JP4559155B2 - ワイパブレード - Google Patents

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本発明は、車両のワイパアームの先端に取り付けられて車両のウインドガラスを払拭するワイパブレードに関する。
乗用車やバス、トラックなどの車両にはフロントウインドガラスやリアウインドガラスに付着した雨、雪、虫、前車の飛沫等を拭き取って運転者の視界を確保するためにワイパブレードが設けられている。
このようなワイパブレードとしてはウインドガラスに接触するブレードラバーとブレードラバーを保持するブレードホルダとを有するものが知られており、この場合ワイパブレードはブレードホルダに設けられた連結部において車両のワイパアームの先端に取り付けられる。そして、ワイパアームがワイパモータにより駆動されると、ワイパブレードはウインドガラスの下端の下反転位置とガラス面上の上反転位置との間を揺動してガラス面を払拭する。
良好な払拭性能を発揮させるためには、ワイパアームからワイパブレードに加えられる押え力をブレードラバーの長手方向全体に分布させる必要がある。そのため、たとえば特許文献1に示されるワイパブレードでは、それぞれブレードラバーを保持する複数のレバーをトーナメント式に組み上げ、これらのレバーを介してワイパアームの押え力をブレードラバー全体に分布させるようにしている。この場合、各レバーはブレードラバーの上面に対向する天壁部と天壁部の長手方向の両端からウインドガラス側に突出する一対の保持爪とを有しており、これらの保持爪をブレードラバーに形成された保持溝に係合させることによりブレードラバーを保持するようになっている。
実用新案登録第2602040号公報
しかしながら、このようなワイパブレードでは、各レバーはブレードラバーを保持する保持爪が天壁部からウインドガラス側に突出した形状に形成されているので、各保持爪の間においてはブレードラバーの上面とレバーの天壁部との間に隙間が生じることになる。そのため、車両が高速走行したときなどにはこの隙間からレバー内に侵入した風が天壁部に当たってワイパブレードに浮力が生じ、これによりワイパブレードの払拭性が低下する場合があった。
また、レバーとブレードラバーとの隙間を風が通過することにより風切り音が発生し、さらに、天壁部から保持爪が突出してブレードホルダの美観を損なうなどの問題があった。
本発明の目的は、ブレードホルダ内へ流入する風によるワイパブレードの浮き上がりを抑制して、ワイパブレードの払拭性を向上させることにある。
本発明のワイパブレードは、ワイパアームの先端に取り付けられ、車両のウインドガラスを払拭するワイパブレードであって、前記ウインドガラスに接触するブレードラバーと、前記ウインドガラスとは反対側から前記ブレードラバーの中間部分に対向するとともに長手方向の中間部に前記ワイパアームとの連結部が設けられる天壁部を備え、前記天壁部の長手方向の両端部に設けられる保持爪により前記ブレードラバーを保持するブレードホルダとを有し、前記ブレードホルダの前記車両の前方側に前記天壁部の側部に連なる側壁部を設け、前記ブレードホルダの前記車両の前方側の前記保持爪の間においては前記ブレードラバーの前記車両の前方側を向く側面を前記側壁部により覆い、前記ブレードホルダの前記車両の後方側の前記保持爪の間においては前記ブレードラバーの前記車両の後方側を向く側面を露出させることを特徴とする。
本発明のワイパブレードは、前記保持爪の前記ウインドガラスに対向する下端に合わせて前記側壁部を形成することを特徴とする。
本発明のワイパブレードは、前記ブレードホルダを樹脂材料により形成することを特徴とする。
本発明のワイパブレードは、前記天壁部に断面フィン形状の風除け部を設けることを特徴とする。
本発明によれば、天壁部の長手方向の両端部に設けられる保持爪の間には天壁部に連ねて側壁部が設けられるので、ブレードラバーと天壁部との隙間への風の流入を抑制することができる。したがって、天壁部に当たる風量が抑制されてワイパブレードに生じる浮力が低減し、これによりブレードラバーを確実にウインドガラスに接触させてワイパブレードの払拭性を高めることができる。
また、本発明によれば、ブレードラバーと天壁部との隙間への風の流入を抑制することができるので、この隙間に風が流入することにより発生する風切り音を抑制して、この車両の騒音を低減させることができる。
さらに、本発明によれば、天壁部から突出する保持爪は側壁部と一体に形成されるので、このワイパブレードの美観を向上させることができる。
さらに、本発明によれば、天壁部に対して車両前方側に側壁部を設けるようにしたので、車両の外から見えやすい部分におけるワイパブレードの美観を向上させることができるとともに、車両走行時にはブレードラバーと天壁部との隙間への風の流入を効果的に抑制してワイパブレードの浮き上がりや風切り音を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態であるワイパブレードを備えたワイパ装置の概略を示す説明図であり、図1に示す車両11にはフロントウインドガラス12(以下、ウインドガラス12とする)に付着した雨や前車の飛沫等を拭き取って運転者の視界を確保するためにワイパ装置13が設けられている。このワイパ装置13は運転席側と助手席側の2本のワイパアーム14を備えており、各ワイパアーム14はその基端部においてワイパ軸15に固定されている。各ワイパ軸15は車両11に揺動自在に支持されるとともにリンク機構16を介してワイパモータ17に連結されており、ワイパモータ17に駆動されてワイパアーム14とともに所定の範囲で揺動する。
ワイパアーム14の先端には図示しない連結部を介してそれぞれワイパブレード18が取り付けられており、これらのワイパブレード18はワイパアーム14から押え力を加えられた状態でウインドガラス12に弾圧的に接触している。そして、ワイパモータ17が作動してワイパアーム14が揺動すると、各ワイパブレード18はガラス面上の払拭範囲12aを揺動してウインドガラス12を払拭する。
図2、図3は、それぞれ図1に示すワイパブレードの詳細を示す斜視図であり、このワイパブレード18はブレードラバー21に一対の板ばね部材22(バーティブラ)を装着して成るブレード組立体23を有しており、このブレード組立体23をブレードホルダ24により保持した構造となっている。
図3に示すように、ブレードラバー21は天然ゴムあるいは合成ゴムなどを材料として断面矩形のヘッド部26とリップ部27およびネック部28を備えた長手方向に一様断面の棒状に形成されており、リップ部27においてウインドガラス12に接触するようになっている。リップ部27はヘッド部26やリップ部27に対して払拭方向の幅が狭く形成されたネック部28を介してヘッド部26に連結され、これによりリップ部27はヘッド部26に対して払拭方向に傾動自在とされている。また、ヘッド部26にはそれぞれ払拭方向の両側面に開口するとともに長手方向に延びる装着溝26aが形成され、ヘッド部26とネック部28との間にはそれぞれ払拭方向の両側面に開口するとともに長手方向に延びる保持溝つまりスライド溝26bが形成されている。
板ばね部材22は鋼板等により平板状に形成されてウインドガラス12に垂直な方向に弾性変形自在となっており、また、その弾性変形自在な方向に向けて所定の曲率で湾曲する形状に形成されている。そして、これらの板ばね部材22はヘッド部26に形成された装着溝26aに接着あるいはクリップ等の固定手段により固定された状態で装着されている。これにより、ブレード組立体23は自然状態つまりウインドガラス12から離れた状態ではウインドガラス12の払拭範囲における最大曲率よりもさらに大きな曲率でガラス面に向けて閉じる方向に湾曲するとともにウインドガラス12に垂直な方向つまり湾曲度合いを変化させる方向に弾性変形自在となっている。
なお、図示する場合では、鋼板により形成された板ばね部材22をブレードラバー21の装着溝26aに装着するようにしているが、これに限らず、たとえばブレードラバー21のヘッド部26の天面に接着等により固定したり、硬質の樹脂等により板ばね部材を形成したりするなど、ワイパアーム14の押え力を弾性変形により長手方向に分散できるものであればよい。
図4は図2に示すブレードホルダの詳細を示す斜視図であり、図5は図2におけるA−A線に沿う断面図、図6(a),(b)はそれぞれ図2に示す保持部の詳細を示す斜視図である。
一方、ブレードホルダ24は樹脂材料により形成されており、その長さ寸法はブレード組立体23の約半分程度とされている。ブレードホルダ24のブレードラバー21の天面に対向する部分つまりウインドガラス12とは反対側からブレードラバー21に対向する部分は天壁部24aとなっており、この天壁部24aの長手方向のほぼ中間部には連結部31が設けられている。ブレードホルダ24はこの連結部31においてワイパアーム14の先端に連結されており、つまり、このワイパブレード18はブレードホルダ24の連結部31においてワイパアーム14の先端に取り付けられている。
図4に示すように、天壁部24aの長手方向の一端部(ワイパブレード18をワイパアーム14に取り付けたときにワイパ軸15側となる端部)には一対の保持爪32が設けられており、これらの保持爪32によりブレードホルダ24の一端部には保持部33が形成されている。図5に示すように、これらの保持爪32は天壁部24aの両側部からウインドガラス12に向けて突出する保持壁32aと保持壁32aに対して直角にブレードラバー21側に向けて突出する円柱形状の爪部32bとを有する断面L字形状に形成されており、各保持壁32aの間にブレードラバー21を挟み込むとともに各爪部32bはヘッド部26に形成されたスライド溝26bに係合している。また、図6(a)に示すように、ブレードラバー21のスライド溝26bには各爪部32bを挟む一対のストッパ部34a,34bが設けられており、これらのストッパ部34a,34bにより爪部32bはブレードラバー21に対してスライド溝26bに沿う方向への移動が規制されている。これにより、ブレード組立体23つまりブレードラバー21は保持部33において長手方向への位置決めが成された状態で保持爪32によりブレードホルダ24に保持されている。また、各爪部32bが円柱形状に形成されることから、ブレードラバー21はブレードホルダ24の保持部33に対して爪部32bの軸方向を中心として回動自在となっている。
同様に、天壁部24aの長手方向の他端部には、一対の保持爪35が設けられており、これらの保持爪35によりブレードホルダ24の他端部には保持部36が形成されている。図6(b)に示すように、これらの保持爪35は天壁部24aの両側部からウインドガラス12に向けて突出する保持壁35aと保持壁35aから払拭方向つまりブレードラバー21側に向けて突出する断面矩形の爪部35bとを有する断面L字形状に形成されており、各保持壁35aの間にブレードラバー21を挟み込むとともに各爪部35bはヘッド部26に形成されたスライド溝26bに軸方向に移動自在に係合している。これにより、ブレード組立体23つまりブレードラバー21は保持部36において保持爪35により軸方向に移動自在にブレードホルダ24に保持されている。
このように、このワイパブレード18では板ばね部材22が装着されたブレードラバー21つまりブレード組立体23はブレードホルダ24の長手方向の両端部に設けられた保持爪32,35によりブレードホルダ24に保持され、ワイパアーム14からの押え力はブレードホルダ24を介して各保持部33,36の2点においてブレード組立体23に加えられるようになっている。
図7(a)〜(d)は、それぞれ図2に示すワイパブレードがウインドガラスに接する際の形状の変化を示す説明図である。
このような構造により、このワイパブレード18は、図7(a)に示すように、ブレードラバー21がウインドガラス12に接触していない状態ではブレード組立体23が湾曲した状態となっており、この状態からワイパブレード18をウインドガラス12にセットすると、まずブレードラバー21の長手方向の両端部がガラス面に接触する。ブレードラバー21の両端部がガラス面に接触した状態でブレードホルダ24を介してワイパアーム14の押え力がブレード組立体23に加えられると、図7(b)に示すように、ブレード組立体23は長手方向の中央部がガラス面に接触するようにM字形状に変形する。このとき、ブレード組立体23は保持部33においてはブレードホルダ24に対しての軸方向の移動が規制されるとともに爪部32bを回転軸とするガラス面方向への回動が許容され、且つ、保持部36においては軸方向への移動が許容されているので、ワイパアーム14からの押え力が増加するに伴ってガラス面に沿って変形することができる。そして、ワイパブレード18は、図7(c)に示すように、次第にガラス面に沿う状態となるように変形し、図7(d)に示すように、ガラス面に完全にセットされたときにはワイパアーム14からの押え力によりブレードラバー21の長手方向全体がガラス面に接触する払拭姿勢となる。これにより、ワイパアーム14の押え力は板ばね部材22の弾性変形によりブレード組立体23の長手方向に分散され、ブレードラバー21が長手方向に均一な分布圧でウインドガラス12に接触する。
なお、図示する場合では、爪部32bは円柱形状に、爪部35bは断面矩形状に形成されているが、これに限らず、上記図7(a)〜(d)に示すような動作を行わせるようにブレードラバー21を保持することができるものであれば他の形状であってもよい。
図8は、図2におけるB−B線に沿う断面図であり、図9は図8に示すワイパブレードの側面図である。
図4に示すように、ブレードホルダ24の払拭方向の一方側(ワイパブレード18が下反転位置で停止したときに車両11の前方を向く側)つまり、天壁部24aに対して車両11の前方側には側壁部41が設けられている。この場合、側壁部41は天壁部24aや保持爪32,35と一体に、つまり天壁部24aの側部と保持爪32,35の保持壁32a,35aに連なるように樹脂材料により一体成形されている。また、側壁部41のウインドガラス12と対向する下端は保持爪32,35のウインドガラス12に対向する下端つまり保持壁32a,35aの下端に合わせられている。この場合、ブレードホルダ24は樹脂材料を射出成形等により成形した樹脂成形品とされているので、側壁部41と天壁部24aあるいは保持爪32,35とを容易に一体成形することができる。
これにより、図8、図9に示すように、ブレードラバー21がウインドガラス12に接触した払拭姿勢となったときには、ブレードラバー21の車両11の前方側に向く側面は各保持爪32,35の間において側壁部41により覆われる。一方、ブレードホルダ24の払拭方向の他方側には側壁部は設けられておらず、各保持爪32,35の間においてはブレードラバー21の側面は露出している。つまり、本構造の場合、ブレードラバー21は保持爪32,35で保持されており、ブレードラバー21の長手方向中間部分はウインドガラス12に垂直な方向つまり湾曲度合いを変化する方向に弾性変形自在となっているため(ブレード中間部分はフリーな状態であるため)側壁部41とブレードラバー21の側面との間から風が流入した場合であってもブレードホルダ24の他方側から風が抜ける構造としている。
なお、図8に示すように、連結部31は軸方向が払拭方向に向けて形成される断面円形の軸部42と軸部42に回転自在に取り付けられるクリップ43とを有しており、ワイパアーム14の先端に形成されたUフック部がクリップ43に係合されることによりワイパアーム14に連結される。
したがって、車両11が走行状態となっても、風は各保持爪32,35の間において側壁部41に当たってブレードラバー21とブレードホルダ24との間へ流入することが抑制される。これによりブレードホルダ24内に流入した風が天壁部24aに当たることにより生じるワイパブレード18の浮き上がりを抑制して、このワイパブレード18の払拭性を高めることができる。
このように、このワイパブレード18では、天壁部24aの長手方向の両端部に設けられる保持爪32,35の間においては天壁部24aに連ねて側壁部41が設けられてブレードラバー21の側面が覆われるので、ブレードラバー21と天壁部24aとの隙間への風の流入を抑制することができる。したがって、天壁部24aに風が当たることにより生じる浮力を低減させ、これによりブレードラバー21を確実にウインドガラス12に接触させてワイパブレード18の払拭性を高めることができる。また、ブレードラバー21と天壁部24aとの隙間への風の流入を抑制することができるので、この隙間に風が流入することにより発生する風切り音を抑制して、この車両11の騒音を低減させることができる。さらに、払拭方向の一方側にのみ側壁部41を設けるようにしたので、側壁部41とブレードラバー21の側面との間から風が流入した場合であってもブレードホルダ24の他方側から風を排出してブレードラバー21の浮き上がりを防止することができる。
また、このワイパブレード18では、天壁部24aから突出する保持爪32,35と側壁部41のウインドガラス12と対向する下端位置が合わせられてこれらが一体的に形成されるので、このワイパブレード18の美観を向上させることができる。
図10は図2に示すワイパブレードの変形例を示す側面図であり、図11は図3に示すワイパブレードに風除け部を設けた場合を示す斜視図である。なお、図10、図11においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号が付されている。
図2に示すワイパブレード18では、ブレードホルダ24はブレードラバー21を保持爪32,35の2点で保持するタイプとされているが、これに限らず、図10に示すように、それぞれブレードラバー21を保持する複数のレバー52を多数段組み上げて構成されるトーナメント式としてもよい。この場合、各レバー52がブレードホルダ24としての機能を有し、それぞれのレバー52に天壁部24aや保持爪32,35、側壁部41が設けられる。
一方、図11に示すワイパブレード61のように、天壁部24aに断面フィン形状の風除け部62を設け、これによりブレードホルダ24の空力特性をさらに向上させるようにしてもよい。この場合、風除け部62は、天壁部24aと一体的に形成されても、別体に形成されて接着などにより天壁部24aに固定されてもよい。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前記実施の形態においては、側壁部41はブレードホルダ24の払拭方向の一方側にのみ形成されているが、これに限らず、たとえば図12に示すように、ブレードホルダ24の他方側にも側壁部41を形成するようにしてもよい。また、他方側の側壁部41のウインドガラス12に対向する下端の位置を一方側の側壁部41よりも天壁部24a側に設定して、ブレードホルダ24の他方側からの空気の抜けを高めるようにしてもよい。これにより、ブレードラバー21とブレードホルダ24との間の隙間を車室内側からも見えなくすることができ、また太陽光などの反射光が車内側に写り難くすることができるので、ワイパブレード18の払拭動作時における乗員等への煩わしさをなくすことができる。
また、前記実施の形態においては、タンデム式のワイパ装置13におけるワイパブレード18に本発明が適用されているが、これに限らず、対向払拭式等、他の形式のワイパ装置に用いられるワイパブレードに適用してもよい。
本発明の一実施の形態であるワイパブレードを備えたワイパ装置の概略を示す説明図である。 図1に示すワイパブレードの詳細を示す斜視図である。 図1に示すワイパブレードの詳細を示す斜視図である。 図2に示すブレードホルダの詳細を示す斜視図である。 図2におけるA−A線に沿う断面図である。 (a),(b)はそれぞれ図2に示す保持部の詳細を示す斜視図である。 (a)〜(d)は、図2に示すワイパブレードがフロントウインドガラスに接する際の形状の変化を示す説明図である。 図2におけるB−B線に沿う断面図である。 図8に示すワイパブレードの側面図である。 図2に示すワイパブレードの変形例を示す側面図である。 図3に示すワイパブレードに風除け部を設けた場合を示す斜視図である。 図8に示すワイパブレードの変形例を示す断面図である。
符号の説明
11 車両
12 フロントウインドガラス
12a 払拭範囲
13 ワイパ装置
14 ワイパアーム
15 ワイパ軸
16 リンク機構
17 ワイパモータ
18 ワイパブレード
21 ブレードラバー
22 板ばね部材
23 ブレード組立体
24 ブレードホルダ
24a 天壁部
26 ヘッド部
26a 装着溝
26b スライド溝
27 リップ部
28 ネック部
31 連結部
32 保持爪
32a 保持壁
32b 爪部
33 保持部
34a,34b ストッパ部
35 保持爪
35a 保持壁
35b 爪部
36 保持部
41 側壁部
42 軸部
43 クリップ
51 ワイパブレード
52 レバー
61 ワイパブレード
62 風除け部

Claims (4)

  1. ワイパアームの先端に取り付けられ、車両のウインドガラスを払拭するワイパブレードであって、
    前記ウインドガラスに接触するブレードラバーと、
    前記ウインドガラスとは反対側から前記ブレードラバーの中間部分に対向するとともに長手方向の中間部に前記ワイパアームとの連結部が設けられる天壁部を備え、前記天壁部の長手方向の両端部に設けられる保持爪により前記ブレードラバーを保持するブレードホルダとを有し、
    前記ブレードホルダの前記車両の前方側に前記天壁部の側部に連なる側壁部を設け、
    前記ブレードホルダの前記車両の前方側の前記保持爪の間においては前記ブレードラバーの前記車両の前方側を向く側面を前記側壁部により覆い、前記ブレードホルダの前記車両の後方側の前記保持爪の間においては前記ブレードラバーの前記車両の後方側を向く側面を露出させることを特徴とするワイパブレード。
  2. 請求項1記載のワイパブレードにおいて、前記保持爪の前記ウインドガラスに対向する下端に合わせて前記側壁部を形成することを特徴とするワイパブレード。
  3. 請求項1または2記載のワイパブレードにおいて、前記ブレードホルダを樹脂材料により形成することを特徴とするワイパブレード。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、前記天壁部に断面フィン形状の風除け部を設けることを特徴とするワイパブレード。
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