JPH1037659A - 親子シールド掘進機 - Google Patents
親子シールド掘進機Info
- Publication number
- JPH1037659A JPH1037659A JP19184096A JP19184096A JPH1037659A JP H1037659 A JPH1037659 A JP H1037659A JP 19184096 A JP19184096 A JP 19184096A JP 19184096 A JP19184096 A JP 19184096A JP H1037659 A JPH1037659 A JP H1037659A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield
- child
- parent
- cutter
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 閉塞することなく掘削土砂を取り込めて土圧
式シールドに適する。 【解決手段】 大径の親シールド本体31内に小径の子
シールド本体32が同一シールド軸心上に配設され、大
径トンネルを掘削後、親径シールド本体31内から子シ
ールド本体32を発進させて小径トンネルを連続して掘
削可能な親子シールド掘進機において、子シールド本体
32の前部に、シールド軸心上のセンター部材41から
一定角度ごとに半径方向に延びシールド軸心回りに回転
自在な6本のスポークフレーム42を備えた子カッタヘ
ッド36を設け、スポークフレーム42に、スポークフ
レーム内先端部から半径方向に出退自在で親シールド本
体31の前部を掘削可能な外周カッタ45と、この外周
カッタ45を出退させるカッタ出退装置とからなる外周
カッタ装置47を設けた。
式シールドに適する。 【解決手段】 大径の親シールド本体31内に小径の子
シールド本体32が同一シールド軸心上に配設され、大
径トンネルを掘削後、親径シールド本体31内から子シ
ールド本体32を発進させて小径トンネルを連続して掘
削可能な親子シールド掘進機において、子シールド本体
32の前部に、シールド軸心上のセンター部材41から
一定角度ごとに半径方向に延びシールド軸心回りに回転
自在な6本のスポークフレーム42を備えた子カッタヘ
ッド36を設け、スポークフレーム42に、スポークフ
レーム内先端部から半径方向に出退自在で親シールド本
体31の前部を掘削可能な外周カッタ45と、この外周
カッタ45を出退させるカッタ出退装置とからなる外周
カッタ装置47を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大口径トンネルか
ら小口径トンネルを連続して掘削できる親子シールド掘
進機の、特にカッタヘッド部分の構造に関する。
ら小口径トンネルを連続して掘削できる親子シールド掘
進機の、特にカッタヘッド部分の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大口径トンネルから小口径トンネ
ルを連続して掘削する場合、通常トンネルの接続部に竪
穴を形成し、大径シールド掘進機により大口径トンネル
を掘削して竪穴に到達させ、これを竪穴から取り出した
後、小口径シールド掘進機を竪穴に挿入配置し、次いで
小径シールド掘進機を発進させて小口径トンネルを掘削
するのが通常の工法である。
ルを連続して掘削する場合、通常トンネルの接続部に竪
穴を形成し、大径シールド掘進機により大口径トンネル
を掘削して竪穴に到達させ、これを竪穴から取り出した
後、小口径シールド掘進機を竪穴に挿入配置し、次いで
小径シールド掘進機を発進させて小口径トンネルを掘削
するのが通常の工法である。
【0003】ところがこの工法では 極めて手間と時間
がかかるとともに、コストも高くなるため、大径シール
ド掘進機に小径シールド掘進機を発進可能に内蔵させ、
竪穴を掘らずに大口径トンネルを掘削後、大径シールド
掘進機から直接小径シールド掘進機を発進させるいわゆ
る親子シールド掘進機が提案されている。
がかかるとともに、コストも高くなるため、大径シール
ド掘進機に小径シールド掘進機を発進可能に内蔵させ、
竪穴を掘らずに大口径トンネルを掘削後、大径シールド
掘進機から直接小径シールド掘進機を発進させるいわゆ
る親子シールド掘進機が提案されている。
【0004】この親子シールド掘進機は、親シールド本
体と子シールド本体とが同一のシールド軸心上に配置さ
れ、両シールド掘進機の前面にカッタヘッドが位置され
ている。このカッタヘッドは親径シールド本体に対応す
る大口径のトンネルを掘削する状態から部材の着脱によ
り子シールド本体に対応する小口径トンネルを掘削でき
るように構成されている。
体と子シールド本体とが同一のシールド軸心上に配置さ
れ、両シールド掘進機の前面にカッタヘッドが位置され
ている。このカッタヘッドは親径シールド本体に対応す
る大口径のトンネルを掘削する状態から部材の着脱によ
り子シールド本体に対応する小口径トンネルを掘削でき
るように構成されている。
【0005】たとえば、図8に示すものでは、親シール
ド本体1の前面外周部にベヤリング2を介してリング状
で大径の親カッタヘッド3が回転自在に支持され、子シ
ールド本体4に回転自在に支持された子カッタヘッド5
の動力伝達ピン(図示せず)を介して駆動力が伝達され
回転される。
ド本体1の前面外周部にベヤリング2を介してリング状
で大径の親カッタヘッド3が回転自在に支持され、子シ
ールド本体4に回転自在に支持された子カッタヘッド5
の動力伝達ピン(図示せず)を介して駆動力が伝達され
回転される。
【0006】また図9に示すものでは、子カッタヘッド
11の外周部に、リング状の親カッタヘッド12を着脱
自在に配設したものである。
11の外周部に、リング状の親カッタヘッド12を着脱
自在に配設したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8のもので
は、土砂取り入れ口6が親カッタヘッド3の所定部分に
形成された部分開口タイプであるとともに、土砂取り入
れ口6内には外周側から内周後方に傾斜するガイド部材
7が配置されて掘削土砂を子シールド本体4内の圧力室
7に案内するように構成されるため、粘土質の土砂が付
着して閉塞しやすく、泥水加圧式シールドや泥しょう加
圧式シールドには適するものの、土圧式シールドには適
さないという問題があった。
は、土砂取り入れ口6が親カッタヘッド3の所定部分に
形成された部分開口タイプであるとともに、土砂取り入
れ口6内には外周側から内周後方に傾斜するガイド部材
7が配置されて掘削土砂を子シールド本体4内の圧力室
7に案内するように構成されるため、粘土質の土砂が付
着して閉塞しやすく、泥水加圧式シールドや泥しょう加
圧式シールドには適するものの、土圧式シールドには適
さないという問題があった。
【0008】また図9に示すものも、親カッタヘッド1
2の所定部分に土砂取り入れ口13が形成された部分開
口タイプであり、粘土質の土砂が付着して閉塞しやす
く、泥水加圧式シールドや泥しょう加圧式シールドには
適するものの、土圧式シールドには適さないという問題
がある。また、親シールド本体14の前部に、土砂取り
入れ口13から排出される土砂を子シールド本体15の
圧力室16側に案内するためのガイド部材14aが配置
されて土砂ガイド通路17が形成されるため、子シール
ド本体15のスキンプレート15aを子カッタヘッド1
1に接近して配置することができず、子シールド本体1
5の発進時に、仮想線で示すようにスキンプレート15
aを土砂ガイド通路17を閉じるように延長する必要が
あった。
2の所定部分に土砂取り入れ口13が形成された部分開
口タイプであり、粘土質の土砂が付着して閉塞しやす
く、泥水加圧式シールドや泥しょう加圧式シールドには
適するものの、土圧式シールドには適さないという問題
がある。また、親シールド本体14の前部に、土砂取り
入れ口13から排出される土砂を子シールド本体15の
圧力室16側に案内するためのガイド部材14aが配置
されて土砂ガイド通路17が形成されるため、子シール
ド本体15のスキンプレート15aを子カッタヘッド1
1に接近して配置することができず、子シールド本体1
5の発進時に、仮想線で示すようにスキンプレート15
aを土砂ガイド通路17を閉じるように延長する必要が
あった。
【0009】本発明のうち請求項1記載の発明は、上記
問題点を解決して親シールド本体前方の掘削土砂閉塞す
ることなく排出することができて特に土圧式シールドに
適し、また発進作業も容易な親子シールド掘進機を提供
することを目的とする。
問題点を解決して親シールド本体前方の掘削土砂閉塞す
ることなく排出することができて特に土圧式シールドに
適し、また発進作業も容易な親子シールド掘進機を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、大径の親シールド本
体内に小径の子シールド本体が同一シールド軸心上に配
設され、大口径トンネルを掘削後、親径シールド本体内
から子シールド本体を発進させて小口径トンネルを連続
して掘削可能な親子シールド掘進機において、子シール
ド本体の前部に、シールド軸心上のセンター部材から一
定角度ごとに半径方向に延びシールド軸心回りに回転自
在な複数のスポークフレームを備えた子カッタヘッドを
設け、前記スポークフレームに、スポークフレームの先
端部から半径方向に出退自在で親シールド本体の前方の
地山を掘削可能な外周カッタと、この外周カッタを出退
させる出退装置とを備えた外周カッタ装置を設けたもの
である。
に本発明の請求項1記載の発明は、大径の親シールド本
体内に小径の子シールド本体が同一シールド軸心上に配
設され、大口径トンネルを掘削後、親径シールド本体内
から子シールド本体を発進させて小口径トンネルを連続
して掘削可能な親子シールド掘進機において、子シール
ド本体の前部に、シールド軸心上のセンター部材から一
定角度ごとに半径方向に延びシールド軸心回りに回転自
在な複数のスポークフレームを備えた子カッタヘッドを
設け、前記スポークフレームに、スポークフレームの先
端部から半径方向に出退自在で親シールド本体の前方の
地山を掘削可能な外周カッタと、この外周カッタを出退
させる出退装置とを備えた外周カッタ装置を設けたもの
である。
【0011】上記構成によれば、子カッタヘッドをスポ
ーク形とすることで土砂の取り込み効率を上げ、さらに
親シールド本体の前方の地山を、スポークフレームから
突出させた外周カッタにより掘削して、外周カッタ間に
形成された外周側に広く開放された土砂取り込み空間か
ら土砂を取り込むので、粘土質の土砂であっても閉塞す
ることなく掘削土砂を良好に取り込むことができ、土圧
シールドに最適となる。
ーク形とすることで土砂の取り込み効率を上げ、さらに
親シールド本体の前方の地山を、スポークフレームから
突出させた外周カッタにより掘削して、外周カッタ間に
形成された外周側に広く開放された土砂取り込み空間か
ら土砂を取り込むので、粘土質の土砂であっても閉塞す
ることなく掘削土砂を良好に取り込むことができ、土圧
シールドに最適となる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、親シールド
本体の前部に、外周カッタの後方に接近して外周前方か
ら内周後方に傾斜する土砂ガイド板を配設し、子シール
ド本体の外周スキンプレートの前端部を前記土砂ガイド
板の内周部に配置して子カッタヘッドの外周後部に接近
させたものである。
本体の前部に、外周カッタの後方に接近して外周前方か
ら内周後方に傾斜する土砂ガイド板を配設し、子シール
ド本体の外周スキンプレートの前端部を前記土砂ガイド
板の内周部に配置して子カッタヘッドの外周後部に接近
させたものである。
【0013】上記構成によれば、子シールド本体のスキ
ンプレートを子カッタヘッドに接近して配置できるの
で、子シールド本体の発進時のメンテナンスが容易とな
る。
ンプレートを子カッタヘッドに接近して配置できるの
で、子シールド本体の発進時のメンテナンスが容易とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る親子シール
ド掘進機の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明す
る。
ド掘進機の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明す
る。
【0015】図1に示すように、この親子シールド掘進
機は、大径の親シールド本体31内に小径の子シールド
本体32が同一シールド軸心O上に配設され、大口径ト
ンネルを掘削後、親シールド本体31内から子シールド
本体32を発進させて大口径トンネルに連続して小口径
トンネルを掘削可能に構成されている。
機は、大径の親シールド本体31内に小径の子シールド
本体32が同一シールド軸心O上に配設され、大口径ト
ンネルを掘削後、親シールド本体31内から子シールド
本体32を発進させて大口径トンネルに連続して小口径
トンネルを掘削可能に構成されている。
【0016】すなわち、子シールド本体32の前部に
は、切り羽崩壊土圧を保持する圧力室33を形成する圧
力隔壁34が配設され、その軸心部に軸受を介して回転
軸35が回転自在に支持されている。この回転軸35は
前部に子シールド本体32の前部を掘削する子カッタヘ
ッド36が設けられると共に、後部に子カッタヘッド3
6を回転駆動するカッタ駆動装置37が設けられてい
る。
は、切り羽崩壊土圧を保持する圧力室33を形成する圧
力隔壁34が配設され、その軸心部に軸受を介して回転
軸35が回転自在に支持されている。この回転軸35は
前部に子シールド本体32の前部を掘削する子カッタヘ
ッド36が設けられると共に、後部に子カッタヘッド3
6を回転駆動するカッタ駆動装置37が設けられてい
る。
【0017】前記子カッタヘッド36は、図3に示すよ
うに、センター部材41から60°ごとに半径方向に延
びる円筒状のスポークフレーム42と、これらスポーク
フレーム42の前面に取り付けられた多数の掘削ビット
43と、スポークフレーム42の先端部間を連結する補
強リング48に設けられた周辺ビット44とを備え、ス
ポークフレーム42には、スポークフレーム42先端部
内から半径方向に出退自在で親シールド本体31の前部
を掘削可能な外周カッタ45およびこの外周カッタ45
を出退させるカッタ出退装置46とを備えた外周カッタ
装置47が設けられている。
うに、センター部材41から60°ごとに半径方向に延
びる円筒状のスポークフレーム42と、これらスポーク
フレーム42の前面に取り付けられた多数の掘削ビット
43と、スポークフレーム42の先端部間を連結する補
強リング48に設けられた周辺ビット44とを備え、ス
ポークフレーム42には、スポークフレーム42先端部
内から半径方向に出退自在で親シールド本体31の前部
を掘削可能な外周カッタ45およびこの外周カッタ45
を出退させるカッタ出退装置46とを備えた外周カッタ
装置47が設けられている。
【0018】前記外周カッタ装置47は、図4〜図7に
示すように、スポークフレーム42に長さ方向にわたっ
て形成された収納孔51内に、カッタ出退装置46の出
退シリンダ52がスライド自在に嵌合され、そのピスト
ンロッド52aがセンター部材41に連結されている。
そして、この出退シリンダ52の本体52bの外端部に
外周カッタ45が突設されている。また出退シリンダ5
2の本体52bには、対称位置にスライドガイド溝53
が出退方向に沿って形成され、スポークフレーム42に
スライドガイド溝53に移動自在に嵌合する回り止めキ
ー54が突設されて、出退シリンダ52を介して外周カ
ッタ45が回り止めされている。前記外周カッタ46
は、カッタフレーム55とカッタフレーム55の前面に
取り付けられた外周ビット56および掘削チップ57と
で構成され、カッタフレーム55の後面には先端側前方
から基端側後方に傾斜するテーパ面55aが形成されて
いる。
示すように、スポークフレーム42に長さ方向にわたっ
て形成された収納孔51内に、カッタ出退装置46の出
退シリンダ52がスライド自在に嵌合され、そのピスト
ンロッド52aがセンター部材41に連結されている。
そして、この出退シリンダ52の本体52bの外端部に
外周カッタ45が突設されている。また出退シリンダ5
2の本体52bには、対称位置にスライドガイド溝53
が出退方向に沿って形成され、スポークフレーム42に
スライドガイド溝53に移動自在に嵌合する回り止めキ
ー54が突設されて、出退シリンダ52を介して外周カ
ッタ45が回り止めされている。前記外周カッタ46
は、カッタフレーム55とカッタフレーム55の前面に
取り付けられた外周ビット56および掘削チップ57と
で構成され、カッタフレーム55の後面には先端側前方
から基端側後方に傾斜するテーパ面55aが形成されて
いる。
【0019】したがって、大口径トンネルの掘削時に
は、出退シリンダ52を進展させて外周カッタ45を親
シールド本体31の前部に突出させることにより、親シ
ールド本体31前方の地山を掘削して、カッタフレーム
55間で補強リング48の外周側に形成された土砂取り
込み空間58から取り込むことができる。また子シール
ド本体32の発進時には、図4に仮想線で示すように、
出退シリンダ52を収縮させて外周カッタ45をスポー
クフレーム42の収納孔51内に収容し、子カッタヘッ
ド36のみで地山を掘削する。また小口径トンネルの掘
削時に場合によっては、外周カッタ52を突出させて余
掘用のコピーカッタとして使用される。
は、出退シリンダ52を進展させて外周カッタ45を親
シールド本体31の前部に突出させることにより、親シ
ールド本体31前方の地山を掘削して、カッタフレーム
55間で補強リング48の外周側に形成された土砂取り
込み空間58から取り込むことができる。また子シール
ド本体32の発進時には、図4に仮想線で示すように、
出退シリンダ52を収縮させて外周カッタ45をスポー
クフレーム42の収納孔51内に収容し、子カッタヘッ
ド36のみで地山を掘削する。また小口径トンネルの掘
削時に場合によっては、外周カッタ52を突出させて余
掘用のコピーカッタとして使用される。
【0020】前記親シールド本体31は、外周スキンプ
レート31aと内周スキンプレート31bとこれらを連
結する連結部材31cとを備え、外周スキンプレート3
1aの前端部は突出位置のカッタフレーム55のテーパ
面55a上端部後方に所定の隙間をあけて接近され、内
周スキンプレート31bの前端部がスポークフレーム4
2の外端部に所定隙間をあけて接近されている。さらに
これら外周スキンプレート31aと内周スキンプレート
31bの前端部間に、土砂取り込み空間58から取り込
まれる掘削土砂を圧力室33内に案内する土砂ガイド板
59が外周前方から内周後方に傾斜して取り付けられ、
この土砂ガイド板59に所定間隔ごとに加泥材注入管6
0が接続開口されている。そして、内周スキンプレート
31bの内面には、子シールド本体32の前胴スキンプ
レート32aがスライド自在に内嵌され、その前端部は
スポークフレーム42の外端部に所定隙間をあけて接近
されている。
レート31aと内周スキンプレート31bとこれらを連
結する連結部材31cとを備え、外周スキンプレート3
1aの前端部は突出位置のカッタフレーム55のテーパ
面55a上端部後方に所定の隙間をあけて接近され、内
周スキンプレート31bの前端部がスポークフレーム4
2の外端部に所定隙間をあけて接近されている。さらに
これら外周スキンプレート31aと内周スキンプレート
31bの前端部間に、土砂取り込み空間58から取り込
まれる掘削土砂を圧力室33内に案内する土砂ガイド板
59が外周前方から内周後方に傾斜して取り付けられ、
この土砂ガイド板59に所定間隔ごとに加泥材注入管6
0が接続開口されている。そして、内周スキンプレート
31bの内面には、子シールド本体32の前胴スキンプ
レート32aがスライド自在に内嵌され、その前端部は
スポークフレーム42の外端部に所定隙間をあけて接近
されている。
【0021】したがって、土砂取り込み空間58から取
り込まれた掘削土砂は、土砂ガイド板59により案内さ
れて圧力室33に搬送される。また子シールド本体32
の発進時には、子シールド本体32の前胴スキンプレー
ト32aがスポークフレーム42に接近されていること
から、従来のように子カッタヘッド36と前胴スキンプ
レート32aとの隙間を他の部材で覆う必要はない。
り込まれた掘削土砂は、土砂ガイド板59により案内さ
れて圧力室33に搬送される。また子シールド本体32
の発進時には、子シールド本体32の前胴スキンプレー
ト32aがスポークフレーム42に接近されていること
から、従来のように子カッタヘッド36と前胴スキンプ
レート32aとの隙間を他の部材で覆う必要はない。
【0022】図1,図2に示すように、前記カッタ駆動
装置37は、回転軸35に取り付けられたリングギヤ6
1と、このリングギヤ61に噛合する駆動ピニオン62
と、この駆動ピニオン62を回転駆動するカッタ駆動モ
ータ63とで構成されている。
装置37は、回転軸35に取り付けられたリングギヤ6
1と、このリングギヤ61に噛合する駆動ピニオン62
と、この駆動ピニオン62を回転駆動するカッタ駆動モ
ータ63とで構成されている。
【0023】前記圧力隔壁34の下部には、筒状ケーシ
ング64a内に排土用モータ64bにより回転駆動され
る螺旋状スクリュー64cを内蔵した排土用スクリュー
コンベヤ64が貫設されている。
ング64a内に排土用モータ64bにより回転駆動され
る螺旋状スクリュー64cを内蔵した排土用スクリュー
コンベヤ64が貫設されている。
【0024】前記子シールド本体32は、圧力隔壁34
を設けた前胴部32Aと、この前胴部32Aに球面接続
部65を介して接続された後胴部32Bとで構成され、
子シールド本体32が親シールド本体31から発進した
時に、中折れジャッキ66を使用して後胴部32Bに対
して前胴部32Aを傾動させることにより、掘削方向お
よび姿勢を制御することができる。
を設けた前胴部32Aと、この前胴部32Aに球面接続
部65を介して接続された後胴部32Bとで構成され、
子シールド本体32が親シールド本体31から発進した
時に、中折れジャッキ66を使用して後胴部32Bに対
して前胴部32Aを傾動させることにより、掘削方向お
よび姿勢を制御することができる。
【0025】後胴部32Bに設けられた架構71には、
大径セグメント72を組み立てる親シールド用エレクタ
装置73が配設されており、子シールド本体32の発進
に際しては、小径セグメント81を組み立てる子シール
ド用エレクタ装置82に取り替えられる。
大径セグメント72を組み立てる親シールド用エレクタ
装置73が配設されており、子シールド本体32の発進
に際しては、小径セグメント81を組み立てる子シール
ド用エレクタ装置82に取り替えられる。
【0026】親シールド本体31内後部には、組み立て
られた大径セグメント72を反力受けとしてシールド掘
進機を推進させる複数の親シールド推進ジャッキ74が
周方向一定間隔ごとに配置されている。また親シールド
本体31の前部には、連結ジャッキにより親シールド本
体31内から子シールド本体32の受け部に連結ジャッ
キと一体の連結ピンを突出させて親シールド本体31と
シールド本体32とを連結する複数の連結ピン装置75
が設けられている。また子シールド本体32内には、小
径セグメント81を反力受けとして子シールド本体32
を推進させる子シールド推進ジャッキ83が周方向一定
間隔ごとに配設されている。
られた大径セグメント72を反力受けとしてシールド掘
進機を推進させる複数の親シールド推進ジャッキ74が
周方向一定間隔ごとに配置されている。また親シールド
本体31の前部には、連結ジャッキにより親シールド本
体31内から子シールド本体32の受け部に連結ジャッ
キと一体の連結ピンを突出させて親シールド本体31と
シールド本体32とを連結する複数の連結ピン装置75
が設けられている。また子シールド本体32内には、小
径セグメント81を反力受けとして子シールド本体32
を推進させる子シールド推進ジャッキ83が周方向一定
間隔ごとに配設されている。
【0027】上記実施の形態において、大口径トンネル
の掘削時は、カッタ出退装置46によりスポークフレー
ム42の先端部から外周カッタ45が突出され、カッタ
駆動装置37により子カッタヘッド36が旋回駆動さ
れ、子カッタヘッド36により子シールド本体32の前
方の地山が掘削されるとともに、外周カッタ45により
親シールド本体31前方の地山が掘削される。子カッタ
ヘッド36により掘削された土砂は、スポークフレーム
42間の空間部から、また外周カッタ45により掘削さ
れた土砂は、土砂取り込み空間58からそれぞれ圧力室
33内に取り込まれ、排土用スクリューコンベヤ64に
より大気側に排出されて圧力室33内で切り羽崩壊土圧
が保持される。一方、親シールドエレクタ装置73によ
り大径セグメント72が組み立てられ、親シールドジャ
ッキ74により大径セグメント72を反力受けとして親
シールド本体31が推進される。
の掘削時は、カッタ出退装置46によりスポークフレー
ム42の先端部から外周カッタ45が突出され、カッタ
駆動装置37により子カッタヘッド36が旋回駆動さ
れ、子カッタヘッド36により子シールド本体32の前
方の地山が掘削されるとともに、外周カッタ45により
親シールド本体31前方の地山が掘削される。子カッタ
ヘッド36により掘削された土砂は、スポークフレーム
42間の空間部から、また外周カッタ45により掘削さ
れた土砂は、土砂取り込み空間58からそれぞれ圧力室
33内に取り込まれ、排土用スクリューコンベヤ64に
より大気側に排出されて圧力室33内で切り羽崩壊土圧
が保持される。一方、親シールドエレクタ装置73によ
り大径セグメント72が組み立てられ、親シールドジャ
ッキ74により大径セグメント72を反力受けとして親
シールド本体31が推進される。
【0028】大口径トンネルの掘削が完了すると掘削が
停止され、親シールドエレクタ装置73を撤去し、代わ
りに子シールドエレクタ装置82を搬入して装着する。
次いで大径セグメント72の前端部に接続部材84を取
り付け、子シールドエレクタ装置82により小径セグメ
ント81を組み立てる。同時に、カッタ出退装置46に
より外周カッタ45をスポークフレーム42内に収容
し、子カッタヘッド36のみで地山を掘削するように操
作し、次いで連結ピン装置75を操作して親シールド本
体31と子シールド本体32とを切り離し、子シールド
推進ジャッキ83を進展てさせて、後端部が接続部材8
4に保持された小径セグメント81を反力受けとして子
シールド本体32を前方に推進させる。これにより、大
径トンネルに連続して小口径トンネルを掘削することが
できる。なお、掘削途中で掘削方向の変更時等に、前記
外周カッタ45を突出させて掘削しコピーカッタとして
利用することで、外周部を余掘りすることもできる。
停止され、親シールドエレクタ装置73を撤去し、代わ
りに子シールドエレクタ装置82を搬入して装着する。
次いで大径セグメント72の前端部に接続部材84を取
り付け、子シールドエレクタ装置82により小径セグメ
ント81を組み立てる。同時に、カッタ出退装置46に
より外周カッタ45をスポークフレーム42内に収容
し、子カッタヘッド36のみで地山を掘削するように操
作し、次いで連結ピン装置75を操作して親シールド本
体31と子シールド本体32とを切り離し、子シールド
推進ジャッキ83を進展てさせて、後端部が接続部材8
4に保持された小径セグメント81を反力受けとして子
シールド本体32を前方に推進させる。これにより、大
径トンネルに連続して小口径トンネルを掘削することが
できる。なお、掘削途中で掘削方向の変更時等に、前記
外周カッタ45を突出させて掘削しコピーカッタとして
利用することで、外周部を余掘りすることもできる。
【0029】上記実施の形態によれば、スポークフレー
ム42内に、カッタ出退装置46により出退されて親シ
ールド本体31の前方の地山を掘削する外周カッタ45
と備えた外周カッタ装置47を設けたので、土砂の取り
込み空間58を広く設定することができて、粘土質の閉
塞しやすい掘削土砂であってもスムーズに取り込むこと
ができ、土圧式シールドに最適な機構を提供することが
できる。また外周側に開放された取り込み空間58によ
り、親シールド本体31の前端部で土砂を圧力室33側
に案内する土砂ガイド板59を接近して配置でき、これ
に内装される子シールド本体32の前胴スキンプレート
32aを子カッタヘッド36に接近して配置できること
から、従来のように子シールド32の発進時に補修する
必要がない。
ム42内に、カッタ出退装置46により出退されて親シ
ールド本体31の前方の地山を掘削する外周カッタ45
と備えた外周カッタ装置47を設けたので、土砂の取り
込み空間58を広く設定することができて、粘土質の閉
塞しやすい掘削土砂であってもスムーズに取り込むこと
ができ、土圧式シールドに最適な機構を提供することが
できる。また外周側に開放された取り込み空間58によ
り、親シールド本体31の前端部で土砂を圧力室33側
に案内する土砂ガイド板59を接近して配置でき、これ
に内装される子シールド本体32の前胴スキンプレート
32aを子カッタヘッド36に接近して配置できること
から、従来のように子シールド32の発進時に補修する
必要がない。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたごとく、請求項1記載の発
明によれば、子カッタヘッドをスポーク形とすることで
土砂の取り込み効率を上げ、さらに親シールド本体の前
方の地山を、スポークフレームから突出させた外周カッ
タにより掘削して、外周カッタ間に形成された外周側に
広く開放された土砂取り込み空間から土砂を取り込むの
で、粘土質の土砂であっても閉塞することなく掘削土砂
を良好に取り込むことができ、土圧シールドに最適とな
る。
明によれば、子カッタヘッドをスポーク形とすることで
土砂の取り込み効率を上げ、さらに親シールド本体の前
方の地山を、スポークフレームから突出させた外周カッ
タにより掘削して、外周カッタ間に形成された外周側に
広く開放された土砂取り込み空間から土砂を取り込むの
で、粘土質の土砂であっても閉塞することなく掘削土砂
を良好に取り込むことができ、土圧シールドに最適とな
る。
【0031】また請求項2記載の発明によれば、子シー
ルド本体のスキンプレートを子カッタヘッドに接近して
配置できるので、子シールド本体の発進時のメンテナン
スが容易となる。
ルド本体のスキンプレートを子カッタヘッドに接近して
配置できるので、子シールド本体の発進時のメンテナン
スが容易となる。
【図1】本発明に係る親子シールド掘進機の実施の形態
を示す側面断面図である。
を示す側面断面図である。
【図2】同親子シールド掘進機の子シールド本体の発進
状態を示す側面断面図である。
状態を示す側面断面図である。
【図3】同親子シールド掘進機の正面図である。
【図4】同親子シールド掘進機の外周カッタを示す側面
断面図である。
断面図である。
【図5】図4に示すA−A矢視図である。
【図6】同親子シールド掘進機の外周カッタを示す正面
断面図である。
断面図である。
【図7】同親子シールド掘進機の外周カッタの土砂取り
入れ空間を示す側面図である。
入れ空間を示す側面図である。
【図8】従来の親子シールド掘進機のカッタヘッドを示
す部分拡大説明図である。
す部分拡大説明図である。
【図9】従来の他の親子シールド掘進機のカッタヘッド
を示す部分拡大説明図である。
を示す部分拡大説明図である。
31 親シールド本体 32 子シールド本体 33 圧力室 35 回転軸 36 子カッタヘッド 37 カッタ駆動装置 41 センター部材 42 スポークフレーム 45 外周カッタ 46 カッタ出退装置 47 外周カッタ装置 48 補強リング 51 収納孔 52 出退シリンダ 54 回り止めキー 56 外周ビット 57 掘削チップ 58 土砂取り込み空間
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 嘉昌 大阪府大阪市中央区釣鐘町2丁目4番7号 西松建設株式会社関西支店内 (72)発明者 浅田 健次 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】大径の親シールド本体内に小径の子シール
ド本体が同一シールド軸心上に配設され、大口径トンネ
ルを掘削後、親径シールド本体内から子シールド本体を
発進させて小口径トンネルを連続して掘削可能な親子シ
ールド掘進機において、 子シールド本体の前部に、シールド軸心上のセンター部
材から一定角度ごとに半径方向に延びシールド軸心回り
に回転自在な複数のスポークフレームを備えた子カッタ
ヘッドを設け、 前記スポークフレームに、スポークフレームの先端部か
ら半径方向に出退自在で親シールド本体の前方の地山を
掘削可能な外周カッタと、この外周カッタを出退させる
出退装置とを備えた外周カッタ装置を設けたことを特徴
とする親子シールド掘進機。 - 【請求項2】親シールド本体の前部に、外周カッタの後
方に接近して外周前方から内周後方に傾斜する土砂ガイ
ド板を配設し、 子シールド本体の外周スキンプレートの前端部を前記土
砂ガイド板の内周部に配置して子カッタヘッドの外周後
部に接近させたことを特徴とする請求項1記載の親子シ
ールド掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19184096A JPH1037659A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 親子シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19184096A JPH1037659A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 親子シールド掘進機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1037659A true JPH1037659A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16281397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19184096A Pending JPH1037659A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 親子シールド掘進機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1037659A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198080A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 親子シールド掘進機 |
JP2013002117A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Okumura Corp | シールド掘削機 |
JP2013044219A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Kazuhiro Ikeda | シールドトンネル掘進機 |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP19184096A patent/JPH1037659A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198080A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 親子シールド掘進機 |
JP4716885B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2011-07-06 | ジャパントンネルシステムズ株式会社 | 親子シールド掘進機 |
JP2013002117A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Okumura Corp | シールド掘削機 |
JP2013044219A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Kazuhiro Ikeda | シールドトンネル掘進機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050908 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050920 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060207 |