JP4934883B2 - トンネル掘削時の障害物除去方法及び作業者による作業方法 - Google Patents

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本発明は、シールド掘削機を用いてのトンネル掘削中に、切羽にカッタヘッドでは掘削困難な障害物が現われたときに行う障害物の除去方法及び作業者による作業方法に関する。
従来、シールド掘削機として、シールド筒と、シールド筒の前端より前方位置で切羽を掘削する縮径自在なカッタヘッドと、シールド筒の前部内周に設けられ、カッタヘッドを回転自在に且つ前後方向に移動自在に支持する隔壁と、カッタヘッドを回転させる回転駆動源と、カッタヘッドをシールド筒に対し前後方向に進退させる進退駆動源と、シールド筒を前進させる推進手段とを備えるものは知られている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、トンネルの掘削途中に、カッタヘッドを縮径させた状態で後退させてシールド筒の前端部内に収納することにより、切羽とカッタヘッドとの間に空間を生じさせ、カッタヘッドに取付けられているカッタビッドの交換作業を行うことができる。尚、このものでは、隔壁の後方に突出するカッタビットの軸部後端と隔壁よりも後方位置に設けたシールド筒内の支持壁との間に油圧ジャッキから成る進退駆動源を配置している。
ところで、トンネルの掘削中に、切羽にカッタヘッドでは掘削困難な岩石等の障害物が現われて、それ以上掘進できなくなることがある。この場合、従来は、一般的に、地上から障害物の埋設箇所まで立坑を掘り、障害物を除去しているが、これでは大掛かりな工事が必要になって、工費が嵩むと共に工期が長びく。
ここで、上記従来例の如くカッタヘッドをシールド筒に対し前後方向に進退自在としたシールド掘削機を用いる場合は、障害物にカッタヘッドが到達したときに、シールド筒を推進手段により前進させつつ、カッタヘッドを縮径させた状態で進退駆動源の作動によりシールド筒に対し相対的に後退させて、カッタヘッドをシールド筒の前端部内に収納すれば、カッタヘッドと隔壁との間の空間がシールド筒で囲われて、この空間に切羽の手前の地山から土砂が侵入しなくなる。従って、この空間に作業者が入り、削岩機等を用いて障害物を破砕除去することが考えられる。
然し、カッタヘッドと隔壁との間の空間は、カッタビットの後退でかなり狭くなる。そのため、この空間内で障害物の除去作業を行うことは実際上不可能である。
特開2000−34889号公報
本発明は、以上の点に鑑み、カッタヘッドと隔壁との間の空間での障害物の除去作業を可能にし、障害物を立坑を掘らずに除去できるようにしたトンネル掘削時の障害物除去方法及び作業者による作業方法を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、シールド筒と、シールド筒の前端より前方位置で切羽を掘削する縮径自在なカッタヘッドと、シールド筒の前部内周に設けられ、カッタヘッドを回転自在に且つ前後方向に移動自在に支持する隔壁と、カッタヘッドを回転させる回転駆動源と、カッタヘッドをシールド筒に対し前後方向に進退させる進退駆動源と、シールド筒を前進させる推進手段とを備えるシールド掘削機を用いてのトンネル掘削中に、切羽にカッタヘッドでは掘削困難な障害物が現われたときに行う障害物の除去方法であって、シールド掘削機として、シールド筒の前端部に、カッタヘッドを縮径させてシールド筒の前端部内に収納した状態においてカッタヘッドの径方向外端部の後面が当接可能なストッパ部が設けられ、進退駆動源が隔壁に搭載され、隔壁のシールド筒に対する固定を解除することで隔壁がシールド筒に対し後退自在となるように構成されたものを用い、障害物にカッタヘッドが到達したときに、シールド筒に対する隔壁の固定を解除すると共にカッタヘッドを縮径させた状態で推進手段によりシールド筒を前進させ、この前進に伴いシールド筒に対しカッタヘッド及び隔壁を相対的に後退させて、カッタヘッドをシールド筒の前端部内に収納する工程と、カッタヘッドと隔壁との間の空間に作業者が入って、障害物の除去作業を行う工程と、除去作業後に、カッタヘッドの径方向外端部の後面をストッパ部に当接させた状態で進退駆動源によりカッタヘッドを後方に引張り、その反力で隔壁をシールド筒に対し前進させた後、隔壁をシールド筒に対し固定する工程と、カッタヘッドを回転させると共に拡径させながら進退駆動源の作動により前進させて、切羽を掘削しつつカッタヘッドをシールド筒の前端より前方位置に復帰させる工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、シールド筒に対する隔壁の固定を解除することで隔壁がシールド筒に対し後退可能になるため、シールド筒を前進させると、切羽により前進が阻止されているカッタヘッドと共に隔壁がシールド筒に対し相対的に後退する。これにより、カッタヘッドは、隔壁に対し後退することなく、即ち、カッタヘッドと隔壁との間の空間を狭めることなく、シールド筒の前端部内に収納される。従って、カッタヘッドと隔壁との間の空間に作業者が入り、削岩機等を用いて障害物の除去作業を支障なく行うことができる。また、この空間に切羽の手前の地山から土砂が侵入することはシールド筒により防止されるため、作業の安全性も確保される。そして、立坑を掘らずに障害物を除去できるため、工費を大幅に削減できると共に工期も大幅に短縮することができる。
また、本発明では、カッタヘッドの進退駆動源が隔壁に搭載されているため、障害物の除去作業後に、進退駆動源の作動によりカッタヘッドを後方に引張ると、ストッパ部により後方への移動が阻止されるカッタヘッドからの反力で、隔壁がシールド筒に対し前進する。そして、隔壁を前進させた状態で隔壁をシールド筒に固定した後、カッタヘッドを回転させると共に拡径させながら進退駆動源の作動により前進させれば、切羽を掘削しつつカッタヘッドがシールド筒の前端より前方位置に復帰することになり、通常の掘削状態への復帰作業も容易に行うことができる。
また、トンネル掘削中に、カッタヘッドと隔壁との間で作業者による障害物除去以外の所定の作業を行う必要が生じた場合にも、上記と同様に、隔壁をシールド筒に対し相対的に後退させてから、カッタヘッドと隔壁との間の空間に作業者が入って所定の作業を行えば良い。
図1は、地中にトンネルを掘削するシールド掘削機を示している。このシールド掘削機は、シールド筒1と、シールド筒1の前端より前方位置で切羽を掘削するカッタヘッド2と、シールド筒1の前部内周に設けられ、カッタヘッド2を回転自在に且つ前後方向に移動自在に支持する隔壁3とを備えている。
シールド筒1は、前筒11と後筒12とで構成されている。後筒12の前端には、前筒11の後端部に内嵌する球面ジョイント部13が設けられており、前筒11は後筒12に対し任意の方向に屈曲自在になる。そして、前筒11と後筒12とを連結する中折れジャッキ14を周方向の間隔を存して複数設け、これら中折れジャッキ14により前筒11の方向、即ち、シールド掘削機の掘進方向を調節できるようにしている。
後筒12には、掘削済みのトンネル内壁面にセグメントSをリング状に組付けるエレクタ4が内装されると共に、設置済みのセグメントSを反力受けにしてシールド筒1を前進させる推進手段たる推進ジャッキ15が周方向の間隔を存して複数取り付けられている。また、後筒12の後端には、セグメントSとの間の隙間をシールするテールシール12aが取り付けられている。更に、前筒11の前部内周には、内径がシールド筒1の他部の内径より小さなリング体16が一体的に固定されている。
カッタヘッド2は、図2に示す如く、カッタビット21を取付けた放射状の複数のカッタスポーク22と、各カッタスポーク22に内蔵した伸縮ジャッキ(図示せず)により各カッタスポーク22の外端部から径方向外方に出没するオーバーカッタ23とを備えている。そして、カッタヘッド2を、オーバーカッタ23の出没により、シールド筒1の外径と略等径の拡径状態と、それより小径の縮径状態とに切換自在としている。また、カッタヘッド2は、各カッタスポーク22間に位置する面板24を備えている。面板24には、カッタヘッド2と隔壁3との間の土砂室5に掘削土を取り込むための開口25が形成されている。尚、開口25は図示省略したシャッタにより開閉自在である。
図1を参照して、隔壁3の外周には、リング体11に内嵌する筒状のフランジ部31が設けられている。また、前筒11には、フランジ部31の後端に当接するストッパ部材17が着脱自在に取付けられている。従って、隔壁3は、ストッパ部材17によりリング体16に対し後退不能に固定される。また、ストッパ部材17を取外して、リング体16に対する隔壁3の固定を解除すると、隔壁3はリング体16に対し後退可能になる。
隔壁3の後面には、電動モータから成るカッタヘッド2用の回転駆動源6が搭載されている。回転駆動源6は、その出力軸上の駆動ギヤ61がカッタヘッド2の軸部26に形成したスプライン部26aに係合する従動ギヤ62に噛合するように配置されている。また、隔壁3には、スプライン部26aの前後で軸部26を前後方向に摺動自在に軸支する前後一対のケース部32,33が設けられている。そして、後ケース部33の後端に、油圧ジャッキから成るカッタヘッド2用の進退駆動源7を取付けている。進退駆動源7は、常時は、カッタヘッド2をシールド筒1の前端より前方位置に保持する。かくして、推進ジャッキ15によりシールド筒1を前進させる際、推進ジャッキ15の推進力がストッパ部材17と隔壁3とを介してカッタヘッド2に伝達され、カッタヘッド2が切羽を掘削しつつシールド筒1と一体に前進する。
隔壁3の下部には、土砂室5に連通する排土口34が設けられている。排土口34には、土砂室5内の塑性流動状態の掘削土を排出する排土手段たるスクリューコンベア8が連結されている。スクリューコンベア8は後上りの傾斜姿勢で配置されている。そして、掘削済みのトンネル内に設置したベルトコンベア(図示せず)にスクリューコンベア8の後端の排出口8aから掘削土を落下させ、ベルトコンベアを介して掘削土を坑外に搬出するようにしている。
リング体16の前端部には、カッタヘッド2を縮径させた状態でリング体16の前端部内に収納したときに、カッタヘッド2の径方向外端部の後面、即ち、オーバーカッタ23の外端部の後面が当接する、径方向外方への段差部から成るストッパ部16aが設けられている。
ところで、トンネル掘削中に、図1に示す如く、切羽にカッタヘッド2では掘削困難な岩石等の障害物Aが現われ、障害物Aを除去しないとそれ以上掘進できなくなることがある。以下、障害物Aの除去方法について図3を参照して説明する。この方法は、地山にある程度の自立性がある場合に採用されるものである。
障害物Aにカッタヘッド2が到達したときには、先ず、カッタヘッド2の面板24の開口25をシャッタにより閉鎖した後、土砂室5内の掘削土をスクリューコンベア8により全て排出し、次に、ストッパ部材17を取外してリング体16に対する隔壁3の固定を解除する。その後、カッタヘッド2を縮径させた状態で、推進ジャッキ15によりシールド筒1を前進させる。この際、隔壁3はリング体16に対し後退可能であるため、シールド筒1を前進させると、切羽により前進が阻止されているカッタヘッド2と共に隔壁3がシールド筒1に対し相対的に後退する。これにより、カッタヘッド2は、隔壁3に対し後退することなく、即ち、土砂室5を狭めることなく、図3(a)に示す如くリング体16の前端部内に収納される。また、オーバーカッタ23の外端部後面がリング体16の前端部のストッパ部16aに当接する。
次に、隔壁3に設けたハッチ(図示せず)を開いて、図3(b)に示す如く土砂室5に作業者Pが入り、カッタヘッド2の面板24の開口25を開いた状態で、削岩機等を用いて障害物Aの除去作業を行う。ここで、カッタヘッド2を隔壁3に対し後退させてリング体16の前端部内に収納する場合と異なり、土砂室5は狭められていないため、作業者Pが土砂室5内で障害物Aの除去作業を支障なく行うことができる。また、土砂室5に切羽の手前の地山から土砂が侵入することはシールド筒1により防止されるため、作業の安全性も確保される。従って、障害物Aを除去するために立坑を掘らずに済み、工費を大幅に削減できると共に工期も大幅に短縮することができる。
尚、図3(b)では、障害物Aがその周囲の切羽の部分と共に完全に取り除かれたように図示されているが、障害物Aが破砕されて掘削の邪魔にならなくなれば、破砕片が切羽に埋設されたまま残っていても構わない。即ち、障害物Aの除去作業では、障害物Aを掘削の邪魔にならないように処理すれば足りる。
除去作業が完了して、作業者Pがシールド筒1内に退避すると、進退駆動源7によりカッタヘッド2を後方に引張る。この際、オーバーカッタ23の外端部後面がストッパ部16aに当接して、カッタヘッド2のリング体16に対する後退が阻止されるため、引張り反力で隔壁3が図3(c)に示す如くリング体16に対し前進する。その後、ストッパ部材17を再度取付けてリング体16に隔壁3を固定する。次に、カッタヘッド2を回転させると共に拡径させながら進退駆動源7の作動により前進させる。これにより、図3(d)に示す如く、切羽を掘削しつつカッタヘッド2がシールド筒1の前端より前方位置に復帰し、通常の掘削状態に戻る。従って、障害物除去後の通常掘削状態への復帰作業も容易に行うことができる。
また、トンネル掘削中に、障害物除去以外の作業(例えば、カッタビット21の交換作業)が必要になったときも、上記と同様に隔壁3をシールド筒1に対し相対的に後退させることにより、土砂室5内で作業者が支障なく作業を行うことができる。
本発明の実施に用いるシールド掘削機の縦断面図。 図1のシールド掘削機の正面図。 本発明の実施形態の障害物除去方法の手順を示す説明図。
符号の説明
A…障害物、1…シールド筒、15…推進ジャッキ(推進手段)、16a…ストッパ部、2…カッタヘッド、3…隔壁、5…土砂室(カッタヘッドと隔壁との間の空間)、6…回転駆動源、7…進退駆動源。

Claims (2)

  1. シールド筒と、シールド筒の前端より前方位置で切羽を掘削する縮径自在なカッタヘッドと、シールド筒の前部内周に設けられ、カッタヘッドを回転自在に且つ前後方向に移動自在に支持する隔壁と、カッタヘッドを回転させる回転駆動源と、カッタヘッドをシールド筒に対し前後方向に進退させる進退駆動源と、シールド筒を前進させる推進手段とを備えるシールド掘削機を用いてのトンネル掘削中に、切羽にカッタヘッドでは掘削困難な障害物が現われたときに行う障害物の除去方法であって、
    シールド掘削機として、シールド筒の前端部に、カッタヘッドを縮径させてシールド筒の前端部内に収納した状態においてカッタヘッドの径方向外端部の後面が当接可能なストッパ部が設けられ、進退駆動源が隔壁に搭載され、隔壁のシールド筒に対する固定を解除することで隔壁がシールド筒に対し後退自在となるように構成されたものを用い、
    障害物にカッタヘッドが到達したときに、シールド筒に対する隔壁の固定を解除すると共にカッタヘッドを縮径させた状態で推進手段によりシールド筒を前進させ、この前進に伴いシールド筒に対しカッタヘッド及び隔壁を相対的に後退させて、カッタヘッドをシールド筒の前端部内に収納する工程と、
    カッタヘッドと隔壁との間の空間に作業者が入って、障害物の除去作業を行う工程と、
    除去作業後に、カッタヘッドの径方向外端部の後面をストッパ部に当接させた状態で進退駆動源によりカッタヘッドを後方に引張り、その反力で隔壁をシールド筒に対し前進させた後、隔壁をシールド筒に対し固定する工程と、
    カッタヘッドを回転させると共に拡径させながら進退駆動源の作動により前進させて、切羽を掘削しつつカッタヘッドをシールド筒の前端より前方位置に復帰させる工程とを備えることを特徴とするトンネル掘削時の障害物除去方法。
  2. シールド筒と、シールド筒の前端より前方位置で切羽を掘削する縮径自在なカッタヘッドと、シールド筒の前部内周に設けられ、カッタヘッドを回転自在に且つ前後方向に移動自在に支持する隔壁と、カッタヘッドを回転させる回転駆動源と、カッタヘッドをシールド筒に対し前後方向に進退させる進退駆動源と、シールド筒を前進させる推進手段とを備えるシールド掘削機を用いてのトンネル掘削中に、カッタヘッドと隔壁との間で作業者による所定の作業を行う方法であって、
    シールド掘削機として、シールド筒の前端部に、カッタヘッドを縮径させてシールド筒の前端部内に収納した状態においてカッタヘッドの径方向外端部の後面が当接可能なストッパ部が設けられ、進退駆動源が隔壁に搭載され、隔壁のシールド筒に対する固定を解除することで隔壁がシールド筒に対し後退自在となるように構成されたものを用い、
    前記所定の作業が必要になったときに、シールド筒に対する隔壁の固定を解除すると共にカッタヘッドを縮径させた状態で推進手段によりシールド筒を前進させ、この前進に伴いシールド筒に対しカッタヘッド及び隔壁を相対的に後退させて、カッタヘッドをシールド筒の前端部内に収納する工程と、
    カッタヘッドと隔壁との間の空間に作業者が入って、所定の作業を行う工程と、
    所定の作業後に、カッタヘッドの径方向外端部の後面をストッパ部に当接させた状態で進退駆動源によりカッタヘッドを後方に引張り、その反力で隔壁をシールド筒に対し前進させた後、隔壁をシールド筒に対し固定する工程と、
    カッタヘッドを回転させると共に拡径させながら進退駆動源の作動により前進させて、切羽を掘削しつつカッタヘッドをシールド筒の前端より前方位置に復帰させる工程とを備えることを特徴とするトンネル掘削時の作業者による作業方法。
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