JP4910109B2 - ビット切替装置 - Google Patents

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本発明は、トンネル掘削機のカッタヘッドに地中に存在する支障物を切削するための支障物切削ビットを設けたビット切替装置に関する。
トンネル掘削機としてのシールド掘進機は、シールド本体の前方に設けられたカッタで地山を掘削して、その後方でセグメントを順次組立てることにより、トンネルを構築していくものである。カッタの前端には複数のビットが配置されており、カッタを回転させてビットにより地山を掘削するようになっている。
このようなシールド掘進機では、地中に残置された基礎杭等の硬質な支障物が現れた場合、従来、薬液注入等で地山を固めた後にカッタのチャンバに作業員が出て支障物を直接撤去したり、ウォータージェット(特許文献1等参照)で支障物を切削撤去する方法が一般的に採用されている。
特開平10−299389号公報
作業員が支障物を直接撤去する場合、地山崩壊、薬液注入等を行うことによる工事費増大など、各種の問題が存在する。
また、ウォータージェットで支障物を切削撤去する場合、高圧のウォータジェットを噴射するための高圧ポンプが必要となるなど構成が複雑となるという問題が存在する。また、高圧のウォータジェットをトンネル掘削機の前方へ向けて噴射して支障物を切削するところ、支障物だけでなく周囲の地山まで切削することとなり、切羽への影響が大きいという問題がある。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成で、トンネル掘削機の前方の地中に支障物が現れた場合でも、その支障物を切削することを可能とするビット切替装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、発明は、トンネル掘削機に備えられて回転駆動されるカッタヘッドに、地山を切削するための地山切削ビットと地中に存在する支障物を切削するための支障物切削ビットとを設けると共に、上記地山切削ビット及び上記支障物切削ビットの内いずれか一方を切羽側に露出させ、他方を上記カッタヘッド内に収容するための切替機構を設けたビット切替装置において、上記切替機構は、上記カッタヘッドの径方向に間隔を隔てて複数配設され、上記カッタヘッドの回転方向に沿って延びる軸廻りに回転自在で、且つ、上記地山切削ビットと上記支障物切削ビットとが周方向に間隔を隔てて取り付けられる回転軸と、上記地山切削ビット及び上記支障物切削ビットの内いずれか一方が切羽側に露出する位置で上記回転軸の回転を拘束するための回転拘束手段と、上記回転拘束手段による上記回転軸の回転拘束を解除した状態で上記回転軸を回転させるための回転手段とを有し、上記回転拘束手段は、上記カッタヘッド内に設けられ、上記カッタヘッドの径方向に移動可能なロックロッドと、該ロックロッドに上記カッタヘッドの径方向に間隔を隔てて複数設けられた凹部と、上記カッタヘッドの径方向に間隔を隔てて複数配設された上記回転軸に各々設けられ、上記ロックロッドの凹部に係合される係合部と、上記ロックロッドを、上記ロックロッドの凹部と上記回転軸の係合部とが係合される位置と上記ロックロッドの凹部と上記回転軸の係合部との係合が解除される位置とに移動させるためのロックジャッキとを有することを特徴とするビット切替装置である。
上記回転手段は、上記カッタヘッドの径方向に間隔を隔てて複数配設された上記回転軸に各々取り付けられるスプロケットと、上記カッタヘッド内に設けられたモータと、上記スプロケットと上記モータとの間に掛け渡された無端状のチェーンと、を有するチェーン駆動機構から構成されるものであっても良い。
本発明によれば、簡易な構成で、トンネル掘削機の前方の地中に支障物が現れた場合でも、その支障物を切削することを可能とするという優れた効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の一実施形態に係るビット切替装置を適用したシールド掘進機の側断面図である。図2は、図1の実施形態に係るシールド掘進機の要部拡大正面図である。図3は、図1の実施形態に係るシールド掘進機の要部拡大側面図である。図4は、図2のIV−IV線矢視断面図である。図5(a)は図2のVa−Va線矢視断面図であり、図5(b)は図2のVb−Vb線矢視断面図である。
本実施形態は、トンネル掘削機としてのシールド掘進機に適用したものである。また、本実施形態は、泥土圧式シールド掘進機に適用したものであるが、泥水式シールド掘進機などにも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態のシールド掘進機1は、掘進方向前方にカッタ2を有するシールド本体3を備えている。シールド本体3の後部には、カッタ2により掘削した孔内にセグメントを組立ててトンネルを構築するためのエレクタ(図示せず)と、シールド本体3の内周に所定間隔を隔てて複数設けられ、セグメントに反力を取ってシールド本体3を推進させるためのシールドジャッキ(図示せず)とが設けられる。
カッタ2は、その回転中心から径方向外側に延出し、切羽に対して回転されるカッタヘッド4を有している。カッタヘッド4の前面には、その径方向中央にセンタビット5が配置され、そのセンタビット5よりも外周側に複数のカッタビット6a、6b、7が配置されている。
カッタヘッド4と、シールド本体3の前端部近傍に設けられたバルクヘッド(隔壁)8との間には、カッタ2により掘削した土砂(掘削土砂)を取込むチャンバ9が形成される。バルクヘッド8の下部には、これを貫通してチャンバ9に開口するスクリュコンベア10が設けられる。カッタヘッド4の後面には、掘進方向後方に延出してチャンバ9内の掘削土砂を撹拌するための撹拌翼11が設けられている。
本実施形態のカッタヘッド4は、中心部材12と、中心部材12に放射状に取り付けられた複数のカッタスポーク13とを有している。つまり、本実施形態では、カッタヘッド4はスポーク状に形成されている。なお、カッタヘッド4が、面板状に形成されていても良い。
カッタスポーク13の前端には、地山を切削するための地山切削ビット(固定ビット)7が取り付けられている。
バルクヘッド8には、ギヤ16を有するリング状部材17が回転自在に支持されている。リング状部材17は、カッタヘッド4(中心部材12)から後方に延出する筒体18によって、カッタヘッド4と連結されている。シールド本体3内には、リング状部材17を回転させるための複数の駆動モータ19(本実施形態では、油圧モータ)が設けられている。駆動モータ19にはピニオン20が取り付けられており、そのピニオン20がリング状部材17に設けられたギヤ16と歯合するようになっている。
バルクヘッド8には、リング状部材17を回転自在に支持する支持機構21が設けられている。支持機構21は、ケーシング22と、ケーシング22内に収容され、リング状部材17を支持するための軸受23、24と、シールド本体3内に土砂が侵入するのを防止するためのシール機構25とを有している。
図2から図5に示すように、本実施形態のビット切替装置30においては、カッタヘッド4に、地山を切削するための地山切削ビット6aと地中に存在する基礎杭等の硬質な支障物を切削するための支障物切削ビット6bとが設けられている。また、カッタヘッド4には、地山切削ビット6a及び支障物切削ビット6bの内いずれか一方を切羽側に露出させ、他方をカッタヘッド4内に収容するための切替機構が設けられている。
上記切替機構は、カッタヘッド4に設けられ、カッタヘッド4の径方向に延びるように配置されたヘッド部材としてのカッタスポーク13と、カッタスポーク13に設けられ、カッタヘッド4の回転方向に沿って延びる軸廻りに回転自在で、且つ、両端部がカッタスポーク13の幅方向(図2中の左右方向)の側部(側面部)からカッタスポーク13外へと突出する回転軸31であって、回転軸31の両端部に、地山切削ビット6aと支障物切削ビット6bとが回転軸31の周方向(回転方向)に所定間隔を隔てて取り付けられる回転軸31と、この回転軸31に取り付けられた地山切削ビット6a及び支障物切削ビット6bの内いずれか一方が切羽側に露出する位置で回転軸31の回転を拘束するための回転拘束手段と、切羽側に露出するビット6a、6bを切り替えるために、回転拘束手段による回転軸31の回転拘束を解除した状態で回転軸31を回転させるための回転手段とを有している。
本実施形態では、回転軸31は、その両端部よりも長手方向(図2中の左右方向)内側の部分にて、カッタスポーク13の両側部に設けられた台座32に軸受33を介して支持されている。
本実施形態では、地山切削ビット6aは、回転軸31の外周に取り付けられたシャンク材(母材)34と、シャンク材34の前端部に固着された刃部61とから構成される(図7参照)。例えば、刃部61は、超硬合金製(例えばタングステンカーバイト)のブロック状の超硬チップ62からなる。
本実施形態では、支障物切削ビット6bは、回転軸31の外周に取り付けられたシャンク材34と、シャンク材34の前端部に固着された刃部63とから構成される(図7及び図8参照)。例えば、刃部63は、超硬合金製(例えばタングステンカーバイト)の複数の円柱状の超硬チップ64と、超硬チップ64間に介在される鑞材65(例えば銅鑞)とからなる。支障物切削ビット6bに用いられる超硬チップ64は、地山切削ビット6aに用いられる超硬チップ62よりも硬いものである。
上記の回転軸31、地山切削ビット6a及び支障物切削ビット6b等は、カッタスポーク13の長手方向(図2中の上下方向)(カッタヘッド4の径方向)に複数配置される。ここで本実施形態では、カッタスポーク13の長手方向に隣接する回転軸31は、一方の回転軸31に設けられた地山切削ビット6a及び支障物切削ビット6bの回転軌跡35が他方の回転軸31に設けられた地山切削ビット6a及び支障物切削ビット6bの回転軌跡35上を通るように、近接させて配置される(図3参照)。
本実施形態の回転拘束手段は、カッタスポーク13内に設けられ、カッタスポーク13の長手方向(カッタヘッド4の径方向)に移動自在なロックロッド36と、ロックロッド36に設けられた凹部37と、回転軸31に設けられ、ロックロッド36の凹部37に係合される係合部38と、ロックロッド36を、ロックロッド36の凹部37と回転軸31の係合部38とが係合される位置と、その係合が解除される位置とに移動させるためのロックジャッキ14(本実施形態では、油圧ジャッキ)とを有している。
本実施形態では、ロックロッド36はスライダ39に沿ってカッタスポーク13の長手方向に移動されるようになっている。
本実施形態では、回転軸31の係合部38は、回転軸31の長手方向中間部に設けられている。この係合部38は、回転軸31の長手方向中間部の断面を非円形(本実施形態では、六角形)とすることで形成される。
回転軸31の回転を拘束する際には、ロックジャッキ14を伸長させて、ロックロッド36の凹部37が回転軸31の係合部38に係合される位置までロックロッド36を移動させ(押し出し)(図6(d)参照)、ロックロッド36がその長手方向に移動しないように、ロックジャッキ14のストロークを固定したり、ボルトやピン等のストッパ(図示せず)を用いてロックロッド36をカッタスポーク13に対して固定する。
一方、回転軸31の回転拘束を解除する際には、ロックジャッキ14を縮退させて、ロックロッド36の凹部37と回転軸31の係合部38との係合が解除される位置までロックロッド36を移動させる(引き込む)(図6(a)参照)。
図2に示すように、ヘッド部材としてのカッタスポーク13には、回転手段としてのチェーン駆動機構41が設けられる。回転手段としてチェーン駆動機構41を用いる場合、回転軸31にスプロケット42を取り付けると共に、中心部材12内或いはカッタスポーク13内にモータなど(図示せず)を設け、これらスプロケット42とモータとの間に無端状のチェーン43を架け渡し、モータなどによりチェーン43を駆動させることで、回転軸31を回転させる。
本実施形態では、モータにより複数の回転軸31を同時に回転させるために、スプロケット42を、カッタスポーク13の長手方向に所定間隔を隔てて設けられた複数の回転軸31にそれぞれ取り付け、それらスプロケット42にチェーン43を架け渡すようにしている。
また、カッタスポーク13の長手方向に隣接する回転軸31のうち一方の回転軸31を回転させている間は他方の回転軸31を回転させないように、スプロケット42を、カッタスポーク13の長手方向に所定間隔を隔てて設けられた複数の回転軸31に対して1つ置きで配置して(図2参照)、カッタスポーク13の長手方向に隣接する回転軸31を互いに異なるモータなどで回転させるようにしている。つまり、本実施形態では、カッタスポーク13の長手方向に隣接する回転軸31を同時に回転させないようにしている。このようにすることで、カッタスポーク13の長手方向に隣接する複数のビット6a、6b間の距離を近くすることができる。なお、スプロケット42は、複数の回転軸31に対して1つ置きで配置されていなくても良い。
次に、本実施形態の作用を説明する。
地山を切削する通常切削時には、回転軸31に設けられた地山切削ビット6a及び支障物切削ビット6bの内の地山切削ビット6aが切羽側に露出し、且つ、支障物切削ビット6bがカッタヘッド4内に収容される位置で、回転拘束手段により回転軸31の回転を拘束する。そして、その状態でカッタヘッド4を回転させることで、切羽側に露出させた地山切削ビット6aにより切削を行う。
一方、シールド掘進機1の前方の地中に支障物が現れた際には、回転軸31に設けられた地山切削ビット6a及び支障物切削ビット6bの内の支障物切削ビット6bが切羽側に露出し、且つ、地山切削ビット6aがカッタヘッド4内に収容される位置で、回転拘束手段により回転軸31の回転を拘束する。そして、その状態でカッタヘッド4を回転させることで、切羽側に露出させた支障物切削ビット6bにより切削を行う。
切羽側に露出するビット6a、6bを切替える(図示例では地山切削ビット6aから支障物切削ビット6bへの切替を示す)際には、カッタヘッド4の回転を停止させた後、図6(a)に示すように、回転拘束手段による回転軸31の回転拘束を解除する。そしてその状態で、図6(b)及び(c)に示すように、回転手段により回転軸31を順次所定角度だけ回転させて、切羽側に露出するビット6a、6bを切り替える。図6(d)に示すように、切羽側に露出するビット6a、6bの切替が完了した後、回転拘束手段により回転軸31の回転を再度拘束する。
このように、本実施形態によれば、シールド掘進機1のカッタヘッド4に、地山を切削するための地山切削ビット6aと地中に存在する支障物を切削するための支障物切削ビット6bとを設けると共に、地山切削ビット6a及び支障物切削ビット6bの内いずれか一方を切羽側に露出させ、他方をカッタヘッド4内に収容するための切替機構を設けたので、シールド掘進機1の前方の地中に支障物が現れた場合に、支障物切削ビット6bを切羽側に露出させて、その支障物切削ビット6bにより支障物を切削することが可能となる。また、地山切削ビット6aがカッタヘッド4内に収容されるので、地山切削ビット6aが支障物により損傷することを回避することができる。
ここで、本実施形態では、ヘッド部材としてのカッタスポーク13に、カッタヘッド4の回転方向に沿って延びる軸廻りに回転自在に、且つ、両端部がカッタスポーク13の側面部からカッタスポーク13外へと突出するように回転軸31を設け、その回転軸31の両端部にそれぞれ、回転軸31の周方向(回転方向)に互いに所定間隔を隔てて地山切削ビット6aと支障物切削ビット6bとを設けるようにすることで、土砂がつまるような箇所を形成しないようにしている。そのため、土砂によりビット6a、6bや回転軸31等が固着することなく、容易に切羽側に露出するビット6a、6bの切替を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、回転軸31を、カッタヘッド4の回転方向に沿って延びる軸廻りに回転自在に設けたため、カッタヘッド4の回転に伴って回転軸31をその回転方向に回そうとする力は回転軸31にほとんど作用せず、回転軸31及びロックロッド36等に多大な負荷がかかることはなく、回転軸31及びロックロッド36等への負荷を低減することができる。特に、本実施形態では、硬質な支障物を切削するので、負荷を低減する効果は大きい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず他の様々な実施形態を採ることが可能である。
例えば、回転拘束手段の係合部が、断面台形に形成されていても良く、回転拘束手段が、ロックロッドに設けられたクサビ部と、回転軸に設けられ、ロックロッドのクサビ部に係合される係合部とを有していても良い。
また、回転手段及び/又は回転拘束手段として、ラックアンドピニオン機構を用いても良い。
また、回転軸31の一端部に、地山切削ビット6aを複数設けても良く、支障物切削ビット6bを複数設けても良い。例えば、掘削距離が長い場合には、地山切削ビット6aを途中で切り替えるべく、地山切削ビット6aを複数設けることが考えられる。また、工事施工前に地中に切削すべき支障物が多く存在すると予想される場合には、支障物切削ビット6bを途中で切り替えるべく、支障物切削ビット6bを複数設けることが考えられる。
さらに、カッタスポーク13をカッタヘッド4の径方向軸回りに回転自在とし、そのカッタスポーク13に、地山切削ビット6aと支障物切削ビット6bとをカッタスポーク13の周方向(回転方向)に所定間隔を隔てて取り付けるようにしても良い。この場合、回転自在なカッタスポーク13が、特許請求の範囲の回転軸をなす。
本発明の一実施形態に係るビット切替装置を適用したシールド掘進機の側断面図である。 図1の実施形態に係るシールド掘進機の要部拡大正面図である。 図1の実施形態に係るシールド掘進機の要部拡大側面図である。 図2のIV−IV線矢視断面図である。 (a)は図2のVa−Va線矢視断面図であり、(b)は図2のVb−Vb線矢視断面図である。 (a)〜(d)はビット切替の第一〜第四工程をそれぞれ示す概略図である。 地山切削ビット及び支障物切削ビットの側面図である。 支障物切削ビットの刃部の概略斜視図である。
符号の説明
1 シールド掘進機(トンネル掘削機)
4 カッタヘッド
6a 地山切削ビット
6b 支障物切削ビット
14 ロックジャッキ(回転拘束手段)
30 ビット切替装置
31 回転軸
36 ロックロッド(回転拘束手段)
37 凹部(回転拘束手段)
38 係合部(回転拘束手段)
41 チェーン駆動機構(回転手段)
42 スプロケット(回転手段)
43 チェーン(回転手段)

Claims (2)

  1. トンネル掘削機に備えられて回転駆動されるカッタヘッドに、地山を切削するための地山切削ビットと地中に存在する支障物を切削するための支障物切削ビットとを設けると共に、
    上記地山切削ビット及び上記支障物切削ビットの内いずれか一方を切羽側に露出させ、他方を上記カッタヘッド内に収容するための切替機構を設けたビット切替装置において、 上記切替機構は、上記カッタヘッドの径方向に間隔を隔てて複数配設され、上記カッタヘッドの回転方向に沿って延びる軸廻りに回転自在で、且つ、上記地山切削ビットと上記支障物切削ビットとが周方向に間隔を隔てて取り付けられる回転軸と、上記地山切削ビット及び上記支障物切削ビットの内いずれか一方が切羽側に露出する位置で上記回転軸の回転を拘束するための回転拘束手段と、上記回転拘束手段による上記回転軸の回転拘束を解除した状態で上記回転軸を回転させるための回転手段とを有し、
    上記回転拘束手段は、上記カッタヘッド内に設けられ、上記カッタヘッドの径方向に移動可能なロックロッドと、該ロックロッドに上記カッタヘッドの径方向に間隔を隔てて複数設けられた凹部と、上記カッタヘッドの径方向に間隔を隔てて複数配設された上記回転軸に各々設けられ、上記ロックロッドの凹部に係合される係合部と、上記ロックロッドを、上記ロックロッドの凹部と上記回転軸の係合部とが係合される位置と上記ロックロッドの凹部と上記回転軸の係合部との係合が解除される位置とに移動させるためのロックジャッキとを有する
    ことを特徴とするビット切替装置。
  2. 上記回転手段は、上記カッタヘッドの径方向に間隔を隔てて複数配設された上記回転軸に各々取り付けられるスプロケットと、上記カッタヘッド内に設けられたモータと、上記スプロケットと上記モータとの間に掛け渡された無端状のチェーンと、を有するチェーン駆動機構から構成される請求項1に記載のビット切替装置。
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