.2 10秒間高温ガス・ソレノイドを開
く。 2.7.8.3 充満レベルまで貯水器を再充填する。 2.7.8.3 清掃ボタンを再度押すまで、水ポンプ
を運転させる。 2.7.8.4 清掃ボタンを押した場合、EEPRO
Mに格納した秒数の間、HGVをオンにする。 2.7.8.5 貯水器を再充填する。 2.7.8.6 オフ・ボタンまたは冷凍ボタンを押す
まで、浄化および再充填を続ける。 2.7.9 浄化機能 2.7.9.1 浄化機能を開始するには、清掃ボタン
を押し、3秒間押し下げておく。これによって、EEP
ROMに格納した秒数の間、HGVおよび水ポンプがオ
ンになる。 2.7.9.2 オフ・インジケータが閃光する。この
時間中、オフを除いて、全てのキー押圧機能を無視す
る。 2.7.9.3 浄化が完了した場合、停止モードに戻
る。
【0040】2.9 障害処理 2.9.1 冷却障害を検知した場合、障害コードを格
納する。表2.9に示すようにインジケータを点滅す
る。2秒毎に、インジケータの点滅を繰り返す。2.4
(停止)に進む。 2.9.2 給水口障害を検知した場合、障害コードを
格納する。表2.9に示すようにインジケータを点滅す
る。2秒毎に、インジケータの点滅を繰り返す。2.4
(停止)に進む。 2.9.3 A/Dルーチンが障害(温度)を検出した
場合、コントローラは障害コーディング表2.9にした
がって、A/D指示をオンに切り換え、以下に述べるよ
うにデフォルト値を用いて、動作を継続する。A/D障
害は、当該障害が存在する限り、表示し続ける。A/D
障害が解消された場合、障害指示光は消灯する。コント
ローラはA/D障害の場合も動作するが、RAMに格納
されているA/D読み取り値は、最後の有効読み取り値
のままである。現A/D読み取り値に基づいて決定を下
す別のソフトウエア・ルーチンが、以下のようにして、
最後の有効読み取り値またはデフォルトのいずれかを、
その決定に用いる。 2.9.3.2 排出温度障害 サイクル終了ファン・オフ遅延のデフォルト値を、冷凍
モードにおいて、EOCFOD♯3とする。診断におけ
るコンプレッサ検査は無視する。
【表3】 表2.9 障害コーディング 問 題 LED 閃光/カウント 一般給水 水 連続 水ポンプ 水 1 給水口ソレノイド 水 2 一般冷却(低排出 冷 却 連続 または長冷凍) 集氷問題−キューブ 冷 却 1 検知 集氷問題−キューブ 冷 却 2 検知なし 高排出 冷 却 3 温度センサ範囲外 水および冷却 連続 0.3秒間のオンおよびこれを分離する0.3秒間のオ
フという形態で、オフ・インジケータを閃光させる。 2.10 通信 要求があった場合、RAMまたはEEPROMに格納し
たいずれのデータ値でも送信する。EEPROMデータ
は、適正なプログラミング・コマンドをコントローラに
送信することによって変更することができる。コントロ
ーラとの通信プロトコルは、600ボー、1スタート・
ビット、および1ストップ・ビットにセットする。 注意: ユーザが障害を認知していない場合(オフ・ボ
タンを押して障害表示をクリアすることによって)、障
害コードは、障害コード値+128として共有する。こ
れによって、停電の場合に、障害コードを表示して、制
御を戻すことができる。 2.12 十進−温度変換 EEPROM内の貯水器温度および排出温度値は、十進
数で格納する。 2.13 キーボード認識 通常動作の間、コントローラは、適切なインジケータの
点灯および消灯を繰り返して点滅させ、一旦現モードが
完了したならコントローラは所望のモードに切り換わる
ことを示すことによって、キー押圧に応答するか、ある
いは、インジケータを完全に点灯し、本明細書全体を通
して要約した所望のモードに直ちに切り換わる。 2.13.1 「オフ」ボタンを3秒より長く押すと、
コントローラは、現動作モードには無関係に、直ちに停
止する。 2.13.2 製氷機が、温度センサ範囲外以外の障害
を検出した場合、有効なキー押圧として、「オフ」キー
のみを認識する。この時間中に「オフ」キーを押すと、
表示してある障害をクリアし、通常のキーボード動作に
復元する。 2.13.3 温度センサ範囲外の障害は、通常のキー
動作を許可する。「オフ」キーを押したときは、障害表
示をクリアしない。一旦有効な(範囲内の)温度を検知
すると、障害表示をクリアする。
【0041】3.切り換え 主電源スイッチ以外のスイッチは全て、微小マイクロ・
スイッチであり、ボード上に取り付けて、以下のキー・
パッドを用いコントロール・ボックス・カバー上での転
写印刷オーバーレイを可能とするようにしてある。 3.1 以下のスイッチは、コントロール・パッケージ
の上からアクセス可能である。冷凍、集氷、オフ、清掃 3.2 「オフ」キーを除いて、同時にスイッチを押し
ても認識しない。オフ・キーは、他のキーが押されてい
ることには無関係に、常に認識する。 3.3 キー押圧を受け入れるためには、最短でも10
0msの間キーを押したままにしておかなければならな
い。各キーを受け入れさせるには、連続するキー押圧の
間に、「無キー押圧」状態を介在させなければならな
い。 4 光 インジケータは、以下のために設けたものである。 障害 ステータス 4.1 給水 .... 赤 4.3 冷凍 .... 緑 4.2 冷却 .... 赤 4.4 集氷 .... 緑 4.5 清掃 .... 緑 4.6 オフ .... 緑 4.7 貯蔵器満杯 ..緑 これまでの説明から、本発明の広範な教示は、種々の形
態で実施可能であることを、当業者は今や認めることが
できよう。したがって、本発明はその特定の例に関連付
けて説明したが、本発明の真の範囲は、そのように限定
すべきではない。何故なら、図面、明細書および特許請
求の範囲を検討することによって、その他の変更も当業
者には明白となるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な方法にしたがって動作させるシ
ステム・コントローラを含む製氷機を氷貯蔵器上に配置
した場合の部分斜視図。
【図2】手作業によって製氷機の動作の特定サイクルを
開始させるためにユーザがアクセス可能なスイッチを備
える、システム・コントローラのコントロール・パネル
を示す図。
【図3】製氷機停止の原因となった障害状態の検知時
に、制限回数だけ製氷機の再始動を自動的に試行させ
る、本発明の好適な方法を示すフローチャート。
【図4】本発明の別の好適な方法を示す図。
【図5】本発明の別の好適な方法を示す図。
フロントページの続き (71)出願人 595041017 775 Corporate WoodsP arkway,Vernon Hill s,Illinois 60061−3112,U nited States of Ame rica (72)発明者 ウィリアム・ジェイ・ブラック アメリカ合衆国イリノイ州60031,ガーニ ー,ロング・ヒル・ロード 536 (72)発明者 クリストファー・ジェイ・ウィルソン アメリカ合衆国イリノイ州60046,リンデ ンハースト,ディットマー・レーン 102, ナンバー 3シー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷機のコントローラが障害を検出した
    後に、前記製氷機の動作を監視し再開させる方法であっ
    て、 第1の障害を発見した後、障害時再始動試行(FRT)
    カウンタを増分するステップと、 前記製氷機を再始動させるステップと、 前記製氷機が所定の後続動作サイクルを完了する前に、
    前記コントローラが第2の障害を検出した場合、前記F
    RTカウンタを増分するステップと、 前記FRTカウンタのカウントを、所定の最大値と比較
    するステップと、 前記FRTカウンタの前記カウントが前記所定の最大値
    に等しい場合、前記コントローラに障害信号を発生させ
    るステップと、 前記FRTカウンタの前記カウントが前記所定の最大値
    に等しくない場合、前記製氷機の2回目の再始動を行う
    ステップと、から成る方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、更に、 前記製氷機の前記2回目の再始動を行った後に、前記製
    氷機が前記所定の後続動作サイクルを完了した場合、前
    記方法を終了するステップ、を含むことを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法であって、更に、 前記製氷機が、別の障害状態を発生することなく前記所
    定の後続動作サイクルを完了しない場合、前記FRTカ
    ウンタを再度増分し、そして前記FRTカウンタの前記
    値が前記最大所定値に等しいか否かについて判定するた
    めに再度チェックするステップと、 前記FRTカウンタの前記値が、前記最大所定値に等し
    くない場合、前記製氷機を再び再始動させるステップ
    と、を含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法であって、更に、 前記第1の障害が一般障害状態に関係するか否かについ
    て判定を行うステップと、 前記第1の障害が一般障害状態であると判定した場合、
    一般障害時再始動時間(GFRT)タイマを始動させる
    ステップと、 前記製氷機を再始動させる前に、第1の所定時間だけ待
    機するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法であって、更に、 前記第1の障害が一般障害状態であると判定しない場
    合、給水口障害時再始動タイマ(WIFRT)を始動さ
    せるステップと、 前記製氷機を再始動させる前に、第2の所定時間だけ待
    機するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の方法であって、更に、 前記第1の障害が一般障害であると判定しない場合、前
    記製氷機の2回目の再始動を行う前に、前記FRTカウ
    ンタを増分するステップを迂回するステップ、を含むこ
    とを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 製氷機のコントローラが障害を検出した
    後に、前記製氷機の動作を再開させる方法であって、 前記コントローラが第1の障害状態を検出した後に、障
    害時再始動試行(FRT)カウンタを増分するステップ
    と、 第1の所定時間だけ待機するステップと、 前記第1の所定時間が経過した後、前記コントローラに
    障害時再始動シーケンスを実行させ、前記検出した障害
    状態には拘らず、前記製氷機を再始動させるステップ
    と、 前記障害時再始動シーケンスに続く1つの動作サイクル
    の間、前記コントローラに前記製氷機の動作を監視さ
    せ、そして第2の障害状態を検出した場合、前記FRT
    カウンタを増分し、前記FRTカウンタのカウントを、
    所定の最大FRT値と比較するステップと、 前記FRTカウンタの前記カウントが、前記所定の最大
    FRT値に等しい場合、前記コントローラに障害信号を
    発生させ、前記製氷機を停止させるステップと、 前記所定の最大FRT値が前記FRTカウンタの前記カ
    ウント未満である場合、前記第1の所定時間だけ待機
    し、そして前記検出した第2の障害状態には無関係に、
    前記コントローラに前記自動再始動シーケンスを再度実
    行させるステップと、から成ることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法であって、更に、 前記第1の障害状態検出時に前記自動再始動シーケンス
    を実行させる前に、前記第1の障害状態が給水口障害状
    態であるか否かについて判定を行うステップと、 前記第1の障害状態が前記給水口障害状態であると検出
    した場合、第2の所定時間だけ待機し、その後前記製氷
    機を再始動させるステップと、を含むことを特徴とする
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の方法であって、更に、 第2の障害状態を発生することなく、前記動作サイクル
    が行われたか否かについて判定を行うステップと、 前記第2の障害状態を発生することなく前記動作サイク
    ルが行われた場合、前記方法を終了するステップと、を
    含むことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 製氷機を停止させた障害を検出した後
    に、前記製氷機の動作を監視し再開させる方法であっ
    て、 第1の障害の発生を検出するステップと、 前記第1の障害が、第1のタイプの障害かまたは第2の
    タイプの障害かについて判定を行うステップと、 前記第1の障害が第1のタイプの障害である場合、第1
    の所定時間だけ待機するステップと、 前記第1の障害が第2のタイプの障害である場合、第2
    の所定時間だけ待機するステップと、 障害時再始動時間(FRT)タイマを増分するステップ
    と、 前記製氷機を再始動させるステップと、 前記製氷機の動作を監視して、前記製氷機が第2の障害
    を発生せずに所定の動作サイクルを完了したか否かにつ
    いて判定を行うステップと、 前記製氷機が第2の障害を発生した場合、前記FRTカ
    ウンタを増分するステップと、 前記FRTカウンタのカウントが最大所定値に等しいか
    否かについて判定を行うステップと、 前記FRTカウンタの前記カウントが、前記最大所定値
    に等しくない場合、前記製氷機を再始動させるステップ
    と、 前記FRTカウンタの前記カウントが前記最大所定値に
    等しい場合、障害信号を発生して、前記製氷機を再始動
    させるそれ以上の試行を中止するステップと、から成る
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の方法であって、更
    に、 前記第1の障害が第1のタイプの障害である場合、前記
    第1の障害が前記製氷機の給水系に関連しない一般障害
    状態であると想定するステップと、 前記第1の障害が第2のタイプの障害である場合、前記
    第1の障害が、前記給水系に関係すると想定し、そして
    前記製氷機を再始動した後に前記第2の障害を検出した
    場合、前記FRTカウンタを増分する前記ステップを迂
    回するステップと、を含むことを特徴とする方法。
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