JPH11514243A - ちり袋用収納箱を備えた電気式真空掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 この発明は外側に織物のカバー（１４）を内側に格子枠組み（１６）を有するキャリアプレート（１０）を持つちり袋（９）を収納する収納箱（８）と、格子枠組み（１６）と織物のカバー（１４）の間に置かれたエレクトレットフイルタ（１７）と、ちり袋（９）キャリアプレート（１０）用に成形された上部支持枠（１５）とを有する電気式真空掃除機に関する。技術的に取り扱いに適し、衛生改善に関して役立ちもする実施例を完成する為に、本発明は、格子枠組み（１６）が支持枠（１５）に引き抜き可能なように結合されており、エレクトレットフイルタ（１７）が格子枠組み（１６）又は支持枠（１５）に確実に乗っており、支持枠（１５）が上に織物のカバー（１４）が乗っている保持枠（１３）に保持結合されており、この結合を外すには支持枠（１５）の断面の内側への弾性的変位を必要なものとすることを提案する。

Description

【発明の詳細な説明】 ちり袋用収納箱を備えた電気式真空掃除機 この発明は、外側に織物のカバー，内側には格子枠組みを有するキャリアプレ ートが付いているちり袋を収納する収納箱と、その格子枠組みと織物のカバーと の間に配置されたエレクトレットフイルタと、ちり袋のキャリアプレート用に用 意された上部支持枠とを備えた電気式真空掃除機に関する。 キャリアプレート付きちり袋用収納箱を備えた，この種電気式真空掃除機は， 例えばDE-0S 39 11 580で公知であり，ここでは電気式真空掃除機は、開いて、 ノズル連通結合を外した後，収納箱から引き出される、関連するちり袋と共に示 されている。そのちり袋はそのキャリアプレートと共に収納箱の上部支持枠の中 に置かれている。その収納箱は，取り上げた実用例ではより詳しくは述べられて いない。しかしながら、外側の織物のカバーと内側の格子枠組みとを有し、格子 枠組みと織物のカバーの間にエレクトレットフイルターが置かれているような， 収納箱は良く知られている。誤った取り扱い、特に収納箱へちり袋を正しくなく 挿入した場合や不適当なちり袋を挿入した場合、時間の経過と共にエレクトレッ トフイルタの汚れが発生するかも知れず、これは衛生上好ましくない事である。 本発明の目的は、現在の、キャリアプレート付きちり袋用の収納箱を備えた電 気式真空掃除機を、技術的には取り扱いに適し、衛生改善に関しては一層有利な 方式によって提供するにある。 この目的は主要な請求の範囲で定義している発明で達成されている。 いくつかの従属的な請求の範囲は有利な、更なる実施例を定義するものである 。 電気式真空掃除機がキャリアプレート付きちり袋用の収納箱を備えた構造とす ることによって、真空掃除機は、特に取り扱いについての技術的適切さの見地か ら、又何よりも衛生面の向上に関して、改善される。これは、エレクトレットフ イルターが格子枠組み、及び、又は、支持枠に確実にはめ込まれるよう、又支持 枠が織物のカバーが乗る保持枠に保持されるよう結合されていて、その保持結合 を外すには支持枠断面を内側へ弾性的に変位させる事が必要となるよう、格子枠 組みが支持枠に引き抜き可能に結合されていることで達成される。この構造の為 、収納箱は次の二つの部分から形成されることが必要で、一つは外側の織物のカ バーが乗る保持枠を含む部分で、他の一つはエレクトレットフイルタが乗る格子 枠組みが結合されている支持枠を含む部分である。このようにしてエレクトレッ トフイルタは収納箱から取り外し、可能な最も簡単なやり方で清掃や交換が出来 ると言える。 この為、保持枠と収納箱の支持枠との間の保持結合は、支持枠断面の内側への 弾性的変位により取り外され、それに従い、格子枠組みをつけた支持枠と、エレ クトレットフイルタとは保持枠から引き上げられる。支持枠断面の弾性的変位は 内向き方向にもたらされねばならぬので、ちり袋が収納室から取り除かれる前に は、支持枠内にそのキャリアプレートが置かれるちり袋のキャリアプレートは、 正常には、断面の内側への変位を妨げる必要がある事になる。 ちり袋が支持枠内で位置的に正しく置かれるのを保証する為に、よく知られて いるように、支持枠は、ちり袋のキャリアプレート用支持面上の内側に凹形か、 そのような、向きを合わす仕掛けを用意してもよい。 更に有利な実施例として、平面図で実質的に矩形である支持枠の箱形の中に、 その支持枠上の長手側面上の、好ましくは実質的に中央に、保持用突起を有する こと出来る。この保持用突起を配することにより、支持枠断面がその保持用突起 の領域で弾性を持つよう成形されると、支持枠ならびに格子枠組みに乗っている エレクトレットフイルタは受け箱から引き抜くことができる。 これに関しては、二つの保持用突起が実質的に互いに反対向きに配置されると 特に有利である。こうすると、片手操作が達成出来る、すなわち支持枠の二つの 反対向きの保持用突起を片手で内側へ変位させて、その結果、保持枠への保持結 合が外せるのである。更にこの保持結合は保持用突起をダブテイル型に形成する ことにより最善に出来る。 しかしながら、構造についても又、保持用突起を、例えば台型や類似の形に形 成することも考えられる。支持枠と保持枠との間の保持結合は、保持用受け入れ 部分が保持用突起に対応して切欠孔(cutouts)で作られ、上向きに開口するよう 形成されると言うように、保持用受け入れ部分が、保持結合をする保持枠内に配 置されるような簡単な方法で達成されると言える。 有利な方法として、ダブテイル型の保持用突起を、従って支持枠の外側に配置 すると、その突起が、保持枠のその領域で、対応する形の保持用受け入れ部に契 合する。ダブテイル型や台形を形成している為、ダブテイル又は台形の狭い側が 上に向いており、最初に、保持用突起を互いに内側に変位させぬ限り、支持枠を 保持枠から上方に引き抜くことは妨げられる。上方に、即ち、引き抜き方向には 、ダブテイル型の保持突起の横出張りが、保持用受け入れ部の横出張りに、事実 引っかかるのである。既に述べたように、その移動は、キャリアプレートが付い た ちり袋を取り除いた後でのみ可能となるのであるが、保持用突起を保持用受け入 れ部から内側へ移動することは絶対的に必要になるのである。 既に述べた如く、支持枠内でちり袋を位置的に正しく置くことは、支持枠に凹 みの形で設けられた、向きを合わせる仕掛けでもたらされる。なお又、保持枠内 でのこれらの向きを合わせる仕掛けの付いた支持枠を位置的に正しく置く事を保 証する為に、二つの反対向きの保持用突起と、これと組み合わされる、保持枠内 の保持用受け入れ部が異なった寸法と形とするように対策が実施されている。協 同する保持用突起と保持用受け入れ部との正しい組み合わせの時だけ、支持枠を 保持枠に導入することが出来て、保持用突起が各保持用受け入れ部に入り込める のである。この結果、キャリアプレート付きのちり袋も又、場所的に正しく挿入 される。しかしながら、もし支持枠が正しく挿入されないと、少なくとも一つの 保持用突起は、それに向き合う、保持枠の保持用受け入れ部に入ることが出来ず 、支持枠のこの断面は内側へ変位した侭となる。この変位の為、キャリアプレー ト付きちり袋は支持枠に挿入出来ない。 さて、本発明の主題を、図示する本発明の実施例を参照しながら、以下に更に 詳細に述べる。 図１は、一点鎖線で開放位置を示した、一つのちり袋を収納する収納箱を有す る、本発明による、収納箱を備えた電気式真空掃除機の前面図を示す。 図２はキャリアプレートを有するちり袋が、その内部に入っている収納箱を、 個々に透視した図で示す。 図３は収納箱の上面図であるが、ちり袋は除く。 図４は一部のみであるが、図３の − 線での断面図である。 図５は収納箱の上端部を透視図で示しており、ちり袋は取り除いてあり、収納 箱の保持枠内に配置された支持枠は、弾性のある断面部で内向きに変位されてい る。そして 図６は図５のそれに対応する図示であるが、支持枠および、支持枠に乗ってい る格子枠組みやエレクトレットフイルタを、保持枠から引き抜いている状態を示 し、保持枠は外面に織物のカバーを有している。 図１に示す電気式真空掃除機１は手持ち型製品の形で示されている。それは、 末端にハンドグリップ４を有する家庭用としての器具ハンドル３がその上につな がっているが、ハウジング２を備えている。ハンドグリップ４から器具ハンドル ３へ移る部分に、開閉スイッチ５がある。電気ケーブルの接続には参照数字６を 付けてある。 ハウジング２はモータハウジング７とモータハウジングの上に伸びていてちり 袋９を収める収納箱８とに分かれている。モータフアンはこの図では特に図示し て示していない。 ちり袋９は、そのモータハウジング７に向う側面に、キャリアプレート１０を 備えているが、それはフアン エア ダクトと接続するように位置している。 その下側には、モータハウジング７から、吸入ノズル１２へ空気流を連通する 筒状カップリング１１へ、移行する部分がある。 吸入ノズル１２に関しては、ノズルマウスの中にブラシローラを備える、いわ ゆる、吸入/ブラシ ノズルの問題もあるが、このローラは別駆動の方法で回転 されても良い。 フアンモータは下から上へ働き、結果として、ちりを担った空気を、モータハ ウジング７の上に直接位置するちり袋９に向けることになる。 ハウジング２の断面は、その全長に亘り、緩やにカーブした長手側面と、同じ ような狭い、短い側面とを持つ矩形に形成されている。図１で、真空掃除機は長 手側面から見ている。 図２で、特定して示した収納箱８は、一般に二つの部品で形成される。一方に 、上に外側の織物のカバー１４が乗っている保持枠１３がある。他方に、保持枠 １３内にに位置し、その下面に篭型の格子枠組み１６を有する支持枠１５がある 。図２による取り付け状態では、この格子枠組み１６は、織物のカバー１４と同 方向に伸び、実質的にはカバー１４と同じ長さを越える様に伸びており、このカ バーを補強するのに役立っている。更に格子枠組み１６はエレクトレットフイル タ１７により完全に覆われているが、エレクトレットフイルタ１７は支持枠１５ の領域内で、枠の下面にある溝１８の中にとりつけられている。格子枠組み１６ と格子枠組みを覆うエレクトレットフイルタ１７とが一緒になりベース３４の範 囲を決めている 断面に於いてモータハウジングに対応する保持枠１３は、織物のカバー１４か ら離れる方向の領域で、狭い、短い側面上にハンドル１９を有するが、これによ り、収納箱８は、動作位置から、図１の一点鎖線の図によるフイルタ取り外し位 置へ回動させる事ができる。この為、図示してないがモータハウジング７上の保 持結合はハンドル１９で外される。ハンドル１９とは反対側の、狭い、短い側面 上に、保持枠１３は対応する回転軸２０を有するが、これは、同じく図示のない モータハウジング上の二つの軸受け間にマウントされる。保持枠１３は、二つの 長手側面上に、いずれの場合も、その中央に、ダブテイル型の保持用受け入れ部 ２２を有しているが、その取り合わせは次のようである。即ち、ダブテイルの広 い側が織物のカバー１４の方向を指しており、保持用受け入れ部２２はダブテイ ルの狭い側の領域で、周辺的に開口するよう形成される、即ち、それは保持枠１ ３の織物のカバー１４から離れる向きの側面に向かって開口するようになってい る。図２を参照すると、これは保持用受け入れ部２２が上向きに開口して形成さ れる事を意味する。内側では保持枠１３はスムースかつ平らに形成されている。 支持枠１５は、図２により、保持枠１３の中に入れられるように、断面を保持 枠１３の断面に対応させ適合させている。支持枠１５はその長手側面２３の実質 的に中央にダブテイルの形の保持用突起２４を有しているが、その各ダブテイル の形は、保持枠１３の各保持用受け入れ部２２のダブテイルの形と対応している 。支持枠１５はその長手側面２３の領域では弾性を持つよう形成されている。支 持枠１５はその内周に、上端から約１５ミリの間を開けて周辺状の段２５を有し ている。両狭側面では、この周辺状の段には、複数の凹み２６の形状の、向き決 めを付けており、一つの凹み２６は周辺状の段２５の狭い側の中央で、保持枠１ ３のハンドル１９に向けて付けられ、二つの凹みは狭い側でピボット軸２０に向 けてとりつけられていて、かつ二つの凹みは支持枠１５の想像上の長手中心線の 各側に一つずつ配置されている。 保持用突起２４の両側の領域に、上向きの阻止用保持鼻部２７が長手側面の内 側上に配置されている。 篭型格子枠組み１６は、支持枠１５の下側に、その周辺エッジに沿って形成さ れている。既に述べた如く、この格子枠組み１６は、支持枠１５の下側に伸びる カラー２８の溝１８内のその上部エッジの領域に乗っているエレクトレットフイ ルタ１７で覆われている。 支持枠１５が保持枠１３に挿入される時、保持用突起２４は、対応する、保持 枠１３の、保持用受け入れ部２２に結合するが、その場合、支持枠１５も又、保 持用受け入れ部のダブテイル形形成部の為上向きの簡単な引き抜きに対し、確保 される。この配置では、保持枠１３の内壁に固定的に配置された周辺シール２９ により、支持枠１５と保持枠１３の間の密閉も達成される。 既に述べた如く、収納箱８に挿入されるちり袋９は、平面図では、支持枠１５ の断面形状に対応する一般形状をしたキャリアプレート１０を有している。図２ による取り付け位置では、キャリアプレート１０は収納箱８のハンドル１９の方 向に向いている範囲に配置された円形開口３０を備えている。この開口３０を通 して、図１による電気式真空掃除機の作動配置で、図示には無いが、コネクタが 入るようになり、このコネクタを通して、ちり粒子やごみの粒子がちり袋に導入 されるのである。このコネクタと開口１３との間の密閉の為環状リップシール３ １を備えている。キャリアプレート１０は、長い側に、各場合に実質的に中央に 取っ手穴３２を備えているが、その各々はベベルを有し、対応する支持枠１５の 内壁に向かって開いた形になっている。ちり袋１９を収納する為に、ちり袋に対 するキャリアプレート１０の中央ゾーンは、快適に、横切って鷲づかみに掴め、 収納箱８と篭型格子枠組み１６から引き上げられるようになっている。キャリア プレート１０は、狭い側では更に、支持枠１５の凹み２６に対応して、台形の突 起３３を有している。図３による取り付け配置では、キャリアプレート１０付き ちり袋９は支持枠１５の中に位置し、キャリアプレート１０は周辺状の段２５の 上に支持され、上に乗る保持用鼻部２７で把持される。キャリアプレート１０が 支持枠１５に正しく置かれると、キャリアプレート１０の突起３３は支持枠１５ のこれと組み合わされる凹み２６の中に配置される。 知られているように、電気式真空掃除機１はモータハウジング７から収納箱８ までの通過領域にキャッチ装置が備えられており、そのキャッチ装置は例えば、 図１による作動配置では、ちり袋のキャリアプレート１０によって契合されるバ ネ負荷付き掛け具か、そのようなものからなり、阻止突起がキャリアプレート１ ０の把持開口部３２に挿入されるように備えられている。しかしながら、もし、 収納箱８が回動して戻された時、ちり袋９が挿入されていなかったならば、前記 掛け具は契合されないであろう。モータハウジング７の回動式突起は阻止位置に 留まり、その位置では収納箱８は閉合状態へ回動する事が妨げられる。それ故、 モータハウジング７上の収納箱８の積極的な設置の為には、ゴミ袋９が常に導入 されねばならぬ事が確実になる。 不適切な取り扱いの場合や不適当なちり袋９を挿入した時、エレクトレットフ イルタ１７は汚されるかもしれない。今この点を変える事が出来るように、この エレクトレットフイルタ１７は、保持枠１３から、格子枠組み１６を担う支持枠 １５越しに、引き抜かれるが、その際、弾性的に形成された長手側面２３の領域 にある保持用突起２４は、内側に、P矢印の方向に変位される（図５参照）。し かしながら、これはちり袋が収納箱８から取り外されている時だけ可能である、 何故なら、そうでないと、キャリアプレート１０が、長手側面２３の内側への変 位を妨げるからである。 長手側面２３を変位させ、その結果、保持用突起２４と保持用受け入れ部２２ との間の保持結合を内側へ外した後、支持枠１５は今や保持枠１３から、上向き に、Z矢印の方向に引き上げられる（図６参照）。この様にして格子枠組み１６ を 覆うエレクトレットフイルタ１７は外される。そして、これは清掃されるか、代 わりと交換されても良い。 既に述べた様に、ちり袋の導入又はちり袋用キャリアプレートの挿入は位置に 関して正確でなければならないが、それは、さもないと収納箱８を図１の作動位 置に回し戻した時、モータハウジング上のコネクタがキャリアプレート１０の開 口部３０に入れないからである。かかる面の為に、今や、支持枠が格子枠組み１ ６やエレクトレットフイルタ１７と共に、位置的に、保持枠１３に、同じ様に正 しく挿入されることも又必要である。この事は、例えば各保持用突起２４とこれ らと組み合わせて各保持用受け入れ部２２が異なった形に成形されたり、中心か ら交互に離れて成形されることで実現されても良い。もし、支持枠１５が誤って 挿入されると、保持用突起２４が保持用受け入れ部２２に契合出来る位置に届か ず、ユーザに対し、位置的に正しい配置がされていないと言う、目視信号をすぐ 与える事になる。これにより、収納箱８を図１に示す作動位置へ閉める事も妨げ られるが、それは支持枠１５が保持枠１３を越えてかぶさるか、支持枠１５の長 手側面２３が弾性的に内側へ変位しており、それによりちり袋９の挿入が妨げら れるからである。既に述べた如く、この電気式真空掃除機はちり袋を挿入しない と収納箱８を閉められないと言う、安全装置を備えていると言える。 前記説明、各図、各請求項で開示した本発明の各特長は、本発明を個々に実施 しても、又望みにより如何なる組み合わせで実施しても、重要である。開示した 全ての特長は本発明と関連している。実施例の開示の中では、それらの全内容に わたり、関連/同伴する優先文書（前の出願の原文）の開示内容と一体をなすも のである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，Ｎ Ｌ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．外側に織物のカバー（１４）を内側に格子枠組み（１６）を有するキャリア プレート（１０）を持つちり袋（９）を収納する収納箱（８）と、格子枠組み（ １６）と織物カバーの間に配置されたエレクトレットフイルタ（１７）と、ちり 袋（９）のキャリアプレート（１０）用に成形されている上部支持枠（１５）と を有する電気式真空掃除機において 格子枠組み（１６）が支持枠（１５）に引き抜き可能なよう結合され、エレク トレットフイルタ（１７）が格子枠組み（１６）又は支持枠（１５）に固定的に 乗せられており、支持枠（１５）が上に織物のカバー（１４）を乗せた保持枠（ １３）に保持結合されておりその保持結合を外すには支持枠（１５）の内側への 弾性的変位が必要である事を特長とする 電気式真空掃除機。 ２．外側に織物カバー（１４）を内側に格子枠組み（１６）を有するキャリアプ レート（１０）を持つちり袋（９）を収納する収納箱（８）と、格子枠組み（１ ６）と織物カバー（１４）の間に配置されたエレクトレットフイルタ（１７）と 、吸収袋（９）のキャリアプレート（１０）用に成形されて平面図では一般的に 矩形な上部支持枠（１５）とを有する、請求項１記載の電気式真空掃除機におい て 保持用突起（２４）が支持枠（１５）上の長手側面上に、好ましくは実質的に 中央に設けられていることを特長とする 電気式真空掃除機。 ３．前記請求項の一つ又は二つ以上に記載された電気式真空掃除機において、二 つの実質的に反対向きに配置された保持用突起（２４）を備えていることを特長 とする 電気式真空掃除機。 ４．前記請求項の一つ又は二つ以上に記載された電気式真空掃除機において、保 持用突起２４がダブテイル型に形成されていることを特長とする 電気式真空掃除機。 ５．前記請求項の一つ又は二つ以上に記載された電気式真空掃除機において、保 持結合を形成する為に、その保持用突起に対応し、切欠孔(cutouts)で供給され て上方に向かって開口するよう形成された保持用受け入れ部（２２）を保持枠（ １３）に備えている事を特長とする 電気式真空掃除機。