JPH11500777A - 洗剤組成物 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、(a)(i)0.1〜60重量%の量の疎水ペルオキシ酸漂白剤前駆物質と組み合わされる0.1〜60重量%の量の過酸化水素またはその源、(ii)0.1〜60重量%の量の予備生成疎水性ペルオキシ酸、および(iii)(i)と(ii)との混合物から選ばれる疎水性漂白系(疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質は過加水分解下でその親カルボン酸が25℃およびpH 7の水溶液中で測定した臨界ミセル濃度0.5モル/リットル未満を有する疎水性ペルオキシ酸を製造する化合物と定義され且つ疎水性予備生成ペルオキシ酸はその親カルボン酸が25℃およびpH 7の水溶液中で測定した臨界ミセル濃度0.5モル/リットル未満を有する化合物と定義される)、(b)香料組成物5重量%まで、および(c)アミノカルボキシレート化合物、アミノホスホネートおよびそれらの混合物から選ばれる金属イオン封鎖剤少なくとも0.6重量%を含むことを特徴とする洗剤組成物に関する。前記組成物は、布帛上に付着された香料組成物を損傷せずに布帛の有効なクリーニングを与える。
Description
【発明の詳細な説明】
洗剤組成物
技術分野
本発明は、洗濯された布帛上に有効な残留香料香気とともに汚れた布帛の有効
なクリーニングを与えるための漂白系と香料組成物とを含む洗剤組成物に関する
。
背景技術
汚れた/しみのある基体からの黒ずみ(dingy)しみの満足な除去は、洗剤組成
物の処方業者に特定の課題であり、この課題は疎水性型の漂白剤成分、例えば、
予備生成疎水性ペルオキシ酸または過酸化水素および疎水性ペルオキシ酸前駆物
質の使用によって解決とされてきた。
しかしながら、クリーニング/洗濯製品が消費者に受け入れられるか否かは、
これらの製品で達成される性能によるだけではなく、それと関連づけられる美観
によっても決定される。それゆえ、香料系は、このような商品の成功裡の処方の
重要な要素である。それらは、クリーニング成分の化学薬品臭をおおい隠し且つ
美観上の利益を洗浄法および好ましくはクリーニングされた布帛に与えるために
使用されている。
疎水性漂白系と香料組成物との組み合わせを含む洗剤組成物で遭遇する問題は
、「漂白剤」特性臭を有する洗濯布帛の問題であることが今や見出された。
理論によって拘束するものではないが、直接(substantive)漂白剤である疎水
性漂白系は、前記香料を分解することによって布帛表面上に付着した香料と相互
作用すると考えられる。
このような問題の可能性は、洗剤組成物が多量の界面活性剤を含む時に高めら
れ、前記問題は疎水性漂白剤を布帛表面に輸送する界面活性剤、特に陰イオン界
面活性剤の能力のためである。
本願出願人は、クリーニングすべき布帛が存在する外皮形成金属イオンの蓄積
を既に有する場合において布帛表面における香料の分解が特有の問題になり得る
ことを見出した。また、この問題は、少ないビルダー含量を有する洗剤組成物の
使用時および/または硬水媒体の使用時に更に悪化することがある。
洗剤処方業者は、したがって、美観アスペクトを弱体化せずに汚れ/しみ除去
性能を最大限にする製品を処方するという二重の課題に直面している。
同時係属出願GB第9425876.1号明細書は、疎水性漂白系の存在下で
の香料原料(活性酸素源を被覆して貯蔵時の前記香料原料の酸化を防止)を記載
している。
同時係属出願GB第9505518.2号明細書は、疎水性漂白剤からの酸化
に対して強い抵抗性を有する香料原料を含む洗剤組成物を記載している。
WO第95/02681号明細書は、特定のパッケージにより酸化環境から保
護されるキレート化剤(EDDS)、香料成分、疎水性漂白剤などの感受性物質
を記載している。
更に、香料は貯蔵時に酸化を受けやすい揮発性成分からなることは当業者に既
知である。従って、香料組成物は、EP第332259号明細書に記載のような
シリカ物質での香料のカプセル化または英国特許第2,066,839号明細書
、米国特許第4,539,135号明細書、米国特許第4,713,193号明
細書、米国特許第4,304,675号明細書、WO第94/19449号明細
書およびWO第94/28107号明細書に開示のような多孔性担体上への吸着
によって酸化環境から保護してもよい。香料を貯蔵時に酸化から保護し且つ/ま
たは香料を布帛に向けるためには効率的であるが、これらの物質は、香料を洗浄
時に物質から依然として放出するか浸出し、このように香料を布帛表面における
漂白剤成分にさらすであろう。
技術上の進歩にも拘らず、洗濯された布帛上に有効な残留香料香気と一緒に有
効な汚れ/しみ除去性能を与える洗剤組成物のニーズが依然としてある。
本願出願人は、この問題が洗剤組成物内に多量に存在する金属イオン封鎖剤の
提供によって克服できることを今や見出した。
オルガノジホスホン酸成分の更なる添加は、洗剤組成物の全性能に有益である
ことが見出された。
発明の開示
本発明は、
(a)(i)0.1〜60重量%の量の疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質と
組み合わされる0.1〜60重量%の量の過酸化水素またはその源、
(ii)0.1〜60重量%の量の予備生成疎水性ペルオキシ酸、および
(iii)(i)と(ii)との混合物
から選ばれる疎水性漂白系(疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質は過加水分解下
においてその親カルボン酸が25℃およびpH7の水溶液中で測定した臨界ミセ
ル濃度0.5モル/リットル未満を有する疎水性ペルオキシ酸を製造する化合物
と定義され且つ疎水性予備生成ペルオキシ酸はその親カルボン酸が25℃および
pH7の水溶液中で測定した臨界ミセル濃度0.5モル/リットル未満を有する
化合物と定義される)、
(b)香料組成物5重量%まで、および
(c)アミノカルボキシレート化合物、アミノホスホネートおよびそれらの混
合物から選ばれる金属イオン封鎖剤少なくとも0.6重量%
を含むことを特徴とする洗剤組成物に関する。
好ましい態様においては、本発明は、オルガノジホスホン酸化合物を更に含む
。
発明を実施するための最良の形態 疎水性漂白系
本発明の必須成分は、疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質と組み合わされた過
酸化水素またはその源、予備生成疎水性ペルオキシ酸およびそれらの混合物から
選ばれる疎水性漂白系である。好ましい過酸化水素源としては、ペルハイドレー
ト漂白剤が挙げられる。ペルハイドレート漂白剤
ペルハイドレートは、典型的には、洗浄液中のアルカリ性過酸化水素源として
無機ペルハイドレート漂白剤(通常、ナトリウム塩の形)である。このペルハイ
ドレートは、通常、組成物の0.1〜60重量%、好ましくは3〜40重量%、
より好ましくは5〜35重量%、最も好ましくは8〜30重量%の量で配合する
。
ペルハイドレートは、過ホウ酸塩1水和物または4水和物、過炭酸塩、過リン
酸塩、過ケイ酸塩などのアルカリ無機塩のいずれであってもよいが、通常、アル
カリ金属過ホウ酸塩または過炭酸塩である。
好ましいペルハイドレートである過炭酸ナトリウムは、2Na2CO3・3H2
O2に対応する式を有する付加化合物であり且つ結晶性固体として市販されてい
る。大抵の市販の材料は、製法時に配合する少量のEDTA、1−ヒドロキシエ
チリデン1,1−ジホスホン酸(HEDP)、アミノホスホネートなどの重金属
イオン封鎖剤を包含する。本発明の洗剤組成物アスペクトの目的で、ペルカーボ
ネートは、追加の保護なしに洗剤組成物に配合できるが、このような組成物の好
ましい実施物は、被覆形の物質を利用する。ボレート、ホウ酸およびサイトレー
トまたはSiO2:Na2O比1.6:1から3.4:1、好ましくは2.8:1
のケイ酸ナトリウム〔ペルカーボネートの2〜10重量%(通常3〜5重量%)
のシリケート固体の量を与えるために水溶液として適用する〕を含めて各種の被
覆物が使用できる。しかしながら、最も好ま
しい被覆物は、炭酸ナトリウムとサルフェートまたは塩化ナトリウムとの混合物
である。
結晶性ペルカーボネートの粒径範囲は、350μm〜1500μmであり、平
均約500〜1000μmである。
疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質
本発明の必須の疎水性漂白系成分の1つの形は、過加水分解時にその親カルボ
ン酸が臨界ミセル濃度0.5モル/リットル未満を有する疎水性ペルオキシ酸を
製造する疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質(前記臨界ミセル濃度は25℃およ
びpH7の水溶液中で測定する)である。
好ましくは、ペルオキシ酸主鎖は、線状または部分的にまたは全部分枝または
環式およびそれらの混合物であってもよい少なくとも7個の炭素を有する。
ペルオキシ酸漂白剤前駆物質は、通常、香料入り洗剤組成物の0.1〜60重
量%、好ましくは3〜40重量%、最も好ましくは3〜25重量%の量で配合す
る。
好ましくは、疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質化合物は、−O−または−N
−結合を通して離脱基に結合されるペルオキシ酸部分を構成する少なくとも1個
のアシル基を含む漂白剤前駆物質化合物から選ばれる。
本発明の目的に好適なペルオキシ酸漂白剤前駆物質は、下記の一般式
R1N(R5)C(O)R2C(O)Lまたは
R1C(O)N(R5)R2C(O)L
(式中、R1は炭素数1〜14のアリールまたはアルカリール基であり、R2は炭
素数1〜14のアルキレン、アリーレン、およびアルカリーレン基であり、R5
はHまたは炭素数1〜10のアルキル、アリール、またはアルカリール基であり
、Lは本質上いかなる離脱基でもあることができる)
のアミド置換化合物である。R1は、好ましくは、6〜12個の炭素原子を有す
る。R2は、好ましくは、4〜8個の炭素原子を有する。R1は、分枝、置換また
は両方を含有する直鎖または分枝アルキル、置換アリールまたはアルキルアリー
ルであってもよく且つ合成源または天然源のいずれか、例えば、タロー脂肪から
得てもよい。類似の構造変形は、R2の場合に許容できる。R2は、アルキル、ア
リールを包含でき、前記R2はハロゲン、窒素、硫黄および他の典型的な置換基
または有機化合物も含有してもよい。R5は、好ましくは、Hまたはメチルであ
る。R1およびR5は、合計で18個より多い炭素原子を有しているべきではない
。この種のアミド置換漂白活性剤化合物は、EP−A第0170386号明細書
に記載されている。
離脱基(以下L基)は、過加水分解反応が最適の時間枠(例えば、洗浄サイク
ル)内で生ずるように十分な程反応性でなければならない。しかしながら、Lが
余りに反応性であるならば、この活性剤は、洗剤組成物で使用するために安定化
することが困難であろう。
好ましいL基は、
およびそれらの混合物から選ばれる(式中、R1は炭素数1〜14のアルキル、
アリール、またはアルカリール基であり、R3は炭素数1〜8のアルキル鎖であ
り、R4はHまたはR3であり、YはHまたは可溶化基である)。R1R3およびR4
のいずれも、本質上いかなる官能基、例えば、アルキル、ヒドロキシ、アルコ
キシ、ハロゲン、アミン、ニトロシル、アミドおよびアンモニウムまたはアルキ
ルアンモニウム基で置換してもよい。
好ましい可溶化基は、−SO3−M+、−CO2−M+、−SO4−M+、−N+(
R3)4X−およびO←N(R3)3、最も好ましくは−SO3−M+、および−CO2
−M+(式中、R3は炭素数1〜4のアルキル鎖であり、Mは溶解度を漂白活性
剤に与える陽イオンであり、Xは溶解度を漂白活性剤に与える陰イオンである)
である。好ましくは、Mは、アルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウ
ム陽イオンであり、ナトリウムおよびカリウムが最も好ましく、Xはハライド、
ヒドロキシド、メチルサルフェートまたはアセテート陰イオンである。
ここで使用するのに好適な他のL基としては、カプロラクタム離脱基、バレロ
ラクタム離脱基およびそれらの混合物から選ばれる離脱基が挙げられる。
前記式の漂白剤前駆物質の好ましい例としては、EP−A第0170386号
明細書に記載のような(6−オクタンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホ
ネート、(6−ノナンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート、(6−
デカンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート、およびそれらの混合物
から選ばれるアミド置換ペルオキシ酸前駆物質化合物が挙げられる。
なお別の種類の漂白剤前駆物質は、アルキルペルカルボン酸漂白剤前駆物質の
クラスである。好ましいアルキルペルカルボン酸前駆物質としては、ノナノイル
オキシベンゼンスルホネート(米国特許第4,412,934号明細書に記載の
NOBS)および3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホネ
ート(EP第120,591号明細書に記載のISONOBS)およびそれらの
塩が挙げられる。
なお別の種類の疎水性漂白活性剤は、一般に英国特許第955735号明細書
に開示のラクタムクラスのN−アシル化前駆物質化合物である。この種の好まし
い物質は、カプロラクタムからなる。
好適なカプロラクタム漂白剤前駆物質は、式
(式中、R1は炭素数6〜12のアルキル、アリール、アルコキシアリールまた
はアルカリール基である)
を有する。好ましい疎水性N−アシルカプロラクタム漂白剤前駆物質は、ベンゾ
イルカプロラクタム、オクタノイルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム
、デカノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタム、3,5,5−ト
リメチルヘキサノイルカプロラクタム、およびそれらの混合物から選ばれる。最
も好ましいものは、ノナノイルカプロラクタムである。
好適なバレロラクタムは、式
(式中、R1は炭素数6〜12のアルキル、アリール、アルコキシアリールまた
はアルカリール基である)
を有する。より好ましくは、R1は、フェニル、ヘプチル、オクチル、ノニル、
2,4,4−トリメチルペンチル、デセニルおよびそれらの混合物から選ばれる
。
前記ペルオキシ酸漂白剤前駆物質のいずれかのものの混合物も、使用してもよ
い。任意の補助前駆物質
他の漂白剤前駆物質は、広範囲の汚れ除去を洗剤組成物に与えるために疎水性
漂白剤前駆物質に加えて使用してもよい。これらとしては、陽イオン漂白剤前駆
物質、親水性漂白剤前駆物質およびそれらの混合物が挙げられる。
好適な陽イオン漂白剤前駆物質は、米国特許第4,904,406号明細書、
第4,751,015号明細書、第4,988,451号明細書、第4,397
,757号明細書、第5,269,962号明細書、第5,127,852号明
細書、第5,093,022号明細書、第5,106,528号明細書、英国特
許第1,382,594号明細書、EP第475,512号明細書、第458,
396号明細書および第284,292号明細書およびJP87−318332
号公報に記載されている。好ましい陽イオンペルオキシ酸前駆物質の例は、英国
特許出願第9407944.9号明細書および米国特許出願第08/29890
3号明細書、第08/298650号明細書、第08/298904号明細書お
よび第08/298906号明細書に記載されている。
好適な陽イオンペルオキシ酸前駆物質としては、アンモニウムまたはアルキル
アンモニウム置換アルキルまたはベンゾイルオキシベンゼンスルホネート、N−
アシル化カプロラクタム、N−アシル化バレロラクタムおよびモノベンゾイルテ
トラアセチルグルコースベンゾイルペルオキシドのいずれも挙げられる。
好ましい陽イオン漂白剤前駆物質は、式
(式中、xは0または1であり、置換基R、R′およびR″は各々C1〜C10ア
ルキルまたはC2〜C4ヒドロキシアルキル基、または
〔(CyH2y)O〕n−R′′′(式中、yは2〜4であり、nは1〜20であり
、R′′′はC1〜C4アルキル基または水素である)であり、Xは陰イオンで
ある〕のバレロラクタムおよびアシルカプロラクタム化合物から誘導される。
好適な親水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質としては、テトラアセチルエチレン
ジアミン(TAED)漂白剤前駆物質が挙げられる。
これらの追加の活性剤のうち、親水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質テトラアセ
チルエチレンジアミン(TAED)漂白剤前駆物質が高度に好ましい。
存在する時には、前記補助前駆物質は、通常、香料入り洗剤組成物の0.1〜
60重量%、好ましくは1〜40重量%、最も好ましくは3〜25重量%の量で
配合するであろう。
疎水性漂白剤に加えて使用するのに好適ななお他の漂白化合物は、有機または
金属をベースとする漂白触媒である。好適な金属をベースとする漂白触媒として
は、米国特許第5,246,621号明細書および米国特許第5,244,59
4号明細書に開示のマンガンをベースとする錯体が挙げられる。これらの触媒の
好ましい例としては、MnIV 2(u−O)3(1,4,7−トリメチル−1,4,
7−トリアザシクロノナン)2−(PF6)2、MnIII 2(u−O)1(u−
OAc)2(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)−
(ClO4)2、MnIV 4(u−O)6(1,4,7−トリアザシクロノナン)4−
(ClO4)4、MnIIIMnIV 4(u−O)1(u−OAc)2−(1,4,7−ト
リメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2−(ClO4)3、およびそれ
らの混合物が挙げられる。他のものは、EP第第549,272号明細書に記載
されている。ここで使用するのに好適な他の配位子としては、1,5,9−トリ
メチル−1,5,9−トリアザシクロドデカン、2−メチル−1,4,7−トリ
アザシクロノナン、2−メチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、1,2,
4,7−テトラメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、およびそれらの混
合物が挙げられる。
好適な漂白触媒の例については、米国特許第4,246,612号明細書およ
び米国特許第5,227,084号明細書参照。また、MnIV(1,4,7−ト
リメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン(OCH3)3−(PF6)などの
単核マンガン(IV)錯体を教示している米国特許第5,194,416号明細書
参照。他の種類の漂白触媒は、米国特許第5,114,606号明細書および米
国特許第5,114,611号明細書に開示されている。
なお他の漂白触媒は、例えば、EP第408,131号明細書(コバルト錯体
触媒)、EP第384,503号明細書および第306,089号明細書(金属
ポルフィリン触媒)、米国特許第4,728,455号明細書(マンガン/多座
配位子触媒)、米国特許第4,711,748号明細書およびEP第224,9
52号明細書(アルミノシリケート上の吸収マンガンの触媒)、米国特許第4,
601,845号明細書(マンガン塩および亜鉛塩またはマグネシウム塩を有す
るアルミノシリケート担体)、米国特許第4,626,373号明細書(マンガ
ン/配位子触媒)、米国特許第4,119,557号明細書(第二鉄錯体触媒)
、独国特許第2,054,019号明細書(コバルトキレート化剤触媒)、加国
特
許第866,191号明細書(遷移金属含有塩)、米国特許第4,430,24
3号明細書(マンガン陽イオンおよび非触媒金属陽イオンを有するキレート化剤
)、および米国特許第4,728,455号明細書(グルコン酸マンガン触媒)
に記載されている。
触媒の典型量は、水性洗浄液中に活性漂白触媒種少なくとも1部/千万程度を
与えるようなものであり且つ好ましくは洗濯液中の触媒種0.1ppm〜700
ppm、より好ましくは1ppm〜500ppmを与えるであろう。
疎水性漂白剤に加えて使用するのに好適ななお他の漂白化合物は、酸化性漂白
剤であり且つその後にハロゲン化物イオンの生成をもたらす次亜ハロゲン酸塩型
の漂白剤である。これらの種類の漂白剤のうち、アルカリ金属およびアルカリ土
類金属の次亜塩素酸塩、次亜臭素酸塩および次亜ヨウ素酸塩が普通である(有機
をベースとするハロゲン化物源、例えば、クロロイソシアヌレートである他の漂
白剤も適用可能であるが)。
次亜ハロゲン酸塩漂白剤の例としては、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カ
リウム、次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸マグネシウム、次亜臭素酸ナトリウ
ム、次亜臭素酸カリウム、次亜臭素酸カルシウム、次亜臭素酸マグネシウム、次
亜ヨウ素酸ナトリウムおよび次亜ヨウ素酸カリウムが挙げられる。予備生成疎水性ペルオキシ酸化合物
本発明の必須の疎水性漂白系成分の別の形は、その親カルボン酸が臨界ミセル
濃度0.5モル/リットル未満を有する予備生成疎水性ペルオキシ酸漂白剤およ
びその塩(前記臨界ミセル濃度は25℃およびpH 7の水溶液中で測定する)
である。
好ましくは、ペルオキシ酸主鎖は、線状または部分的にまたは全部分枝または
環式およびそれらの混合物であってもよい少なくとも7個の炭素を有する。
好ましくは、疎水性ペルオキシ酸漂白剤化合物は、−O−または−N−結合を
通して離脱基に結合されるペルオキシ酸部分を構成する少なくとも1個のアシル
基を含むペルオキシ酸漂白剤化合物から選ばれる。
予備生成疎水性ペルオキシ酸化合物は、典型的には、0.1〜60重量%、好
ましくは3〜20重量%の量であろう。
この種の薬剤の好適な例としては、(6−オクチルアミノ)−6−オキソ−カ
プロン酸、(6−ノニルアミノ)−6−オキソ−カプロン酸、(6−デシルアミ
ノ)−6−オキソ−カプロン酸、モノペルオキシフタル酸マグネシウム6水和物
、メタクロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4−ノニルアミノ−4−オキソペル
オキシ酪酸およびジペルオキシドデカンジオン酸が挙げられる。このような漂白
剤は、米国特許第4,483,781号明細書、米国特許第4,634,551
号明細書、EP第0,133,354号明細書、米国特許第4,412,934
号明細書およびEP第0,170,386号明細書に開示されている。本発明の
目的に好ましい疎水性予備生成ペルオキシ酸漂白剤化合物は、モノノニルアミド
ペルオキシカルボン酸である。香料組成物
本発明の別の必須成分は、香料組成物である。本発明の組成物は、洗剤組成物
の5.0重量%まで、好ましくは0.01〜2重量%、最も好ましくは0.05
〜1重量%の量の前記香料組成物またはそれらの混合物を含む。
ここで好適な香料としては、嗅覚美観上の利益を与え且つ/または製品が有す
ることがある「化学薬品」臭をカバーする物質が挙げられる。
好ましくは、香料組成物は、第一級および第二級アルコール、脂肪族アルデヒ
ド、ヒドロシンナミックアルデヒド、エステル(サリチル酸エステルを除外)、
不飽和ケトンおよびそれらの混合物から選ばれるアロマ化学薬品を含む。
本発明の目的に好適な第一級アルコールは、3,7−ジメチル−6−オクテン
−1−オール、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエン−1−オール、フェニ
ルエチルアルコール、1−ペンタノール、3−メチル−5−フェニルおよびシク
ロヘキシルエチルアルコールである。好ましい第一級アルコールは、3,7−ジ
メチル−6−オクテン−1−オール、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエン
−1−オールおよびフェニルエチルアルコールである。
香料組成物で使用するのに好適な第二級アルコールは、シクロヘキサノール,
2−t−ブチル、4−メチル−3−デセン−5−オール、シクロヘキサノール,
4−t−ブチルおよび4−イソプロピルシクロヘキサノールである。好ましい第
二級アルコールは、シクロヘキサノール,2−t−ブチルおよび4−メチル−3
−デセン−5−オールである。使用する時には、このようなアルコール化合物は
、香料組成物の1〜50重量%、好ましくは20〜45重量%、より好ましくは
25〜35重量%の量であろう。
本発明の目的に好適な脂肪族アルデヒドは、オクタナール、ノナナール、デカ
ナール、ウンデカナール、ドデカナール、10−ウンデセナール、2−メチルウ
ンデカナールおよび2−メチルデカナールである。
本発明の目的に好適なヒドロシンナミックアルデヒドは、2−メチル−3−(
4−t−ブチルフェニル)プロパナールおよび2−メチル-3−(4−イソプロ
ピルフェニル)プロパナールである。使用する時には、このような脂肪族アルデ
ヒドおよびヒドロシンナミックアルデヒドは、香料組成物の30重量%まで、好
ましくは20重量%まで、より好ましくは10重量%までの量であろう。
本発明の目的に好適なエステル(サリチル酸エステルを除外)は、酢酸ベンジ
ル、プロピオン酸ベンジル、酢酸フェニルエチル、酢酸シトロネリル、酢酸ゲラ
ニル、酢酸2−メチル-3−フェニルプロパン−2−イル、酢酸4−t−ブチル
シクロヘキシル、酢酸2−t−ブチルシクロヘキシル、酢酸ヘキサヒドロ−4,
7−メタノ−インデン−5−イル、酢酸ヘキサヒドロ−4,7−メタノ−インデ
ン−6−イル、プロピオン酸ヘキサヒドロ−4,7−メタノ−インデン−5−イ
ル、プロピオン酸ヘキサヒドロ−4,7−メタノ−インデン−6−イルおよび安
息香酸メチルである。好ましいエステル(サリチル酸エステルを除外)は、酢酸
2−メチル−3−フェニルプロパン−2−イル、酢酸2−t−ブチルシクロヘキ
シル、酢酸ヘキサヒドロ−4,7−メタノ−インデン−5−イル、酢酸ヘキサヒ
ドロ−4,7−メタノ−インデン−6−イル、プロピオン酸ヘキサヒドロ−4,
7−メタノ−インデン−5−イル、プロピオン酸ヘキサヒドロ−4,7−メタノ
−インデン−6−イルおよび安息香酸メチルである。使用する時には、このよう
なエステル(サリチル酸エステルを除外)は、香料組成物の5〜50重量%、好
ましくは10〜40重量%、より好ましくは25〜35重量%の量であろう。
本発明の目的に好適な不飽和ケトンは、7−アセチル−1,2,3,4,5,
6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレン、3−ブ
テン−2−オン−3−メチル−4−(2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキ
セン−1−イル)、3−ブテン−2−オン−4−(2,6,6−トリメチル−1
−シクロヘキセン−1−イル)、3−ブテン−2−オン−4−(2,6,6−ト
リメチル−2−シクロヘキセン−1−イル)およびケトンセドル−8−エニルメ
チルである。使用する時には、このような不飽和ケトンは、香料組成物の30重
量%まで、好ましくは25重量%までの量であろう。
香料組成物に存在する前記アロマ化学物質の重量の総和は、香料の少なくとも
30重量%、好ましくは少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも80
重量%である。
ここで有用であることがある追加の香料成分は、におい特性、およびそれらの
物理的性質および化学的性質、例えば、沸点および分子量と一緒に、「香料およ
びフレーバー化学薬品(アロマ化学薬品)」、ステフェン・アークタンダー、著
者により発行、1969年に与えられている。
必要ならば、香料組成物は、貯蔵時に生ずる酸化環境から更に保護してもよい
。
このことは、EP第332259号明細書に記載のようなシリカ物質での香料の
カプセル化または英国特許第2,066,839号明細書、米国特許第4,53
9,135号明細書、米国特許第4,713,193号明細書、米国特許第4,
304,675号明細書、WO第94/19449号明細書およびWO第94/
28107号明細書に開示のような多孔性担体上への吸着によって行ってもよい
。金属イオン封鎖剤
本発明の他の必須成分は、金属イオン封鎖剤である。金属イオン封鎖剤とは、
金属イオンを封鎖する(キレート化する)ように作用する成分を意味する。これ
らの成分は、カルシウム/マグネシウムキレート化容量も有していてもよいが、
優先的に、鉄、マンガン、銅などの重金属イオンを結合する。
金属イオン封鎖剤は、好ましくは、組成物の0.6〜20重量%、より好まし
くは0.8〜10重量%、最も好ましくは1〜5重量%の量で存在する。
性状が酸性であり、例えばホスホン酸またはカルボン酸官能性を有する金属イ
オン封鎖剤は、酸形またはアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アン
モニウム、置換アンモニウムイオンなどの好適な対陽イオンとの複合体/塩とし
て、またはそれらの混合物で存在してもよい。好ましくは、塩/複合体は、水溶
性である。前記対陽イオン対金属イオン封鎖剤のモル比は、好ましくは、少なく
とも1:1である。
ここで使用するのに好適な金属イオン封鎖剤としては、アミノアルキレンポリ
(アルキレンホスホネート)、ニトロトリメチレンホスホネートなどのオルガノ
アミノホスホネートが挙げられる。好ましいオルガノアミノホスホネートは、ジ
エチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)およびヘキサメチレンジア
ミンテトラ(メチレンホスホネート)である。
ここで使用するのに好適な他の金属イオン封鎖剤としては、ポリアミノカルボ
ン酸、例えば、エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸(EDDS)、エチレ
ンジアミノ四酢酸(EDTA)、N−ヒドロキシエチレン三酢酸、ニトリロ三酢
酸(NTA)、エチレンジアミンテトラプロピオン酸、エチレンジアミン−N,
N′−ジグルタミン酸、2−ヒドロキシプロピレンジアミン−N,N′−ジコハ
ク酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸(DET
PA)、trans-1,2−ジアミノシクロヘキサン−N,N,N′,N′−四酢酸
またはエタノールジグリシンが挙げられる。生分解性プロフィールのため好まし
いエチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸(EDDS)(最も好ましくはS,
S異性体の形で存在)が、特に好ましい。
ここで使用するのに好適ななお他の金属イオン封鎖剤は、EP−A第0,31
7,542号明細書およびEP−A第0,399,133号明細書に記載の2−
ヒドロキシエチル二酢酸、グリセリルイミノ二酢酸などのイミノ二酢酸誘導体で
ある。
特定の態様においては、本発明の洗剤組成物は、オルガノジホスホン酸型の1
種以上の結晶成長抑制剤化合物の存在下で高められた香料香気上の利益を生じさ
せることが更に見出された。これらのジホスホン酸化合物の塩または複合体も、
ここで考慮される。結晶成長抑制剤
オルガノジホスホン酸成分は、ここで任意の成分(好ましくは組成物の0.1
〜20重量%、より好ましくは0.15〜15重量%、最も好ましくは0.2〜
2重量%の量で存在)である。
オルガノジホスホン酸とは、ここでは化学構造の一部分として窒素を含有しな
いオルガノジホスホン酸を意味する。それゆえ、この定義は、オルガノアミノホ
スホネートを除外するが、オルガノアミノホスホネートは重金属イオン封鎖剤と
して本発明の組成物に配合してもよい。
オルガノジホスホン酸成分は、酸形で、または好適な対陽イオンとの塩または
複合体の1つの形で存在してもよい。好ましくは、塩/複合体は水溶性であり、
アルカリ金属およびアルカリ土類金属塩/複合体が特に好ましい。
オルガノジホスホン酸は、好ましくは、エチレンジホスホン酸、α−ヒドロキ
シ−2−フェニルエチルジホスホン酸、メチレンジホスホン酸、ビニリデン−1
,1−ジホスホン酸、1,2−ジヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸およ
びヒドロキシ−エタン−1,1−ジホスホン酸およびそれらの塩およびそれらの
混合物から選ばれるC1〜C4ジホスホン酸、より好ましくはC2ジホスホン酸で
ある。
最も好ましいオルガノジホスホン酸は、ヒドロキシ−エタン−1,1−ジホス
ホン酸(HEDP)である。界面活性剤
本発明の洗剤組成物は、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン
界面活性剤、両性表面活性剤、両性界面活性剤、双性界面活性剤およびそれらの
混合物から選ばれる1種以上の界面活性剤を場合によって含むであろうが、好ま
しくは含むであろう。陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性表面活性
剤、双性界面活性剤およびこれらの界面活性剤の種の典型的なリストは、197
5年12月30日にローリンおよびホウリングに発行の米国特許第3,929,
678号明細書に与えられている。更に他の例は、「界面活性剤および洗剤」(
シュワルツ、ペリーおよびバーチによる弟I巻および第II巻)に与えられている
。好適な陽イオン界面活性剤のリストは、1981年3月31日にマーフィーに
発行の米国特許第4,259,217号明細書に与えられている。
ここで有用な界面活性剤の非限定例としては、通常のC11〜C18アルキルベン
ゼンスルホネート(「LAS」)および第一級、分枝鎖およびランダムC10〜C20
アルキルサルフェート(「AS」)、式
CH3(CH2)x(CHOSO3 -M+)CH3および
CH3(CH2)y(CHOSO3 -M+)CH2CH3(式中、xおよび(y+1)は
少なくとも7、好ましくは少なくとも9の整数であり、Mは水溶化陽イオン、特
にナトリウムである)のC10〜C18第二級(2,3)アルキルサルフェート、不
飽和サルフェート、例えば、オレイルサルフェート、C10〜C18アルキルアルコ
キシサルフェート(「AExS」;特にEO1〜7エトキシサルフェート)、C1 0
〜C18アルキルアルコキシカルボキシレート(特にEO1〜5エトキシカルボ
キシレート)、C10 〜18グリセロールエーテル、C10〜C18アルキルポリグリコ
シドおよびそれらの対応硫酸化ポリグリコシド、およびC12〜C18α−スルホン
化脂肪酸エステルが挙げられる。所望ならば、通常の非イオン界面活性剤および
両性界面活性剤、例えば、C12〜C18アルキルエトキシレート(「AE」)、例
えば、いわゆる狭いピーク化アルキルエトキシレートおよびC6〜C12アルキル
フェノールアルコキシレート(特にエトキシレートおよび混合エトキシ/プロポ
キシ)、C12〜C18ベタインおよびスルホベタイン(「スルタイン」)、C10〜
C18アミンオキシドなども、全組成物に配合できる。C10〜C18N−アルキルポ
リヒドロキシ脂肪酸アミドも、使用できる。典型的な例としては、C12〜C18N
−メチルグルカミドが挙げられる。WO第9,206,154号明細書参照。他
の糖誘導界面活性剤としては、C10〜C18N−(3−メトキシプロピル)グルカ
ミドなどのN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミドが挙げられる。N−プロ
ピルC12〜C18グルカミドからN−ヘキシルC12〜C18グルカミドまでは、低起
泡のために使用できる。通常のC10〜C20石鹸も、使用してもよい。高起泡が望
まれるならば、分枝鎖C10〜C16石鹸を使用してもよい。
本発明の目的で好適な他の好適な界面活性剤は、式
R−CON(R1)CH2COOM
(式中、RはC9〜C17線状または分枝アルキルまたはアルケニル基であり、R1
はC1〜C4アルキル基であり、Mはアルカリ金属イオンである)
の陰イオンアルカリ金属サルコシネートである。好ましい例は、ナトリウム塩の
形のラウロイル、ココイル(C12〜C14)、ミリスチルおよびオレイルメチルサ
ルコシネートである。
陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤との混合物が、特に有用である。他
の通常の有用な界面活性剤は、標準テキストに記載されている。
界面活性剤の合計量は、一般に、洗剤組成物の70重量%まで、典型的には1
〜55重量%であろう。好ましくは、洗剤組成物の少なくとも11重量%、より
好ましくは20重量%の合計量で存在する多量の界面活性剤は、洗剤組成物のク
リーニング組成物に有益であることが見出された。最も好ましくは、より良いク
リーニング性能は、界面活性剤成分の少なくとも1種が陰イオン界面活性剤であ
る場合に観察される。
本発明の洗剤組成物は、追加の洗剤成分も含有してもよい。これらの追加の成
分の正確な性状およびそれらの配合量は、組成物の物理的形および使用するべき
クリーニング操作の特性に依存するであろう。
本発明の組成物は、例えば、洗濯添加剤組成物および汚れた布帛の前処理で使
用するのに好適な組成物および機械皿洗い組成物を含めて手洗濯洗剤組成物およ
び機械洗濯洗剤組成物として処方してもよい。追加の任意洗剤成分 ビルダー
洗浄性ビルダーは、場合によって、鉱物硬度を制御するのを助長するために本
組成物に配合できる。無機並びに有機ビルダーが使用できる。ビルダーは、典型
的には、粒子汚れの除去を助長するために布帛洗濯組成物で使用される。
ビルダーの量は、組成物の最終用途および所望の物理的形に応じて広く変化で
きる。存在する時には、組成物は、典型的には、ビルダー少なくとも1%を含む
であろう。粒状処方物は、典型的には洗浄性ビルダー5〜80重量%、より好ま
しくは25重量%未満を含む。しかしながら、より少ないか多い量のビルダーは
、排除することを意味しない。
洗剤組成物の25重量%未満などの少量で存在するビルダー、特に無リンビル
ダーは、布帛外皮形成問題を与えることが見出され、このことがこのように布帛
上の香料付着の量を減少する。本発明の洗剤組成物は、驚異的なことに、このよ
うな少量のビルダーの存在下でさえ洗濯された布帛の香気に有益であることが見
出された。
無機またはホスフェート含有洗浄性ビルダーとしては、限定せずに、ポリリン
酸(トリポリホスフェート、ピロホスフェート、およびガラス状高分子メタホス
フェートによって例証)のアルカリ金属塩、アンモニウム塩およびアルカノール
アンモニウム塩が挙げられる。
無ホスフェートビルダーも、使用してもよい。これらとしては、制限しないが
、フィチン酸、シリケート、アルカリ金属炭酸塩(重炭酸塩およびセスキ炭酸塩
を含めて)、サルフェート、アルミノシリケート、単量体ポリカルボキシレート
が挙げることができる。シリケートビルダーの例は、結晶性層状シリケート、例
えば、米国特許第4,664,839号明細書に記載の層状ケイ酸ナトリウムで
ある。NaSKS−6は、ヘキストによって市販されている結晶性層状シリケー
トの商標である(通常ここで「SKS−6」と略称)。ゼオライトビルダーと異
なり、NaSKS−6シリケートビルダーは、アルミニウムを含有しない。
NaSKS−6は、層状シリケートのδ−Na2Si2O5形態形を有する。それ
は、DE−A第3,417,649号明細書およびDE−A第3,742,04
3号明細書に記載の方法などの方法によって製造できる。SKS−6は、ここで
使用するのに高度に好ましい層状シリケートであるが、他のこのような層状シリ
ケート、例えば、一般式 NaMSixO2x+1・yH2O(式中、Mはナトリウム
または水素であり、xは1.9〜4、好ましくは2の数であり、yは0〜
20、好ましくは0の数である)を有するものは、ここで使用できる。ヘキスト
からの各種の他の層状シリケートとしては、α、βおよびγ形としてのNaSK
S−5、NaSKS−7およびNaSKS−11が挙げられる。前記のように、
δ−Na2Si2O5(NaSKS−6形)が、ここで使用するのに最も好ましい
。他のシリケート、例えば、ケイ酸マグネシウムも有用であることもあり、それ
らは粒状処方物でクリスプ性付与剤として、酸素漂白剤用安定剤として、そして
制泡系の成分として役立つことができる。
アルミノシリケートビルダーは、大抵の現在市販されているヘビーデューティ
ー粒状洗剤組成物で大きい重要性を有し且つ液体洗剤処方物でも有意なビルダー
成分であることもできる。アルミノシリケートビルダーとしては、実験式
Naz〔(AlO2)z(SiO2)y〕・xH2O
(式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜0
.5の範囲内であり、xは15〜264の整数である)
を有するものが挙げられる。
有用なアルミノシリケートイオン交換物質は、市販されている。これらのアル
ミノシリケートは、構造が結晶性または無定形であることができ且つ天然産アル
ミノシケートであることができ、または合成的に誘導できる。アルミノシリケー
トイオン交換物質の製法は、米国特許第3,985,669号明細書に開示され
ている。ここで有用な好ましい合成結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は
、呼称ゼオライトA、ゼオライトP(B)、ゼオライトMAPおよびゼオライト
Xで入手できる。特に好ましい態様においては、結晶性アルミノシリケートイオ
ン交換物質は、式
Na12〔(AlO2)12(SiO2)12〕・xH2O
(式中、xは20〜30、特に27である)
を有する。この物質は、ゼオライトAとして既知である。脱水ゼオライト(x=
0〜10)も、ここで使用してもよい。好ましくは、アルミノシリケートは、直
径が0.1〜10μmの粒径を有する。
好適な有機洗浄性ビルダーとしては、限定するものではないが、各種のポリカ
ルボキシレート化合物が挙げられる。ここで使用する「ポリカルボキシレート」
は、複数のカルボキシレート基、好ましくは少なくとも3個のカルボキシレート
を有する化合物を意味する。ポリカルボキシレートビルダーは、一般に、組成物
に酸形で添加できるが、中和塩の形でも添加できる。塩形で利用する時には、ナ
トリウム塩、カリウム塩、リチウム塩などのアルカリ金属塩、またはアルカノー
ルアンモニウム塩が、好ましい。
ポリカルボキシレートビルダーには各種のカテゴリーの有用物質が包含される
。1つの重要なカテゴリーのポリカルボキシレートビルダーは、米国特許第3,
128,287号明細書および米国特許第3,635,830号明細書に開示の
ようなオキシジスクシネートを含めて、エーテルポリカルボキシレートを包含す
る。米国特許第4,663,071号明細書の「TMS/TDS」ビルダーも参
照。また、好適なエーテルポリカルボキシレートとしては、環式化合物、特に脂
環式化合物、例えば、米国特許第3,923,679号明細書、第3,835,
163号明細書、第4,158,635号明細書、第4,120,874号明細
書および第4,102,903号明細書に記載のものが挙げられる。
他の有用な洗浄性ビルダーとしては、エーテルヒドロキシポリカルボキシレー
ト、無水マレイン酸とエチレンまたはビニルメチルエーテルまたはアクリル酸と
の共重合体、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン
酸、およびカルボキシメチルオキシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸、ニトリ
ロ三酢酸などのポリ酢酸の各種のアルカリ金属塩、アンモニウム塩および置換ア
ンモニウム塩、並びにメリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸
、ベンゼン−1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸な
ど
のポリカルボキシレート、およびそれらの可溶性塩も挙げられる。
クエン酸系ビルダー、例えば、クエン酸およびその可溶性塩(特にナトリウム
塩)は、更新可能な資源からの入手性および生分解性のためヘビーデューティー
液体洗剤処方物に特定の重要性を有するポリカルボキシレートビルダーである。
サイトレートは、特にゼオライトおよび/または層状シリケートビルダーとの組
み合わせで、粒状組成物でも使用できる。オキシジスクシネートも、このような
組成物および組み合わせで特に有用である。
また、米国特許第4,566,984号明細書に開示の3,3−ジカルボキシ
−4−オキサ−1,6−ヘキサンジオエートおよび関連化合物は、本発明を含む
組成物で好適である。有用なコハク酸ビルダーとしては、C5〜C20アルキルお
よびアルケニルコハク酸およびそれらの塩が挙げられる。この種の特に好ましい
化合物は、ドデセニルコハク酸である。スクシネートビルダーの特定例としては
、コハク酸ラウリル、コハク酸ミリスチル、コハク酸パルミチル、コハク酸2−
ドデセニル(好ましい)、コハク酸2−ペンタデセニルなどが挙げられる。コハ
ク酸ラウリルは、この群の好ましいビルダーであり、EP第0,200,263
号明細書に記載されている。
他の好適なポリカルボキシレートは、米国特許第4,144,226号明細書
および米国特許第3,308,067号明細書に開示されている。米国特許第3
,723,322号明細書も参照。
脂肪酸、例えば、C12〜C18モノカルボン酸も、組成物に単独または前記ビル
ダー、特にサイトレートおよび/またはスクシネートビルダーとの組み合わせで
配合して追加のビルダー活性を与えることができる。脂肪酸のこのような使用は
、一般に、処方業者によって考慮すべきである起泡の減少を生じさせるであろう
。洗剤補助物質
本組成物は、場合によって、クリーニング性能、クリーニングすべき基体の処
理を助長するか高めるため、または洗剤組成物の美観を修正するための1種以上
の他の洗剤補助剤物質または他の物質(例えば、着色剤、染料など)を包含でき
る。下記のものは、このような補助剤物質の実例である。酵素
配合すべき酵素としては、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ
、およびペルオキシダーゼ、並びにそれらの混合物が挙げられる。他の種類の酵
素も、配合してもよい。それらは、いかなる好適な起源、例えば、植物、動物、
細菌、真菌および酵母起源を有していてもよい。しかしながら、それらの選択は
、数種の因子、例えば、pH活性および/または安定性最適条件、熱安定性、お
よび活性洗剤、ビルダーに対する安定性によって支配される。この点で、細菌ま
たは真菌酵素、例えば、細菌アミラーゼおよびプロテアーゼ、および真菌セルラ
ーゼが、好ましい。
酵素は、通常、組成物1g当たり活性酵素5mgまで(重量)、より典型的には
0.01mg〜3mgを与えるのに十分な量で配合する。換言すれば、本組成物は、
典型的には、市販の酵素製剤0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜1重
量%を含むであろう。
プロテアーゼの好適な例は、枯草菌およびB.licheniforms の特定の菌株から
得られるズブチリシンである。別の好適なプロテアーゼは、ノボ・インダストリ
ーズA/Sによって開発され且つ登録商品名エスペラーゼ(ESPERASE)で販売さ
れている8〜12のpH範囲全体にわたって最大活性を有するバチルスの菌株か
ら得られる。この酵素および類似の酵素の調製は、ノボの英国特許第1,243
,784号明細書に記載されている。タンパク質をベースとするしみを除去する
のに好適な市販のタンパク分解酵素としては、ノボ・インダストリーズA/S(
デンマーク)によって商品名アルカラーゼ(ALCALASE)およびサビナーゼ(SAVI
NASE)で販売されているものおよびインターナショナル・バイオ−シンセ
ティックス・インコーポレーテッド(オランダ)によって商品名マキサターゼ(
MAXATASE)で販売されているものが挙げられる。他のプロテアーゼとしては、プ
ロテアーゼA(EP第130,756号明細書参照)およびプロテアーゼB(E
P第257189号明細書参照)が挙げられる。
アミラーゼとしては、例えば、英国特許第1,296,839号明細書(ノボ
)に記載のα−アミラーゼ、インターナショナル・バイオ−シンセティックス・
インコーポレーテッド製のラピダーゼ(RAPIDASE)、およびノボ・インダストリ
ーズ製のターマミル(TERMAMYL)が挙げられる。ファンガミル(Fungamyl)(ノ
ボ)が特に有用である。
本発明で使用できるセルラーゼとしては、細菌セルラーゼと真菌セルラーゼと
の両方が挙げられる。好ましくは、それらは、5〜9.5のpH最適条件を有す
るであろう。好適なセルラーゼは、Humicola insolens およびHumicola菌株DS
M1800またはアエロモナス属に属するセルラーゼ212産生真菌から産生さ
れる真菌セルラーゼ、およびマリン軟体動物(Dolabella Auricula Solander)
の肝膵臓から抽出されるセルラーゼを開示している米国特許第4,435,30
7号明細書に開示されている。また、好適なセルラーゼは、英国特許第2.07
5.028号明細書、英国特許第2.095.275号明細書およびDE−OS
第2.247.832号明細書に開示されている。ノボ・インダストリーズA/
Sからのエンド(ENDO)A、ケアザイム(CAREZYME)が特に有用である。
洗剤使用に好適なリパーゼ酵素としては、英国特許第1,372,034号明
細書に開示のようなPseudomonas stutzeri ATCC19.154などのPseudo
monas 群の微生物によって産生されるものが挙げられる。1978年2月24日
公開の特開昭53−20487号公報中のリパーゼも参照。このリパーゼは、日
本の名古屋の天野製薬株式会社から商品名リパーゼP「アマノ(Amano)」
で入手できる(以下「アマノ−P」と称する)。他の市販のリパーゼとしては、
アマノ−CES、Chromobacter viscosum、例えば、日本の田方の東洋醸造株式
会社から市販されているChromobacter viscosum var.lipolyticum NRRLB
3673からのリパーゼ;および米国のU.S.バイオケミカル・コーポレーシ
ョンおよびオランダのディソイント・カンパニーからの更に他のChromobacter v
iscosum リパーゼ、およびPseudomonas gladioliからのリパーゼが挙げられる。
Humicola lanuginosa に由来し且つノボから市販されているリポラーゼ(LIPOLA
SE)酵素(EP第341,947号明細書も参照)は、ここで使用するのに好ま
しいリパーゼである。
ペルオキシダーゼ酵素は、酸素源、例えば、ペルカーボネート、ペルボレート
、ペルサルフェート、過酸化水素などと併用する。それらは、「溶液漂白」に使
用され、即ち、洗浄操作時に基体から除去された染料または顔料を洗浄液中で他
の基体に移動するのを防止するために使用される。ペルオキシダーゼ酵素は、技
術上既知であり、例えば、ホーセラディッシュ・ペルオキシダーゼ、リグニナー
ゼ、およびハロペルオキシダーゼ、例えば、クロロペルオキシダーゼおよびブロ
モペルオキシダーゼが挙げられる。ペルオキシダーゼ含有洗剤組成物は、例えば
、WO第89/099813号明細書に開示されている。
広範囲の酵素物質および合成洗剤組成物への配合手段も、米国特許第3,55
3,139号明細書に開示されている。酵素は、更に、米国特許第4,101,
457号明細書および米国特許第4,507,219号明細書に開示されている
。液体洗剤処方物に有用な酵素物質およびこのような処方物への配合法は、米国
特許第4,261,868号明細書に開示されている。洗剤で使用するための酵
素は、各種の技術によって安定化できる。酵素安定化技術は、米国特許第3,6
00,319号明細書およびEP第0,199,405号明細書に開示され且つ
例証されている。また、酵素安定化系は、例えば、米国特許第3,519,57
0
号明細書に記載されている。高分子分散剤
高分子分散剤は、特にゼオライトおよび/または層状シリケートビルダーの存
在下で、本組成物で0.5〜8重量%の量で利用できる。技術上既知の他のもの
も使用できるが、好適な高分子分散剤としては、高分子ポリカルボキシレートお
よびポリエチレングリコールが挙げられる。
高分子ポリカルボキシレート物質は、好適な不飽和単量体(好ましくは酸形)
を重合または共重合することによって製造できる。好適な高分子ポリカルボキシ
レートを生成するために重合できる不飽和単量体酸は、アクリル酸、マレイン酸
(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、アコニット酸、メサコン酸
、シトラコン酸およびメチレンマロン酸から選ばれる。ビニルメチルエーテル、
スチレン、エチレンなどの、カルボキシレート基を含有しない単量体セグメント
が本発明の高分子ポリカルボキシレートに存在することは、このようなセグメン
トが40重量%超を構成しないならば好適である。
高分子ポリカルボキシレート物質は、場合によって、非イオンスペーシング単
位などの更に他の単量体単位も包含できる。例えば、好適な非イオンスペーシン
グ単位としては、ビニルアルコールまたは酢酸ビニルが挙げてもよい。
特に好ましい高分子ポリカルボキシレートは、アクリル酸およびマレイン酸の
単量体から誘導される共重合体である。酸形のこのような重合体の平均分子量は
、好ましくは2,000〜10,000、より好ましくは4,000〜7,00
0、最も好ましくは4,000〜5,000である。このようなアクリル酸/マ
レイン酸重合体の水溶性塩としては、例えば、アルカリ金属塩、アンモニウム塩
および置換アンモニウム塩が挙げることができる。この種の可溶性重合体は、既
知の物質である。この種のポリアクリレートを洗剤組成物で使用することは、例
えば、1967年3月7日発行のディールの米国特許第3,308,067号明
細書
に開示されている。このような共重合体中のアクリレートセグメント対マレエー
トセグメントの比率は、一般に、30:1から1:1、より好ましくは10:1
から2:1であろう。この種の可溶性アクリレート/マレエート共重合体は、
EP第66915号明細書並びにEP第193,360号明細書(アクリル酸
ヒドロキシプロピルを含むこのような重合体も記載)に記載の既知の物質である
。これらのアクリル酸/マレイン酸をベースとする共重合体のうち、アクリル酸
とマレイン酸との共重合体の水溶性塩が、好ましい。
ここで使用するのに好適な別の種類の高分子ポリカルボン酸化合物は、アクリ
ル酸から誘導される単独重合体ポリカルボン酸化合物である。酸形のこのような
単独重合体の平均分子量は、好ましくは2,000〜10,000、より好まし
くは3,000〜75,000、最も好ましくは4,000〜65,000であ
る。
ここで使用してもよい高分子ポリカルボン酸化合物の更に他の例としては、マ
レイン酸/アクリル酸/ビニルアルコール三元共重合体が挙げられる。このよう
な物質、例えば、アクリル酸/マレイン酸/ビニルアルコールの45/45/1
0三元共重合体も、EP第193,360号明細書に開示されている。
ここで使用してもよい高分子ポリカルボン酸化合物の別の例としては、生分解
性ポリアスパラギン酸およびポリグルタミン酸化合物が挙げられる。粘土汚れ除去/再付着防止剤
これらの化合物を含有する粒状洗剤組成物は、典型的には、水溶性エトキシ化
アミン0.01〜10.0重量%を含有する。液体洗剤組成物は、典型的には、
水溶性エトキシ化アミン0.01〜5重量%を含有する。
最も好ましい防汚剤/再付着防止剤は、エトキシ化テトラエチレンペンタミン
である。例示のエトキシ化アミンは、米国特許第4,597,898号明細書に
更に記載されている。別の群の好ましい粘土汚れ除去/再付着防止剤は、EP第
111,965号明細書に開示の陽イオン化合物である。使用できる他の粘土汚
れ除去/再付着防止剤としては、EP第111,984号明細書に開示のエトキ
シ化アミン重合体;EP第112,592号明細書に開示の双性重合体;および
米国特許第4,548,744号明細書に開示のアミンオキシドおよびカルボキ
シメチルセルロース(CMC)物質が挙げられる。これらの物質は、技術上周知
である。高分子防汚剤
高分子防汚剤は、ポリエステル、ナイロンなどの疎水性繊維の表面を親水化す
るための親水性セグメントと、疎水性繊維上に付着し且つ洗浄およびすすぎサイ
クルの完了を通して接着したままであり、このように親水性セグメント用錨とし
て役立つための疎水性セグメントとの両方を有することによって特徴づけられる
。このことは、防汚剤での処理後に生ずるしみを後の洗浄法でより容易にクリー
ニングすることを可能にすることができる。
ここで有用な高分子防汚剤としては、特に(a)本質上(i)重合度少なくと
も2を有するポリオキシエチレンセグメントまたは(ii)オキシプロピレンまた
は重合度2〜10を有するポリオキシプロピレンセグメント(エーテル結合によ
って各末端で隣接部分に結合されるのでなければ、親水性セグメントはオキシプ
ロピレン単位を包含しない)または(iii)オキシエチレンおよび1〜30個のオ
キシプロピレン単位からなるオキシアルキレン単位の混合物(該混合物は親水性
成分が通常のポリエステル合成繊維表面上への防汚剤の付着時に通常のポリエス
テル合成繊維表面の親水性を増大するのに十分な程大きい親水性を有するのに十
分な量のオキシエチレン単位を含有し、親水性セグメントは好ましくはオキシエ
チレン単位少なくとも25%、より好ましくは特に20〜30個のオキシプロピ
レン単位を有するこのような成分の場合にはオキシエチレン単位少なくとも50
%を含む)からなる1種以上の非イオン親水性成分;または(b)(i)C3オ
キシアルキレンテレフタレートセグメント(疎水性成分がオキシエチレンテレフ
タレートも含むならば、オキシエチレンテレフタレート対C3オキシアルキレン
テレフタレート単位の比率は2:1またはそれ以下である)、(ii)C4〜C6ア
ルキレンまたはオキシC4〜C6アルキレンセグメントまたはそれらの混合物、(i
ii)重合度少なくとも2を有するポリ(ビニルエステル)セグメント、好ましく
はポリ(酢酸ビニル)、または(iv)C1〜C4アルキルエーテルまたはC4ヒド
ロキシアルキルエーテル置換基またはそれらの混合物(前記置換基はC1〜C4ア
ルキルエーテルまたはC4ヒドロキシアルキルエーテルセルロース誘導体または
それらの混合物の形で存在し且つこのようなセルロース誘導体は両親媒性であり
、それによって十分な量のC1〜C4アルキルエーテルおよび/またはC4ヒドロ
キシアルキルエーテル単位を有していて通常のポリエステル合成繊維表面上に付
着し且つ十分な量のヒドロキシルを保持し、一旦このような通常の合成繊維表面
に接着すると、繊維表面親水性を増大する)からなる1種以上の疎水性成分、ま
たは(a)と(b)との組み合わせを有する防汚剤が挙げられる。
典型的には、200よりも高い水準が使用できるが、(a)(i)のポリオキ
シエチレンセグメントは重合度200、好ましくは3〜150、より好ましくは
6〜100を有するであろう。好適なオキシC4〜C6アルキレン疎水性セグメン
トとしては、限定せずに、米国特許第4,721,580号明細書に開示のよう
なMO3S(CH2)nOCH2CH2O−(式中、Mはナトリウムであり、nは4
〜6の整数である)などの高分子防汚剤の末端キャップが挙げられる。
本発明で有用な高分子防汚剤としては、ヒドロキシエーテルセルロース系重合
体などのセルロース系誘導体、エチレンテレフタレートまたはプロピレンテレフ
タレートとポリエチレンオキシドテレフタレートまたはポリプロピレンオキシド
テレフタレートとの共重合体ブロックなども挙げられる。このような薬剤は、市
販されており、その例としてはメトセル(METHOCEL)(ダウ)などのセルロース
のヒドロキシエーテルおよびメトロース(Metolose)(シンエツ)などのセルロ
ースのカルボキシアルキルが挙げられる。ここで使用するためのセルロース系防
汚剤としては、C1〜C4アルキルおよびC4ヒドロキシアルキルセルロースから
選ばれるものも挙げられる。米国特許第4,000,093号明細書参照。
ポリ(ビニルエステル)疎水性セグメントによって特徴づけられる防汚剤とし
ては、ポリ(ビニルエステル)、例えば、C1〜C6ビニルエステルのグラフト共
重合体、好ましくはポリエチレンオキシド主鎖などのポリアルキレンオキシド主
鎖上にグラフトしたポリ(酢酸ビニル)が挙げられる(EP第0 219 04
8号明細書参照)。この種の市販の防汚剤としては、BASF(西独)から入手
できるソカラン(SOKALAN)型の物質、例えば、ソカランHP−22が挙げられる
。
1つの種類の好ましい防汚剤は、エチレンテレフタレートとポリエチレンオキ
シド(PEO)テレフタレートとのランダムブロックを有する共重合体である。
この高分子防汚剤の分子量は、25,000〜55,000の範囲内である。米
国特許第3,959,230号明細書および米国特許第3,893,929号明
細書参照。
別の好ましい高分子防汚剤は、平均分子量300〜5,000のポリオキシエ
チレングリコールに由来するポリオキシエチレンテレフタレート単位90〜80
重量%と一緒にエチレンテレフタレート単位10〜15重量%を含有するエチレ
ンテレフタレート単位の反復単位を有するポリエステルである。この重合体の例
としては、市販の物質ゼルコン(ZELCON)5126(デュポン製)およびミリー
ズ(MILEASE)T(ICI製)が挙げられる。米国特許第4,702,857号明
細書も参照。
別の好ましい高分子防汚剤は、テレフタロイルおよびオキシアルキレンオキシ
反復単位のオリゴマーエステル主鎖および主鎖に共有結合された末端部分からな
る実質上線状のエステルオリゴマーのスルホン化生成物である。これらの防汚剤
は、米国特許第4,968,451号明細書に記載されている。他の好適な高分
子防汚剤としては、米国特許第4,711,730号明細書のテレフタレートポ
リエステル、米国特許第4,721,580号明細書の陰イオン末端キャップ化
オリゴマーエステル、および米国特許第4,702,857号明細書のブロック
ポリエステルオリゴマー化合物が挙げられる。
なお別の好ましい防汚剤は、テレフタロイル単位、スルホイソフタロイル単位
、オキシエチレンオキシおよびオキシ−1,2−プロピレン単位の反復単位を有
するオリゴマーである。反復単位は、オリゴマーの主鎖を構成し且つ好ましくは
変性イセチオネート末端キャップを末端基とする。この種の特に好ましい防汚剤
は、1個のスルホイソフタロイル単位、5個のテレフタロイル単位、1.7〜1
.8の比率のオキシエチレンオキシおよびオキシ−1,2−プロピレンオキシ単
位、および2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エタンスルホン酸ナトリウムの2
個の末端キャップ単位からなる。前記防汚剤は、オリゴマーの0.5〜20重量
%の結晶性減少安定剤(好ましくはキシレンスルホネート、クメンスルホネート
、トルエンスルホネート、およびそれらの混合物から選ばれる)も含む。
好ましい高分子防汚剤としては、陰イオン、特にスルホアロイル末端キャップ
化テレフタレートエステルを開示している米国特許第4,877,896号明細
書の防汚剤も挙げられる。
利用するならば、防汚剤は、一般に、本組成物の0.01〜10.0重量%、
典型的には0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3.0重量%を占めるであろ
う。染料移動抑制剤
一般に、このような染料移動抑制剤としては、ポリビニルピロリドン重合体、
ポリアミンN−オキシド重合体、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾー
ルとの共重合体、マンガンフタロシアニン、ペルオキシダーゼ、およびそれらの
混合物が挙げられる。使用するならば、これらの薬剤は、典型的には、組成物の
0.01〜10重量%、好ましくは0.01〜5重量%、より好ましくは0.0
5〜2重量%を占める。
より詳細には、ここで使用するのに好ましいポリアミンN−オキシド重合体は
、下記の構造式 R−Ax−P〔式中、Pは重合性単位(それにN−O基が結合
でき、またはN−O基が重合性単位の一部分を構成でき、またはN−O基が両方
の単位に結合できる)であり;Aは下記の構造 −NC(O)−、−C(O)O
−、−S−、−O−、−N=の1つであり;xは0または1であり;Rは脂肪族
、エトキシ化脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基またはそれらの組み合わ
せ(それにN−O基の窒素は結合でき、またはN−O基はこれらの基の一部分で
ある)である〕を有する単位を含有する。好ましいポリアミンN-オキシドは、
Rが複素環式基、例えば、ピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピ
ペリジンおよびそれらの誘導体であるものである。
N−O基は、下記の一般構造
(式中、R1、R2、R3は脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基またはそれ
らの組み合わせであり;x、yおよびzは0または1であり;N−O基の窒素は
結合するか前記基のいずれかの一部分を構成できる)
で表わされる。ポリアミンN−オキシドのアミンオキシド単位は、pKa<10
、好ましくはpKa<7、より好ましくはpKa<6を有する。
生成するアミンオキシド重合体が水溶性であり且つ染料移動抑制性を有する限
り、いかなる重合体主鎖も使用できる。好適な重合体主鎖の例は、ポリビニル、
ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイミド、ポリ
アクリレートおよびそれらの混合物である。これらの重合体としては、一方の単
量体型がアミンN−オキシドであり且つ他方の単量体型がN−オキシドであるラ
ンダムまたはブロック共重合体が挙げられる。アミンN−オキシド重合体は、典
型的には、アミン対アミンN−オキシドの比率10:1から1:1,000,0
00を有する。しかしながら、ポリアミンオキシド重合体に存在するアミンオキ
シド基の数は、適当な共重合により、または適当なN−酸化度により変化できる
。ポリアミンオキシドは、ほとんどいかなる重合度でも得ることができる。典型
的には、平均分子量は、500〜1,000,000、より好ましくは1,00
0〜500,000、最も好ましくは5,000〜100,000の範囲内であ
る。この好ましい種類の物質は、「PVNO」と称することができる。
本組成物で有用な最も好ましいポリアミンN−オキシドは、平均分子量50,
000およびアミン対アミンN−オキシドの比率1:4を有するポリ(4−ビニ
ルピリジン−N−オキシド)である。
N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾール重合体との共重合体(クラス
として「PVPVI」と称する)も、ここで使用するのに好ましい。好ましくは
、PVPVIは、平均分子量範囲5,000〜1,000,000、より好まし
くは5,000〜200,000、最も好ましくは10,000〜20,000
を有する(平均分子量範囲はバース等のChemical Analysis,第113巻,「重
合体特性化の現代的方法」に記載のように光散乱によって測定する)。PVPV
I共重合体は、典型的には、N−ビニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンの
モル比1:1から0.2:1、より好ましくは0.8:1から0.3:1、最も
好
ましくは0.6:1から0.4:1を有する。これらの共重合体は、線状または
分枝のいずれかであることができる。
本発明の組成物は、平均分子量5,000〜400,000、好ましくは5,
000〜200,000、より好ましくは5,000〜50,000を有するポ
リビニルピロリドン(「PVP」)も、使用してもよい。PVPは、洗剤分野の
当業者に既知である。例えば、EP−A第262,897号明細書およびEP−
A第256,696号明細書参照。PVPを含有する組成物は、平均分子量50
0〜100,000、好ましくは1,000〜10,000を有するポリエチレ
ングリコール(「PEG」)も含有できる。好ましくは、洗浄液に送達されるP
EG対PVPの比率(ppm基準で)は、2:1から50:1、より好ましくは
3:1から10:1である。
本発明の洗剤組成物は、場合によって、染料移動抑制作用も与える或る種の親
水性光学増白剤0.005〜5重量%も含有してもよい。使用するならば、本組
成物は、好ましくは、このような光学増白剤0.01〜1.2重量%を含むであ
ろう。
本発明で有用な親水性光学増白剤は、構造式
(式中、R1はアニリノ、N−2−ビス−ヒドロキシエチルおよびNH−2−ヒ
ドロキシエチルから選ばれ;R2はN−2−ビス−ヒドロキシエチル、N−2−
ヒドロキシエチル−N−メチルアミノ、モルホリノ、クロロおよびアミノから選
ばれ;Mはナトリウム、カリウムなどの塩形成陽イオンである)
を有するものである。
前記式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ビス−ヒドロキシエチルであ
り且つMがナトリウムなどの陽イオンである時には、増白剤は、4,4′−ビス
〔(4−アニリノ−6−(N−2−ビス−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン
−2−イル)アミノ〕−2,2′−スチルベンジスルホン酸および二ナトリウム
塩である。この特定の増白剤種は、チバ−ガイギー・コーポレーションによって
商品名チノパール(Tinopal)−UNPA−GXで市販されている。
前記式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ヒドロキシエチル−N−2−
メチルアミノであり且つMがナトリウムなどの陽イオンである時には、増白剤は
、4,4′−ビス〔(4−アニリノ−6−(N−2−ヒドロキシエチル−N−−
メチルアミノ)−s−トリアジン−2−イル)アミノ〕2,2′−スチルベンジ
スルホン酸二ナトリウム塩である。この特定の増白剤種は、チバ−ガイギー・コ
ーポレーションによって商品名チノパール5BM−GXで市販されている。
前記式中、R1がアニリノであり、R2がモルホリノであり且つMがナトリウム
などの陽イオンである時には、増白剤は、4,4′−ビス〔(4−アニリノ−6
−モリホリノ−s−トリアジン−2−イル)アミノ〕2,2′−スチルベンジス
ルホン酸のナトリウム塩である。この特定の増白剤種は、チバガイギー・コーポ
レーションによって商品名チノパールAMS−GXで市販されている。
他の通常の光学増白剤型の化合物は、場合によって、真実の染料移動抑制効果
よりむしろ、通常の布帛「増白」上の利益を与えるために本組成物で使用できる
。このような使用法は、洗剤処方に通常であり且つ周知である。
技術上既知の通常の光学増白剤または他の増白剤または白化剤も、本発明の洗
剤組成物に典型的には0.005〜5重量%、好ましくは0.01〜1.2重量
%、最も好ましくは0.05〜1.2重量%の量で配合できる。有用であること
がある市販の光学増白剤は、亜群に分類でき、亜群としては、必ずしも限定しな
いが、スチルベン、ピラゾリン、クマリン、カルボン酸、メチンシアニン、ジベ
ンゾチオフェン−5,5−ジオキシド、アゾール、5員環および6員環複素環式
化合物の誘導体、および他の雑多な薬剤が挙げられる。このような増白剤の例は
、「蛍光増白剤の生産および応用」、M.ザーラドニック、ニューヨークのジョ
ン・ウィリー・エンド・サンズ発行(1982)に開示されている。使用しても
よい更に他の光学増白剤としては、ナフタールイミド、ベンゾオキサゾール、ベ
ンゾフラン、ベンズイミダゾールおよびそれらの混合物が挙げられる。
本組成物で有用である光学増白剤の特定例は、米国特許第4,790,856
号明細書に同定のものである。これらの増白剤としては、ベロナからのホルホワ
イト(PHORWHITE)系列の増白剤が挙げられる。この文献に開示の他の増白剤とし
ては、チバ・ガイギーから入手できるチノパールUNPA、チノパールCBSお
よびチノパール5BM;アルティック・ホワイト(Artic White)CCおよびアル
ティック・ホワイトCWD;2−(4−スチリルフェニル)−2H−ナフト〔1
,2−d〕トリアゾール;4,4′−ビス−(1,2,3−トリアゾール−2−
イル)−スチルベン;4,4′−ビス(スチリル)ビスフェニル;およびアミノ
クマリンが挙げられる。これらの増白剤の特定例としては、4−メチル−7−ジ
エチルアミノクマリン;1,2−ビス(ベンズイミダゾール−2−イル)エチレ
ン;1,3−ジフェニルピラゾリン;2,5−ビス(ベンゾオキサゾール−2−
イル)チオフェン;2−スチリル−ナフト〔1,2−d〕オキサゾール;および
2−(スチルベン−4−イル)−2H−ナフト〔1,2−d〕トリアゾールが挙
げられる。米国特許第3,646,015号明細書も参照。抑泡剤
各種の物質は、抑泡剤として使用してもよく、且つ抑泡剤は、当業者に周知で
ある。例えば、Kirk Othmer Encyclopedia of Chemical Technology、第3版、
第7巻、第430頁〜第447頁(ジョン・ウィリー・エンド・サンズ・インコ
ーポレーテッド、1979)参照。特定の興味がある1つのカテゴリーの抑泡剤
は、モノカルボン脂肪酸およびそれらの可溶性塩を包含する。米国特許第2,9
54,347号明細書参照。抑泡剤として使用するモノカルボン脂肪酸およびそ
れらの塩は、典型的には、炭素数10〜24、好ましくは炭素数12〜18のヒ
ドロカルビル鎖を有する。好適な塩としては、アルカリ金属塩、例えば、ナトリ
ウム塩、カリウム塩、およびリチウム塩、およびアンモニウム塩およびアルカノ
ールアンモニウム塩が挙げられる。
また、本発明の洗剤組成物は、非界面活性剤抑泡剤を含有してもよい。これら
としては、例えば、高分子量炭化水素、例えば、パラフィン、脂肪酸エステル(
例えば、脂肪酸トリグリセリド)、一価アルコールの脂肪酸エステル、脂肪族C18
〜C40ケトン(例えば、ステアロン)などが挙げられる。他の抑泡剤としては
、N−アルキル化アミノトリアジン、例えば、炭素数1〜24の第一級または第
二級アミン2または3モルと塩化シアヌル酸との生成物として生成するトリアル
キルメラミンからヘキサアルキルメラミンまで、またはジアルキルジアミンクロ
ルトリアジンからテトラアルキルジアミンクロルトリアジンまで、プロピレンオ
キシド、およびモノステアリルホスフェート、例えば、モノステアリルアルコー
ルリン酸エステルおよびモノステアリルジアルカリ金属(例えば、K、Na、お
よびLi)ホスフェートおよびリン酸エステルが挙げられる。パラフィン、ハロ
パラフィンなどの炭化水素は、液体形で利用できる。また、ロウ状炭化水素、好
ましくは融点100℃未満を有するものを利用することが既知である。炭化水素
は、洗剤組成物に好ましいカテゴリーの抑泡剤を構成する。炭化水素抑泡剤は、
例えば、米国特許第4,265,779号明細書に記載されている。炭化水素と
しては、このように、炭素数12〜70の脂肪族、脂環式、芳香族および複素環
式飽和または不飽和炭化水素が挙げられる。この抑泡剤議論で使用する「パラフ
ィン」なる用語は、真のパラフィンと環式炭化水素との混合物を包含しようとす
る。
別の好ましいカテゴリーの非界面活性剤抑泡剤は、シリコーン抑泡剤からなる
。このカテゴリーとしては、ポリジメチルシロキサンなどのポリオルガノシロキ
サン油、ポリオルガノシロキサン油または樹脂の分散液または乳濁液、およびポ
リオルガノシロキサンとシリカ粒子との組み合わせ(ポリオルガノシロキサンは
シリカ上に化学吸着または融着する)の使用が挙げられる。シリコーン抑泡剤は
、技術上周知であり、例えば、米国特許第4,265,779号明細書およびE
P第354016号明細書に開示されている。
他のシリコーン抑泡剤は、組成物および少量のポリジメチルシロキサン流体を
水溶液に配合することによって水溶液を脱泡するための方法に関する米国特許第
3,455,839号明細書に開示されている。
シリコーンとシラン化シリカとの混合物は、例えば、独国特許出願DOS第2
,124,526号明細書に記載されている。粒状洗剤組成物におけるシリコー
ン脱泡剤および制泡剤は、米国特許第3,933,672号明細書および米国特
許第4,652,392号明細書に開示されている。
ここで使用するための例示のシリコーンをベースとする抑泡剤は、本質上
(i)25℃での粘度20cs〜1,500csを有するポリジメチルシロキ
サン流体;
(ii)(i)100重量部当たり5〜50部の、(CH3)3SiO1/2単位対
SiO2単位の比率0.6:1から1.2:1の(CH3)3SiO1/2単位とSi
O2単位とからなるシロキサン樹脂;および
(iii)(i)100重量部当たり1〜20部の固体シリカゲル
からなる抑泡量の制泡剤である。
ここで使用する好ましいシリコーン抑泡剤においては、連続相用溶媒は、或る
ポリエチレングリコールまたはポリエチレン−ポリプロピレングリコール共重合
体またはそれらの混合物(好ましい)、またはポリプロピレングリコールからな
る。一次シリコーン抑泡剤は、分枝/架橋であり、好ましくは線状ではない。
本発明のシリコーン抑泡剤は、好ましくは、ポリエチレングリコールおよびポ
リエチレングリコール/ポリプロピレングリコールの共重合体(すべては平均分
子量1,000未満、好ましくは100〜800を有する)からなる。本発明の
ポリエチレングリコールおよびポリエチレン/ポリプロピレン共重合体は、2重
量%より高い室温での水中溶解度、好ましくは5重量%より高い室温での水中溶
解度を有する。
本発明の好ましい溶媒は、平均分子量1,000未満、より好ましくは100
〜800、最も好ましくは200〜400を有するポリエチレングリコール、お
よびポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールの共重合体、好ましく
はPPG200/PEG300である。ポリエチレングリコール対ポリエチレン
−ポリプロピレングリコールの共重合体の重量比1:1から1:10、最も好ま
しくは1:3から1:6が、好ましい。
ここで使用する好ましいシリコーン抑泡剤は、ポリプロピレングリコール、特
に分子量4,000のポリプロピレングリコールを含有しない。それらは、好ま
しくは、プルロニック(PLURONIC)L101などのエチレンオキシドとプロピレ
ンオキシドとのブロック共重合体も含有しない。
ここで有用な他の抑泡剤は、第二級アルコール(例えば、2−アルキルアルカ
ノール)およびこのようなアルコールとシリコーンなどのシリコーン油との混合
物(米国特許第4,798,679号明細書、第4,075,118号明細書お
よびEP第150,872号明細書に開示)からなる。第二級アルコールとして
は、C1〜C16鎖を有するC6〜C16アルキルアルコールが挙げられる。好まし
いアルコールは、コンデアから商標イソフォール(ISOFOL)12で入手できる2
−ブチルオクタノールである。第二級アルコールの混合物は、エニケムから商標
イサルケム(ISALCHEM)123で入手できる。混合抑泡剤は、典型的には、1:
5から5:1の重量比のアルコールとシリコーンとの混合物からなる。
自動洗濯機で使用すべき洗剤組成物の場合には、泡は、洗濯機をオーバーフロ
ーする程度には形成すべきではない。抑泡剤は、利用する時には、好ましくは、
「抑泡量」で存在する。「抑泡量」とは、組成物の処方業者が自動洗濯機で使用
するための低起泡性洗濯洗剤を生ずるように泡を十分に制御するであろうこの制
泡剤の量を選択できることを意味する。
本組成物は、一般に、抑泡剤0%〜5%を含むであろう。抑泡剤として利用す
る時には、モノカルボン脂肪酸およびそれらの塩は、典型的には、洗剤組成物の
5重量%までの量で存在するであろう。好ましくは、脂肪モノカルボキシレート
抑泡剤0.5%〜3%は、利用される。多量を使用してもよいが、シリコーン抑
泡剤は、典型的には、洗剤組成物の2.0重量%までの量で利用される。この上
限は、主としてコストを最小限に保ち且つ有効に制泡するための少量の有効性に
関する関心事のため性状で実際的である。好ましくは、シリコーン抑泡剤0.0
1%〜1%、より好ましくは0.25%〜0.5%が、使用される。ここで使用
するこれらの重量%値は、ポリオルガノシロキサンと併用してもよいシリカ、並
びに利用してもよい補助剤物質を包含する。モノステアリルホスフェート抑泡剤
は、一般に、組成物の0.1〜2重量%の量で利用される。多量を使用できるが
、炭化水素抑泡剤は、典型的には、0.01%〜5.0%の量で利用される。ア
ルコール抑泡剤は、典型的には、完成組成物の0.2〜3重量%で使用される。布帛柔軟剤
各種のスルー・ザ・ウォッシュ(through-the-wash)布帛柔軟剤、特に米国特
許第4,062,647号明細書の微細なスメクタイト粘土、並びに技術上既知
の他の柔軟剤粘土は、場合によって、典型的には、布帛クリーニングと同時に布
帛柔軟化上の利益を与えるために本組成物で0.5〜10重量%、好ましくは0
.5〜2重量%の量で使用できる。粘土柔軟剤は、例えば、米国特許第4,37
5,416号明細書および米国特許第4,291,071号明細書に開示のよう
なアミンおよび陽イオン柔軟剤と併用できる。他の成分
洗剤組成物で有用な各種の他の機能成分、例えば、他の活性成分、担体、ハイ
ドロトロープ、加工助剤、染料または顔料、液体処方物用溶媒、固形組成物用固
体充填剤などが、本組成物に配合できる。本発明の洗剤組成物は、好ましくは、
水性クリーニング操作での使用時に、洗浄水がpH 6.5〜11、好ましくは
7.5〜10.5を有するように処方するであろう。洗濯製品は、典型的には、
pH 9〜11である。pHを推奨使用レベルで制御するための技術は、緩衝剤
、アルカリ、酸などの使用を包含し、当業者に周知である。他の任意成分
本発明の組成物への配合に好適な他の任意成分としては、着色剤および充填剤
塩が挙げられ、硫酸ナトリウムが好ましい充填剤塩である。組成物の形
本発明の洗剤組成物は、粉末、粒状物、ペースト、液体、ゲルなどの望ましい
形で処方できる。液体組成物
本発明の洗剤組成物は、液体洗剤組成物として処方してもよい。このような液
体洗剤組成物は、典型的には、液体担体、例えば、水、好ましくは水と有機溶媒
との混合物94〜35重量%、好ましくは90〜40重量%、最も好ましくは8
0〜50重量%を含む。ゲル組成物
本発明の洗剤組成物は、ゲルの形であってもよい。このような組成物は、典型
的には、分子量750,000〜4,000,000を有するポリアルケニルポ
リエーテルを使用して処方する。固体組成物
本発明の洗剤組成物は、粉末、粒状物などの固体の形であってもよい。
好ましくは、本発明に係る粒状組成物の成分の平均粒径は、粒子の5%以下が
直径が1.4mmより大きく且つ粒子の5%以下が直径が0.15mm未満であるよ
うなものであるべきである。
ここで定義するような平均粒径なる用語は、組成物の試料を一連のタイラー篩
上で多数の画分(典型的には5つの画分)に篩分けることによって測定する。そ
れによって得られた重量分率は、篩の開きサイズに対してプロットする。平均粒
径は、試料の50重量%が通過するであろう開きサイズであると解釈される。
本発明に係る粒状洗剤組成物の嵩密度は、通常の洗濯洗剤組成物と比較して比
較的高い密度によって特徴づけられる濃縮粒状洗剤組成物で特に有用である。こ
のような高密度組成物は、典型的には、嵩密度少なくとも400g/リットル、
より好ましくは650g/リットル〜1200g/リットル、最も好ましくは8
00g/リットル〜1000g/リットルを有する。製法−粒状組成物
一般に、本発明に係る粒状洗剤組成物は、乾式混合法、噴霧乾燥法、凝集法お
よび造粒法を含めて各種の方法によって調製できる。
本発明は、下記の非限定実施例で例示し、すべての%は特に断らない限り重量
基準である。
本発明の洗剤組成物においては、略称された成分同定は、下記の意味を有する
。
XYAS: C1X〜C1Yアルキル硫酸ナトリウム
XYEZ: 平均Zモルのエチレンオキシドと縮合されたC1x〜C1y主として
線状第一級アルコール
XYEZS: 1モル当たり平均Zモルのエチレンオキシドと縮合されたC1X
〜C1Yアルキル硫酸ナトリウム
TFAA: C16〜C18アルキルN−メチルグルカミド
NaSKS−6: 式 δ−Na2Si2O5の結晶性層状シリケート
カーボネート: 無水炭酸ナトリウム
シリケート: 無定形ケイ酸ナトリウム(SiO2:Na2O)
MA/AA: マレイン酸/アクリル酸1:4の共重合体、平均分子量約80
,000
ゼオライトA: 一次粒径1〜10μmを有する式
Na12(AlO2SiO2)12・27H2Oの水和アルミノケイ酸ナトリウム
クエン酸: 無水クエン酸
ペルカーボネート: 式 Na2SO4・n・Na2CO3(式中、nは0.29
である)の混合塩で被覆された実験式 2Na2CO3・3H2O2の無水過炭酸ナ
トリウム漂白剤(ペルカーボネート対混合塩の重量比は39:1である)
TAED: テトラアセチルエチレンジアミン
DETPMP:モンサントによって商品名デクエスト2060で市販されてい
るジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)。実施例
下記の香料処方物を調製した。
本発明に係る下記の処方物A、BおよびCは、調製した。香料1または香料2
処方物のいずれかを使用した。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 アラン、キャンベル、マックリチー
イギリス国タイン、アンド、ウェアー、ホ
ワイトリー、ベイ、モンクシートン、ドラ
イブ、35
(72)発明者 クリスチアーン、アーサー、ジャック、カ
ミエル、トエン
イギリス国ノース、シールズ、プレスト
ン、ウッド、35
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. (a)(i)0.1〜60重量%の量の疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆 物質と組み合わされる0.1〜60重量%の量の過酸化水素またはその源、 (ii)0.1〜60重量%の量の予備生成疎水性ペルオキシ酸、および (iii)(i)と(ii)との混合物 から選ばれる疎水性漂白系(ここで、疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆物質は、過 加水分解下においてその親カルボン酸が25℃およびpH7の水溶液中で測定し た臨界ミセル濃度0.5モル/リットル未満を有する疎水性ペルオキシ酸を製造 する化合物と定義され、且つ、疎水性予備生成ペルオキシ酸は、その親カルボン 酸が25℃およびpH7の水溶液中で測定した臨界ミセル濃度0.5モル/リッ トル未満を有する化合物と定義される)、 (b)香料組成物5重量%まで、および (c)アミノカルボキシレート化合物、アミノホスホネート化合物およびそれ らの混合物から選ばれる金属イオン封鎖剤少なくとも0.6重量%、 を含むことを特徴とする、洗剤組成物。 2. ペルオキシ酸漂白剤前駆物質および/またはペルオキシ酸漂白剤の主鎖 が7個より多い炭素を有する、請求項1に記載の洗剤組成物。 3. 前記疎水性漂白剤前駆物質が−O−または−N−結合を通して離脱基に 結合されたペルオキシ酸部分を生成する少なくとも1個のアシル基を含む漂白剤 前駆物質化合物から選ばれる、請求項2に記載の洗剤組成物。 4. 前記漂白剤前駆物質がアミド置換ペルオキシ酸前駆物質化合物およびそ れらの混合物である、請求項3に記載の洗剤組成物。 5. 前記漂白剤前駆物質が(6−オクタンアミド−カプロイル)オキシベン ゼンスルホネート、(6−ノナンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネー ト、(6−デカンアミド−カプロイル)オキシベンゼンスルホネート、およびそ れらの混合物から選ばれるアミド置換ペルオキシ酸前駆物質化合物である、請求 項4に記載の洗剤組成物。 6. 前記香料組成物が第一級および第二級アルコール、脂肪族アルデヒド、 ヒドロシンナミックアルデヒド、エステル(サリチル酸エステルを除外)、不飽 和ケトンおよびそれらの混合物から選ばれるアロマ化学物質を含み且つ香料中の 前記アロマ化学物質の重量の総和が香料の少なくとも30重量%である、請求項 1ないし5のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 7. 前記アミノカルボキシレート化合物がエチレンジアミン−N,N′−ジ コハク酸、エチレンジアミン四酢酸、N−ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸、 ニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四プロピオン酸、エチレンジアミン−N,N ′−ジグルタミン酸、2−ヒドロキシプロピレンジアミン−N,N′−ジコハク 酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、trans-1 ,2−ジアミノシクロヘキサン−N,N,N′,N′−四酢酸、エタノールジグ リシンおよびそれらの混合物から選ばれ、好ましくはエチレンジアミン−N,N ′−ジコハク酸である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 8. 前記アミノホスホネート化合物がジエチレントリアミンペンタ(メチレ ンホスホネート)およびヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホネート )およびそれらの混合物から選ばれる、請求項1ないし6のいずれか1項に記載 の洗剤組成物。 9. 前記組成物がオルガノジホスホン酸結晶成長抑制剤成分またはその塩ま たは複合体を更に含む、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 10. 前記結晶成長抑制剤がエチレンジホスホン酸、α−ヒドロキシ−2− フェニルエチルジホスホン酸、メチレンジホスホン酸、ビニリデン−1,1−ジ ホスホン酸、1,2−ジヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸およびヒドロ キシ−エタン−1,1−ジホスホン酸およびそれらの塩およびそれらの混合物か ら選ばれ、好ましくはヒドロキシ−エタン−1,1−ジホスホン酸である、請求 項9に記載の洗剤組成物。 11. 前記結晶成長抑制剤が組成物の少なくとも0.1重量%の量で存在す る、請求項10に記載の洗剤組成物。 12. 前記組成物が洗剤組成物の少なくとも11重量%、好ましくは少なく とも20重量%の合計量で存在する1種以上の界面活性剤を更に含む、請求項1 ないし11のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 13. 前記前記界面活性剤の少なくとも1種が陰イオン界面活性剤である、 請求項12に記載の洗剤組成物。 14. 前記組成物が陽イオン漂白剤前駆物質、親水性漂白剤前駆物質および それらの混合物から選ばれる補助前駆物質、好ましくは親水性漂白剤前駆物質を 更に含む、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 15. 前記親水性漂白剤前駆物質がテトラアセチルエチレンジアミン漂白剤 前駆物質である、請求項14に記載の洗剤組成物。
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