JP2699900B2 - 障害情報収集装置 - Google Patents

障害情報収集装置

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JP2699900B2
JP2699900B2 JP6322192A JP32219294A JP2699900B2 JP 2699900 B2 JP2699900 B2 JP 2699900B2 JP 6322192 A JP6322192 A JP 6322192A JP 32219294 A JP32219294 A JP 32219294A JP 2699900 B2 JP2699900 B2 JP 2699900B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置の障害情
報収集装置に関し、特に診断インターフェースで複数の
論理装置に接続され、これらの障害情報を収集する保守
プロセッサが故障した場合にも論理装置の障害情報を保
守センタに通報できる障害情報収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術では、論理装置、例
えば中央処理装置を含む本体系装置は自己のハードウェ
ア上の障害を検出するハードウェア障害検出手段を有し
ており、ここで障害が検出されると診断インターフェー
スで接続された保守プロセッサに障害情報が報告され、
保守プロセッサはこの障害情報を通信回線を通して保守
センタに通報していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
本体系装置におけるハードウェア障害発生時に障害情報
を受けて保守センタに送出する機能を有する保守プロセ
ッサが故障すると、障害発生の通報を保守センタに送出
できず障害への対応が遅れて本体系装置の復旧に手間取
ってしまうという問題点があった。
【0004】本発明は従来技術の有するかかる問題点を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、信頼性の高い障害情報収集装置を提供すること
にあり、特に保守プロセッサが故障しても障害情報の通
報を行うことのできる障害情報収集装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の障害情報収集装置は、論理装置から受けた
障害情報を保持する記憶手段と、保守プロセッサの故障
時に記憶手段から読み出された障害情報を保守センタに
通報する補助保守プロセッサを有している。
【0006】特に、記憶手段は、保守プロセッサを介さ
ずに障害情報を収集するようにすることもできる。ま
た、ハードウェア量削減のため、記憶手段を論理装置内
の障害検出手段内に設けることもできる。
【0007】補助保守プロセッサは、保守プロセッサが
故障を起こしている間中、記憶手段からの読み出しと保
守センタへの通報の動作を繰り返すように構成すること
もできる。具体的には、補助保守プロセッサは、一度保
守プロセッサの故障を検出した後においても、一定時間
毎に保守プロセッサの故障の有無を調べて故障が検出さ
れる度に記憶手段から障害情報を読み出して保守センタ
に通報することで実現できる。また、補助保守プロセッ
サは、記憶手段が保持する障害情報のうち保守センタに
未だ通報されていないもののみを保守センタに通報する
ようにすることができる。具体的には、記憶手段内に、
保持する障害情報が既に保守センタに通報済みであるか
否かの情報を保持する手段を備えることで実現できる。
【0008】さらに、保守プロセッサの故障を検出する
手段として、補助保守プロセッサが一定時間毎に保守プ
ロセッサに問い合わせの信号を送り、これに対する応答
が無い場合に保守プロセッサが故障したものと判断する
ようにする手段を設けることができる。
【0009】
【作用】論理装置からの障害情報を保守プロセッサを介
さずに記憶手段内に格納しておく。その後、保守プロセ
ッサが故障を起こして保守センタに通報できなくなった
とき、補助保守プロセッサがこれを検出して記憶手段内
の障害情報を読み出して保守センタに通報する。補助保
守プロセッサは保守プロセッサが故障している間中この
動作を繰り返すことができる。
【0010】
【実施例】次に本発明の障害情報収集装置の一実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例である障害情
報収集装置の構成を示したブロック図である。本体系装
置1および2、保守プロセッサ10、補助保守プロセッ
サ20および記憶装置30は情報処理システムを構成し
ており、診断インタフェース40によって接続されてい
る。保守プロセッサ10と補助保守プロセッサ20は通
信回線を通じて図示しない保守センタと結ばれている。
また、保守プロセッサ10と補助保守プロセッサ20は
インタフェース41を介して接続されている。本体系装
置1および2は各々自己のハードウェア上の障害を検出
するハードウェア障害検出手段110および120を有
し、障害情報の受け渡しを行うための診断インタフェー
ス40を介して保守プロセッサ10および記憶装置30
に障害情報を送信する。なお、ハードウェア障害検出手
段110、120は本体系装置1、2がハードウェア障
害を起こしたときにも正常に動作できるように構成され
ている。保守プロセッサ10は診断インタフェース40
を通じて本体系装置1、2の障害情報を受け取る障害報
告受信手段200と、保守センタに障害情報を通報する
障害報告送信手段400とを有している。補助保守プロ
セッサ20は保守プロセッサ10が故障した時にこれを
検出する保守プロセッサ障害検出手段500と、保守プ
ロセッサの故障時に記憶装置30から本体系装置の障害
情報を読み出す障害情報収集手段600と、この障害情
報を保守センタに通報する障害報告補助送信手段700
とを有している。
【0012】図2を参照すると、ハードウェア障害検出
手段110は、本体系装置1のハードウェア障害の検出
を行う障害検出判定部111と、障害検出判定部111
からの出力を受けて診断インタフェース40を通じて障
害情報を保守プロセッサ10内の障害報告受信手段20
0および記憶装置30に報告する障害検出報告部112
とを備えている。他のハードウェア障害検出手段120
もこれと同様の構成からなっている。
【0013】保守プロセッサ10内の障害報告受信手段
200は、本体系装置内のハードウェア障害検出手段1
10または120からの障害情報を受け取って障害報告
送信手段400に障害情報を送るものである。
【0014】障害報告送信手段400は、図3に示すよ
うに、受け取った障害情報を通信回線を通じて保守セン
タに通報する障害通報部410と、保守センタへの通報
が成功したことを検知して診断インタフェース40を介
して記憶装置30に送信成功を通知する送信済通知部4
20とを備えている。
【0015】記憶装置30は、図4に示すように、障害
情報を記憶する障害情報記憶部310と、障害情報記憶
部310内に記憶された障害情報が既に保守センタに送
信済みか否かの情報を記憶する管理情報記憶部320
と、診断インタフェース40を介して外部との入出力を
制御すると共に障害情報記憶部310および管理情報記
憶部320の内容の記憶・更新・読み出し等の制御を行
う制御部330とを備えている。
【0016】保守プロセッサ障害検出手段500は、イ
ンタフェース41を通じて保守プロセッサ10に一定時
間毎に問い合わせ信号を送り、応答が無いと保守プロセ
ッサ10が障害を起こしたと判定し、障害情報収集手段
600にその旨を通知するものである。
【0017】障害情報収集手段600は、図5に示すよ
うに、保守プロセッサ障害検出手段500から保守プロ
セッサ10が障害を起こした旨の通知を受け取ると、診
断インタフェース40を介して記憶装置30にアクセス
して記憶されている障害情報および管理情報を読み出し
て、これを障害有無判定部620に送る記憶装置読出部
610と、記憶装置読出部610から送られてきた管理
情報によって未だ保守センタに通報されていない障害情
報があるか否かを判定して、未通報の障害情報があると
判定した場合に障害報告補助送信手段700にその障害
情報を送る障害有無判定部620とを備えている。
【0018】障害報告補助送信手段700は障害情報が
送られたとき、これを保守センタに通報するものであ
る。
【0019】次に本実施例の動作を図1から図5を参照
して詳細に説明する。
【0020】まず、保守プロセッサが正常動作している
ときの動作は以下のようになる。ハードウェア障害検出
手段110内の障害検出判定部111は本体系装置1の
ハードウェア障害を監視しており、障害を検出するとこ
れを障害検出報告部112に通知する。障害検出報告部
112はこれを受けて診断インタフェース40を通じて
障害情報を保守プロセッサ10内の障害報告受信手段2
00および記憶装置30に報告する。ハードウェア障害
検出手段120もこれと同様の動作を行う。
【0021】保守プロセッサ10の障害報告受信手段2
00は、本体系装置内のハードウェア障害検出手段11
0、120からの障害情報を診断インタフェース40を
介して受け取り、障害報告送信手段400にこの障害情
報を送る。
【0022】この障害情報を受け取った障害報告送信手
段400内の障害通報部410は受け取った障害情報を
通信回線を通じて保守センタに通報する。送信済通知部
420は保守センタへの通報が成功したことを検知して
診断インタフェース40を介して記憶装置30に送信成
功を書き込むために通知する。
【0023】記憶装置30内の制御部330は、診断イ
ンタフェース40を介して送られてきた障害情報を障害
情報記憶部310に順に記憶させる。また、診断インタ
フェース40を介して送信成功の通知が送信済通知部4
20から送られてくると、管理情報記憶部320内の対
応する管理情報を更新して、対応する障害情報が保守セ
ンタに送信済みであることを示す情報を記憶させる。
【0024】通常時はこのように保守プロセッサ10が
正常に動作し、本体系装置の障害情報が保守センタに通
報される。
【0025】この状態で保守プロセッサ10が何らかの
原因で故障して動作しなくなったとする。この場合、イ
ンタフェース41を介して一定時間毎に保守プロセッサ
10に対して問い合わせの信号を出している保守プロセ
ッサ障害検出手段500は、保守プロセッサ10からの
応答が無いことを検出して、保守プロセッサ10が障害
を起こしたものと判定して障害情報収集手段600に通
知する。
【0026】障害情報収集手段600内の記憶装置読出
部610は保守プロセッサ障害検出手段500から保守
プロセッサ10が障害を起こした旨の通知を受け取る
と、診断インタフェース40を通じて記憶装置30にア
クセスし、記憶されている障害情報および管理情報を読
み出して、これを障害有無判定部620に送る。障害有
無判定部620は送られてきた管理情報によって未だ保
守センタに通報されていない障害情報があるか否かを判
定する。未通報の障害情報があると判定されると、障害
報告補助送信手段700にその障害情報を送り、障害情
報補助送信手段700はこれを保守センタに通報する。
未通報の障害情報がないと判定された場合には処理をせ
ずに終了する。
【0027】この補助保守プロセッサ20の動作は一回
のみに限られない。保守プロセッサ障害検出手段500
は一度保守プロセッサ10の故障を検出しても、一定時
間毎の保守プロセッサ10への問い合わせを繰り返し、
故障が検出される度に障害情報収集手段600に通知す
るようにすることができる。あるいは、一度保守プロセ
ッサ10の故障が検出された後は、ハードウェア障害検
出手段110、120からの障害情報の報告を直接に受
けて、この障害情報を障害報告補助送信手段700に送
る手段を設けてもよい。この場合は、補助保守プロセッ
サ20は保守プロセッサ10の役割を完全に代替する。
【0028】このように、本発明によれば、保守プロセ
ッサ10が故障しても補助保守プロセッサ20によって
障害情報が保守センタに通報されるから、信頼性の高い
障害情報収集装置が実現される。
【0029】特に本実施例では、記憶装置30への障害
情報が保守プロセッサ10を介さずに直接ハードウェア
障害検出手段110および120から送られているため
に、保守プロセッサ10が障害を起こして本体系装置の
障害情報を収集できなくなっても、以後に発生した障害
についての情報も補助保守プロセッサにより保守センタ
に通報されるので、遅滞なく障害発生を知ることができ
る。
【0030】また、本実施例では、未通報の障害情報の
みを通報するために、保守センタは従来と同一の構成で
よく、余分なハードウェア・ソフトウェアの増大を招か
ない。もっとも、障害有無判定部620を省略して、保
守センタに通知済みの障害情報をも送るようにしても、
本発明の高信頼性という効果には変わりない。この場合
には本実施例中における通報済みか否かを管理するため
の構成は不要となる。
【0031】また本実施例では、保守プロセッサの障害
を判定するのに、保守プロセッサ障害検出判定部510
は一定時間毎に保守プロセッサ10に問い合わせ信号を
出して無応答の場合に障害発生と判定するという構成を
有しているために、複雑な回路が必要でなく、簡単に実
現できるというメリットを有している。もっとも、これ
も本発明の必須の要件ではなく、他の種類のチェック回
路等を用いて適宜実現できる。
【0032】なお、本実施例では本体系装置を2台設け
たが、これに限られる趣旨ではなく、1台以上の任意の
台数をとりうる。また、本実施例では記憶装置30を本
体系装置とは別個の装置としたが、物理的にいずれかの
論理装置に設けてもよい。このような構成をとれば、従
来の技術に比べて新規に記憶装置を設ける必要が無くな
るので、より少ないハードウェア量で実現できることに
なり、コスト低下に寄与する。ただし論理装置のハード
ウェア障害の影響を受けない構成とする必要がある。
【0033】以下で本発明の他の実施例を図を参照して
詳細に説明する。
【0034】この実施例においては図1における記憶装
置30を取り除き、代わってハードウェ障害検出手段1
10および120内に記憶手段を設けている。図6は第
2の実施例におけるハードウェア障害検出手段110の
構成を示すブロック図である。本実施例におけるハード
ウェア障害検出手段110は、本体系装置1のハードウ
ェア障害の検出を行う障害検出判定部111と、障害検
出判定部111からの出力を受けて診断インタフェース
40を通じて障害情報を保守プロセッサ10内の障害報
告受信手段200に報告すると共に、制御部115に同
じ障害情報を報告する障害検出報告部112と、障害情
報を記憶する障害情報記憶部113と、障害情報記憶部
113内に記憶された障害情報が既に保守センタに送信
済みか否かの情報を記憶する管理情報記憶部114と、
診断インタフェース40から、または障害検出報告部1
12から情報を入手し、障害情報記憶部113および管
理情報記憶部114の内容の記憶・更新・読み出し等を
行う制御部115とを備えている。他のハードウェア障
害検出手段120もこれと同様の構成を有している。ま
た、障害情報収集手段600内の記憶装置読出部610
は、保守プロセッサ障害検出手段500から保守プロセ
ッサ10が障害を起こした旨の通知を受け取ったとき、
診断インタフェース40を通じてハードウェア障害検出
手段110、120にアクセスし、記憶されている障害
情報および管理情報を読み出して、これを障害有無判定
部620に送るように構成される。
【0035】その他の構成は記憶装置30がない点を除
いて第1の実施例の構成と同一である。
【0036】次に第2の実施例の動作を図1から図3、
図5および図6を参照して詳細に説明する。
【0037】まず、通常時の動作は以下のようになる。
ハードウェア障害検出手段110内の障害判定部111
は本体系装置1のハードウェア障害を監視しており、障
害を検出するとこれを障害検出報告部112に通知す
る。障害検出報告部112はこれを受けて診断インタフ
ェース40を通じて障害情報を保守プロセッサ10内の
障害報告受信手段200に報告すると共に、制御部11
5に報告する。ハードウェア障害検出手段120もこれ
と同様の動作を行う。
【0038】保守プロセッサ10の障害報告受信手段2
00は、本体系装置内のハードウェア障害検出手段11
0、120からの障害情報を診断インタフェース40を
介して受け取り、障害報告送信手段400にこの障害情
報を送る。
【0039】この障害情報を受け取った障害報告送信手
段400内の障害通報部410は受け取った障害情報を
通信回線を通じて保守センタに通報する。送信済通知部
420は保守センタへの通報が成功したことを検知して
診断インタフェース40を介してハードウェア障害検出
手段110および120に送信成功を通知する。
【0040】ハードウェア障害検出手段110内の制御
部115は、障害検出報告部112から送られてきた障
害情報を障害情報記憶部113に順に記憶させる。ま
た、診断インタフェース40を介して障害情報記憶部1
13内に記憶された障害情報についての送信成功の通知
が送信済通知部420から送られてくると、管理情報記
憶部114内の対応する管理情報を更新して、対応する
障害情報が保守センタに送信済みであることを示す情報
を記憶させる。
【0041】通常時はこのように保守プロセッサ10が
正常に動作し、本体系装置の障害情報が保守センタに通
報される。
【0042】この状態で保守プロセッサ10が何らかの
原因で故障して動作しなくなったとする。この場合、イ
ンタフェース41を介して一定時間毎に保守プロセッサ
10に対して問い合わせの信号を出している保守プロセ
ッサ障害検出手段500は、保守プロセッサ10からの
応答が無いことを検出して、保守プロセッサ10が障害
を起こしたものと判定して障害情報収集手段600に通
知する。
【0043】障害情報収集手段600内の記憶装置読出
部610は、保守プロセッサ障害検出手段500から保
守プロセッサ10が障害を起こした旨の通知を受け取っ
たとき、診断インタフェース40を通じてハードウェア
障害検出手段110、120にアクセスし、記憶されて
いる障害情報および管理情報を読み出して、これを障害
有無判定部620に送る。障害有無判定部620は送ら
れてきた管理情報によって未だ保守センタに通報されて
いない障害情報があるか否かを判定する。未通報の障害
情報があると判定されると、障害報告補助送信手段70
0にその障害情報を送り、障害情報補助送信手段700
はこれを保守センタに通報する。未通報の障害情報がな
いと判定された場合には処理をせずに終了する。
【0044】第1の実施例の場合と同様、この補助保守
プロセッサの動作は一回のみに限られず、繰り返し、例
えば一定時間毎に行われるようにすることもできる。
【0045】このように記憶手段を各ハードウェア障害
検出手段内に設けると、障害検出報告部112から記憶
手段への障害情報の報告が診断インタフェース40を介
さずに行われるため、診断インタフェース40の負荷を
軽減することができる。
【0046】また、診断インタフェースに接続された独
立の記憶装置が不要となるため、ハードウェア量を削減
でき、コスト上有利となる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、障害情報を保持する記憶手段と、保守プロセッサの
故障時に記憶手段から障害情報を読み出してこれを保守
センタに通報する補助保守プロセッサを有していること
により、保守プロセッサに障害が発生しても、障害情報
を直ちに保守センタに通報することができ、障害への素
早い対応が可能となり、信頼性の高い障害情報収集装置
が実現される。
【0048】特に、記憶手段が保守プロセッサを介さず
に障害情報を収集することにより、保守プロセッサが障
害情報の収集が不可能となった後に発生した障害情報を
も保守センタに通報できる。また、記憶手段を論理装置
内の障害検出手段内に設けることにより、ハードウェア
量の増大を抑えることができる。
【0049】また、一度保守プロセッサの故障を検出し
た後においても、補助保守プロセッサが一定時間毎に保
守プロセッサの故障の有無を調べて故障が検出される度
に障害情報収集手段を起動することで、保守プロセッサ
が故障した後に発生した論理装置の障害をも保守センタ
に通報できる。
【0050】また、記憶手段が保持する障害情報のうち
保守センタに未だ通報されていないもののみを保守セン
タに通報する場合、保守センタの側に余分なハードウェ
ア・ソフトウェアの増大を招かないですむ。
【0051】さらに、保守プロセッサの故障を検出する
手段として、補助保守プロセッサが一定時間毎に保守プ
ロセッサに問い合わせの信号を送り、これに対する応答
が無い場合に保守プロセッサが故障したものと判断する
手段を設けることにより、複雑な構成を用いずに済むと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】ハードウェア障害検出手段の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】障害報告送信手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図5】障害情報収集手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施例におけるハードウェア障
害検出手段の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、2 本体系装置 10 保守プロセッサ 20 補助保守プロセッサ 30 記憶装置 40 診断インタフェース 41 インタフェース 110、120 ハードウェア障害検出手段 111 障害検出判定部 112 障害検出報告部 113 障害情報記憶部 114 管理情報記憶部 115 制御部 200 障害報告受信手段 310 障害情報記憶部 320 管理情報記憶部 330 制御部 400 障害報告送信手段 410 障害通報部 420 送信済通知部 500 保守プロセッサ障害検出手段 600 障害情報収集手段 610 記憶装置読出部 620 障害有無判定部 700 補助障害報告送信手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理装置の障害情報を収集し、収集した
    前記障害情報を保守センタに通報する保守プロセッサを
    有する障害情報収集装置であって、 前記障害情報を収集し、収集した前記障害情報を保持す
    る記憶手段と、 前記保守プロセッサの故障時に前記記憶手段から読み出
    された前記障害情報を前記保守センタに通報する補助保
    守プロセッサとを有し、 前記記憶手段は、前記保守プロセッサを介さずに前記論
    理装置から前記障害情報を収集し、 前記補助保守プロセッサは、前記記憶手段が保持する前
    記障害情報のうち前記保守センタに未だ通報されていな
    いもののみを前記保守センタに通報することを特徴とす
    る障害情報収集装置。
JP6322192A 1994-12-26 1994-12-26 障害情報収集装置 Expired - Lifetime JP2699900B2 (ja)

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JPS60189040A (ja) * 1984-03-08 1985-09-26 Fujitsu Ltd マイクロプロセツサ障害通知方式
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