JPH1148310A - 押出シート成形用ロール - Google Patents

押出シート成形用ロール

Info

Publication number
JPH1148310A
JPH1148310A JP9206091A JP20609197A JPH1148310A JP H1148310 A JPH1148310 A JP H1148310A JP 9206091 A JP9206091 A JP 9206091A JP 20609197 A JP20609197 A JP 20609197A JP H1148310 A JPH1148310 A JP H1148310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
roll
nickel
mirror
metal layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9206091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3739187B2 (ja
Inventor
Koichi Kubo
晃一 久保
Hideaki Tanaka
秀明 田中
Haruyo Hashimoto
陽世 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP20609197A priority Critical patent/JP3739187B2/ja
Publication of JPH1148310A publication Critical patent/JPH1148310A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3739187B2 publication Critical patent/JP3739187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂の厚みムラを吸収し、均一圧力でシート
を挟圧し、且つ、シートに高度の鏡面を付与することが
できる鏡面ロールを提供する。 【解決手段】 本発明によるシート成形用ロール1 は、
少なくとも片面が平滑面であるプラスチックシートを押
出し成形する押出しシート成形装置において該平滑面を
成形するためのロールであって、軸芯部2 と、軸芯部を
覆うゴム層3 と、さらにゴム層を覆う金属層4 とからな
り、該金属層4 は、電気鋳造法によって得られたニッケ
ルを主成分とする継目なしのチューブ状物4aと、該チュ
ーブ状物を覆うニッケル・リン化合物を主成分とする被
膜4bとからなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂を原
料とし、少なくとも片面が平滑面であるプラスチックシ
ートを押出成形する押出シート成形装置において該平滑
面を成形するための鏡面ロールに関する。少なくとも片
面が平滑面であるプラスチックシート、例えば、フレネ
ルレンズシート、レンチキュラーレンズシート、プリズ
ムレンズシート等は光学的用途に用いられ、レンズ形状
を有する面の反対面に高度な平滑性が要求される。本発
明によるロールはこのような平滑面を成形するのに好適
に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】フレネルレンズシート、レンチキュラー
レンズシート、プリズムレンズシート等に代表されるレ
ンズ機能シートは、片面に上記レンズ機能を発現する形
状が付与され、その面の反対面は、高度な平滑性(鏡面
性)を有する鏡面であることが要求される。一般に、量
産性に優れる押出連続成形法によって上記レンズ機能シ
ートを製造するには、レンズ形状面を賦形するエンボス
ロールと、それに対向する鏡面成形用の鏡面ロールとの
間に溶融樹脂を膜状に通過させ挾圧することによって、
片面に光学機能を発現する微細な凹凸形状を転写すると
共にもう一方の表面に平滑な鏡面を形成する方法が行わ
れている。
【0003】この鏡面ロールとして、i)表面が研磨あ
るいはメッキ加工されてなる金属鏡面ロール、ii) 内面
を鏡面化した型を用いて軸芯部表面にシリコーンゴム等
を注型硬化させて軸芯部を被覆してなる鏡面ゴムロー
ル、または、軸芯部表面に流延法によってゴム層を設け
てなる鏡面ゴムロールが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】Tダイ金型を用いた押
出シートの厚み精度は、近年の金型設計、加工技術の発
達により飛躍的に向上しているが、幅方向mm単位での
微小な厚みムラ、すなわち、近接する2点間の厚みムラ
に対して画期的な改善策を見出すには至っていない。こ
のような厚みムラはレンズ機能シートの賦形状態の不均
一となって現れ、品質の低下、即ち部分的な光学性能の
悪化をもたらす。
【0005】エンボスロールは基本的には所望のレンズ
形状を刻んだ金属製ロールであり、多種多様な鏡面ロー
ルと組み合わせてこれらの間に溶融樹脂を膜状に通過さ
せ挾圧することによりレンズ機能シートの成形が行われ
てきた。
【0006】他方、鏡面ロールは下記のような問題を有
する。まず、金属鏡面ロールi)は、鏡面の精度および
無欠陥性に優れるが、柔軟性がないため樹脂の厚みムラ
を自らの変形により吸収する能力を持たない。したがっ
て、金属製鏡面ロールを用いて溶融樹脂を膜状に通過さ
せ挾圧した場合、樹脂の厚みムラにより厚肉部分に圧力
が集中してしまい薄肉部分の圧力が不足するため、薄肉
部分が賦形不十分となる。
【0007】また、鏡面ゴムロールii) は、それ自身の
柔軟性により樹脂の厚みムラを吸収するため均一な圧力
で溶融樹脂を膜状に通過させ挾圧することが可能である
が、注型硬化によってゴム層を作製する際の発生ガス等
に起因する微小欠陥が避けられず、高温の樹脂に曝され
ることによるゴムの劣化が生じ、短時間に使用不能とな
る。さらに、溶融樹脂の挾圧圧力は鏡面ゴムロールの柔
軟性により分散緩和され、賦形に必要な単位面積当たり
の圧力が得られない場合がある。
【0008】このように、レンズ機能シート押出成形に
使用される従来の鏡面ロールはそれぞれ短所を有し、レ
ンズ機能シートの製造歩留りを低下させ、その光学性能
を制限している。
【0009】本発明は、上記の諸問題を克服した押出シ
ート成形用ロールを提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、均一な賦
形を行い良好な光学機能を得るため、樹脂の厚みムラを
吸収し、均一圧力でシートを挟圧し、且つ、シートに高
度の鏡面を付与することができる鏡面ロールを創出すべ
く検討を行った結果、本発明によるシート成形用ロール
を提供するに至った。
【0011】本発明によるシート成形用ロールは、少な
くとも片面が平滑面であるプラスチックシートを押出成
形する押出シート成形装置において該平滑面を成形する
ためのロールであって、軸芯部と、軸芯部を覆うゴム層
と、さらにゴム層を覆う金属層とからなり、該金属層
が、電気鋳造法によって得られたニッケルを主成分とす
る継目なしのチューブ状物と、該チューブ状物を覆うニ
ッケル・リン化合物を主成分とする被膜とからなるもの
である。
【0012】以下、本発明をさらに詳しく説明する。
【0013】本発明によるシート成形用ロールの軸芯部
は、従来から用いられている鏡面ロールの軸芯部と同じ
ものであってよく、特に限定されるものではない。軸芯
部はまたロール駆動用の付属部品を有していてもよい。
【0014】通常、シートの型押し成形時には一対のロ
ール間に溶融樹脂を膜状に通過させ狭圧することでロー
ルの表面形状をシートに転写するものであるため、ロー
ルは圧力に耐える材質からなる堅牢な構造を有するもの
であることを要する。よって、鏡面ロールの軸芯部とし
ては、鋼、ステンレス、アルミニウム等の金属製のもの
が好適に用いられる。
【0015】また、一般的に型押し成形においてロール
温度は転写性に大きく影響を与えるため、ロールを適当
な温度に調節できる構造の軸芯部が好ましい。好適に用
いられる温度調節手段としては、シーズヒーターを軸芯
部に組み込んでロールを加熱する電気加熱方式、誘導発
熱式コイルによる電磁誘導作用によってロールを加熱す
る誘導発熱方式、軸芯部内に設けられた流路に温度制御
用の熱媒体を循環させてロールを間接加熱する熱媒体循
環加熱方式等が挙げられる。特に好ましいのは熱媒体循
環加熱方式であり、この熱媒体は気体でもよいが、水、
油等の液体の方が好ましい。熱媒体流路の好適な例とし
ては、内部に二条スパイラルまたは四条スパイラル等の
構造を有するものが挙げられる。
【0016】該ゴム層の材料は室温以上でゴム弾性を持
つものであればよく、例えばネオプレンゴム、NBR、
シリコーンゴム等が例示される。特に、JIS K72
15に規定されるゴム硬度で60〜90°の材料が好適
であり、高温での寿命を考慮する場合にはシリコーンゴ
ムが好適である。ゴム層の材料にはゴム硬度を調整する
目的でSiO2 粉末等の各種充填材を含ませてもよい。
【0017】該ゴム層の厚みは、弾力性を保持できる程
度、例えば0.5mm以上であることが好ましい。ゴム
層の厚みが0.5mmを下回ると、ゴム層の弾性変形量
が不足し、樹脂の厚みムラを吸収しきれない恐れがあ
る。
【0018】該ゴム層の表面状態は、これに外装される
金属層を接着固定できるものであればよいが、ゴムの接
着性に応じてゴム層の接着表面を適宜粗く仕上げること
が好ましい。
【0019】該金属層は、電気鋳造法によって得られた
ニッケルを主成分とする継目なしのチューブ状物(以
下、ニッケルチューブという。)と、該チューブ状物を
覆うニッケル・リン化合物を主成分とする被膜(以下、
ニッケル・リン化合物被膜という。)とからなる。電気
鋳造法により作製したニッケルチューブは、鏡面性、無
欠陥性に優れ、また、肉厚精度に優れるが、その反面、
弾力性が低く、局所的な応力に対して容易に塑性変形す
る。そこで、このニッケルチューブの表面にニッケル・
リン化合物被膜を形成することにより、上記欠点を回避
し、実用上支障のない弾力性を付与することができる。
【0020】金属層のニッケルチューブの厚みは、好ま
しくは0.05〜0.5mmである。この厚みが0.0
5mmを下回ると、挾圧時にチューブが破断し易く圧力
の設定に制限が生じることがある。この厚みが0.5m
mを上回ると、チューブの柔軟性が欠けることとなり、
樹脂の厚みムラを吸収しきれない場合もある。
【0021】ニッケル・リン化合物被膜は、曲げ弾性率
および表面硬度に優れ、また高い光沢を有するので、軽
金属やプラスチック製品の装飾を兼ねた表面硬度向上手
段として用いられているが、反面、単体の膜状物は柔軟
性に乏しく、それ単独で本発明ロールの金属層として使
用することは困難である。したがって、上記の如くニッ
ケルチューブ上にニッケル・リン化合物被膜を積層する
ことにより、柔軟性、弾力性および表面硬度に優れ、本
発明ロールに好適な金属層が構成される。
【0022】金属層のニッケル・リン化合物被膜の厚み
は、好ましくは0.01〜0.1mmである。この厚み
が0.01mmを下回ると、局所的な応力に対して容易
に塑性変形しない程度の弾力性が得られないことがあ
る。この厚みが0.1mmを上回ると、ニッケルチュー
ブとの密着力が低下し、ニッケル・リン化合物被膜の剥
離が生じる場合もある。
【0023】金属層の作製にあたっては、円筒状の母型
を用いて電気鋳造法によりニッケルチューブを得た後、
時間をおかずに連続して湿式メッキ法によりニッケルチ
ューブの表面にニッケル・リン化合物被膜を形成するの
が、両者の密着性および表面光沢性の点で好ましい。
【0024】ニッケル・リン化合物のメッキは、被膜の
緻密さ、および、仕上がりの光沢の観点から無電解ニッ
ケル・リンメッキが好適である。
【0025】ゴム層と金属層とは接着剤を用いて固定さ
れていてもよく、ゴム層を冷却収縮させて金属層のニッ
ケルチューブに挿入し摩擦力を強くすることで固定を行
ってもよい。軸芯部とニッケルチューブを先に位置決め
し、その間に液状ゴムを注入することで本発明鏡面ロー
ルを作製することもできる。
【0026】このようにして本発明による鏡面ロールを
得た後、ロール表面の研磨により更に鏡面性、無欠陥性
を向上させてもよく、逆に、他の平滑面との密着を防止
してハンドリング性を確保するために、金属層の表面に
中心線平均粗さRaで0.02〜0.08μmの凹凸加
工を施してもよい。
【0027】金属層表面への凹凸加工の方法は、全面に
おいて均一な凹凸が得られるのであれば、特に限定され
るものではなく、適宜の方法が使用可能である。例え
ば、ウェット法によるサンドブラスト加工の後研磨によ
り表面平滑性を向上し所望の表面平滑性を得る方法、2
00メッシュ程度のガラスビーズを用いてドライ法によ
りサンドブラスト加工のみ行なう方法や、ニッケルチュ
ーブを電気鋳造法により作製する際に表面に光沢をもた
ないようにサージェント浴を調整しておく方法等が挙げ
られる。
【0028】金属層表面の平滑性は、このロールを用い
て得られるシートの表面性に対して極めて重要であっ
て、中心線平均粗さRaで0.02μmないし0.08
μmであることが好ましく、更に好適には0.03μm
ないし0.06μmである。中心線平均粗さRaで0.
02μmを下回ると、表面が平滑になりすぎて接触する
他の表面との間で密着が起こり易く、中心線平均粗さR
aで0.08μmを上回ると、平滑性が損なわれすぎて
シート本来の光学的機能を著しく低下させることがあ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明を実施例により詳述する。
【0030】実施例1 i) 軸芯部をS45C鋼材で作製し、その内部に熱媒
体油を循環させるための流路を設けた。流路は四条スパ
イラル構造とした。
【0031】ii) 次に、SiO2 粉末を充填材として
含有する液状シリコーンゴムによって軸芯部を被覆し、
ゴムの硬化後ゴム層の厚みを研磨により2mmに調整し
た。硬化後のゴム硬度は75°であった。
【0032】iii) 次に電気鋳造法を用いて厚み0.2
mmのニッケルチューブを作製し、続いて該ニッケルチ
ューブの表面に厚み0.05mmのニッケル・リン化合
物被膜を無電解ニッケル・リンメッキ法により形成し
た。ニッケルチューブの内径は、上記ゴム被覆後の軸芯
部の外径と一致させた。ニッケルチューブを覆うニッケ
ル・リン化合物被膜表面は良好な鏡面性を有していた。
【0033】軸芯部を被覆したゴム層表面にシリコーン
系接着剤を塗布し、軸芯部を被覆したゴム層をニッケル
チューブ内に挿入することによって、ニッケルチューブ
およびニッケル・リン化合物被膜からなる金属層でゴム
層を被覆し、接着剤を硬化させた。こうして、本発明に
よる鏡面ロールを得た。
【0034】得られた押出シート成形用ロールの構造を
図1に示す。図1中、2 は軸芯部、3 は軸芯部を覆うゴ
ム層、4 はゴム層を覆う金属層、4aは金属層中のニッケ
ルチューブ、4bは金属層中のニッケル・リン化合物被
膜、1 はこれらから構成された本発明の押出シート成形
用ロールである。
【0035】比較例1 実施例1において用いたものと同じS45C鋼材製の軸
芯部の表面にニッケル・リン化合物メッキを施し、鏡面
ロールを得た。
【0036】比較例2 内面を鏡面化した型を用意し、この型の内面と、実施例
1において用いたものと同じS45C鋼材製の軸芯部の
表面との間にシリコーンゴムを注型して硬化させ、軸芯
部を被覆した鏡面ゴムロールを得た。
【0037】比較例3 ニッケルチューブの表面にニッケル・リン化合物被膜を
形成していない点を除いて実施例1と同様の操作を行っ
て、鏡面ロールを得た。
【0038】性能評価 実施例および比較例で得られた各鏡面ロールとプリズム
シート成形用のエンボスロールとをそれぞれ引取り機に
設置し、Tダイから押出したポリカーボネート溶融樹脂
をこれらのロール間に膜状に通過させ狭圧することでエ
ンボス加工を行った。Tダイからの押出直後の樹脂温度
は270℃であり、エンボスロール内に流す熱媒体温度
は130℃に制御し、本発明による鏡面ロール内に流す
熱媒体温度は30℃に制御した。得られた成形シートは
エンボスロールから良好に剥離し、その厚みは200μ
mであった。
【0039】作製したシートを観察し、エンボス形状の
転写性、鏡面の平滑性、鏡面の無欠陥性、ロール寿命、
および、樹脂原料中の異物によるロール表面欠陥の発生
の評価を行った。ロール寿命は、上記成形条件で成形を
行い、ゴム層や金属層が剥離するまでの時間、またはゴ
ム層の表面や金属層の表面に傷が発生するまでの時間に
よって表示したものである。
【0040】評価結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】表1のエンボス形状転写均一性の項中、 ○は均一性が極めて良好、 ×は均一性が良くない、 をそれぞれ意味する。
【0043】また、表1の異物によるロール表面欠陥の
発生の項中、 ○は欠陥の発生なし、 ×は欠陥の発生あり、 をそれぞれ意味する。
【0044】表1から明らかなように、実施例1の鏡面
ロールは、全ての項目において良好な評価を得た。ま
た、実施例2の鏡面ロールは、いずれの項目においても
良好な評価を得た。
【0045】
【発明の効果】本発明により、樹脂の厚みムラを吸収
し、均一圧力でシートを挾圧し、且つ、シートに高度な
鏡面性を付与する鏡面ロールが実現され、これによって
均一なエンボス賦形性と鏡面の平滑性、無欠陥性を飛躍
的に向上した押出シートを成形することが可能となっ
た。したがって、本発明により、光学精度に優れたレン
ズシートを量産性よく、安価に提供することが可能とな
った。
【0046】また、本発明は、上記レンズシートのみな
らず、包装用等に供される例えば透明ポリプロピレン樹
脂シート等の透明シートの成形に用いることによって、
該透明シートの平滑性を向上させ、透明性を改善するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による押出シート成形用ロールの横断面
図である。
【符号の説明】
1:本発明の押出シート成形用ロール 2:軸芯部 3:ゴム層 4:金属層 4a:ニッケルチューブ 4b:ニッケル・リン化合物被膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも片面が平滑面であるプラスチ
    ックシートを押出成形する押出シート成形装置において
    該平滑面を成形するためのロールであって、軸芯部と、
    軸芯部を覆うゴム層と、さらにゴム層を覆う金属層とか
    らなり、該金属層が、電気鋳造法によって得られたニッ
    ケルを主成分とする継目なしのチューブ状物と、該チュ
    ーブ状物を覆うニッケル・リン化合物を主成分とする被
    膜とからなる、押出シート成形用ロール。
JP20609197A 1997-07-31 1997-07-31 押出シート成形用ロール Expired - Fee Related JP3739187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20609197A JP3739187B2 (ja) 1997-07-31 1997-07-31 押出シート成形用ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20609197A JP3739187B2 (ja) 1997-07-31 1997-07-31 押出シート成形用ロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1148310A true JPH1148310A (ja) 1999-02-23
JP3739187B2 JP3739187B2 (ja) 2006-01-25

Family

ID=16517669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20609197A Expired - Fee Related JP3739187B2 (ja) 1997-07-31 1997-07-31 押出シート成形用ロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3739187B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240096A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Sekisui Chem Co Ltd フィルムの製造方法、フィルム及び位相差フィルム
JP4472018B1 (ja) * 2009-07-29 2010-06-02 千葉機械工業株式会社 スリーブゴムロールおよびその製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60196209A (ja) * 1984-03-19 1985-10-04 Sumitomo Metal Ind Ltd 3層メツキ熱間圧延ロ−ル
JPS62132619A (ja) * 1985-12-04 1987-06-15 Showa Bussan Kk 高分子材料からなるシ−ト製造用ロ−ル装置
JPH01253422A (ja) * 1987-12-10 1989-10-09 Hiroshi Kimura ロール
JPH0482725A (ja) * 1990-07-25 1992-03-16 Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd 熱可塑性樹脂フィルムの製造法
JPH05240238A (ja) * 1992-02-24 1993-09-17 Samitsukusu:Kk 繊維強化樹脂製ロールの製造方法
JPH07100960A (ja) * 1993-10-04 1995-04-18 Dainippon Printing Co Ltd 金属ロール、樹脂シートの製造方法および製造装置
JPH07148853A (ja) * 1993-10-04 1995-06-13 Dainippon Printing Co Ltd ポリプロピレン系樹脂シートとその製造方法および包装体
JPH08132515A (ja) * 1994-11-08 1996-05-28 Sekisui Chem Co Ltd 薄肉シートの製造方法及び同法により得られる薄肉シート
JPH09155974A (ja) * 1995-10-05 1997-06-17 Sekisui Chem Co Ltd アルミニウム製ロール

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60196209A (ja) * 1984-03-19 1985-10-04 Sumitomo Metal Ind Ltd 3層メツキ熱間圧延ロ−ル
JPS62132619A (ja) * 1985-12-04 1987-06-15 Showa Bussan Kk 高分子材料からなるシ−ト製造用ロ−ル装置
JPH01253422A (ja) * 1987-12-10 1989-10-09 Hiroshi Kimura ロール
JPH0482725A (ja) * 1990-07-25 1992-03-16 Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd 熱可塑性樹脂フィルムの製造法
JPH05240238A (ja) * 1992-02-24 1993-09-17 Samitsukusu:Kk 繊維強化樹脂製ロールの製造方法
JPH07100960A (ja) * 1993-10-04 1995-04-18 Dainippon Printing Co Ltd 金属ロール、樹脂シートの製造方法および製造装置
JPH07148853A (ja) * 1993-10-04 1995-06-13 Dainippon Printing Co Ltd ポリプロピレン系樹脂シートとその製造方法および包装体
JPH08132515A (ja) * 1994-11-08 1996-05-28 Sekisui Chem Co Ltd 薄肉シートの製造方法及び同法により得られる薄肉シート
JPH09155974A (ja) * 1995-10-05 1997-06-17 Sekisui Chem Co Ltd アルミニウム製ロール

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240096A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Sekisui Chem Co Ltd フィルムの製造方法、フィルム及び位相差フィルム
JP4514625B2 (ja) * 2005-03-03 2010-07-28 積水化学工業株式会社 フィルムの製造方法
JP4472018B1 (ja) * 2009-07-29 2010-06-02 千葉機械工業株式会社 スリーブゴムロールおよびその製造方法
JP2012102749A (ja) * 2009-07-29 2012-05-31 Chiba Kikai Kogyo Kk スリーブゴムロールおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3739187B2 (ja) 2006-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4506733B2 (ja) 光学フィルムの製造方法
KR100454801B1 (ko) 엠보싱패턴가공방법,그의가공장치및엠보싱시이트
CN100437260C (zh) 光学膜的制造方法
JPH11235747A (ja) シート・フィルムの成形用ロール装置
JP3795999B2 (ja) 押出シート成形用ロールの製造方法
CN101142068A (zh) 制备树脂片的方法
US20080088052A1 (en) Method Of Producing A Resin Sheet
JP3308733B2 (ja) 薄肉シートの製造方法及び同法により得られる薄肉シート
JP2008080727A (ja) 樹脂シートの製造方法
JP2003053834A (ja) 樹脂シートの製造方法
JP3739187B2 (ja) 押出シート成形用ロール
JP2742821B2 (ja) 熱可塑性樹脂フィルムの製造法
JP3739191B2 (ja) 押出しシート成形用ロール
KR100614039B1 (ko) 정밀한 광학적인 특성을 지닌 큐브코너형의 플라스틱재귀반사시트를 연속적으로 제조할 수 있는 엠보싱 벨트의제조방법
JPH10151662A (ja) 押出シート成形用ロール
JPH11207817A (ja) 成形用ロール
JP2001353779A (ja) 押圧ロール及びエンボスフィルムの製造方法
JP4533542B2 (ja) マイクロエンボスシートの製造方法
JPH11138634A (ja) 合成樹脂シートの製造方法
JPH04216029A (ja) 熱可塑性樹脂シートの製造方法
JPH10100227A (ja) 熱可塑性樹脂シートの成形方法
JPH10315303A (ja) 押出シート成形用ロール
JPH10291251A (ja) 熱可塑性樹脂のシート加工装置、シート加工方法、およびそのシート
JPH11277624A (ja) 熱可塑性樹脂シートの成形方法
JPH0482725A (ja) 熱可塑性樹脂フィルムの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051101

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees