JP2549715B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JP2549715B2 JP2549715B2 JP63246223A JP24622388A JP2549715B2 JP 2549715 B2 JP2549715 B2 JP 2549715B2 JP 63246223 A JP63246223 A JP 63246223A JP 24622388 A JP24622388 A JP 24622388A JP 2549715 B2 JP2549715 B2 JP 2549715B2
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- cycle curve
- temperature sensor
- management control
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D29/00—Arrangement or mounting of control or safety devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25B2600/025—Compressor control by controlling speed
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-
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- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/02—Sensors detecting door opening
-
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- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/12—Sensors measuring the inside temperature
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、冷凍サイクルに異常が検出された時に、
正常復帰等が行われるまで最低限の冷却機能を保持させ
ることのできる冷蔵庫に関する。
正常復帰等が行われるまで最低限の冷却機能を保持させ
ることのできる冷蔵庫に関する。
（従来の技術） 異常検出機能の付いた従来の冷蔵庫としては、例えば
セルフチェック機能の付いた冷蔵庫がある。ここにセル
フチェック機能とは、冷蔵庫の各機能のプログラム処理
と並行して行われる処理であって、入力された種々の条
件から、各機能の動作が正常であるか否かを判断し、異
常が検出されたときは、制御盤上のLEDでサービスマン
等に対して報知するという自己制御チェック機能であ
る。そして、正常／異常の判断のもとになるのは、プロ
グラム処理の間中、次々に入力されるセンサ値や状態入
力を判断し、フラグにしたものであるので、実際の冷却
状態についての検討は全く行われていない。
セルフチェック機能の付いた冷蔵庫がある。ここにセル
フチェック機能とは、冷蔵庫の各機能のプログラム処理
と並行して行われる処理であって、入力された種々の条
件から、各機能の動作が正常であるか否かを判断し、異
常が検出されたときは、制御盤上のLEDでサービスマン
等に対して報知するという自己制御チェック機能であ
る。そして、正常／異常の判断のもとになるのは、プロ
グラム処理の間中、次々に入力されるセンサ値や状態入
力を判断し、フラグにしたものであるので、実際の冷却
状態についての検討は全く行われていない。
（発明が解決しようとする課題） 従来の冷蔵庫では、異常検出機能が付いたものであっ
ても、異常発生時には、これをサービスマン等に対して
報知するというだけであったので、冷却機能に異常が発
生すると、庫内温度が異常に高温又は低温になって、収
納品の腐敗や氷結等の生じる恐れがあり、利用者が異常
の発生を知るのは、収納品に実害がでてからの場合が多
いという問題があった。
ても、異常発生時には、これをサービスマン等に対して
報知するというだけであったので、冷却機能に異常が発
生すると、庫内温度が異常に高温又は低温になって、収
納品の腐敗や氷結等の生じる恐れがあり、利用者が異常
の発生を知るのは、収納品に実害がでてからの場合が多
いという問題があった。
この発明は上記事情に基づいてなされもので、異常発
生時には、自動的に最低限の冷却機能を保持することが
できて収納品等に実害の発生することを防止し、これと
並行して異常の発生を利用者等に警告するとともに、冷
却状態を検討して正常復帰が確認されたときは、冷却系
の動作を自動的に正常な冷却動作を戻すことのできる冷
蔵庫を提供することを目的とする。
生時には、自動的に最低限の冷却機能を保持することが
できて収納品等に実害の発生することを防止し、これと
並行して異常の発生を利用者等に警告するとともに、冷
却状態を検討して正常復帰が確認されたときは、冷却系
の動作を自動的に正常な冷却動作を戻すことのできる冷
蔵庫を提供することを目的とする。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記課題を解決するために、第１の発明は、正常運転
時の冷凍サイクル曲線を記憶する冷凍サイクル曲線記憶
手段と、現在運転中の冷却状態の情報を入力する状態入
力手段と、該状態入力手段からの情報に基づいて現在運
転中の冷凍サイクル曲線を作成する冷凍サイクル曲線作
成手段と、該冷凍サイクル曲線作成手段で作成された現
在運転中の冷凍サイクル曲線と前記正常運転時の冷凍サ
イクル曲線とを比較する冷凍サイクル比較手段と、該冷
凍サイクル比較手段の比較により冷凍サイクルの異常が
検出されたときは冷却系を温度管理制御から時間管理制
御に切換えるフェイルセーフ制御手段とを有することを
要旨とする。
時の冷凍サイクル曲線を記憶する冷凍サイクル曲線記憶
手段と、現在運転中の冷却状態の情報を入力する状態入
力手段と、該状態入力手段からの情報に基づいて現在運
転中の冷凍サイクル曲線を作成する冷凍サイクル曲線作
成手段と、該冷凍サイクル曲線作成手段で作成された現
在運転中の冷凍サイクル曲線と前記正常運転時の冷凍サ
イクル曲線とを比較する冷凍サイクル比較手段と、該冷
凍サイクル比較手段の比較により冷凍サイクルの異常が
検出されたときは冷却系を温度管理制御から時間管理制
御に切換えるフェイルセーフ制御手段とを有することを
要旨とする。
第２の発明は、上記第１の発明において、前記フェイ
ルセーフ制御手段により冷却系が時間管理制御に切換え
られたときに温度センサの動作が正常か否かを確認する
温度センサ動作確認手段と、該温度センサ動作確認手段
により前記温度センサが不良と判断されたときに警告を
発する警告手段とを有することを要旨とする。
ルセーフ制御手段により冷却系が時間管理制御に切換え
られたときに温度センサの動作が正常か否かを確認する
温度センサ動作確認手段と、該温度センサ動作確認手段
により前記温度センサが不良と判断されたときに警告を
発する警告手段とを有することを要旨とする。
第３の発明は、上記第２の発明において、前記温度セ
ンサ動作確認手段により前記温度センサが正常と判断さ
れたときに前記冷凍サイクル曲線作成手段で作成される
現在運転中の冷凍サイクル曲線を検討して正常復帰した
か否かを判断する復帰検討手段と、該復帰検討手段で正
常復帰したと判断されたときに前記フェイルセーフ制御
手段による冷却系の時間管理制御への切換えを温度管理
制御に復帰させる正常復帰制御手段と、前記復帰検討手
段で正常復帰が否定されたときに前記冷凍サイクル曲線
作成手段で作成される現在運転中の冷凍サイクル曲線を
基に異常原因を検索する原因検索手段と、該原因検索手
段で得られた結果から所要の処理を行う原因処理手段と
を有することを要旨とする。
ンサ動作確認手段により前記温度センサが正常と判断さ
れたときに前記冷凍サイクル曲線作成手段で作成される
現在運転中の冷凍サイクル曲線を検討して正常復帰した
か否かを判断する復帰検討手段と、該復帰検討手段で正
常復帰したと判断されたときに前記フェイルセーフ制御
手段による冷却系の時間管理制御への切換えを温度管理
制御に復帰させる正常復帰制御手段と、前記復帰検討手
段で正常復帰が否定されたときに前記冷凍サイクル曲線
作成手段で作成される現在運転中の冷凍サイクル曲線を
基に異常原因を検索する原因検索手段と、該原因検索手
段で得られた結果から所要の処理を行う原因処理手段と
を有することを要旨とする。
（作用） 第１の発明では、現在運転中の冷凍サイクル曲線が正
常運転時の冷凍サイクル曲線と比較され、冷凍サイクル
に異常が検出されたときは、冷却系が温度管理制御から
時間管理制御に切換えられて自動的に最低限の冷却機能
が保持される。したがって、冷却不良により、収納品に
腐敗や氷結等の実害の発生することが防止される。
常運転時の冷凍サイクル曲線と比較され、冷凍サイクル
に異常が検出されたときは、冷却系が温度管理制御から
時間管理制御に切換えられて自動的に最低限の冷却機能
が保持される。したがって、冷却不良により、収納品に
腐敗や氷結等の実害の発生することが防止される。
第２の発明では、上記のように冷凍サイクルに異常が
検出されたとき、温度センサの動作が正常か否かの確認
が行われ、温度センサが不良と判断されたときは、外部
に対して警告が発せられる。
検出されたとき、温度センサの動作が正常か否かの確認
が行われ、温度センサが不良と判断されたときは、外部
に対して警告が発せられる。
また、第３の発明では、温度センサの動作が正常と判
断されたとき、現在運転中の冷凍サイクル曲線が正常復
帰したことが確認された上で、冷却系の動作が、正常な
温度管理制御に戻される。一方、正常復帰不可能と判断
されたときは、その原因が検索され、例えば利用者に対
し“ドアを閉めて下さい”等のメッセージが報知される
等の所要の処理がなされる。
断されたとき、現在運転中の冷凍サイクル曲線が正常復
帰したことが確認された上で、冷却系の動作が、正常な
温度管理制御に戻される。一方、正常復帰不可能と判断
されたときは、その原因が検索され、例えば利用者に対
し“ドアを閉めて下さい”等のメッセージが報知される
等の所要の処理がなされる。
（実施例） 以下、この発明の実施例を第１図ないし第３図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
まず、冷蔵庫の構成を説明すると、第１図中、１は正
常運転時の冷凍サイクル曲線の周期、傾き、振れ幅等の
情報を記憶する冷凍サイクル曲線記憶手段でありRAM等
が用いられている。２は現在運転中における図示省略の
温度センサその他の機能からの情報やON/OFF状態等を入
力する状態入力手段、３は上記状態入力手段２からの情
報と冷却経過時間から現在運転中の冷凍サイクル曲線を
作成する冷凍サイクル曲線作成手段、４は上記の冷凍サ
イクル曲線作成手段３で作成された現在運転中の冷凍サ
イクル曲線と正常運転時の冷凍サイクル曲線とを比較す
る冷凍サイクル比較手段、５は冷凍サイクル比較手段に
よる比較検討により冷凍サイクルの異常が検出されたと
きに冷却系を温度管理制御から時間管理制御に切換える
フェイルセーフ制御手段である。
常運転時の冷凍サイクル曲線の周期、傾き、振れ幅等の
情報を記憶する冷凍サイクル曲線記憶手段でありRAM等
が用いられている。２は現在運転中における図示省略の
温度センサその他の機能からの情報やON/OFF状態等を入
力する状態入力手段、３は上記状態入力手段２からの情
報と冷却経過時間から現在運転中の冷凍サイクル曲線を
作成する冷凍サイクル曲線作成手段、４は上記の冷凍サ
イクル曲線作成手段３で作成された現在運転中の冷凍サ
イクル曲線と正常運転時の冷凍サイクル曲線とを比較す
る冷凍サイクル比較手段、５は冷凍サイクル比較手段に
よる比較検討により冷凍サイクルの異常が検出されたと
きに冷却系を温度管理制御から時間管理制御に切換える
フェイルセーフ制御手段である。
また、６は冷凍サイクルの異常が検出されたときに温
度センサの正常／異常の確認を行う温度センサ動作確認
手段、７は温度センサ動作確認手段６により温度センサ
が不良と判断されたときに利用者等に対して警告を発す
る警告手段である。
度センサの正常／異常の確認を行う温度センサ動作確認
手段、７は温度センサ動作確認手段６により温度センサ
が不良と判断されたときに利用者等に対して警告を発す
る警告手段である。
８は温度センサ動作確認手段６により温度センサが正
常と判断されたときに冷凍サイクル曲線作成手段３で作
成される現在運転中の冷凍サイクル曲線を検討して正常
復帰したか否かを判断する復帰検討手段、９は復帰検討
手段８で正常復帰したと判断されたときに前記のフェイ
ルセーフ制御手段５による冷却系の時間管理制御への切
換えを温度管理制御に復帰させる正常復帰制御手段、10
は復帰検討手段８で正常復帰が否定されたときに冷凍サ
イクル曲線作成手段３で作成される現在運転中の冷凍サ
イクル曲線を基に異常原因を検索する原因検索手段、11
は原因検索手段10で得られた結果から、例えばメッセー
ジにより利用者に“ドアを閉めて下さい”等の報知を行
うような所要の処理を行う原因処理手段である。
常と判断されたときに冷凍サイクル曲線作成手段３で作
成される現在運転中の冷凍サイクル曲線を検討して正常
復帰したか否かを判断する復帰検討手段、９は復帰検討
手段８で正常復帰したと判断されたときに前記のフェイ
ルセーフ制御手段５による冷却系の時間管理制御への切
換えを温度管理制御に復帰させる正常復帰制御手段、10
は復帰検討手段８で正常復帰が否定されたときに冷凍サ
イクル曲線作成手段３で作成される現在運転中の冷凍サ
イクル曲線を基に異常原因を検索する原因検索手段、11
は原因検索手段10で得られた結果から、例えばメッセー
ジにより利用者に“ドアを閉めて下さい”等の報知を行
うような所要の処理を行う原因処理手段である。
次に、上述のように構成された冷蔵庫の作用を、第２
図のフローチャート及び第３図の冷凍サイクル曲線を示
す図を用いて説明する。
図のフローチャート及び第３図の冷凍サイクル曲線を示
す図を用いて説明する。
まず、冷蔵庫が正常に動作しているときの冷凍サイク
ル曲線（第３図中、（Ａ）部分）が、RAM等からなる冷
凍サイクル曲線記憶手段１内に内部データとして記憶さ
れている。現在の冷却運転中の温度センサ値や機器のON
/OFF状態等が状態入力手段２から入力され（ステップ20
1）、冷凍サイクル曲線作成手段３により、これらの入
力情報と冷却経過時間から現在運転中の冷凍サイクル曲
線が作成される（ステップ202）。そして、ステップ203
で冷凍サイクル曲線記憶手段１から読出された正常運転
時の冷凍サイクル曲線と現在運転中の冷凍サイクル曲線
とが冷凍サイクル比較手段４により比較検討される（ス
テップ204）。
ル曲線（第３図中、（Ａ）部分）が、RAM等からなる冷
凍サイクル曲線記憶手段１内に内部データとして記憶さ
れている。現在の冷却運転中の温度センサ値や機器のON
/OFF状態等が状態入力手段２から入力され（ステップ20
1）、冷凍サイクル曲線作成手段３により、これらの入
力情報と冷却経過時間から現在運転中の冷凍サイクル曲
線が作成される（ステップ202）。そして、ステップ203
で冷凍サイクル曲線記憶手段１から読出された正常運転
時の冷凍サイクル曲線と現在運転中の冷凍サイクル曲線
とが冷凍サイクル比較手段４により比較検討される（ス
テップ204）。
この比較検討の結果、両者が略同じようなサイクルの
曲線であれば、冷却機能は正常であると判断され（ステ
ップ205のNo）、両冷凍サイクル曲線が平均化されて
（ステップ206）再び冷凍サイクル曲線記憶手段１に、
正常運転時の冷凍サイクル曲線として書込まれる（ステ
ップ207）。これと反対に、冷凍サイクル比較手段４で
比較検討した２つの冷凍サイクル曲線に著しい違いがあ
る場合は、冷却機能異常と判断され（ステップ205のYe
s、第３図中、（Ｂ）部分）、フェイルセーフ制御手段
５により、冷却系の制御が、正常時の温度管理制御（第
３図中（Ａ）部分）から時間による間欠制御、即ち時間
管理制御（第３図中、（Ｂ）部分）に切換えられて最低
限の冷却機能が保持される（ステップ209）。
曲線であれば、冷却機能は正常であると判断され（ステ
ップ205のNo）、両冷凍サイクル曲線が平均化されて
（ステップ206）再び冷凍サイクル曲線記憶手段１に、
正常運転時の冷凍サイクル曲線として書込まれる（ステ
ップ207）。これと反対に、冷凍サイクル比較手段４で
比較検討した２つの冷凍サイクル曲線に著しい違いがあ
る場合は、冷却機能異常と判断され（ステップ205のYe
s、第３図中、（Ｂ）部分）、フェイルセーフ制御手段
５により、冷却系の制御が、正常時の温度管理制御（第
３図中（Ａ）部分）から時間による間欠制御、即ち時間
管理制御（第３図中、（Ｂ）部分）に切換えられて最低
限の冷却機能が保持される（ステップ209）。
また、比較手段４による比較検討の結果、異常が検出
された時点で、温度センサ動作確認手段６により温度セ
ンサの動作状態の確認が行われる（ステップ209）。確
認の結果、温度センサが異常であれば（ステップ210のY
es）、警告手段７により利用者等に対して異常警告がな
される（ステップ211）。
された時点で、温度センサ動作確認手段６により温度セ
ンサの動作状態の確認が行われる（ステップ209）。確
認の結果、温度センサが異常であれば（ステップ210のY
es）、警告手段７により利用者等に対して異常警告がな
される（ステップ211）。
一方、温度センサに異常がないと判断されたときは
（ステップ210のNo）、再び冷却状態が読込まれ、現在
運転中の冷凍サイクル曲線が復帰検討手段８で検討され
て正常復帰したかどうかが判断される（ステップ21
2）。正常に復帰した場合は（ステップ213のYes）、一
旦時間管理制御に切換えられていた冷却系の制御が、正
常復帰制御手段９により温度管理制御に戻される（ステ
ップ214）。一方、正常復帰していない場合は（ステッ
プ213のNo）、先に作成された冷凍サイクル曲線を基に
して原因検索手段10により原因が検索され（ステップ21
5）、その検索結果から、原因処理手段11により、例え
ば“ドアを閉めて下さい”と利用者に知らせたり、効率
よく冷却するなどの必要な異常修復処理が行われる（ス
テップ216）。
（ステップ210のNo）、再び冷却状態が読込まれ、現在
運転中の冷凍サイクル曲線が復帰検討手段８で検討され
て正常復帰したかどうかが判断される（ステップ21
2）。正常に復帰した場合は（ステップ213のYes）、一
旦時間管理制御に切換えられていた冷却系の制御が、正
常復帰制御手段９により温度管理制御に戻される（ステ
ップ214）。一方、正常復帰していない場合は（ステッ
プ213のNo）、先に作成された冷凍サイクル曲線を基に
して原因検索手段10により原因が検索され（ステップ21
5）、その検索結果から、原因処理手段11により、例え
ば“ドアを閉めて下さい”と利用者に知らせたり、効率
よく冷却するなどの必要な異常修復処理が行われる（ス
テップ216）。
［発明の効果］ 以上説明したように、第１の発明によれば、現在運転
中の冷凍サイクル曲線が正常運転時の冷凍サイクル曲線
と比較され、この比較検討の結果、異常が検出されたと
きは、冷却系が温度管理制御から時間管理制御に切換え
られるので、最低限の冷却機能が保持されて収納物の腐
敗や氷結等、冷却不良による不具合の発生を防止するこ
とができる。
中の冷凍サイクル曲線が正常運転時の冷凍サイクル曲線
と比較され、この比較検討の結果、異常が検出されたと
きは、冷却系が温度管理制御から時間管理制御に切換え
られるので、最低限の冷却機能が保持されて収納物の腐
敗や氷結等、冷却不良による不具合の発生を防止するこ
とができる。
第２の発明によれば、上述のように異常が検出された
とき、温度センサの動作が正常か否かが確認され、温度
センサが不良と判断されたときは外部に警告が発せられ
るので、利用者等は、その異常発生を直ちに知ることが
できる。
とき、温度センサの動作が正常か否かが確認され、温度
センサが不良と判断されたときは外部に警告が発せられ
るので、利用者等は、その異常発生を直ちに知ることが
できる。
また、第３の発明によれば、温度センサの動作が正常
と判断されたとき、現在運転中の冷凍サイクル曲線が正
常復帰したことが確認された上で冷却系の制御が、正常
な温度管理制御に戻され、さらに、正常復帰不可能と判
断されたときは、その原因が検索されて利用者等に対し
所要の処理が行われるので、異常の発生の際の実害が最
低限に抑えられるとともに、復帰に要する時間、手間等
を最小にすることができる。
と判断されたとき、現在運転中の冷凍サイクル曲線が正
常復帰したことが確認された上で冷却系の制御が、正常
な温度管理制御に戻され、さらに、正常復帰不可能と判
断されたときは、その原因が検索されて利用者等に対し
所要の処理が行われるので、異常の発生の際の実害が最
低限に抑えられるとともに、復帰に要する時間、手間等
を最小にすることができる。
第１図ないし第３図はこの発明に係る冷蔵庫の実施例を
示すもので、第１図はブロック図、第２図は作用を説明
するためのフローチャート、第３図は冷凍サイクル曲線
を示す特性図である。 1:冷凍サイクル曲線記憶手段、 2:状態入力手段、 3:冷凍サイクル曲線作成手段、 4:冷凍サイクル比較手段、 5:フェイルセーフ制御手段、 6:温度センサ動作確認手段、 7:警告手段、8:復帰検討手段、 9:正常復帰制御手段、 10:原因検索手段、11:原因処理手段。
示すもので、第１図はブロック図、第２図は作用を説明
するためのフローチャート、第３図は冷凍サイクル曲線
を示す特性図である。 1:冷凍サイクル曲線記憶手段、 2:状態入力手段、 3:冷凍サイクル曲線作成手段、 4:冷凍サイクル比較手段、 5:フェイルセーフ制御手段、 6:温度センサ動作確認手段、 7:警告手段、8:復帰検討手段、 9:正常復帰制御手段、 10:原因検索手段、11:原因処理手段。
Claims (3)
- 【請求項１】正常運転時の冷凍サイクル曲線を記憶する
冷凍サイクル曲線記憶手段と、現在運転中の冷却状態の
情報を入力する状態入力手段と、該状態入力手段からの
情報に基づいて現在運転中の冷凍サイクル曲線を作成す
る冷凍サイクル曲線作成手段と、該冷凍サイクル曲線作
成手段で作成された現在運転中の冷凍サイクル曲線と前
記正常運転時の冷凍サイクル曲線とを比較する冷凍サイ
クル比較手段と、該冷凍サイクル比較手段の比較により
冷凍サイクルの異常が検出されたときは冷却系を温度管
理制御から時間管理制御に切換えるフェイルセーフ制御
手段とを有することを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】前記フェイルセーフ制御手段により冷却系
が時間管理制御に切換えられたときに温度センサの動作
が正常か否かを確認する温度センサ動作確認手段と、該
温度センサ動作確認手段により前記温度センサが不良と
判断されたときに警告を発する警告手段とを有すること
を特徴とする請求項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】前記温度センサ動作確認手段により前記温
度センサが正常と判断されたときに前記冷凍サイクル曲
線作成手段で作成される現在運転中の冷凍サイクル曲線
を検討して正常復帰したか否かを判断する復帰検討手段
と、該復帰検討手段で正常復帰したと判断されたときに
前記フェイルセーフ制御手段による冷却系の時間管理制
御への切換えを温度管理制御に復帰させる正常復帰制御
手段と、前記復帰検討手段で正常復帰が否定されたとき
に前記冷凍サイクル曲線作成手段で作成される現在運転
中の冷凍サイクル曲線を基に異常原因を検索する原因検
索手段と、該原因検索手段で得られた結果から所要の処
理を行う原因処理手段とを有することを特徴とする請求
項２記載の冷蔵庫。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63246223A JP2549715B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 冷蔵庫 |
| KR1019890014014A KR930004408B1 (ko) | 1988-09-29 | 1989-09-29 | 냉사이클의 운전제어시스템 |
| US07/415,105 US4936105A (en) | 1988-09-30 | 1989-10-02 | Operation control system for a cooling cycle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63246223A JP2549715B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0293271A JPH0293271A (ja) | 1990-04-04 |
| JP2549715B2 true JP2549715B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=17145344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63246223A Expired - Lifetime JP2549715B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-30 | 冷蔵庫 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4936105A (ja) |
| JP (1) | JP2549715B2 (ja) |
| KR (1) | KR930004408B1 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5325678A (en) * | 1992-12-08 | 1994-07-05 | Peerless Instrument Co., Inc. | Temperature controller apparatus |
| JPH06337153A (ja) * | 1993-05-28 | 1994-12-06 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
| CH691236A5 (de) * | 1996-10-14 | 2001-05-31 | Forster Ag Hermann | Verfahren zum Betrieb eines Haushalts-Kühlschrankes. |
| US5901561A (en) * | 1997-06-12 | 1999-05-11 | Scotsman Group, Inc. | Fault restart method |
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