JPH10269111A - プログラム障害発生時の情報管理方法 - Google Patents

プログラム障害発生時の情報管理方法

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JPH10269111A
JPH10269111A JP9073750A JP7375097A JPH10269111A JP H10269111 A JPH10269111 A JP H10269111A JP 9073750 A JP9073750 A JP 9073750A JP 7375097 A JP7375097 A JP 7375097A JP H10269111 A JPH10269111 A JP H10269111A
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JP
Japan
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information
failure
trace
log
area
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Application number
JP9073750A
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English (en)
Inventor
Koji Shimizu
宏司 清水
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害発生時のトレース情報及び障害ログ情報
をすべて確実に保存し、解析者による確実な障害の発生
原因の究明を可能にする。 【解決手段】 モジュールが情報を相手方のモジュール
に送る際、その情報の少なくとも一部をトレース情報と
して障害情報処理部に送ってトレースエリアに一時的に
格納すると共に、障害が発生した場合、その障害を検出
したモジュールが判別情報を含む障害ログ情報を前記障
害情報処理部に送り、前記障害情報処理部は前記障害ロ
グ情報を障害ログエリアに一時的に格納すると共に、前
記障害ログ情報中の判別情報から障害のレベルを判別し
て、予め定められたレベル以上のとき、前記障害発生時
に前記トレースエリアに格納されているすべてのトレー
ス情報をトレース情報用ファイルに格納すると共に、前
記障害ログエリアに格納されているすべての障害ログ情
報を障害ログ情報用ファイルに格納して保管する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータで実
行されるプログラムで発生した障害を解析するために必
要な情報を管理する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータにおいては、複数
のモジュール間で情報をやり取りしながらプログラムを
実行する。この場合の、モジュール間でやり取りする情
報は、トレース情報として所定のメモリに設定されたト
レースエリア、あるいはハードディスク等の記憶装置に
設定されたトレース情報用ファイルに格納される。
【0003】また、プログラムの実行中に中に何らかの
障害が発生した場合、一般に、その障害を該当するモジ
ュールが検出し、その障害内容を示すコード等を前記メ
モリに設定された障害用ログ情報用エリア、あるいはハ
ードディスク等の記憶装置に設定された障害用ログ情報
用ファイルに格納して、障害ログ情報として蓄積するこ
とも行われる。
【0004】従来において、これらのトレース情報や障
害ログ情報の格納先である前記エリアあるいはファイル
は、通常、最大サイズもしくは最大格納件数が決められ
ていて、その範囲内でサイクリックに使用されるものと
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の技術では、以下の問題がある。すなわち、プログ
ラム実行時に障害が発生した場合、障害の解析者は、そ
の障害発生原因を究明するために障害ログ情報を参照す
るが、従来の技術では、障害ログ情報やトレース情報の
格納先であるメモリ上のエリアあるいはファイルは、最
大サイズあるいは最大格納件数が決められていて、その
範囲内でサイクリックに使用されるため、二次的な後発
の障害による障害ログ情報の上書きや、障害発生後にや
り取りされる正常なモジュール間のトレース情報の上書
きが行われる可能性が高く、そのため、このような上書
きが行われてしまった場合、最初の障害の発生原因を究
明することが不可能になり、そのような場合、障害の再
現を試みなければならないという事態が生じることにな
る。
【0006】このような事態を避ける方法として、障害
ログ情報及びトレース情報をすべてファイルに格納する
ことが考えられるが、その場合、障害ログ情報及びトレ
ース情報の格納部に占める割合が大きくなるため、これ
らの情報をファイルに格納することによるパフォーマン
スの低下を招くことになる。従って、本発明は、これら
の問題を解決できるプログラム障害時の情報管理方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
のモジュール間で情報のやり取りを行いながら各種のプ
ログラムを実行する際に障害が発生した場合のプログラ
ム障害時の情報管理方法であって、モジュールが情報を
相手方に送る際、その情報の少なくとも一部を障害情報
処理部に送ってメモリに設定されたトレースエリアに一
時的に格納すると共に、障害が発生した場合、その障害
を検出したモジュールが前記障害にレベルを判別できる
判別情報を含む障害ログ情報を作成して前記障害情報処
理部に送り、前記障害情報処理部は送られてきた障害ロ
グ情報を前記メモリに設定された障害ログエリアに一時
的に格納すると共に、前記障害ログ情報中の判別情報か
ら障害のレベルを判別して、前記障害のレベルが予め定
められたレベル以上のとき、前記トレースエリアに格納
されているトレース情報をトレース情報用ファイルに格
納すると共に、前記障害ログエリアに格納されている障
害ログ情報を障害ログ情報用ファイルに格納して保管す
ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。まず、図2は実施の形態に
係わる構成要素を示す概略図で、図において1は障害情
報処理部、2は障害ログ情報を格納する障害ログエリ
ア、3はトレース情報を格納するトレースエリアであ
り、障害ログエリア2とトレースエリア3は障害情報処
理部1に設けられるメモリ上に設定されている。
【0009】4は障害ログエリア2に格納された障害ロ
グ情報を書き写して保管するための障害ログ情報用ファ
イル、5はトレースエリア3に格納されたトレース情報
を書き写して保管するためのトレース情報用ファイル
で、この障害ログ情報用ファイル4とトレース情報用フ
ァイル5はハードディスク等の記憶装置にそれぞれ複数
設定されている。
【0010】尚、前記エリア2,3、及びファイル4,
5のサイズは任意に決めることができるが、1つのエリ
ア及びファイルはいずれも一定数の情報を格納できるサ
イズとする。6は障害検出機能を有するn個のモジュー
ルで、これらのモジュール6−1〜6−nはコンピュー
タで実行されるプログラムの本体である。
【0011】次に、上述した構成に基づく実施の形態に
ついて説明する。モジュール6−1〜6−nは、各々情
報をやり取りしながら所定のプログラムの処理を実行す
る。その際、各モジュール6−1〜6−nは相手方へ情
報(メッセージ )を送る前に管理すべき内容つまりト
レース情報を障害情報処理部1に通知する。
【0012】例えば、モジュール6−1からモジュール
6−2へ情報を送る場合、その前にモジュール6−1は
トレース情報を障害情報処理部1に通知する。この場合
のトレース情報としては、相手方に送る情報全体、情報
の一部、あるいは情報を任意に編集したもの等、いずれ
のものでもよい。そこで、モジュール6−1〜6−nに
よるプログラムの実行中において、例えば、モジュール
6−1が何らかの障害を検出した場合、モジュール6−
1はその障害に対応した障害ログ情報を作成し、障害情
報処理部1に送信する。
【0013】この障害ログ情報には、予め定められた障
害のレベルを判別できる判別情報が含まれる。この判別
情報は、例えば、発生した障害がプログラムの実行継続
を阻害するような重度の障害、プログラムの一部が継続
して実行可能な中度の障害、及びプログラムの継続が可
能な軽微な障害等の区別をつける情報である。
【0014】図1は実施の形態を示すフローチャート
で、これについてSで示したステップ順に説明する。ま
ず、障害情報処理部1は各モジュール6−1〜6−nか
ら情報を受信すると(S1)、その受信情報がトレース
情報か障害ログ情報かを判断する(S2)。トレース情
報の場合、障害情報処理部1はそのトレース情報をトレ
ースエリア3に格納する(S3)。
【0015】トレース情報の格納は、トレースエリア3
の先頭から行われ、トレース情報を受信する毎に続けて
格納し、トレースエリア3の最後まで順次格納するが、
その後のトレース情報についてはトレースエリア3の先
頭から上書きする。前記受信情報が障害ログ情報の場合
は、障害情報処理部1はその障害ログ情報を障害ログエ
リア2に格納する(S4)。
【0016】この障害ログ情報の格納も、トレース情報
の場合と同様に行われる。次に障害情報処理部1は前記
障害ログ情報に含まれている判別情報を取り出し(S
5)、障害のレベルが保存すべきレベルか否かを判断す
る(S6)。そして、障害のレベルが保存すべきでない
レベル、例えばプログラムの継続が可能な軽微な障害の
レベルと判断した場合、S1に戻って処理を続けるが、
障害のレベルが保存すべきレベル、例えばプログラムの
一部が継続して実行可能な中度の障害以上のレベルと判
断した場合、障害情報処理部1は使用されていない障害
ログ情報用ファイル4を選択し(S7)、その選択した
障害ログ情報用ファイル4に障害ログエリア2に格納さ
れているすべての障害ログ情報を書き込む(S8)。
【0017】尚、一度、障害ログ情報が書き込んだ障害
ログ情報用ファイル4は、オペレータ等により消去され
ない限り使用しないものとする。つまり、空いている障
害ログ情報用ファイル4を見つけ、それに障害ログエリ
ア2に格納されている障害ログ情報を書き写す。次に、
障害情報処理部1は使用するトレース情報用ファイル5
を選択して(S9)、その選択したトレース情報用ファ
イル5にトレースエリア3に格納されているすべてのト
レース情報を書き込み(S10)、その後S1に戻って
処理を継続する。
【0018】このトレース情報用ファイル5の扱いも、
障害ログ情報用ファイル4の場合と同様に、既にトレー
ス情報が書き込まれているトレース情報用ファイル5は
使用しないものとする。尚、上述した実施の形態におい
て、S7〜S10の処理は、S9,S10、S7,S8
の手順に変えてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、モジュ
ールが情報を相手方に送る際、その情報の少なくとも一
部を障害情報処理部に送ってメモリに設定されたトレー
スエリアに一時的に格納すると共に、障害が発生した場
合、その障害を検出したモジュールが前記障害にレベル
を判別できる判別情報を含む障害ログ情報を作成して前
記障害情報処理部に送り、前記障害情報処理部は送られ
てきた障害ログ情報を前記メモリに設定された障害ログ
エリアに一時的に格納すると共に、前記障害ログ情報中
の判別情報から障害のレベルを判別して、前記障害のレ
ベルが予め定められたレベル以上のとき、前記障害発生
時に前記トレースエリアに格納されているトレース情報
をトレース情報用ファイルに格納すると共に、前記障害
ログエリアに格納されている障害ログ情報を障害ログ情
報用ファイルに格納して保管するようにしている。
【0020】従って、これによれば、障害発生時のトレ
ース情報及び障害ログ情報をすべて確実に保存すること
ができるので、最初の障害の発生原因を究明することが
不可能になるようなことがなくなり、障害の再現を試み
る必要もなくなるので、解析者による確実な障害の発生
原因の究明を迅速に行うことが可能になるという効果が
得られる。
【0021】また、トレース情報用ファイル及び障害ロ
グ情報用ファイルは、障害発生時のみ使用するため、そ
の数を必要以上に多く設定する必要がなく、そのため、
障害ログ情報及びトレース情報の格納部に占める割合を
小さくできるので、トレース情報及び障害ログ情報をフ
ァイル格納することによるパフォーマンスの低下を防止
できると共に、無駄なファイルI/Oの削減も可能にな
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すフローチャートであ
る。
【図2】実施の形態に係わる構成要素を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 障害情報処理部 2 障害ログエリア 3 トレースエリア 4 障害ログ情報用ファイル 5 トレース情報用ファイル 6−1〜6−n モジュール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータのモジュール間で情報のや
    り取りを行いながら各種のプログラムを実行する際に障
    害が発生した場合のプログラム障害時の情報管理方法で
    あって、 モジュールが情報を相手方に送る際、その情報の少なく
    とも一部を障害情報処理部に送ってメモリに設定された
    トレースエリアに一時的に格納すると共に、 障害が発生した場合、その障害を検出したモジュールが
    前記障害にレベルを判別できる判別情報を含む障害ログ
    情報を作成して前記障害情報処理部に送り、 前記障害情報処理部は送られてきた障害ログ情報を前記
    メモリに設定された障害ログエリアに一時的に格納する
    と共に、前記障害ログ情報中の判別情報から障害のレベ
    ルを判別して、 前記障害のレベルが予め定められたレベル以上のとき、
    前記トレースエリアに格納されているトレース情報をト
    レース情報用ファイルに格納すると共に、前記障害ログ
    エリアに格納されている障害ログ情報を障害ログ情報用
    ファイルに格納して保管することを特徴とするプログラ
    ム障害発生時の情報管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラム障害発生時の
    情報管理方法において、 トレースエリア及び障害ログエリアを障害情報処理部に
    設けられるメモリに設定し、 トレース情報用ファイル及び障害ログ情報用ファイルを
    外部記憶装置にそれぞれ一定数づつ設定すると共に、 前記トレースエリア及び障害ログエリアは、それぞれ一
    定数のトレース情報及び障害ログ情報を格納可能とした
    ことを特徴とするプログラム障害発生時の情報管理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプログラム障害発生時の
    情報管理方法において、 障害発生時に、使用されていないトレース情報用ファイ
    ルに前記トレースエリアのすべてのトレース情報を格納
    すると共に、使用されていない障害ログ情報用ファイル
    に前記障害ログエリアのすべての障害ログ情報を格納す
    ることを特徴とするプログラム障害発生時の情報管理方
    法。
JP9073750A 1997-03-26 1997-03-26 プログラム障害発生時の情報管理方法 Pending JPH10269111A (ja)

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JP9073750A JPH10269111A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 プログラム障害発生時の情報管理方法

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JPH10269111A true JPH10269111A (ja) 1998-10-09

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JP9073750A Pending JPH10269111A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 プログラム障害発生時の情報管理方法

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JP (1) JPH10269111A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006235683A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Victor Co Of Japan Ltd 動作履歴記憶装置及び動作履歴記憶プログラム
CN109739718A (zh) * 2018-11-30 2019-05-10 贵阳朗玛信息技术股份有限公司 日志报警方法及装置

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JP2006235683A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Victor Co Of Japan Ltd 動作履歴記憶装置及び動作履歴記憶プログラム
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