JPH11509872A - 高度にエトキシル化されたゲルベアルコールを含む硬質表面クリーナー - Google Patents

高度にエトキシル化されたゲルベアルコールを含む硬質表面クリーナー

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JPH11509872A JP8519251A JP51925196A JPH11509872A JP H11509872 A JPH11509872 A JP H11509872A JP 8519251 A JP8519251 A JP 8519251A JP 51925196 A JP51925196 A JP 51925196A JP H11509872 A JPH11509872 A JP H11509872A
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Abstract

(57)【要約】 高度にエトキシル化されたゲルベアルコールに由来する界面活性剤を含むpH約6以上を有する液体硬質表面クリーニング組成物を記載する。ゲルベアルコールは、疎水部分中に11〜16個の炭素原子を有し且つアルコール1モル当たり約7〜約30モルのエトキシレートでエトキシル化する。ゲルベエトキシレート界面活性剤は、ゲルベアルコール約5%以下を含有するように更に選ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】 高度にエトキシル化されたゲルベアルコールを含む硬質表面クリーナー 技術分野 本発明は、硬質表面をクリーニングするための液体洗剤組成物に関する。この ような組成物は、高度にエトキシル化されたゲルベアルコールから選ばれる1種 以上の非イオン界面活性剤を含む。ゲルベエトキシレートは、遊離ゲルベアルコ ール約5%以下を含有するように選ばれる。本発明の硬質表面クリーニング組成 物は、特にセラミック表面上で、改善された希薄クリーニングプロフィールおよ びより良い光輝最終結果を与える。追加的に、高度にエトキシル化されたゲルベ アルコールを使用してポリウレタン表面上で優秀なフル強度クリーニングおよび 良好な光輝最終結果を与えるための方法を記載する。 背景技術 最近の技術革新によって、非すすぎ多目的クリーナーの消費者の間での人気が 上昇してきた。このような製品は、非常に多くの場合、推奨レベルに希釈した後 にフロアおよび他の表面に適用し、次いで、乾燥させている。消費者は、汚れを 迅速に除去でき(即ち、良好なクリーニングしやすさを有する)且つ容易に識別 できる縞およびフィルムを後に残さない(即ち、最終結果が良好な光輝を有する )クリーナーを望んでいる。多目的クリーナーは時には追加的に、特にやっかい な汚れの除去のためにフル強度(即ち、ニート)で使用されている。 最近、市場に売り出されてきた濃縮多目的クリーニング製品は、ますます増大 している。これらの製品は、通常界面活性剤量を増大させることによって、高希 釈でより有効であるように意図的に処方されている。濃縮製品中の多量の活性成 分は、希釈を奨励し、このことはニートクリーニングと比較して希薄の相対的重 要性を増大する。しかしながら、現在の界面活性剤は、十分な希薄クリーニング 力を与えない。それゆえ、有効な改善された希薄クリーニングを与える濃縮多目 的クリーナー製品の必要性が存在する。 硬質表面クリーニングに対する必要性は、しばしば、非イオン界面活性剤を含 有する組成物、特にエチレンオキシドとアルキルフェノールとの縮合から誘導さ れる界面活性剤を含有する組成物を通して過去において扱われてきた。非イオン 界面活性剤は、荷電表面と強くは相互作用せず、汚れに浸透し且つ汚れを有効に ゆるめことができ且つグリースを乳化できる。それゆえ、全体的に性能が改良さ れた処方物の探索は、優れた非イオン界面活性剤に集中して同一化している。最 近の研究は、比較的低分子量の線状エトキシレートがより人気があるアルキルフ ェノールエトキシレートより性能が優れていることを実証した。特に、「The Jo urnal of the American Oil Chemists Society」、第61巻第7号第1273頁 〜第1278頁(1984)に記載のような多分散C8〜C10エトキシレートは 、エトキシル化レベル約50%〜60%で利益を与える。残念なことに、線状エ トキシレートの希薄クリーニング性能は、特により濃縮した製品に向けての現在 のトレンドに徴して、依然として許容できるものではない。 それゆえ、本発明の目的は、ポリ塩化ビニル、ポリウレタンで被覆されたポリ 塩化ビニル、セラミックおよびエナメルを含めて多数の典型的な表面に対して推 奨希釈レベルで改善されたクリーニングを与える洗剤組成物を提供することにあ る。 ゲルベアルコールに由来する高度にエトキシル化された界面活性剤を含む洗剤 組成物、特に濃縮組成物は、硬質表面から汚れを除去する際に有効であることが 今や確認された。本発明の界面活性剤は、高度にエトキシル化され、ゲルベアル コール1モル当たり約7〜約30モルのエチレンオキシド(グリコール)を有し 且つゲルバエトキシレート界面活性剤の約5重量%以下のゲルベアルコールを含 有する。理論によって限定されるものではないが、本発明のエトキシル化界面活 性剤における高いエトキシル化度および低いゲルベアルコール含量は、硬質表面 をクリーニングするのに多数の有意な利益、最も顕著には改善された希薄クリー ニング(濃縮クリーニング組成物を水で推奨投与量に希釈する)、より高いクリ ーニング効率およびより良い光輝最終結果をもたらす。改善された効率は、技術 上で従来記載の組成物によって達成されるのと同じクリーン最終結果に達するの に少ない界面活性剤ですむことを意味する。また、製品中のより少ない界面活性 剤量は、表面光輝最終結果を改善するのを助長する。更に、比較的高いエトキシ ル化度および低いゲルベアルコール含量は、特に濃縮クリーナー組成物を処方す るのをより容易にさせる。本発明の組成物は、においが低く且つ美観上魅力的で ある。このように、本発明の硬質表面クリーニング組成物は、以下の開示からわ かるように、公知技術の硬質表面クリーナー以上の実質的な進歩を与える。 ゲルベアルコール(特に低起泡性組成物用)を洗剤組成物で使用することは、 公知技術である。例えば、JP第51−081805号およびJP第51−08 4977号参照。また、DE第3,530,405号明細書およびJP第01− 151509号参照。 エトキシル化ゲルベアルコールの製法は、米国特許第4,518,809号明 細書、米国特許第4,598,162号明細書、JP第62−223299号、 DE第3,928,600号明細書およびDE第3,928,601号明細書 に開示されている。 「The Journal of Physical Chemistry」、第95巻第4号第1679頁〜第 1681頁(1991)は、ゲルベアルコールサルフェートを使用しての表面変 性を論じている。また、「Langmuir」、第7巻第2048頁〜第2053頁(1 991)参照。 発明の開示 本発明の硬質表面洗剤組成物は、ゲルベアルコールに由来する有効量の1種以 上のエトキシル化界面活性剤を含む。本発明のゲルベエトキシル化界面活性剤は 、式 (式中、R1およびR2は独立にC3 〜11アルキル基であり、nは約7〜約30、 好ましくは約7〜約25、より好ましくは約9〜約20であり、R3は水素また はC1 〜3アルキルまたはヒドロキシアルキル基である) を有し、且つ前記エトキシル化界面活性剤は、遊離ゲルベアルコール約5%以下 を含有する。R1およびR2中の炭素原子の合計数は、合わせて、約9〜約14個 の炭素原子、好ましくは合計約9〜約13個の炭素原子を有し、より好ましくは 合計約9〜約11個の炭素原子を有する。好ましくは、R1およびR2は、約4個 以下の炭素原子だけ異なる。本発明の特に好ましい態様においては、R3は、水 素である。場合によってであるが好ましくは、溶媒は、前記組成物の約1〜約1 0重量%を占め且つ分子量約350以下、好ましくは約115〜約250を有す る。それらは、好ましくは、モノエチレングリコール、ジエチレングリコール、 トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールエーテル 、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる。 理論によって限定されるものではないが、R3がアルキルまたはヒドロキシア ルキルである時には、界面活性剤の疎水性は、増大されることが見出された。更 に、R3がアルキルまたはヒドロキシアルキルである界面活性剤は、使用時に泡 を抑制するように作用できると考えられる。 ゲルベアルコールとは、ゲルベ反応を使用する方法から誘導されてもされなく てもよいが、上に示すような構造を有する化合物(nは0であり、R3はHであ る)を意味する。本発明のゲルベアルコールエトキシレートは、ゲルベアルコー ルをエチレンオキシドまたは適当なエチレングリコールエーテル混合物と反応さ せることによって製造する。本発明のゲルベアルコールに由来する好ましいエト キシル化界面活性剤の例は、平均9モルのエトキシル化を有するトップド2−ブ チル−1−ヘプタノール、平均7モルのエトキシル化を有するトップド2−ブチ ル−1−オクタノール、平均11モルのエトキシル化を有する2−ブチル−1− オクタノール、平均19モルのエトキシル化を有する2−ブチル−1−オクタノ ールおよび平均15モルのエトキシル化を有する2−ブチル−1−デカノールお よびそれらの混合物からなる群から選ばれる。「トップド」なる用語は、以下に 定義する。 場合によってあるが好ましくは、この硬質表面洗剤組成物は、1種以上の低H LB非ゲルベ非イオン補助界面活性剤約0.5〜約10重量%を含むことができ る。好ましくは、低HLB非ゲルベ非イオン補助界面活性剤は、疎水部分中に約 7〜約15個の炭素を有し且つHLB約3.5〜約8.5を有する。好ましい低 HLB非ゲルベ非イオン界面活性剤は、アルキルエトキシレート、アルキルプロ ポキシレート、アルキルエトキシプロポキシレート、およびそれらの混合物から なる群から選ばれる。「HLB」なる用語は、以下に定義する。 組成物は、エトキシル化界面活性剤の性能を助長するために有効量の任意の通 常の洗剤成分も含むことができる。通常の洗剤成分(典型的には組成物の0〜約 20重量%の範囲内を占める)は、陰イオン界面活性剤、極性非イオン界面活性 剤、双性界面活性剤、洗浄性ビルダー、ハイドロトロープ、増粘剤、緩衝剤、お よびそれらの混合物からなるメンバーから選ぶことができる。なお別の任意の成 分は、制泡剤(典型的には硬質表面組成物の0〜約4重量%を占める)である。 典型的な組成物は、水少なくとも約40重量%も含む。 組成物は、更に濃縮でき、増粘または非増粘であることができ、且つ硬質表面 への適用をより好都合にさせるように設計された容器に入れることができる。硬 質表面は、典型的には、前記表面を本発明の組成物(好ましくは推奨レベルに水 中で希釈)と接触することによってクリーニングする。 「E」および「EO」なる用語は、技術上既知であり且つ「エトキシレート」 と同意語である。「PO」なる用語は、「プロポキシレート」を意味する。以下 の「高度にエトキシル化されたゲルベアルコール」なる用語は、最終生成物が出 発物質1モル当たり平均約7〜約30モルのエトキシレートを含有するように且 つ遊離ゲルベアルコールの量がエトキシレート原料または原料混合物の約5%以 下であるように前記のようにエトキシル化される一連の2−アルキル−1−アル カノールを意味する。 ここで「有効量」とは、どのような比較試験条件を使用したとしても、汚れた 表面のクリーニングを高めるのに十分である量を意味する。 ここですべての%、比率および割合は、特に断らない限り、重量基準である。 引用のすべての文書は、関連部分で、ここに参考文献として編入する。 発明を実施するための最良の形態 高度にエトキシル化されたゲルベアルコール−本発明の高度にエトキシル化さ れたゲルベアルコールは、硬質表面クリーナー組成物の少なくとも約1重量%、 より好ましくは約2〜約40重量%、一層好ましくは約2〜約30重量%を占め る。これらの高度にエトキシル化されたゲルベ非イオン界面活性剤は、組成物中 の非イオン界面活性剤の約25%〜100%、より好ましくは前記組成物中の非 イオン界面活性剤の約30%〜約90%、一層好ましくは約40%〜約80%を 表わす。高度に好ましい態様においては、エトキシル化ゲルベアルコールは、濃 縮多目的クリーナーの処方で使用される。 本組成物は、疎水部分が約11〜約16個の炭素原子、より好ましくは約11 〜約15個の炭素原子、最も好ましくは約11〜約13個の炭素原子を有するゲ ルベアルコールエトキシレートを含む。11個未満の炭素原子を有するゲルベア ルコールは、11個以上の炭素原子を有するゲルベアルコールより実質上親水性 であり、このように高水準のエトキシル化の利益は有意に減少されると考えられ る。16個より多い炭素原子の疎水部分を有するゲルベアルコールエトキシレー トは、本発明のゲルベエトキシレートより遅いクリーニング速度を有し、そして 本発明のゲルベエトキシレート程硬質表面クリーナー応用に有効ではないと考え られる。 本発明のゲルベアルコールは、好ましくはエチレンオキシドを使用し てエトキシル化し、エトキシル化は出発アルコール1モル当たり平均約7モル〜 約30モルのエチレンオキシドを含む。より好ましくは、エトキシル化は、出発 アルコール1モル当たり約7モル〜約25モルのエチレンオキシドを含む。一層 好ましくは、エトキシル化は、出発ゲルベアルコール1モル当たり約9モル〜約 20モルのエチレンオキシドを含む。 本発明のC11 〜16ゲルベエトキシレートは、「トップド」であってもよく、低 分子量エトキシレートおよびアルコール画分が蒸留によって選択的に除去できる ことを意味する。「トッピング」は、ゲルベエトキシレート原料に配合する遊離 アルコール5%以上を含有するゲルベエトキシレートに特に重要である。少量の C11 〜16ゲルベアルコールは、本発明のC11 〜16ゲルベエトキシレートのフル強 度および希釈クリーニング性能を有意に減少するように作用することが見出され る。このように、本発明のエトキシレートは、ゲルベエトキシレートの5重量% 未満、より好ましくは3重量%未満、最も好ましくは1重量%未満の遊離ゲルベ アルコールを含有する。高度にエトキシル化されたアルコールは一般に痕跡量の 遊離アルコールを含有するだけであるので、トッピングを、あまり、必要とはし ないが、この方法は、エトキシル化レベルEO約7〜EO約11を有する或る試 料に価値があることがある。このように、例えば、「トップド」2−ブチル−1 −オクタノールEO7のニートクリーニング性能は、原料の一部分として2−ブ チル−1−オクタノール10%を含有する非トップド2−ブチル−1−オクタノ ールEO7と比較して、50%以上改善すること、および希薄クリーニングも約 25%改善することが実験的に見出される。追加的に、トッピングは、所望なら ば、平均エトキシル化度を有効に上げるために使用してもよい。 本発明の界面活性剤の原料であるゲルベアルコールは、独国ハンブルクのコン デア・ヘミーおよび米国ニューヨークのミチェル・カンパニーを含めて幾つかの 供給者から得てもよい。エトキシル化は、アルコールを好適な触媒の存在下でエ チレンオキシドと反応させることによって達成される。ゲルベアルコールのエト キシル化は、「The Journal of the American Oil Chemists Society」、第67 巻第2号、第123頁〜第131頁(1990)に記載されている。好適な触媒 としては、アルカリ金属およびアルカリ土類金属、例えば、ナトリウム、カリウ ム、マグネシウムなど、アルカリ金属酸化物およびアルカリ土類金属酸化物、例 えば、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化バリウムなど、およびアルカリ金属 アルコキシドおよびアルカリ土類金属アルコキシド、例えば、金属水酸化物とア ルコールとの反応によって発生するものが挙げられる。好ましいアルコキシドは 、金属または金属水酸化物とC11 〜16ゲルベアルコールとの反応によって製造さ れるものである。しかしながら、エトキシル化触媒の選択は、当業者が通常行い 得る範囲内であるとみなされる。 本発明の高度にエトキシル化されたゲルベアルコールの例としては、限定せず に、2−ブチル−1−オクタノールと平均約11モルのエチレンオキシドとの縮 合物(即ち、2−ブチル−1−オクタノールEO11)、2−ヘキシル−1−オ クタノールと平均15モルのエチレンオキシドとの縮合物(即ち、2−ヘキシル −1−オクタノールEO15)および2−ブチル−1−デカノールと平均25モ ルのエチレンオキシドとの縮合物(即ち、2−ブチル−1−デカノールEO25 )が挙げられる。本発明のエトキシレート界面活性剤のすべては、多分散であり 、エトキシル化の平均レベルを定義する「エトキシル化レベル」を有するエトキ シレートの分布として存在することを意味する。 濃縮クリーナー中の多量の活性成分は、製品希釈を奨励する。その結果、濃縮 物の希薄クリーニング性能は、通常の(即ち、1X)製品より一層重要である。 数種の説明は、濃縮製品を記載するために使用されている。「ウルトラ」なる用 語は、「2X」および「4X」なる他の用語と同様にしばしば使用される。各々 の場合に、アイディアは、増大された希釈レベルで少なくとも等しいクリーニン グを達成することである。例えば、「2X」濃縮物は、典型的には、2倍の希薄 物として使用する場合に1X製品の場合に得られるのと同じ最終結果を達成する 製品である。一般に、1X製品は、水約50〜64部に対して製品1部を使用し て希釈する。ここに開示の組成物は、例えば、1X製品として使用してもよいが 、より好ましくは「ウルトラ」、2Xまたは4X製品、即ち、濃縮クリーナーと して挙動する製品として使用される。濃縮クリーナーは、しばしば、包装の節約 および界面活性剤テクノロジーの改良、例えば、ここに記載のもののため「使用 当たりの」基準でより経済的である。 高度にエトキシル化されたゲルベアルコールを使用する濃縮クリーナーは、他 の通常のアルコールエトキシレート、例えば、「The Journal of the American Oil Chemists Society」、第61巻第7号、第1273頁〜第1278頁(19 84)に記載のものより効率的であると考えられる。例えば、等量の界面活性剤 、高度にエトキシル化されたゲルベアルコールは、最も効率的な線状エトキシレ ートと比較して希薄クリーニング効率の25%〜50%の改良を与える。ゲルベ エトキシレート界面活性剤の効率は、或いは、性能最適化線状エトキシレート界 面活性剤を使用する対照組成物の性能に等しい性能を得るために必要な界 面活性剤の量を評価することによって測定してもよい。予想外に、等しい希薄ク リーニングは、本発明のゲルベエトキシレートを使用して約半分の界面活性剤濃 度で達成される。この予想外の知見は、「2X」製品と大体同じ合計界面活性剤 量の高度にエトキシル化されたゲルベアルコールを使用して「4X」製品を調製 することを可能にする(性能は線状エトキシレート界面活性剤のクリーニング効 能に依存する)。本発明のゲルベアルコールエトキシレート界面活性剤のより高 い効率は、「2X」製品が工業で現在使用されている量よりはるかに減少された 活性成分量で処方できることも示唆する。 本発明のゲルベアルコールエトキシレート界面活性剤は、特にセラミックなど の表面上で、改善された光輝最終結果も示す。これらの界面活性剤は、「The Jo urnal of Physical Chemistry」、第95巻第4号第1679頁〜第1681頁 に記載のように表面変性剤として作用することが可能である。表面への界面活性 剤吸着は、分子の疎水部分がセラミック表面と相互作用し且つエトキシレート頭 基が表面から離れて配向されるような方式で生ずる。頭基に対して炭素βでのゲ ルベ分枝は、線状エトキシレートの場合に予期されるものと比較して高められた 吸着効率および有効性を保証する。その結果、表面ぬれは、高められ且つ乾燥時 の界面活性剤凝集は、減少される。このようにして、美観上魅力のない縞が、最 小限とされる。 β位での分枝も、線状同種物と比較してゲルベエトキシレートの対称を下げ、 したがって結晶化用エネルギー論をそれほど好都合ではなくさせると考えられる 。結晶性物質がより少ないほど、光の反射性がより少なく、それゆえより少ない 可視目な縞を示す。追加的に、前記のような線状エトキシレートの希薄クリーニ ング効率とマッチするために必要とされる少量の活性成分は、推奨希釈後には表 面上の少量の界面活性剤を意味し且つ一旦クリーニング作業が完了した時には表 面上のより小さい不揮発性残渣に変わる。換言すれば、高度にエトキシル化され た ゲルベアルコールは、消費者に良好な光輝最終結果上の利益を促進するために使 用できる。 ここに記載のエトキシル化ゲルベアルコールは、「高度に」エトキシル化した ものであって、これは平均エトキシル化のレベルが通常のアルコールエトキシレ ートの場合に典型的には使用されているものより高いことを意味する。多くの非 イオンアルコールエトキシレート界面活性剤は、EO7を超えるエトキシル化の 増大されたレベルの関数として劣化する希薄クリーニングプロフィールを示す。 驚異的なことに、ゲルベアルコールエトキシレート性能は、エトキシル化が出発 アルコール1モル当たり平均約7モルのエチレンオキシドを超えて上げられるに つれて改善する。理論によって限定しようとはしないが、最適の効率に必要とさ れるエトキシル化の予想外に高いレベルは、同じ炭素数の他のアルコールと比較 してゲルベアルコールの増大された疎水特性のためであると考えられる。また、 これらの高度にエトキシル化されたゲルベアルコールの性能は、好ましい線状ア ルコールエトキシレートのものを超えることも予想外である。理論によって限定 しようとはしないが、ゲルベ「Y」分子構造と関連づけられる立体効果は、ミセ ル化を抑制し、それによって単量体種の量を増大すると考えられる。通常のアル コールエトキシレート単量体と比較して多量のゲルベアルコールエトキシレート 単量体は、汚れ柔軟化および溶解のより迅速な速度を与えて、改善されたクリー ニングしやすさをもたらす。 また、本発明のゲルベアルコールのエトキシル化のより高いレベルは、より良 い水中溶解度を意味する。界面活性剤溶解度は、クリーニング組成物、特に濃縮 組成物に重要なパラメーターである。低溶解度は、例えば、相の不安定な乳濁液 の調製をもたらすことがある。ゲルベ分枝が界面活性剤の疎水性を増大するので 、予想より高いエトキシル化のレベルは、しばしば、高い美観の相安定な透明の 製品を保証するのにまさに必要である。このように、出発アルコール当たり平均 約 7モルより少ないエチレンオキシドにエトキシル化するC11 〜16ゲルベアルコー ルは、減少された性能を示し且つ2−エチル−1−ヘキシルサルフェートなどの 可溶化剤の存在下でさえ、しばしば不安定な乳濁液である。 本発明のゲルベアルコールの予期したものより高い平均エトキシル化レベルは 、競争力のある化学コストを生ずると予期される。ゲルベアルコールのエトキシ ル化のより高いレベルは、コストを減少できる。その理由は、エチレンオキシド がゲルベアルコールと比較して重量とモル基準との両方とも比較的安価であるか らである。 本発明のゲルベエトキシレートは、「高度に」エトキシル化し、且つそのまま で泡減少上の利益を与えない。事実、ここに開示の組成物は、最も好ましくは、 別個の泡調停系と併用する。また、本発明は、好ましくは、陽イオン界面活性剤 を使用しない。 任意の低HLB非イオン補助界面活性剤−ここに開示の組成物は、任意である が好ましくはアルキルエトキシレート、アルキルプロポキシレート、アルキルエ トキシプロポキシレート、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる1種以 上の低HLB非ゲルベ非イオン補助界面活性剤0.5%〜約10%を含有しても よい。これらの好ましい非ゲルベ補助界面活性剤は、それぞれ一般構造RO(C H2CH2O)xH、RO(CH2CH(CH3)O)xHまたはRO(CH2−CH2 O)x−(CH2−CH(CH3)O)yH(式中、Rは炭素数約7〜約15の線状 または分枝アルキルまたはアルケニル疎水基であり、xおよびyはこれらの非ゲ ルベ非イオン界面活性剤のHLBが約3.5〜約8.5であるようなものである )を有する。 HLBは、ここでエチレンオキシド%またはプロピレンオキシド%÷5(例え ば、EO%÷5)と定義される。エトキシレート基とプロポキシレート基との両 方とも含有する界面活性剤の場合には、HLBは、別個にEOおよびPO基の場 合に計算されたHLB比の重量平均とすることによって計算する。非ゲルベ非イ オン界面活性剤は、エチレンオキシド、プロピレンオキシドまたは2種のガスの 混合物のいずれかとの反応によって第一級または第二級アルコールのいずれかか ら誘導してもよい。 本発明に好ましい非ゲルベ非イオン補助界面活性剤としては、限定せずに、C9 〜C11アルコールとエチレンオキシド2.5モルとの縮合物、C14〜C15アル コールとエチレンオキシド4モルとの縮合物、第二級C11アルコールとエチレン オキシド2モルとの縮合物などが挙げられる。本発明に好適なエトキシル化およ びプロポキシ化アルコールは、シェル、ヘンケルおよびビスタ・ケミカルを含め て欧州および北米での広範囲の商業的供給者から入手できる。例えば、米国のシ ェルは、好適なアルコールエトキシレート界面活性剤を商品名「ネオドール(Ne odol)」で生産しており且つ独国のヘンケルは、エトキシル化され且つプロポキ シ化された界面活性剤を商品名「デハイポン(Dehypon)」で生産している。 エトキシル化されると共にプロポキシ化される非ゲルベアルコールと本発明の 高度にエトキシル化されたゲルベアルコールとの組み合わせは、本発明の硬質表 面クリーナー組成物によって発生する泡を抑制するのに好ましく、即ち、ここに 記載のゲルベエトキシレートの泡プロフィールは通常のアルコールエトキシレー トのものと同様である。 前記低HLB非イオン補助界面活性剤を本発明の処方物に配合するか否かは、 ゲルベアルコールのエトキシル化用触媒の選択、ゲルベアルコールエトキシル化 の平均レベル、および補助界面活性剤の有無を含めて数種の因子に依存する。例 えば、低HLB補助界面活性剤は、エトキシル化が出発アルコール1モル当たり 平均約11モル以上のEO、より好ましくは平均約15モル以上のEOを含むゲ ルベエトキシレートを含有する組成物に特に有用である。一般に、低HLB界面 活性剤は、汚れ乳化またはロールアップを助長すると考えられる。このように、 低HLB補助界面活性剤の使用は、本発明の好ましい態様を構成する。好ましい 組成物は、前記非ゲルベ補助界面活性剤0.5%〜約10%、より好ましくは約 2%〜約8%を含有する。高度にエトキシル化されたゲルベアルコール対前記低 HLB非ゲルベ非イオン補助界面活性剤の比率は、好ましくは、約25:1から 約3:1である。 他の非イオン界面活性剤および双性界面活性剤−エチレンオキシド、プロピレ ンオキシドまたは2つのものの混合物のいずれかとの反応によって第一級または 第二級アルコールから誘導される非イオン界面活性剤(該界面活性剤はHLB約 8.5以上を有する)も、本発明で使用してもよい。これらの界面活性剤として は、例えば、C13 〜15第一級アルコールとエチレンオキシド平均20モルとの縮 合物、C8 〜10第一級アルコールとエチレンオキシド7モルとの縮合物およびC1 1 〜15 第二級アルコールとエチレンオキシド平均20モルとの縮合物などが挙げ られる。これらの界面活性剤は、シェル、ヘンケルおよびユニオン・カーバイド を含めて供給者から市販されており且つ欧州または北米のいずれかで得てもよい 。 本発明で使用するのに好適な他の非イオン界面活性剤としては、酸性または塩 基性条件下での反応性水素(即ち、ヒドロキシル、カルボキシル、アミドまたは アミノ基上など)を有する炭化水素とエチレンオキシドとの縮合から得られる界 面活性剤が挙げられる。このような化合物としては、アルキルフェノールエトキ シレートおよびエトキシル化モノまたはジアミノまたはアミド化合物が挙げられ る。本発明に好適なアルキルフェノールエトキシレートは、ユニオン・カーバイ ド・カンパニーから商品名「トリトン(Triton)」で市販されている。約3〜約 12個のエトキシ基を有するC8〜C12アルキルフェノールが、最も好ましい。 アミドおよびアミノエトキシレートは、アクゾ・ケミカル・カンパニーからそれ ぞれ商品名「エトミド(Ethomid)」および「エトミーン(Ethomeen)」のものを 購入してもよい。エトキシル化ジアミンは、商品名「エトドゥオミーン(Ethoduo meen)」で販売されている。脂肪酸エトキシレートも、商業的な供給者から広く 入手できる。 本発明に好適な他の非ゲルベ非イオン界面活性剤は、炭素数約6〜約16のア ルキルまたはヒドロキシアルキル部分1個および炭素数1〜3のアルキル基およ びヒドロキシアルキル基からなる群から選ばれる部分2個(場合によって結合し て環構造とすることができる)を含有する水溶性アミンオキシドを含めて半極性 非イオン界面活性剤である。 また、プロピレンオキシドとエチレンジアミンとの反応から生ずる生成物とエ チレンオキシドとの縮合物は、本発明の非イオン界面活性剤として使用するのに 好適である。これらの生成物の疎水部分は、エチレンジアミンと過剰のプロピレ ンオキシドとの反応生成物からなり且つ分子量約2,500〜約3,000を有 する。この疎水部分は、生成物がポリオキシエチレン約40〜約80重量%を含 有し且つ分子量約5,000〜約11,000を有する程度にエチレンオキシド と縮合する。 許容可能であるが好ましくない非イオン界面活性剤は、脂肪酸アミド、ソルビ タンエステルおよびアルキルグリコシドを包含する群から選ばれる界面活性剤で ある。これらの界面活性剤は、組成物の約5%を超えない量で存在してもよい。 本発明は、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、ヒドロキシ アルキルベタイン、アルキルスルホベタイン(即ち、スルタイン)などのベタイ ンを含む化合物の群から取られる双性界面活性剤の配合を可能にする。一般に、 ベタインは、構造 RN(CH32−CH2COO(式中、Rは炭素数約1 0〜約18の脂肪族鎖である)を有する。スルホベタインは、一般式RN(C H32−CH2−CH(HまたはOH)CH2SO3 を有する双性界面活性剤で ある。 陰イオン界面活性剤−陰イオン界面活性剤は、場合によって、本発明の高度に エトキシル化されたゲルベアルコールと併用してもよい。陰イオン界面活性剤は 、技術上周知であり且つ約8〜約20個の炭素原子を含み且つカルボキシレート 、サルフェート、スルホネートおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる1 個以上の陰イオン頭基を更に含む界面活性剤とここで定義される。疎水部分は、 飽和または不飽和であってもよい線状、分枝または環式炭化水素基を含んでもよ い。追加的に、陰イオン界面活性剤対イオンは、水溶性アルカリ金属およびアル カリ土類金属、例えば、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの群から選ば れる。 本発明に有用な陰イオンスルホネート界面活性剤としては、直鎖および分枝C8 〜C14アルキルベンゼンスルホネート、C8〜C18メチルエステルスルホネート 、C8〜C18α−オレフィンスルホネート、C8〜C20パラフィンスルホネート、 C10〜C18アルキルイセチオネート、アルキルN−メチルタウレートなどが挙げ られる。本発明に有用な陰イオンサルフェート界面活性剤としては、線状および 分枝C8 〜20サルフェート、C12〜C18第二級アルコールサルフェート、エトキ シル化サルフェート、プロポキシ化サルフェート、オレフィンサルフェート、例 えば、オレオイルサルフェートなどが挙げられる。有用な陰イオンカルボキシレ ート界面活性剤としては、C10〜C16アルキルエトキシカルボキシレート、C8 〜C18α−ヒドロキシアルキルカルボキシレート、C10〜C20アルキルサルコシ ネートおよびC10〜C20アルケニルサルコシネートなどが挙げられる。同様また は同様ではない頭基または同様ではない頭基を含有するジ陰イオン界面活性剤も 、使用してもよい。例としては、C8〜C18スルホスクシネートおよびC10〜C2 0 アルキル−α−スルホ脂肪酸二塩が挙げられる。本発明に有用な陰イオン界面 活性剤は、アジア、北米および欧州での大多数の供給者から入手できる。 本発明に好ましい陰イオン界面活性剤は、短鎖アルキルサルフェートおよびス ルホネート、およびC14〜C17パラフィンスルホネートからなる群から選ばれる 。 C8スルホネートなどの短鎖陰イオン界面活性剤は、フル強度クリーニングを助 長すると考えられる。その理由は、低い界面活性剤分子量および高い臨界ミセル 濃度によって迅速なクリーニング速度が促進されるからである。C14〜C17パラ フィンスルホネートは、特に硬水条件下で(即ち、水硬度約7〜約25グレン/ ガロン)良好な光輝最終結果を与えるのを助長することが見出される。このこと は、カルシウムとスルホネートの複合化が直接の原因となって、余り結晶性では ない低分子対称の種をもたらすからであると考えられる。 任意の溶媒−好ましくは、本発明の組成物は、1種以上の溶媒を更に含む。溶 媒は、20℃〜25℃の温度で液体であり且つ界面活性剤であるとはみなされな い化合物と広く定義される。著しい特徴の1つは、溶媒が化合物の広い混合物と してよりもむしろ別々の存在として存在する傾向があることである。本発明の溶 媒は、約8個の炭素原子〜約35個の炭素原子を有し且つ炭素数約8以下の隣接 線状、分枝または環式炭化水素部分を含有する。本発明に好適な溶媒の例として は、2−メチルピロリドン、ベンジルアルコールおよびモルホリンn−オキシド が挙げられる。 本発明の好ましい態様においては、溶媒は、モノ−、ジ−およびトリ−エチレ ングリコールエーテル、プロピレングリコールエーテル、ブチレングリコールエ ーテルのエーテル誘導体、およびおよびそれらの混合物を含む化合物の群から選 ばれる。好ましい溶媒の分子量は、約350以下、より好ましくは約100〜約 300、一層好ましくは約115〜約250である。好ましい溶媒の例としては 、例えば、モノ−エチレングリコールn−ヘキシルエーテル、モノ−プロピレン グリコールn−ブチルエーテル、およびトリ−プロピレングリコールメチルエー テルが挙げられる。エチレングリコールエーテルおよびプロピレングリコールエ ーテルは、ダウ・ケミカル・カパニーから商品名「ダウアノール(Dowanol)」で 市販されており且つアルコ・ケミカル・カンパニーから商品名「アルコソルブ (Arcosolv)」で市販されている。モノ−およびジ−エチレングリコールn−ヘ キシルエーテルを含めて他の好ましい溶媒は、ユニオン・カーバイド・カンパニ ーから入手できる。本発明に係る好ましい溶媒は、硬質表面クリーナー組成物の 約1〜約10重量%、より好ましくは約2〜約8重量%、最も好ましくは約3〜 約7重量%の量で存在する。高度にエトキシル化されたゲルベアルコール対溶媒 の比率は、最も好ましくは、約10:1から約1:4である。 疎水性低分子量溶媒によって迅速な汚れ柔軟化がより促進され、それによって 高度にエトキシル化されたゲルベアルコールのクリーニングしやすさが改善され ると考えられる。好ましい溶媒は、本発明のゲルベエトキシレート界面活性剤の フル強度(即ち、ニート)クリーニング性能を改善するのに特に有効である。理 論によって限定しようとするものではないが、フル強度クリーニングは、界面活 性剤エトキシル化度および鎖長に高度に依存すると考えられ、最良の結果は一般 に炭素数約6〜約10の界面活性剤(エトキシル化は界面活性剤の約50〜60 重量%を構成)の場合に得られる(「Journal of the American Oil Chemists S ociety」、第61巻第7号第1273頁〜第1278頁(1984)および「Jo urnal of the American Oil Chemists Society」、第63巻第4号第559頁〜 第565頁(1986)参照)。本発明のゲルベエトキシレートは、文献がピー クニートクリーニング性能のために推奨しているものより疎水部分が多い炭素原 子(C11〜C16)および高い平均エトキシル化度(約60%〜90%)を有する 。ゲルベエトキシレートのフル強度クリーニングの実質的な改良は、界面活性剤 をトッピングすることにより、または所定の溶媒の界面活性剤系への添加により 達成できることが見出された。60%よりわずかにだけ多いエチレンオキシドを 含有するゲルベエトキシレートの場合には、トッピングは、しばしば、文献(J AOCS,61(7),1273−1278(1984)に記載のようにニート クリーニングをピークレベルに復活させる所望の結果を達成するが、約 75%より多いエチレンオキシドを含有するゲルベエトキシレートの場合には、 トッピングはもはや有効ではない。しかしながら、好ましい比率の1種以上の好 ましい溶媒の使用は、C8〜C10EO6などの短鎖長エトキシレートの場合に得 られるものに匹敵するフル強度クリーニング性能を生ずることができることが見 出された。驚異的なことに、前に記載のゲルベエトキシレート希薄クリーニング 利点を有意には変更せずに溶媒によって媒介されるフル強度クリーニングが大き く改良される。このように、例えば、2−ブチル−1−オクタノールEO11 15%、線状C12〜C13EO3 4%およびプロピレングリコールn−ブチルエ ーテル5%を含有する組成物は、希薄クリーニング効率で利点20%を与え且つ フル強度クリーニングにおいて線状C8〜C10EO6 20%および線状C12〜 C13EO3 4%を含有する組成物に完全に等価である。 疎水性溶媒は、本発明の高度にエトキシル化されたゲルベアルコールと併用し た場合に、前記溶媒を使用しない組成物と比較してポリ塩化ビニルおよびポリウ レタン表面上で組成物光輝最終結果を改善することが示される。これらの表面上 での光輝最終結果は、低い表面張力および低分子量を有する化合物によって改善 されると考えられる。一般に、これらの表面上での光輝最終結果に最も好ましい 溶媒は、せいぜい約25個の炭素原子、より好ましくは約6〜約20個の炭素原 子、最も好ましくは約6〜約15個の炭素原子からなる群から選ばれる。一連の グリコールエーテル内で、低分子量溶媒は、最大の光輝最終結果上の利益を与え ることが見出される。このように、例えば、2−ブチル−1−オクタノールEO 1115%、線状C12 〜13EO3 4%およびプロピレングリコールn−ブチル エーテル溶媒5%を含有する組成物の場合には、光輝最終結果は、プロピレング リコール基の数が減少するにつれて改善する。 制泡剤−ゲルベ分枝の制泡への影響は、エトキシル化を出発アルコール1モル 当たり平均約5モルを超えるエチレンオキシドに行う時に失われると考えられる 。 従って、本組成物は、好ましくは、制泡剤と併用される。シリコーン重合体およ びポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体は、この目的に使 用してもよいが、好ましい制泡剤は、線状または分枝アルキルカルボン酸を含む 化合物からなる群から選ばれる。本発明の制泡剤は、組成物の0〜約4重量%、 より好ましくは約0.4〜約3重量%、最も好ましくは約0.6〜約1.5重量 %を占める。 好ましいアルキルカルボン酸は、疎水部分中に少なくとも約8個の炭素原子、 より好ましくは約8〜約18個の炭素原子、最も好ましくは約11〜約17個の 炭素原子を有する。これらの化合物の例としては、例えば、2−ブチル−1−オ クタン酸、C16 〜18「パーム」脂肪酸およびC12〜C14ココナツ脂肪酸が挙げら れる。トリグリセリドのケン化によって工業的に生産されている脂肪酸は、制泡 に特に好ましい種類の化合物を構成する。これらの化合物は、通常、C8〜C18 またはC10〜C18脂肪酸の混合物として存在し且つ広く生産されており、例えば 、北米のザ・プロクター・エンド・ギャンブル・カンパニーにより、欧州のヘン ケルにより市販されている。脂肪酸は、アルカリ性媒体中で迅速に中和して石鹸 となりそして石鹸は、ビルダーとして作用し且つカルシウムを沈殿することによ って泡を制御する。 水および追加の添加剤−本発明に係る組成物は、組成物の最小約40重量%の 水、より好ましくは約45〜約99重量%の水、一層好ましくは約50〜約90 重量%の水を更に含む。製品pHは、少なくとも約6、より好ましくは約7〜約 13、最も好ましくは約8〜約12である。pH約6未満では、本発明の組成物 は、希薄クリーニングには悪影響が及ばないとしても、フル強度クリーニングで は有効性がはるかに低いことが見出される。pHが約13より高い組成物は、消 費者にそれほど安全ではないと考えられ、それゆえ好ましくない。 ハイドロトロープは、組成物の粘度を低下させるか界面活性剤または添加剤を 可溶化するのを助長するために、必要ならばまたは望まれるならば、本発明の組 成物に好ましくは約1%〜約5%の量で添加できる。好ましいハイドロトロープ としては、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、クメンスルホン酸、スル ホコハク酸および2−エチル−1−ヘキシル硫酸のアルカリ金属塩、好ましくは ナトリウム塩が挙げられる。 本発明の組成物は、好ましくは、ビルダー約5重量%までを更に含む。ビルダ ーは、カルシウムおよびマグネシウムを金属イオン封鎖することによって界面活 性剤クリーニングを助長する。通常のビルダーの例としては、例えば、リン酸、 ピロリン酸およびオルトリン酸、トリポリリン酸および高級リン酸の水溶性アル カリ金属塩が挙げられる。本発明に好適な他のビルダーとしては、ポリカルボキ シレート、シリケートおよびアルミノシリケートが挙げられる。水溶性アルカリ 金属クエン酸塩、炭酸塩およびアルキルカルボン酸塩(即ち、石鹸)からなる群 から選ばれるビルダーが、本発明においてより好ましい。2種以上のビルダーの 組み合わせ、例えば、カーボネートと石鹸との組み合わせも、本発明において使 用してもよい。多くのビルダーは、乾燥時または結晶化時に美観上魅力のない残 渣を表面上に残す。約0.5%〜約5%、より好ましくは約1%〜約3%の量の 本発明の好ましいビルダーは、クリーニングに有効であり且つセラミック、ポリ 塩化ビニルまたはポリウレタン表面上で光輝最終結果に有意には影響しないこと が見出される。約5%より多い量の場合は、ビルダーの利益が横ばいになる一方 、光輝最終結果が更に悪化するので、好ましくない。 本発明の硬質表面クリーナー組成物は、所望ならば、クリーニングの当業者に 既知の通常の補助剤、希釈剤および添加剤のいずれも含有してもよい。これらの 追加の添加剤は、存在するならば、典型的にはクリーニング組成物の0%〜約2 0%を占める。これらの物質としては、組成物の有利な性質を減じないものであ って、例えば、漂白剤、香料、マイルドな研磨剤、酵素、アミノ酸、染料、 曇り防止剤、抗菌剤などが挙げられる。最も好ましい組成物には、研磨剤が含ま れない。 第四級アンモニウム化合物などの陽イオン界面活性剤は、本発明で好ましくは ない。それらは、希薄クリーニングまたはニートクリーニングのいずれかに有意 には寄与せず且つ本発明の文脈で光輝最終結果上の利益に若干有害である。 組成物用途および方法−本発明のクリーニング組成物は、一般的な家庭クリー ナーおよび一般的な食器洗剤を含めて多くのクリーニング仕事に使用できる。最 も好ましくは、組成物は、フロア、壁、金属、ガラス、セラミック、リノリウム 、寄木細工の床および大理石を含めて硬質表面のクリーニングに使用される。 ゲルベアルコールは、好適な方法、例えば、2種のアルデヒドを「アルドール 」縮合した後、所望の1種以上のアルコールに還元することによって生成できる 。このように、2−プロピル−1−オクタノールと2−ブチル−1−ヘプタノー ルとの混合物は、ペンタンアルデヒドとヘキサンアルデヒドとを反応させた後、 水素添加することによって主要生成物として得られる。或いは、所望の2−アル キル−1−アルカノールは、いわゆる「ゲルベ」反応によって1工程で生成して もよい(2種の第一級または第二級アルコールを触媒の存在下で縮合して本発明 に好適なβ−アルキルアルカノールを生成する)。ゲルベ反応触媒は、通常、ア ルコキシド、遷移金属錯体または両方である。好適なゲルベ触媒の例は、「The Journal of Molecular Catalysis」、第33巻第1号第1頁〜第14頁(198 5)に開示されている。 本発明のゲルベアルコールを製造するための合成経路、反応条件および触媒の 選択は、当業者の能力内であると考えられる。ゲルベアルコールは、典型的には 、確立された方法を使用してエチレンオキシドと反応させて、平均エトキシル化 度約7〜約30を有する多分散エトキシル化界面活性剤を製造する。エトキシル 化は、水を実質上排除し、より好ましくは完全に排除する実験条件下で遂行する 。 水を排除することは、重要である。その理由は、水がエチレンオキシドと反応し て副生成物としてポリエチレングリコールを生成することがあるからである。 高度にエトキシル化されたゲルベアルコールを含有する組成物は、好適な方法 、例えば、成分に単純に混入することによって調製してもよい。組成物の好都合 な製法は、ゲルベエトキシレートを水に混入した後、他の非イオン界面活性剤を 加え、次いで、もしあるならば陰イオン界面活性剤を加えることを包含する。も しあるならば、溶媒および/またはハイドロトロープは、次いで、混合物を攪拌 しながら、添加してもよい。次いで、制泡剤は、処方物に合わせる。添加順序が 前記のように従う時には、pHは、通常、中性付近であり且つこのことは、水酸 化ナトリウム、炭酸カリウムなどのpH調整および緩衝化に使用される成分の添 加によって最終製品の好都合な制御を可能にする。 実験 本発明の組成物の性能は、希薄クリーニング、フル強度クリーニング、および 光輝最終結果によって評価する。各試験を行う仕方に関する指示は、以下に略述 する。タイルを約15〜約18時間エージングさせた後に試験実施を行うべきで あるので、希薄クリーニング試験は2日を必要とすることに留意。例示の目的で 、希薄クリーニングおよびニートクリーニング試験は、ポリウレタン表面上で実 証する一方、フル強度クリーニングは、エナメル上で実証する。試験法は、セラ ミック、ポリ塩化ビニル、フォーマイカ、寄木細工の床などの他の表面に適用で きる。表面(例えば、エナメルvsセラミック)の選択は、試験される組成物のク リーニング性能(希薄またはニート)にほとんどまたは何も影響を与えないこと が立証された。しかしながら、光輝最終結果は、表面依存である。光輝最終結果 試験の場合には、表面は、処方物のうち最良のハイライトフィルム形成および縞 形成差であるように選ばれ、即ち、試験は光輝黒色表面上で意図的に遂行する。 希薄クリーニング:方法:1日目の試料調製−デリケートな仕事ワイパーを使 用して4つのポリウレタン被覆PVCフロアタイルパネル〔3×12インチのパ ネルに切断されたカラータイルナフコ(Nafco)ZL−810非ロウフロアタイル 〕をイソプロピルアルコールでクリーニングし、乾燥させる。セラミック、ポリ 塩化ビニルまたはフォーマイカタイルを使用するならば、同じ方法があてはまる 。 40:60の重量比の重合および非重合油および粒状物からなるグリース粒子 汚れをスプレヤージャーに用意する。汚れを興味のあるパネルに供給するために 使用する低沸点不活性溶媒中のモデル汚れの分散液を調製する。時々手動で振と うしながら、分散液を攪拌板上で約30分間攪拌する。クリーニングされたフロ アタイルパネルを秤量し、重量を記録する。汚すべきサイドが実験者に面するよ うに長いエッジの1つをイーゼル上に立てて(フロアに平行な長いエッジ)1つ のタイルパネルをヒュームフードの後ろに置く。汚れを、パネルから12〜18 インチにスプレヤーを保持するパネル(約10〜12ストローク)上に一様に噴 霧する。溶媒を蒸発させ(約30秒)、パネルを180°回す。汚れたフロアタ イルパネルをヒュームフードに入れ、一晩中乾燥させる。 希薄クリーニング試験:2日目−汚れたフロアタイルパネルを秤量し、重量を 記録する。水硬度を試験し、記録する。 希薄クリーニング試験:実施−試験液を調製する。 1X製品→製品7.2g/所望の硬度の水との合計600gは製品濃度1.2% に対応し、このことは製品希釈度1/64に対応する。 2X製品→製品3.6g/所望の硬度の水との合計600gは製品濃度0.6% に対応し、このことは製品希釈度1/128に対応する。 汚れたフロアタイルパネルをガードナー洗浄機に入れる。湿っぽいスポンジを 120°Fで試験液10ccで飽和させ、できるだけ多くの試験液を手で絞り出す 。スポンジ担体のスポンジを逆にし、スポンジの飽和サイドがクリーニングすべ き汚れたフロアタイルパネルと接触するようにスポンジ担体ホルダーに入れる。 汚 れたフロアタイルパネルをガードナー洗浄機中で100%クリーンにクリーニン グする。パネルを取り出し、ストロークの数を記録する。各フロアタイルパネル 上の汚れの量、クリーニングするためのストロークの平均数を報告し、1以上の コントロールと比較して指数化する。 フル強度(即ち、ニート)クリーニング試験−エナメル、セラミックまたはポ リウレタンパネル(3×12インチ)をイソプロピルアルコールでクリーニング し、グリース油と粒状物とのブレンドである台所汚物汚れ2.5gで被覆する。 パネルを150℃で約50分間ベーキングし、少なくとも1時間冷却する。 汚れたエナメルパネルを摩耗機械に入れる。水で飽和された120°Fのスポ ンジをスポンジ担体に入れ、クリーニング処方物5ccをスポンジにソーキングす る。スポンジの飽和サイドがクリーニングすべき汚れたエナメルパネルとの接触 を作るようにスポンジ担体ホルダーを入れる。汚れたエナメルパネルを100% クリーンにクリーニングして、パネルをクリーニングするのに必要なストローク の数を記録する。各パネルをクリーニングするためのストロークの平均数は、フ ル強度クリーニング組成物の効能に関連する。 光輝最終結果試験−コンシステンシーの理由で、光輝最終結果は、相対湿度3 3%以上で行う。タイルをクリーニングし、蒸留水ですすぎ、きめ細かな仕事ワ イパーで乾燥する。マークまたは縞を含まないようにイソプロピルアルコールお よびきめ細かな仕事ワイパーを使用してタイルをみがく。試験水を120°Fお よび所望の硬度に設定し、硬度を記録する。フィルム形成/縞形成スポンジを所 望の試験水ですすいで、残留試験液を含まないことを確実にさせる。 試験液を調製する。 1X製品→製品7.2g/所望の硬度の水との合計600gは製品濃度1.2% に対応し、このことは製品希釈度1/64に対応する。 2X製品→製品3.6g/所望の硬度の水との合計600gは製品濃度0.6% に対応し、このことは製品希釈度1/128に対応する。 湿っぽいフィルム形成/縞形成スポンジを試験液約15ccで飽和し、ハカリ上 で量る。スポンジをスポンジ担体に入れる。スポンジの飽和サイドを使用して、 タイルが表面1平方フィート当たり約1gの試験液を使用して製品で一様に覆わ れるように試験液を適用する。スポンジを秤量し、重量および相対湿度を記録す る。タイルを2〜3時間乾燥させる。タイルを等級化し、コントロールと比較し て指数化する。 下記の非限定例は、本発明を例示するものである。比較は、線状C8〜C10E O6 20%、線状C12〜C13EO3 4%、C10〜C18脂肪酸0.6%および 製品pH 10を得るためのビカーボネート/ビカーボネート混合物1%を含有 する対照製品と比較して行う。対照製品は、比較の目的でクリーニング指数「1 00」と定め且つ線状C8〜C10EO6と同様の界面活性剤が文献で硬質表面ク リーニング組成物の一次成分として高度に推奨されているので選ばれる。実験組 成物のフル強度および希薄クリーニング指数は、下記の式を使用して計算する。 クリーニングしやすさ指数=100+〔(汚れを完全に除去するための対照製品 のストローク数−同じ仕事を達成するための新しい組成物のストローク数)÷対 照製品のストローク数〕。高度にエトキシル化されたゲルベアルコールを含有す る実験組成物の性能は、対照製品と比較して、等しいか等しいのよりわずかに少 ない重量基準の大きさとする。事実上すべての場合において、本発明のゲルベエ トキシレートの分子量は、C8〜C10EO6のものより有意に高い。このように 、例えば、2−ブチル−1−オクタノールEO11は、線状C8〜C10EO6の 平均分子量よりほぼ50%高い平均分子量を有する。すべてのクリーニング試験 (即ち、希薄およびニート)での性能は、汚れ除去しやすさ、即ち、クリーニン グ速度によって定義されるので、界面活性剤モル濃度(重量%ではなく)は、こ れらの試験に最も関連する。このように、例I〜VIIIのデータは、高度にエトキ シル化されたゲルベアルコールの性能の控え目の概算と解釈される。 特に断らない限り、実験プロトタイプはすべて対照製品と同じカーボネート/ ビカーボネート1.0%およびC10〜C18脂肪酸0.6%を含有し且つまたpH 10に調整する。下記の略称を使用する。「G」:ゲルベアルコール、「l」: 線状アルコール、「s」:第二級炭素原子上に配置されるアルコール、「GC1 2」:2−ブチル−1−オクタノール、「T」:トップド界面活性剤、「PnB 」:プロピレングリコールn−ブチルエーテル、「DPnB」:ジプロピレング リコールn−ブチルエーテル、「2EHS」:2−エチル−1−ヘキシルサルフ ェート。「希薄」クリーニングは、製品1部対水128部を使用して希釈される 組成物の相対クリーニング性能vs同じレベルに希釈された対照製品(上に定義) のものを意味する。同様の方法で、「ニート」クリーニングは、非希釈実験製品 の相対クリーニング性能を意味する。「F/S」は、「フィルム形成および縞形 成」データの略称であり且つ特定の表面上で良好な光輝最終結果を与える製品の 能力の尺度と解釈される。A(+)は、上に定義の対照製品と比較して実験処方 物の優れた光輝最終結果を意味する。An(=)は、実験処方物と対照処方物と の間の近似パリティを意味し且つa(−)は実験処方物の劣等性を示す。 例I 高度にエトキシル化されたゲルベアルコール:2−ブチル−1−オクタノール EO15の合成およびキャラクタリゼーション −2−ブチル−1−オクタノー ル55.8g(0.30モル)の容器への導入前に、ガラス反応器を加熱し、窒 素でパージして痕跡量の水分を除去する。内容物を135℃に加熱し、ナトリウ ム金属触媒を0.35gの量(0.015モル)で加え、一定の攪拌条件下で溶 解させる。エチレンオキシド200g(4.55モル)を周囲条件で加える。エ チレンオキシドガスの溶解は、2−ブチル−1−オクタノールのエトキシル化を 生じさせる。反応生成物(即ち、多分散エトキシレート)は、反応完了度を示差 重量測定によって測定してもよい不揮発性液体である。一旦反応が完了すると、 内容物を窒素の雰囲気下で室温に冷却させる。生成物をガスクロマトグラフィー (GC)によってキャラクタライズし、測定して未反応アルコール約1%を含有 する。NMR法によって、平均15モルのエチレンオキシドが出発アルコール1 モル当たり存在することを確認する。本発明に関係する他の界面活性剤の合成は 、所望ならば、「トップド」界面活性剤を製造するための未反応アルコールの蒸 留により達成できることに留意。正確な比較の目的で、以下の例に記載の高度に エトキシル化されたゲルベアルコールのすべてを本例に記載のような同様の実験 法を使用して製造する。 例II エトキシル化ゲルベアルコールの希薄クリーニングプロフィールを平均エトキ シル化度の関数として比較する。すべての指数は、対照製品と比較する。 エトキシル化されていないゲルベエトキシレート原料の% 希薄クリーニング性能に対するゲルベエトキシレート原料中の少量の未反応 ゲルベアルコールの影響に留意。 例III 本発明の界面活性剤を使用して得ることができる希薄クリーニング上の利益の 大きさを例示する。パートIIIaは、本発明のエトキシル化ゲルベアルコールと 本発明の請求の範囲外であるゲルベアルコールと線状C8〜C10EO6との間の 希薄クリーニング性能比較およびニートクリーニング性能比較を与える。パート IIIbは、高度にエトキシル化されたゲルベアルコールと疎水部分中の炭素原子 の同 様の数およびエトキシル化のレベルを有する他の線状または分枝界面活性剤との 間の性能の差を示す。 エトキシル化されていないゲルベエトキシレート原料の%★★ 処方物は相不安定な乳濁液である。 各処方物中の主要非イオン界面活性剤の関数としての遊離アルコール% 例に示すゲルベエトキシレートのニートクリーニング性能は対照製品(線状C8 〜C10EO6 20%+線状C12〜C13EO3 4%、クリーニング指数=1 00)のもの以下であるが、性能は疎水部分中の炭素原子の同様の数および同様 の平均エトキシル化度を含む他の線状または分枝界面活性剤のものと少なくとも 同じ位良いことに留意。ゲルベエトキシレートニートクリーニングを改善する ための方法を例IVに例示する。 例IV 処方物の全性能に対するゲルベエトキシレートトッピングおよび溶媒配合の影 響を評価する。 ポリウレタン表面上でのニートクリーニング性能および光輝最終結果に対する 低分子量疎水性溶媒の影響に留意。また、溶媒テクノロジーの不在下においてさ えトップドGC12E7によって得られる改良に留意。 例V 製品性能に対する希釈の影響を本例で評価する。対照製品の希釈は、製品1部 対水128部である(指数100)。例Vaは、製品希釈の関数として本発明の ゲルベエトキシレートのクリーニング性能を示す。例Vbは、ポリウレタン表面 上での光輝最終結果に対する増大製品希釈の効果を示す。 前記のすべての実験プロトタイプの希薄クリーニングは2倍に希釈した場合に さえ対照製品のものと大体等しいこと、および光輝最終結果は希釈が増大するに つれて改善することに留意。 例VI 下記の例は、本発明の界面活性剤の希薄クリーニング性能に対する陰イオン界 面活性剤の影響を例示する。 処方物は相不安定である。放置時に、2相に分離する。 希薄クリーニング性能は、陰イオン界面活性剤の存在下で対照製品のものより 明らかに優れたままであることに留意。 例VII 下記の例は、所定範囲のpH条件での高度にエトキシル化されたゲルベアルコ ールの希薄クリーニング性能を示す。製品のpHは、カーボネート/ビカーボネ ート混合物またはサイトレートを使用して制御する。 例VIII 以下に示す組成のゲルベアルコールの混合物を、出発アルコール当たり平均1 5モルのエチレンオキシドにエトキシル化する。 2−ブチル−1−オクタノール 約18% 2−ブチル−1−デカノール 約25% 2−ヘキシル−1−ドデカノール 約30% 2−ヘキシル−1−オクタノール 約25% 次いで、アルコールエトキシレート混合物20%、線状C12〜C13EO3 4 %、C10〜C18脂肪酸0.6%および炭酸ナトリウム1%を含有する製品(pH 10)を調製する。次いで、製品を1部対水128部に希釈し、クリーニング性 能を対照製品のものと比較する。対照製品と比較してクリーニングの25%改良 が認められる。 例IX 下記の硬質表面クリーナー組成物は、良好な希薄クリーニング性能を示す。 (a)2−プロピル−1−オクタノールEO9 7.5%、2−ブチル−1− ヘプタノールEO9 7.5%、ジエチレングリコールn−ヘキシルエーテル3 .0%、線状C8スルホネート2.0%、C14〜C17パラフィンスルホネート3 .0%、炭酸カリウム1.5%、2−ブチル−1−オクタン酸1.0%(pHを 9に調整)、残部は蒸留水(100%とする)。 (b)2−ブチル−1−オクタノールEO19 7.5%、線状C10アミンオ キシド7.5%、線状C12 〜13E3 2.0%、線状C8スルホネート2.0% 、エチレンジアミンテトラアセテート1.0%、香料0.4%(pHを11に調 整)、残部は蒸留水(100%とする)。 (c)2−ブチル−1−デカノールEO25 10.0%、2−ブチル−1− オクタノールEO19 5.0%、線状C9〜C11EO2.5 5.0%、C10 〜18 脂肪酸0.8%(pHを11に調整)、残部は蒸留水(100%とする)。 (d)2−ブチル−1−オクタノールEO7T 3.0%、ジプロピレングリ コールn−ブチルエーテル7.0%、クエン酸カリウム2.0%、C12 〜14脂肪 酸1.0%(pHを10に調整)、残部は蒸留水(100%とする)。 (e)2−ブチル−1−オクタノールEO19 3%、プロピレングリコール n−ブチルエーテル7%、クエン酸カリウム2%、ポリオキシエチレンポリオキ シプロピレンブロック共重合体0.5%(pHを10に調整)、残部は蒸留水( 100%とする)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シェリー,アラン エドワード アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ロレイン、アベニュ、235、アパートメン ト、ナンバー7 (72)発明者 コノー,ダニエル ステッドマン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 セージメドー、ドライブ、9217 (72)発明者 リッツィー,ステーシー ライプ アメリカ合衆国オハイオ州、フェアーフィ ールド、ウッドストック、ドライブ、38

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ゲルベアルコールに由来する有効量の1種以上のエトキシル化界面活性 剤を含んでなる硬質表面洗剤組成物であって、前記エトキシル化界面活性剤が、 式 (式中、R1およびR2は独立にC3 〜11アルキル基であり、但しR1およびR2は 合計で9〜14個の炭素原子を有し、nは7〜30であり、R3は水素またはC1 〜3 アルキルまたはアルキルヒドロキシ基である) を有し、且つ、前記エトキシル化界面活性剤が遊離ゲルベアルコールを5%以下 含有することを特徴とする、硬質表面洗剤組成物。 2. 組成物の1〜10重量%の、分子量350以下である1種以上の溶媒を 更に含んでなる、請求項1に記載の硬質表面洗剤組成物。 3. R1およびR2が4個以下の炭素原子だけ異なる、請求項1に記載の硬質 表面洗剤組成物。 4. R1およびR2が4個以下の炭素原子だけ異なる、請求項2に記載の硬質 表面洗剤組成物。 5. R1およびR2が合わせて合計9〜13個の炭素原子からなる、請求項3 に記載の硬質表面洗剤組成物。 6. R1およびR2が合わせて合計9〜13個の炭素原子からなる、請求項4 に記載の硬質表面洗剤組成物。 7. R1およびR2が合わせて合計9〜11個の炭素原子からなる、請求項3 に記載の硬質表面洗剤組成物。 8. R1およびR2が合わせて合計9〜11個の炭素原子からなる、請求項4 に記載の硬質表面洗剤組成物。 9. R3が水素である、請求項1に記載の硬質表面洗剤組成物。 10. nが7〜25である、請求項1に記載の硬質表面洗剤組成物。 11. 1種以上の低HLB非ゲルベ非イオン界面活性剤0.5%〜10%を 更に含んでなる、請求項1に記載の硬質表面洗剤組成物。 12. 1種以上の低HLB非ゲルベ非イオン界面活性剤0.5%〜10%を 更に含んでなる、請求項2に記載の硬質表面洗剤組成物。 13. 高度にエトキシル化されたゲルベアルコール対非ゲルベ非イオン界面 活性剤の比率が25:1から3:1である、請求項11に記載の硬質表面洗剤組 成物。 14. 高度にエトキシル化されたゲルベアルコール対非ゲルベ非イオン界面 活性剤の比率が25:1から3:1である、請求項12に記載の硬質表面洗剤組 成物。 15. 陰イオン界面活性剤、極性非イオン界面活性剤、双性界面活性剤、洗 浄性ビルダー、ハイドロトロープ、増粘剤、緩衝剤、およびそれらの混合物から なる群から選ばれる有効量の通常の洗剤成分を更に含んでなる、請求項1に記載 の硬質表面洗剤組成物。 16. 陰イオン界面活性剤、極性非イオン界面活性剤、双性界面活性剤、洗 浄性ビルダー、ハイドロトロープ、増粘剤、緩衝剤、およびそれらの混合物から なる群から選ばれる有効量の通常の洗剤成分を更に含んでなる、請求項2に記載 の硬質表面洗剤組成物。 17. 前記溶媒がモノ−、ジ−およびトリ−エチレングリコールエーテル、 プロピレングリコールエーテル、ブチレングリコールエーテル、およびそれらの 混合物からなる群から選ばれる、請求項2に記載の硬質表面洗剤組成物。 18. 前記溶媒が分子量115〜250を有する、請求項2に記載の硬質表 面クリーナー組成物。 19. 制泡剤を更に含んでなる、請求項15に記載の硬質表面洗剤組成物。 20. 制泡剤を更に含んでなる、請求項16に記載の硬質表面洗剤組成物。 21. 濃縮形態の、請求項15に記載の硬質表面洗剤組成物。 22. 濃縮形態の、請求項16に記載の硬質表面洗剤組成物。 23. 前記ゲルベアルコール界面活性剤が平均9モルのエトキシル化を有す るトップド2−ブチル−1−ヘプタノール、平均7モルのエトキシル化を有する トップド2−ブチル−1−オクタノール、平均11モルのエトキシル化を有する 2−ブチル−1−オクタノール、平均19モルのエトキシル化を有する2−ブチ ル−1−オクタノールおよび平均15モルのエトキシル化を有する2−ブチル− 1−デカノールおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項1に記載 の硬質表面洗剤組成物。 24. 硬質表面を請求項1に記載の組成物と接触させることを特徴とする、 硬質表面のクリーニング法。 25. 前記表面を希薄形態の前記組成物と接触させることからなり、前記希 薄形態のものが、前記組成物を水と混合することによって調製される、請求項2 4に記載の硬質表面のクリーニング法。
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