JPH11514659A - 有機ジウレタンおよび/またはポリウレタンの合成、およびこれらのジイソシアネートおよび/またはポリイソシアネート製造のための使用 - Google Patents

有機ジウレタンおよび/またはポリウレタンの合成、およびこれらのジイソシアネートおよび/またはポリイソシアネート製造のための使用

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JPH11514659A JP9517804A JP51780497A JPH11514659A JP H11514659 A JPH11514659 A JP H11514659A JP 9517804 A JP9517804 A JP 9517804A JP 51780497 A JP51780497 A JP 51780497A JP H11514659 A JPH11514659 A JP H11514659A
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Abstract

(57)【要約】 有機ジアミンおよび/またはポリアミン(a)を尿素および/またはアルキルカルバメ−ト(b)およびアルコ−ル(c)と、触媒としての可溶性のジルコニウム化合物、好ましくはジルコニウムアルコキサイド、酢酸ジルコニウムまたはジルコニウムアセトネ−トの存在下に反応させることにより、有機ジウレタンおよび/またはポリウレタンを製造する。ジイソシアネ−トおよび/またはポリイソシアネ−トを熱解離によって製造するためにこの物質を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】 有機ジウレタンおよび/またはポリウレタンの合成、およびこれらのジイソシ アネートおよび/またはポリイソシアネート製造のための使用 本発明は有機ジウレタンおよび/またはポリウレタン、好ましくは脂肪族また は環状脂肪族ジウレタンを、触媒(d)としてジルコニウムアルコキサイド、酢 酸ジルコニウムまたはジルコニウムアセチルアセテートのような可溶性のジルコ ニウムの存在下で対応する有機ジアミンおよび/またはポリアミン(a)を尿素 および/またはアルキルカルバメート(b)とアルコール(c)と反応させるこ とによって製造するための方法に関する。 また、本発明は熱解離によってジイソシアネートおよび/またはポリイソシア ネートを製造するための、本発明の方法によって製造されたジウレタンおよび/ またはポリウレタンの使用に関する。 芳香族、脂肪族または環状脂肪族ポリイソシアネートのような有機ポリイソシ アネートはポリイソシアネートの重付加生成物、例えば、ポリウレタン(PU) フォーム、表面コーティング、分散剤、接着剤、ポリイソシアヌレート(PIR )フォーム、熱可塑性PUエラストマー(TPU)および稠蜜なまたは海面状の PU−またはPU−ポリ尿素エラストマーを製造するための重要な出発物質であ る。 有機ポリイソシアネートを製造するための工業的方法においては対応するポリ アミドのホゲンとの反応を基礎とした結果、ポリカルバミン酸クロライドが生じ 、この熱解離を基礎とした結果ポリイソシアネートおよび塩化水素が生じおよび モノマーのジウレタンおよび/またはポリウレタンの熱解離によってジイソシア ネートおよび/またはポリイソシアネートおよびアルコールを生ずる。 ホスゲンを使用する方法での問題は特に、ホスゲンおよびカルバミン酸クロラ イドを経由して塩素を塩化水素に高率で転換すること、ホスゲンの毒性および反 応混合物の腐食性、一般的に使用されている溶媒の不安定性およびハロゲン含有 残留物の生成である。 従って有機イソシアネート、好ましくは芳香族および(環状)脂肪族ジイソシ アネートおよび/または高官能性ポリイソシアネートの製造であって、ホスゲン を含まない製造方法に関する多くの試みが行われた。 EP−A−28 338(US−A−4 290 970)によれば、芳香族 ジイソシアネートおよび/またはポリイソシアネートは最初の反応段階で第1級 の芳香族ジアミンおよび/またはポリアミンをアルキルカルバメートを触媒の不 存在下でまたは存在下で尿素およびアルコールの不存在下または存在下で反応さ せ、その結果アリールジウレタンおよび/またはポリウレタンを生じさせ、この ようにして得られたアンモニアを、希望するならば、分離し、アリールジウレタ ンおよび/またはこうして得られたポリウレタンを第二の反応段階で芳香族ジイ ソシアネートおよび/またはポリイソシアネートに熱解離によって転化すること からなる二段階法により製造される。 有機ポリイソシアネートを製造するためのホスゲンを含まない連続的、多段式 方法は同様に公知である。 EP−A−0 355 443(US−A−5 087 739)は(環状) 脂肪族のジイソシアネートを対応するジアミンをジウレタンに転化し、そして後 者の熱分解によって製造するための循環方法に関し、この方法は、ウレタン解離 段階からの反応混合物がアルコールとの反応後にウレタン生成段階に再循環され ことによって収量減少を低下させる。再循環することができない副生物をウレタ ン生成段階から反応混合物の蒸留分別によって除外する。この分別では使用でき ない残留物は底部生成物として得られ、ジウレタンを含むすべての低沸点成分が 頂部で採取される。 EP−A−0 568 782(US−A−5 360 931)は連続式の ホスゲンを含まない環状脂肪族ジイソシアネートの多段式製法を記載しており、 蒸留反応釜の中の(環状)脂肪族ジアミンを対応する環状アルキレンビス尿素に 転換すること、環状アルキレンビスカルバメートになるように加圧蒸留反応釜の 中でアルコールとの反応、および溶媒を使用せずに液相中に環状アルキレンジイ ソシアネートおよびアルコールを生ずるように、結合させた解離および精留塔の 中で後者の熱解離を含んいる。 EP−A−O 566 925(US−A−5 386 053)によれば、 有機ポリイソシアネ−トを製造するための多段式方法は炭酸誘導体とアルコ−ル を使用して有機ポリアミンをモノマ−のポリウレタンに転換することおよびモノ マ−のポリウレタンを熱的に解離させることを含んでいる。この方法の一部の反 応段階では、生じたおよびポリイソシアネ−トと使用できない残留物を分離し、 再使用可能な副生物を初期段階に再循環する。 有機のポリイソシアネ−トを製造するための連続式のホスゲンを含まない方法 の経済的メリットは有機のモノマ−ジウレタンおよび/または熱解離のために使 用される高級ポリウレタンの純度によって決定的に影響を受け、一部には不純物 および副生物から生ずる希望しない副反応および反応混合物から反応器および加 工装置内で析出物樹脂様物質および封鎖物を生ずる傾向に決定的に影響を受ける 。 有機モノマ−ジウレタンおよび/または高級ポリウレタンは触媒のない状態で 、またはある状態で炭酸誘導体、好ましくは尿素および/またはアルキルカルバ メ−トと有機ポリアミドとを反応させることによって製造することができる。 EP−B−0 018 586(US−A−4 713 476およびUS− A−4 861 565)によれば、脂肪族および/または環状脂肪族ジウレタ ンおよび/またはポリウレタンは対応するポリイミドを尿素およびアルコ−ルと 触媒の存在下で反応させることによって製造することができる。類似の方法で、 EP−B−0 019 109(US−A−4 611 079)によれば、芳 香族ジウレタンおよび/またはポリウレタンは芳香族ポリアミンを使用すること によって得ることができる。記載されている適当な触媒は周期表のIA、IB、 IIA、IIB、IIIA、IIIB、IVA、IVB、VA、VB、VIB、 VIIB、VIIIB族の金属の1種以上のカチオンを含む無機または有機化合 物であって、例えば、ハロゲン化物、硫酸塩、燐酸塩、硝酸塩、硼酸塩、アルコ キサイド、フェノキサイド、スルホン酸塩、酸化物、水和化酸化物、水酸化物、 カルボン酸塩、キ−レ−ト、炭酸塩、チオ−またはジチオカーバメ−トである。 アリ−ルモノ−、ジ−および/またはポリウレタンはEP−B−0 018 5 38(US−A−4 278 805、US−A−4 375 000)によ れば、対応する第一級芳香族モノアミンまたはポリアミンを上記の触媒存在下で アルキルカルバメ−トと反応させることによって製造することが出来る。 EP−A−O 028 331(US−A−4 480 110)によれば、 N,O−2置換したウレタンは置換した尿素およびN−非置換のウレタンおよび /または尿素および/またはポリウレットとアルコールとをカルボン酸用のエス テル化触媒の存在下で反応させることによって製造することもできる。EP−B −0 027 940(CA−A−1 144 562)によれば、ウレタンは 尿素またはポリウレタンと第一級アミンとアルコールとをカルボン酸とアルコー ルとのエステル化反応に触媒的影響を示すおよびウレタン反応に促進作用も有す る化合物の存在下で反応させることのよって製造することもできる。言及されて いる適当な触媒は遷移金属の特異なキレートの中でその反応条件下で不活性であ る無機または有機の塩基、ルイス酸およびその塩または錯体である。使用するこ とができる多くの触媒の中で、実施例を使って、鉄、ニッケル、コバルト、亜鉛 、マンガン、モリブデン、チタン、ジルコニウム、トリウム、ハフニウムおよび バナジンのβ−ジケトン、例えば、アセチルアセトンおよびβ−ケトエステルと の配位化合物についても言及されている。97モル%の転換率を有する最良の触 媒活性をオクタン酸亜鉛が示し、他方90モル%を有する鉄アセチルアセトネー トは、特に工業的規模の方法には比較的低い触媒効果を示すに過ぎない。 有機ポリイソシアネートを生ずる熱解離のための有機ジウレタンおよび/また は高級ポリウレタンの十分な品質を保証するために、高い時空収率および使用す る有機ポリアミンをベースにしてポリウレタンの例えば、98モル%以上のの高 い選択性両者を保証するポリウレタンのための合成方法を有することが望ましい 。 尿素基を含有する部分的に反応した中間体がポリイソシアネートを生ずるウレ タン解離の中でかなりの妨害を起こしておりさらに得られたポリウレタンから分 離することは極めて困難である。本発明の目的は、有機ジウレタンおよび/また は高級ポリウレタンを最適な反応条件下で熱解離によってポリイソシアネートに 低コストで転換するために、高い選択性を有する極めて高い時空収率で上記有機 ジウレタンおよび/または高級ポリウレタンを製造することである。 この目的が特別のウレタン触媒で達成されることを我々は発見した。 従って本発明は有機ジウレタンおよび/または高級ポリウレタン、好ましくは 脂肪族または環状脂肪族ジウレタンおよび/または高級ポリウレタン、特に脂肪 族または環状脂肪族ジウレタンを、a)有機ジアミンおよび/またはポリアミン 、好ましくは脂肪族または環状脂肪族ジアミン、b)尿素および/またはアルキ ルカルバメートおよびc)アルコールを、d)触媒の存在下で反応させることよ って製造する方法であって、使用する触媒が、反応混合物中に可溶性であるジル コニウム化合物を含有していることを特徴とする製造方法を提供することである 。 一定量のジウレタンおよび/またはポリウレタンの製造のために必要な反応釜 容量は反応の時空収率によって直接的に変化するので、触媒を本発明の可溶性の ジルコニウム化合物の使用によって最適化することができる。これが以下の経済 的優位性をもたらした。生産プラントの経費は最低にすることができ、ポリウレ タンの収量は現存の生産プラントで増大することができ、および/またはポリウ レタンの所定量を現存の製造プラントの中で最高の選択性をもって製造すること ができる。同一の反応条件下で本発明の方法は触媒しない反応と比較するならば 3倍およびEP−B−0 027 940の中で記載されている様なアルミウム アセチルアセトネートと比較するならば、本発明の酢酸ジルコニムを使用すると 、2倍の時空収率の増加を可能としている。本発明の方法はモノマージウレタン および/またはポリウレタン、特に脂肪族および環状脂肪族ジウレタンを高い時 空収率および最高の選択性で有利に製造できることを可能にしており、従って製 造経費を最低にすることができる。 本発明によれば、使用した触媒は反応混合物、特に使用した反応条件下で可溶 性であるジルコニウム化合物である。適当な可溶性のジルコニウム化合物の例は 1から10個、好ましくは1から4個の炭素原子を有する直鎖または分岐アルコ ールのジルコニウムアルコキサイドである、例えばジルコニウムメタノレート、 エタノレート、n−およびイソ−プロパノレ−ト、n−ブタノレ−ト、sec− ブタノレ−ト、tert−ブタノレ−ト、テトラペンタノレ−ト及び2−メチル −2−エチルヘキサノレ−トのようなジルコニウムペンタノレ−トの異 性体、ヘキサノレ−ト、2−エチルヘキサノレ−ト、テトラ−2−エチルヘキサ ノレ−ト、オクタノレ−ト、デカノレ−トおよび好ましくはジルコニウムn−ブ タノレ−ト、テトラジエチルアミノジルコニウムのようなアミン置換したジルコ ニウム、ジルコニウムアセチルアセトネ−トのようなアセチルアセトネ−ト、ジ ルコニウムテトラ−2−エチルヘキサノエ−ト、ジルコニウム(IV)トリフル オロアセチルアセトネ−ト、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−3, 5−ヘプタンジオナ−ト)ジルコニウム、ジルコニウム−ヘキサフルオロアセチ ルアセトネ−ト、酢酸ジルコニウム、シュウ酸ジルコニウム、ジルコニルロピオ ネ−ト、ジルコニウムブチレ−トとその異性体、ジルコニウムテトラアクリレ− ト、ジルコニウムメタクリレ−ト、ジルコニウムジメタクリレ−トジプロパノレ −ト、ジルコニウム(IV)ジメタクリレ−ト、ジルコニウムメタクリルオキシ エチルアセトアセテ−ト、トリ−n−プロパノレ−トおよびクエン酸ジルコニウ ム、乳酸ジルコニウム、ジルコニウムネオデカノエ−トのような高級カルボン酸 塩等のジルコニウムカルボキシレート、ジルコノセンジエトキサイド、ジルコノ センジクロライド、ジルコノセンクロライド塩化物水素化物、シクロペンタジエ ニルジルコニウムトリクロライド、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル) ジルコニウムジクロライド、ペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウムト リクロライド、ジルコノセンビス(トリフルオロメタンスルフォネ−ト)等のジ ルコニウムのシクロペンタジエニル錯体、炭酸ジルコニウム、水酸化ジルコニウ ム、硝酸ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、硫化ジルコニウム、燐酸ジルコニウ ム、ピロ燐酸ジルコニウム、ジルコニル炭酸アンモニウムのような無機酸のジル コニウム塩、フッ化ジルコニウム(IV)、塩化ジルコニウ(IV)、四臭化ジ ルコニウム、四ヨウ化ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニル、ジルコニル過塩素 酸塩、ヘキサフルオロジルコニウム酸ナトリウム、ジルコニウム酸アルミニウム 、ヘキサフルオロジルコニウム酸アンモニウム、ジルコニウム酸ビスマス、ジル コニウム酸鉛、ジルコニウム酸カドミウム、ジルコニウム酸セシウム、ジルコニ ウム酸カルシウム、ジルコニウム酸セリウム、ジルコニウム酸コバルト、ヘキサ フルオロジルコニウム酸カリウム、ペンタフルオロジルコニウム酸カリウム、ジ ルコニウム酸リチウム、ジルコニウム酸マグネシウム、ジルコニウム酸マンガ ン、ジルコニウム酸ナトリウム、ジルコニウム酸ルビジウム、ジルコニウム酸ス トロンチウム、ジルコニウム酸亜鉛のようなジルコニウム酸塩およびアルミニウ ム化ジルコニム、ホウ化ジルコニウム、水素化ジルコニウム、炭化ジルコニウム 、モリブデン酸ジルコニウム、窒化ジルコニウム、セレン化ジルコニウム、テル ル化ジルコニウムおよびタングステン酸ジルコニウムのようなジルコニウム化合 物。 極めて有用であることが発見され、従って、使用された好ましい化合物は酢酸 ジルコニウム、ジルコニウムアセチルアセトネ−トおよび特にジルコニウム−n −ブタノレ−トである。 触媒はいかなる量でも使用することができる。経済的な理由で、極めて少量の 触媒を使用することが有利である。実験的に容易に測定出来る触媒活性によって 変動するが、ジルコニウム化合物は0.00001から1モル%、好ましくは0 .0001から0.1モル%、特に0.001から0.05モル%の量使用する ことが有利である。 有機のモノマ−であるジウレタンおよび/またはポリウレタンは、公知の方法 に従い本発明の触媒の存在下で、生成したアンモニア除去しながら、ポリアミン をカルボン酸誘導体、特に尿素およびアルコ−ルと反応させることによって製造 することが出来る。 純粋に形式的に見れば、本発明の方法は以下の式によって示すことができる: R−(NH2)n+nH2NCONH2+nR’OH Δ↓触媒 R−(NCOOR’)n+2nNH3 a) 式R−(NH2)nの適当なアミンの例(Rが多価の、非置換または置換 の有機基、好ましくは芳香族および特に脂肪族または環状脂肪族の基であり、n がRの原子価に一致し、少なくとも2の整数であって、好ましくは2から5であ り、特に2である)は例えば、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシまた はハロゲンでアリレン基上で置換しているまたは置換してない芳香族ポリアミン であり、例えば、2、4−および2、6−トリレンジアミンまたはその工業的混 合物、2,2’−、2,4’−および好ましくは4,4’−ジアミノジフェ ニルメタンまたは特定の異性体の少なくとも2種の混合物、3,3’−ジメチル −4,4’−ジアミノビフェニル、1,2−ビス(4−アミノフェニル)エタン 、1,3−および1,4−フェニレンジアミン、1,4−および1、5−ジアミ ノフタレン、3,3’,5,5’−テトラエチル−3,3’,5,5’−テトラ イソプロピル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、1,3,5,−トリアミ ノベンゼン、2,4,6−トリアミントルエンおよびポリフェニルポリメチレン ポリアミンおよびジアミノジフェニルメタンの混合物およびポリフェニルポリメ チレンポリアミン類であり、これらはアニリンおよびフォルムアルデヒドの縮合 による公知の方法にしたがって好ましくは触媒としての鉱酸の存在下に、または 触媒のない状態で得ることができて、その脂肪族ポリアミンは2から19個の炭 素原子、好ましくは3から13個の炭素原子、特に4から6この炭素原子を有す る。さらに、これらの化合物は直鎖または枝分かれした構造を有することができ 、橋かけヘテロ原子として、例えば、酸素、硫黄または2価の複素環基またはア リレン、好ましくはフェニレン、結合形態にある基、例えば、エチレンジアミン 、1,3−および1,2−プロピレンジアミン、2,2−ジメチルプロピレン− 1,3−ジアミン、1,4−ブチレンジアミン、2−エチルブチレン−1,4− ジアミン、2−エチル−2−ブチル−ブチレン−1,4−ジアミン、1,5−ペ ンタメチレンジアミン、2−メチルペンタメチレン−1,5−ジアミン、2−エ チル−2−ブチルペンタメチレン−1,5−ジアミン、1,6−ヘキサメチレン ジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサメチレン1、6−ジアミン、1,8− オクタメチレンジアミン、1,10−デシレンジアミン、1,12−ドデシレン ジアミン、ヘキサヒドロキシレン−1,4−ジアミンおよび1,4−キシレンジ アミンおよび5から12個の炭素原子、好ましくは6から12個の炭素原子を有 する環状脂肪族ポリアミンであり、例えば1,2−、1,3−および1,4−シ クロヘキサンジアミン、ヘキサヒドロトリレン−2,4−および−2,6−ジア ミン、および対応する異性体混合物、4,4’−、2,4’−および2,2’− ジアミノジシクロヘキシルメタンもおよび対応する異性体混合物、3−アミノ− メチル−3,5,5−トリメチルヘキシルアミンである。ポリアミンとして、好 ましくは、ジアミン、2,4−および2,6−トリレンジアミン、4,4’ −、2,4’−および2,2’−ジアミノジフェニルメタンおよびその異性体混 合物、特に1,6−ヘキサメチレンジアミンおよび3−アミノメチル−3,5, 5−トリメチルシクロヘキシルアミンを使用することが好ましく、 b) カルボン酸誘導体として、尿素(b)を使用することが好ましい。尿素は アルコ−ルと共にウレタン生成中に使用される反応条件ではアルキルカルバメ− トを生じるので、尿素の代わりにまたは尿素とともに構成成分(b)としてアル キルカルバメートを使用することが可能である。アルキルカルバメ−トは予備段 階で例えば、尿素と過剰に使用することが好ましいアルコールから得ることがで き、このエステルは例えば、アルコ−ル溶液の形で触媒としての可溶性ジルコニ ウム化合物の存在下にポリアミンと反応させることができる。類似の方法ではウ レタン生成の中で副生成物として得られたまたは個別に製造されたジアルキルカ ーボネ−トを使用することが出来、従って尿素、アルキルカルバメートおよび/ またはジアルキルカーボネートの混合物を尿素の代わりに使用することもできる 。 適当なアルキルカルバメートは式H2N−COORを有しており、このRは非 置換または置換の脂肪族基、環状脂肪族基(脂環式基)または芳香族−脂肪族基 である。適当な化合物の例は1から20の炭素原子、好ましくは1から10炭素 原子を有する第1級脂肪族モノアルコールに基づくカルバメート、例えばメチル カルバメ−ト、エチルカルバメ−ト、プロピルカルバメ−ト、n−ブチルカルバ メ−ト、イソブチルカルバメ−ト、2−および3−メチルブチルカルバメ−ト、 ネオペンチルカルバメ−ト、ペンチルカルバメ−ト、2−メチルペンチルカルバ メ−ト、n−ヘキシルカルバメ−ト、2−エチルヘキシルカルバメ−ト、ヘプチ ルカルバメ−ト、n−オクチルカルバメ−ト、n−ノニルカルバメ−ト、n−デ シルカルバメ−ト、n−ドデシルカルバメ−ト、2−フェニルカルバメ−トおよ びベンジルカルバメ−トであり、3から15個、好ましくは3から6個の炭素原 子を有する第二級の脂肪族および環状脂肪族モノアルコールに基づくカルバメー ト、例えば、イソプロピルカルバメ−ト、sec−ブチルカルバメ−ト、sec −イソアミルカルバメ−ト、シクロペンチルカルバメ−ト、シクロヘキシルカル バメ−ト、tert−ブチルシクロヘキシルカルバメ−トおよびビシクロ[2. 2.1]ヘプチルカルバメ−トを挙げることができる。メチルカルバメ−ト、エ チルカルバメ−ト、プロピルカルバメ−ト、ブチルカルバメ−ト、イソブチルカ ルバメ−ト、2−および3−メチルカルバメ−ト、ペンチルカルバメ−ト、ヘキ シルカルバメ−ト、2−エチルカルバメ−ト、ヘプチルカルバメ−ト、オクチル カルバメ−トおよびシクロヘキシルカルバメ−トを使用することが好ましい。 ウレタンの生成をジアルキルカ−ボネ−トまたは好ましくはアルキルカルバメ ートの存在下に尿素を使用して実施するならば、炭酸ジアルキルを、例えば、0 .1から30モル%の量で、好ましくは1から10モル%の量で使用することが でき、またはアルキルカルバメ−トを、ポリアミン、好ましくはジアミンをベ− スとして1から20モル%の量で、好ましくは5から15モル%の量で使用する こともできる。しかしながら、特に炭酸ジアルキルおよびアルキルカルバメ−ト の混合物を特定の比率で使用することが特に好ましい。使用する炭酸ジアルキル および/またはカルバミン酸エステルは好ましくはアルキル基が使用するアルコ −ルのアルキル基に一致する化合物である。 有機のモノマ−のポリウレタンの合成、好ましくはジウレタンは他の炭酸誘導 体は、例えば、ポリウレット、置換尿素、非置換または置換ポリ尿素、オリゴ尿 素−ポリウレタン、高沸点オリゴマ−およびジウレタンおよび/またはポリウレ タンの熱解離の際に形成された他の副生物の存在下に行うことができ、これによ りジイソシアネ−トおよび/またはポリイソシアネ−トが得られる。これらの炭 酸誘導体は、例えば、ポリウレタンの熱解離の中に形成され、所望により中間的 に貯蔵され単離されるか、または別個の方法で製造することも可能であり、又所 望により、尿素(b)および/またはアルコール(c)と共にポリウレタン製造 の中に導入することが可能である。ポリウレタンの熱解離によって有機ポリイソ シアネートを製造する連続方法では、解離反応器からこのような炭酸誘導体をウ レタン化に再循環することができる。 本発明の方法に使用することができるアルコ−ル(c)はいかなる置換または 非置換の第一級または第二級脂肪族アルコ−ルまたは芳香族−脂肪族アルコ−ル またその混合物でも良い。しかしながら、ジウレタンおよび/またはポリウレタ ンは特にポリイソシアネ−トの製造するために使用され、解離生成物のポリイソ シアネ−ト、好ましくはジイソシアネ−トと、アルコ−ルの実質的な定量分離が 可能になるように、沸点が熱解離によって得られるポリイソシアネ−ト、好まし くはジイソシアネ−トの沸点から十分に離れたジウレタン及び/またはポリウレ タンを選択することが好ましい。 これらの理由のために、1から20個、好ましくは1から10個の炭素原子を 有する第一級の脂肪族の一価アルコ−ル、例えば、メタノ−ル、エタノ−ル、プ ロパノ−ル、n−ブタノ−ル、2−および3−メチルブタノ−ル、ネオペンチル アルコ−ル、ペンタノ−ル、2−メチルペンタノ−ル、n−ヘキサノ−ル、2− エチルヘキサノ−ル、2−ヘプタノ−ル、n−オクタノ−ル、n−ノナノ−ル、 n−デカノ−ル、n−ドデカノ−ル、2−フェニルプロパノ−ルおよびベンジル アルコ−ル、3から15個の、好ましくは3から6の炭素原子を有する第二級脂 肪族および環状脂肪族一価アルコ−ル、例えば、イソプロパノ−ル、sec−ブ タノ−ル、sec−イソアミルアルコ−ル、シクロペンタノ−ル、シクロヘキサ ノ−ル、2−、3−または4−メチルヘキサノ−ルおよび4−tert−ブチル ヘキサノ−ル、または特定のアルコ−ルの混合物、しかし特にn−ブタノ−ル、 および/またはイソブタノ−ルを使用することが好ましい。 ジウレタンおよび/またはポリウレタンを本発明の方法で製造するために、第 一級有機ジアミンおよび/またはポリアミン(a)、好ましくは脂肪族または環 状脂肪族ジアミンを尿素(b)およびアルコ−ル(c)を、アミンのNH2基と 、尿素(b)およびいかなるアルキルカルバメ−トおよび/または炭酸ジアルキ ルと、アルコ−ルのヒドロキシ基との3者の比にが1:0.7−5:1−50、 好ましくは1:0.9−2:1−10、特に1:1.0−1.3:1.5−5で あるような量で反応させることができる。反応が炭酸ジアルキルおよび/または 好ましくはアルキルカルバメ−トの存在下で行われるならば、アルキルカルバメ −トまたは炭酸ジアルキルの1モルを尿素1モルの代わりに使用することができ る。触媒としての可溶性のジルコニウム化合物の存在下での反応は通常は160 ℃から300℃、好ましくは180℃から250℃、特に185℃から240℃ の範囲で、使用するアルコ−ルによって変化するが、0.1から60バ−ル、好 ましくは1から40バ−ルの圧力下で行われる。これらの反応条件にお ける反応時間は、例えば、0.5から48時間(好ましくは1から3時間)の反 応時間で行われる。 反応は溶媒および反応媒体として過剰のアルコ−ルの存在下で行うことが有利 である。ここでは反応混合物から発生したアンモニアを、例えば蒸留によって直 ちに除去することが有利であることが発見された。この目的のために使用される 装置、例えば、蒸留塔を60から150℃、好ましくは65から120℃で操作 し、その結果尿素の分解からのアンモニアと二酸化炭素から生じる少量のアンモ ニウムカルバメ−トの析出を避けることができる。 ジウレタンおよび/またはポリウレタンの製造はバッチ方式でまたは連続的に 行うことができる。連続方法の場合には、アルコ−ル、炭酸ジアルキルが反応混 合物中がすでに形成され或いは存在している間にこれらを分離する、又はウレタ ン形成が終了、好ましくはこれらを反応の初期に再循環した後反応混合物から得 られるアルキルカルバメート又は混合物を分離することが、有利であることが発 見された。成分を完全に分離するために、反応混合物を1から500ミリバ−ル 、好ましくは10から100ミリバ−ルの範囲の圧力に反応開始時の圧力から減 圧することが有利である。これにより、大部分のアルコ−ルおよび炭酸ジアルキ ルを0から30重量%、好ましくは1から10重量%、アルキルルバメ−トを1 から50重量%、好ましくは1から20重量%を含有する蒸気と、本質的にモノ マ−のポリウレタン、好ましくはジウレタン、および出来ればオリゴ尿素−ポリ ウレタンおよび高沸点オリゴマ−から成る液体生成物が得られる。 得られた蒸気はその後の精製段階で、有利なことには蒸留によって、好ましく は精留によって、分別することができ、こうして得られた有用な生成物、すなわ ち、アルコ−ルおよびアルキルカルバメ−トを個別にまたは混合物として好まし くは単量体のポリウレタンを生成するための反応開始場所に再循環することがで きる。 液体生成物は蒸留によって、例えば、在来の蒸留装置、好ましくは薄層蒸発器 を使って、例えば、170℃から240℃、好ましくは180℃から230℃で 、0.01から5ミリバ−ル、好ましくは0.1から2ミリバ−ルの圧力で、ポ リウレタン、好ましくはジウレタンを含む有用な生成物および低沸点副成物お よび廃棄する不用な残留物に分離することかできる。 有用な生成物は、直接ジイソシアネ−トおよび/またはポリイソシアネ−トに 熱解離によって転換することができ、または低沸点副生物は例えば、蒸留によっ て分離することがで、そして得られたジウレタンおよび/またはポリウレタンも 追加として蒸留、有利なことには他の溶媒から再結晶することによって精製する ことができる。 本発明の方法によって製造される有機のポリウレタン、好ましくはジウレタン を、好ましくは、ポリイソシアネ−トのポリ付加生成物の製造に使用される有機 ポリイソシアネ−トを製造するために使用する。 実施例 比較例I 圧力維持装置および90℃にまで加熱した水を使用して操作する還流冷却器付 きの1.5l(リットル)の攪拌付きオートクレーブの中で、ヘキサメチレンジ アミン(HDA)104.4g(0.9モル)、尿素135g(2.25モル) およびn−ブタノ−ル532.8g(7.2モル)を210℃で還流させながら および9バ−ルの圧力で反応させた。 発生したアンモニアを連続的に反応混合物から除去した。 反応混合物から試料を毎時採取することによっておよび液体クロマトグラフィ −によってそれを分析することによって反応の経過を監視した。 6時間の反応後でも反応システムは発生するすべての副生物に関してはまだ定 常状態になっていなかった。反応生成物(660g)のヘキサメチレンジウレタ ン(HDU)含有量は40重量%であった。これは53[g/l・h]より少な い時空収率であった。 比較例II 比較例Iの方法をくり返したが、この反応はアルミニウムアセチルアセトネ− ト14.6mg(HDAをベ−スとして、0.005モル%)の存在下で行った 。反応システムは4時間後に定常状態に達し、反応生成物(661g)のHDU 含有量は40重量%であって、これは80[g/l・h]の時空収率にな る。 比較例III 比較例Iの方法をくり返したが、この反応は鉄アセチルアセトネ−ト16mg (HDAをベ−スとして、0.005モル%)の存在下で行った。反応システム は4時間後に定常状態に達し,反応生成物(660g)のHDU含有量は41重 量%であって、これは82[g/l・h]の時空収率になる。 実施例1 比較例Iの方法をくり返したが、この反応はジルコニウムアセチルアセトネ− ト22mg(HDAをベ−スとして、0.005モル%)の存在下で行った。 反応システムは2時間後に定常状態に達し、反応生成物(663g)のHDU 含有量は41重量%であって、これは164[g/l・h]の時空収率になる。 実施例2 比較例Iの方法をくり返したが、この反応は酢酸ジルコニウム(Zr(C23 21.4(OH)2.6)10mg(HDAをベ−スとして、0.005モル%) の存在下で行った。 反応システムは2時間後に定常状態に達し,反応生成物(662g)のHDU 含有量は42重量%であって、これは168[g/l・h]の時空収率になる。 実施例3 比較例Iの方法をくり返したが、この反応はブタン酸ジルコニウムのn−ブタ ノ−ル80重量%の濃度の溶液21.6mg(HDAをベ−スとして、0.00 5モル%)の存在下で行った。 反応システムは2時間後に定常状態に達し,反応生成物(662g)のHDU 含有量は43重量%であって、これは172[g/l・h]の時空収率になる。 比較例IV 圧力維持装置および90℃にまで加熱した水を使用して操作する還流冷却器付 きの1.5lの攪拌付きオートクレーブの中で、イソホロンジアミン(IPDA )170g(1モル)、尿素150g(2.50モル)およびn−ブタノ−ル5 92g(8.0モル)を210℃で還流させながらおよび9バ−ルの圧力で反応 させた。 発生したアンモニアを連続的に反応混合物から除去した。 反応混合物から試料を毎時採取することによっておよび液体クロマトグラフィ −によってそれを分析することによって反応の経過を監視した。 6時間の反応時間の後でも反応システムは発生するすべての副生物に関しては まだ定常状態ではなかった。これは60[g/l・h]より少ない時空収率であ った。 実施例4 比較例IVの方法をくり返したが、この反応はジルコニウムアセチルアセトネ −ト24.4mg(IPDAをベ−スとして、0.005モル%)の存在下で行 った。 反応システムは2時間後に定常状態に達し,イソホロンジウレタン(IPDU )170[g/l・h]の時空収率になる。 比較例V 圧力維持装置および90℃にまで加熱した水を使用して操作する還流冷却器付 きの1.5lの攪拌付きオートクレーブの中で、HDA104.4g(0.9モ ル)、n−ブチルカ−バメ−ト263g(2.25モル)およびn−ブタノ−ル 366g(4.95モル)をアルミニウアセチルアセトネ−ト14.6mg(H DAをベ−スとして、0.005モル%)の存在下で210℃で還流させながら および9バ−ルの圧力で反応させた。発生したアンモニアを連続的に反応混合物 から除外した。 反応混合物から試料を毎時採取することによっておよび液体クロマトグラフィ −によってそれを分析することによって反応の経過を監視した。 6時間の反応時間の後でも反応システムは発生するすべての副生物に関しては まだ定常状態ではなかった。反応生成物(665g)のHDU含有量は40.4 重量%であり、これは54[g/l・h]より少ない時空収率であった。 実施例5 比較例Vの方法をくり返したが、この反応はジルコニウムアセチルアセトネ− ト21.9mg(HDAをベ−スとして、0.005モル%)の存在下で行った 。反応システムは4時間後に定常状態に達し,反応生成物(663g)の HDA含有量は42.6重量%であり、これは83[g/l・h]の時空収率に なる。 比較例VI 攪拌装置付きの4段のカスケ−ド反応器の中で、HDA600g/h、700 g/h、尿素700g/hおよびn−ブタノ−ル2200g/hを以下の条件で 連続的に反応させた。 第1攪拌反応器:容積 25l、圧力 11バ−ル、温度 218℃、 フィ−ド:HDA600g/h、尿素 700g/h、n−ブタノ−ル2200 g/h 凝縮液:n−ブタノ−ル、14l/h 第2攪拌反応器:容積 12.5l、圧力 11バ−ル、温度 222℃ 第3攪拌反応器:容積 12.5l、圧力 11バ−ル、温度 227℃ 第4攪拌反応器:容積 12.5l、圧力 11バ−ル、温度 230℃ カスケ−ド反応器(3100g/h)からの反応生成物のHDU含有量は51 .6重量%であり、これは26[g/l・h]の時空収率になる。使用したHD Aをベ−スとして、HDAの収量は97.9%であった。 比較例VII 攪拌装置付きの4段のカスケ−ド反応器の中で、HDA1000g/h、尿素 1200g/hおよびn−ブタノ−ル3700g/hを以下の条件で連続的に反 応させた。 第1攪拌反応器:容積 25l、圧力 11バ−ル、温度 218℃、 フィ−ド:HDA1000g/h、尿素 1200g/h、n−ブタノ−ル37 00g/h 凝縮液:n−ブタノ−ル、20l/h 触媒:アルミニウムアセチルアセトネ−ト418mg(HDAをベ−スとして、 0.015モル%) 第2攪拌反応器:容積 12.5l、圧力 11バ−ル、温度 222℃ 第3攪拌反応器:容積 12.5l、圧力 11バ−ル、温度 227℃ 第4攪拌反応器:容積 12.5l、圧力 11バ−ル、温度 230℃ カスケ−ド反応器(5200g/h)からの反応生成物のHDU含有量は49 .4重量%であり、これは41[g/l・h]の時空収率になる。使用したHD Aをベ−スとして、HDAの収量はベ−スとして収量は94.3%であった。 比較例6 攪拌装置付きの4段のカスケ−ド反応器の中で、HDA1300g/h、尿素 1550g/hおよびn−ブタノ−ル4800g/hを以下の条件で連続的に反 応させた。 第1攪拌反応器:容積 25l、圧力 11バ−ル、温度 218℃、 フィ−ド:HDA1300g/h、尿素 1550g/h、n−ブタノ−ル48 00g/h 凝縮液:26l/h 触媒:酢酸ジルコニウム127mg(HDAをベ−スとして0.005モル%) 第2攪拌反応器:容積 12.5l、圧力 11バ−ル、温度 222℃ 第3攪拌反応器:容積 12.5l、圧力 11バ−ル、温度 227℃ 第4攪拌反応器:容積 12.5l、圧力 11バ−ル、温度 230℃ カスケ−ド反応器(6800g/h)からの反応生成物のHDU含有量は51 .0重量%であり、これは56[g/l・h]の時空収率になる。使用したHD Aをベ−スとしてHDUの収率は98.0%であった。 比較例VIおよびVIIおよび実施例6はここに示す攪拌付き反応器の連続操 業カスケ−ドにおいて、その後の解離に必要な高いHDU収量は触媒として本発 明の可溶性のジルコニウム化合物を使用することによって最高の時空収率を達成 した。触媒のない反応と比較するならば(比較例VI)、本発明(実施例6)に よる触媒として使用された酢酸ジルコニウムは攪拌付き反応器の同一のカスケ− ドを所定のHDU品質を維持しながら2倍以上のフィ−ドで操業することを可能 としている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月14日 【補正内容】 請求の範囲 1. a)脂肪族および/または環状脂肪族有機ジ−および/またはポリアミン と、 b)尿素、アルキルカルバメ−ト、または尿素、アルキルカルバメ−トおよび /または炭酸ジアルキルの混合物と、 c)アルコ−ルとを、 d)触媒 の存在下に反応させることによる脂肪族および/または環状脂肪族の有機のジウ レタンおよび/またはポリウレタンの製造法であって、 前記触媒が反応混合物に可溶性のジルコニウム化合物を含むことを特徴とする 製造法。 2. 使用する可溶性のジルコニウム化合物が、ジルコニウム−n−ブトキサイ ド、酢酸ジルコニウムまたはジルコニウムアセチルアセトネ−トであることを特 徴とする請求項に1記載の方法。 3. 可溶性のジルコニウム化合物を、ジアミンおよび/またはポリアミンに対 して0.00001ないし1モル%の量で使用することを特徴とする請求項1ま たは2に記載の方法。 4. 使用する有機ジアミンが、1,6−ヘキサンジアミンまたは3−アミノメ チル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルアミンであることを特徴とする請 求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。 5. ジアミンおよび/またはポリアミン(a)、尿素(b)およびアルコ−ル (c)を、ジアミンおよび/またはポリアミン(a)のNH2基対、尿素(b) 対、アルコ−ル(c)のヒドロキシル基の割合を、1:0.7〜5:1〜50の 量として反応させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の 方法。 6. 反応を160℃から300℃および0.1から60バ−ルで行う請求項1 ないし5のいずれか1項に記載の方法。 7. 反応をポリウレット、置換尿素、置換または非置換ポリ尿素、オリゴ尿素 −ポリウレタン、高沸点のオリゴマ−、ジウレタンおよび/またはポリウレタン の熱解離において生成した他の副生成物の存在下に行い、ジイソシアネ−トおよ び/またはポリイソシアネ−トを得ることを特徴とする請求項1ないし6のいず れか1項に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 オターバッハ,アンドレアス ドイツ国、D−67227、フランケンタール、 クニーチュシュトラーセ、13 (72)発明者 シュヴァルツ,ハンス,フォルクマル ベルギー国、B−1410、ウォータールー、 アヴェニュー、デ、ドーファン、26

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. a)有機ジ−および/またはポリアミンと、 b)尿素、および c)アルコールとを、 d)触媒 の存在下に反応させる有機ジウレタンおよび/またはポリウレタンの製造法であ って、 前記触媒が反応混合物に可溶性のジルコニウム化合物を含むことを特徴とする 製造法。 2. 使用する可溶性のジルコニウム化合物が、ジルコニウム−n−ブトキサイ ド、酢酸ジルコニウムまたはジルコニウムアセチルアセトネ−トであることを特 徴とする請求項1記載の方法。 3. 可溶性のジルコニウム化合物を、ジアミンおよび/またはポリアミンに対 して0.00001ないし1モル%の量で使用することを特徴とする請求項1ま たは2記載の方法。 4. 使用する有機ジアミンおよび/またはポリアミンが、脂肪族および/また は環状脂肪族ジアミンおよび/またはポリアミンであることを特徴とする請求項 1ないし3のいずれか1項に記載の方法。 5. 使用する有機ジアミンが1,6−ヘキサンジアミンまたは3−アミノメチ ル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルアミンであることを特徴とする請求 項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。 6. アルキルカルバメ−トまたは尿素、アルキルカルバメ−トおよび/または 炭酸ジアルキルの混合物を尿素の代わりに使用することを特徴とする請求項1な いし5のいずれか1項に記載の方法。 7. ジアミンおよび/またはポリアミン(a)、尿素(b)およびアルコ−ル (c)を、ジアミンおよび/またはポリアミン(a)のNH2基対、尿素(b) 対、アルコ−ル(c)のヒドロキシル基の割合を、1:0.7〜5:1〜50の 量として反応させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の 方法。 8. 反応を160℃から300℃および0.1から60バ−ルで行うことを特 徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。 9. 反応をポリウレット、置換尿素、置換または非置換ポリ尿素、オリゴ尿素 −ポリウレタン、高沸点のオリゴマ−、ジウレタンおよび/またはポリウレタン の熱解離において生成した他の副生成物の存在下に行い、ジイソシアネ−トおよ び/またはポリイソシアネ−トを得ることを特徴とする請求項1ないし8のいず れか1項に記載の方法。 10. 有機ジイソシアネ−トおよび/またはポリイソシアネ−トを熱解離によ って製造するための、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法で製造され たジウレタンおよび/またはポリウレタンの使用法。
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