JP2000002075A - シールド掘進機及びその使用方法 - Google Patents

シールド掘進機及びその使用方法

Info

Publication number
JP2000002075A
JP2000002075A JP16717998A JP16717998A JP2000002075A JP 2000002075 A JP2000002075 A JP 2000002075A JP 16717998 A JP16717998 A JP 16717998A JP 16717998 A JP16717998 A JP 16717998A JP 2000002075 A JP2000002075 A JP 2000002075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
frame
shield
shield frame
excavation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16717998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3986666B2 (ja
Inventor
Kenichi Kaneko
研一 金子
Hiroyuki Ito
広幸 伊藤
Kazuyuki Hida
一幸 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
IHI Corp
Original Assignee
Taisei Corp
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp, IHI Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP16717998A priority Critical patent/JP3986666B2/ja
Publication of JP2000002075A publication Critical patent/JP2000002075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3986666B2 publication Critical patent/JP3986666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のトンネルと第2のトンネルとの径の差
を小さくする。 【解決手段】 揺動フレーム30の円筒部38に第2の
シールドフレーム32を軸線方向に摺動し得るように内
装して、第2のシールドフレーム32の外径、及び該第
2のシールドフレーム32の前端に配置されるカッタ3
3の掘削径の拡大を図り、第1のトンネル25と第2の
トンネルの径の差を小さくする。また、第1のシールド
フレーム28に対する揺動フレーム30の転向、揺動フ
レーム30の円筒部38に対する第2のシールドフレー
ム32の前進後退、第1のシールドフレーム28の前
進、カッタ33の回転、及び伸縮スポーク45の伸縮の
各動作の組み合せによって、第1のトンネル25の先端
部に、揺動フレーム30が第2のトンネルの掘削方向を
向くのに必要な転向空間を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1のトンネルと
該第1のトンネルと交差する方向へ延びる第2のトンネ
ルとを連続的に掘削し得るシールド掘進機及びその使用
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19及び図20は、第1のトンネル1
と、該第1のトンネル1に対して略直角方向へ延びる第
2のトンネル2とを連続して掘削し得る従来のシールド
掘進機の一例であり、このシールド掘進機は、セグメン
ト3の先端面に配置された第1の推進ジャッキ4によっ
て第1のトンネル1の掘削方向へ前進し得るように形成
された円筒形状のスキンプレート5と、該スキンプレー
ト5のセグメント3寄り部分と一体的に形成されたシー
ルドフレーム6により回動自在に支持され且つスキンプ
レート5の先端部内に収容された球面シール体7と、該
球面シール体7に内装され、球面シール体7が図19に
示す位置にある場合に、スキンプレート5と同軸方向に
進退し得るように支持された内側スキンプレート8と、
該内側スキンプレート8の内部に収納された掘削機9と
を備えている。
【0003】スキンプレート5の第1のトンネル1に連
続して掘削すべき第2のトンネル2方向側の側面には、
球面シール体7を回動して掘削機9を第2のトンネル2
方向へ向けた際に、内側スキンプレート8がスキンプレ
ート5の内外にわたる進退を可能にするための開口10
が設けられている。
【0004】スキンプレート5の外側には、セグメント
3により構築したトンネル周壁の先端部分を囲み且つス
キンプレート5の外周に密に接してスキンプレート5の
先端まで延びるさや管11が、スキンプレート5に対し
て第1のトンネル1の掘削方向へ変位できるように設け
られており、このさや管11は、必要に応じてスキンプ
レート5あるいはセグメント3に対して拘束されるよう
になっている。
【0005】第1のトンネル1を掘削する際には、スキ
ンプレート5の開口10から球面シール体7の外側にモ
ルタル23を充填し、開口10をさや管11により覆っ
た状態として該さや管11をスキンプレート5に固定
し、スキンプレート5とさや管11が一体となって前進
するようにする。
【0006】球面シール体7は、後退させた掘削機9の
カッタ12の内側カッタ20を球状面R内に取り込める
ように前面が切り欠かれ、後面の一部には、図示のよう
に切り欠かれた開口部13を有し、該開口部13の一側
に隣接する一部の構成部材7aは、垂直方向に所定の形
状に分割され、開口部13の他側に移設し得るよう着脱
自在に形成されている。
【0007】この球面シール体7の外周面は、シールド
フレーム6の所定部分からスキンプレート5の先端部へ
向けて略45度方向へ延びるリング状のシール部材14
によってシールされている。
【0008】また、球面シール体7は、スキンプレート
5の軸線に対して直交し且つ図19及び図20の紙面に
対する垂直方向へ延びる垂直軸線15を中心として、前
記の掘削機9を球面シール体7ごと第2のトンネル2を
掘削する方向に略90度回転し得るようになっており、
一端が前記のシールドフレーム6に連結され且つ他端が
球面シール体7の前記構成部材7aのそれぞれの外周の
所要位置に着脱自在に連結されて球面シール体7の接線
に平行に延びる回転用ジャッキ16によって、球面シー
ル体7が回動するようになっている。
【0009】球面シール体7に内装されている内側スキ
ンプレート8は、後端部寄りに配置された第2の推進ジ
ャッキ17により、球面シール体7に対して進退し得る
ようになっている。
【0010】掘削機9は、内側スキンプレート8の軸線
に沿って進退可能に且つ軸線を中心として回転自在に内
側スキンプレート8に支持されたカッタ12を有してい
る。
【0011】このカッタ12は、軸後端部に配置された
回転駆動装置18によって回転駆動され、進退駆動装置
19によって進退し得るようになっている。
【0012】カッタ12は、軸先端部に装着された内側
カッタ20と、該内側カッタ20の外周に外嵌され且つ
内側カッタ20に備えられた連結装置21の抜き差しに
よって連結・離隔が可能な外側カッタ22とを備えてお
り、外側カッタ22の外径は、前記のスキンプレート5
の外径と一致するようになっている。
【0013】第1のトンネル1を掘削する場合、シール
ド掘進機を第1のトンネル1を掘削する方向へ向けて配
置し、掘削機9の回転駆動装置18によってカッタ12
を回転駆動しつつ、該掘削機9に対して第1の推進ジャ
ッキ4によりスキンプレート5を介して推力を付与する
ことにより第1のトンネル1の掘削を行ない、第2のト
ンネル2の掘削開始位置の手前まで掘進する。
【0014】このとき、掘削した土砂は球面シール体7
の開口部13から後方へ排出する。
【0015】また、第1のトンネル1の掘削に伴って、
シールド掘進機が所定量前進するごとに、さや管11の
後端部内方で、セグメント3を順次組み立てる。
【0016】第2のトンネル2の掘削開始位置の手前で
シールド掘進機の運転を一時止め、さや管11とスキン
プレート5との拘束を解除したのち、組立済みのセグメ
ント3の前端面に当接させたプレート24をさや管11
の内面に溶接などによって固着する。
【0017】その後、シールド掘進機を再び駆動して第
2のトンネル2の掘削開始位置に向って掘削を行ないな
がら、前記さや管11の内面に固定したプレート24の
前方にセグメント3を組み立てると、プレート24はセ
グメント3に前後を挟まれるため、さや管11の第1の
トンネル1の掘削方向への変位が阻止される。
【0018】更に、第1のトンネル1の掘削が進み、シ
ールド掘進機が第2のトンネル2の掘削開始位置に達す
る間に、前記のさや管11は、シールド掘進機とともに
前進したスキンプレート5に対して相対的に後退した状
態となり、スキンプレート5の側面の開口10がさや管
11の先端から露出した状態となる。
【0019】そこで、カッタ12の連結装置21を開放
して内側カッタ20と外側カッタ22とを切り離し、進
退駆動装置19を作動して内側カッタ20を球面シール
体7の前面近傍まで後退させ、球面シール体7の球状面
R内に収める。
【0020】続いて、回転用ジャッキ16を伸縮させ、
回転用ジャッキ16の1ストロークごとに球面シール体
7と回転用ジャッキ16との連結位置を順次ずらし、ま
た、構成部材7aを1枚づつ開口部13の他側へ移動し
て取り付けることにより、図20に示すように、球面シ
ール体7を垂直軸線15を中心に略90度回動させて、
掘削機9を第2のトンネル2の掘削方向へ向け、開口部
13が元と略同じ土砂排出方向を保持するようにする。
【0021】その後、第2の推進ジャッキ17の基部と
スキンプレート5あるいは球面シール体7との間にバッ
クアンカー17aを取り付け、掘削機9の回転駆動装置
18によって内側カッタ20を回転駆動しつつ、該掘削
機9に対して第2の推進ジャッキ17により内側スキン
プレート8を介して推力を付与することによって第2の
トンネル2の掘削を行なう。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のシー
ルド掘進機では、第1のトンネル1から第2のトンネル
2への掘削方向の転換をスキンプレート5に内装されて
いる球面シール体7によって行ない、該球面シール体7
の球状面R内に収納し得るように形成された内側カッタ
20によって第2のトンネル2を掘削するように構成し
ているので、スキンプレート5の外径と略同径のカッタ
12(内側カッタ20と、その外側に結合した外側カッ
タ22)によって掘削する第1のトンネル1と、前記の
内側カッタ20によって掘削する第2のトンネル2との
直径の比率が1.5倍以上にもなる。
【0023】そのために、第2のトンネル2の直径を所
期の直径とすれば、第1のトンネル1の直径は不必要に
大きくなり、トンネルの掘削に要する工期の長期化や排
土量の増大などが生じて工費の削減を図ることができな
い。
【0024】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、第1のトンネルと該第1のトンネルに連続して掘削
する第2のトンネルとの直径の差を小さくできるように
することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシールド掘進機では、掘削すべき第1のト
ンネルに応じた外径を有するさや管と、掘削すべき第2
のトンネルの掘削方向に応じた位置に開口が設けられ且
つ軸線方向へ摺動し得るようにさや管に内装された第1
のシールドフレームと、該第1のシールドフレームを前
方へ向って付勢し得る第1の推進ジャッキと、円筒部の
後端に中空状の半球部が連なる形状に形成され且つ円筒
部が第1のシールドフレームの前方を向く位置と円筒部
が第1のシールドフレームの側方を向く位置の間を揺動
し得るように第1のシールドフレームに内装された揺動
フレームと、該揺動フレームを第1のシールドフレーム
に対して揺動させる揺動ジャッキと、前記の第1のシー
ルドフレーム内に設けられ且つ揺動フレームの半球部が
揺動可能に接するシール部材を有する隔壁と、第2のト
ンネルに応じた外径を有し且つ軸線方向へ揺動し得るよ
うに揺動フレームの円筒部に内装された第2のシールド
フレームと、該第2のシールドフレームを前方側へ向っ
て付勢し得られ且つ揺動フレーム内に第2のシールドフ
レームを後退させ得る第2の推進ジャッキと、第2のシ
ールドフレームの前端に配置され且つ掘削径が拡縮可能
な伸縮スポークを有するカッタと、第2のシールドフレ
ーム内に設けられ且つカッタを回転させる駆動装置とを
備えている。
【0026】また、本発明のシールド掘進機の使用方法
では、第1のシールドフレームに対するさや管の軸線方
向への変位を拘束したうえ、揺動フレームが第1のシー
ルドフレームの前方を向いた状態で、カッタを回転させ
且つ第1の推進ジャッキにより第1のシールドフレーム
に推力を付与して第1のトンネルを掘削し、第2のトン
ネルの掘削開始位置の手前で、第1のシールドフレーム
に対するさや管の拘束を解除し、第2のトンネルの掘削
開始位置の直前から第2のトンネルの掘削開始位置側を
通過する伸縮スポークを伸張させて、第1のトンネルと
ともに該第1のトンネルの側方に連なる余掘り空間を掘
削した後、カッタを回転させながら第2のトンネルの掘
削開始位置側を通過する伸縮スポークを伸張させ且つ第
2の推進ジャッキにより第2のシールドフレームを揺動
フレームの前方側へ付勢して、第1のトンネルの前方側
の地山を切り崩す前方掘削工程と、伸縮スポークを縮小
させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレ
ーム側へ後退させたうえ、揺動フレームを第2のトンネ
ルの掘進開始位置側に可能な限り転向させる第1の転向
工程と、カッタを回転させながら伸縮スポークを伸張さ
せ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレー
ムを揺動フレームの前方側へ付勢して、第1のトンネル
の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削工程と、伸縮スポ
ークを縮小させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシ
ールドフレームを揺動フレーム側へ後退させたうえ、揺
動フレームを第1のトンネルの前方側へ転向させる第2
の転向工程と、第1の推進ジャッキにより第1のシール
ドフレームを前進させてカッタを第1のシールドフレー
ムの前方の地山に当接させる掘進機前進工程との各工程
を順次繰り返し行なって、揺動フレームが第2のトンネ
ルの掘削方向に転向し得る転向空間を形成し、更に、揺
動フレームを第2のトンネルの掘削方向へ転向させ、カ
ッタを回転させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシ
ールドフレームに推力を付与して第2のトンネルを掘削
する。
【0027】本発明のシールド掘進機においては、揺動
フレームの円筒部に第2のシールドフレームを軸線方向
に摺動し得るように内装して、第2のシールドフレーム
の外径、及び該第2のシールドフレームの前端に配置さ
れるカッタの掘削径の拡大を図り、第1のトンネルと第
2のトンネルの径の差を小さくする。
【0028】また、本発明のシールド掘進機の使用方法
においては、第1のシールドフレームに対する揺動フレ
ームの転向、揺動フレームの円筒部に対する第2のシー
ルドフレームの前進後退、第1のシールドフレームの前
進、カッタの回転、及び伸縮スポークの伸縮の各動作の
組み合せによって、第1のトンネルの先端部に、揺動フ
レームが第2のトンネルの掘削方向を向くのに必要な転
向空間を形成する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。
【0030】図1から図18は、本発明のシールド掘進
機の実施の形態の一例を示すものである。
【0031】このシールド掘進機は、掘削すべき第1の
トンネル25に応じた外径を有するさや管26と、該さ
や管26に内装され且つ第1の推進ジャッキ27により
前方へ付勢される第1のシールドフレーム28と、該第
1のシールドフレーム28に内装され且つ揺動ジャッキ
44により第1のシールドフレーム28に対して揺動す
る揺動フレーム30と、該揺動フレーム30に内装され
且つ第2の推進ジャッキ31により進退する第2のシー
ルドフレーム32と、該第2のシールドフレーム32の
前端に配置され且つ掘削径が拡縮可能なカッタ33とを
備えている。
【0032】さや管26は、セグメント3により構築さ
れるトンネ周壁の先端部分を囲み且つ第1のシールドフ
レーム28の外周に密に接して第1のシールドフレーム
28の先端方向へ延び、必要に応じて第1のシールドフ
レーム28に対する第1のトンネル25の掘削方向への
変位が拘束され得るようになっている。
【0033】第1のシールドフレーム28は、軸線方向
へ摺動できるようにさや管26に内装され、先端寄りの
部分の掘削すべき第2のトンネル34の掘削方向に応じ
た位置に、第2のトンネル34の掘進方向への揺動フレ
ーム30の回動を許容し得る開口35を有している。
【0034】第1のシールドフレーム28の後端部に
は、トンネル周壁を構築しているセグメント3により反
力を得て第1のシールドフレーム28を前方側へ付勢し
得る第1の推進ジャッキ27が設けられている。
【0035】また、第1のシールドフレーム28は、そ
の後端寄りに隔壁36を有し、該隔壁36の反開口35
側には、後述の揺動フレーム30の半球部39に摺動可
能に且つ斜めに接するリング状のシール部材37が設け
られている。
【0036】揺動フレーム30は、円筒部38の後端に
中空状の半球部39が連なる形状に形成され、半球部3
9の前記シール部材37に接する部分に開口40を有し
ている。
【0037】また、円筒部38と半球部39との取り合
い部分には、半球部39の中心線41に沿って揺動フレ
ーム30の上下方向へ略垂直に突出し且つ第1のシール
ドフレーム28に設けたボス42に枢支される揺動ピン
43が固着されており、該揺動ピン43によって、揺動
フレーム30が第1のシールドフレーム28に揺動可能
に支持されている。
【0038】この揺動フレーム30は、前記の上下の各
揺動ピン43の水平方向の両側に配置された揺動ジャッ
キ44によって回動する。
【0039】第2のシールドフレーム32は、第2のト
ンネル34に応じた外径を有し且つ前記の揺動フレーム
30の円筒部38に軸線方向に摺動自在に内装されてい
る。
【0040】第2のシールドフレーム32の後端部に
は、揺動フレーム30により反力を得て、第2のシール
ドフレーム32を前方側へ付勢し得られ且つ揺動フレー
ム30内に第2のシールドフレーム32を後退させ得る
第2の推進ジャッキ31が設けられている。
【0041】カッタ33は、第2のシールドフレーム3
2の前端に配置されており、径方向へ放射状に延びる伸
縮スポーク45を有し、該伸縮スポーク45の伸縮によ
って掘削径を拡縮し得るように形成され、第2のシール
ドフレーム32内に設けられた駆動装置46によって回
転駆動されるようになっている。
【0042】以下、図1から図18に示すシールド掘進
機の作動について説明する。
【0043】第1のトンネル25を掘削する際には、第
1のシールドフレーム28に対するさや管26の軸線方
向への変位を拘束したうえ、揺動フレーム30が第1の
シールドフレーム28の前方を向いた状態とし、駆動装
置46を作動させてカッタ33を回転駆動しつつ、第1
の推進ジャッキ27により第1のシールドフレーム28
に推力を付与することによって、第1のトンネル25を
掘削する。
【0044】第2のトンネル34の掘削開始位置の手前
で、第1のシールドフレーム28に対するさや管26の
拘束を解除するとともに、組立済みのセグメント3の前
端面に当接させたプレート24(図20参照)をさや管
26に固着し、第2のトンネル34の掘削開始位置の直
前から、カッタ33を回転させながら第2のトンネル3
4の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク45を伸張
させて、第1のトンネル25とともに該第1のトンネル
25の第2のトンネル34の掘削側側方に連なる余掘り
空間47を掘削する(図5参照)。
【0045】更に、カッタ33を回転させながら第2の
トンネル34の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク
45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2
のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ
付勢して、第1のトンネル25の前方側の地山を切り崩
す前方掘削を行なう。
【0046】その後、カッタ33の伸縮スポーク45を
縮小させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシー
ルドフレーム32側へ後退させたうえ、揺動ジャッキ2
9により揺動フレーム30を第2のトンネル34の掘進
開始位置側に可能な限り転向させる(図6参照)。
【0047】そして、カッタ33を回転させながら伸縮
スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31に
より第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の
前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のト
ンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削を行な
う。
【0048】再び、カッタ33の伸縮スポーク45を縮
小させ、第2の推進ジャッキ31により第2のシールド
フレーム32を揺動フレーム30側へ後退させたうえ、
揺動フレーム30を第1のトンネル25の前方側へ転向
させる(図7参照)。
【0049】更に、第1の推進ジャッキ27により第1
のシールドフレーム28を前進させて、カッタ33を第
1のシールドフレーム28の前方の地山に当接させてか
ら(図8参照)、該カッタ33を回転させながら第2の
トンネル34の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク
45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2
のシールドフレーム32を揺動フレーム30の前方側へ
付勢して、第1のトンネル25の前方の地山を切り崩す
前方掘削を行ない、第1のトンネル25とともに該第1
のトンネル25の側方に連なる余掘り空間47を掘削す
る(図9参照)。
【0050】その後、また、カッタ33の伸縮スポーク
45を縮小させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2
のシールドフレーム32側へ後退させたうえ、揺動ジャ
ッキ29により揺動フレーム30を第2のトンネル34
の掘進開始位置側に可能な限り転向させる(図10参
照)。
【0051】そして、カッタ33を回転させながら伸縮
スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31に
より第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の
前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のト
ンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削を行な
う。
【0052】また再び、カッタ33の伸縮スポーク45
を縮小させ、第2の推進ジャッキ31により第2のシー
ルドフレーム32を揺動フレーム30側へ後退させたう
え、揺動フレーム30を第1のトンネル25の前方側へ
転向させる(図11参照)。
【0053】そして更に、第1の推進ジャッキ27によ
り第1のシールドフレーム28を前進させて、カッタ3
3を第1のシールドフレーム28の前方の地山に当接さ
せ、該カッタ33を回転させながら第2のトンネル34
の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク45を伸張さ
せ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフ
レーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、第
1のトンネル25の前方の地山を切り崩す前方掘削を行
ない、第1のトンネル25とともに該第1のトンネル2
5の側方に連なる余掘り空間47を掘削する(図12参
照)。
【0054】また、カッタ33の伸縮スポーク45を縮
小させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシール
ドフレーム32側へ後退させたうえ、揺動ジャッキ29
により揺動フレーム30を第2のトンネル34の掘進開
始位置側に可能な限り転向させる(図13参照)。
【0055】そして、カッタ33を回転させながら伸縮
スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31に
より第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の
前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のト
ンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削を行な
う。
【0056】再び、カッタ33の伸縮スポーク45を縮
小させ、図11に示す状態と同様に第2の推進ジャッキ
31により第2のシールドフレーム32を揺動フレーム
30側へ後退させたうえ、揺動フレーム30を第1のト
ンネル25の前方側へ転向させる。
【0057】更に、第1の推進ジャッキ27により第1
のシールドフレーム28を前進させて、カッタ33を第
1のシールドフレーム28の前方の地山に当接させてか
ら、該カッタ33を回転させながら第2のトンネル34
の掘削開始位置側を通過する伸縮スポーク45を伸張さ
せ且つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフ
レーム32を揺動フレーム30の前方側へ付勢して、2
点鎖線により示すように第1のトンネル25の前方の地
山を切り崩す前方掘削を行ない、第1のトンネル25と
ともに該第1のトンネル25の側方に連なる余掘り空間
47を掘削する(図14参照)。
【0058】その後、また、カッタ33の伸縮スポーク
45を縮小させ且つ第2の推進ジャッキ31により第2
のシールドフレーム32側へ後退させたうえ、揺動ジャ
ッキ29により揺動フレーム30を第2のトンネル34
の掘進開始位置側に可能な限り転向させる(図15参
照)。
【0059】そして、カッタ33を回転させながら伸縮
スポーク45を伸張させ且つ第2の推進ジャッキ31に
より第2のシールドフレーム32を揺動フレーム30の
前方側へ付勢して、2点鎖線により示すように第1のト
ンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側方掘削を行な
う。
【0060】再び、カッタ33の伸縮スポーク45を縮
小させ、第2の推進ジャッキ31により第2のシールド
フレーム32を揺動フレーム30側へ後退させたうえ、
第1の推進ジャッキ27により第1のシールドフレーム
28を前進させて、カッタ33を第1のシールドフレー
ム28の前方の地山に当接させてから、伸縮スポークを
縮小した状態でカッタ33を回転させ且つ第2の推進ジ
ャッキ31により第2のシールドフレーム32を揺動フ
レーム30の前方側へ付勢して、2点鎖線により示すよ
うに第1のトンネル25の斜め前方の地山を切り崩す側
方掘削を行ない(図16参照)、余掘り空間47を拡張
し、揺動フレーム30が第2のトンネル34の掘削方向
に転向し得る転向空間48を形成する(図17参照)。
【0061】その後、揺動フレーム30を第2のトンネ
ル34の掘削方向へ転向させ、カッタ33を回転させ且
つ第2の推進ジャッキ31により第2のシールドフレー
ム32に推力を付与して第2のトンネル34を掘進する
(図18参照)。
【0062】このように、図1から図18に示すシール
ド掘進機では、揺動フレーム30の円筒部38に第2の
シールドフレーム32を軸線方向に摺動し得るように内
装しているので、第2のシールドフレーム32の外径、
及びその前端に配置されるカッタ33の掘削径の拡大を
図ることが可能になる。
【0063】更に、第1のシールドフレーム28に対す
る揺動フレーム30の転向、揺動フレーム30の円筒部
38に対する第2のシールドフレーム32の前後進、第
1のシールドフレーム28の前進、カッタ33の回転、
及び伸縮スポーク45の伸縮の各動作の組み合せによっ
て、第1のトンネル25の先端部に、揺動フレーム30
が第2のトンネル34の掘削方向を向くのに必要な転向
空間48を形成するので、第1のトンネル25と第2の
トンネル34との直径の差を小さくすることができる。
【0064】なお、本発明のシールド掘進機及びその使
用方法は上述した実施の形態のみに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のシールド掘
進機及びその使用方法によれば、下記のような種々の優
れた効果を奏し得る。
【0066】(1)揺動フレームの円筒部に第2のシー
ルドフレームを軸線方向に摺動し得るように内装してい
るので、第2のシールドフレームの外径、及び該第2の
シールドフレームの前端に配置されるカッタの掘削径の
拡大を図ることができ、第1のシールドフレームに対す
る揺動フレームの転向、揺動フレームの円筒部に対する
第2のシールドフレームの前進後退、第1のシールドフ
レームの前進、カッタの回転、及び伸縮スポークの伸縮
の各動作の組み合せによって、第1のトンネルの先端部
に、揺動フレームが第2のトンネルの掘削方向を向くの
に必要な転向空間を形成するので、第1のトンネルと該
第1のトンネルに連続して掘削する第2のトンネルとの
直径の差を小さくできる。
【0067】(2)依って、トンネル掘削に要する工期
の短縮、並びに排土量の削減が可能となり、工費の削減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド掘進機の実施の形態の一例の
断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1に関連するカッタの伸縮スポークを伸張し
た場合の正面図である。
【図4】図1に関連するカッタの伸縮スポークを縮小し
た場合の正面図である。
【図5】図1に関連するシールド掘進機の第1の前方掘
削工程の概念図である。
【図6】図1に関連するシールド掘進機の第1の転向工
程及び側方掘削工程の概念図である。
【図7】図1に関連するシールド掘進機の第2の転向工
程の概念図である。
【図8】図1に関連するシールド掘進機の第1の掘進機
前進工程の概念図である。
【図9】図1に関連するシールド掘進機の第2の前方掘
削工程の概念図である。
【図10】図1に関連するシールド掘進機の第2の転向
工程及び側方掘削工程の概念図である。
【図11】図1に関連するシールド掘進機の第3の転向
工程の概念図である。
【図12】図1に関連するシールド掘進機の第2の掘進
機前進工程の概念図である。
【図13】図1に関連するシールド掘進機の第4の転向
工程及び側方掘削工程の概念図である。
【図14】図1に関連するシールド掘進機の第3の掘進
機前進工程の概念図である。
【図15】図1に関連するシールド掘進機の第5の転向
工程及び側方掘削工程の概念図である。
【図16】図1に関連するシールド掘進機の第6の側方
掘削工程の概念図である。
【図17】図1に関連するシールド掘進機の転向空間掘
削工程の概念図である。
【図18】図1に関連するシールド掘進機の第2のトン
ネル掘削工程の概念図である。
【図19】従来のシールド掘進機の一例によって第1の
トンネルを掘削する状態を示す断面図である。
【図20】従来のシールド掘進機の一例によって第2の
トンネルを掘削する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
25 第1のトンネル 26 さや管 27 第1の推進ジャッキ 28 第1のシールドフレーム 29 揺動ジャッキ 30 揺動フレーム 31 第2の推進ジャッキ 32 第2のシールドフレーム 33 カッタ 34 第2のトンネル 36 隔壁 37 シール部材 38 円筒部 39 半球部 45 伸縮スポーク 46 駆動装置 47 余掘り空間 48 転向空間
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 広幸 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 飛田 一幸 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 Fターム(参考) 2D054 AA03 AA05 AD07 BA25 EA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削すべき第1のトンネルに応じた外径
    を有するさや管と、掘削すべき第2のトンネルの掘削方
    向に応じた位置に開口が設けられ且つ軸線方向へ摺動し
    得るようにさや管に内装された第1のシールドフレーム
    と、該第1のシールドフレームを前方へ向って付勢し得
    る第1の推進ジャッキと、円筒部の後端に中空状の半球
    部が連なる形状に形成され且つ円筒部が第1のシールド
    フレームの前方を向く位置と円筒部が第1のシールドフ
    レームの側方を向く位置との間を揺動し得るように第1
    のシールドフレームに内装された揺動フレームと、該揺
    動フレームを第1のシールドフレームに対して揺動させ
    る揺動ジャッキと、前記の第1のシールドフレーム内に
    設けられ且つ揺動フレームの半球部が揺動可能に接する
    シール部材を有する隔壁と、第2のトンネルに応じた外
    径を有し且つ軸線方向へ揺動し得るように揺動フレーム
    の円筒部に内装された第2のシールドフレームと、該第
    2のシールドフレームを前方側へ向って付勢し得られ且
    つ揺動フレーム内に第2のシールドフレームを後退させ
    得る第2の推進ジャッキと、第2のシールドフレームの
    前端に配置され且つ掘削径が拡縮可能な伸縮スポークを
    有するカッタと、第2のシールドフレーム内に設けられ
    且つカッタを回転させる駆動装置とを備えたことを特徴
    とするシールド掘進機。
  2. 【請求項2】 第1のシールドフレームに対するさや管
    の軸線方向への変位を拘束したうえ、揺動フレームが第
    1のシールドフレームの前方を向いた状態で、カッタを
    回転させ且つ第1の推進ジャッキにより第1のシールド
    フレームに推力を付与して第1のトンネルを掘削し、第
    2のトンネルの掘削開始位置の手前で、第1のシールド
    フレームに対するさや管の拘束を解除し、第2のトンネ
    ルの掘削開始位置の直前から第2のトンネルの掘削開始
    位置側を通過する伸縮スポークを伸張させて、第1のト
    ンネルとともに該第1のトンネルの側方に連なる余掘り
    空間を掘削した後、カッタを回転させながら第2のトン
    ネルの掘削開始位置側を通過する伸縮スポークを伸張さ
    せ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシールドフレー
    ムを揺動フレームの前方側へ付勢して、第1のトンネル
    の前方側の地山を切り崩す前方掘削工程と、伸縮スポー
    クを縮小させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシー
    ルドフレーム側へ後退させたうえ、揺動フレームを第2
    のトンネルの掘進開始位置側に可能な限り転向させる第
    1の転向工程と、カッタを回転させながら伸縮スポーク
    を伸張させ且つ第2の推進ジャッキにより第2のシール
    ドフレームを揺動フレームの前方側へ付勢して、第1の
    トンネルの斜め前方の地山を切り崩す側方掘削工程と、
    伸縮スポークを縮小させ且つ第2の推進ジャッキにより
    第2のシールドフレームを揺動フレーム側へ後退させた
    うえ、揺動フレームを第1のトンネルの前方側へ転向さ
    せる第2の転向工程と、第1の推進ジャッキにより第1
    のシールドフレームを前進させてカッタを第1のシール
    ドフレームの前方の地山に当接させる掘進機前進工程と
    の各工程を順次繰り返し行なって、揺動フレームが第2
    のトンネルの掘削方向に転向し得る転向空間を形成し、
    更に、揺動フレームを第2のトンネルの掘削方向へ転向
    させ、カッタを回転させ且つ第2の推進ジャッキにより
    第2のシールドフレームに推力を付与して第2のトンネ
    ルを掘削することを特徴とする請求項1に記載のシール
    ド掘進機の使用方法。
JP16717998A 1998-06-15 1998-06-15 シールド掘進機及びその使用方法 Expired - Fee Related JP3986666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16717998A JP3986666B2 (ja) 1998-06-15 1998-06-15 シールド掘進機及びその使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16717998A JP3986666B2 (ja) 1998-06-15 1998-06-15 シールド掘進機及びその使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000002075A true JP2000002075A (ja) 2000-01-07
JP3986666B2 JP3986666B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=15844897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16717998A Expired - Fee Related JP3986666B2 (ja) 1998-06-15 1998-06-15 シールド掘進機及びその使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3986666B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3986666B2 (ja) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03180690A (ja) トンネル掘削機
JP2007100316A (ja) シールド掘進機
JP2000002075A (ja) シールド掘進機及びその使用方法
JPH1077780A (ja) トンネル掘削機及び掘削方法
JP3232304B2 (ja) シールド工法及びシールド掘進機
JP3595412B2 (ja) トンネル掘削機及びその補修方法並びに掘削方法
JP4278819B2 (ja) 地中接合式トンネル掘削機
JP2686487B2 (ja) シールド掘削機
JP2002038882A (ja) シールド掘進機の掘削装置および親子シールド掘進機
JP3220382B2 (ja) シールド掘削機のカッタヘッド
JP4408187B2 (ja) 屈曲トンネルの掘進方法およびシールド掘進機
JP3924197B2 (ja) 多段式トンネル掘削機
JP4165144B2 (ja) シールド掘進機
JPH1037659A (ja) 親子シールド掘進機
JP3231291B2 (ja) 地中接合型シールド掘進機
JPH08284583A (ja) トンネル掘進機
JP3631877B2 (ja) 掘削機
JP3311257B2 (ja) 複胴式掘削機の伸縮装置
JPH01203593A (ja) シールド掘進機
JP2004197323A (ja) 地中接合型シールド掘進機及びその地中接合方法
JP4299233B2 (ja) シールド機
JP2001303885A (ja) トンネルの地中接合工法およびそれに用いるシールド掘進機
JPH03191196A (ja) 立坑と横坑の連続掘進機
JPH076346B2 (ja) シールドトンネルの地中ドッキング工法
JPH10252386A (ja) 余掘装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050318

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070309

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070313

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20070427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070711

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees