JP3019789B2 - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP3019789B2
JP3019789B2 JP8313307A JP31330796A JP3019789B2 JP 3019789 B2 JP3019789 B2 JP 3019789B2 JP 8313307 A JP8313307 A JP 8313307A JP 31330796 A JP31330796 A JP 31330796A JP 3019789 B2 JP3019789 B2 JP 3019789B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は監視装置に関し、特
に障害が発生したとき収集した障害情報に基づき、障害
の修復を担当する保守担当者に自動的に障害の発生を通
報する監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ情報通信網は、急速に大規
模化かつ多様化してきており、このデータ情報通信網を
管理するネットワーク管理システムでは、データ情報通
信網の円滑な運用を図るために、データ情報通信網を監
視する監視装置を設けてその動作状態を監視し、データ
情報通信網を構成する多種多様な機器からそれらの機器
の動作状況を示す情報を大量に収集している。収集した
これらの情報をネットワーク管理者が総合的に判断して
データ情報通信網が円滑に運用されていることを確認す
るようになっている。もし、データ情報通信網内に障害
が発生した場合には、監視装置に収集された障害情報に
基づいてネットワーク管理者が障害状況を判断し、必要
に応じて関係する保守担当者に連絡するなどの障害対応
を取ることになる。データ情報通信網に限らず同じよう
に多くの機器から構成される各種のシステムでは、一般
的にシステムの動作状況を監視する監視装置を設けてシ
ステム管理者がシステムの動作状況を監視し、上述した
データ情報通信網の場合と同様にシステムの管理を行っ
ている。
【0003】上述したように、データ情報通信網内に障
害が発生した場合には、ネットワーク管理者がデータ情
報通信網における障害状況を判断し、関係する保守担当
者に連絡するなどの障害対応を取っているが、ネットワ
ーク管理者が障害状況を把握しその障害の復旧を目的と
して保守担当者を電話回線で呼び出すまでには時間がか
かる場合が多く、この時間を短縮し速やかに障害を復旧
できるようにするため、障害情報を受信したときに保守
担当者への連絡を自動的に行う監視システムも提案され
ている。例えば、特開平8−56388号公報には、監
視装置が障害情報を受信したときにその障害情報を自動
的に保守担当者へポケットベルによって送信する技術が
記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の監視装
置では、受信した障害情報に基づいてその障害の復旧の
ために連絡すべき通報先としてあらかじめ登録されてい
る保守担当員を自動的に検索し、検索された保守担当者
に上記障害情報をポケットベルにより通報することがで
きるようになっているが、このときの検索が単に障害内
容と通報先とを記述しただけのテーブルの参照であり、
複数の障害が同時発生した場合のような複雑多様な障害
には対応することができないという欠点を有している。
【0005】本発明の目的は、障害情報を受信したと
き、同時発生の他の関連ある障害情報との関係を考慮し
た通報の要否の判定を行い、障害の発生を通報先に自動
的に通報することができる監視装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の監視装置は、障
害情報を収集し、障害の発生を前記障害の修復を担当す
る保守担当者に通報する監視装置において、(A)前記障害情報の内容を保守担当者に通報する必要
があるか否かを判定する障害通報要否判定の際に参照す
る障害の状況を示す障害データと、前記障害データに対
応した障害通報要否のコメントおよび障害通報要否判定
条件と、前記障害情報を前記保守担当者へ通報する際の
宛先情報とを格納した障害通報要否参照テーブル、 (B)前記障害通報要否判定の結果、通報の必要のない
障害情報であるが他の障害情報の受信時の通報要否の判
定の際に参考となる障害情報であると判定したとき、前
記障害情報を格納するための参照対象障害情報データベ
ース、 (C)前記障害通報要否判定のため、前記障害情報の内
容を前記障害通報要否参照テーブルの前記障害データと
照合して前記障害情報の内容と一致する前記障害データ
を探し、探し出した前記障害データについての前記障害
通報要否のコメントを参照して、無条件で通報する必要
があると判定した場合は、探し出した前記障害データに
ついての前記宛先情報を読み出して前記障害情報と一緒
に出力し、条件付で通報する必要があると判定した場合
は、前記障害通報要否参照テーブルの障害通報要否判定
条件を前記宛先情報と一緒に読み出して出力し、通報は
必要ないが他の障害情報の障害通報要否判定条件に必要
であると判定された場合は、前記障害情報を前記参照対
象障害情報データベースに格納する通報要否一次判定手
段、 (D)条件付通報の場合に前記通報要否一次判定部から
出力された前記障害通報要否判定条件を満たす障害情報
が前記参照対象障害情報データベースに格納されている
他の障害情報の中にあるか否かを調べ、前記障害通報要
否判定条件を満たす障害情報があれば、前記障害情報を
前記障害情報の宛先情報と一緒に出力する通報要否二次
判定手段、 (E)前記通報要否一次判定部及び通報要否二次判定部
から出力された前記障害情報を前記宛先情報の示す通報
先に通報する障害情報通報手段、 を備えて 構成される。
【0007】また、本発明の監視装置は、障害情報を収
集し、障害の発生を前記障害の修復を担当する保守担当
者に通報する監視装置において、(A)受信した前記障
害情報を格納する障害情報格納部、(B)前記障害情報
を入力し障害状況を示すデータである第1の障害データ
を読み取った後、前記障害情報に管理番号を付与して前
記障害情報格納部に格納するとともに、前記第1の障害
データにも前記管理番号と同じ管理番号を付与して出力
する障害データ読取部、(C)前記障害情報の内容を保
守担当者に通報する必要があるか否かを判定する障害通
報要否判定の際に参照する障害の状況を示すデータであ
る第2の障害データと、前記第2の障害データに対応し
た障害通報要否のコメントおよび障害通報要否判定条件
と、前記障害情報を通報先である前記保守担当者へ通報
する際の前記保守担当者の宛先情報とを格納した障害通
報要否参照テーブル、(D)前記障害情報の障害通報要
否判定の結果、通報の必要のない障害情報であるが他の
障害情報の受信時における通報要否の判定の際には参考
となる障害情報であると判定されたとき、前記障害情報
を格納するための参照対象障害情報データベース、
(E)前記障害通報要否判定のため、前記障害データ読
取部から管理番号を付与され出力された前記第1の障害
データを前記障害通報要否参照テーブルの前記第2の障
害データと照合して前記第1の障害データと一致する前
記第2の障害データを探し出し、探し出した前記第2の
障害データについての前記障害通報要否のコメントを参
照して、無条件で通報する必要があると判定された場合
は、探し出した前記第2の障害データについての前記通
報先を読み出して前記管理番号とともに出力し、条件付
で通報する必要があると判定された場合は、前記障害通
報要否参照テーブルの障害通報要否判定条件を、前記障
害情報の通報先と一緒に読み出して管理番号とともに出
力し、通報は必要ないが他の障害情報の障害通報要否判
定条件に必要であると判定された場合は、前記障害情報
格納部に格納されている該当する障害情報を読み出して
前記参照対象障害情報データベースに格納する通報要否
一次判定部、(F)条件付通報の場合に、前記管理番号
と前記障害情報の通報先と前記障害通報要否判定条件と
を前記通報要否一次判定部から入力され、前記参照対象
障害情報データベースに格納されている他の障害情報を
読み出し、読み出した情報の中に前記障害通報要否判定
条件を満たす障害情報があるか否かを調べ、前記障害通
報要否判定条件を満たす障害情報があれば、通報の有無
の判定の対象となっている前記障害情報の管理番号と通
報先とを出力し、前記障害通報要否判定条件を満たす障
害情報がなければ、前記障害情報格納部に格納されてい
る、通報の有無の判定の対象となっていた前記障害情報
を消去する通報要否二次判定部、(G)前記通報要否一
次判定部または前記通報要否二次判定部から出力された
通報の有無の判定の対象となっている前記障害情報の管
理番号と通報先とを入力し、前記障害情報格納部から通
報の有無の判定の対象となっている前記障害情報を読み
出して前記保守担当者に通報される前記障害通報情報を
生成する障害通報情報生成部、(H)前記障害通報情報
生成部で生成された障害通報情報を通信回線を介して保
守担当者に送信するとともに、前記障害情報格納部に格
納されている該当する障害情報を消去する前記障害通報
情報送信部、を備えて構成される。
【0008】また、本発明の監視装置は、前記障害通報
情報送信部が、前記保守担当者に通報した障害通報情報
の履歴を格納する障害通報情報データベースを備え、前
記障害通報情報を通信回線を介して保守担当者に送信し
た際に前記障害通報情報を前記障害通報情報データベー
スにも格納するように構成される。
【0009】また、本発明の監視装置は、前記保守担当
者の宛先情報は電話番号,ファックス番号および電子メ
ールのアドレスであるように構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の監視装置の実施の一形態
を示すブロック図である。図1に示す監視装置は、障害
情報信号21を受信し障害情報を出力する障害情報信号
受信部6、受信した障害情報を格納する障害情報格納部
7、障害情報を入力し障害状況を示す障害データを障害
情報から読み取った後、障害情報に管理番号を付与して
障害情報格納部7に格納するとともに、障害データにも
同じ管理番号を付与して出力する障害データ読取部8、
障害情報を保守担当者に通報する必要があるか否かを判
定する際に参照する障害の状況を示す、あらかじめ設定
された障害データと、この障害データに対応して設定さ
れた、通報が必要か否かを示す通報要否のコメント、お
よび障害の通報を行うときの条件を示す障害通報要否判
定条件と、障害情報の通報先である保守担当者の電話番
号,ファックス番号および電子メールのアドレス等の宛
先情報とを格納した障害通報要否参照テーブル9、障害
情報の内容を保守担当者に通報するか否かを判定する障
害通報要否判定の結果、通報の必要のない障害情報であ
るが他の障害情報の受信時における障害通報要否判定の
際には必要な情報となる障害情報であると判定されたと
き、その障害情報を格納しておくための参照対象障害情
報データベース10、障害情報を保守担当者に通報する
必要があるか否かを判定するため、障害データ読取部8
から管理番号を付与され出力された障害データを入力し
て障害通報要否参照テーブル9の障害通報要否判定条件
と照合し、無条件で通報する必要があると判定された場
合は、障害通報要否参照テーブル9に格納されている障
害情報の通報先と、関連ある他の障害についての関係を
示すデータとを読み出して管理番号とともに出力し、条
件付で通報する必要があると判定された場合は、障害通
報要否参照テーブル9の障害通報要否判定条件を、通報
先および関連ある他の障害についての関係を示すデータ
と一緒に読み出して管理番号とともに出力し、通報は必
要ないが他の障害情報の障害通報要否判定条件には必要
であると判定された場合は、障害情報格納部7に格納さ
れている該当する障害情報を読み出して参照対象障害情
報データベース10に格納する通報要否一次判定部1
1、条件付通報の場合に、管理番号と障害情報の通報
先,関連ある他の障害についての関係を示すデータおよ
び障害通報要否判定条件とを通報要否一次判定部11か
ら入力され、参照対象障害情報データベース10に格納
されている他の障害情報の中に障害通報要否判定条件を
満たす障害情報があるか否かを確認するため、参照対象
障害情報データベース10に格納されている他の障害情
報を読み出し、読み出した情報の中に障害通報要否判定
条件を満たす障害情報があるか否かを調べ、障害通報要
否判定条件を満たす障害情報があり、その障害情報によ
って障害通報要否判定条件が満たされたとき、条件付で
通報する必要があると通報要否一次判定部11によって
判定され通報の有無の判定対象となっている障害情報を
通報が必要な障害情報であると判定して、その障害情報
の管理番号と通報先および関連ある他の障害についての
関係を示すデータとを出力し、障害通報要否判定条件を
満たす障害情報が参照対象障害情報データベース10の
中になければ、障害情報格納部7に格納されている、通
報の有無の判定対象となっている障害情報を、通報は不
必要な障害情報であると判定して消去する通報要否二次
判定部12、通報が必要な障害情報であると判定されて
通報要否一次判定部11または通報要否二次判定部12
から出力された、障害情報の管理番号と通報先および関
連ある他の障害についての関係を示すデータとを入力
し、その障害情報を障害情報格納部7から読み出して保
守担当者に通報するために障害通報情報24を生成する
障害通報情報生成部13、保守担当者に通報された障害
通報情報24の履歴が格納される障害通報情報データベ
ース14、障害通報情報生成部13で生成された障害通
報情報24を通信回線を介して保守担当者に送信すると
ともに、障害情報格納部7に格納されている該当する障
害情報を消去する障害通報情報送信部15から構成され
る。
【0012】次に、動作を説明する。
【0013】図1において、障害情報信号受信部6は、
データ情報通信網の各種装置から送信されてきた、図2
に示す障害情報信号21を受信し、ディジタル信号であ
る障害情報を障害データ読取部8に出力する。図2の障
害情報信号21は、フラグ,アドレス/制御データ,デ
ータ部,パリティビット等の検査シーケンスおよびフラ
グから構成される。また、障害情報信号21のデータ部
は障害情報を発した機器番号,部品番号,発生時刻およ
び管理情報から構成される。障害データ読取部8は、障
害情報信号受信部6から出力された障害情報を入力し
て、障害情報に含まれる障害状況を具体的に示すデータ
である、障害の発生した機器番号,障害の発生した部品
番号,障害の発生時刻,および管理情報などの各種の障
害データを障害情報の中から読み取った後、その障害情
報に管理番号を付与して障害情報格納部7に障害情報2
2として格納する。また、障害データ読取部8は、読み
取った上記の障害データにも同じ管理番号を付与して通
報要否一次判定部11に検索データ23として出力す
る。なお、図2の管理情報の中には、障害メッセージの
識別番号,障害の種類,障害の重要度,機器で判定した
障害の原因,および機器の状態などの情報が含まれる。
この機器の状態とは、例えば現用系から予備系に切り替
えられている状態であるとか、あるいは現在機器は運用
不可能な状態にあるとかの機器の状態のことをいう。全
ての障害情報は障害データ読取部8から障害情報格納部
7に障害情報22として出力され、一時的に格納され
る。図3は、障害情報格納部7に格納される障害情報2
2の構成を示したもので、図2に示す障害情報の先頭に
上述した管理番号が付与された構成である。付与される
管理番号は、一例としてその日に受信した障害情報の通
し番号を用いてもよい。図4は、通報要否一次判定部1
1が障害データ読取部8から受け取る検索データ23の
構成を示しており、先頭に上述した管理番号,機器番
号,部品番号,発生時刻およびその他データから構成さ
れる。図4に示した検索データ23のその他データは、
上述した、障害の種類,障害の重要度,機器で判定した
障害の原因,機器の状態などを含んで構成される。図5
は、障害通報要否参照テーブル9の構成を示す。図5の
障害通報要否参照テーブル9には、障害データ読取部8
が受信した障害情報から読み取ることのできる、障害状
況を表現するための障害データを用いて、あらかじめ考
えられる全ての障害の種別が記載されており、個々の障
害ごとに、障害状況を表現する障害データ,通報の要
否,通報先および添付データ等が記載される。障害状況
を表現する障害データとしては、障害の発生した機器,
障害の発生した部品メッセージ,障害の発生した時刻,
および発生した障害の重要度等から成る。また、通報要
否欄には、無条件通報,通報不要等のコメントと条件通
報の場合の条件式等が記載される。図5には、一例とし
て障害種別項目の(1)から(n)までが記載されてい
る。
【0014】障害データ読取部8から通報要否一次判定
部11に出力された、障害情報を発信した機器および部
品、障害メッセージなどの個々の障害データは、通報要
否一次判定部11により、障害通報要否参照テーブル9
に登録されているか否かが確認される。すなわち、通報
要否一次判定部11は、障害データ読取部8から管理番
号を付与され出力された障害データを入力して、その障
害データを含む障害情報を、障害の発生を知らせる情報
として障害の修復を担当する保守担当者に通報すべきか
どうかの障害通報の要否判定のため、障害情報から読み
取られた障害データを障害通報要否参照テーブル9上の
障害の状況を示す障害データと照合し、障害状況が一致
する障害データが指定された、障害種別を規定する障害
種別項目を探す。その障害種別項目が探し出されたらそ
の障害種別項目に指定されている障害の通報の要否欄を
参照して、無条件で通報する必要があるか、条件付で通
報する必要があるか、または通報は必要ないが他の障害
の通報の要否を判定する際の参考となる通報不要の障害
であるかを調べて障害通報の要否が判定される。
【0015】通報要否一次判定部11により、無条件で
通報する必要があると判定された場合は、通報要否一次
判定部11は、障害通報要否参照テーブル9に格納され
ている通報先欄の通報先のデータ、および既に発生して
いる関連ある他の障害との関係を示す添付データ欄の添
付データを読み出して管理番号とともに出力する。図5
の障害種別項目の(1)には、機器「A」の部品「a」
から障害情報が発信され、部品「a」が障害で、その障
害の重要度が高い「重障害」である障害情報について記
載されており、障害情報から読み取られた障害データが
この障害種別項目(1)に記載されているこれらの障害
データと一致する場合は、図5の通報要否欄に示すよう
に無条件で通報する必要があると判定され、電話番号で
示される通報先「03−4567−1111」に障害通
報情報24として通報することが通報先欄に示されてい
る。同様に、障害種別項目(2)では、機器「B」から
発信された障害情報は、機器「B」が「軽障害」である
ことを示しており、電話番号で示される通報先「03−
4567−2222」に障害通報情報24として無条件
で通報することが示されている。さらに、障害種別項目
(3)では、機器「C」で午後0時から7時までに発生
した障害情報については、無条件で通報先「03−45
67−3333」に障害通報情報24として通報するこ
とが示されている。
【0016】また、通報要否一次判定部11により、条
件付で通報する必要があると判定された場合は、通報要
否一次判定部11は、障害通報要否参照テーブル9の通
報要否欄に記載された障害通報要否判定条件を、通報先
データおよび関連ある他の障害についての関係を示す添
付データと一緒に読み出して管理番号とともに通知要否
二次判定部12に出力する。障害通報要否判定条件は、
あらかじめ障害の種類ごとにその障害が発生したときど
のような条件下で保守担当者に障害の発生したことを通
報するかを決めた条件であり、他の障害情報が受信され
ているか否か、あるいは決められた時間内に何個の関連
データが得られているかなどの条件が記載されている。
図5の障害種別項目(n−1)では、機器「D」の部品
「d1」から発信され、メッセージが「X」である障害
情報について記載されている。通報要否欄には、通報す
るときの条件が障害通報要否判定条件として示されてい
る。この障害通報要否判定条件は、機器「D」の部品
「d2」から発信された障害情報が3600秒以内に1
0個以上受信されていれば、通報先「03−4567−
1111」に障害通報情報24として通報することを示
している。上記の障害種別項目(n−1)の場合のよう
に、障害通報要否判定条件が与えられているものについ
ては、通報要否一次判定部11が管理番号と通報先欄,
添付データ欄の内容とともに、通報要否欄に記載された
障害通報要否判定条件を通報要否二次判定部12に出力
する。通報要否二次判定部12では、通報要否一次判定
部11から出力された障害通報要否判定条件により参照
対象障害情報データベース10を検索し、関連する障害
情報が格納されているか否かを調べ、条件にあった障害
情報が記憶されていれば、通報要否二次判定部12で
は、管理番号と通報先欄,添付データ欄の内容とを障害
通報情報生成部13に出力する。従って、上記の障害種
別項目(n−1)の場合には、部品「d2」から発信さ
れた障害情報が3600秒以内に10個以上受信されて
いるか否かが、通報要否二次判定部12によって調べら
れる。このとき、条件に該当する障害情報が参照対象障
害情報データベース10に記憶されていない場合は、通
報要否二次判定部12は、その障害情報を障害情報格納
部7から消去する。
【0017】また、通報要否一次判定部11により、通
報はしないが他の障害情報の障害通報要否判定条件に必
要であると判定された場合は、通報要否一次判定部11
は、障害情報格納部7に格納されている該当する障害情
報を読み出して参照対象障害情報データベース10に格
納する。すなわち、単独で発生したときには保守担当者
に障害の発生したことを通報する必要のない障害だが、
他の障害がその障害と同時に発生した場合には、同時に
発生した他の障害とともに保守担当者に通報する必要が
生じるような障害については、この障害が発生している
間参照対象障害情報データベース10に格納しておく。
図5の障害種別項目(n)の場合は、機器「D」の部品
「d2」から発信された障害情報について記載されてい
るが、この場合は、通報先はなく、障害情報は参照対象
障害情報データベース10に格納されることになる。
【0018】もし、障害データ読取部8から通報要否一
次判定部11に出力された障害データが図5の障害通報
要否参照テーブル9に記載されていなければ、通報要否
一次判定部11は、受信された該当の障害情報を保守担
当者に通報する必要がないものとして廃棄する。また、
通報要否一次判定部11は、同時に障害情報格納部7に
格納されている該当管理番号の障害情報を消去する。
【0019】障害通報情報生成部13では、通報要否一
次判定部11,あるいは通報要否二次判定部12から管
理番号と通報先欄,添付データ欄の内容とを受け取り、
受け取った管理番号の障害情報を障害情報格納部7から
読み込み、それに添付データを追加して障害通報情報を
生成して障害通報情報送信部15に出力する。障害通報
情報送信部15では、障害通報情報生成部13から受け
取った障害通報情報を通報先欄に示される通報先の保守
担当者の宛先情報に従って通信回線を介して障害通報情
報24として送信する。すなわち、電話番号,ファック
ス番号および電子メールのアドレスのうちあらかじめ決
められている通信方法で、障害通報情報送信部15は、
障害通報情報24を通報先の保守担当者の宛に送信す
る。図6は、障害通報情報送信部15から送信される障
害通報情報24の構成である。図6に示す障害通報情報
のデータ部には、障害通報要否参照テーブル9の添付デ
ータ欄から読み出された添付データが入り、アドレスと
して障害通報情報の通報先の宛先情報が入る。障害通報
情報送信部15は、保守担当者に障害通報情報24を送
信した後に、保守担当者に送信された障害通報情報24
に該当する障害情報を障害情報格納部7から消去する。
また、障害通報情報データベース14に通報先と障害通
報情報24の内容とを通報履歴として格納する。
【0020】上記の説明では、本発明は、障害情報を受
信したとき、同時発生の他の関連ある障害情報との関係
を考慮した通報の要否の判定を行い障害の発生を通報先
に自動的に通報することができることを説明したが、障
害通報要否参照テーブル9の通報要否の欄に設定された
障害通報要否判定条件を満たしている障害情報であれ
ば、単独障害の発生時でも通報先欄に指定された保守担
当者に通報し、障害通報要否判定条件を満たしていない
障害情報であれば、通報先欄に指定された保守担当者に
通報しないようにすることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の監視装置
は、受信した障害情報について、あらかじめ決められた
障害通報要否判定条件と照合し分析して障害情報を保守
担当者に通報するか否かの判定を行い、無条件で通報す
る障害情報、条件付で通報する障害情報、単独では通報
はしないが他の障害情報の障害通報要否判定条件に通報
の際の必要条件として含まれる障害情報とに分け、条件
付で通報するようになっている障害情報の場合は、あら
かじめ決められた条件を満たしているか否かを障害通報
要否判定条件と照合して調べ、条件を満たしているとき
に障害通報情報を作成してその障害情報を指定された保
守担当者の通報先に送信し、また、単独では通報はしな
いが他の障害情報の障害通報要否判定条件に通報の際の
必要条件として含まれる障害情報の場合は、他の障害情
報の発生に備えて障害情報データベースへ格納するよう
にしたことにより、障害情報を受信したとき、同時発生
の他の関連ある障害情報との関係を考慮した通報の要否
の判定を行い、障害の発生を通報先に自動的に通報する
ことができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視装置の実施の一形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の監視装置が受信する障害情報信号の構成
を示す説明図である。
【図3】図1の障害情報格納部7に格納されるデータの
構成を示す説明図である。
【図4】図1の障害データ読取部8が作成し通報要否一
次判定部11が受け取る検索データの構成を示す説明図
である。
【図5】図1の障害通報要否参照テーブル9の構成を示
す説明図である。
【図6】図1の障害通報情報送信部15が送信する障害
通報情報の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
6 障害情報信号受信部 7 障害情報格納部 8 障害データ読取部 9 通報条件格納テーブル 10 参照対象障害情報データベース 11 通報要否一次判定部 12 通報要否二次判定部 13 障害通報情報生成部 14 障害通報情報データベース 15 障害通報情報送信部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/24 H04L 12/26 H04L 29/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障害情報を収集し、障害の発生を前記障
    害の修復を担当する保守担当者に通報する監視装置にお
    いて、(A)前記障害情報の内容を保守担当者に通報する必要
    があるか否かを判定する障害通報要否判定の際に参照す
    る障害の状況を示す障害データと、前記障害データに対
    応した障害通報要否のコメントおよび障害通報要否判定
    条件と、前記障害情報を前記保守担当者へ通報する際の
    宛先情報とを格納した障害通報要否参照テーブル、 (B)前記障害通報要否判定の結果、通報の必要のない
    障害情報であるが他の障害情報の受信時の通報要否の判
    定の際に参考となる障害情報であると判定したとき、前
    記障害情報を格納するための参照対象障害情報データベ
    ース、 (C)前記障害通報要否判定のため、前記障害情報の内
    容を前記障害通報要否参照テーブルの前記障害データと
    照合して前記障害情報の内容と一致する前記障害データ
    を探し、探し出した前記障害データについての前記障害
    通報要否のコメントを参照して、無条件で通報する必要
    があると判定した場合は、探し出した前記障害データに
    ついての前記宛先情報を読み出して前記障害情報と一緒
    に出力し、条件付で通報する必要があると判定した場合
    は、前記障害通報要否参照テーブルの障害通報要否判定
    条件を前記宛先情報と一緒に読み出して出力し、通報は
    必要ないが他の障害情報の障害通報要否判定条件に必要
    であると判定された場合は、前記障害情報を前記参照対
    象障害情報データベースに格納する通報要否一次判定手
    段、 (D)条件付通報の場合に前記通報要否一次判定部から
    出力された前記障害通報要否判定条件を満たす障害情報
    が前記参照対象障害情報データベースに格納されている
    他の障害情報の中にあるか否かを調べ、前記障害通報要
    否判定条件を満たす障害情報があれば、前記障害情報を
    前記障害情報の宛先情報と一緒に出力する通報要否二次
    判定手段、 (E)前記通報要否一次判定部及び通報要否二次判定部
    から出力された前記障害情報を前記宛先情報の示す通報
    先に通報する障害情報通報手段、 を備えた ことを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 障害情報を収集し、障害の発生を前記障
    害の修復を担当する保守担当者に通報する監視装置にお
    いて、(A)受信した前記障害情報を格納する障害情報
    格納部、(B)前記障害情報を入力し障害状況を示すデ
    ータである第1の障害データを読み取った後、前記障害
    情報に管理番号を付与して前記障害情報格納部に格納す
    るとともに、前記第1の障害データにも前記管理番号と
    同じ管理番号を付与して出力する障害データ読取部、
    (C)前記障害情報の内容を保守担当者に通報する必要
    があるか否かを判定する障害通報要否判定の際に参照す
    る障害の状況を示すデータである第2の障害データと、
    前記第2の障害データに対応した障害通報要否のコメン
    トおよび障害通報要否判定条件と、前記障害情報を通報
    先である前記保守担当者へ通報する際の前記保守担当者
    の宛先情報とを格納した障害通報要否参照テーブル、
    (D)前記障害情報の障害通報要否判定の結果、通報の
    必要のない障害情報であるが他の障害情報の受信時にお
    ける通報要否の判定の際には参考となる障害情報である
    と判定されたとき、前記障害情報を格納するための参照
    対象障害情報データベース、(E)前記障害通報要否判
    定のため、前記障害データ読取部から管理番号を付与さ
    れ出力された前記第1の障害データを前記障害通報要否
    参照テーブルの前記第2の障害データと照合して前記第
    1の障害データと一致する前記第2の障害データを探し
    出し、探し出した前記第2の障害データについての前記
    障害通報要否のコメントを参照して、無条件で通報する
    必要があると判定された場合は、探し出した前記第2の
    障害データについての前記通報先を読み出して前記管理
    番号とともに出力し、条件付で通報する必要があると判
    定された場合は、前記障害通報要否参照テーブルの障害
    通報要否判定条件を、前記障害情報の通報先と一緒に読
    み出して管理番号とともに出力し、通報は必要ないが他
    の障害情報の障害通報要否判定条件に必要であると判定
    された場合は、前記障害情報格納部に格納されている該
    当する障害情報を読み出して前記参照対象障害情報デー
    タベースに格納する通報要否一次判定部、(F)条件付
    通報の場合に、前記管理番号と前記障害情報の通報先と
    前記障害通報要否判定条件とを前記通報要否一次判定部
    から入力され、前記参照対象障害情報データベースに格
    納されている他の障害情報を読み出し、読み出した情報
    の中に前記障害通報要否判定条件を満たす障害情報があ
    るか否かを調べ、前記障害通報要否判定条件を満たす障
    害情報があれば、通報の有無の判定の対象となっている
    前記障害情報の管理番号と通報先とを出力し、前記障害
    通報要否判定条件を満たす障害情報がなければ、前記障
    害情報格納部に格納されている、通報の有無の判定の対
    象となっていた前記障害情報を消去する通報要否二次判
    定部、(G)前記通報要否一次判定部または前記通報要
    否二次判定部から出力された通報の有無の判定の対象と
    なっている前記障害情報の管理番号と通報先とを入力
    し、前記障害情報格納部から通報の有無の判定の対象と
    なっている前記障害情報を読み出して前記保守担当者に
    通報される前記障害通報情報を生成する障害通報情報生
    成部、(H)前記障害通報情報生成部で生成された障害
    通報情報を通信回線を介して保守担当者に送信するとと
    もに、前記障害情報格納部に格納されている該当する障
    害情報を消去する前記障害通報情報送信部、を備えたこ
    とを特徴とする監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の監視装置において、前記
    障害通報情報送信部が、前記保守担当者に通報した障害
    通報情報の履歴を格納する障害通報情報データベースを
    備え、前記障害通報情報を通信回線を介して保守担当者
    に送信した際に前記障害通報情報を前記障害通報情報デ
    ータベースにも格納することを特徴とする監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項2,請求項3または請求項4に記
    載の監視装置において、前記保守担当者の宛先情報は電
    話番号,ファックス番号および電子メールのアドレスで
    あることを特徴とする監視装置。
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