JP5075779B2 - 車両用ワイパ - Google Patents

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Description

本発明は、ワイパアームとワイパブレードが連結された車両用ワイパに関するものである。
従来、車両に設けられるワイパ装置の車両用ワイパとしては、ワイパブレードの一部を構成する樹脂製レバーの上部に開口部を形成し、その開口部内の両側壁間に掛け渡される連結軸に連結部材を回動可能に支持させ、該連結部材にワイパアームの先端に形成された略U字状のU字取付部を装着したものがある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示された連結軸は樹脂製レバーに一体成形され、その連結軸をまず連結部材の筒部で略覆うように支持し、その筒部を含む連結部材にワイパアームのU字取付部を装着している。
特開2006−044475号公報
しかしながら、上記のような車両用ワイパは、例えば、金属製の連結軸のものに比べて連結軸の剛性が低くなり、ひいては、ワイパアームとワイパブレードの連結強度が確保できないという問題がある。即ち、上記のような車両用ワイパでは、例えば、車両用ワイパの所謂ロックバック解除時などでワイパブレードに衝撃が加わると連結軸が破損してワイパアームに対してワイパブレードが外れてしまう虞がある。
これに対して、樹脂製レバーに金属製の連結軸をインサート成形し連結軸の剛性を確保したものがあるが、この構成では、インサート成形の工程が複雑であることなどから製造コストが増大してしまう。
尚、単純に樹脂製レバーに一体成形された連結軸を太くして剛性を確保することも考えられるが、連結軸を太くすると当然連結軸を略覆う連結部材の筒部も大径化し、ひいてはワイパアームのU字取付部(Uフック式)の寸法がJIS D5710にて定められたものから逸脱してしまい、他のワイパブレード(例えば、寒冷地用ワイパブレードなど)との互換性が無くなってしまうことになる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、安価に連結軸の剛性を確保することができる車両用ワイパを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、ワイパブレードの一部を構成する樹脂製レバーの上部に開口部を形成し、その開口部内の両側壁間に掛け渡される連結軸に連結部材を回動可能に支持させ、該連結部材にワイパアームの先端に形成された略U字状のU字取付部を装着した車両用ワイパであって、前記連結軸は前記樹脂製レバーに一体成形され、前記連結部材は、前記連結軸を軸直交方向から挿入可能且つ回転可能に支持可能な挿入支持部が形成されるとともに前記両側壁の内側で該両側壁と対向する一対の側壁部と、該一対の側壁部を連結するとともに前記挿入支持部に支持された前記連結軸と軸直交方向に当接する当接部が形成された側壁連結部と、前記当接部と前記U字取付部の円弧部とで前記連結軸が挟持されるように且つ前記U字取付部の平行部間に前記側壁連結部が介在されるように前記U字取付部が装着された状態で該U字取付部の外れを阻止するロック部とを備えた。
同構成によれば、連結軸は樹脂製レバーに一体成形されるため、樹脂製レバーに金属製の連結軸をインサート成形した場合に比べて、低コスト化を図ることができる。又、連結軸は、連結部材の一対の側壁部に形成された挿入支持部に回転可能に支持されるとともに、一対の側壁部を連結する側壁連結部の当接部とワイパアームのU字取付部の円弧部とで挟持され、その状態でU字取付部の外れが連結部材のロック部にて阻止される。このようにすると、従来のように連結軸をまず連結部材の筒部で略覆いその筒部の外周にU字取付部の円弧部を当接させて保持する場合に比べて、前記筒部の厚さ分だけ連結軸を太くしながら、ワイパアームとワイパブレードを連結することができる。よって、U字取付部の寸法を大型化することなく(JIS D5710にて定められたものから逸脱させることなく)、樹脂製レバーに一体成形された(安価に製造可能な)連結軸の剛性を確保でき、ワイパアームとワイパブレードの連結強度を確保することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用ワイパにおいて、前記連結軸は、樹脂材料に加えられた補強用フィラーが軸線方向に沿って配向されてなる。
同構成によれば、連結軸は、樹脂材料に加えられた補強用フィラー(例えば、ガラス繊維等)が軸線方向に沿って配向されてなるため、補強用フィラーを用いないものに比べて、連結軸の剛性が高くなる。よって、樹脂製レバーに一体成形される連結軸の剛性、ひいてはワイパアームとワイパブレードの連結強度を容易に確保することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の車両用ワイパにおいて、前記当接部は、前記連結軸の外周面と面接触すべく断面円弧状に凹設形成された。
同構成によれば、当接部は、連結軸の外周面と面接触すべく断面円弧状に凹設形成されるため、U字取付部の円弧部とで連結軸をがたつきなく挟持することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用ワイパにおいて、前記挿入支持部は、前記当接部の対向方向と異なる方向に開口するように形成された。
同構成によれば、挿入支持部は、当接部の対向方向と異なる方向、即ちU字取付部が装着されてくる方向と異なる方向に開口するように形成されるため、U字取付部を装着する際の装着負荷によって、挿入支持部から連結軸が抜けてしまう、即ち連結部材が連結軸から脱落してしまうことが防止される。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用ワイパにおいて、前記ロック部は、前記当接部と対向配置され、該当接部と共に前記連結軸と前記円弧部とを挟持する挟持ロック部である。
同構成によれば、当接部とU字取付部の円弧部とで連結軸が挟持されるようにU字取付部が装着された状態で、更に当接部と共に連結軸と円弧部とを挟持する挟持ロック部によってU字取付部の外れが強固に阻止される。
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用ワイパにおいて、前記ロック部は、前記側壁連結部に形成され、前記U字取付部の平行部における自由端側に形成された被係合部と係合する係合部である。
同構成によれば、当接部とU字取付部の円弧部とで連結軸が挟持されるように且つU字取付部の平行部間に側壁連結部が介在されるようにU字取付部が装着された状態で、U字取付部の平行部における自由端側に形成された被係合部と係合する係合部によってU字取付部の外れが容易に阻止される。
本発明によれば、安価に連結軸の剛性を確保することができる車両用ワイパを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1は、自動車のフロントガラス(ウインドシールドガラス)1の払拭面1aに付着した雨滴等を払拭する車両用ワイパ11を示す。車両用ワイパ11は、ワイパアーム12と、ワイパブレード13と、連結部材としての連結クリップ14とを備える。ワイパアーム12は、その基端部がワイパモータ(図示略)の駆動力にて所定角度で往復回動されるピボット軸(図示略)に固定され、該ピボット軸の往復回動に伴って往復揺動運動を行う。このワイパアーム12の先端には略U字状(Uフック式)のU字取付部12a(図3(a)参照)が形成されている。そして、ワイパブレード13の長手方向中間部には連結クリップ14が回動可能に設けられ、後述するように該連結クリップ14に前記U字取付部12aが装着されることで、ワイパアーム12及び連結クリップ14に対してワイパブレード13が回動可能に連結される。尚、ワイパアーム12には、ワイパブレード13を払拭面1aに押圧するための押圧力を付与するスプリング(図示略)が装着されている。
本実施の形態のワイパブレード13は、図2に示すように、レバー部材21と、ブレードラバー22と、2つの樹脂製の可動カバー部材23とを備える。
レバー部材21は、ワイパアーム12の前記U字取付部12aに対して樹脂製レバーとしてのメインレバー24の長手方向中間部が回動可能に連結され、該メインレバー24の長手方向両端部において樹脂製のヨークレバー25の長手方向中間部がそれぞれ回動軸X1で回動可能に連結されることによりトーナメント状に構成されている。
そして、ヨークレバー25の長手方向両端部には把持部25aが形成され、該把持部25aにはブレードラバー22の上部が把持されている。尚、ブレードラバー22の上部にはバッキングが装着されている。このバッキングはワイパアーム12より受ける払拭面1aへの押圧力を長手方向に分散させ、全ての把持部25aのうち最も端部に位置する把持部25aから長手方向に突出したブレードラバー22の追従端部22aにおいても払拭面1aに押圧させる役目を果たすものである。
又、ヨークレバー25においてメインレバー24から長手方向に突出した位置(回動軸X2)には、可動カバー部材23の基端部が回動可能に連結されている。この可動カバー部材23の先端部には保持部23aが形成され、該保持部23aにはブレードラバー22の追従端部22aの先端の上部が把持されている。又、この可動カバー部材23は、前記メインレバー24と共にヨークレバー25を略覆ってワイパブレード13の外観を構成している。又、メインレバー24と可動カバー部材23における車両の前方側(取り付けられた状態で前方側)には、車両走行時の走行風を受けるとブレードラバー22を払拭面1a側に押し付ける力を生じさせるフィン面31(図2(a)参照)が形成されている。このメインレバー24と可動カバー部材23とに形成されたフィン面31は、互いが協働してワイパブレード13の長手方向全体に亘って連続的な外観となるように形成されている。
ここで、ワイパアーム12、ワイパブレード13、及び連結クリップ14の連結構造について詳述する。
まずメインレバー24は、全体的に長手方向直交方向断面が(払拭面1a側が開口した)略U字状に形成され、その長手方向中間部の上部(払拭面1aから離間する側の部分)には、上下方向(払拭面1aの垂直方向)に貫通する開口部としての上部開口部24a(図3参照)が形成されている。又、メインレバー24の上部開口部24aと対応した位置の内部の両側壁24b(図3(b)参照)間には、該両側壁24b同士に掛け渡された連結軸24c(図2及び図3参照)が一体成形されている。この連結軸24cにおいては樹脂材料に加えられた補強用フィラー(例えば、ガラス繊維等)が軸線方向に沿って配向されて成形されている。即ち、本実施の形態では、ガラス繊維等からなる補強用フィラーを、メインレバー24を成形するための樹脂材料(溶融樹脂)と共に金型内に流し込んで、連結軸24cと対応した箇所の流路では軸線方向に沿って流すことで連結軸24cをメインレバー24と一体成形している。
連結クリップ14は、図3(a)及び図4に示すように、一対の側壁部14aと、側壁連結部14bと、ロック部としての挟持ロック部14cとを備える。
一対の側壁部14aは、メインレバー24の両側壁24bの内側で該両側壁24bと対向する板状に形成され、その一部には連結軸24cを軸直交方向から挿入可能且つ支持可能な挿入支持部14d(図4(b)参照)が切り欠くように形成されている。この挿入支持部14dは、図4(b)に示すように、下方向(払拭面1a方向)に開口し、その開口部分の幅は連結軸24cの直径より若干小さく形成され、奥部分(払拭面1aの反対側の終端部分)は連結軸24cの外周に沿った円弧状に形成されている。これにより挿入支持部14dは、(若干撓ませながら)連結軸24cを挿入可能で、挿入された連結軸24cを回動可能に支持(保持)可能とされている。
側壁連結部14bは、一対の側壁部14aを連結するように形成され、その一部には前記挿入支持部14dに支持された連結軸24cと軸直交方向に当接する当接部14eが形成されている。詳しくは、この側壁連結部14bは、挿入支持部14dの奥部分の一部から挿入支持部14dの開口方向の直交方向(図4(b)中、左方向)に延びて形成され、その当接部14eは挿入支持部14dの開口方向の直交方向(図3(a)及び図4(b)中、右方向)で連結軸24cと当接するように形成されている。又、この当接部14eは、連結軸24cの外周面と面接触すべく断面円弧状に凹設形成されている。
又、挟持ロック部14cは、図3(a)に示すように、当接部14eと対向配置され、該当接部14eと共に連結軸24cとU字取付部12aの円弧部12bとを同時に挟持可能に設けられている。詳しくは、挟持ロック部14cは、図3(a)及び図4(b)に示すように、当接部14eの対向側で一対の側壁部14aに形成された支持軸14fに回動可能に支持され、回動させることで挟持ロック部14cの先端部が当接部14eと対向するように設けられている。尚、この挟持ロック部14cの先端部は、部分的に薄肉とされることで撓み易く弾力を付与する形状とされている。
そして、この連結クリップ14には、図3(a)に示すように、当接部14eとU字取付部12aの円弧部12bとで挿入支持部14dに支持された連結軸24cが挟持されるように且つU字取付部12aの平行部12c間に側壁連結部14bが介在(挟持)されるようにワイパアーム12が装着される。そして、その状態で、当接部14eが回動されてその先端部が当接部14eと共に連結軸24cと円弧部12bとを挟持するようにして、U字取付部12aの連結クリップ14からの外れが阻止される。これにより、ワイパアーム12及び連結クリップ14に対してワイパブレード13が回動可能に連結される。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)連結軸24cは樹脂製のメインレバー24に一体成形されるため、樹脂製のメインレバーに金属製の連結軸をインサート成形した場合に比べて、低コスト化を図ることができる。又、連結軸24cは、連結クリップ14の一対の側壁部14aに形成された挿入支持部14dに回転可能に支持されるとともに、一対の側壁部14aを連結する側壁連結部14bの当接部14eとU字取付部12aの円弧部12bとで挟持され、その状態でU字取付部12aの外れが挟持ロック部14cにて阻止される。このようにすると、従来のように連結軸をまず連結部材の筒部で略覆いその筒部の外周にU字取付部12aの円弧部12bを当接させて保持する場合に比べて、前記筒部の厚さ分だけ連結軸24cを太くしながら、ワイパアーム12とワイパブレード13を連結することができる。言い換えれば、一対の側壁部14a間においては筒部が除去されて連結軸24cが露出(図3に示すように、当接部14eを残して半円弧より大きい範囲に亘って露出)されており、その筒部を除去できる分だけ連結軸24cの軸径及び挿入支持部14dの内径を大きくすることができる(平行部12cの間隔Zと同等にまで大きくすることができる)。よって、U字取付部12aの寸法を大型化することなく、より詳しくは、U字取付部12aの平行部12cの間隔Zを変更することなく(JIS D5710にて定められたものから逸脱させることなく)、樹脂製のメインレバー24に一体成形された(安価に製造可能な)連結軸24cの剛性を確保でき、ワイパアーム12とワイパブレード13の連結強度を確保することができる。
(2)連結軸24cは、樹脂材料に加えられた補強用フィラー(例えば、ガラス繊維等)が軸線方向に沿って配向されてなるため、補強用フィラーを用いないものに比べて、連結軸24cの剛性が高くなる。よって、樹脂製のメインレバー24に一体成形される連結軸24cの剛性、ひいてはワイパアーム12とワイパブレード13の連結強度を容易に確保することができる。
(3)当接部14eは、連結軸24cの外周面と面接触すべく断面円弧状に凹設形成されるため、U字取付部12aの円弧部12bとで連結軸24cをがたつきなく挟持することができる。
(4)連結クリップ14の一対の側壁部14aにおける挿入支持部14dは、当接部14eの対向方向と異なる方向、即ちU字取付部12aが装着されてくる方向と異なる方向であって装着されてくる方向の略直交方向である下方向(払拭面1a方向)に開口するように形成されるため、U字取付部12aを脱着する際の脱着負荷によって、挿入支持部14dから連結軸24cが抜けてしまう、即ち連結クリップ14が連結軸24cから脱落してしまうことが防止される。
(5)U字取付部12aの外れを阻止するロック部としての挟持ロック部14cは、当接部14eと対向配置され、該当接部14eと共に連結軸24cとU字取付部12aの円弧部12bとを同時に挟持可能に設けられている。よって、U字取付部12aの外れが強固に阻止される。
上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施の形態では、連結クリップ14及び連結軸24cに対するU字取付部12aの外れを阻止するロック部として、挟持ロック部14cを設けたが、ロック部はU字取付部12aの外れを阻止できれば他の構成に変更してもよい。
例えば、図5に示すように、連結クリップ41に設けられるロック部を、上記実施の形態の挟持ロック部14cに換えて、側壁連結部41aに形成され、U字取付部12aの平行部12cにおける自由端側に形成された被係合部としての被係合孔12dと係合する係合部としての係合爪41bとしてもよい。このようにすると、係合爪41b(及び被係合孔12d)によってU字取付部12aの外れが容易に簡単な構成で阻止される。
・上記実施の形態では、連結軸24cは、樹脂材料に加えられた補強用フィラー(例えば、ガラス繊維等)が軸線方向に沿って配向されてメインレバー24に一体成形されているとしたが、これに限定されず、補強用フィラーが加えられていない樹脂材料にてメインレバー24に一体成形されたものとしてもよい。
・上記実施の形態では、当接部14eは、連結軸24cの外周面と面接触すべく断面円弧状に形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、連結軸24cの外周面と線接触すべく平面状に形成してもよい。
・上記実施の形態では、レバー部材21は、メインレバー24とヨークレバー25とから構成されるとしたが、これに限定されず、例えば、メインレバーに中間レバーが回動可能に連結され、更に中間レバーにヨークレバーが回動可能に連結されたもの(上記実施の形態より多段階のトーナメント状のもの)としてもよい。又、例えば、レバー部材をメインレバーのみ、即ちメインレバーにブレードラバーが直接保持される構成のものとしてもよい。尚、勿論、これらの場合もメインレバーは樹脂製とし、上記実施の形態と同様に連結軸が一体成形されたものとする。又、勿論、可動カバー部材23を備えないワイパブレードに変更してもよい。
本実施の形態における車両用ワイパを示す斜視図。 (a)本実施の形態のワイパブレードの平面図。(b)同じくワイパブレードの正面図。 (a)本実施の形態における車両用ワイパの連結構造部分の断面図。(b)図3(a)におけるA−A断面図。 (a)本実施の形態における連結クリップの平面図。(b)図4(a)におけるB−B断面図。 別例における車両用ワイパの連結構造部分の端面図。
符号の説明
12…ワイパアーム、12a…U字取付部、12b…円弧部、12c…平行部、13…ワイパブレード、14,41…連結クリップ(連結部材)、14a…側壁部、14b,41a…側壁連結部、14c…挟持ロック部(ロック部)、14d…挿入支持部、14e…当接部、24…メインレバー(樹脂製レバー)、24a…上部開口部(開口部)、24b…側壁、24c…連結軸、41b…係合爪(ロック部及び係合部)。

Claims (6)

  1. ワイパブレードの一部を構成する樹脂製レバーの上部に開口部を形成し、その開口部内の両側壁間に掛け渡される連結軸に連結部材を回動可能に支持させ、該連結部材にワイパアームの先端に形成された略U字状のU字取付部を装着した車両用ワイパであって、
    前記連結軸は前記樹脂製レバーに一体成形され、
    前記連結部材は、前記連結軸を軸直交方向から挿入可能且つ回転可能に支持可能な挿入支持部が形成されるとともに前記両側壁の内側で該両側壁と対向する一対の側壁部と、該一対の側壁部を連結するとともに前記挿入支持部に支持された前記連結軸と軸直交方向に当接する当接部が形成された側壁連結部と、前記当接部と前記U字取付部の円弧部とで前記連結軸が挟持されるように且つ前記U字取付部の平行部間に前記側壁連結部が介在されるように前記U字取付部が装着された状態で該U字取付部の外れを阻止するロック部とを備えたことを特徴とする車両用ワイパ。
  2. 請求項1に記載の車両用ワイパにおいて、
    前記連結軸は、樹脂材料に加えられた補強用フィラーが軸線方向に沿って配向されてなることを特徴とする車両用ワイパ。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ワイパにおいて、
    前記当接部は、前記連結軸の外周面と面接触すべく断面円弧状に凹設形成されたことを特徴とする車両用ワイパ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用ワイパにおいて、
    前記挿入支持部は、前記当接部の対向方向と異なる方向に開口するように形成されたことを特徴とする車両用ワイパ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用ワイパにおいて、
    前記ロック部は、前記当接部と対向配置され、該当接部と共に前記連結軸と前記円弧部とを挟持する挟持ロック部であることを特徴とする車両用ワイパ。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用ワイパにおいて、
    前記ロック部は、前記側壁連結部に形成され、前記U字取付部の平行部における自由端側に形成された被係合部と係合する係合部であることを特徴とする車両用ワイパ。
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