JPH11501021A - プロキネティック オキサジアゾール - Google Patents

プロキネティック オキサジアゾール

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JPH11501021A JP8526010A JP52601096A JPH11501021A JP H11501021 A JPH11501021 A JP H11501021A JP 8526010 A JP8526010 A JP 8526010A JP 52601096 A JP52601096 A JP 52601096A JP H11501021 A JPH11501021 A JP H11501021A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、式(I)の新規オキサジアゾール誘導体、そのN-オキシド形、薬学的に許容できる酸付加塩および立体化学的異性体に関し、式中、R1は水素またはハロであり;R2はC1-6アルキル、C2-6アルケニルまたはC2-6アルキニルであり;R3は水素であるか;またはR2およびR3は一緒に、1個または2個の水素原子がC1-4アルキルにより置換されてもよいC2-3アルカンジイル基を形成でき;R4は水素またはC1-6アルキルオキシであり;Xは式(a-1)または(a-2)の二価の基であり、Lは式−Alk−R5または−Alk−O−R6の基であり、AlkはC1-12アルカンジイルであり;R5は水素、シアノ、C1-6アルキカルボニル、C1-6アルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、アリール、アリールカルボニル、テトラヒドロフラン、ジオキソラン、C1-6アルキルで置換されたジオキソラン、ジオキサン、C1-6アルキルで置換されたジオキサンであり;R6は水素、アリール、C1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキル、C1-6アルキルカルボニルであり;アリールはフェニル、またはハロ、C1-6アルキルもしくはC1-6アルキルオキシから選択される最高3個の置換基で置換されたフェニルと定義する。本発明はさらに、それらを含んで成る医薬組成物、該化合物および組成物の製造法、およびそれらの医薬品としての使用、特に結腸の運動性の減少が関与する症状における使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 プロキネティック オキサジアゾール 本発明は新規プロキネティックオキサジアゾール誘導体に関する。さらに本発 明は、それらを含んで成る医薬組成物、該化合物および組成物の製造法、ならび に医薬品として特に結腸の運動性の減少が関与する症状におけるそれらの使用に 関する。 欧州特許出願公開第0,076,530号、同第0,389,037号および同第0,445,862号明 細書は、胃腸運動の刺激特性を有するN-(4-ピペリジニル)ベンズアミド誘導体を 開示する。国際公開第94/12494号明細書は、5-HT3拮抗薬としてジメチルベンゾ フランおよびジメチルベンゾピランの使用を記載する。国際公開第93/02677号明 細書は、5-HT4レセプター拮抗薬としてオキサジアゾールを記載する。国際公開 第94/08994号明細書は、5-HT4レセプター拮抗薬として多数の1-ブチル-4-ピペリ ジニルメチル置換二環式安息香酸エステル誘導体を記載する。国際公開第94/089 95号明細書は、5-HT4レセプター拮抗薬として、他の幾つかの1-ブチル-4-ピペリ ジニルメチル置換二環式安息香酸エステル誘導体を記載する。国際公開第94/101 74号明細書は、5-HT4レセプター拮抗薬としてN-ピペリジニル(ベンゾジオキソラ ンおよび1,4−ベンゾジオキサン)カルボキサミド誘導体を記載する。 本発明の化合物は、ピペリジニル環に直接結合しているオキサジアゾール部分 の存在により、従来技術の化合物とは異なる。本化合物は、意外にも、好ましい 腸の運動刺激特性を有することを示す。より具体的に は、本化合物は結腸に対して運動性の増大効果を示す。 本発明は、式 の化合物、そのN-オキシド形、薬学的に許容できる酸付加塩および立体化学異性 体に関し、式中: R1は水素またはハロであり; R2はC1-6アルキル、C2-6アルケニルまたはC2-6アルキニルであり; R3は水素であるか;あるいは R2およびR3は一緒に、1個または2個の水素原子がC1-4アルキルにより置換 されてもよいC2-3アルカンジイル基を形成でき; R4は水素、ヒドロキシまたはC1-6アルキルオキシであり; Xは式 の二価の基であり; Lは式: −Alk−R5 (b) −Alk−O−R6 (c) の基であり; AlkはC1-12アルカンジイルであり; R5は水素、シアノ、C1-6アルキルカルボニル、C1-6アルキルスルフィニル 、C1-6アルキルスルホニル、アリール、アリールカルボニル、テトラヒドロフ ラン、ジオキソラン、C1-6アルキルで置換されたジオキソラン、ジオキサン、 C1-6アルキルで置換されたジオキサンであり; R6は水素、アリール、C1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキル、C1-6アル キルカルボニルであり; アリールはフェニル、またはハロ、C1-6アルキルもしくはC1-6アルキルオキ シから選択される最高3個の置換基で置換されたフェニルと定義される。 前述の定義に使用したところの、ハロはフルオロ、クロロ、ブロモおよびヨー ドの総称であり;C1-4アルキルは、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル 、1-メチルエチル、2-メチルプロピル等のような1−4個の炭素原子を有する直 鎖および分枝鎖の飽和炭化水素基と定義し;C1-6アルキルは、C1-4アルキルお よび、例えばペンチル、ヘキシル等のような5または6個の炭素原子を有する、 より高級な同族体と定義し;C2-6アルケニルは、例えばエテニル、2-プロペニ ル、3-ブテニル、2-ブテニル、2-ペンテニル、3-メチル-2-ブテニル等のような 1つの二重結合を含み、そして2−6個の炭素原子を有する直鎖および分枝鎖の 炭化水素基であると定義し;そしてC2-6アルキニルは、例えばエチニル、2-プ ロピニル、3-ブチニル、2-ブチニル、2-ペンチニル、3-メチル-2-ブチニル等の ような1つの三重結合を含み、そして2−6個の炭素原子を有する直鎖および分 枝鎖の炭化水素基であると定義し;C2-3アルカンジイルは、例えば1,2-エタン ジイル、1,3-プロパンジイル等のような 2−3個の炭素原子を有する二価の直鎖および分枝鎖の炭化水素基と定義し;C1-12 アルカンジイルは、C2-3アルカンジイル、より低級な同族体、すなわち1,1 -メタンジイル、および例えば1,4-ブタンジイル、1,5-ペンタンジイル、1,6-ヘ キサンジイル、1,7-ヘプタンジイル、1,8-オクタンジイル、1,9-ノナンジイル、 1,10-デカンジイル、1,11-ウンデカンジイル、1,12-ドデカンジイルのような4 −12個の炭素原子を有するより高級な同族体およびその分枝異性体と定義する。 上記に述べたような薬学的に許容できる酸付加塩は、式(I)の化合物を形成 できる治療的に有効な、非−毒性の酸付加塩を含んで成ることを意味する。後者 は塩基形を、そのような適当な酸で処理することにより都合よく得ることができ る。例えば適当な酸は、ハロ化水素酸(例えば塩酸または臭化水素酸);硫酸; 硝酸;リン酸等のような無機酸;あるいは例えば酢酸、プロピオン酸、ヒドロキ シ酢酸、乳酸、ピルビン酸、蓚酸、マロン酸、スクシン酸、マレイン酸、フマル 酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベン ゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、シクラミン酸、サリチル酸、p-アミノ サリチル酸、パモイック(pamoic)等の有機酸のような適当な酸を含んで成る。上 記で使用するような用語、付加塩は式(I)の化合物ならびにその塩を形成でき る溶媒付加物も含んで成る。そのような溶媒付加物の例は、例えば水和物、アル コラート等である。逆に、塩はアルカリを用いた処理により遊離塩基形に転換す ることができる。 これまで使用したような用語“立体化学的異性体”は、式(I)の化合物が有 することができる、すべての可能な異性体と定義する。特に言及または示さない 限り、化合物の化学名は、すべての可能な立体化学的 異性体の混合物を表し、該混合物は基本の分子構造のすべてのジアステレオマー および鏡像異性体を含む。より詳細には、立体中心はR−またはS−配置を有し てよく;そして二価の環式飽和基上の置換基は、シス−またはトランス−配置を 有することができる。式(I)の化合物の立体化学的異性体は、明らかに本発明 の範囲に包含されることを意図する。 式(I)の化合物のN-オキシド形は、1個または数個の窒素原子が、いわゆるN -オキシドに酸化された、特にピペリジン−窒素がN-酸化されているN-オキシド である式(I)の化合物を意味する。 今後使用する時はいつも、用語“式(I)の化合物”は、そのN-オキシド形、 薬学的に許容できる酸付加塩、およびすべての立体化学異性体も含むことを意味 する。 興味深い化合物は、R4が水素である式(I)の化合物である。 別の興味深い化合物群は、R1がハロ、好ましくはクロロである式(I)の化 合物を包含する。 また興味深い化合物は、Lが式(b)の基(式中、R5は好ましくはシアノま たはテトラヒドロフランである);またはLが式(c)の基(式中、R6は好ま しくはC1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキルまたはハロゲンで置換されたフ ェニルである)の式(I)の化合物である。 特別な化合物は、R2およびR3が一緒にC2-3アルカンジイル基、好ましくは エタンジイル基(ここで、1個または2個の水素原子をC1-4アルキルにより置 換できる)を形成するものである。 また別の特別な化合物は、R2がC1-6アルキル、適当にはメチルであり、そし てR3が水素である化合物である。 好適な化合物は、R1がクロロであり;R2がメチルであり;R3およ びR4が水素であり;Lが式(b)の基(式中、R5はテトラヒドロフランである )または式(c)の基(式中、R6か4-フルオロフェニルである)である式(I )の化合物である。 また好適な化合物は、R1がクロロであり;R2およびR3が一緒にメチルでジ ェミナルに二置換されたエタンジイル基を形成し;R4が水素であり;そしてL が式(b)の基(式中、R5はシアノである)である式(I)の化合物である。 別の好適な化合物は、R1がクロロであり;R2およびR3が一緒にエタンジイ ル基を形成し;R4が水素であり;そしてLが式(c)の基(式中、R6はメチル である)である式(I)の化合物である。 最も好適な化合物は: 2-クロロ-5-メトキシ-4-[3-[1-[(テトラヒドロ-2-フラニル)メチル]-4-ピペ リジニル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル]ベンゼンアミン; 5-クロロ-2,3-ジヒドロ-7-[3-[1-[(3-メトキシプロピル)-4-ピペリジニル]-1, 2,4-オキサジアゾール-5-イル]-4-ベンゾフランアミン; 5-クロロ-2,3-ジヒドロ-7-[5-[1-[(3-メトキシプロピル)-4-ピペリジニル]-1, 2,4-オキサジアゾール-3-イル]-4-ベンゾフランアミン;その薬学的に許容でき る酸付加塩または立体化学的異性体である。 式(I)の化合物および特定の出発物質およびその中間体の構造的表示を簡略 にするために、基 は今後、記号Dにより表す。 以下の製造において、反応生成物は反応混合物から単離され、そして必要なら ばさらに、例えば抽出、蒸留、結晶化、トリチュレーションおよびクロマトグラ フィーのような一般的に周知の技法に従い精製される。 式(I)の化合物は、式(II)のピペリジン(式中、Dは上記定義の通りであ る)を、式(III)の中間体(式中、W1は例えばクロロ、ブロモもしくはヨード のようなハロ、または例えばメタンスルホニルオキシ、4-メチルベンゼンスルホ ニルオキシのようなスルホニルオキシ基等の遊離基を初めとする適当な遊離基で ある)を用いて、N-アルキル化することにより製造できる。(II)の(III)を用 いたN-アルキル化は、周知技術のアルキル化法に従い都合よく行われる。 式(I)の化合物は、式(I)の化合物を互いに転換することによっても製造 できる。 式(I)の化合物は、三価の窒素をそのN-オキシド形に転換するための周知技 術に従い、対応するN-オキシド形に転換することもできる。該N-酸化反応は、一 般的に式(I)の出発物質を、適当な有機過酸化物または無機過酸化物と反応さ せることにより行うことができる。適当な無機過酸化物は、例えば過酸化水素、 アルカリ金属またはアルカリ土類金属過酸化物(例えば過酸化ナトリウム、過酸 化カリウム)を含んで成り;適当な有機過酸化物は、例えばベンゼンカルボペル オキシ酸またはハロ置換ベンゼンカルボペルオキシ酸(例えば3−クロロベンゼン カルボペルオキシ酸)のようなペルオキシ酸、ペルオキソアルカン酸(例えばペル オキシ酢酸)、アルキルヒドロペルオキシド(例えばt.ブチルヒドロペルオキシド )を含んで成る。適当な溶媒は、例えば水、低級アルカノール(例えばエタノー ル等)、炭化水素(例えばトルエン)、ケトン(例えば2-ブタノン)、ハロゲン化 炭化水素(例えばジクロロメタン)、ならびにそのような溶媒の混合物である。 式(II)の中間体(式中、Xは式(a-1)の基であり、該中間体はH−D1(II-a -1)により表される)は、適当に置換された式(IV)のピペリジンから、式(V) の中間体カルボン酸エステル(式中、R7はC1-6アルキルである)を用いて周知技 術の環化法に従い誘導でき、続いて周知技術に従い保護基Pを除去する。PはC1-4 アルキルカルボニル、C1-4アルキルオキシカルボニル、フェニルメチル等の 当該技術分野で周知のN-保護基のような、容易に除去できる保護基を表す。 式(II)の中間体(式中、Xは式(a-2)の基であり、該中間体はH−D2(IIa-2) により表される)は、適当に置換された式(VI)のピペリジン(式中、R7はC1- 6 アルキルである)から、式(VII)の中間体を用いて周知の環化法に従い誘導で き、そして続いて上記定義の保護基Pを、周知技術に従い除去する。 式(IV)の中間体は、式(VIII)の中間体をヒドロキシルアミンと、反応−不 活性溶媒中で、かつ例えばナトリウムメトキシドのような強い塩基が存在する中 で反応させることにより製造できる。 式(I)の化合物は、中間体(II-a-1)および(II-a-2)について記載した方法に 類似する方法で、オキサジアゾール形成を介しても製造できる。 式(V)の中間体カルボン酸エステルは、対応するカルボン酸から、エステル 形成法の周知技術に従い製造できる。該対応するカルボン酸は、例えば欧州特許 出願公開第0,076,530号、同第0,389,037号および同第0,445,862号明細書から周 知である。 式(VII)の中間体は、例えば五酸化リン、オキシ塩化リンまたは塩化チオニ ルのような適当な脱水剤を使用して中間体(VIII)を脱水し、続いてこのように 形成したニトリルとヒドロキシルアミンとを、反応−不活性溶媒中で、かつ例え ばナトリウムメトキシドのような強塩基の存在下 で反応させることにより製造できる。 式(I)の化合物のラセミ体、または任意の他の中間体も、周知技法を応用す ることにより、それらの光学的異性体に分割できる。ジアステレオマーは、選択 的結晶化およびクロマトグラフィー法(例えば向流分配)のような物理的分離法 により分離でき、そして鏡像異性体は、それらのジアステレオマー塩と、鏡像異 性体的に純粋な酸またはそれらの鏡像異性体的に純粋な誘導体との選択的結晶化 により、互いに分離することができる。 式(I)の化合物、そのN-オキシド形、薬学的に許容できる塩、および立体異 性体は、好ましい腸の運動刺激特性を有する。特に本発明の化合物は、小腸およ び大腸に有意な運動増大効果を表す。 式(I)の本化合物の腸管系の運動に対する刺激効果、特に結腸に対する運動 増大効果は、これから記載する“意識下のイヌを対象とした結腸の運動性(Colo n Motility in the Conscious Dog)”試験により証明できる。 それらの有用な腸の運動増大特性の観点において、本化合物は投与を目的とす る種々の形態に配合できる。 適切な医薬組成物として、全身性投与薬剤に通常使用されるすべての組成物を 挙げることができる。本発明の医薬組成物を調製するために、 有効成分として特定化合物の治療に有効な量が、場合によっては酸付加塩の状態 で、薬学的に許容できるキャリアーと完全な混合物に合わせられ、このキャリア ーは投与に望ましい調製形態に応じて、広範囲な種々の形態をとることができる 。これらの医薬的組成物は、好ましくは経口に、直腸に、または非経口的注入に 適する単位投与形態であることが望ましい。例えば経口投与形態の組成物の調製 において、懸濁液、シロップ、エリキシルおよび溶剤のような経口液体調製物の 場合には、例えば水、グリコール、油、アルコール等の任意の有用な医薬的媒質 を使用でき;あるいは粒剤、ピル、カプセルおよび錠剤の場合には、澱粉、糖、 カオリン、潤滑剤、結合剤、分解剤のような固体キャリアーを使用できる。投与 の容易さから、錠剤およびカプセルが最も有利な経口投与単位形態を表し、この 場合、固体の医薬用キャリアーが明らかに使用される。非経口組成物には、キャ リアーは通常、少なくとも大部分の滅菌水を含んで成るが、例えば溶解性を補助 するために、他の成分も含むことができる。例えば注入用の溶剤を調製でき、そ の中のキャリアーは、塩溶液、グルコース溶液または塩水およびグルコース溶液 の混合物を含んで成る。注入用の懸濁液も調製でき、この場合は適当な液体キャ リアー、懸濁化剤等を使用できる。経皮的投与に適する組成物では、キャリアー は場合によっては、浸透増強剤および/または適当な湿潤剤を、場合によっては 少ない比率の任意の種類の適切な添加剤と組み合わせて含んで成り、この添加剤 は皮膚に対して重要な悪い作用を引き起こさない。該添加剤は皮膚への投与を容 易にし、かつ/または所望の組成物の調製に役立つことができる。これらの組成 物は例えば経皮的パッチとして、スポット塗布(spot-on)として、軟膏として、 種々の様式で投与できる、式(I) の化合物の酸付加塩は、対応する塩基形に優る増大した溶解性から、水性組成物 の調製により適当であることが明らかである。 前述の医薬組成物は、投与の容易さ、および投与量の均一性のために、単位投 与形態に配合することが特に有利である。本明細書および請求の範囲で使用する 単位投与量形態は、単位投与量として適切な、物理的に分離された単位であり、 各単位は必要とされる医薬キャリアーと共同して望ましい治療効果を生じると算 出された、予め定めた量の有効成分を含む。そのような単位投与量形態は、錠剤 (刻み目がついた、またはコート錠剤を含む)、カプセル、ピル、粒剤小包、カ シェ剤、注入溶剤または懸濁剤、茶サジ山盛り一杯、大サジ山盛り一杯等、およ びそれらの分離された集合(multiple)である。 本発明の化合物の腸管系の運動を刺激する能力、および特に結腸の運動を増大 させる能力の観点から、本化合物は例えば小腸および/または大腸の蠕動が減少 した、運動性の障害に罹患している個体の腸管の空洞化を正常化する、または改 良するために有用である。 式(I)の化合物の利用性の観点から、本発明は例えば偽−閉塞および特に結 腸移動障害のような腸管系の運動性疾患に罹患している温血動物を処置する方法 をも提供することになる。該方法は、式(I)の化合物の腸管刺激に有効な量を 温血動物に投与することを含んで成る。したがって、医薬品として式(I)の化 合物の使用が提供され、そして特に結腸の運動性が減少した症状を処置するため の医薬品を製造するために、式(I)の化合物の使用が提供される。 運動性疾患の処置に関する当業者は、これから与える試験結果から有効な刺激 量を定めることができた。有効量は約0.01mg/kg−約10mg/kg体 重、より好ましくは約0.1mg/kg−約5mg/kg体重である。処置法は、1日に2か ら4回摂取する投薬で、有効成分を投与することも含むことができる。 以下の実施例は説明を意図し、そして本発明の範囲を制限するものではない。 今後”DIPE”はジイソプロピルエーテルを意味し、そして“RT”は室温を 意味する。実施例の部 A.中間体化合物の製造 実施例1 硫酸(18ml)を、冷却したメタノール(90ml)に滴下した。4-アミノ-5-クロロ-2, 3-ジヒドロ-7-ベンゾフランカルボン酸(20g)を混合物に加え、続いてこれを撹拌 し、そして3時間還流した。反応混合物を冷却し、そしてCH3OH/NH3でアルカリ 性にした。溶媒を蒸発させ、そして残渣を水中で撹拌した。沈殿を濾過し、そし て水およびDIPEで洗浄した。残りの固体を乾燥して、17.2g(81%)のメチル 4-アミノ-5-クロロ-2,3-ジヒドロ-7-ベンゾフランカルボキシレート(中間体1: 融点135.4℃)を得た。実施例2 エタノール(150ml)をヒドロキシルアミンヒドロクロライド(17.25g)溶液(水中 、48ml)に加えた。エチル 4-シアノ-1-ピペリジンカルボキシレート(45g)を加え 、そして混合物を冷却した。ナトリウムメトキシド(44.4g)をRTで滴下し、そ して反応混合物を60℃で30分間撹拌した。反応混合物を冷却し、濾過し、そして 濾液を蒸発させた。残渣をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製 した(溶出液:CH2Cl2/CH3 OH 95/5)。純粋な画分を合わせ、そして溶媒を蒸発させ、25g(40%)のエチル4-[ アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル]-1-ピペリジンカルボキシレートを得た。こ の画分を再度2-プロパノンに溶解し、そしてHCl/2-プロパノールを使用して塩酸 塩(1:1)に転換した。沈殿を濾過し、そして乾燥して22g(35%)のエチル4-[アミ ノ(ヒドロキシイミノ)メチル]-1-ピペリジンカルボキシレートヒドロクロライ ドを得た(中間体2)。実施例3 a)中間体2(10.07g)、ナトリウムエトキシド(5.42g)およびモレキュラーシーブ (45g)の混合物(エタノール中、150ml)を、RTで30分間撹拌した。中間体1(9.1 g)を加え、そして反応混合物を撹拌し、そして10時間還流した。反応混合物を冷 却し、濾過し、そして濾液を蒸発させた。残渣をシリカゲルでのカラムクロマト グラフィーにより精製した(溶出液:CH2Cl2/CH3OH 95/5)。純粋な画分を合わせ 、そして溶媒を蒸発させ、11.6g(74%)のエチル4-[5-(4-アミノ-5-クロロ-2,3- ジヒドロ-7-ベンゾフラニル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]-1-ピペリジンカ ルボキシレートを得た(中間体3:融点162.4℃)。 b)中間体3(10g)および水酸化カリウム(14g)の混合物(2-プロパノール中、200 ml)を撹拌し、そして6時間還流した。反応混合物を冷却し、そして溶媒を蒸発 させた。残渣に水を加え、そして再度蒸発させた。残渣を水中で撹拌し、そして 生成した沈殿を濾過し、水で洗浄し、そしてシリカゲルでのカラムクロマトグラ フィーにより精製した(溶出液:CH2Cl2/(CH3OH/NH3)90/10)。純粋な画分を合わ せ、そして溶媒を蒸発させ、5.14g(64%)の5-クロロ-2,3-ジヒドロ-7-[3-(4-ピ ペリジニル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル]-4-ベンゾフランアミンを得た( 中間体4: 融点219.0℃)。 中間体4と同様にして、中間体1,5-クロロ-2,3-ジヒドロ-2,2-ジメチル-7-[3- (4-ピペリジニル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル]-4-ベンゾフランアミン(中 間体5:融点198.8℃)を、エチル4-アミノ-5-クロロ-2,3-ジヒドロ-2,2-ジメチ ル-7-ベンゾフランカルボキシレートから製造し;そして 2-クロロ-5-メトキシ-4-[3-(4-ピペリジニル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イ ル]ベンゼンアミン(中間体6:融点160.2℃)を、エチル4-[5-94-アミノ-5-クロ ロ-2-メトキシフェニル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]-1-ピペリジンカルボ キシレートから製造した。実施例4 a)トリエチルアミン(0.16モル)を、4-アミノ-5-クロロ-2,3-ジヒドロ-7-ベン ゾフランカルボン酸(0.16モル)溶液(クロロホルム中、600ml)に、10℃未満の温 度で加えた。エチルクロロホーメート(15.3ml)をその後に加え、そして氷浴上で 冷却しながら反応混合物を45分間撹拌した。アンモニアガスを混合物に発泡させ ながら通し、そして反応混合物をRTで3時間撹拌した。沈殿を濾過し、そして 連続して水、5% NaOH溶液、そして再度水で洗浄し、そして乾燥して23.5g(69 %)の4-アミノ-5-クロロ-2,3-ジヒドロ-7-ベンゾフランカルボキサミドを生成し た(中間体7)。 b)中間体7(0.12モル)をオキシ塩化リン(120ml)に加え、そして反応混合物を1 00℃で45分間撹拌した。混合物を冷却し、そして溶媒を蒸発させた。残渣を氷に 加え、そして混合物をCH2Cl2およびメタノールで抽出した。有機層をMgSO4上で 乾燥し、濾過し、そして溶媒を蒸発させた。 残渣をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製した(溶出液:CH2Cl2 /CH3OH 99/1)。純粋な画分を合わせ、そして溶媒を蒸発させ、14.5g(63%)の4- アミノ-5-クロロ-2,3-ジヒドロ-7-ベンゾフランカルボニトリルを得た(中間体 8)。 c)ヒドロキシルアミンヒドロクロライド(5.3g)溶液(メタノール中、80ml)を、 ナトリウム(1.75g)溶液(メタノール中、80ml)に加えた。反応混合物をRTで30 分間撹拌した。沈殿を濾過し、そしてメタノール(80ml)で洗浄した。中間体8(1 4.5g)を濾液に数部に分けて加えた。反応混合物を撹拌し、そして7時間還流し た。混合物を冷却し、そして溶媒を蒸発させた。残渣を2-プロパノンに溶解し、 そしてHCl/2-プロパノールを用いて塩酸塩(1:1)に転換した。混合物を初めに沸 騰させ、その後0℃に冷却した。沈殿を濾過し、そして乾燥して14g(70%)の4- アミノ-5-クロロ-2,3-ジヒドロ-N'−ヒドロキシ-7-ベンゾフランカルボキシミド アミドモノヒドロクロライドを得た(中間体9)。 d)中間体9(13.5g)、ナトリウムエトキシド(7.5g)およびモレキュラーシーブ 4Å(30g)の混合物(エタノール中、120ml)を、RTで30分間撹拌した。エチル 4-ピペリジン-カルボキシレート(5.2g)を加え、そして反応混合物を撹拌し、そ して6時間還流した。混合物を冷却し、濾過し、そして濾液を蒸発させた。残渣 をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製した(溶出液:CH2Cl2/(C H3OH/NH3)95/5)。純粋な画分を合わせ、そして溶媒を蒸発させた。試料(1g) をCH3CNから結晶化した。沈殿を濾過し、乾燥し、0.5g(19.4%)の5-クロロ-2,3- ジヒドロ-7-[5-(4-ピペリジニル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]-4-ベンゾフ ランアミンを得た(中間体10)。 4-アミノ-5-クロロ-2,3-ジヒドロ-7-ベンゾフランカルボン酸から製造した中 間体10と同様な様式で、5-クロロ-2,3-ジヒドロ-2,2-ジメチル-7-[5-4-ピペリ ジニル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]-4-ベンゾフランアミン(中間体11: 融点230.8℃)を、4-アミノ-5-クロロ-2,3-ジヒドロ-2,2-ジメチル-7-ベンゾフラ ンカルボキシレートから製造した。 2-クロロ-5-メトキシ-4-[5-(4-ピペリジニル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イ ル]ベンゼンアミン(中間体12:融点174.2℃)を、国際特許出願公開第93/02677 号明細書に開示された4-アミノ-5-クロロ-2-メトキシ-N'−ヒドロキシ-7-ベンゼ ンカルボキシミドアミドモノヒドロクロライドから、実施例4d)に記載の手順 に従い製造した。B.式(I)の化合物の製造 実施例5 メチル(3-クロロプロピル)エーテル(1.6g)、中間体4(3.9g)、トリエチルアミ ン(5ml)およびヨウ化カリウム(触媒量)の混合物(ジメチルホルムアミド中、60ml )を、60℃で48時間撹拌した。反応混合物を冷却し、そして溶媒を蒸発させた。 残渣をCH2Cl2と飽和NaCl水溶液の間で分配した。有機層を分離し、MgSO4上で乾 燥し、濾過し、そして溶媒を蒸発させた。残渣をシリカゲルでのカラムクロマト グラフィーにより精製した(溶出液:CH2Cl2/CH3OH 90/10)。所望する画分を合わ せ、そして溶媒を蒸発させた。残渣をDIPE中で固体化し、濾過し、2-プロパノー ルに溶解し、そしてHCl/2-プロパノールで塩酸塩(1:1)に転換した。沈殿を濾過 し、そして乾燥して1.14g(22.1%)の5-クロロ-2,3-ジヒドロ-7-[3-[1-(3-メトキ シプロピル)-4-ピペリジニル]-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル]-4-ベンゾフラ ンアミンモノヒドロクロライド.半水和物を得た(化 合物1:融点244.3℃)。実施例6 中間体5(4g)、4-ブロモブタンニトリル(2.2g)およびトリエチルアミン(4.2 ml)の混合物(ジメチルホルムアミド中、70ml)を、70℃で2時間撹拌した。反応 混合物を冷却し、そして溶媒を蒸発させた。残渣をCH2Cl2とNH3/H2O間で分配し た。有機層を分離し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒を蒸発させた。残 渣ををシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製した(溶出液:CH2Cl2 /CH3OH 95/5)。純粋な画分を合わせ、そして溶媒を蒸発させた。残渣をDIPE中 で0℃にて固体化し、濾過し、そして乾燥して1.89g(38%)の4-[5-(4-アミノ-5- クロロ-2,3-ジヒドロ-2,2-ジメチル-7-ベンゾフラニル)-1,2,4-オキサジアゾー ル-3-イル]-1-ピペリジンブタンニトリルを得た(化合物3:融点151.4℃)。実施例7 テトラヒドロフルフラールメシラート(2.34g)、中間体12(2.7g)および炭酸 ナトリウム(2.8g)の混合物(4-メチル-2-ペンタノン中、180ml)を撹拌し、そして 24時間還流した。さらにテトラヒドロフルフラールメシラート(1g)を加え、そ して反応混合物を撹拌し、そして24時間還流した。反応混合物を冷却し、水で洗 浄し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、そして濾液を蒸発させた。残渣ををシリカゲ ルでのカラムクロマトグラフィーにより精製した(溶出液:CH2Cl2/CH3OH 95/5) 。純粋な画分を合わせ、そして溶媒を蒸発させた。残渣をCH3CNから結晶化した 。沈殿を濾過し、そして乾燥して1.34g(39%)の2-クロロ-5-メトキシ-4-[5-[1-[ (テトラヒドロ-2-フラニル)メチル]-4-ピペリジニル]-1,2,4-オキサジアゾール- 3-イル]ベンゼンアミンを得た(化合物7:融点148.5℃)。 C.薬理学的実施例 実施例8:意識下のイヌを対象とした結腸の運動性 体重7−17kgのメスのビーグル犬に、全身麻酔および無菌の条件下で、 等大力の変換器を移植した。結腸の運動性を研究するために、変換器を回盲弁か ら8、16、24および32cm離して結腸に縫合した。イヌは、少なくとも2週間の回 復期間を与えられた。実験は±20時間の絶食期間後に開始し、この期間、水は自 由に与えた。実験中、遠隔操作(ワイヤー無し)システムのおかげで、イヌはか れらのカゴの中を自由に動いた。カゴは特別な部屋に立てられ、一方向からの光 りを通すガラスが提供され、すなわち、観察者はイヌを見ることができるが、イ ヌは観察者を見ることができない。このシステムを介して、イヌの行動の変化を 観察し、そして排泄行為を測定することが可能であった。変換器からの情報は、 小さい、特別に組まれた送信機の箱によりデジタル化されて送られた。この箱を イヌが着る上着に取り付けた。信号はマイクを通して各カゴの上で受信し、そし て中央のコンピューターシステムに送られた。この試験のパラメーターの1つは 、イヌの排泄である。試験化合物を投与した後の最初の3時間は、排泄をするか 、および何時するかを測定するために観察した。化合物1、2および8は、0.31 mg/kgの投与量で、最初の3時間に60%以上の試験動物に排泄を誘導した。D.組成物実施例 以下の組成物は、本発明に従い温血動物に全身的または局所的投与するために 適する、単位投与量形態の典型的な医薬組成物を例示する。 この実施例を通して使用するような“有効成分”(Active ingredient:A.I.) は、式(I)の化合物、その薬学的に許容し得る酸付加塩または立体化学的異性体 に関する。実施例9:経口用溶剤 9gのメチル4-ヒドロキシベンゾエートおよび1gのプロピル4-ヒドロ キシベンゾエートを、4リットルの沸騰精製水に溶解した。3リットルのこの溶 液中に、最初に10gの2,3-ジヒドロキシコハク酸に溶解し、その後に20gのA.I.を 溶解した。後者の溶液を、残りの前者の溶液と合わせ、そして12リットルの1,2, 3-プロパントリオールおよび3リットルのソルビトール70%溶液をそれに加えた 。40グラムのサッカリンナトリウムを、0.5リットルの水に溶解し、そして2ml のキイチゴおよび2mlのスグリのエキスを加えた。後者の溶液を前者の溶液と合 わせ、水を加えて20リットル容量とし、茶サジ山盛り一杯(5ml)あたり5mgのA. I.を含有する経口用溶剤を提供した。生成した溶剤を適当な容器に満たした。実施例10:カプセル 20gのA.I.、6gのラウリル硫酸ナトリウム、56グラムの澱粉、56グラムのラク トース、0.8グラムのコロイド状二酸化珪素および1.2グラムのステアリン酸マグ ネシウムを、一緒に激しく撹拌した。生成した混合物を、続いて1000個の適当な 硬化ゼラチンカプセルに満たし、各々が20mgのA.I.を含んで成った。実施例11:フィルム−コート錠剤 錠剤芯の調製 100gのA.I.、570gのラクトースおよび200グラムの澱粉混合物をよく混合し、 そしてその後、5gのドデシル硫酸ナトリウムおよび10gのポリビニルピロリドン 溶液(200mlの水中)を用いて湿潤化した。湿潤粉末混合物を、ふるいにかけ、乾 燥し、そして再度ふるいにかけた。次に100グラムの微結晶化セルロースおよび1 5グラムの水素化植物油を加えた。全体をよく混合し、そして錠剤に圧縮し、10, 000個の錠剤を生成し、各々10mgの有効成分を含んだ。コーティング 10gのメチルセルロース溶液(75mlの変性エタノール中)に、5gのエチルセルロ ース(150mlのジクロロメタン中)を加えた。次に75mlのジクロロメタンおよび2.5 mlの1,2,3-プロパントリオールを加えた。10gのポリエチレングリコールを溶融 し、そして75mlのジクロロメタンに溶解した。後者の溶液を前者の溶液に加え、 そして次に2.5グラムのオクタデカン酸マグネシウム、5gのポリビニルピロリド ンおよび30mlの濃着色懸濁液を加え、そして全体を均一化した。錠剤芯を、この ように得られた混合物を用いて、コーティング装置中で被覆した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AU,BB,BG,BR,CA ,CN,CZ,EE,FI,GE,HU,IS,JP, KG,KR,LK,LR,LT,LV,MD,MG,M K,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI ,SK,TR,TT,UA,US,UZ,VN

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  1. 【特許請求の範囲】 1.式 式中: R1は水素またはハロであり; R2はC1-6アルキル、C2-6アルケニルまたはC2-6アルキニルであり; R3は水素であるか;あるいは R2およびR3は一緒に、1個または2個の水素原子がC1-4アルキルにより置 換されてもよいC2-3アルカンジイル基を形成でき; R4は水素、ヒドロキシまたはC1-6アルキルオキシであり; Xは式 の二価の基であり; Lは式: −Alk−R5 (b) −Alk−O−R6 (c) の基であり、 AlkはC1-12アルカンジイルであり; R5は水素、シアノ、C1-6アルキカルボニル、C1-6アルキルスルフィニル 、C1-6アルキルスルホニル、アリール、アリールカルボニル、テトラヒドロフ ラン、ジオキソラン、C1-6アルキルで置換されたジオキソラン、ジオキサン、 C1-6アルキルで置換されたジオキサンであり; R6は水素、アリール、C1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキル、C1-6ア ルキルカルボニルであり; アリールはフェニル、またはハロ、C1-6アルキルもしくはC1-6アルキルオ キシから選択される最高3個の置換基で置換されたフェニルと定義する、 の化合物、そのN-オキシド形、薬学的に許容できる酸付加塩および立体化学異性 体。 2.R1がクロロである、請求の範囲第1項に記載の化合物。 3.R4が水素である、請求の範囲第1項に記載の化合物。 4.R1がクロロであり;R2がメチルであり;R3およびR4が水素であり;そし てLが式(b)の基(式中、R5はテトラヒドロフランである)または式(c) の基(式中、R6は4−フルオロフェニルである)、請求の範囲第1項に記載の 化合物。 5.R1がクロロであり;R2およびR3が一緒にエタンジイル基を形成し;R4が 水素であり;そしてLが式(c)の基(式中、R6はメチルである)、請求の範 囲第1項に記載の化合物。 6.化合物が、2-クロロ-5-メトキシ-4-[3-[1-[(テトラヒドロ-2-フラニル)メチ ル]-4-ピペリジニル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル]ベンゼンアミン;5-クロ ロ-2,3-ジヒドロ-7-「3-「1-「(3-メトキシプロピル)-4- ピペリジニル]-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル]-4-ベンゾフランアミン;5-ク ロロ-2,3-ジヒドロ-7-[5-[1-[(3-メトキシプロピル)-4-ピペリジニル]-1,2,4-オ キサジアゾール-3-イル]-4-ベンゾフランアミン;そのN-オキシド形、薬学的に 許容できる酸付加塩および立体化学的異性体から選択される、請求の範囲第1項 に記載の化合物。 7.薬学的に許容できるキャリアー、および有効成分として、請求の範囲第1な いし第6項のいずれか1項に記載の化合物の治療に効果的な量を含んで成る組成 物。 8.薬学的に許容できるキャリアーが、請求の範囲第1ないし第6項のいずれか 1項に記載の化合物の治療に効果的な量と完全に混合されている、請求の範囲第 6項に記載の組成物の調製法。 9.医薬品としての、請求の範囲第1ないし第6項のいずれか1項に記載の化合 物。 10.式 式中、R1、R2、R3、R4およびXは請求の範囲第1項に定義の通りである、 の中間体、その立体化学的異性体、または薬学的に許容できる酸付加塩。 11.請求の範囲第1項に記載の化合物の製造法であって、式(II)の中間体を 、中間体(III)を用いてアルキル化し、 そして場合によっては、式(I)の化合物を官能基転移反応により互いに転換し ;そして所望により、式(I)の化合物を薬学的に許容できる酸付加塩に転換し 、または逆に、酸付加塩をアルカリを用いて遊離塩基形に転換し;かつ/または その立体化学的異性体を製造することを特徴とする、上記製造法。
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