JPH1148429A - ポリエステル樹脂多層成形体 - Google Patents

ポリエステル樹脂多層成形体

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JPH1148429A
JPH1148429A JP20616997A JP20616997A JPH1148429A JP H1148429 A JPH1148429 A JP H1148429A JP 20616997 A JP20616997 A JP 20616997A JP 20616997 A JP20616997 A JP 20616997A JP H1148429 A JPH1148429 A JP H1148429A
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JP
Japan
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polyester resin
qmax
layer
repeating unit
main repeating
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Application number
JP20616997A
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English (en)
Inventor
Hironobu Kitagawa
広信 北川
Mitsuhiro Harada
光弘 原田
Yoshinao Matsui
義直 松井
Yoshitaka Eto
嘉孝 衛藤
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂とポリエチ
レンテレフタレ−ト樹脂からなり、透明性、ガスバリヤ
−性、紫外線遮断性、溶融成形性および延伸性に優れた
多層成形体を提供する。 【解決手段】 (1)主たる繰返し単位がエチレンテレ
フタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)か
らなる層と、(2)主たる繰返し単位がエチレンテレフ
タレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)90
〜5重量%と主たる繰返し単位がエチレンナフタレ−ト
からなる熱可塑性ポリエステル樹脂(B)10〜95重
量%を含有するポリエステル樹脂組成物からなる層と
を、それぞれ少なくとも1層以上有し、ヘイズが15%
以下の多層成形体であって、前記ポリエステル樹脂組成
物の透明度(Qmax )、透明化時間(Qmax(t))が そ
れぞれ、Qmax≦40000及びQmax(t)≦250秒で
あることを特徴とするポリエステル樹脂多層成形体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明性、ガスバリ
ヤ−性、紫外線遮断性、溶融成形性および延伸性に優れ
たポリエステル樹脂多層成形体、多層延伸成形体および
多層中空成形体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からポリエチレンテレフタレ−トを
主体とする熱可塑性ポリエステル樹脂は、その素材の優
れた力学的性質、ガスバリヤ−性、耐薬品性、保香性、
衛生性などに着目されて各種の容器、フイルム、シ−ト
などに加工され、包装材料として広く使用されている。
特に、二軸延伸中空容器として、近年広範囲に利用され
ている。しかしながら、ポリエチレンテレフタレ−トを
主体とする熱可塑性ポリエステル樹脂からなる二軸延伸
容器とて、完全な性能を具備しているわけではなく、充
填する内容物が酸素や紫外線により変質し易い場合には
問題となる。以上の問題点を解決するために、特開平4
−39025号ではポリエチレンテレフタレ−ト樹脂と
ポリエチレンナフタレ−ト樹脂の各層から成る多層容器
が提案され、また、特開平4−239640号ではこの
両樹脂を混合した組成物からの少なくとも1層とポリエ
チレンテレフタレ−ト樹脂層とから成る多層容器等が提
案されている。ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂層とポ
リエチレンナフタレ−ト樹脂層からなる延伸容器の場合
は最適延伸温度が両樹脂間で異なるため均一な延伸が出
来ず、2層の間で層間剥離が発生する等種々の問題があ
る。また、両樹脂の混合物を少なくとも1層とする場合
は、両樹脂の相溶性が非常に悪いため、透明性の優れた
容器を得ることが非常に困難であり、また、延伸成形性
も悪く層間剥離や物性むらのある容器しか得られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のポリエチレ
ンテレフタレ−ト樹脂からなる包装材料のガスバリヤ−
性、紫外線遮断性等を改善して、透明性も優れた多層成
形体を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の透明なポリエステル樹脂多層成形体は、
(1)主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ−トから
なる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)からなる層と、
(2)主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ−トから
なる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)90〜5重量%と
主たる繰返し単位がエチレンナフタレ−トからなる熱可
塑性ポリエステル樹脂(B)10〜95重量%を含有す
るポリエステル樹脂組成物からなる層とを、それぞれ少
なくとも1層以上有し、ヘイズが15%以下の多層成形
体であって、前記ポリエステル樹脂組成物の透明度(Q
max )、透明化時間(Qmax(t))が それぞれ、 Qmax ≦40000 Qmax(t)≦250秒 であることを特徴とする。
【0005】上記の構成からなる本発明のポリエステル
樹脂多層成形体は優れた透明性、ガスバリヤ−性、紫外
線遮断性、溶融成形性および延伸性を有し、延伸成形体
や中空成形体にすることができる。
【0006】また、本発明の透明なポリエステル樹脂多
層成形体は、(1)主たる繰返し単位がエチレンテレフ
タレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)から
なる層と、(2)主たる繰返し単位がエチレンテレフタ
レ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)90〜
5重量%、主たる繰返し単位がエチレンナフタレ−トか
らなる熱可塑性ポリエステル樹脂(B)10〜95重量
%を含む組成物100重量部に対して、エチレンテレフ
タレ−ト単位が90〜50モル%である共重合ポリエス
テル樹脂(C)及び/又はエチレンナフタレ−ト単位が
90〜50モル%である共重合ポリエステル樹脂(D)
を総量で1〜30重量部を含有せしめたポリエステル樹
脂組成物からなる層を、それぞれ少なくとも1層以上有
し、ヘイズが15%以下の多層成形体であって、前記ポ
リエステル樹脂組成物の透明度(Qmax )、透明化時間
(Qmax(t))がそれぞれ、 Qmax ≦40000 Qmax(t)≦250秒 であることを特徴とする。
【0007】上記の構成からなる本発明のポリエステル
樹脂多層成形体は優れた透明性、ガスバリヤ−性、紫外
線遮断性、溶融成形性および延伸性を有し、延伸成形体
や中空成形体にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のポリエステル樹脂
多層成形体、多層延伸成形体および多層中空成形体の実
施の形態を詳細に説明する。本発明のポリエステル樹脂
多層成形体は、主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ
−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)からなる
層と、主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ−トから
なる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)90〜5重量%と
主たる繰返し単位がエチレンナフタレ−トからなる熱可
塑性ポリエステル樹脂(B)10〜95重量%を含有す
るポリエステル樹脂組成物からなる層を、それぞれ少な
くとも1層以上積層された多層成形体、または、主たる
繰返し単位がエチレンテレフタレ−トからなる熱可塑性
ポリエステル樹脂(A)からなる層と、主たる繰返し単
位がエチレンテレフタレ−トからなる熱可塑性ポリエス
テル樹脂(A)90〜5重量%及び主たる繰返し単位が
エチレンナフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹
脂(B)10〜95重量%を含む組成物100重量部に
対して、エチレンテレフタレ−ト単位が90〜50モル
%である共重合ポリエステル樹脂(C)及び/又はエチ
レンナフタレ−ト単位が90〜50モル%である共重合
ポリエステル樹脂(D)を総量で1〜30重量部を含有
せしめたポリエステル樹脂組成物からなる層とを、それ
ぞれ少なくとも1層以上積層された多層成形体その延伸
成形体及び中空成形体である。
【0009】本発明において、主たる繰返し単位がエチ
レンテレフタレ−トから成る熱可塑性ポリエステル樹脂
(A)とは、エチレンテレフタレ−ト単位を100〜7
5モル%含むポリエチレンテレフタレ−トおよび共重合
ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂である。好ましくは、
エチレンテレフタレ−ト単位を100〜80モル%、更
に好ましくはエチレンテレフタレ−ト単位を100〜8
5モル%含むポリエチレンテレフタレ−ト樹脂である。
エチレンテレフタレ−ト単位が75モル%未満である共
重合ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂を用いた場合に
は、溶融混合すると短時間で、透明、均一な混合体とす
ることが出来るが、溶融混合に先立つ乾燥あるいは固相
重合時に融着あるいはブロッキングを引き起こすヘイズ
が本発明で規定する範囲外となる。
【0010】なお、前記共重合ポリエチレンテレフタレ
−ト樹脂中のエチレンテレフタレ−ト単位以外の単位を
形成する共重合成分としての酸成分としては、イソフタ
ル酸、ジフェニ−ル−4,4’−ジカルボン酸、ジフェ
ノキシエタンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジ
カルボン酸及びこれらのエステル形成性誘導体、アジピ
ン酸、セバシン酸、アゼライン酸、コハク酸等の脂肪族
ジカルボン酸及びこれらのエステル形成性誘導体、シク
ロヘキサンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸等
の脂環族ジカルボン酸及びこれらのエステル形成性誘導
体、p−オキシ安息香酸、オキシカプロン酸等のオキシ
酸及びこれらのエステル形成性誘導体などが例示でき、
好ましいジカルボン酸としては、イソフタル酸、2,6
−ナフタレンジカルボン酸またはこれらのエステル形成
性誘導体等を挙げることができる。
【0011】また、前記共重合ポリエチレンテレフタレ
−ト樹脂中のエチレンテレフタレ−ト単位以外の単位を
形成する共重合成分としてのグリコ−ル成分としては、
ジエチレングリコ−ル、トリメチレングリコ−ル、テト
ラメチレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂
肪族グリコ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル
等の脂環族グリコ−ル、ビスフェノ−ルA、ビスフェノ
−ルAのアルキレンオキサイド付加物等の芳香族グリコ
−ル、ポリエチレングリコ−ル、ポリプロピレングリコ
−ル、ポリテトラメチレングリコ−ル等のポリアルキレ
ングリコ−ル等が例示でき、好ましいグリコ−ルとして
は、ジエチレングリコ−ル、1,4−シクロヘキサンジ
メタノル等を挙げることができる。
【0012】さらに、前記共重合ポリエチレンテレフタ
レ−ト樹脂中のエチレンテレフタレ−ト単位以外の単位
を形成する共重合成分としての多官能化合物成分として
は、酸成分として、トリメリット酸、ピロメリット酸を
挙げることができ、グリコ−ル成分としてグリセリン、
ペンタエリスリト−ル等を挙げることが出来る。以上の
共重合成分の使用量は、共重合ポリエチレンテレフタレ
−ト樹脂が実質的に線状を維持する程度であればよい。
【0013】前記の熱可塑性ポリエステル樹脂(A)
は、従来公知の製造方法によって製造することが出来
る。即ち、テレフタル酸とエチレングリコ−ル及び/又
は第三成分を直接反応させて水を留去しエステル化した
後、減圧下に重縮合を行う直接エステル化法、または、
テレフタル酸ジメチルとエチレングリコ−ル及び/又
は、第三成分を反応させてメチルアルコ−ルを留去しエ
ステル交換させた後、減圧下に重縮合を行うエステル交
換法により製造される.更に極限粘度を増大させ、アセ
トアルデヒド(AA)含量を低下させるために固相重合
を行ってもよい。
【0014】本発明で使用される主たる繰返し単位がエ
チレンテレフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹
脂(A)の極限粘度は0.60〜1.30dl/g、好
ましくは、0.65〜1.25dl/g、より好ましく
は0.67〜1.20dl/gの範囲である。
【0015】上記のエステル交換反応、或は、エステル
化反応、および、重縮合反応時には、触媒および安定剤
を使用することが好ましい。エステル交換触媒として
は、Mg化合物、Mn化合物、Ca化合物、Zn化合物
等が使用され、例えば、これらの酢酸塩、モノカルボン
酸塩、アルコラ−ト、酸化物等が挙げられる。また、エ
ステル化反応は触媒を添加せずに、テレフタ−ル酸、エ
チレングリコ−ルおよび/又は第三成分のみで実施する
ことが可能であるが、後述の重縮合触媒の存在下に実施
することも出来る。
【0016】重縮合触媒としては、Ge化合物、Ti化
合物、Sb化合物等が使用可能であり、例えば、二酸化
ゲルマニウム、水酸化ゲルマニウム、ゲルマニウムアル
コラ−ト、チタンテトラブトキサイド、チタンテトライ
ソプロポキサイド、蓚酸チタン等が挙げられる。また、
安定剤としてリン化合物を用いることが好ましい。好ま
しいリン化合物としては、リン酸およびそのエステル、
亜燐酸およびそのエステル、次亜燐酸およびそのエステ
ル等が挙げられる。また、エステル化反応時には、ジエ
チレングリコ−ル副生を抑制する為にトリエチルアミン
等の第3級アミン、水酸化テトラエチルアンモニウム等
の水酸化第4級アンモニウム、炭酸ナトリウム等の塩基
性化合物を添加することも出来る。
【0017】本発明において、主たる繰返し単位がエチ
レンナフタレ−トから成る熱可塑性ポリエステル樹脂
(B)とは、エチレンナフタレ−ト単位を100〜75
モル%含むポリエチレンナフタレ−トおよび共重合ポリ
エチレンナフタレ−ト樹脂である。好ましくは、エチレ
ンナフタレ−ト単位を98〜80モル%、更に好ましく
は96〜85モル%含む共重合ポリエチレンナフタレ−
ト樹脂である。エチレンナフタレ−ト単位が75モル%
未満の共重合ポリエチレンナフタレ−ト樹脂を多く用い
た場合には、溶融混合すると短時間で、透明、均一な混
合体とすることが出来るが、溶融混合するのに先立つ乾
燥あるいは固相重合時に融着あるいはブロッキングを引
き起こすうえにヘイズが本発明で規定する範囲外とな
る。
【0018】なお、前記共重合ポリエチレンナフタレ−
ト樹脂中のエチレンナフタレ−ト単位以外の単位を形成
する共重合成分としての酸成分としてはテレフタル酸、
イソフタル酸、ジフェニ−ル−4,4’−ジカルボン
酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、2,7−ナフタ
レンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸及びこれらの
エステル形成性誘導体、アジピン酸、セバシン酸、アゼ
ライン酸、コハク酸等の脂肪族ジカルボン酸及びこれら
のエステル形成性誘導体、シクロヘキサンジカルボン
酸、ヘキサヒドロテレフタル酸等の脂環族ジカルボン酸
及びこれらのエステル形成性誘導体、p−オキシ安息香
酸、オキシカプロン酸等のオキシ酸及びこれらのエステ
ル形成性誘導体などが例示でき、好ましいジカルボン酸
としては、テレフタル酸、イソフタル酸、またはヘキサ
ヒドロテレフタル酸等を挙げることができる。
【0019】また、前記共重合ポリエチレンナフタレ−
ト樹脂中のエチレンナフタレ−ト単位以外の単位を形成
する共重合成分としてのグリコ−ル成分としては、ジエ
チレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、テトラメチ
レングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族グ
リコ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂
環族グリコ−ル、ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルA
のアルキレンオキサイド付加物等の芳香族グリコ−ル、
ポリエチレングリコ−ル、ポリプロピレングリコ−ル、
ポリテトラメチレングリコ−ル等のポリアルキレングリ
コ−ル等が例示でき、好ましいグリコ−ルとしては、
1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル、1,3−プロピ
レングリコ−ル等を挙げることができる。
【0020】さらに、前記共重合ポリエチレンナフタレ
−ト樹脂中のエチレンナフタレ−ト単位以外の単位を形
成する共重合成分としての多官能化合物成分としては、
酸成分として、トリメリット酸、ピロメリット酸等を挙
げることができ、グリコ−ル成分としてグリセリン、ペ
ンタエリスリト−ル等を挙げることが出来る。以上の共
重合成分の使用量は、共重合ポリエチレンナフタレ−ト
樹脂が実質的に線状を維持する程度であればよい。
【0021】前記の熱可塑性ポリエステル樹脂(B)
は、従来公知の製造方法によって製造することが出来
る。即ち、2,6−ナフタレンジカルボン酸とエチレン
グリコ−ル及び/又は第三成分を直接反応させて水を留
去しエステル化した後、減圧下に重縮合を行う直接エス
テル化法、またはジメチル−2,6−ナフタレンジカル
ボキシレ−トとエチレングリコ−ル及び/又は第三成分
を反応させてメチルアルコ−ルを留去しエステル交換さ
せた後、減圧下に重縮合を行うエステル交換法により製
造される。更に、極限粘度を増大させ、AA含量を低下
さす為に固相重合を行ってもよい。
【0022】本発明で用いる熱可塑性ポリエステル樹脂
(B)は、上記の熱可塑性ポリエステル樹脂(A)を製
造する場合と同様の触媒や安定剤を用いて製造すること
が出来る。本発明で使用されるポリエチレンナフタレ−
ト樹脂(B)の極限粘度は0.40〜1.10dl/
g、好ましくは、0.50〜1.00dl/g、更に好
ましくは0.55〜0.95dl/gの範囲である。
【0023】本発明において、エチレンテレフタレ−ト
単位が90〜50モル%の共重合ポリエステル樹脂
(C)の他の共重合成分、製造法および極限粘度は、前
記の主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ−トからな
る熱可塑性ポリエステル樹脂(A)の場合と同じであ
る。また、エチレンナフタレ−ト単位が90〜50モル
%の共重合ポリエステル樹脂(D)の他の共重合成分、
製造法および極限粘度は、前記の主たる繰返し単位がエ
チレンテレフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹
脂(B)の場合と同じである。
【0024】本発明のポリエステル樹脂多層成形体を構
成する1つの層は、主たる繰返し単位がエチレンテレフ
タレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)90
〜5重量%、好ましくは88〜10重量%、更に好まし
くは85〜15重量%と、主たる繰返し単位がエチレン
ナフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(B)
10〜95重量%、好ましくは12〜90重量%、さら
に好ましくは15〜85重量%とを含有するポリエステ
ル樹脂組成物から構成される。主たる繰返し単位がエチ
レンナフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂
(B)が10重量%未満の場合は得られた多層成形体の
ガスバリヤ−性および紫外線遮断性が不十分である。ま
た、これが95重量%以上の場合は溶融成形性や延伸性
が悪くなり、透明性も悪化する。
【0025】また、本発明のポリエステル樹脂多層成形
体を構成する1つの層は、主たる繰返し単位がエチレン
テレフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂
(A)90〜5重量%及び主たる繰返し単位がエチレン
ナフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(B)
10〜95重量%を含む組成物100重量部に対して、
エチレンテレフタレ−ト単位が90〜50モル%である
共重合ポリエステル樹脂(C)及び/又はエチレンナフ
タレ−ト単位が90〜50モル%である共重合ポリエス
テル樹脂(D)を総量で1〜30重量部、好ましくは2
〜25重量部、さらに好ましくは2〜20重量部とを含
有するポリエステル樹脂組成物から構成される。これら
のポリエステル樹脂組成物を使用する場合は、より短時
間の溶融混合で均一透明な多層成形体が得られる。上記
共重合ポリエステル樹脂(C)および(D)の量が総量
で30重量部を越えた場合は多層成形体のガスバリア−
性、成形性、耐衝撃性等が悪くなる。
【0026】また、本発明のポリエステル樹脂多層成形
体において、使用されるポリエステル樹脂組成物の透明
度(Qmax )、透明化時間(Qmax(t))が、それぞれ、 Qmax ≦40000 Qmax(t)≦250秒 であることを特徴とする。ここで、透明度(Qmax )、
透明化時間(Qmax(t))はそれぞれ光散乱法で求めた値
であり、詳細な測定法は後述するが、Qmax 、Qmax(t)
の定義、および、意味は下記のとおりである。
【0027】(1)Qmax 、Qmax(t)の定義 後述の方法により作成した試料を光散乱測定装置の30
0度Cに温度設定したホットステ−ジ上に置き光散乱測
定を行う。散乱角に対する散乱光の強度は、加熱時間と
共に大きくなり、ある時間(t)で最大となる。この時
のInvariantQ(散乱強度)をQmax 、Qmax
に到達するのに要した時間(t)をQmax(t)と定義す
る。主としてエチレンテレフタレ−ト単位を繰返し単位
とする樹脂と、主してエチレンナフタレ−ト単位を繰返
し単位とする樹脂の溶融混合の場合には、加熱時間の経
過と共に相分離による白化が進行し、ある時間で白化
(相分離)が最大となる。従って、Qmax は白化の最大
点、Qmax(t)はそれに要した時間といえる。さらに時間
が経過すると共に、急速に相容化が進行して白化が減少
し、終わりには透明となる。
【0028】(2)Qmax の意味 透明性を表わす指標で、数字が小さい方が透明性の良好
なことを意味する。
【0029】(3)Qmax(t)の意味 相容化(透明化)に要する時間の指標で、その値が小さ
ければ小さいほどそれだけ早く透明体となる。Qmax の
好ましい範囲は、0〜35000、さらに好ましい範囲
は、0〜30000である。Qmax(t)の好ましい範囲
は、0〜200秒、さらに好ましい範囲は0〜150秒
である。Qmax が40000を越えると白化の程度が大
きくまた溶融成形性や延伸性が悪くなり、相容化(透明
化)の促進を行うためには溶融混合成形時に高温度、長
時間のより厳しい条件が必要となり、このため熱劣化に
よる着色や機械的性質の低下を引き起こす。また、生産
性の低下によるコストアップ要因となる。Qmax(t)が2
50秒を越えると、透明な容器を得る為には溶融混合時
に高温度、長時間のより厳し条件が必要となる。その結
果、熱劣化による着色、機械的物性の低下、オリゴマ−
含量の増加による金型汚れ、AA含量の増加等の問題が
発生する。また、生産性低下によるコストアップ要因と
なる。
【0030】本発明の多層成形体等を製造する場合、製
品にならないスクラップが発生するが、これらは製品品
質が悪化しない範囲内で主たる繰返し単位がエチレンテ
レフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)
と主たる繰返し単位がエチレンナフタレ−トからなる熱
可塑性ポリエステル樹脂(B)を含有するポリエステル
組成物からなる層に添加することが出来る。また、本発
明のポリエステル樹脂多層成形体のヘイズは15%以
下、好ましくは12%以下、さらに好ましくは8%以下
である。ヘイズが15%より大きくなるとポリエステル
樹脂多層成形体の透明性は悪くなり商品価値が無くな
る。
【0031】本発明を構成する主たる繰返し単位がエチ
レンテレフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂
(A)を含む層および同樹脂(A)と主たる繰返し単位
がエチレンナフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル
樹脂(B)を含有するポリエステル樹脂組成物からなる
層には、熱安定剤、熱酸化安定剤、帯電防止剤、耐候性
安定剤、滑剤、顔料、染料、あるいは顔料分散剤などを
本発明の目的を損なわない範囲で添加することができ
る。
【0032】本発明のポリエチレンテレフタレ−ト樹脂
(A)とポリエチレンナフタレ−ト樹脂(B)等を均一
に混合する方法として公知の種々の方法を用いることが
出来るが、例えばダブルコ−ンブレンダ−、リボンブレ
ンダ−等による方法が適用出来る。また、このような方
法で混合した両樹脂を一軸押出機、二軸押出機、ベント
式押出機等により溶融混練し造粒することも出来る。
【0033】本発明におけるポリエステル樹脂多層成形
体としては、主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ−
トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)を含む層
と、主たる繰返し単位がエチレンテフタレ−トからなる
熱可塑性ポリエステル樹脂(A)と主たる繰返し単位が
エチレンナフタレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹
脂(B)を含有するポリエステル樹脂組成物からなる層
(以下、混合層と称する)の二層から構成される成形
体、主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ−トからな
る熱可塑性ポリエステル樹脂(A)を含む層を外層と
し、混合層を中間層とする三層構造の成形体、混合層を
外層とし、主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ−ト
からなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)を含む層を中
間層とする三層構造の成形体等を例示することが出来
る。三層以上の多層成形体の場合は、最内層や中間層に
主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ−トからなる熱
可塑性ポリエステル樹脂(A)を使用し、最外層に混合
層を使用したもの、または、最内層や中間層に混合層、
最外層に主たる繰返し単位がエチレンテレフタレ−トか
らなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)を使用したもの
等が挙げられる。
【0034】前記のポリエステル樹脂多層成形体の厚み
及び各層の厚みには特に制限は無い。前記のポリエステ
ル樹脂多層成形体は、シ−ト状物、フイルム状物、板状
物、中空体、容器等、種々の形状で使用可能である。こ
れらの多層成形体は、従来から公知の方法によって製造
することが可能である。本発明のポリエステル樹脂多層
延伸成形体は前記の多層成形体を、従来から公知の方
法、即ち、一軸延伸法、逐次二軸延伸法、同時二軸延伸
法によって延伸することによって製造することができ
る。また、圧空成形法、真空成形法等によってカップ状
物やトレイ状物に成形することも可能である。このよう
にして得られた多層延伸成形体はフイルム状物、シ−ト
状物、カップ状物やトレイとして包装材料等として有用
である。本発明のポリエステル樹脂多層中空成形体は、
前記の多層成形体であるプリフォ−ムを延伸ブロ−成形
するか、またはダイレクトブロ−成形することにより製
造することが出来る。これらの多層中空成形体はガスバ
リヤ−性に優れているので、炭酸飲料等の容器に適して
いる。
【0035】以下に、本明細書中に用いる特性値を説明
する。 (1)熱可塑性ポリエステル樹脂(A)及び共重合ポリ
エステル樹脂(C)の極限粘度(IV)1,1,2,2
−テトラクロルエタン/フェノ−ル(2/3重量比)混
合溶媒中30度Cでの溶液粘度から求めた。 (2)熱可塑性ポリエステル樹脂(B)及び共重合ポリ
エステル樹脂(D)の極限粘度(IV)1,1,2,2
−テトラクロルエタン/p−クロルフェノ−ル(1/3
重量比)混合溶媒中30度Cでの溶液粘度から求めた。
【0036】(3)ヘイズ(霞度%) 成形した多層成形体より試料を切り取り、東洋精機製作
所製ヘイズメ−タ−でヘイズ(%)を測定した。
【0037】(4)透明度(Qmax )、透明化時間(Q
max(t)) 光散乱法により求める。 1)測定装置、測定方法、計算方法は下記の文献に準じ
て行なった。 M.Okamoto,T.Inoue :Polymer Vol.35.(1994)P.257 2)Qmax 及びQmax(t)測定試料の作成 樹脂組成物を池貝鉄工(株)製二軸押出し機PCM−3
0で、温度280度C、90秒間溶融混合て20度Cの
冷水中へストランド状で押し出した。このストランドか
ら小片を切り取り、その小片を2枚のカバ−グラスの間
に挟み、300度Cで1分間溶融させて、30μm程度
のフイルム状測定試料に急冷して作成した。
【0038】3)光散乱の測定 前記文献第1図に示された光散乱測定装置に準じた装置
を用い、300度Cに温度設定したホットステジ上に測
定試料を置き、He−Neレ−ザ光を照射し、散乱角に
たいする散乱光の加熱時間に対する強度変化を測定し
た。 (5)酸素透過量 米国MODERN CONTROLS社製酸素透過量測
定器OX−TRAN100により、20度C、60%湿
度で測定した。 (6)紫外線吸収波長 分光光度計を用いて紫外線最大吸収波長を測定した。
【0039】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明する
が本発明はこの実施例に限定されるものではない。 熱可塑性ポリエステル樹脂(A)の製造 実施例1に使用した熱可塑性ポリエステル樹脂(A)は
次のようにして製造した。ジメチルテレフタレ−ト71
6部、2,6−ジメチルナフタレ−ト100部、エチレ
ングリコ−ル560部、酢酸マンガン4水塩0.3部を
使用して、常法に従ってエステル交換反応を終了後、燐
酸を添加し、数分間反応させた。この反応生成物に二酸
化ゲルマニウム0.1部を加え、溶融重合反応を行なっ
た。この溶融重合樹脂のペレットを常法に従って固層重
合し、1V=0.78のポリエステル樹脂(A)(N
o.1)を得た。その他の実施例、比較例に使用した熱
可塑性ポリエステル樹脂(A)および(B)も上記と同
様の方法により製造した。表1に実施例、比較例に使用
したポリエステル樹脂を示す。
【0040】
【表1】
【0041】実施例1 ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂(日本ユニペット
(株)製、RT553C)を外層及び内層、表1に記載
の熱可塑性ポリエステル樹脂(A)(No.2)10重
量部と熱可塑性ポリエステル樹脂(B)(No.4)9
0重量部からなるポリエステル樹脂組成物を中間層とし
て多層中空成形機(日精ASB社のASB−50TH)
を用いて内容積500ccの三層構造の中空延伸容器を
成形した。容器の胴部肉厚は290μ、中間層の厚みは
150μであり、ヘイズは6.0%、酸素透過量は0.
13cc/本・atm・日、375nm以下の紫外線は
カットされており、優れたガスバリヤ−性、透明性、紫
外線カット性を示している。また、層間の剥離は認めら
れなかった。なお、中間層に使用したポリエステル樹脂
組成物の透明度(Qmax)、透明化時間(Qmax
(t))を表2に示す。また、得られた多層延伸中空容
器の特性を表3に示す。
【0042】実施例2〜4 使用したポリエステル樹脂、同組成物の特性値を表2に
示す。前記のRT553Cを外層及び内層、表2記載の
組成物を中間層として使用し、実施例1と同様の成形機
にて500ccの多層延伸容器を成形した。胴部肉厚お
よび中間層の厚みは実施例1とほぼ同じであった。得ら
れた容器の特性値を表3に示す。いずれも優れた透明
性、紫外線カット性を示している。また、実施例3は優
れたガスバリヤ−性を示す。
【0043】比較例1 使用したポリエステル樹脂、同組成物の特性を表2に示
す。実施例1と同様にして500ccの多層延伸容器を
成形した。得られた容器の透明性は非常に悪かった。
【0044】比較例2 ポチエチレンテレフタレ−ト(日本ユニペット(株)
製、RT553C)からの単層の容器を実施例と同様に
して成形した。容器特性を表3に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】実施例5 ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂(日本ユニペット
(株)製、RT553C)を外層及び内層用樹脂、表1
に記載の熱可塑性ポリエステル樹脂(A)(No.1)
20重量部と熱可塑性ポリエステル樹脂(B)(No.
4)80重量部からなるポリエステル樹脂組成物を中間
層用樹脂として用い、自家製多層シ−ティング機にて
0.2mm厚みの三層構成のシ−トを作成した。外層、
中間層、内層の厚み比は2:6:2であった。中間層の
組成物の特性を表2に、該シ−トの特性値を表4に示
す。表4から明らかなごとく、本発明の多層シ−トは優
れたガスバリヤ−性、透明性、紫外線カット性を示して
いる。また、層間の剥離は認められなかった。
【0048】比較例3 使用したポリエステル樹脂、同組成物の特性を表2に示
す。実施例5と同様にして多層シ−トを作成した。この
シ−トの特性値を表4に示す。得られた多層シ−トの透
明性は非常に悪かった。
【0049】
【表4】
【0050】
【発明の効果】本発明に係るポリエステル樹脂多層成形
体、多層延伸成形体および多層中空成形体は、ガスバリ
ヤ−性、透明性および紫外線遮断性に優れている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)主たる繰返し単位がエチレンテレフ
    タレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)から
    なる層と、(2)主たる繰返し単位がエチレンテレフタ
    レ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)90〜
    5重量%と主たる繰返し単位がエチレンナフタレ−トか
    らなる熱可塑性ポリエステル樹脂(B)10〜95重量
    %を含有するポリエステル樹脂組成物からなる層とを、
    それぞれ少なくとも1層以上有し、ヘイズが15%以下
    の多層成形体であって、前記ポリエステル樹脂組成物の
    透明度(Qmax )、透明化時間(Qmax(t))がそれぞ
    れ、 Qmax ≦40000 Qmax(t)≦250秒 であることを特徴とするポリエステル樹脂多層成形体。
  2. 【請求項2】(1)主たる繰返し単位がエチレンテレフ
    タレ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)から
    なる層と、(2)主たる繰返し単位がエチレンテレフタ
    レ−トからなる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)90〜
    5重量%と主たる繰返し単位がエチレンナフタレ−トか
    らなる熱可塑性ポリエステル樹脂(B)10〜95重量
    %を含む組成物100重量部に対して、エチレンテレフ
    タレ−ト単位が90〜50モル%である共重合ポリエス
    テル樹脂(C)及び/又はエチレンナフタレ−ト単位が
    90〜50モル%である共重合ポリエステル樹脂(D)
    を総量で1〜30重量部含有せしめたポリエステル樹脂
    組成物からなる層とを、それぞれ少なくとも1層以上含
    み、ヘイズが15%以下の多層成形体であって、前記ポ
    リエステル樹脂組成物の透明度(Qmax )、透明化時間
    (Qmax(t))がそれぞれ、 Qmax≦40000 Qmax(t)≦250秒 であることを特徴とするポリエステル樹脂多層成形体。
  3. 【請求項3】多層成形体が延伸または中空成形体である
    請求項1に記載のポリエステル樹脂多層成形体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001032756A1 (en) * 1999-11-02 2001-05-10 Teijin Limited Coated hollow polyester molding, method of reclaiming the same, and solution for surface coating
JP2016101707A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 東レ株式会社 積層フィルム

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US6627280B1 (en) 1999-11-02 2003-09-30 Teijin Limited Coated hollow polyester molding, method of reclaiming the same, and solution for surface coating
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