JPH1150788A - トンネル掘削機 - Google Patents

トンネル掘削機

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JPH1150788A
JPH1150788A JP20873397A JP20873397A JPH1150788A JP H1150788 A JPH1150788 A JP H1150788A JP 20873397 A JP20873397 A JP 20873397A JP 20873397 A JP20873397 A JP 20873397A JP H1150788 A JPH1150788 A JP H1150788A
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JP
Japan
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cutter head
cutter
opening
excavator
obstacle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20873397A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Morisato
美津夫 森里
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル掘削機において、機内から掘削障害
物を除去可能として作業の安全性の向上を図ると共に工
費の節減や工期の短縮を可能として作業性の向上を図
る。 【解決手段】 筒状のスキンプレート11の前部にカッ
タヘッド12を駆動回転可能に装着すると共に、このス
キンプレート11をシールドジャッキ23によって前進
可能とし、カッタヘッド12に開閉蓋42によって開閉
可能な開口部41を設け、カッタヘッド12内に収容し
たダイヤモンドカッタ51とウォータジェット装置68
のノズル71を突出可能とし、地中杭71などカッタヘ
ッド12では破砕できない障害物をこのダイヤモンドカ
ッタ51によって破砕する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機に
関し、特に、前方の地盤にカッタヘッドでは掘削が困難
な障害物が存在する場合に、この障害物を破砕してトン
ネルを掘削することのできるトンネル掘削機及びトンネ
ル掘削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のシールド掘削機の概略を示
す。
【0003】図5に示すように、従来のシールド掘削機
において、掘削機本体としての円筒形状をなすスキンプ
レート101の前部にはカッタヘッド102が回転自在
に装着されており、このカッタヘッド102に放射状に
取付けられたスポーク103には多数のカッタビット1
04が固定されている。そして、カッタヘッド102の
後部にはリングギア105が固定される一方、スキンプ
レート101には油圧モータ106が取付けられ、この
油圧モータ106の駆動ギア107がこのリングギア1
05に噛み合っている。従って、油圧モータ106を駆
動して駆動ギア107を回転駆動すると、リングギア1
05を介してカッタヘッド102を回転することができ
る。
【0004】また、スキンプレート101にはカッタヘ
ッド102の後方に位置してバルクヘッド108が取付
けられており、カッタヘッド102とこのバルクヘッド
108との間にチャンバ室109が形成されている。そ
して、このチャンバ室109には一端がシールド掘削機
の外部に延設された送泥管110及び排泥管111の他
端が開口しており、排泥管111の開口部分の近傍には
掘削土砂と泥水とを攪拌、混合するアジテータ112が
設置されている。なお、カッタヘッド102には機外に
出るためのマンロック113が設けられている。
【0005】更に、スキンプレート101の後部外周辺
には円周方向に複数のシールドジャッキ114が並設さ
れており、このシールドジャッキ114がシールド掘削
機の掘進方向後方に伸長して掘削したトンネル内周面に
構築された既設のセグメントSに押し付けることで、そ
の反力によりスキンプレート101、即ち、シールド掘
削機全体を前進することができる。一方、スキンプレー
ト101の後部中央部にはセグメントエレクタ115が
装着されており、このセグメントエレクタ115はシー
ルドジャッキ114によって前進したスキンプレート1
01と既設のセグメントSとの間の空所に新しいセグメ
ントSを装着してトンネルを構築することができる。
【0006】従って、トンネルを掘削形成するには、ま
ず、油圧モータ106によりカッタヘッド102を回転
させながら、複数のシールドジャッキ114を伸長し、
既設のセグメントSへの押し付け反力によってスキンプ
レート101を前進させことで、カッタヘッド102の
多数のカッタビット104が前方の地盤を掘削する。そ
して、カッタビット104によって掘削された土砂はチ
ャンバ室109内に取り込まれ、送泥管110から給水
されてアジテータ112により掘削土砂と送水とが攪
拌、混合され、排泥管111により外部に排出される。
次に、シールドジャッキ114の何れか一つを縮み方向
に作動して既設のセグメントSとの間に空所を形成し、
セグメントエレクタ115によってこの空所に新しいセ
グメントSを装着する。この作業の繰り返しによって所
定長さのトンネルを掘削形成していく。
【0007】ところで、トンネルを掘削中に、前方の地
盤に予期せぬ障害物、例えば、シートパイルや鉄筋コン
クリート杭などが発見された場合、上述した従来のシー
ルド掘削機のカッタヘッド102では破砕することがで
きない。そのため、従来は、作業者が機外へ出て障害物
の撤去作業を行っていた。即ち、チャンバ室109に圧
縮空気を送給して地下水を排出したのち、作業者がマン
ロック113に入ってカッタヘッド102の前方に圧縮
空気を送給することで、チャンバ室109室と同圧とす
る。そして、作業者がカッタヘッド102に形成された
図示しないマンホールを通ってカッタヘッド102の前
方に行き、土砂を排出した後、障害物に接近してピック
やガス切断機などを用いて障害物を小さく破砕し、マン
ロック113から外部に搬出する。なお、掘削地盤が不
安定である場合は、事前に地盤に固化剤を注入し、地盤
を固めてから作業を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のように、作業者がカッタヘッド102の前方に行っ
て障害物を撤去する場合には地盤の崩落を考慮し、固化
剤を注入して地盤を固めてから作業を行うこととなり、
工事費用が高くなってしまうと共に、工期が長くなって
しまうとい問題がある。また、作業員が機外にでるとい
うことは、固化剤で地盤を固めてはいても、危険を伴う
ものであり、機内から障害物を除去することが望まし
い。
【0009】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、機内から掘削障害物を除去可能として作業の安
全性の向上を図ると共に工費の節減や工期の短縮を可能
として作業性の向上を図ったトンネル掘削機及びトンネ
ル掘削方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のトンネル掘削機は、筒状をなす掘削機本体
と、該掘削機本体の前部に回転自在に装着されたカッタ
ヘッドと、該カッタヘッドを駆動回転するカッタヘッド
駆動手段と、前記掘削機本体に設けられた推進手段と、
前記カッタヘッドによって掘削した土砂を掘削機本体の
内部に取り込んで後方に送給して外部に排出する掘削土
砂排出手段と、前記カッタヘッドの前面部に形成された
開口部を開閉自在な開閉蓋と、前記カッタヘッド内に駆
動回転可能に装着されると共に該開閉蓋によって開放さ
れた前記開口部から前方へ突出可能な障害物破砕カッタ
と、前記カッタヘッド内に装着されると共に前記開閉蓋
によって開放された前記開口部からウォータジェットを
前方へ噴射可能なウォータジェット手段とを具えたこと
を特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1に本発明の一実施例に係るトンネル掘
削機としてのシールド掘削機に装着された障害物破砕カ
ッタ装置の概略、図2にこの障害物破砕カッタ装置にお
ける破砕カッタの概略、図3に本実施例のシールド掘削
機の概略断面、図4にこのシールド掘削機の正面視を示
す。
【0013】本実施例のシールド掘削機において、図3
及び図4に示すように、掘削機本体としての円筒形状を
なすスキンプレート11の前部にはカッタヘッド12が
回転自在に装着されている。即ち、このカッタヘッド1
2に放射状に取付けられたスポーク13には多数のカッ
タビット14が固定されている。そして、このカッタか
っど12にはリングギア15が固定される一方、スキン
プレート11には油圧モータ16が取付けられ、このカ
ッタ旋回モータ16の駆動ギア17がこのリングギア1
5に噛み合っている。従って、カッタ旋回モータ16を
駆動して駆動ギア17を回転駆動すると、リングギア1
5を介してカッタヘッド12を回転駆動することができ
る。
【0014】また、スキンプレート11の前部にはカッ
タヘッド12の後方に位置してバルクヘッド18が取付
けられており、カッタヘッド12とこのバルクヘッド1
8との間にチャンバ室19が形成されている。そして、
このチャンバ室19には一端がシールド掘削機の外部に
延設された送泥管20及び排泥管21の他端が開口して
おり、排泥管21の開口部分の近傍には掘削土砂と泥水
とを攪拌、混合するアジテータ22が設置されている。
【0015】更に、スキンプレート11の後部外周辺に
は円周方向に複数のシールドジャッキ23が並設されて
おり、このシールドジャッキ23がシールド掘削機の掘
進方向後方に伸長して掘削したトンネル内周面に構築さ
れた既設のセグメントSに押し付けることで、その反力
によりスキンプレート11、即ち、シールド掘削機全体
を前進することができる。また、スキンプレート11の
後部にはセグメントエレクタ24が配設されており、こ
のセグメントエレクタ24はシールドジャッキ23によ
って前進したスキンプレート11と既設のセグメントS
との間の空所に新しいセグメントSを装着してトンネル
を構築することができる。
【0016】ところで、本実施例のシールド掘削機にあ
っては、カッタヘッド12内には、駆動回転可能であっ
てこのカッタヘッド12の前面部から掘削方向前方へ突
出可能な障害物破砕カッタ装置31が多数設けられてい
る。また、カッタヘッド12の前面部には、前方の地盤
に存在する障害物を検出する障害物探査装置としての探
査レーダ装置装置32が設けられている。
【0017】この障害物破砕カッタ装置31において、
図1及び図2に示すように、カッタヘッド12の前面部
に円形状の開口部41が形成されており、この開口部4
1には開閉蓋42が取付けられ、複数の固定ボルト43
によって固定されている。従って、この固定ボルト43
を弛緩することで、開閉蓋42を取り外して開口部41
を開放することができるようになっている。
【0018】カッタヘッド12内であって、この開口部
41の後方位置にはダイヤモンドコアカッタ51が配設
され、このダイヤモンドコアカッタ51は開閉蓋42に
よって開放された開口部41から前方へ突出可能となっ
ている。即ち、このダイヤモンドコアカッタ51は、摺
動チューブ52の前端部に接続チューブ53が連結さ
れ、この接続チューブ53の前端部に周方向に沿って多
数のダイヤモンドチップ54がろう付け固定されて構成
されている。また、ダイヤモンドコアカッタ51の両側
にはスライド軸55がカッタヘッド12に固定されてお
り、この各スライド軸55にはそれぞれスライド体56
が移動自在に支持され、このスライド体56には支持体
57が取付けられている。また、そして、カッタヘッド
12に装着されたスライドジャッキ58の駆動ロッド5
9の先端部がこのスライド体56に連結されている。
【0019】この支持体57には支持筒60が固定さ
れ、この支持筒60内には自在軸受61によってダイヤ
モンドコアカッタ51の摺動チューブ52が軸方向移動
自在で、且つ、周方向回転自在に支持されている。そし
て、支持筒58には油圧モータ62が装着され、この油
圧モータ62の駆動軸が減速機63を介して摺動チュー
ブ52に駆動連結されている。また、支持筒58にはス
クリューモータ64が装着され、このスクリューモータ
64の駆動軸にはスクリュー軸65が駆動連結され、こ
のスクリュー軸65は摺動チューブ52の連結部66に
螺合している。なお、67は連結部66に対して摺動チ
ューブ52を回転自在に支持する軸受である。
【0020】また、このダイヤモンドコアカッタ51に
は、ウォータジェットを前方へ噴射可能なウォータジェ
ット装置68が設けられている。即ち、摺動チューブ5
2の後端部にはポンプ69が配設されて連結部66に支
持され、このポンプ69にはウォータパイプ70の基端
部が接続されており、このウォータパイプ70は摺動チ
ューブ52内を通って前方に延出され、先端部にノズル
71が形成されている。そして、ウォータパイプ70の
基端部側には位置決め装置72が設けられている。
【0021】従って、スライドジャッキ58を伸縮する
ことで、駆動ロッド59によってスライド体59を介し
て支持体57を前後移動することで、この支持体57に
支持されたダイヤモンドコアカッタ51を前後移動し、
開閉蓋42によって開放された開口部41からから出没
することができる。また、油圧モータ62を駆動するこ
とで、減速機63を介してダイヤモンドコアカッタ51
を回転駆動することができる。更に、スクリューモータ
64を駆動することで、回転するスクリュー軸65によ
ってダイヤモンドコアカッタ51を前後移動することが
できる。
【0022】ここで、本実施例のシールド掘削機を用い
たトンネルを掘削作業について説明する。図1及び図3
に示すように、カッタヘッド12による通常の掘削作業
では、カッタヘッド12に開閉蓋42を固定することで
開口部41を閉止し、ダイヤモンドコアカッタ51をカ
ッタヘッド12内に収容しておく。この状態で、まず、
カッタ旋回モータ16によってカッタヘッド12を回転
させながら、複数のシールドジャッキ23を伸長し、既
設のセグメントSへの押し付け反力によってスキンプレ
ート11を前進させことで、カッタヘッド12の多数の
カッタビット14が前方の地盤を掘削する。そして、カ
ッタビット14によって掘削された土砂はチャンバ室1
9内に取り込まれ、送泥管20から給水されてアジテー
タ22により掘削土砂と送水とが攪拌、混合され、排泥
管21により外部に排出される。次に、シールドジャッ
キ23の何れか一つを縮み方向に作動して既設のセグメ
ントSとの間に空所を形成し、セグメントエレクタ24
によってこの空所に新しいセグメントSを装着する。こ
の作業の繰り返しによって所定長さのトンネルを掘削形
成していく。
【0023】一方、このカッタヘッド12による掘削作
業中に、探査レーダ装置装置32は前方の地盤を探索し
ており、障害物を発見するとその障害物の位置を求め
る。このとき、前方の地盤にカッタヘッド12では破砕
不能な障害物、例えば、鉄筋を含んだ地中杭81が発見
された場合、ダイヤモンドコアカッタ51を用いてこの
地中杭81を破砕する。
【0024】この場合、まず、地中杭81に対向するよ
うにカッタヘッド12の回転を停止し、この地中杭81
の周囲を薬液を注入して地盤82を固化する。次に、各
固定ボルト43を弛緩して開閉蓋42を取り外し、開口
部41を開放する。そして、スライドジャッキ58を伸
長することでスライド体56及び支持体57等を介して
ダイヤモンドコアカッタ51を前方に移動し、このダイ
ヤモンドコアカッタ51をカッタヘッド12の開口部4
1から前方に突出させる。この状態で、油圧モータ62
によってダイヤモンドコアカッタ51を高速で回転させ
ながら、スクリューモータ64によって前進させること
で、多数のダイヤモンドチップ54によって固化して地
盤82や地中杭81を破砕し、必要に応じて自在軸受6
1によってダイヤモンドコアカッタ51を揺動する。
【0025】このとき、ポンプ69を駆動することで、
ウォータパイプ70を介して高圧水を前方に供給し、こ
の高圧水をノズル71から前方に噴射する。この高圧
水、つまり、ウォータジェットはダイヤモンドチップ5
4に噴射され、地中杭81を破砕することで熱が発生し
たダイヤモンドチップ54を冷却する。
【0026】このようにして回転するダイヤモンドコア
カッタ51が地中杭81を破砕すると、地中杭81の破
片は図示しないスクリューコンベヤなどによって外部に
排出する。その後、地中杭81を全て除去した後は、ダ
イヤモンドコアカッタ51の回転を停止し、ノズル71
から前方の地盤82に向けてウォータジェットを噴射す
ることで、固化して地盤82をこのウォータジェットに
よって破砕する。そして、固化して地盤82が全て破砕
されると、ポンプ69の駆動を停止してウォータジェッ
トの噴射を停止し、スライドジャッキ58を収縮するこ
とでダイヤモンドコアカッタ51を後退し、開口部41
からカッタヘッド12内に収容する。ここで、開閉蓋4
2をカッタヘッド12に固定して開口部41を閉止し、
再び、カッタヘッド12を回転させながらスキンプレー
ト11を前進し、カッタヘッド12によって前方の地盤
を掘削してトンネルを掘削する。
【0027】このように本実施例のシールド掘削機にあ
っては、障害物破砕カッタ装置31と探査レーダ装置装
置32とウォータジェット装置68が設けられており、
カッタヘッド12による掘削作業中に探査レーダ装置装
置32が前方に障害物を発見すると、開閉蓋42によっ
てカッタヘッド12の開口部41を開放し、この開口部
41からダイヤモンドコアカッタ51を突出して駆動回
転し、ノズル71から噴射されたウォータジェットにて
冷却しながらこのダイヤモンドコアカッタ51によって
障害物としての地中杭81を容易に破砕することができ
る。そのため、障害物を除去するために、作業員がカッ
タヘッドの前方にでて障害物の除去作業を行うこともな
くなって安全性が確保される。
【0028】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように本発明のトンネル掘削機によれば、筒状をなす掘
削機本体の前部に回転自在なカッタヘッドを装着してカ
ッタヘッド駆動手段によって駆動回転可能とすると共
に、掘削機本体を推進手段によって前進可能とし、ま
た、カッタヘッドによって掘削した土砂を掘削機本体の
内部に取り込んで掘削土砂排出手段によって後方に送給
して外部に排出可能とし、カッタヘッド内に駆動回転可
能であってこのカッタヘッドの前面開口部から出没可能
な障害物破砕カッタとウォータジェット手段とを設けた
ので、カッタヘッドでは掘削できない障害物を、ウォー
タジェット手段で冷却しながら障害物破砕カッタが破砕
して除去することができ、作業員が機外にでて障害物除
去作業を行う必要もなく、機内から容易に障害物の除去
を可能として作業性及び安全性の向上を図ることができ
ると共に工費の節減や工期の短縮を可能とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るトンネル掘削機として
のシールド掘削機に装着された障害物破砕カッタ装置の
概略図である。
【図2】障害物破砕カッタ装置における破砕カッタの概
略図である。
【図3】本実施例のシールド掘削機の概略断面図であ
る。
【図4】本実施例のシールド掘削機の正面図である。
【図5】従来のシールド掘削機の概略図である。
【符号の説明】
11 スキンプレート(掘削機本体) 12 カッタヘッド 16 カッタ旋回モータ(カッタヘッド駆動手段) 21 排泥管(掘削土砂排出手段) 23 シールドジャッキ(推進手段) 24 セグメントエレクタ 31 障害物破砕カッタ装置 32 探査レーダ装置装置 41 開口部 42 開閉蓋 51 ダイヤモンドカッタ 54 ダイヤモンドチップ 55 スライド軸 57 支持体 58 スライドジャッキ 62 油圧モータ 64 スクリューモータ 68 ウォータジェット装置 69 ポンプ 70 ウォータパイプ 71 ノズル 81 地中杭(障害物)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状をなす掘削機本体と、該掘削機本体
    の前部に回転自在に装着されたカッタヘッドと、該カッ
    タヘッドを駆動回転するカッタヘッド駆動手段と、前記
    掘削機本体に設けられた推進手段と、前記カッタヘッド
    によって掘削した土砂を掘削機本体の内部に取り込んで
    後方に送給して外部に排出する掘削土砂排出手段と、前
    記カッタヘッドの前面部に形成された開口部を開閉自在
    な開閉蓋と、前記カッタヘッド内に駆動回転可能に装着
    されると共に該開閉蓋によって開放された前記開口部か
    ら前方へ突出可能な障害物破砕カッタと、前記カッタヘ
    ッド内に装着されると共に前記開閉蓋によって開放され
    た前記開口部からウォータジェットを前方へ噴射可能な
    ウォータジェット手段とを具えたことを特徴とするトン
    ネル掘削機。
JP20873397A 1997-08-04 1997-08-04 トンネル掘削機 Withdrawn JPH1150788A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107387104A (zh) * 2017-08-09 2017-11-24 中国铁建重工集团有限公司 一种射流盾构机及掘进方法

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