JPH11512679A - 車両のガラスワイパー用のワイパーブレード - Google Patents
車両のガラスワイパー用のワイパーブレードInfo
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- JPH11512679A JPH11512679A JP9513905A JP51390596A JPH11512679A JP H11512679 A JPH11512679 A JP H11512679A JP 9513905 A JP9513905 A JP 9513905A JP 51390596 A JP51390596 A JP 51390596A JP H11512679 A JPH11512679 A JP H11512679A
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Abstract
(57)【要約】
特に拭き取るべきガラスに対するワイパーブレードの押圧力を更に高めるように、主湾曲部材(2)の統合された構成部分としてこの主湾曲部材と一体に作られた風案内装置(9)を備えた公知のワイパーブレードを改善するために、風案内装置(9)がその長手方向両端に、片持ち式の翼状の延長部(10)を備え、この延長部が長手方向において本来の主湾曲部材(2)から突出していることにより、風案内装置(9)の有効面積が拡大される。
Description
【発明の詳細な説明】
車両のガラスワイパー用のワイパーブレード
本発明は、支持湾曲部材機構に沿って保持および案内された拭き取りゴムを備
えた、車両、特に自動車のガラスワイパー用のワイパーブレードに関する。支持
湾曲機構は少なくとも一部がほぼU字状の横断面の主湾曲部材を備え、この主湾
曲部材はその長手方向に対して横方向に延びる軸線回りに揺動可能にワイパーア
ームに枢着可能である。主湾曲部材の両端にそれぞれ、爪湾曲部材が直接的にま
たは中間湾曲部材を介して枢着され、この爪湾曲部材の爪に拭き取りゴムの頭部
分が支承されている。主湾曲部材は、拭き取るべきガラスに対する拭き取りゴム
の押圧力を、流れて来る走行風を利用して増大するための風案内装置を備えてい
る。風案内装置は流れて来る走行風寄りのワイパーブレードの前側に配置され、
かつ主湾曲部材と一体に作られている。
本発明が出発するこの種のワイパーブレードは、例えばドイツ連邦共和国実用
新案登録出願公開第9310261.5号公報によって知られている。この公知
のワイパーブレードは、風案内装置が主湾曲部材の全長よりも短いので、主湾曲
部材の両端部分における爪湾曲部材または中間湾曲部材の枢着個所の前で既に終
わっているという欠点がある。このような風案内装置の空気力学的作用面は、押
圧力を増大させるために最大限の作用を達成するには小さすぎる。更に、この風
案内装置は走行風寄りの主湾曲部材の前側の側壁の下側エッジに直接接続してい
る。それによって、風案内装置は主湾曲部材の横断面を考慮して、車両ガラスに
対して垂直に向いた主湾曲部材の前側の側壁に対して角度をなしている。従って
、拭き取るべきガラスに対する拭き取りゴムの押圧力の増大作用に関して、この
ようなワイパーブレードの空気力学は最適ではない。
本発明の課題は、大きな空気力学的押圧作用を達成できるように、冒頭に述べ
た種類のワイパーブレードを改良することである。
この課題は本発明に従い、請求項1の特徴を備えたワイパーブレードによって
解決される。
長手方向において支持湾曲部材から突出している、風案内装置の片持ち式の翼
状の延長部により、風案内装置の有効面積がかなり増大する。ワイパーブレード
の実施形に応じて、公知のワイパーブレードに対して50%以上増大させること
ができる。このようにして拡大された風案内装置は、拭き取るべきガラスに対し
て、拭き取りゴムの押圧力を大幅に増大することになる。風案内装置が更に、走
行風寄りの主湾曲部材背部の前側エッジから出発することにより、ワイパーブレ
ードの空気力学的な状態が更に改良される。それによって、押圧力を更に増大さ
せることができる。
風案内装置が支持湾曲部材機構の主湾曲部材と一体に作られていることにより
、支持フレームの下位の湾曲部材を保持および案内する主湾曲部材は、風案内装
置を一体化していない主湾曲部材よりもはるかに大きな機械的強度を有する。従
って、主湾曲部材または支持湾曲部材機構全体が合成樹脂で作られるときに一層
大きな意味を有するこの手段は、拭き取り特性を更に改善する。
請求項2記載の本発明の有利な実施形では、風案内装置の翼状の延長部がワイ
パーブレードの長手方向において、支持フレームの外側の爪湾曲部材の大部分に
わたって延び、それによって場合によって存在する支持フレームの中間湾曲部材
全体にわたって延びている。この実施形により、風案内装置の有効面積がかなり
増大し、ワイパーブレードまたは支持フレームの外側端部が、流れてくる走行風
に対して良好に遮蔽される。これはワイパーブレードの空気力学的状態の改善を
生じる。なぜなら、ワイパーブレードまたは支持フレームの遮蔽されていない部
分での空気流の不所望な渦形成が回避されるからである。
ワイパーブレードの空気力学的状態の一層の改善は、請求項3記載の有利な実
施形によって達成される。この実施形では、外側の爪湾曲部材と、中間湾曲部材
が設けられている場合には中間湾曲部材が、それぞれ上位の湾曲部材(この横断
面プロフィル内に爪湾曲部材と中間湾曲部材が配置されている)との枢着個所の
範囲において、段状に形成され、それによって主湾曲部材の外面と爪湾曲部材の
外面が或る程度互いに段差のないように接続し、主湾曲部材と中間湾曲部材の外
面が、並びに中間湾曲部材と外側の爪湾曲部材の外面が或る程度互いに段差のな
いように接続する。
請求項4記載の他の有利な実施形では、主湾曲部材背部が切欠きを備え、この
切欠きが主湾曲部材背部の幅全体にわたって延びている。従って、風案内装置の
下側に沿って流れる走行風の一部が、主湾曲部材背部を通過可能である。それに
よって同様に、空気の渦形成が弱まり、ワイパーブレードの空気力学が改善され
る。
請求項5記載の本発明の他の有利な実施形では、爪湾曲部材を主湾曲部材に連
結するかあるいは爪湾曲部材を中間湾曲部材に連結し、中間湾曲部材を主湾曲部
材に連結するヒンジピンと、風案内装置とを含めて、ワイパーブレードの支持湾
曲部材機構全体が、再利用可能な合成樹脂からなっている。支持フレーム、特に
風案内装置を一体化した主湾曲部材を合成樹脂で製作すると、個々の部品または
ワイパーブレード全体の流れ的に所望な形状に関して多彩な形成例が得られる。
支持フレームの製作のために再利用可能な合成樹脂を用いることにより、金属で
製作する場合と比べて重量が軽くなるというほかに、良好な環境親和性が達成さ
れる。更に、使用済みワイパーブレードの処理の準備として、支持フレームから
拭き取りゴムを取り外す以外に、それ以上の分解コストを必要としない。
主湾曲部材全体がU字状の横断面に形成され、それによって風案内装置が主湾
曲部材背部と前側の側壁の間に形成されたエッジから出発すると、風案内装置の
下方を拭き取るべきガラスの方へ延びる前側の側壁は、空気流に対して不利に作
用し、所望な最適の空気力学を妨害する。従って、請求項6記載の本発明の有利
な実施形では、主湾曲部材の前側の側壁が、ワイパーアーム端部の取付けケース
の範囲と、爪湾曲部材または中間湾曲部材の枢着個所の範囲にのみ設けられ、そ
の他の範囲では除去されている。それによって、風案内装置の下面に沿って流れ
る走行風の部分は、妨害されずに流れ、不利な渦を形成しない。
主湾曲部材における下位の湾曲部材(中間湾曲部材または爪湾曲部材)のでき
るだけ遊びのない側方案内を重要視する場合、および請求項6記載の実施形と比
べて空気力学が少しだけ悪化してもよい場合には、請求項7記載の有利な実施形
が推奨される。
更に、ワイパーアーム端部の取付けケースの範囲に設けられた主湾曲部材の前
側の側壁の部分による、ワイパーブレードの空気力学の妨害が大きくならないよ
うにするために、請求項8の実施形が有利である。この手段は更に、支持フレー
ムの安定性を高めるために適している。
請求項9記載の本発明の実施形は特に、互いに連結される湾曲部材の間の支持
フレームのヒンジが容易に移動可能であり、充分安定しており、それによって風
案内装置によって生じた付加的な押圧力に耐えることができるという利点がある
。
次に、実施の形態に基づいて本発明を詳しく説明する。
図1はワイパーブレードの斜視図、
図2は拭き取りゴムを備えていない図1のワイパーブレードのII−II線に
沿った拡大断面図、
図3は拭き取りゴムを備えていない図1のワイパーブレードのIII−III
線に沿った拡大断面図、
図4は拭き取りゴムを備えていない図1のワイパーブレードのIV−IV線に
沿った拡大断面図、そして
図5は拭き取りゴムを備えていないワイパーブレードの他の実施の形態の図1
のII−II線に沿った拡大断面図である。
図1に示したワイパーブレードの場合には、ガラスワイパーの運転中拭き取る
べきガラス上を擦過する拭き取りゴム1は、支持湾曲部材機構に沿って保持およ
び案内される。全体が再利用可能な合成樹脂で作られている支持湾曲部材機構は
、主湾曲部材2を備えている。この主湾曲部材はその中央範囲に、取付けケース
18を備えている。ワイパーアームの自由端部はこの取付けケース1内において
、主湾曲部材2の長手方向に対して横方向に延びる軸線回りに揺動可能に主湾曲
部材2に連結される。この揺動軸線を示すために、図1にはヒンジピン3が記入
されている。このヒンジピンは主湾曲部材2の構成部品であってもよいし、ワイ
パーアームとワイパーブレードの連結のための別個の構成部品としての働きをす
るものでもよい。図2において、このヒンジピン3は設けられておらず、軸承穴
4だけが示してある。この軸承穴にこのヒンジピンが配置される。図1から更に
判るように、主湾曲部材2の両端にはそれぞれ1本の中間湾曲部材5が枢着され
、中間湾曲部材5の外側端部には、外側の爪湾曲部材6が枢着されている。拭き
取りゴム1は支持レームの爪7によって保持されている。この爪7のうち、外側
の爪だけが図1において見える。支持フレームの爪7内での拭き取りゴムの長手
方向に摺動は、端片8によって制限されている。この端片はそれぞれ、拭き取り
ゴム1の一端に固定され、外側の爪湾曲部材6に作用連結されている。ワイパー
ブレードの重要な特徴として、図1に、風案内装置9が示してある。この風案内
装置は走行風寄りの支持フレームの長手側に配置され、主湾曲部材2と一体に製
作されている。この風案内装置9はその端部にそれぞれ、ワイパーブレードの長
手方向に向いた片持ち式の翼状の延長部10を備えている。この延長部は本来の
主湾曲部材2からその長手方向に突出している。その際、翼状の両延長部10は
それぞれ、中間湾曲部材5と、外側の爪湾曲部材6の大部分にわたって延びてい
るので、支持フレームと拭き取りゴム1は少しだけしか風案内装置9から長手方
向に突出していない。
図1から更に判るように、主湾曲部材背部20は多数の切欠き11を備えてい
る。この切欠きは主湾曲部材背部20の幅全体にわたって延びている。公知のご
とく、流れてくる走行風の一部がこの切欠き11を通過することができる。更に
判るように、中間湾曲部材5と主湾曲部材2の間の枢着個所12と、爪湾曲部材
6と中間湾曲部材5の間の枢着個所12の範囲において、中間湾曲部材5の外面
が主湾曲部材2の外面にほとんど段差なく接続し、外側の爪湾曲部材6の外面が
中間湾曲部材5の外面にほとんど段差なく接続している。端片8の外側形状も、
外側の爪湾曲部材6の形状に適合している。それによって、全体が流れ技術的に
所望な作用を生じ、従ってこのワイパーブレードの外見的な作用も改善される。
更に、風案内装置9は主湾曲部材背部20の走行風寄りのエッジ13から出発
している。図2,3,5から判るように、風案内装置9はところどころリブ16
によって支持されている。このリブは前側の側壁14と風案内装置9の間で延び
ている。図3の断面図では、このリブ16が枢着個所12に設けられているので
、側壁14,15に支承されたヒンジピン17は良好に保持される。
図2〜5から判るように、主湾曲部材2と中間湾曲部材5と爪湾曲部材6は横
断面がU字形に形成され、主湾曲部材2は中間湾曲部材5にかぶさり、中間湾曲
部材5は爪湾曲部材6にかぶさっている。枢着個所12において、個々の湾曲部
材はそれぞれ1本のヒンジピン17を介して互いに連結されている。このヒンジ
ピンはそれぞれワイパーブレードの長手方向に対して横方向に配置されている。
その際、ヒンジピン17は同様に、再利用可能な合成樹脂で作られ、それぞれ下
位の(すなわち、内側の)湾曲部材に回転しないよう保持され、かつ軸方向に動
かないように保持され、上位の(すなわち、外側の)湾曲部材に回転可能に支承
されている。
図5は特に、取付けケース18に範囲において、風案内装置9と主湾曲部材2
の前側の側壁14との間の空間に、材料が完全に充満していることを示している
。
主湾曲部材2の前側の側壁14が部分的にのみ設けられている、本発明の有利
な実施形の場合には、主湾曲部材2の範囲19(図1)に、前側の側壁14の部
分を設けることができる。この範囲19において、前側の側壁14の部分と、後
側の側壁15は、下位の中間湾曲部材または爪湾曲部材を主湾曲部材2上で側方
案内するために役立つ。範囲19にある前側側壁14の部分はそれぞれ、当該の
下位の湾曲部材の内側端部の範囲内に設けられている。
参照符号リスト
1 拭き取りゴム
2 主湾曲部材
3 ヒンジピン
4 支承穴
5 中間湾曲部材
6 (外側の)爪湾曲部材
7 爪
8 端片
9 風案内装置
10 (翼状の)延長部
11 切欠き
12 枢着個所
13 エッジ
14 前側の側壁
15 後側の側壁
16 リブ
17 ヒンジピン
18 取付けケース
19 範囲
20 主湾曲部材背部
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年6月6日
【補正内容】
請求の範囲
1.支持湾曲部材機構に沿って案内される拭き取りゴム(1)の、拭き取るべき
ガラスに対する押圧力を、流れて来る走行風によって強めるための風案内装置(
9)を備え、支持湾曲機構がU字状の横断面の主湾曲部材(2)からなり、この
主湾曲部材が主湾曲部材背部(20)と前側の側壁(14)と後側の側壁(15
)を備え、この両側壁が主湾曲部材背部(20)から下方に互いに平行に延び、
主湾曲部材がその長手方向に対して横方向に延びる軸線回りに揺動可能にワイパ
ーアームに連結可能であり、主湾曲部材の両端に、少なくとも1個の爪湾曲部材
(6)が直接的にまたは中間湾曲部材(5)を介して枢着され、風案内装置(9
)が走行風寄りのワイパーブレードの長手側に配置され、かつ主湾曲部材(2)
の統合された構成部分としてこの主湾曲部材と一体に作られ、長手方向において
両端部に、片持ち式の翼状の延長部(10)を備えている、車両、特に自動車の
ガラスワイパー用のワイパーブレードにおいて、風案内装置(9)が原則的に、
走行風寄りの主湾曲部材背部(20)の前側のエッジ(13)から出発し、風案
内プロフィルの形をして走行風の方に向かって拭き取るべきガラスの方へ延びて
いることを特徴とするワイパーブレード。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ショル・ヴォルフガング
ドイツ連邦共和国、D−74376 ゲムリッ
ヒハイム、フォルストストラーセ、29
(72)発明者 エグナー−ヴァルター・ブルーノ
ドイツ連邦共和国、D−74076 ハイルブ
ロン、ケーフェルフルークストラーセ、43
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.支持湾曲部材機構に沿って案内される拭き取りゴム(1)の、拭き取るべき ガラスに対する押圧力を、流れて来る走行風によって強めるための風案内装置( 9)を備え、支持湾曲機構の少なくとも一部がU字状の横断面の主湾曲部材(2 )からなり、この主湾曲部材がその長手方向に対して横方向に延びる軸線回りに 揺動可能にワイパーアームに連結可能であり、主湾曲部材の両端に、少なくとも 1個の爪湾曲部材(6)が直接的にまたは中間湾曲部材(5)を介して枢着され 、風案内装置(9)が走行風寄りのワイパーブレードの長手側に配置され、かつ 主湾曲部材(2)の統合された構成部分としてこの主湾曲部材と一体に作られて いる、車両、特に自動車のガラスワイパー用のワイパーブレードにおいて、風案 内装置(9)が原則的に、走行風寄りの主湾曲部材背部(20)の前側のエッジ (13)から出発し、風案内プロフィルの形をして走行風の方に向かって拭き取 るべきガラスの方へ延び、風案内装置(9)がその長手方向両端部に、片持ち式 の翼状の延長部(10)を備え、この延長部が主湾曲部材(2)からその長手方 向に突出していることを特徴とするワイパーブレード。 2.風案内装置(9)の翼状の延長部(10)がワイパーブレードの長手方向に おいて、支持フレームの外側の爪湾曲部材(6)の大部分にわたって延びている ことを特徴とする請求項1記載のワイパーブレード。 3.それぞれの枢着個所(12)において主湾曲部材(2)の横断面プロフィル が外側の爪湾曲部材(6)にかぶさっているかまたは中間湾曲部材(5)が設け られている場合、中間湾曲部材(5)の横断面プロフィルが外側の爪湾曲部材( 6)にかぶさり、主湾曲部材(2)の横断面プロフィルが中間湾曲部材(5)に かぶさっている、請求項1または2記載のワイパーブレードにおいて、外側の爪 湾曲部材(6)と、中間湾曲部材(5)が設けられている場合には中間湾曲部材 が、その枢着個所(12)の範囲において、段状に形成され、それによって主湾 曲部材(12)の外面と爪湾曲部材(6)の外面が互いに段差のないように接続 し、中間湾曲部材(5)が設けられている場合には主湾曲部材 (2)と中間湾曲部材(5)の外面が、並びに中間湾曲部材(5)と外側の爪湾 曲部材(6)の外面が互いに段差のないように接続していることを特徴とするワ イパーブレード。 4.主湾曲部材背部(20)が切欠き(11)を備え、この切欠きが主湾曲部材 背部の幅全体にわたって延び、風案内装置(9)の下面に沿って流れる走行風の 部分の少なくとも大部分がこの切欠きを通過可能であることを特徴とする請求項 1〜3のいずれか一つに記載のワイパーブレード。 5.爪湾曲部材(6)を主湾曲部材(2)に連結するかあるいは爪湾曲部材(6 )を中間湾曲部材(5)に連結し、中間湾曲部材(5)を主湾曲部材(2)に連 結するヒンジピン(17)と、風案内装置(9)とを含めて、支持湾曲部材機構 全体が、特に再利用可能な合成樹脂からなっていることを特徴とする請求項1〜 4のいずれか一つに記載のワイパーブレード。 6.主湾曲部材(2)の前側の側壁(14)が、ワイパーアーム端部の取付けケ ース(18)の範囲と、爪湾曲部材(6)または中間湾曲部材(5)の枢着個所 (12)の範囲にのみ設けられ、その他の範囲では除去されていることを特徴と する請求項1〜5のいずれか一つに記載のワイパーブレード。 7.爪湾曲部材(6)または中間湾曲部材(5)を側方案内するための主湾曲部 材(2)の前側の側壁(14)が、爪湾曲部材(6)または中間湾曲部材の内側 端部の範囲(19)において付加的に設けられていることを特徴とする請求項6 記載のワイパーブレード。 8.ワイパーアーム端部のための取付けケース(18)の範囲において、主湾曲 部材の前側の側壁(14)と、走行風と反対側の風案内装置(9)の背面との間 の空間が閉じているかまたはこの空間に材料が充填されていることを特徴とする 請求項6または7記載のワイパーブレード。 9.枢着個所(12)において、主湾曲部材(2)と爪湾曲部材(6)または中 間湾曲部材(5)の同一直線上の穴内に、あるいは中間湾曲部材(5)と爪湾曲 部材(6)の同一直線上の穴内に設けられたヒンジピン(17)がそれぞれ、横 断面において内側に位置する湾曲部材に相対回転しないように連結され、かつ軸 方向に動かないように保持され、外側に位置する湾曲部材に回転可能に 支承されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のワイパー ブレード。
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