JP3986666B2 - シールド掘進機及びその使用方法 - Google Patents

シールド掘進機及びその使用方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1のトンネルと該第1のトンネルと交差する方向へ延びる第2のトンネルとを連続的に掘削し得るシールド掘進機及びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図19及び図20は、第1のトンネル1と、該第1のトンネル1に対して略直角方向へ延びる第2のトンネル2とを連続して掘削し得る従来のシールド掘進機の一例であり、このシールド掘進機は、セグメント3の先端面に配置された第1の推進ジャッキ4によって第1のトンネル1の掘削方向へ前進し得るように形成された円筒形状のスキンプレート5と、該スキンプレート5のセグメント3寄り部分と一体的に形成されたシールドフレーム6により回動自在に支持され且つスキンプレート5の先端部内に収容された球面シール体7と、該球面シール体7に内装され、球面シール体7が図19に示す位置にある場合に、スキンプレート5と同軸方向に進退し得るように支持された内側スキンプレート8と、該内側スキンプレート8の内部に収納された掘削機9とを備えている。
【0003】
スキンプレート5の第1のトンネル1に連続して掘削すべき第2のトンネル2方向側の側面には、球面シール体7を回動して掘削機9を第2のトンネル2方向へ向けた際に、内側スキンプレート8がスキンプレート5の内外にわたる進退を可能にするための開口10が設けられている。
【0004】
スキンプレート5の外側には、セグメント3により構築したトンネル周壁の先端部分を囲み且つスキンプレート5の外周に密に接してスキンプレート5の先端まで延びるさや管11が、スキンプレート5に対して第1のトンネル1の掘削方向へ変位できるように設けられており、このさや管11は、必要に応じてスキンプレート5あるいはセグメント3に対して拘束されるようになっている。
【0005】
第1のトンネル1を掘削する際には、スキンプレート5の開口10から球面シール体7の外側にモルタル23を充填し、開口10をさや管11により覆った状態として該さや管11をスキンプレート5に固定し、スキンプレート5とさや管11が一体となって前進するようにする。
【0006】
球面シール体7は、後退させた掘削機9のカッタ12の内側カッタ20を球状面R内に取り込めるように前面が切り欠かれ、後面の一部には、図示のように切り欠かれた開口部13を有し、該開口部13の一側に隣接する一部の構成部材7aは、垂直方向に所定の形状に分割され、開口部13の他側に移設し得るよう着脱自在に形成されている。
【0007】
この球面シール体7の外周面は、シールドフレーム6の所定部分からスキンプレート5の先端部へ向けて略45度方向へ延びるリング状のシール部材14によってシールされている。
【0008】
また、球面シール体7は、スキンプレート5の軸線に対して直交し且つ図19及び図20の紙面に対する垂直方向へ延びる垂直軸線15を中心として、前記の掘削機9を球面シール体7ごと第2のトンネル2を掘削する方向に略90度回転し得るようになっており、一端が前記のシールドフレーム6に連結され且つ他端が球面シール体7の前記構成部材7aのそれぞれの外周の所要位置に着脱自在に連結されて球面シール体7の接線に平行に延びる回転用ジャッキ16によって、球面シール体7が回動するようになっている。
【0009】
球面シール体7に内装されている内側スキンプレート8は、後端部寄りに配置された第2の推進ジャッキ17により、球面シール体7に対して進退し得るようになっている。
【0010】
掘削機9は、内側スキンプレート8の軸線に沿って進退可能に且つ軸線を中心として回転自在に内側スキンプレート8に支持されたカッタ12を有している。
【0011】
このカッタ12は、軸後端部に配置された回転駆動装置18によって回転駆動され、進退駆動装置19によって進退し得るようになっている。
【0012】
カッタ12は、軸先端部に装着された内側カッタ20と、該内側カッタ20の外周に外嵌され且つ内側カッタ20に備えられた連結装置21の抜き差しによって連結・離隔が可能な外側カッタ22とを備えており、外側カッタ22の外径は、前記のスキンプレート5の外径と一致するようになっている。
【0013】
第1のトンネル1を掘削する場合、シールド掘進機を第1のトンネル1を掘削する方向へ向けて配置し、掘削機9の回転駆動装置18によってカッタ12を回転駆動しつつ、該掘削機9に対して第1の推進ジャッキ4によりスキンプレート5を介して推力を付与することにより第1のトンネル1の掘削を行ない、第2のトンネル2の掘削開始位置の手前まで掘進する。
【0014】
このとき、掘削した土砂は球面シール体7の開口部13から後方へ排出する。
【0015】
また、第1のトンネル1の掘削に伴って、シールド掘進機が所定量前進するごとに、さや管11の後端部内方で、セグメント3を順次組み立てる。
【0016】
第2のトンネル2の掘削開始位置の手前でシールド掘進機の運転を一時止め、さや管11とスキンプレート5との拘束を解除したのち、組立済みのセグメント3の前端面に当接させたプレート24をさや管11の内面に溶接などによって固着する。
【0017】
その後、シールド掘進機を再び駆動して第2のトンネル2の掘削開始位置に向って掘削を行ないながら、前記さや管11の内面に固定したプレート24の前方にセグメント3を組み立てると、プレート24はセグメント3に前後を挟まれるため、さや管11の第1のトンネル1の掘削方向への変位が阻止される。
【0018】
更に、第1のトンネル1の掘削が進み、シールド掘進機が第2のトンネル2の掘削開始位置に達する間に、前記のさや管11は、シールド掘進機とともに前進したスキンプレート5に対して相対的に後退した状態となり、スキンプレート5の側面の開口10がさや管11の先端から露出した状態となる。
【0019】
そこで、カッタ12の連結装置21を開放して内側カッタ20と外側カッタ22とを切り離し、進退駆動装置19を作動して内側カッタ20を球面シール体7の前面近傍まで後退させ、球面シール体7の球状面R内に収める。
【0020】
続いて、回転用ジャッキ16を伸縮させ、回転用ジャッキ16の1ストロークごとに球面シール体7と回転用ジャッキ16との連結位置を順次ずらし、また、構成部材7aを1枚づつ開口部13の他側へ移動して取り付けることにより、図20に示すように、球面シール体7を垂直軸線15を中心に略90度回動させて、掘削機9を第2のトンネル2の掘削方向へ向け、開口部13が元と略同じ土砂排出方向を保持するようにする。
【0021】
その後、第2の推進ジャッキ17の基部とスキンプレート5あるいは球面シール体7との間にバックアンカー17aを取り付け、掘削機9の回転駆動装置18によって内側カッタ20を回転駆動しつつ、該掘削機9に対して第2の推進ジャッキ17により内側スキンプレート8を介して推力を付与することによって第2のトンネル2の掘削を行なう。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のシールド掘進機では、第1のトンネル1から第2のトンネル2への掘削方向の転換をスキンプレート5に内装されている球面シール体7によって行ない、該球面シール体7の球状面R内に収納し得るように形成された内側カッタ20によって第2のトンネル2を掘削するように構成しているので、スキンプレート5の外径と略同径のカッタ12(内側カッタ20と、その外側に結合した外側カッタ22)によって掘削する第1のトンネル1と、前記の内側カッタ20によって掘削する第2のトンネル2との直径の比率が1.5倍以上にもなる。
【0023】
そのために、第2のトンネル2の直径を所期の直径とすれば、第1のトンネル1の直径は不必要に大きくなり、トンネルの掘削に要する工期の長期化や排土量の増大などが生じて工費の削減を図ることができない。
【0024】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、第1のトンネルと該第1のトンネルに連続して掘削する第2のトンネルとの直径の差を小さくできるようにすることを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のシールド掘進機では、掘削すべき第1のトンネルに応じた外径を有するさや管と、掘削すべき第2のトンネルの掘削方向に応じた位置に開口が設けられ且つ軸線方向へ摺動し得るようにさや管に内装された第1のシールドフレームと、該第1のシールドフレームを前方へ向って付勢し得る第1の推進ジャッキと、円筒部の後端に中空状の半球部が連なる形状に形成され且つ円筒部が第1のシールドフレームの前方を向く位置と円筒部が第1のシールドフレームの側方を向く位置との間を揺動し得るように第1のシールドフレームに内装された揺動フレームと、該揺動フレームを第1のシールドフレームに対して揺動させる揺動ジャッキと、前記の第1のシールドフレーム内に設けられ且つ揺動フレームの半球部が揺動可能に接するシール部材を有する隔壁と、第2のトンネルに応じた外径を有し且つ軸線方向へ摺動し得るように揺動フレームの円筒部に内装された第2のシールドフレームと、該第2のシールドフレームを前方側へ向って付勢し得られ且つ揺動フレーム内に第2のシールドフレームを後退させ得る第2の推進ジャッキと、第2のシールドフレームの前端に配置され且つ掘削径が拡縮可能な伸縮スポークを有するカッタと、第2のシールドフレーム内に設けられ且つカッタを回転させる駆動装置とを備えている。
【0026】
また、本発明のシールド掘進機の使用方法では、第1のシールドフレームに対するさや管の軸線方向への変位を拘束したうえ、揺動フレームが第1のシールドフレームの前方を向いた状態で、カッタを回転させ且つ第1の推進ジャッキにより第1のシールドフレームに推力を付与して第1のトンネルを掘削し、第2のトンネルの掘削開始位置の手前で、第1のシールドフレームに対するさや管の拘束を解除し、第2のトンネルの掘削開始位置の直前から第2のトンネルの掘削開始位置側を通過する伸縮スポークを伸張させて、第1のトンネルとともに該第1のトンネルの側方に連なる余掘り空間を掘削した後、カッタを回転させながら第2のトンネルの掘削開始位置側を通過する伸縮スポークを伸張させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレームを揺動フレームの前方側へ付勢して、第1のトンネルの前方側の地山を切り崩す前方掘削工程と、伸縮スポークを縮小させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレーム側へ後退させたうえ、揺動フレームを第2のトンネルの掘進開始位置側に可能な限り転向させる第1の転向工程と、カッタを回転させながら伸縮スポークを伸張させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレームを揺動フレームの前方側へ付勢して、第1のトンネルの斜め前方の地山を切り崩す側方掘削工程と、伸縮スポークを縮小させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレームを揺動フレーム側へ後退させたうえ、揺動フレームを第1のトンネルの前方側へ転向させる第2の転向工程と、第1の推進ジャッキにより第1のシールドフレームを前進させてカッタを第1のシールドフレームの前方の地山に当接させる掘進機前進工程との各工程を順次繰り返し行なって、揺動フレームが第2のトンネルの掘削方向に転向し得る転向空間を形成し、更に、揺動フレームを第2のトンネルの掘削方向へ転向させ、カッタを回転させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレームに推力を付与して第2のトンネルを掘削する。
【0027】
本発明のシールド掘進機においては、揺動フレームの円筒部に第2のシールドフレームを軸線方向に摺動し得るように内装して、第2のシールドフレームの外径、及び該第2のシールドフレームの前端に配置されるカッタの掘削径の拡大を図り、第1のトンネルと第2のトンネルの径の差を小さくする。
【0028】
また、本発明のシールド掘進機の使用方法においては、第1のシールドフレームに対する揺動フレームの転向、揺動フレームの円筒部に対する第2のシールドフレームの前進後退、第1のシールドフレームの前進、カッタの回転、及び伸縮スポークの伸縮の各動作の組み合せによって、第1のトンネルの先端部に、揺動フレームが第2のトンネルの掘削方向を向くのに必要な転向空間を形成する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0030】
図1から図18は、本発明のシールド掘進機の実施の形態の一例を示すものである。
【0031】
このシールド掘進機は、掘削すべき第1のトンネル25に応じた外径を有するさや管26と、該さや管26に内装され且つ第1の推進ジャッキ27により前方へ付勢される第1のシールドフレーム28と、該第1のシールドフレーム28に内装され且つ揺動ジャッキ44により第1のシールドフレーム28に対して揺動する揺動フレーム30と、該揺動フレーム30に内装され且つ第2の推進ジャッキ31により進退する第2のシールドフレーム32と、該第2のシールドフレーム32の前端に配置され且つ掘削径が拡縮可能なカッタ33とを備えている。
【0032】
さや管26は、セグメント3により構築されるトンネ周壁の先端部分を囲み且つ第1のシールドフレーム28の外周に密に接して第1のシールドフレーム28の先端方向へ延び、必要に応じて第1のシールドフレーム28に対する第1のトンネル25の掘削方向への変位が拘束され得るようになっている。
【0033】
第1のシールドフレーム28は、軸線方向へ摺動できるようにさや管26に内装され、先端寄りの部分の掘削すべき第2のトンネル34の掘削方向に応じた位置に、第2のトンネル34の掘進方向への揺動フレーム30の回動を許容し得る開口35を有している。
【0034】
第1のシールドフレーム28の後端部には、トンネル周壁を構築しているセグメント3により反力を得て第1のシールドフレーム28を前方側へ付勢し得る第1の推進ジャッキ27が設けられている。
【0035】
また、第1のシールドフレーム28は、その後端寄りに隔壁36を有し、該隔壁36の反開口35側には、後述の揺動フレーム30の半球部39に摺動可能に且つ斜めに接するリング状のシール部材37が設けられている。
【0036】
揺動フレーム30は、円筒部38の後端に中空状の半球部39が連なる形状に形成され、半球部39の前記シール部材37に接する部分に開口40を有している。
【0037】
また、円筒部38と半球部39との取り合い部分には、半球部39の中心線41に沿って揺動フレーム30の上下方向へ略垂直に突出し且つ第1のシールドフレーム28に設けたボス42に枢支される揺動ピン43が固着されており、該揺動ピン43によって、揺動フレーム30が第1のシールドフレーム28に揺動可能に支持されている。
【0038】
この揺動フレーム30は、前記の上下の各揺動ピン43の水平方向の両側に配置された揺動ジャッキ44によって回動する。
【0039】
第2のシールドフレーム32は、第2のトンネル34に応じた外径を有し且つ前記の揺動フレーム30の円筒部38に軸線方向に摺動自在に内装されている。
【0040】
第2のシールドフレーム32の後端部には、揺動フレーム30により反力を得て、第2のシールドフレーム32を前方側へ付勢し得られ且つ揺動フレーム30内に第2のシールドフレーム32を後退させ得る第2の推進ジャッキ31が設けられている。
【0041】
カッタ33は、第2のシールドフレーム32の前端に配置されており、径方向へ放射状に延びる伸縮スポーク45を有し、該伸縮スポーク45の伸縮によって掘削径を拡縮し得るように形成され、第2のシールドフレーム32内に設けられた駆動装置46によって回転駆動されるようになっている。
【0042】
以下、図1から図18に示すシールド掘進機の作動について説明する。
【0043】
第1のトンネル25を掘削する際には、第1のシールドフレーム28に対するさや管26の軸線方向への変位を拘束したうえ、揺動フレーム30が第1のシールドフレーム28の前方を向いた状態とし、駆動装置46を作動させてカッタ33を回転駆動しつつ、第1の推進ジャッキ27により第1のシールドフレーム28に推力を付与することによって、第1のトンネル25を掘削する。
【0044】
第2のトンネル34の掘削開始位置の手前で、第1のシールドフレーム28に対するさや管26の拘束を解除するとともに、組立済みのセグメント3の前端面に当接させたプレート24(図20参照)をさや管26に固着し、第2のトンネル34の掘削開始位置の直前から、カッタ33を回転させながら第2のトンネル34の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク45を伸張させて、第1のトンネル25とともに該第1のトンネル25の第2のトンネル34の掘削側側方に連なる余掘り空間47を掘削する(図5参照)。
【0045】
更に、カッタ33を回転させながら第2のトンネル34の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、第1のトンネル25の前方側の地山を切り崩す前方掘削を行なう。
【0046】
その後、カッタ33の伸縮スポーク45を縮小させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32側へ後退させたうえ、揺動ジャッキ29により揺動フレーム30を第2のトンネル34の掘進開始位置側に可能な限り転向させる(図6参照)。
【0047】
そして、カッタ33を回転させながら伸縮スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のトンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削を行なう。
【0048】
再び、カッタ33の伸縮スポーク45を縮小させ、第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30側へ後退させたうえ、揺動フレーム30を第1のトンネル25の前方側へ転向させる(図7参照)。
【0049】
更に、第1の推進ジャッキ27により第1のシールドフレーム28を前進させて、カッタ33を第1のシールドフレーム28の前方の地山に当接させてから(図8参照)、該カッタ33を回転させながら第2のトンネル34の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、第1のトンネル25の前方の地山を切り崩す前方掘削を行ない、第1のトンネル25とともに該第1のトンネル25の側方に連なる余掘り空間47を掘削する(図9参照)。
【0050】
その後、また、カッタ33の伸縮スポーク45を縮小させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32側へ後退させたうえ、揺動ジャッキ29により揺動フレーム30を第2のトンネル34の掘進開始位置側に可能な限り転向させる(図10参照)。
【0051】
そして、カッタ33を回転させながら伸縮スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のトンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削を行なう。
【0052】
また再び、カッタ33の伸縮スポーク45を縮小させ、第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30側へ後退させたうえ、揺動フレーム30を第1のトンネル25の前方側へ転向させる(図11参照)。
【0053】
そして更に、第1の推進ジャッキ27により第1のシールドフレーム28を前進させて、カッタ33を第1のシールドフレーム28の前方の地山に当接させ、該カッタ33を回転させながら第2のトンネル34の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、第1のトンネル25の前方の地山を切り崩す前方掘削を行ない、第1のトンネル25とともに該第1のトンネル25の側方に連なる余掘り空間47を掘削する(図12参照)。
【0054】
また、カッタ33の伸縮スポーク45を縮小させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32側へ後退させたうえ、揺動ジャッキ29により揺動フレーム30を第2のトンネル34の掘進開始位置側に可能な限り転向させる(図13参照)。
【0055】
そして、カッタ33を回転させながら伸縮スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のトンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削を行なう。
【0056】
再び、カッタ33の伸縮スポーク45を縮小させ、図11に示す状態と同様に第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30側へ後退させたうえ、揺動フレーム30を第1のトンネル25の前方側へ転向させる。
【0057】
更に、第1の推進ジャッキ27により第1のシールドフレーム28を前進させて、カッタ33を第1のシールドフレーム28の前方の地山に当接させてから、該カッタ33を回転させながら第2のトンネル34の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のトンネル25の前方の地山を切り崩す前方掘削を行ない、第1のトンネル25とともに該第1のトンネル25の側方に連なる余掘り空間47を掘削する(図14参照)。
【0058】
その後、また、カッタ33の伸縮スポーク45を縮小させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32側へ後退させたうえ、揺動ジャッキ29により揺動フレーム30を第2のトンネル34の掘進開始位置側に可能な限り転向させる(図15参照)。
【0059】
そして、カッタ33を回転させながら伸縮スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のトンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削を行なう。
【0060】
再び、カッタ33の伸縮スポーク45を縮小させ、第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30側へ後退させたうえ、第1の推進ジャッキ27により第1のシールドフレーム28を前進させて、カッタ33を第1のシールドフレーム28の前方の地山に当接させてから、伸縮スポークを縮小した状態でカッタ33を回転させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のトンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削を行ない(図16参照)、余掘り空間47を拡張し、揺動フレーム30が第2のトンネル34の掘削方向に転向し得る転向空間48を形成する(図17参照)。
【0061】
その後、揺動フレーム30を第2のトンネル34の掘削方向へ転向させ、カッタ33を回転させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレーム32に推力を付与して第2のトンネル34を掘進する(図18参照)。
【0062】
このように、図1から図18に示すシールド掘進機では、揺動フレーム30の円筒部38に第2のシールドフレーム32を軸線方向に摺動し得るように内装しているので、第2のシールドフレーム32の外径、及びその前端に配置されるカッタ33の掘削径の拡大を図ることが可能になる。
【0063】
更に、第1のシールドフレーム28に対する揺動フレーム30の転向、揺動フレーム30の円筒部38に対する第2のシールドフレーム32の前後進、第1のシールドフレーム28の前進、カッタ33の回転、及び伸縮スポーク45の伸縮の各動作の組み合せによって、第1のトンネル25の先端部に、揺動フレーム30が第2のトンネル34の掘削方向を向くのに必要な転向空間48を形成するので、第1のトンネル25と第2のトンネル34との直径の差を小さくすることができる。
【0064】
なお、本発明のシールド掘進機及びその使用方法は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のシールド掘進機及びその使用方法によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0066】
(1)揺動フレームの円筒部に第2のシールドフレームを軸線方向に摺動し得るように内装しているので、第2のシールドフレームの外径、及び該第2のシールドフレームの前端に配置されるカッタの掘削径の拡大を図ることができ、第1のシールドフレームに対する揺動フレームの転向、揺動フレームの円筒部に対する第2のシールドフレームの前進後退、第1のシールドフレームの前進、カッタの回転、及び伸縮スポークの伸縮の各動作の組み合せによって、第1のトンネルの先端部に、揺動フレームが第2のトンネルの掘削方向を向くのに必要な転向空間を形成するので、第1のトンネルと該第1のトンネルに連続して掘削する第2のトンネルとの直径の差を小さくできる。
【0067】
(2)依って、トンネル掘削に要する工期の短縮、並びに排土量の削減が可能となり、工費の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド掘進機の実施の形態の一例の断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1に関連するカッタの伸縮スポークを伸張した場合の正面図である。
【図4】図1に関連するカッタの伸縮スポークを縮小した場合の正面図である。
【図5】図1に関連するシールド掘進機の第1の前方掘削工程の概念図である。
【図6】図1に関連するシールド掘進機の第1の転向工程及び側方掘削工程の概念図である。
【図7】図1に関連するシールド掘進機の第2の転向工程の概念図である。
【図8】図1に関連するシールド掘進機の第1の掘進機前進工程の概念図である。
【図9】図1に関連するシールド掘進機の第2の前方掘削工程の概念図である。
【図10】図1に関連するシールド掘進機の第2の転向工程及び側方掘削工程の概念図である。
【図11】図1に関連するシールド掘進機の第3の転向工程の概念図である。
【図12】図1に関連するシールド掘進機の第2の掘進機前進工程の概念図である。
【図13】図1に関連するシールド掘進機の第4の転向工程及び側方掘削工程の概念図である。
【図14】図1に関連するシールド掘進機の第3の掘進機前進工程の概念図である。
【図15】図1に関連するシールド掘進機の第5の転向工程及び側方掘削工程の概念図である。
【図16】図1に関連するシールド掘進機の第6の側方掘削工程の概念図である。
【図17】図1に関連するシールド掘進機の転向空間掘削工程の概念図である。
【図18】図1に関連するシールド掘進機の第2のトンネル掘削工程の概念図である。
【図19】従来のシールド掘進機の一例によって第1のトンネルを掘削する状態を示す断面図である。
【図20】従来のシールド掘進機の一例によって第2のトンネルを掘削する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
25 第1のトンネル
26 さや管
27 第1の推進ジャッキ
28 第1のシールドフレーム
29 揺動ジャッキ
30 揺動フレーム
31 第2の推進ジャッキ
32 第2のシールドフレーム
33 カッタ
34 第2のトンネル
36 隔壁
37 シール部材
38 円筒部
39 半球部
45 伸縮スポーク
46 駆動装置
47 余掘り空間
48 転向空間

Claims (2)

  1. 掘削すべき第1のトンネルに応じた外径を有するさや管と、掘削すべき第2のトンネルの掘削方向に応じた位置に開口が設けられ且つ軸線方向へ摺動し得るようにさや管に内装された第1のシールドフレームと、該第1のシールドフレームを前方へ向って付勢し得る第1の推進ジャッキと、円筒部の後端に中空状の半球部が連なる形状に形成され且つ円筒部が第1のシールドフレームの前方を向く位置と円筒部が第1のシールドフレームの側方を向く位置との間を揺動し得るように第1のシールドフレームに内装された揺動フレームと、該揺動フレームを第1のシールドフレームに対して揺動させる揺動ジャッキと、前記の第1のシールドフレーム内に設けられ且つ揺動フレームの半球部が揺動可能に接するシール部材を有する隔壁と、第2のトンネルに応じた外径を有し且つ軸線方向へ摺動し得るように揺動フレームの円筒部に内装された第2のシールドフレームと、該第2のシールドフレームを前方側へ向って付勢し得られ且つ揺動フレーム内に第2のシールドフレームを後退させ得る第2の推進ジャッキと、第2のシールドフレームの前端に配置され且つ掘削径が拡縮可能な伸縮スポークを有するカッタと、第2のシールドフレーム内に設けられ且つカッタを回転させる駆動装置とを備えたことを特徴とするシールド掘進機。
  2. 第1のシールドフレームに対するさや管の軸線方向への変位を拘束したうえ、揺動フレームが第1のシールドフレームの前方を向いた状態で、カッタを回転させ且つ第1の推進ジャッキにより第1のシールドフレームに推力を付与して第1のトンネルを掘削し、第2のトンネルの掘削開始位置の手前で、第1のシールドフレームに対するさや管の拘束を解除し、第2のトンネルの掘削開始位置の直前から第2のトンネルの掘削開始位置側を通過する伸縮スポークを伸張させて、第1のトンネルとともに該第1のトンネルの側方に連なる余掘り空間を掘削した後、カッタを回転させながら第2のトンネルの掘削開始位置側を通過する伸縮スポークを伸張させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレームを揺動フレームの前方側へ付勢して、第1のトンネルの前方側の地山を切り崩す前方掘削工程と、伸縮スポークを縮小させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレーム側へ後退させたうえ、揺動フレームを第2のトンネルの掘進開始位置側に可能な限り転向させる第1の転向工程と、カッタを回転させながら伸縮スポークを伸張させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレームを揺動フレームの前方側へ付勢して、第1のトンネルの斜め前方の地山を切り崩す側方掘削工程と、伸縮スポークを縮小させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレームを揺動フレーム側へ後退させたうえ、揺動フレームを第1のトンネルの前方側へ転向させる第2の転向工程と、第1の推進ジャッキにより第1のシールドフレームを前進させてカッタを第1のシールドフレームの前方の地山に当接させる掘進機前進工程との各工程を順次繰り返し行なって、揺動フレームが第2のトンネルの掘削方向に転向し得る転向空間を形成し、更に、揺動フレームを第2のトンネルの掘削方向へ転向させ、カッタを回転させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレームに推力を付与して第2のトンネルを掘削することを特徴とする請求項1に記載のシールド掘進機の使用方法。
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