JP3759015B2 - 地中接合式トンネル掘削機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、既に地中に埋設された既設トンネルの側面部に、新たに構築したトンネルを接合するための掘削作業に使用される地中接合式トンネル掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】
既に地中に埋設された既設トンネルに対して側方に延びる新たにトンネルを構築する場合、既設トンネルが使用中であることを考慮して、外部に新たなるトンネルを掘削して既設トンネルの側部に接合する方法が一般に適用されている。このような既設トンネルの側部に新設トンネルを接合する掘削作業に用いられるトンネル掘削機は地盤を掘削するカッタヘッドの他に、既設トンネルの側壁部を切削する切削リングが必要となる。
【0003】
このような地中接合式トンネル掘削機は、円筒形状をなす掘削機本体の前部に円板形状のカッタヘッドを駆動回転自在に装着し、多数のカッタビットとコピーカッタを装着すると共に、掘削機本体の前部に切削リングを回転自在に装着して先端部に多数の切削刃を装着する一方、掘削機本体の後部に複数のシールドジャッキとエレクタ装置を装着して構成されている。
【0004】
従って、カッタヘッドを回転させながら、各シールドジャッキを伸長することで掘削機本体を前進させ、カッタヘッドにより前方の地盤を掘削してトンネルを形成する一方、エレクタ装置によりセグメントを掘削トンネルの内壁面に組み付けていく。そして、新設トンネルの先端部が既設トンネルの側部に所定距離接近すると、掘削機本体の前進及びカッタヘッドの回転を停止し、カッタヘッドを後退させてからコピーカッタを伸長することで、このコピーカッタを介してカッタヘッドと切削リングとを一体とする。この状態でカッタヘッドと共に切削リングを回転して前進させると、切削リングの先端部の切削刃が既設トンネルの側壁部に接触して切断することで、新設トンネルと既設トンネルとが連通する。その後、セグメントや打設コンクリート等を用いて両トンネルを接合することで、T字形に接合されたトンネルが完成する。
【0005】
なお、このような地中接合式トンネル掘削機としては、例えば、特公平7−6346号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の地中接合式トンネル掘削機により新設トンネルを形成して先端部を既設トンネルに接合する場合、カッタヘッドが地盤を掘削し、この新設トンネルの先端部が既設トンネルの側部に到達すると、切削リングが突出して既設トンネルの側壁部を切削して両トンネルの内部を連通するようにしている。一般に、トンネル構造体(既設トンネル)は、鋼材で形成された枠体にコンクリートを充填したセグメントをリング状に組み付けた一次覆工部と、この一次覆工部の内側にコンクリートを打設して化粧を施した二次覆工部とから構成されている。
【0007】
そのため、切削リングが一次覆工部を構成する鋼板、鉄筋、コンクリート骨材などを切断、切削する必要があるが、この切削リングは先端部に多数の切削刃を装着しているだけであるから、特に鋼板や鉄筋などを切断する効率が十分ではない。従って、切削リングが一次覆工部を切削中に、切削刃が早期に磨耗して掘削効率が低下したり、切削刃の一部が破損して切削作業に支障をきたしてしまうという問題がある。また、切削リングは一次覆工部を円形の溝状に切削するため、切削物の排出も困難となる。
【0008】
本発明はこのような問題を解決するものであって、硬質なトンネル構造物を容易に切削して接合することで掘削効率の向上並びに信頼性の向上を図った地中接合式トンネル掘削機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための請求項1の発明の地中接合式トンネル掘削機は、円筒状をなす掘削機本体と、該掘削機本体を前進させる推進ジャッキと、前記掘削機本体の前部に駆動回転可能に装着されて該掘削機本体よりもやや小径のカッタヘッドと、該カッタヘッドの外周部に径方向出没自在に装着された複数の伸縮カッタと、前記掘削機本体に掘進方向に沿って移動自在で且つ周方向に回転自在に設けられた切削リングと、該切削リングの前端部に周方向に沿って配列されて掘削位置が径方向に異なる複数のカッタビットと、前記切削リングを掘進方向に沿って移動させる切削リング移動手段と、前記カッタヘッドの回転力を前記切削リングに伝達する回転力伝達手段と、を具えると共に、前記カッタビットの前方に水を噴射する注水手段を設け、かつ前記切削リングは、内周リングと外周リングとを有し、該外周リングに前記注水手段を設け、該内周リングの前端部に前記複数のカッタビットを取付けると共に前記注水手段からの噴水を前記カッタビットの前方に導く通水部を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
従って、切削リングの前端部に装着される複数のカッタビットは、切削リングの径方向の複数箇所にずらして位置することとなり、一つのカッタビットにかかる負担を防止することができ、この場合、径方向にずらした隣接するカッタビット同志、あるいは周方向に隣接するカッタビット同志を掘進方向前後にずらしてもよい。また、複数のカッタビットは切削リングの厚さより若干大きい範囲を切削することが望ましく、切削リングの掘進が容易となると共に、掘削物の排出が良好となる。
【0011】
また、請求項2の発明の地中接合式トンネル掘削機では、前記複数のカッタビットは、前記内周リングの前端に周方向に沿って内周側と外周側の交互に取付けられたことを特徴としている。
【0012】
また、請求項3の発明の地中接合式トンネル掘削機では、前記内周側のカッタビットと前記外周側のカッタビットにおける掘削方向への突出位置が前後に異なることを特徴としている。
【0013】
また、請求項4の発明の地中接合式トンネル掘削機では、前記内周側のカッタビット同志及び前記外周側のカッタビット同志をそれぞれ周方向に沿って内周側と外周側の交互に取付けられたことを特徴としている。
【0014】
また、請求項5の発明の地中接合式トンネル掘削機では、前記複数のカッタビットは、少なくとも内周リング及び外周リングの厚さ分を掘削可能であることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0018】
図1に本発明の一実施形態に係る地中接合式トンネル掘削機の概略断面、図2に地中接合式トンネル掘削機の正面視、図3に切削リングの構造を表す掘削機本体の下部断面、図4に切削リングの正面視、図5に切削リングの断面(図4のa−a断面及びb−b断面)、図6に切削リングと掘削機本体との連結構造を表す掘削機本体の下部断面、図7に切削リングとカッタヘッドとの連結構造を表す掘削機本体の前端部断面、図8及び図9に地中接合式トンネル掘削機によるトンネル接合作業を表す概略を示す。
【0019】
本実施形態の地中接合式トンネル掘削機において、図1及び図2に示すように、掘削機本体11は円筒形状をなす前胴12と後胴13とが球面軸受14及び上下のヒンジ部15により屈曲自在に連結されて構成されている。そして、前胴12の後部と後胴13の前部にはリング状の支持壁16,17がそれぞれ形成され、各支持壁16,17の間には複数の中折ジャッキ18が架設されており、この各中折ジャッキ18の伸縮ストロークを変化させることで後胴13に対して前胴12を屈曲し、掘削機本体11の掘進方向を変更することができる。なお、この中折ジャッキ18は必要に応じて着脱自在となっている。
【0020】
掘削機本体11を構成する前胴12の前部にはバルクヘッド19が形成されており、このバルクヘッド19の後部には回転リング20が回転自在に支持され、この回転リング20の前端部にはカッタヘッド21が装着されている。このカッタヘッド21は、中心部から4つの中空状をなすカッタスポーク22が放射状になして設けられると共に、各カッタスポーク22の間に扇形状をなす面板23が固定されている。また、各カッタスポーク22の先端部にはそれぞれ伸縮スポーク(伸縮カッタ)24が径方向に沿って移動自在に装着され、伸縮ジャッキ25により伸縮可能となっている。そして、各カッタスポーク22、各面板23、各伸縮スポーク24には多数の先行ビット26、カッタビット27が取付けられると共に、伸縮スポーク24にコピーカッタ28が油圧ジャッキ29により径方向外方に突出可能に装着されている。
【0021】
回転リング20の後部にはリングギア30が固定される一方、前胴12には複数のカッタ旋回モータ(油圧モータまたは電気モータ)31が取付けられ、この各カッタ旋回モータ31の駆動ギア32がこのリングギア30に噛み合っている。従って、各カッタ旋回モータ31を同期駆動して駆動ギア32を回転駆動すると、リングギア30及び回転リング20を介してカッタヘッド21を旋回することができる。
【0022】
また、前胴12の前部にはカッタヘッド21とバルクヘッド19との間にチャンバ33が形成されており、このチャンバ33には後端が掘削機本体11の後方に延設された送泥管34及び排泥管35の前端が開口している。なお、前胴12の前部にはロータリジョイント36が装着されているが、このロータリジョイント36を取り外してカッタヘッド21に薬液注入管37を装着可能となっている。
【0023】
一方、後胴13の前部内周辺には円周方向に沿って複数のシールドジャッキ(推進ジャッキ)38が並設されており、この各シールドジャッキ38が掘進方向後方に伸長してスプレッダ39を既設セグメントSに押し付けることで、その反力により掘削機本体11(前胴12及び後胴13)を前進することができる。更に、後胴13の支持壁17には旋回リング40が支持され、旋回モータ41により旋回可能となっており、この旋回リング40にはエレクタ装置42が装着されている。このエレクタ装置42は既設トンネル内に搬入されたセグメントSを把持して径方向、周方向、長手方向に移動し、掘削機本体11が前進した後、シールドジャッキ38の収縮によって形成されたスプレッダ39と既設セグメントSとの間の空所に、このセグメントSを組み付けるものである。
【0024】
ところで、本実施形態の地中接合式トンネル掘削機は地盤を掘削してトンネルを構築するだけでなく、既に地中に埋設された既設トンネルの側面部に対して、新たに構築したトンネルを接合することができる。即ち、図3に示すように、前胴12の内側には内筒43が位置し、前部がバルクヘッド19に接続して後部が支持壁16に接続することで環状の収容部44が形成されており、この収容部44に切削リング45が収容されている。この切削リング45は外周リング46と内周リング47とから構成され、各リング46,47は互いに掘進方向に一体あるいは相対移動自在で、且つ、周方向に相対回転自在に嵌合している。
【0025】
この切削リング45の構造を詳説すると、収容部44にて、前胴12の内周面には外周リング46がシール48を介して嵌合し、前胴12の内周面に掘進方向に沿って形成された所定長さの摺動溝49に外周リング46の固定キー50が摺動自在に嵌合しており、外周リング46は掘削機本体11に対して前後方向に移動可能となっている。外周リング46の内周面と内筒43の内周面の間には内周リング47がシール51,52を介して嵌合している。この内周リング47は前端部が外周リング46の前方に位置するように拡大した拡径部53を有し、この拡径部53の前端面には掘削位置が径方向に異なる多数のカッタビット54a〜54dが周方向に沿って取付けられ、収容部44の入口部、つまり、前胴12の前端部に位置している。
【0026】
即ち、図4及び図5に示すように、切削リング45(外周リング46と内周リング47)の径方向の厚さTに対して、切削リング45の摺動性及び掘削物の排出性を考慮すると、そのよりもやや大きい掘削範囲Wが必要であり、これを内側掘削範囲WI と外側掘削範囲WO との分けるが、内側掘削範囲WI と外側掘削範囲WO とはラップさせる必要があり、掘削範囲W<内側掘削範囲WI +外側掘削範囲WO 、となっている。この場合、カッタビット54a,54bが内側掘削範囲WI を掘削し、カッタビット54c,54dが外側掘削範囲WO を掘削する。従って、カッタビット54a,54c,54b,54dの順に内周リング47の前端に周方向に沿って内周側と外周側の交互に位置することとなる。
【0027】
また、内周側のカッタビット54a,54b同志及び外周側のカッタビット54c,54d同志はそれぞれ周方向に沿って内周側と外周側の交互に位置し、それぞれ掘削範囲がWa ,Wb ,Wc ,Wd となっている。そして、内周側のカッタビット54a,54bと外周側のカッタビット54c,54dは掘削方向への突出位置が前後に異なっており、外周側のカッタビット54c,54dは所定距離Lだけ内周側のカッタビット54a,54bよりも前方に位置している。
【0028】
一方、図3及び図6に示すように、内周リング47の後端部には内方に突出したリング状の係止部55が形成される一方、この内周リング47の後端部には内筒43と外周リング46との間に介装する支持リング56が設けられており、この支持リング56は内筒43と内周リング47との間に延設され、シール57,58を介して相対移動、相対回転可能であり、係止部55に係止する鉤部59が形成されている。支持リング56と外周リング46とは互いに貫入する長軸の第1連結ピン60により一体に連結されて前後移動可能であり、支持リング56と係止部55との間には軸受メタル61を介して周方向移動自在に支持となっている。
【0029】
また、この切削リング45の後方に位置する前胴12(球面軸受14)にはリングスライドジャッキ(切削リング移動手段)62が周方向に複数並設されており、それぞれ着脱自在となっている。各リングスライドジャッキ62は油圧の給排により伸縮自在な駆動ロッド63を有しており、この駆動ロッド63の先端部には連結ねじ部64が取付けられている。一方、支持リング56の後端部には各リングスライドジャッキ62に対応して連結軸65により連結部66が取付けられている。そして、連結ねじ部64と連結部66とは、一つ以上の連結ねじ67により連結可能となっている。
【0030】
従って、リングスライドジャッキ62を伸長することにより、支持リング56を介して切削リング45(外周リング46と内周リング47)を前方に押圧して移動可能であり、その伸縮駆動に伴って連結ねじ部64と連結部66との間に順次連結ねじ67を付け足し連結することで、切削リング45を所定距離前方に移動することができる。また、リングスライドジャッキ62を収縮することにより、支持リング56の鉤部59が係止部55を介して内周リング47を後退させることができる。更に、図3に二点鎖線で示すように、リングスライドジャッキ62により支持リング56を介して切削リング45を所定位置、つまり、第1連結ピン60と内筒43に形成された交換穴68とが合致する位置まで移動する。この位置で蓋69を開けて交換穴68を開放し、図示しない所定の工具により交換穴68を用いて第1連結ピン60を抜き取った後、短軸の第2連結ピン70を支持リング56を通して外周リング46及び前胴12に貫入する。すると、支持リング56と外周リング46との連結が解除される一方、外周リング46と前胴12とが一体に連結されることで、外周リング46をその位置に固定した状態で、リングスライドジャッキ62により内周リング47のみを前方に移動することができる。
【0031】
また、図7に示すように、カッタヘッド21の対向する各面板23にはドッキングピン71を出没自在なドッキングジャッキ72が装着されている。また、前胴12の内筒には左右の水平位置にリング位置決めピン73が着脱自在に装着されている。一方、切削リング45を構成する内周リング47の内周面には周方向に対向して掘進方向に沿った2本の係合溝74が形成されており、各リング位置決めピン73の先端部がこの各係合溝74に係合しており、掘削機本体11に対する切削リング45の回動を規制している。そして、切削リング45がリングスライドジャッキ62により収容部44から押し出されて前方に移動し、カッタヘッド21の側方まで移動したときに、ドッキングジャッキ72によりドッキングピン71が突出して予め水平位置に位置決めされた係合溝74に係合可能となっている。その後、リング位置決めピン73を所定の工具により取り外して係合溝74との係合を解除すると、カッタヘッド21と内周リング47と一体回転させることができ、本実施形態では、ドッキングピン71、ドッキングジャッキ72、係合溝74により回転力伝達手段を構成している。
【0032】
なお、前胴12と内筒43とで形成した収容部44には内周リング47の内周側に空間部75が形成されており、この空間部75にはバルブ76を有する注水管77が接続されている。これは、切削リング45が前方に移動したときに、外部の泥水等が係合溝74を通して内部に浸入するのを防止するため、空間部75を高圧水で維持するものである。
【0033】
また、図3に示すように、外周リング46には掘進方向に沿って注水路78が形成されており、その基端部は図示しない水源に接続される一方、外周リング46の前端面には水吐出口(注水手段)79がそれぞれ周方向に複数形成されており、水注水路78の先端部がこの水吐出口79に接続されている。そして、図4に示すように、内周リング47の拡径部53には周方向所定間隔で切欠部(通水部)80が複数の形成されており、水吐出口79から吐出された噴水を各切欠部80を通して前方に通水可能となっている。
【0034】
更に、外周リング46には図示しない薬液注入路と充填材注入路とが形成されており、それぞれ基端部は薬液供給源と充填材供給源に接続される一方、先端部は外周リング46の前面部に形成された各吐出口81,82に接続されている。なお、この充填材は、外周リング46と地盤の掘削壁面との間に注入して停留させることで、泥水等の浸入(流動)を阻止するものであり、高粘度を有する低浸透性のものが好適である。また、薬液は、外周リング46と地盤の掘削壁面との間に注入して地盤に浸透させることで、地盤を改良(硬化)して崩壊を阻止するものであり、低粘度を有する高浸透性のものが好適である。
【0035】
なお、図示しないが、前胴12、内筒43、外周リング46、内周リング47などにはグリース注入路が設けられており、各種のシール部分にグリースを充填可能となっている。
【0036】
ここで、上述した本実施形態の地中接合式トンネル掘削機によるトンネル掘削作業、並びにトンネル接合作業について説明する。
【0037】
図1及び図2に示すように、各伸縮ジャッキ25を伸長して各伸縮スポーク24を前胴12の外径とほぼ同位置まで突出し、この状態で、まず、カッタ旋回モータ31によってカッタヘッド21を回転しながら、複数のシールドジャッキ38を伸長し、既設セグメントSへの押し付け反力によって前胴12及び後胴13を前進させると、カッタヘッド21の各ビット26,27が前方の地盤を掘削する。このとき、カッタヘッド21によって掘削された土砂はチャンバ33内に取り込まれ、送泥管34からの送水と攪拌された排泥管35から外部に排出される。次に、シールドジャッキ38の何れか一つを収縮して既設セグメントSとの間に空所を形成し、エレクタ装置42によりこの空所に新しいセグメントSを装着する。この作業の繰り返しによって所定長さのトンネルを掘削形成することができる。
【0038】
このような地中接合式トンネル掘削機により掘削作業により、図1に示すように、新設のトンネル、つまり、カッタヘッド21が既設トンネルTの側面部に対して所定距離に接近すると、カッタヘッド21の回転を停止すると共にシールドジャッキ38の駆動を停止し、前胴12及び後胴13の前進を停止し、ここから新設トンネルと既設トンネルTとの接合作業を行う。
【0039】
まず、図示しないが、掘削機本体11に対してボルトにより固定していた切削リング45(外周リング46と内周リング47)を解除し、図8(a)に示すように、各伸縮ジャッキ25を収縮して各伸縮スポーク24をカッタスポーク22内に収納すると共に、注水管77を用いて空間部75に水を充満して外部より高圧に維持する。この状態で、図8(b)に示すように、リングスライドジャッキ62の駆動ロッド63を伸長し、支持リング56を介して切削リング45を押圧し、外周リング46と内周リング47とを一体して前方に移動する。
【0040】
このとき、図示しないロータリエンコーダによりカッタヘッド21の回転位置を検出し、各ドッキングピン71が水平位置にくるよう位置にカッタヘッド21を位置決めしておく。一方、内周リング47は予め各係合溝74が水平位置にくるように組付けられ、リング位置決めピン73に位置規制されており、切削リング45が所定距離前方に移動し、各ドッキングジャッキ72を伸長してドッキングピン71を突出すると、先端部が内周リング47の係合溝74に自動的に係合し、カッタヘッド21と内周リング47とを一体に連結することとなる。
【0041】
この状態で、カッタ旋回モータ31を駆動すると、カッタヘッド21と共に内周リング47が回転するが、外周リング46は第1連結ピン60により支持リング56に連結され、固定キー50により前胴12に係止しているため、内周リング47と連れ回りせず、内周リング47の後端部と支持リング56との間に介在する軸受メタル61により内周リング47の回転抵抗が軽減される。
【0042】
このように内周リング47を回転した状態で、各リングスライドジャッキ62により支持リング56を介して前方に移動すると、図9(a)に示すように、内周リング47の各カッタビット54a〜54dが地盤を掘削すると共に、既設トンネルTの一次覆工部S1 の表面に接触し、この一次覆工部S1 の切削を開始する。この回転する内周リング47による一次覆工部S1 の切削時、各カッタビット54a〜54dが所定の掘削範囲Wを4つの掘削範囲Wa ,Wb ,Wc ,Wd として掘削するために掘削効率が良く、カッタビット54a〜54dの摩耗も低減される。また、この一次覆工部S1 の切削時、水注水路78を通して供給された水を水吐出口79から吐出し、この噴水を各切欠部80を通してカッタビット54a〜54dの前方に通水することで、掘削効率が更に良くなると共に、掘削物が内周リング47の内側を通ってチャンバ33内に取り込まれるため、掘削物の排出性も良くなる。
【0043】
この一次覆工部S1 は、鋼材で形成された枠体にコンクリートを充填したセグメントをリング状に組み付けたものである。そのため、この内周リング47による一次覆工部S1 の切削時に、カッタビット54a〜54dが鋼板や鉄筋などに引っ掛かって回転が停止してしまうことがある。この場合、内周リング47の回転停止を駆動負荷により検出し、内周リング47を若干後退させて鋼板や鉄筋などとの引っ掛かりを解除する。即ち、リングスライドジャッキ62を収縮し、複数の連結ねじ64等を介して支持リング56を後退させ、この支持リング56の鉤部59が係止部55を介して内周リング47を後退させる。この場合、カッタヘッド21の回転方向を変えて内周リング47を逆回転させるとよい。すると、内周リング47は鋼板や鉄筋などから外れて回転が可能となり、再び、リングスライドジャッキ62を伸長して内周リング47を前進させ、一次覆工部S1 の切削を継続する。
【0044】
そして、回転する内周リング47が既設トンネルTの一次覆工部S1 を切削し、外周リング46がこの一次覆工部S1 の外面に到達すると、ここで一端切削リング45の前進及び回転を停止する。まず、外周リング46の先端部に形成された吐出口82から外周リング46の外周面と掘削トンネルの内壁面との間に充填材を供給し、続いて、吐出口81から外周リング46の外周面と掘削トンネルの内壁面との間に薬液を供給する。すると、外周リング46の外周面と掘削トンネルの内壁面との間に供給された充填材により防波堤ができ、切削リング45の前端側への泥水等の浸入が防止され、この充填材により形成された防波堤の前方にて、外周リング46の外周面と掘削トンネルの内壁面との間に供給された薬液が掘削トンネルの内壁面から地盤に浸透し、周辺地盤を改良、つまり、硬化することで、一次覆工部S1 の切削部から既設トンネルT内への浸水を防止できる。
【0045】
そして、切削リング45の前端周辺部の地盤が改良されると、蓋69を開けて交換穴68より第1連結ピン60を抜き取り、短い第2連結ピン70を外周リング46及び前胴12に貫入することで、支持リング56と外周リング46との連結を解除し、外周リング46を前胴12に固定する。この状態で、図9(b)に示すように、再びリングスライドジャッキ62を伸長して支持リング56を介して内周リング47を押圧し、外周リング46をその位置に停止したままで内周リング47のみを回転しながら前進し、内周リング47により既設トンネルTの一次覆工部S1 及び二次覆工部S2 を切削する。
【0046】
この場合、外周リング46を停止したまま内周リング47のみを前進するため、外周リング46の外周面と充填材との接触面のシール性は確保され、泥水が薬液側に流れ込むことはない。その後、内周リング47のカッタビット54a〜54dによる切削が進行して所定の位置にくると、ここで内周リング47による切削を終了する。このとき、内周リング47の切削により既設トンネルT(二次覆工部S2 )は、上部及び下部が貫通しておらずに側部が貫通しているが、薬液により周辺地盤が硬化しているため、既設トンネルT内へ泥水等が浸入することはない。
【0047】
このように内周リング47が既設トンネルTの側面部を所定量切削すると、カッタヘッド21等を解体すると共に、残存している既設トンネルTの側壁部を図示しない建設機械により除去し、新設トンネルのセグメントSと掘削機本体11、外周リング46、内周リング47、既設トンネルTを溶接により接合すると共に内部にコンクリートを打設することで、既設トンネルTと新設トンネルとの内部を連通して2つのトンネルの地中接合作業が完了する。なお、掘削機本体11や切削リング43等は新設トンネルの構造体として埋設する。
【0048】
このように本実施形態の地中接合式トンネル掘削機にあっては、既設トンネルTの各覆工部S1 ,S2 を切削する切削リング45を構成する内周リング47の先端部に、掘削位置が径方向に異なる4種類のカッタビット54a〜54dを周方向に沿って複数取付け、各カッタビット54a,54c,54b,54dは、互いにラップする掘削範囲Wa ,Wb ,Wc ,Wd を掘削し、切削リング45の径方向の厚さTよりもやや大きい掘削範囲Wを掘削可能としている。また、内周リング47に装着した内周側のカッタビット54a,54bと外周側のカッタビット54c,54dは掘削方向への突出位置が前後に異なっており、外周側のカッタビット54c,54dが所定距離Lだけ内周側のカッタビット54a,54bよりも前方に位置している。
【0049】
従って、内周リング47は鋼材を含んだ一次覆工部S1 の切削時に、各カッタビット54a〜54dが所定の掘削範囲Wを4つの掘削範囲Wa ,Wb ,Wc ,Wd に分けて掘削することとなり、1つのカッタビット54a〜54dにかかる掘削抵抗が低減し、全体として掘削効率が向上すると共に、カッタビット54a〜54dに作用する負荷も低減し、摩耗や破損等を抑制して寿命を延長することができる。
【0050】
また、外周リング46に注水路78を形成して前端面に形成された水吐出口79と接続すると共に、この水吐出口79に対応して内周リング47の拡径部53に切欠部80を形成している。従って、内周リング47による一次覆工部S1 の切削時、水注水路78を通して供給された水を水吐出口79から吐出し、この噴水を各切欠部80を通してカッタビット54a〜54dの前方に通水することで、掘削効率が更に向上すると共に、掘削物が内周リング47の内側を通ってチャンバ33内に取り込まれるため、掘削物の排出性も向上することができる。
【0051】
なお、上述の実施形態では、内周リング47の先端部に、掘削位置が径方向に異なる4種類のカッタビット54a〜54dを周方向に沿って複数取付けたが、カッタビットの種類は4種類に限らず、2種類であっても5種類以上であってもよい。また、内周側のカッタビット54a,54bと外周側のカッタビット54c,54dの取付位置を前後にずらしたが、内周側のカッタビット54a,54b同志、外周側のカッタビット54c,54d同志を前後にずらしてもよい。
【0052】
更に、カッタヘッド21にドッキングピン71を出没自在とするドッキングピン72を装着する一方、掘削機本体11にリング位置決めピン73を着脱自在に装着し、ドッキングピン71及びリング位置決めピン73を内周リング47の内周面に形成された掘進方向に沿った係合溝74に係合可能としている。従って、切削リング45を前進させるとき、リング位置決めピン73により内周リング47の回動を規制することで、ドッキングピン71が容易に内周リング47の係合溝74に係合可能とし、係合後にリング位置決めピン73による内周リング47の回転規制を解除すると、カッタヘッド17と内周リング47とを一体回転することができる。
【0053】
また、上述の実施形態では、回転力伝達手段(ドッキングピン71、ドッキングジャッキ72、係合溝74)を2組設けて周方向均等間隔で配設したが、2組に限らず、3組以上周方向均等間隔で配設してもよい。また、ドッキングピン71に代えてコピーカッタ28であってもよい。
【0054】
更に、上述の実施形態では、掘削機本体11を屈曲自在に連結した前胴12及び後胴13で構成したが、一つの胴としてもよく、3つ以上の胴から構成してもよい。また、上述の実施形態では、本発明の地中接合式トンネル掘削機を泥水式シールド掘削機として説明したが、土圧式シールド掘削機や岩盤を掘削するトンネルボーリングマシンに適用することもできる。
【0055】
【発明の効果】
以上、実施形態において詳細に説明したように請求項1の発明の地中接合式トンネル掘削機によれば、円筒状をなす掘削機本体と、該掘削機本体を前進させる推進ジャッキと、前記掘削機本体の前部に駆動回転可能に装着されて該掘削機本体よりもやや小径のカッタヘッドと、該カッタヘッドの外周部に径方向出没自在に装着された複数の伸縮カッタと、前記掘削機本体に掘進方向に沿って移動自在で且つ周方向に回転自在に設けられた切削リングと、該切削リングの前端部に周方向に沿って配列されて掘削位置が径方向に異なる複数のカッタビットと、前記切削リングを掘進方向に沿って移動させる切削リング移動手段と、前記カッタヘッドの回転力を前記切削リングに伝達する回転力伝達手段と、を具えると共に、前記カッタビットの前方に水を噴射する注水手段を設け、かつ前記切削リングは、内周リングと外周リングとを有し、該外周リングに前記注水手段を設け、該内周リングの前端部に前記複数のカッタビットを取付けると共に前記注水手段からの噴水を前記カッタビットの前方に導く通水部を設けたので、切削リングは鋼材等を含んだ硬質のトンネル構造物の切削時に各カッタビットが所定の掘削範囲を個別に切削することとなり、1つのカッタビットにかかる抵抗を低減して全体として掘削効率を向上すると共に、各カッタビットに作用する負荷も低減して摩耗や破損等を抑制し、寿命を延長することができる。その結果、硬質なトンネル構造物を容易に切削して接合することで掘削効率の向上並びに信頼性の向上を図ることができる。また、掘削物を噴水により効果的に排出して掘削性及び掘削物の排出性を向上することができると共に噴水を確実にカッタビットの前方に導入することで、掘削物を適正に排出することができる。
【0056】
また、請求項2の発明の地中接合式トンネル掘削機によれば、複数のカッタビットを内周リングの前端に周方向に沿って内周側と外周側の交互に取付けたので、簡単な構成でカッタビットにかかる掘削抵抗を低減して掘削効率を向上することができると共に、カッタビットに作用する負荷も低減して摩耗や破損等を防止することができる。
【0057】
また、請求項3の発明の地中接合式トンネル掘削機によれば、内周側のカッタビットと外周側のカッタビットにおける掘削方向への突出位置を前後に異ならせたので、切削リングの内周側と外周側で掘削位置が異なり、掘削性及び掘削物の排出性を向上することができる。
【0058】
また、請求項4の発明の地中接合式トンネル掘削機によれば、内周側のカッタビット同志及び外周側のカッタビット同志をそれぞれ周方向に沿って内周側と外周側の交互に取付けたので、更にカッタビットにかかる掘削抵抗を低減して掘削効率を向上することができると共に、カッタビットに作用する負荷も低減して摩耗や破損等を防止することができる。
【0059】
また、請求項5の発明の地中接合式トンネル掘削機によれば、複数のカッタビット、少なくとも内周リング及び外周リングの厚さ分を掘削可能としたので、必要な掘削範囲を複数に分けてカッタビットにより掘削することで、内周リング及び外周リングの厚さ分を確実に掘削することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る地中接合式トンネル掘削機の概略断面図である。
【図2】地中接合式トンネル掘削機の正面図である。
【図3】切削リングの構造を表す掘削機本体の下部断面図である。
【図4】切削リングの正面図である。
【図5】切削リングの断面(図4のa−a断面及び図4のb−b断面)図である。
【図6】切削リングと掘削機本体との連結構造を表す掘削機本体の下部断面図である。
【図7】切削リングとカッタヘッドとの連結構造を表す掘削機本体の前端部断面図である。
【図8】地中接合式トンネル掘削機によるトンネル接合作業を表す概略図である。
【図9】地中接合式トンネル掘削機によるトンネル接合作業を表す概略図である。
【符号の説明】
11 掘削機本体
12 前胴
13 後胴
18 中折ジャッキ
21 カッタヘッド
22 伸縮スポーク(伸縮カッタ)
38 シールドジャッキ(推進ジャッキ)
42 エレクタ装置
45 切削リング
46 外周リング
47 内周リング
54a,54c,54b,54d カッタビット
56 支持リング
60 第1連結ピン
62 リングスライドジャッキ(切削リング移動手段)
70 第2連結ピン
71 ドッキングピン
73 リング位置決めピン
74 係合溝
78 注水路
79 吐出口
1 一次覆工部
2 二次覆工部
T 既設トンネル

Claims (5)

  1. 円筒状をなす掘削機本体と、該掘削機本体を前進させる推進ジャッキと、前記掘削機本体の前部に駆動回転可能に装着されて該掘削機本体よりもやや小径のカッタヘッドと、該カッタヘッドの外周部に径方向出没自在に装着された複数の伸縮カッタと、前記掘削機本体に掘進方向に沿って移動自在で且つ周方向に回転自在に設けられた切削リングと、該切削リングの前端部に周方向に沿って配列されて掘削位置が径方向に異なる複数のカッタビットと、前記切削リングを掘進方向に沿って移動させる切削リング移動手段と、前記カッタヘッドの回転力を前記切削リングに伝達する回転力伝達手段と、を具えると共に、前記カッタビットの前方に水を噴射する注水手段を設け、かつ前記切削リングは、内周リングと外周リングとを有し、該外周リングに前記注水手段を設け、該内周リングの前端部に前記複数のカッタビットを取付けると共に前記注水手段からの噴水を前記カッタビットの前方に導く通水部を設けたことを特徴とする地中接合式トンネル掘削機。
  2. 請求項1記載の地中接合式トンネル掘削機において、前記複数のカッタビットは、前記内周リングの前端に周方向に沿って内周側と外周側の交互に取付けられたことを特徴とする地中接合式トンネル掘削機。
  3. 請求項2記載の地中接合式トンネル掘削機において、前記内周側のカッタビットと前記外周側のカッタビットにおける掘削方向への突出位置が前後に異なることを特徴とする地中接合式トンネル掘削機。
  4. 請求項2記載の地中接合式トンネル掘削機において、前記内周側のカッタビット同志及び前記外周側のカッタビット同志をそれぞれ周方向に沿って内周側と外周側の交互に取付けられたことを特徴とする地中接合式トンネル掘削機。
  5. 請求項1記載の地中接合式トンネル掘削機において、前記複数のカッタビット、少なくとも内周リング及び外周リングの厚さ分を掘削可能であることを特徴とする地中接合式トンネル掘削機。
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