JP3055507B2 - 電話交換機のアラーム簡易ログ方式および該方式を実現するための制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電話交換機のアラーム簡易ログ方式および該方式を実現するための制御プログラムを記録した記録媒体

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JP3055507B2
JP3055507B2 JP9308868A JP30886897A JP3055507B2 JP 3055507 B2 JP3055507 B2 JP 3055507B2 JP 9308868 A JP9308868 A JP 9308868A JP 30886897 A JP30886897 A JP 30886897A JP 3055507 B2 JP3055507 B2 JP 3055507B2
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alarm
telephone exchange
failure
fault
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清志 秋元
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NEC Corp
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話交換機の保守運
用方式に関し、特に電話交換機の障害に対して迅速な対
応を必要とする電話交換機のアラーム簡易ログ方式およ
びその制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】電話交換機において、発生したアラーム
情報のログ収集機能は多大なリソースを必要とするた
め、外部記憶装置等の処理速度の劣る媒体を使用せざる
を得ず、現時点で発生しているアラームの検索処理に時
間を要してしまう。図6は例えば、特開平7−1624
20に開示されたパケット交換機の障害監視方式の一部
を抜粋したものである。
【0003】図において67はパケット交換機、61は
パケット交換機及びネットワークの障害を検出する障害
検出部、62はその障害に関する障害情報を生成する障
害情報生成部、63は障害情報を分類するとともに障害
情報の内容について要約情報と詳細情報とに分ける障害
情報分類制御部、68は各種ログファイルを記憶する外
部記憶装置、64はメジャーアラーム要約ログファイ
ル、65はマイナーアラーム要約ログファイル、66は
詳細情報ログファイルである。
【0004】図6における動作について説明する。障害
検出部61が電話交換機及びネットワークの障害を検出
すると、障害情報生成部62にその旨の通知が行なわれ
る。障害情報生成部62はその障害に関する障害情報を
生成し、障害情報分類制御部63に通知を行なう。障害
情報分類制御部63はその障害の重要度に応じて、メジ
ャーアラーム要約ログファイル64またはマイナーアラ
ーム要約ログファイル65と共に詳細情報ログファイル
66を外部記憶装置68に作成する。このように発生し
た障害アラーム情報は全て外部記憶装置に蓄積される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話交換機で
は、前述のように各種ログファイルは全て外部記憶装置
に記憶されており、現時点でのアラーム発生状況を把握
するためには、外部記憶装置からログファイルを読みだ
す必要があり、処理時間がかかる。また、多量のアラー
ムが発生した場合、外部記憶装置へのアクセスネックが
生じ、電話交換機の動作に影響を及ぼす怖れがあるとい
う問題点があり、課題となっていた。
【0006】本発明は上述の問題点を解決するためにな
されたもので、電話交換機のメモリ上のアラーム状態テ
ーブルとアラーム簡易ログ情報を使用することによっ
て、外部記憶装置へのアクセスの頻度を減少させ、リア
ルタイムのアラーム管埋処理をおこなうことができる電
話交換機の保守運用方式を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電話交換システムにおいて、電話交換機全体の動作
を管理する装置管理部と、発生した前記電話交換機の障
害の対応策を管理する障害管理部と、メモリ上に設けら
れ、前記障害の状態を記憶するアラーム状態テーブル
と、前記メモリ上に設けられ、前記障害の種類を一義的
に認識するためのアラーム番号と、前記障害の状態を示
すアラーム状態と、前記障害の重要度を示すアラームレ
ベルと、前記障害の発生回数を示す障害カウンタと、前
記障害の発生元の障害装置番号とから構成され、障害の
簡易情報を記憶するアラーム簡易ログ情報テーブルとを
前記電話交換機に具備し、前記アラーム状態テーブルと
前記アラーム簡易ログ情報テーブルとによりアラーム状
態の確認を行い、アラーム状態が空きの場合は、アラー
ム番号、アラーム状態、アラームレベル、障害カウン
タ、障害装置番号の設定を行って電話呼応喚起に接続さ
れているネットワーク管理システムにアラーム発生の通
知を行うとともに詳細ログ情報の登録を行い、アラーム
状態が空き以外の場合は、アラーム簡易ログ情報の障害
カウンタを更新することを特徴とする電話交換機のアラ
ーム簡易ログ方式を提供する。
【0008】
【0009】また、請求項に記載の発明は、前記請求
1に記載の前記電話交換機のアラーム簡易ログ方式の
制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体を提供す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態を示す電話交換機の構成を示すブロック図である。こ
の図において、1は電話交換機の装置管理機能部(装置
管理)、2は電話交換機の障害管理機能部(障害管
理)、3はメモリ上に用意された障害の状態を管理する
アラーム状態テーブル、4は現時点で発生している障害
の情報を管理するアラーム簡易ログ情報、5は詳細ログ
情報を管理するログ管理機能(ログ管理)、6は電話交
換機に接続されているネットワーク監視システム、7は
詳細ログ情報を記憶する外部記憶装置(詳細ログ情報)
である。
【0011】図2は図1におけるアラーム簡易ログ情報
の内容の説明図である。21はアラームの種類を一義的
に認識するためのアラーム番号、22はアラーム状態、
23はアラームの重要度を示すアラームレベル、24は
アラームの発生回数を示す障害カウンタ、25は1アラ
ームの発生元の障害装置番号である。
【0012】図3は図1におけるアラーム状態テーブル
の説明図である。31はアラーム状態テーブルの装置番
号に対応したテーブルのアドレス、32は31で指定さ
れた装置番号対応のテーブルであり、アラーム番号ごと
のアラーム状態を格納する。
【0013】次に動作について説明する。図4は図1の
電話交換機のアラーム管理動作の説明図であり、図5は
アラームの状態管理の説明図である。まず図4のステッ
プs1において、装置管理機能1にて交換機の障害の発
生を検出すると、障害管理2に対して障害発生が通知が
される。この障害管理2では、アラーム状態テーブル3
を障害装置番号とアラーム番号でインデックスし、ステ
ップs2においてアラームの状態の確認を行なう。
【0014】次に、ステップs7のチェックポイント
で、アラーム状態が空きの場合はステップs3において
アラーム簡易ログ情報4に対して図2に示すようにアラ
ーム番号21、アラーム状態22、アラームレベル2
3、障害カウンタ24、障害装置番号25の設定を行な
い、ステップs4において電話交換機に接続されている
ネットワーク監視システム6にアラーム発生の通知を行
ない、ステップs5においてログ管理5に詳細ログ情報
の登録要求を行なう。要求を受けたログ管理5は非同期
処理にて外部記憶装置7に詳細ログ情報の登録を行な
う。
【0015】前記ステップs7のチェックポイントにお
いて、アラーム状態が空き以外の場合はステップs6に
おいてアラーム簡易ログ情報4の障害カウンタ24のみ
を更新し、処理を終了する。以上のようにメモリ上のア
ラーム状態テーブル3、アラーム簡易ログ情報4を使用
することによって、外部記憶装置7へのアクセスの頻度
が減少し、リアルタイムのアラーム管埋処理が実現でき
る。
【0016】アラームの状態遷移は図5のアラーム状態
管理の説明図に従って実施される。状態:0の空き状態
であるフェーズf1の場合は、前述のログ登録処理を行
ない、フェーズf2において障害発生の通知により発生
したアラームが障害回復の通知が可能なアラームかどう
かのチェックを行なう。これは、電話交換機のハード条
件により必ずしも全てのアラームに対して障害回復を検
出できない場含に備えたものである。
【0017】チェックの結果、障害回復がある場合は、
状態:1の障害回復/保守確認待ちのフェーズf3に状
態遷移する。ここで、障害回復した場合は、状態:2の
保守確認待ちのフェーズf4に状態遷移する。
【0018】前記状態:2の保守確認待ちのフェーズf
4で、再度障害発生した場含は状態:1の障害回復/保
守確認待ちのフェーズf3に状態遷移する。上述のよう
に、この場合はログ登録処理は行なわず、メモリ上のア
ラーム簡易ログ情報4の障害カウンタ24のみ更新す
る。状態:2の保守確認待ちのフェーズf4で保守確認
がとれた場合はログ情報の消去を行ない、状態:0の空
き状態のフェーズf1に戻る。ここで保守確認とは、ネ
ットワーク監視システム6より保守者がアラームの発生
を確認し、その旨をコマンドとして電話交換機に対して
送信したことをいう。
【0019】状態:1の障害回復/保守確認待ちのフェ
ーズf3で保守確認がとれた場合は、状態:3の障害回
復待ちのフェーズf5に状態遷移する。その後障害回復
した場合はログ情報の消去を行ない、状態:0の空き状
態のフェーズf1に戻る。
【0020】以上のように保守者の確認を必要とするア
ラーム状態遷移論理を用いることによって、保守要員に
対する確実なアラーム発生の通知を実現でき、保守者が
電話交換機の動作を的確に把握することが可能となる。
【0021】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0022】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、電話交換機に発生した障害情報をこの交換機の
メモリ上のアラーム状態テーブルとアラーム簡易ログ情
報を使用することによって、外部記憶装置へのアクセス
の頻度を減少させ、リアルタイムのアラーム管埋処理を
おこなうことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による電話交換機の構
成を示すブロック図
【図2】 上記実施形態におけるアラーム簡易ログ情報
の説明図
【図3】 上記実施形態におけるアラーム状態テーブル
の説明図
【図4】 上記実施形態におけるアラーム管理動作につ
いての説明図
【図5】 上記実施形態におけるアラーム状態遷移の説
明図
【図6】 従来のパケット交換機の障害監視方式の構成
の一部を抜粋した図
【符号の説明】
1 電話交換機の装置管理部(装置管理) 2 電話交換機の障害管理部(障害管理) 3 アラーム状態テーブル 4 アラーム簡易ログ情報 5 電話交換機のログ管理部(ログ管理) 6 ネットワーク監視システム 7 詳細ログ情報を記憶する外部記憶装置(詳細ログ情
報) 21 アラーム番号 22 アラーム状態 23 アラームレベル 24 障害カウンタ 25 障害装置番号 31 アラーム状態1次テーブル 32 アラーム状態2次テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/10 H04M 3/00 H04Q 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話交換システムにおいて、 電話交換機全体の動作を管理する装置管理部と、 発生した前記電話交換機の障害の対応策を管理する障害
    管理部と、 メモリ上に設けられ、前記障害の状態を記憶するアラー
    ム状態テーブルと、 前記メモリ上に設けられ、前記障害の種類を一義的に認
    識するためのアラーム番号と、前記障害の状態を示すア
    ラーム状態と、前記障害の重要度を示すアラームレベル
    と、前記障害の発生回数を示す障害カウンタと、前記障
    害の発生元の障害装置番号とから構成され、障害の簡易
    情報を記憶するアラーム簡易ログ情報テーブルとを前記
    電話交換機に具備し、前記アラーム状態テーブルと前記アラーム簡易ログ情報
    テーブルとによりアラーム状態の確認を行い、 アラーム状態が空きの場合は、アラーム番号、アラーム
    状態、アラームレベル、障害カウンタ、障害装置番号の
    設定を行って電話呼応喚起に接続されているネットワー
    ク管理システムにアラーム発生の通知を行うとともに詳
    細ログ情報の登録を行い、 アラーム状態が空き以外の場合は、アラーム簡易ログ情
    報の障害カウンタを更新する ことを特徴とする電話交換
    機のアラーム簡易ログ方式。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の前記電話交換機の
    アラーム簡易ログ方式の制御をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読みとり可
    能な記録媒体。
JP9308868A 1997-11-11 1997-11-11 電話交換機のアラーム簡易ログ方式および該方式を実現するための制御プログラムを記録した記録媒体 Expired - Lifetime JP3055507B2 (ja)

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