JPH047650A - 障害情報ログ方法及びデータ処理装置 - Google Patents

障害情報ログ方法及びデータ処理装置

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JPH047650A
JPH047650A JP2107451A JP10745190A JPH047650A JP H047650 A JPH047650 A JP H047650A JP 2107451 A JP2107451 A JP 2107451A JP 10745190 A JP10745190 A JP 10745190A JP H047650 A JPH047650 A JP H047650A
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貴志 安川
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綿谷 洋
Yoshiaki Adachi
芳昭 足達
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林 慶治郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は障害情報をログする技術に係り、特に、ログフ
ァイルの記憶容量が小さく登録できる障害情報数を制限
せざるを得ない場合に好適な障害情報ログ方法とこの方
法を採用したデータ処理装置に関する。
[従来の技術] 計算機システムにおける周辺装置の障害情報を記憶装置
中のログファイルにログする場合、従来は、特開昭64
−59544号公報記載の様に、発生し得る障害のうち
でログファイルへ保存する対象とする障害を、項目別1
周辺装置別に保存用障害情報選択テーブルに登録してお
き、障害発生時には障害を起こした周辺装置から詳細な
障害情報を収集し、この中から前記テーブルの登録デー
タに基づき選択した障害情報のみをログファイルに保存
するようになっている。これにより、どの障害情報が必
要かを選ぶことなく必要な障害情報だけを調べることが
可能になり、また、必要な情報のみを保存するので、全
ての障害情報を保存する場合に比ベファイル空間の縮小
が可能になる。
[発明が解決しようとする課題] 障害情報のログファイルは、無数の障害情報を保存でき
るようにはなっておらず1例えば5とか10とかの限ら
れた数の障害情報のみを保存できるようになっている。
そして、障害情報数が多くなりこの制限数を超えた場合
には、再び最初の保存領域から新たな障害情報を上書き
するようになっている。つまり、所定の限られた数の保
存領域にサイクリックに障害情報を書き込むようになっ
ている。換言すると、多数の障害が連続的に発生した場
合、最初の障害情報は次のサイクルの障害情報によって
上書きされてしまい、その記録は残らないことになる。
障害解析を行う場合、個々の障害の内容が判ってもそれ
に至った原因が判らなければ解析に時間がかかってしま
う。ある障害が発生した場合、その障害を原因として障
害が他に波及し、多数の障害が発生することがある。こ
の場合、原因となる障害情報が上書きされることで消去
されてしまうと、障害原因の解析に支障が生じる。
本発明の目的は、障害が波及した様な場合にその障害の
原因となる障害情報をログファイル中に残すことのでき
る障害情報ログ方法及びデータ処理装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、電子計算機システムにおける周辺装置の障
害情報を記憶装置にログする場合、異常が発生してログ
するときその異常が直前に発生した異常に基づく異常で
あるかそれとも独立に発生した異常であるかを識別する
ことで、達成される(請求項1,8記載の発明)。
また、上記目的は、異常が発生したとき該異常発生時か
ら所定時間以内に発生した異常はログしないことでも、
達成される(請求項2,9記載の発明)。
更にまた、上記目的は、異常が発生した場合その異常発
生時から所定時間以内に複数の新たな異常が発生したと
きはログファイルケース数の異常だけログすることでも
、達成される(請求項3゜10記載の発明)。
更にまた、上記目的は、異常の種類ごとに各異常に関連
する異常の種別を予めテーブルに登録しておき、ある異
常が発生し次に異常が発生したときは前記テーブルを参
照して該異常をログするか否かを決めることでも、達成
される(請求項4゜11記載の発明)。
更にまた、上記目的は、各異常に対して以後発生する異
常をログするか否かを決めるテーブルを予め設けておき
、実際に異常が発生した場合には直前に発生した異常の
種別と前記テーブルのデータとによりログするか否かを
決めることでも、達成される(請求項5,12記載の発
明)。
更にまた、上記目的は、各異常に対して以後発生する異
常をログするか否かを決めるテーブルを予め設けておき
、ある異常が実際に発生したとき該異常発生時から所定
時間以内に発生した異常が前記テーブルによりログ必要
とされた異常の場合のみログすることでも、達成される
(請求項6゜13記載の発明)。
更にまた、上記目的は、各異常に対して以後発生する異
常をログするか否かを決めるテーブルを予め設けておき
、ある異常が実際に発生し該異常発生時から所定時間以
内に複数の異常が発生したときこれらの異常が前記テー
ブルによりログ不要とされる異常であってもログファイ
ルのケース数の異常だけログすることでも、達成される
(請求項7,14記載の発明)。
[作用コ 請求項1,8記載の発明では、独立に発生した障害であ
るか、波及した障害であるかを識別するので、独立に発
生した障害のみをログファイルに保存することが可能と
なる。つまり、波及した障害は保存せずに障害原因とな
る障害情報のみをログファイルに残すことが可能となる
請求項2,9記載の発明では、障害波及により発生する
障害は原因となる障害の発生時から所定時間以内に発生
することが多いので、この所定時間以内に発生した障害
についてはログファイルへの保存を禁止することで、原
因となる障害の情報が上書きされて消去されることが回
避される。
請求項3,10記載の発明では、例えば4つのケース数
だけの障害情報がログファイルに保存可能とした場−合
、原因となる障害が発生してから所定時間以内において
は、4つの障害(原因となる障害を含む。)のみをログ
ファイルに保存する。
これにより、例えば前記所定時間以内に5つめの障害が
発生しても、この障害情報のログは禁止されるので、最
初の障害情報(原因となった障害の情報)が上書きされ
ることはない。尚、所定時間経過後の障害は独立に発生
した障害である蓋然性が高いのでのその情報は保存する
。この場合、この障害が5つめの障害であった場合には
、この障害情報により最初の障害情報は上書きされて消
去される。
請求項4,5,11,12記載の発明では、原因となる
障害が発生してこの障害情報を保存した後、テーブルを
参照することで特定の障害が発生したときのみログを行
い、それ以外つまり障害波及による障害についてはログ
を禁止する。つまり、波及障害による情報は事前にテー
ブルに登録したデータにより識別しログを特徴する 請求項6,13記載の発明は、請求項2と請求項4また
は5とを組み合わせた発明であり、請求項7,14記載
の発明は、請求項3と請求項4または5とを組み合わせ
た発明である。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るデータ処理装置のシ
ステム構成図である。このデータ処理装置システムは、
周辺装置群1と、中央処理装置2と、記憶袋W3とを備
える。記憶装置3は、詳細は後述するエラ一種別管理テ
ーブル5と、環境ファイル6と、ログファイル7と、ロ
グ禁止ファイル8とを備える。中央処理袋!!2はログ
機構4を備え、このログ機構4は、周辺装置群1から収
集した障害情報(異常情報)を詳細は後述する如く判別
してログするか否かを決定しログする場合にはログファ
イル7に設けられた所定数の保存領域にサイクリックに
書き込む、環境ファイル6には、本実施例では、ログ要
不要の判定基準とする一定時間の値が格納されている。
また、ログ禁止ファイル8には、このファイル8が作成
された場合にはログ禁止を示すフラグの値が格納される
エラ一種別管理テーブル5には、各異常に対しそれ以後
に発生した異常のうちでログが必要な異常群をまとめて
、予め登録しておく、第2図は、エラ一種別管理テーブ
ル5の詳細説明図である。
このエラ一種別管理テーブル5には、ヘッダ情報格納領
域5aと、管理情報格納領域5bとからなる。管理情報
格納領域5bには、例えば、エラーコード「01」の障
害が発生したとき次にエラーコードro:lJ 、r0
4」、r08」の障害が発生したらその障害情報はログ
しくそれ以外はログしない、)、エラーコードro’2
Jの障害が発生したとき次にエラーコード・・・・・・
の障害が発生したらその障害情報は格納するというよう
に、各エラーコード毎にログする障害情報を予め決めて
おくデータを格納しておく。障害の種類は数十数百とあ
り、発生した障害のエラーコードに対して管理情報格納
領域5bを−々照らしあわせて検索するのでは時間がか
かる。そこで本実施例ではヘッダ情報格納領域5aを設
けである。
ヘッダ情報格納領域5aには、発生した障害のエラーコ
ードの値を格納する領域と、管理情報格納領域5b内に
おける目的とするエラーコードまでの相対バイト数を格
納する領域(各エラーコード毎に設ける。)とがある。
これにより、障害が発生したときそのエラーコードまで
の相対バイト数をこのヘッダ情報から知り、該エラーコ
ードに対するログが必要な障害のエラーコードを管理情
報格納領域5bからすぐに取り出すことが可能となる。
次に、本発明の第1実施例に係る障害情報ログ方法の詳
細について、第3図のフローチャートを参照して説明す
る。尚、この第1実施例においては、異常発生時から所
定時間以内に発生した異常はログしないようにするもの
であり、上述したエラ一種別管理テーブル5の登録デー
タを用いずに、原因(起点)となった障害の情報と波及
した障害の情報とを識別する。
この処理を開始する前でログ機構4が起動されるときに
、ログ禁止を行う所定時間Toの値が環境ファイル6か
らログ機構4に報告される。このログ機構4は1周辺装
置群1からの異常発生を検知すると、ステップ301に
てログ禁止ファイル8の有無を確認する。直前の異常発
生から所定時間Toが経過していればログを禁止する必
要はないのでこのログ禁止ファイルは存在しない(前回
に処理おける後述のステップ305にて削除される。)
。そこで、斯かる場合には、ステップ302にてログ禁
止ファイル8を新たに作成する。そして、その異常情報
をログファイル7に出力することでこの異常情報をファ
イル7中に保存する(ステップ303)。次に該異常の
発生から所定時間Toが経過するのを待ち(ステップ3
04)、ログ禁止ファイル8を削除して本処理を終了す
る。
ここで、前記所定時間To経過前に次の異常が発生した
とき、ステップ301の判定では「ログ禁止ファイルが
存在する」となるので、上記ステップ302〜305を
行わずに本処理を終了する。
つまり、ログは行わない。尚、本実施例では、ログ禁止
ファイルの有無でログするかしないかの判定を行ったが
、ファイルの有無ではなく、ログ禁止をするか否かのフ
ラグを立てることでも判定を行うことができる。ファイ
ル自体の有無を調べるかファイルの中を調べるかではオ
ーバーヘッドの時間が異なるので、本実施例では、ファ
イルの有無で判定している。
第4図は、本発明の第2実施例に係る障害情報ログ方法
の詳細手順を示すフローチャートである。
この第2実施例では、異常が発生した場合その異常発生
時から所定時間以内に複数の新たな異常が発生したとき
はログファイルケース数の異常だけログするものであり
、エラ一種別管理テーブルは使用しない。
前述と同様に、ログ機構4が起動されると環境ファイル
6から所定時間Toの値がログ機構4に報告される。ロ
グ機構4が周辺装置群1の異常を検知すると、ステップ
401にてログ禁止ファイル8の有無が確認される。ロ
グ禁止ファイルが存在しない場合には、ステップ402
に進み、ログ禁止ファイルを新たに作成すると共に、該
ログ禁止ファイル中に登録する変数C8の値として、ロ
グファイル中に保存できる障害情報の数(ケース数)マ
イナス1を設定する。そして、その異常情報をログファ
イル7に出力することでこの異常情報をファイル7中に
保存する(ステップ403)。
次に該異常の発生から所定時間Toが経過するのを待ち
(ステップ404)、ログ禁止ファイル8を削除して本
処理を終了する。
ここで、前記所定時間TO経過前に次の異常が発生した
場合、ステップ401の判定では「ログ禁止ファイルが
存在する」となるので、ステップ406に進み、変数C
8の値をチエツクし、この値が1以上あるか否かを判定
する。cs≧1の場合には、ステップ407に進んでC
8の値を1減算し、ステップ408にて異常情報をログ
ファイル中に保存し、本処理を終了する。
前記所定時間To経過前に異常が発生し、変数C8の値
が“O”でステップ406の判定が否定となった場合に
は、この異常情報のログは行わずに即ちステップ407
,408を飛ばし何もしないで本処理を終了する。もし
、C5=Oのときに異常情報をログしてしまうと、ステ
ップ403でログした異常情報(障害の起点となる異常
情報)に上書きしてしまうことになるので、斯かる事態
を回避する。
第5図は、本発明の第3実施例に係る障害情報ログ方法
の処理手順を示すフローチャートである。
この第3実施例は、エラ一種別管理テーブルを用いてロ
グするか否かを判別するものであり、環境ファイルから
の所定時間Toのログ機構への報告や、ログ禁止ファイ
ルは使用しない。
このシステム立ち上げ時、先ず最初に、エラー種別管理
テーブル(第2図)のヘッダ情報の変数ERNO(エラ
ーコードの値を格納する変数)の初期値として負の値(
例えば−1”)を設定する。そして、ログ機構4が障害
発生を検出すると、先ず第5図のステップ501にて、
エラ一種別管理テーブルのヘッダ情報から変数ERNO
の値を読み出し、この値が′0″より大きいか否かを判
定する(ステップ502)。通常、エラーコードとして
は「01」、「02」のようにOより大きい整数値を用
い、初期値として前記のように−1を設定しであるので
、最初のこのステップ502での判定は肯定となってス
テップ503に進み、検出した異常情報をログファイル
にログし、ステップ504に進む。このステップ504
では、直前のステップ503でログした異常情報のエラ
ーコード例えば「01」を、エラ一種別管理テーブルの
ヘッダ情報の変数ERNOにセットし、本処理を終了す
る。
次に異常が発生しログ機構がこれを検出すると、ステッ
プ501でテーブルのヘッダ情報からERNoの値を読
み出す。今の場合「01」を読み出す。そして、roI
J>Oとなるのでステップ502での判定は否定となり
、ステップ505に進む。ステップ505では、この異
常のエラーコード例えば「04」を変数TERNOにセ
ットしてステップ506に進む。
ステップ506では、ヘッダ情報中の変数ERNoの値
の示す管理情報格納領域5bの位置を相対バイト数情報
から求め、その情報を知る。第2図に示す様に、エラー
コード「01」に対してエラーコードr02」、r04
J 、r08」がログ必要とされる異常のため、この3
つのエラーコードを入力する。そして次のステップ50
7てこの入力したエラーコードの中に変数TERNOに
セットされたエラーコードがあるか否かを判定し、存在
する場合にはステップ508にてそのエラーコードの異
常をログファイルにログする。そして、変数TERNO
の値を変数ERNOに書き込んで(ステップ509)、
処理を終了する。ステップ507での判定で、変数TE
RNOの示すエラーコードがステップ506で読み込ん
だエラーコード中にないとされた場合には、その異常は
ログ不要な異常のため、ステップ508,509を飛ば
して処理を終了する。
第6図は、本発明の第4実施例に係る障害情報ログ方法
の処理手順を示すフローチャートである。
この実施例は、各異常に対して以後発生する異常をログ
するか否かを決めるテーブルを予め設けておき、ある異
常が実際に発生したとき該異常発生時から所定時間以内
に発生した異常が前記テーブルによりログ必要とされた
異常の場合のみログするものである。
この処理前のシステム立ち上げ時に、環境ファイルから
所定時間Toの値がログ機構に報告される。そして、ロ
グ機構が周辺装置群の異常を検知すると、先ず、ログ禁
止ファイルの有無を確認する(ステップ601)。ログ
禁止ファイルが存在しなかった場合には、ステップ60
2に進んでログ禁止ファイルを作成し、異常内容をログ
ファイルにログしくステップ603)、テーブル種別管
理テーブルのヘッド情報の変数ERNOにエラーコード
を書き込み(ステップ604)、詳細は後述(第8図)
するタイマー処理(ステップ605)を行って本処理を
終了する。
次に異常が発生した場合には、ステップ601での判定
が肯定(ログ禁止ファイル有り)となり、変数TERN
Oにその異常のエラーコードをセットする(ステップ6
06)。そして、変数ERNOの管理情報をテーブルの
該当個所から読み出しくステップ607)、この管理情
報内に、変数TERNOにセットしたエラーコードが存
在するか否かを判定する(ステップ608)。存在しな
い場合には、本処理を終了する。
存在する場合にはステップ609に進み、変数TERN
Oにセットしたエラーコードの異常をログファイルにロ
グし、ステップ610にて変数TERNOのエラーコー
ドを変数ERNOにセットして、詳細は後述(第8図)
のタイマー処理(ステップ611)を行い、終了する。
第7図は、本発明の第5実施例に係る障害情報ログ方法
の処理手順を示すフローチャートである。
この実施例では、各異常に対して以後発生する異常をロ
グするか否かを決めるテーブルを予め設けておき、ある
異常が実際に発生し該異常発生時から所定時間以内に複
数の異常が発生した場合これらの異常が前記テーブルに
よりログ不要とされる異常であってもログファイルのケ
ース数の異常だけログするものである。
この処理前のシステム立ち上げ時に、環境ファイルから
所定時間Toの値がログ機構に報告される(ステップ7
01)、そして、ログ機構が周辺装置群の異常を検知す
ると、先ず、ログ禁止ファイルの有無を確認する(ステ
ップ701)。ログ禁止ファイルが存在しなかった場合
には、ステップ702に進んでログ禁止ファイルを作成
すると共に、該ログ禁止ファイル中に登録する変数C8
の値として、ログファイル中に保存できる障害情報の数
(ケース数)マイナス1を設定する。そして、その異常
情報をログファイル7に出力することでこの異常情報を
ファイル7中に保存する(ステップ703)、次のステ
ップ704では、エラ一種別管理テーブルの変数ERN
Oにこのエラーコードをセットし、詳細は後述(第8図
)するタイマー処理(ステップ705)を行って、終了
する。
次に異常が発生した場合には、ステップ701からステ
ップ706に進み、変数TERNOにその異常のエラー
コードをセットする0次のステップ707でテーブルか
ら変数ERNOの管理情報を読み出す。そして、この管
理情報中に変数TERNOにセットしたエラーコードが
存在するか否かを判定しくステップ708)存在しない
場合には、ステップ713の処理を行って、終了する。
ステップ713は、第4図にて説明したステップ406
〜408の処理であり、変数C8の値が0となるまでロ
グファイルへの異常情報のログを行い、変数C8の値が
0となったときログを禁止する処理である。これにより
、所定時間10以内においてはケース数だけの異常がロ
グされ、それを超える異常(前記所定時間70以内に起
こった異常)のログは禁止され、最初の原因となる異常
情報が消去されるのが回避される。
ステップ708での判定により、変数TERNOにセッ
トされたエラーコードがステップ707で読み出した管
理情報中に存在する場合には、ステップ709に進んで
その異常情報のログファイルへのログを行い、変数TE
RNOの値を変数ERNOにセットしくステップ710
)。そして、ログ禁止ファイル内の変数csの値として
最初のケース数マイナス1を書き込み(ステップ711
)、詳細は後述(第8図)するタイマー処理(ステップ
712)の後に、終了する。
第8図は、第4.第5実施例でのタイマー処理の詳細手
順を示すフローチャートである。
このタイマ処理では、先ずステップ801で、プロセス
グループidが変数PGIDに示されるプロセスに信号
SIGALRMを送る。この信号を受信した所定時間T
o待ちのプロセスは終了する0例えば、第6図の実施例
において、ステップ605でのタイマー処理で所定時間
To待ちとなっている場合、ステップ611のタイマー
処理でのステップ801により、ステップ605のタイ
マー処理が終了する。
次のステップ802では、自プロセスを示すプロセスグ
ループidを変数PGIDに設定する。
このプロセスグループidは、システムの中でユニーク
な値をとることは勿論である。ステップ803では、信
号SIGALRMの受信監視を行い該信号を受信したと
きに所定処理を実行する様にセットする。この所定処理
とは、即座にタイマー処理を終了させる処理である。ス
テップ804では、ログ禁止ファイルの有無を確認し、
存在した何もせずにステップ806に進んで所定時間T
oのタイムアツプを待ち、ログ禁止ファイルが存在しな
い場合にはステップ805でログ禁止ファイルを作成し
てステップ806に進む。このステップ805を設ける
ことで、本処理のこのステップ805までで確実にログ
禁止ファイルが存在するようにし、所定時間TOのタイ
ムアツプを待ってログ禁止ファイルを削除しくステップ
807)、ログ可能状態とする。そして最後のステップ
808で、ステップ803でセットした所定処理を解除
し、終了する。このステップ807とステップ808の
間で信号SIGALRMを受信すると、この所定処理が
実行され、即座にこのタイマー処理が終了される。
[発明の効果] 本発明によれば、障害が発生したときその原因(起点)
となった障害の内容をログファイル中に残すことができ
るので、障害解析工数を大幅に削減することが可能とな
る。また、ログファイルとしても、異常内容を数ケース
分保存できる大きさでよくなるので、ログエリアの有効
活用を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る障害情報ログ方法を実
行するデータ処理装置のシステム概略図、第2図は第1
図に示すエラ一種別管理テーブルの構成説明図、第3図
は本発明の第1実施例に係る障害情報ログ方法の処理手
順を示すフローチャート、第4図は本発明の第2実施例
に係るフローチャート、第5図は本発明の第3実施例に
係るフローチャート、第6図は本発明の第4実施例に係
るフローチャート、第7図は本発明の第5実施例に係る
フローチャート、第8図は第6図、第7図に示すタイマ
ー処理の詳細手順を示すフローチャートである。 1・・・周辺装置群、2・・・中央処理装置、3・・・
記憶装置、4・・・ログ機構、5・・・エラ一種別管理
テーブル、7・・・ログファイル、8・・・ログ禁止フ
ァイル。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 弟1rIIJ 第2図 →:刺11pn /*: h :>:  ログナ゛−ダの液れ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子計算機システムにおける周辺装置の障害情報を
    記憶装置にログする方法において、異常が発生してログ
    するときその異常が直前に発生した異常に基づく異常で
    あるかそれとも独立に発生した異常であるかを識別する
    ことを特徴とする障害情報ログ方法。 2、電子計算機システムにおける周辺装置の障害情報を
    記憶装置にログする方法において、異常が発生したとき
    該異常発生時から所定時間以内に発生した異常はログし
    ないことを特徴とする障害情報ログ方法。 3、電子計算機システムにおける周辺装置の障害情報を
    記憶装置にログする方法において、異常が発生した場合
    その異常発生時から所定時間以内に複数の新たな異常が
    発生したときはログファイルケース数の異常だけログす
    ることを特徴とする障害情報ログ方法。 4、電子計算機システムにおける周辺装置の障害情報を
    記憶装置にログする方法において、異常の種類ごとに各
    異常に関連する異常の種別を予めテーブルに登録してお
    き、ある異常が発生し次に異常が発生したときは前記テ
    ーブルを参照して該異常をログするか否かを決めること
    を特徴とする障害情報ログ方法。 5、電子計算機システムにおける周辺装置の障害情報を
    記憶装置にログする方法において、各異常に対して以後
    発生する異常をログするか否かを決めるテーブルを予め
    設けておき、実際に異常が発生した場合には直前に発生
    した異常の種別と前記テーブルのデータとによりログす
    るか否かを決めることを特徴とする障害情報ログ方法。 6、電子計算機システムにおける周辺装置の障害情報を
    記憶装置にログする方法において、各異常に対して以後
    発生する異常をログするか否かを決めるテーブルを予め
    設けておき、ある異常が実際に発生したとき該異常発生
    時から所定時間以内に発生した異常が前記テーブルによ
    りログ必要とされた異常の場合のみログすることを特徴
    とする障害情報ログ方法。 7、電子計算機システムにおける周辺装置の障害情報を
    記憶装置にログする方法において、各異常に対して以後
    発生する異常をログするか否かを決めるテーブルを予め
    設けておき、ある異常が実際に発生し該異常発生時から
    所定時間以内に複数の異常が発生した場合これらの異常
    が前記テーブルによりログ不要とされる異常であっても
    ログファイルのケース数の異常だけログすることを特徴
    とする障害情報ログ方法。 8、周辺装置の障害情報を記憶装置にログするデータ処
    理装置において、異常が発生してログするときその異常
    が直前に発生した異常に基づく異常であるかそれとも独
    立に発生した異常であるかを識別する手段を備えること
    を特徴とするデータ処理装置。 9、周辺装置の障害情報を記憶装置にログするデータ処
    理装置において、異常が発生したとき該異常発生時から
    所定時間を計数するタイマと、該所定時間以内に発生し
    た異常はログを禁止するログ禁止手段とを備えることを
    特徴とするデータ処理装置。 10、周辺装置の障害情報を記憶装置にログするデータ
    処理装置において、異常が発生した場合その異常発生時
    から所定時間を計数するタイマと、該所定時間以内に複
    数の新たな異常が発生したときはログファイルケース数
    の異常だけログする手段とを備えることを特徴とするデ
    ータ処理装置。 11、周辺装置の障害情報を記憶装置にログするデータ
    処理装置において、異常の種類ごとに各異常に関連する
    異常の種別を予め登録したテーブルと、ある異常が発生
    し次に異常が発生したときは前記テーブルを参照して該
    異常をログするか否かを決める手段とを備えることを特
    徴とするデータ処理装置。 12、周辺装置の障害情報を記憶装置にログするデータ
    処理装置において、各異常に対して以後発生する異常を
    ログするか否かを決めるデータを予め登録したテーブル
    と、実際に異常が発生した場合には直前に発生した異常
    の種別と前記テーブルのデータとによりログするか否か
    を決める手段とを備えることを特徴とするデータ処理装
    置。 13、周辺装置の障害情報を記憶装置にログするデータ
    処理装置において、各異常に対して以後発生する異常を
    ログするか否かを決めるデータを予め登録したテーブル
    と、ある異常が実際に発生したとき該異常発生時から所
    定時間を計数するタイマと、該所定時間以内に発生した
    異常が前記テーブルによりログ必要とされた異常の場合
    のみログする手段とを備えることを特徴とするデータ処
    理装置。 14、周辺装置の障害情報を記憶装置にログするデータ
    処理装置において、各異常に対して以後発生する異常を
    ログするか否かを決めるデータを予め登録したテーブル
    と、ある異常が実際に発生したとき該異常発生時から所
    定時間を計数するタイマと、該所定時間以内に複数の異
    常が発生したときこれらの異常が前記テーブルによりロ
    グ不要とされる異常であってもログファイルのケース数
    の異常だけログする手段とを備えることを特徴とするデ
    ータ処理装置。
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