JPH0786841B2 - 障害情報ログ方法及びデータ処理装置 - Google Patents

障害情報ログ方法及びデータ処理装置

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JPH0786841B2
JPH0786841B2 JP2107451A JP10745190A JPH0786841B2 JP H0786841 B2 JPH0786841 B2 JP H0786841B2 JP 2107451 A JP2107451 A JP 2107451A JP 10745190 A JP10745190 A JP 10745190A JP H0786841 B2 JPH0786841 B2 JP H0786841B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は障害情報をログする技術に係り、特に、ログフ
ァイルの記憶容量が小さく登録できる障害情報数を制限
せざるを得ない場合に好適な障害情報ログ方法とこの方
法を採用したデータ処理装置に関する。
[従来の技術] 計算機システムにおける周辺装置の障害情報を記憶装置
中のログファイルにログする場合、従来は、特願昭64−
59544号公報記載の様に、発生し得る障害のうちでログ
ファイルへ保存する対象とする障害を、項目別,周辺装
置別に保存用障害情報選択テーブルに登録しておき、障
害発生時には障害を起こした周辺装置から詳細な障害情
報を収集し、この中から前記テーブルの登録データに基
づき選択した障害情報のみをログファイルに保存するよ
うになっている。これにより、どの障害情報が必要かを
選ぶことなく必要な障害情報だけを調べることが可能に
なり、また、必要な情報のみを保存するので、全ての障
害情報を保存する場合に比べファイル空間の縮小が可能
になる。
[発明が解決しようとする課題] 障害情報のログファイルは、無数の障害情報を保存でき
るようになっておらず、例えば5とか10とかの限られた
数の障害情報のみを保存できるようになっている。そし
て、障害情報数が多くなりこの制限数を越えた場合に
は、再び最初の保存領域から新たな障害情報を上書きす
るようになっている。つまり、所定の限られた数の保存
領域にサイクリックに障害情報を書き込むようになって
いる。換言すると、多数の障害が連続的に発生した場
合、最初の障害情報は次のサイクルの障害情報によって
上書きされてしまい、その記録は残らないことになる。
障害解析を行う場合、個々の障害の内容を判ってもそれ
に至った原因が判らなければ解析に時間がかかってしま
う。ある障害が発生した場合、その障害を原因として障
害が他に波及し、多数の障害が発生することがある。こ
の場合、原因となる障害情報が上書きされることで消去
されてしまうと、障害原因の解析に支障が生じる。
本発明の目的は、障害が波及した様な場合にその障害の
原因となる障害情報をログファイル中に残すことのでき
る障害情報ログ方法及びデータ処理装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、各異常に対して以後発生する異常をログす
るか否かを決めるテーブルを予め設けておき、ある異常
が実際に発生したとき該異常発生時から所定時間以内に
発生した異常が前記テーブルによりログ必要とされた異
常の場合のみログすることでも、達成される(請求項1,
3記載の発明)。
更にまた、上記目的は、各異常に対して以後発生する異
常をログするか否かを決めるテーブルを予め設けてお
き、ある異常が実際に発生し該異常発生時から所定時間
以内に複数の異常が発生したときこれらの異常が前記テ
ーブルによりログ不要とされる異常であってもログファ
イルのケース数の異常だけログすることでも、達成され
る(請求項2,4記載の発明)。
[作用] 請求項1,3記載の発明では、障害波及により発生する障
害は原因となる障害の発生時から所定時間以内に発生す
ることが多いので、この所定時間以内に発生した障害に
ついてはログファイルへの保存を禁止することで、原因
となる障害の情報が上書きされて消去されることが回避
される。更に、原因となる障害が発生してこの障害情報
を保存した後、テーブルを参照することで、特定の障害
が発生したときのみログを行い、それ以外つまり障害波
及による障害についてはログを禁止する。つまり、波及
障害による情報は事前にテーブルに登録したデータによ
り識別しログを禁止する。
請求項2,4記載の発明では、例えば4つのケース数だけ
の障害情報がログファイルに保存可能とした場合、原因
となる障害が発生してから所定時間以内においては、4
つの障害(原因となる障害を含む。)のみをログファイ
ルに保存する。これにより、例えば前記所定時間以内に
5つめの障害が発生しても、この障害情報のログは禁止
されるので、最初の障害情報(原因となった障害の情
報)が上書きされることはない。尚、所定時間経過後の
障害に独立に発生した障害である蓋然性が高いのでその
情報は保存する。この場合、この障害が5つめの障害で
あった場合には、この障害情報により最初の障害情報は
上書きされて消去される。更に、原因となる障害が発生
してこの障害情報を保存した後、テーブルを参照するこ
とで特定の障害が発生したときのみログを行い、それ以
外つまり障害波及による障害についてはログを禁止す
る。つまり、波及障害による情報は事前にテーブルに登
録したデータにより識別しログを禁止する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るデータ処理装置のシ
ステム構成図である。このデータ処理装置システムは、
周辺装置群1と、中央処理装置2と、記憶装置3とを備
える。記憶装置3は、詳細は後述するエラー種別管理テ
ーブル5と、環境ファイル6と、ログファイル7と、ロ
グ禁止ファイル8とを備える。中央処理装置2はログ機
構4を備え、このログ機構4は、周辺装置群1から収集
した障害情報(異常情報)を詳細は後述する如く判別し
てログするか否かを決定しログする場合にはログファイ
ル7に設けられた所定数の保存領域にサイクリックに書
き込む。環境ファイル6には、本実施例では、ログ要不
要の判定基準とする一定時間の値が格納されている。ま
た、ログ禁止ファイル8には、このファイル8が作成さ
れた場合にはログ禁止を示すフラグの値が格納される。
エラー種別管理テーブル5には、各異常に対しそれ以後
に発生した異常のうちでログが必要な異常群をまとめ
て、予め登録しておく。第2図は、エラー種別管理テー
ブル5の詳細説明図である。このエラー種別管理テーブ
ル5には、ヘッダ情報格納領域5aと、管理情報格納領域
5bとからなる。管理情報格納領域5bには、例えば、エラ
ーコード「01」の障害が発生したとき次にエラーコード
「02」,「04」,「08」の障害が発生したらその障害情
報はログし(それ以外はログしない。)、エラーコード
「02」の障害が発生したとき次にエラーコード……の障
害が発生したらその障害情報は格納するというように、
各エラーコード毎にログする障害情報を予め決めておく
データを格納しておく。障害の種類は数十数百とあり、
発生した障害のエラーコードに対して管理情報格納領域
5bを一々照らしあわせて検索するのでは時間がかかる。
そこで本実施例ではヘッダ情報格納領域5aを設けてあ
る。
ヘッダ情報格納領域5aには、発生した障害のエラーコー
ドの値を格納する領域と、管理情報格納領域5b内におけ
る目的とするエラーコードまでの相対バイト数を格納す
る領域(各エラーコード毎に設ける。)とがある。これ
により、障害が発生したときそのエラーコードまでの相
対バイト数をこのヘッダ情報から知り、該エラーコード
に対するログが必要な障害のエラーコードを管理情報格
納領域5bからすぐに取り出すことが可能となる。
次に、本発明の第1実施例に係る障害情報ログ方法の詳
細について、第3図のフローチャートを参照して説明す
る。尚、この第1実施例においては、異常発生時から所
定時間以内に発生した異常はログしないようにするもの
であり、上述したエラー種別管理テーブル5の登録デー
タを用いずに、原因(起点)となった障害の情報を波及
した障害の情報とを識別する。
この処理を開始する前でログ機構4が起動されるとき
に、ログ禁止を行う所定時間TOの値が環境ファイル6か
らログ機構4に報告される。このログ機構4は、周辺装
置群1からの異常発生を検知すると、ステップ301にて
ログ禁止ファイル8の有無を確認する。直前の異常発生
から所定時間TOが経過していればログを禁止する必要は
ないのでこのログ禁止ファイルは存在しない(前回に処
理おける後述のステップ305にて削除される。)。そこ
で、斯かる場合には、ステップ302にてログ禁止ファイ
ル8を新たに作成する。そして、その異常情報をログフ
ァイル7に出力することでこの異常情報をファイル7中
に保存する(ステップ303)。次に該異常の発生から所
定時間TOが経過するのを待ち(ステップ304)、ログ禁
止ファイル8を削除して本処理を終了する。ここで、前
記所定時間TO経過前に次の異常が発生したとき、ステッ
プ301の判定では「ログ禁止ファイルが存在する」とな
るので、上記ステップ302〜305を行わずに本処理を終了
する。つまり、ログは行わない。尚、本実施例では、ロ
グ禁止ファイルの有無でログするかしないかの判定を行
ったが、ファイルの有無でなく、ログ禁止をするか否か
のフラグを立てることでも判定を行うことができる。フ
ァイル自体の有無を調べるかファイルの中を調べるかで
はオーバーヘッドの時間が異なるので、本実施例では、
ファイルの有無で判定している。
第4図は、本発明の第2実施例に係る障害情報ログ方法
の詳細手順を示すフローチャートである。この第2実施
例では、異常が発生した場合その異常発生時から所定時
間以内に複数の新たな異常が発生したときはログファイ
ルケース数の異常だけログするものであり、エラー種別
管理テーブルは使用しない。
前述と同様に、ログ機構4が起動されると環境ファイル
6から所定時間TOの値がログ機構4に報告される。ログ
機構4が周辺装置群1の異常を検知すると、ステップ40
1にてログ禁止ファイル8の有無が確認される。ログ禁
止ファイルが存在しない場合には、ステップ402に進
み、ログ禁止ファイルを新たに作成すると共に、該ログ
禁止ファイル中に登録する変数CSの値として、ログファ
イル中に保存できる障害情報の数(ケース数)マイナス
1を設定する。そして、その異常情報をログファイル7
に出力することでこの異常情報をファイル7中に保存す
る(ステップ403)。次に該異常の発生から所定時間TO
が経過するのを待ち(ステップ404)、ログ禁止ファイ
ル8を削除して本処理を終了する。
ここで、前記所定時間TO経過前に次の異常が発生した場
合、ステップ401の判定では「ログ禁止ファイルが存在
する」となるので、ステップ406に進み、変数CSの値を
チェックし、この値が1以上あるか否かを判定する。CS
≧1の場合には、ステップ407に進んでCSの値を1減算
し、ステップ408にて異常情報をログファイル中に保存
し、本処理を終了する。
前記所定時間TO経過前に異常が発生し、変数CSの値が
“0"でステップ406の判定が否定となった場合には、こ
の異常情報のログは行わずに即ちステップ407,408を飛
ばし何もしないで本処理を終了する。もし、CS=0のと
きに異常情報をログしてしまうと、ステップ403でログ
した異常情報(障害の起点となる異常情報)に上書きし
てしまうことになるので、斯かる事態を回避する。
第5図は、本発明の第3実施例に係る障害情報ログ方法
の処理手順を示すフローチャートである。この第3実施
例は、エラー種別管理テーブルを用いてログするか否か
を判別するものであり、環境ファイルからの所定時間TO
のログ機構への報告や、ログ禁止ファイルは使用しな
い。
このシステム立ち上げ時、先ず最初に、エラー種別管理
テーブル(第2図)のヘッダ情報の変数ERNO(エラーコ
ードの値を格納する変数)の初期値として負の値(例え
ば“1")を設定する。そして、ログ機構4が障害発生を
検出すると、先ず第5図のステップ501にて、エラー種
別管理テーブルのヘッダ情報から変数ERNOの値を読み出
し、この値が“0"より大きいか否かを判定する(ステッ
プ502)。通常、エラーコードとしては、「01」,「0
2」のように0より大きい整数値を用い、初期値として
前記のように−1を設定してあるので、最初のこのステ
ップ502での判定は肯定となってステップ503に進み、検
出した異常情報をログファイルにログし、ステップ504
に進む。このステップ504では、直前のステップ503でロ
グした異常情報のエラーコード例えば「01」を、エラー
種別管理テーブルのヘッダ情報の変数ERNOにセットし、
本処理を終了する。
次に異常が発生しログ機構がこれを検出すると、ステッ
プ501でテーブルのヘッダ情報からERNOの値を読み出
す。今の場合「01」を読み出す。そして、「01」>0と
なるのでステップ502での判定は否定となり、ステップ5
05に進む。ステップ505では、この異常のエラーコード
例えば「04」を変数TERNOにセットしてステップ506に進
む。
ステップ506では、ヘッダ情報中の変数ERNOの値の示す
管理情報格納領域5bの位置を相対バイト数情報から求
め、その情報を知る。第2図に示す様に、エラーコード
「01」に対してエラーコード「02」,「04」,「08」が
ログ必要とされる異常のため、この3つのエラーコード
を入力する。そして次のステップ507でこの入力したエ
ラーコードの中に変数TERNOにセットされたエラーコー
ドがあるか否かを判定し、存在する場合にはステップ50
8にてそのエラーコードの異常をログファイルにログす
る。そして、変数TERNOの値を変数ERNOに書き込んで
(ステップ509)、処理を終了する。ステップ507での判
定で、変数TERNOの示すエラーコードがステップ506で読
み込んだエラーコード中にないとされた場合には、その
異常はログ不要な異常のため、ステップ508,509を飛ば
して処理を終了する。
第6図は、本発明の第4実施例に係る障害情報ログ方法
の処理手順を示すフローチャートである。この実施例
は、各異常に対して以後発生する異常をログするか否か
を決めるテーブルを予め設けておき、ある異常が実際に
発生したとき該異常発生時から所定時間以内に発生した
異常が前記テーブルによりログ必要とされた異常の場合
のみログするものである。
この処理前のシステム立ち上げ時に、環境ファイルから
所定時間TOの値がログ機構に報告される。そして、ログ
機構が周辺装置群の異常を検知すると、先ず、ログ禁止
ファイルの有無を確認する(ステップ601)。ログ禁止
ファイルが存在しなかった場合には、ステップ602に進
んでログ禁止ファイルを作成し、異常内容をログファイ
ルにログし(ステップ603)、テーブル種別管理テーブ
ルのヘッド情報の変数ERNOにエラーコードを書き込み
(ステップ604)、詳細は後述(第8図)するタイマー
処理(ステップ605)を行って本処理を終了する。
次に異常が発生した場合には、ステップ601での判定が
肯定(ログ禁止ファイル有り)となり、変数TERNOにそ
の異常のエラーコードをセットする(ステップ606)。
そして、変数ERNOの管理情報をテーブルの該当個所から
読み出し(ステップ607)、この管理情報内に、変数TER
NOにセットしたエラーコードが存在するか否かを判定す
る(ステップ608)。存在しない場合には、本処理を終
了する。
存在する場合にはステップ609に進み、変数TERNOにセッ
トしたエラーコードの異常をログファイルにログし、ス
テップ610にて変数TERNOのエラーコードを変数ERNOにセ
ットして、詳細は後述(第8図)のタイマー処理(ステ
ップ611)を行い、終了する。
第7図は、本発明の第5実施例に係る障害情報ログ方法
の処理手順を示すフローチャートである。この実施例で
は、各異常に対して以後発生する異常をログするか否か
を決めるテーブルを予め設けておき、ある異常が実際に
発生し該異常発生時から所定時間以内に複数の異常が発
生した場合これらの異常が前記テーブルによりログ不要
とされる異常であってもログファイルのケース数の異常
だけログするものである。
この処理前のシステム立ち上げ時に、環境ファイルから
所定時間TOの値がログ機構に報告される(ステップ70
1)。そして、ログ機構が周辺装置群の異常を検知する
と、先ず、ログ禁止ファイルの有無を確認する(ステッ
プ701)。ログ禁止ファイルが存在しなかった場合に
は、ステップ702に進んでログ禁止ファイルを作成する
と共に、該ログ禁止ファイル中に登録する変数CSの値と
して、ログファイル中に保存できる障害情報の数(ケー
ス数)マイナス1を設定する。そして、その異常情報を
ログファイル7に出力することでこの異常情報をファイ
ル7中に保存する(ステップ703)。次のステップ704で
は、エラー種別管理テーブルの変数ERNOにこのエラーコ
ードをセットし、詳細は後述(第8図)するタイマー処
理(ステップ705)を行って、終了する。
次に異常が発生した場合には、ステップ701からステッ
プ706に進み、変数TERNOにその異常のエラーコードをセ
ットする。次のステップ707でテーブルから変数ERNOの
管理情報を読み出す。そして、この管理情報中に変数TE
RNOにセットしたエラーコードが存在するか否かを判定
し(ステップ708)存在しない場合には、ステップ713の
処理を行って、終了する。ステップ713は、第4図にて
説明したステップ406〜408の処理であり、変数CSの値が
0となるまでログファイルへの異常情報のログを行い、
変数CSの値が0となったときログを禁止する処理であ
る。これにより、所定時間TO以内においてはケース数だ
けの異常がログされ、それを超える異常(前記所定時間
TO以内に起こった異常)のログは禁止され、最初の原因
となる異常情報が消去されるのが回避される。
ステップ708での判定により、変数TERNOにセットされた
エラーコードがステップ707で読み出した管理情報中に
存在する場合には、ステップ709に進んでその異常情報
のログファイルへのログを行い、変数TERNOの値を変数E
RNOにセットし(ステップ710)。そして、ログ禁止ファ
イル内の変数CSの値として最初のケース数マイナス1を
書き込み(ステップ711)、詳細は後述(第8図)する
タイマー処理(ステップ712)の後に、終了する。
第8図は、第4,第5実施例でのタイマー処理の詳細手順
を示すフローチャートである。
このタイマ処理では、先ずステップ801で、プロセスグ
ループidが変数PGIDに示されるプロセスに信号SIGALRM
を送る。この信号を受信した所定時間TO待ちのプロセス
は終了する。例えば、第6図の実施例において、ステッ
プ605でのタイマー処理で所定時間TO待ちとなっている
場合、ステップ611のタイマー処理でのステップ801によ
り、ステップ605のタイマー処理が終了する。
次のステップ802では、自プロセスを示すプロセスグル
ープidを変数PGIDに設定する。このプロセスグループid
は、システムの中でユニークな値をとることは勿論であ
る。ステップ803では、信号SIGALRMの受信監視を行い該
信号を受信したときに所定処理を実行する様にセットす
る。この所定処理とは、即座にタイマー処理を終了させ
る処理である。ステップ804では、ログ禁止ファイルの
有無を確認し、存在した何もせずにステップ806に進ん
で所定時間TOのタイムアップを待ち、ログ禁止ファイル
が存在しない場合にはステップ805でログ禁止ファイル
を作成してステップ806に進む。このステップ805を設け
ることで、本処理のこのステップ805までで確実にログ
禁止ファイルが存在するようにし、所定時間TOのタイム
アップを待ってログ禁止ファイルを削除し(ステップ80
7)、ログ可能状態とする。そして最後のステップ808
で、ステップ803でセットした所定処理を解除し、終了
する。このステップ807とステップ808の間で信号SIGALR
Mを受信すると、この所定処理が実行され、即座にこの
タイマー処理が終了される。
[発明の効果] 本発明によれば、障害が発生したときその原因(起点)
となった障害の内容をログファイル中に残すことができ
るので、障害解析工数を大幅に削減することが可能とな
る。また、ログファイルとしても、異常内容を数ケース
分保存できる大きさでよくなるので、ログエリアの有効
活用を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る障害情報ログ方法を実
行するデータ処理装置のシステム概略図、第2図は第1
図に示すエラー種別管理テーブルの構成説明図、第3図
は本発明の第1実施例に係る障害情報ログ方法の処理手
順を示すフローチャート、第4図は本発明の第2実施例
に係るフローチャート、第5図は本発明の第3実施例に
係るフローチャート、第6図は本発明の第4実施例に係
るフローチャート、第7図は本発明の第5実施例に係る
フローチャート、第8図は第6図,第7図に示すタイマ
ー処理の詳細手順を示すフローチャートである。 1…周辺装置群、2…中央処理装置、3…記憶装置、4
…ログ機構、5…エラー種別管理テーブル、7…ログフ
ァイル、8…ログ禁止ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 慶治郎 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (56)参考文献 特開 昭63−136141(JP,A) 特開 昭62−134732(JP,A) 特開 平2−50232(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子計算機システムにおける周辺装置の障
    害情報を記憶装置にログする方法において、各異常に対
    して以後発生する異常をログするか否かを決めるテーブ
    ルを予め設けておき、ある異常が実際に発生したとき該
    異常発生時から所定時間以内に発生した異常が前記テー
    ブルによりログ必要とされた異常の場合のみログするこ
    とを特徴とする障害情報ログ方法。
  2. 【請求項2】電子計算機システムにおける周辺装置の障
    害情報を記憶装置にログする方法において、各異常に対
    して以後発生する異常をログするか否かを決めるテーブ
    ルを予め設けておき、ある異常が実際に発生し該異常発
    生時から所定時間以内に複数の異常が発生した場合これ
    らの異常が前記テーブルによりログ不要とされる異常で
    あってもログファイルのケース数の異常だけログするこ
    とを特徴とする障害情報ログ方法。
  3. 【請求項3】周辺装置の障害情報を記憶装置にログする
    データ処理装置において、各異常に対して以後発生する
    異常をログするか否かを決めるデータを予め登録したテ
    ーブルと、ある異常が実際に発生したとき該異常発生時
    から所定時間を計数するタイマと、該所定時間以内に発
    生した異常が前記テーブルによりログ必要とされた異常
    の場合のみログする手段とを備えることを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】周辺装置の障害情報を記憶装置にログする
    データ処理装置において、各異常に対して以後発生する
    異常をログするか否かを決めるデータを予め登録したテ
    ーブルと、ある異常が実際に発生したとき該異常発生時
    から所定時間を計数するタイマと、該所定時間以内に複
    数の異常が発生したときこれらの異常が前記テーブルに
    よりログ不要とされる異常であってもログファイルのケ
    ース数の異常だけログする手段とを備えることを特徴と
    するデータ処理装置。
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