JPH114804A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH114804A
JPH114804A JP9159885A JP15988597A JPH114804A JP H114804 A JPH114804 A JP H114804A JP 9159885 A JP9159885 A JP 9159885A JP 15988597 A JP15988597 A JP 15988597A JP H114804 A JPH114804 A JP H114804A
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JP
Japan
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groove
treatment tool
raising
diameter
distal end
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Pending
Application number
JP9159885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Miyake
清士 三宅
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH114804A publication Critical patent/JPH114804A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00098Deflecting means for inserted tools

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】挿入部の外径が異なる処置具を利用しても、起
上する過程で処置具のぶれを少なくし狙撃性を向上でき
る内視鏡を提供する。 【解決手段】起上台21の処置具誘導面側に溝部33を
形成すると共に、溝部33の先端側に太径の処置具23
aに対応する第1の溝部41を形成し、この第1の溝4
1に連続して基端側に向けて幅、深さが減少し細径の処
置具23bに対応する第2の溝部42を形成し、各々の
処置具を第1あるいは第2の溝部41,42で保持しな
がら起上できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端部に処置具起
上台を設け処置具の導出方向を制御する処置具起上装置
を備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】体腔内の医療処置として、例えば胆管を
造影するために経内視鏡的に胆管内に造影剤を投与して
造影させる手技がある。そのための内視鏡として、側視
型内視鏡の先端部に起上台を設け、内視鏡の処置具チャ
ンネルに造影用チューブを挿入し、操作部から起上台を
遠隔的操作して造影チューブの導出方向を定め、造影チ
ューブを胆管内に挿入するようになっている。このよう
な造影チューブの他にも電気メス等、用途に応じた様々
な処置具があり、それらの外径は比較的太いものや細い
ものといった様々な処置具がある。内視鏡も、側視型内
視鏡に限らず、手技に応じて斜視型あるいは直視型の内
視鏡に処置具起上装置を設けて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】処置具起上装置の起上
台の処置具誘導面には、実公昭59−10968号公報
及び特開平7−56900号公報に示されるように、処
置具を案内する案内溝が設けられており、案内溝に沿っ
て誘導する機能を持たせている。ところが、処置具の挿
入部の外径は前述したとおり、様々であるため、従来の
ように一様な案内溝を形成しただけでは、導出方向が定
まらないという不具合が生じる。
【0004】図19及び図20を用いて詳述すれば、起
上台1の案内溝2に対して特に外径の細い処置具3を挿
入した場合、予め処置具3の挿入部に曲がり癖が付けら
れていると、起上台1を起上させていく過程で、処置具
3の挿入部に対して幅の広い案内溝2の中でぶれが生じ
導出方向が定まらなくなる。また、曲がり癖が付いてい
なくても処置具3の挿入部が案内溝2の縁の方に位置し
て起上させてしまうと、起上させる過程で案内溝2の深
部に移動してぶれ導出方向が定まらなくなる。このよう
な横ぶれは瞬間的に生じるものであり、膵管や胆管へ造
影チューブ等の処置具を挿入するために十二指腸乳頭内
に挿管しようとする直前に横ぶれが生じると狙いが狂い
挿管できなくなる。その場合には、最初の手順に戻って
作業を進めなくてはならず検査時間が長くなってしま
う。
【0005】実公昭59−10968号公報には、処置
具先端に設けられた処置部が処置具挿入部よりも大きい
場合における処置具のぶれを防止するために、内視鏡先
端の起上台を収納する収納室の開口を処置具挿入部の外
径に沿う開口幅に形成する技術が開示されているが、挿
入部外径の異なる処置具を用いたときに、外径の細い処
置具に対しては十分に機能するものでない。
【0006】本発明は、上記課題に着目してなされたも
のであり、挿入部の外径が異なる処置具を利用しても、
起上する過程で処置具のぶれを少なくし狙撃性を向上で
きる内視鏡を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】その解決手段として本発明は、複数の異な
る外径の処置具を挿入部内に挿通し、挿入部先端に設け
られた起上台により処置具を起上する内視鏡において、
起上台の処置具誘導面の先端側に太径の処置具を支持す
る第1の支持部と起上台の処置具誘導面の基端側に細径
の処置具を支持する第2の支持部を有する溝を形成して
なることを特徴とする内視鏡を提供するものである。こ
の構成によれば、太径の処置具を起上する場合には太径
の処置具の挿入部は第1の支持部に支持されながら起上
し、細径の処置具を起上する場合には細径の処置具の挿
入部は第2の支持部に支持されながら起上し、太径、細
径の処置具は共にぶれの少ない起上が行われる。
【0008】ここで、第1の支持部は太径の処置具の外
径に沿った溝や太径の処置具の挿入部を把持する形態で
よい。第2の支持部は細径の処置具の外径に沿った溝や
細径の処置具の挿入部を把持する形態でよい。また、第
2の支持部は、第1の支持部の溝の曲率より小さい曲率
の溝でなる形態でよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は本発明の第1の実
施形態を示し、図1は内視鏡の全体図を示す図、図2a
は内視鏡先端部を観察窓側から見た図、図2bは図2a
におけるA−A断面図、図3aは起上台を示す図、図3
bは起上台と処置具との関係を示す図、図4a、図4
b、図4cは起上台を示す図、図5乃至図7は使用状態
を示す図である。
【0010】図1に示すように、内視鏡11は、操作部
12と、操作部12に連結された挿入部13と、操作部
12に連結され端部に光源や映像制御装置と着脱自在に
接続されるコネクタ14を有するユニバーサルコード1
5からなる。挿入部13は、先端側から先端部16、湾
曲部17、軟性部18が順次連結して構成されている。
先端部16の側面、上方向の湾曲に対応する面には観察
窓19及び照明窓20が設けられ、その側部に起上台2
1(図2に図示)を収納する収納室22が設けられてい
る。操作部12の挿入部13側下方には、処置具23を
挿入する処置具挿入口24が設けられ挿入部13内に配
設された処置具挿通チャンネル25(図2に図示)を介
して収納室22に連通している。また、操作部12に
は、湾曲部17を遠隔操作するための上下及び左右方向
に湾曲操作する湾曲操作ノブ26と、収納室22内の起
上台21を遠隔操作するための処置具起上レバー27が
積層して設けられている。また、操作部12には送気・
送水用ボタン28や吸引用ボタン29等の制御スイッチ
が設けられている。
【0011】図2に先端部16の詳細図を示す。先端部
16は金属製の先端部本体30とこの先端部本体30を
電気的絶縁する先端カバー31からなる。図2aに示す
ように、観察窓19は湾曲部17側、照明窓20は先端
側に配置されると共に、観察窓19に向けて開口したノ
ズル32が設けられている。先端部本体30における観
察窓19及び照明窓20の側部に収納室22が形成さ
れ、収納室22内には起上台21が設けられている。起
上台21には後述する処置具23を案内する溝部33が
形成されている。
【0012】図2bに示すように、先端部本体30に
は、一端が収納室22に連通するよう接続され、他端が
処置具挿通チャンネル25と接続される口金34が設け
られている。先端部本体30の口金34の上方には処置
具起上レバー27によって進退操作される起上操作ワイ
ヤ35を挿通案内するガイドパイプ36が口金を介して
接続されている。起上台21は軸支部材37によって回
動(起上)可能に軸支されると共に、起上台21の側面
に収納室22内に導出した起上操作ワイヤ35が連結部
材38を介して連結されている。これにより、起上台2
1は起上レバー27の操作により起上操作ワイヤ35を
介して想像線に示されるように起上操作される。
【0013】図3に起上台21の斜視図を示す。起上台
21は軸支部39を基端側として先端側にかけてせり上
がるよう傾斜して設けられ、処置具誘導面側に溝部33
が形成されている。この溝部33は、図4aに示すよう
に、起上台21の先端側に太径の処置具23aに対応す
る第1の溝部40とこの第1の溝部40より連続して基
端側に向けて幅が減少し細径の処置具23bに対応する
V字状の第2の溝部41が形成されている。図4bに示
すように第1の溝部40は、第1の溝部40の幅をW
1、太径の処置具23aの外径の直径をD1とした時W
1≦D1の幅を有し、第1の溝部40の深さd1とした
時d1≦D1の深さを有している。また、図4cに示す
ように第2の溝部41は、第2の溝部41の幅をW2、
細径の処置具23bの外径の直径をD2とした時W2≦
D2の幅を有し、第2の溝部41の深さd2とした時d
2≦D2の深さを有している。
【0014】次に、上記構成に基づいて第1の実施形態
の作用を説明する。図1に示すように、処置具23を処
置具挿入口24より挿入していくと、処置具23は処置
具挿通チャンネル25を挿通し収納室22へ導出され
る。十二指腸乳頭に処置具23を挿入する際には、予め
処置具23の先端側を幾分カールするよう曲がり癖を付
けている。図3bに示すように、処置具23は起上台2
1の溝部33に支持あるいは把持される。特に、処置具
23の曲がり癖が付けられたカール部分は溝部33に支
持あるいは把持されやすくなっている。そして、図5及
び図6に示されるように、起上台21を起上させるに従
って処置具23は溝部33に支持されながらガイドされ
所望の位置に起上される。
【0015】図4及び図7に示すように、外径が太い処
置具23aの場合には、起上台21の第1の溝部40で
支持あるいは把持される。また、外径が細い処置具23
bの場合には、第2の溝部41で支持あるいは把持され
る。したがって、太径及び細径の処置具23a、23b
を用いても、第1の溝部40あるいは第2の溝部41の
どちらか一方で支持あるいは把持されながら起上される
ので、起上操作の途中で処置具23が溝部33内で横ず
れが生じることがない。これにより、膵管、胆管への挿
管不能に伴う度重なる挿管のアプローチによる検査時間
の長時間化を防止するとともに、操作性の向上を図るこ
とができる。
【0016】図8は、本発明の第2の実施形態を示す図
である。第1の実施形態の起上台21の溝部33とは異
なるもので、他の構成は第1の実施形態と同様である。
起上台21の溝部45は、軸支部39がある基端側から
先端側にかけて幅が広くなるようなV字状の曲線を形成
している。溝部45の幅は、最先端側で太径の処置具2
3aの外径より大きい。したがって、太径の処置具23
aを用いた場合には溝部45の先端側で支持あるいは保
持され、細径の処置具23bを用いた場合には太径処置
具23aを保持する溝部より基端側の溝部で支持あるい
は保持される。
【0017】図9及び図10は、本発明の第3の実施形
態を示す図である。第1の実施形態の起上台21の溝部
33とは異なるもので、他の構成は第1の実施形態と同
様である。起上台21の溝部47は、軸支部39がある
基端側から先端側にかけて段階的に幅及び深さが広く、
深くなるように構成されている。図9では4段階にわた
り変化している。
【0018】この構成により、図10aに示すように細
径の処置具23bを用いた場合には基端側の溝部47で
保持あるいは把持される。また、図10bに示すように
太径の処置具23aを用いた場合には先端側の溝部47
で保持あるいは把持される。また、部分的に幅及び深さ
が同じであるので、保持長あるいは把持長が長く安定し
た起上操作が可能となる。なお、溝部47は少なくとも
2段階以上で構成されればよい。
【0019】図11は、本発明の第4の実施形態を示す
図であり、第1の実施形態の起上台21の溝部21の断
面形状と異なる例を示し、他の構成は第1の実施形態と
同様である。図11aは、処置具23を2点支持する溝
部49を構成し、平坦な底面と底面に向かって幅が狭く
なる側面からなる。これにより、処置具を側面で支持あ
るいは把持するものである。図11bは、処置具23の
外周面における円弧部分を支持する溝部50であり、処
置具22の外形に沿った半円弧状の面で構成されてい
る。図11cは、処置具23を3点支持する溝部51を
構成し、隆起した底面と底面に向かって幅が狭くなる側
面からなる。図11dは、処置具23を3点支持する溝
部52を構成し、底面と側面とで支持あるいは把持する
U字状断面からなり、開口部は面取り53が形成されて
いる。
【0020】図12乃至図17は第5の実施形態を示す
図である。第1の実施形態の起上台21とは異なるもの
で、他の構成は第1の実施形態と同様である。図12に
示すように、起上台21は、先端側に形成した第1の台
座55と、第1の台座55より基端側に一段低い位置に
形成した第2の台座56と、第2台座から基端側にかけ
て高さが低くなるよう形成された曲面57からなる。第
1の台座55には太径の処置具23aを保持する幅広の
溝部58が形成され、第2の台座56には細径の処置具
23bを保持する幅の狭い溝部59が形成され、曲面5
7には第2の台座56から続く細い溝部60が形成され
ている。
【0021】図13は起上台21に太径の処置具23a
を挿通した状態を示し、図14は起上台21に細径の処
置具23bを挿通した状態を示す。太径の処置具23a
と細径の処置具23bとでは起上台21における曲率が
異なる。すなわち、図15に示すように径の太い処置具
の方が撓みにくいことから、図16に示すように太径の
処置具23aにおいては処置具挿通チャンネル25の収
納室22の開口部61と第1の台座55の溝部58の角
部62との間の2点で支持され比較的大きな曲率Rとな
り、細径の処置具23bにおいては処置具挿通チャンネ
ル25の収納室22の開口部61と第2の台座56の溝
部59の角部63との間の2点で支持され比較的小さな
曲率rとなる。
【0022】図17に太径の処置具23aと第1の台座
55の溝部58との関係を示す。太径の処置具23aを
溝部58の稜線の幅W1の2点で支持するようにしても
良いし、溝部58の稜線の幅W1と底面の3点で支持し
ても良い。また、第4の実施形態の図11に示すもので
も良い。なお、図17は第1の台座55の溝部58にお
ける太径の処置具23aの例を示したが、第2の台座5
6の溝部59と細径の処置具23bとの関係も同様であ
る。
【0023】この構成により、太径の処置具23aを挿
通した場合には、第1の台座55の溝部58で太径の処
置具23aを保持しながら起上できるので、起上操作中
に溝59内で太径の処置具23aがぐらつくことがな
い。また、第1の台座55は起上台21の先端側に設け
ているので、てこの原理によって楽に起上できる。細径
の処置具23bを挿通した場合には、第2の台座56の
溝部59と曲面57の溝部60で細径の処置具23bを
保持しながら起上できるので、起上操作中に溝59内で
細径の処置具23bがぐらつくことがない。なお、第1
の台座55の溝部58と第2の台座56の溝部59の底
面は台座に対して水平に設けても斜度を付けても良い。
【0024】図18は第6の実施形態を示す図である。
第5の実施形態の起上台21の一部が異なるもので他の
構成は第5の実施形態と同様である。その構成は、第1
の台座55の溝部58と第2の台座56の溝部59の角
部を面取りして斜面64,65を形成したものである。
この構成によれば、斜面64,65を利用することによ
り処置具をぶれのない安定した起上が可能になる。
【0025】図21乃至図25は本発明の周辺技術であ
る第7の実施形態を示す図であり、第1の実施形態と同
一の部分は同一の符号を付し詳細は省略する。この技術
は起上台周りの洗浄性を向上することを課題としたもの
である。図21は、内視鏡先端部16の外観図であり、
湾曲部17の先端に設けられた先端部本体30に先端カ
バー31が設けられている。図22は、先端カバー31
を取り外し、先端部本体30を露呈させた図である。先
端部本体30は、起上台21の両側面に一対の壁部7
1,72が形成されている。一方の壁部71には観察窓
19と照明窓20が設けられている。また、他方の壁部
72の外側面には、起上操作ワイヤ35を連結した駆動
レバー73が設けられている。この駆動レバー73は起
上台21と連結しており、駆動レバーの傾きに応じて起
上台21を起上する。
【0026】このような構造の内視鏡先端部16を使用
して、起上台21を洗滌するにあたっては、先端カバー
31を取り外し先端部本体30を露出させ、一対の壁部
71,72で囲まれた起上台21を洗滌する。この洗滌
作業は一対の壁部71,72で囲まれた空間内で起上台
21を洗滌するものなので作業は容易でない。
【0027】図23乃至図25に起上台21を容易に洗
滌できる内視鏡先端部16の構造を示す。図23は先端
部本体30の斜視図を示す。先端部本体30の一方の側
部には観察窓19と照明窓20が設けられ、他方の側部
に収納室75が開口して形成されている。収納室75
は、駆動レバー73を収納する第1の収納部76と、駆
動レバー73を外部と隔離する蓋部材77を収納する第
1の収納部76より大きい第2の収納部78からなる。
蓋部材77には貫通孔が設けられ軸支部材79が蓋部材
77に対して回動可能に配置されている。軸支部材79
の一端には起上操作ワイヤ35が接続された駆動レバー
73が設けられている。軸支部材79の他端には起上台
21が設けられている。起上台21と駆動レバー73は
軸支部材79に対して接着あるいは溶接、機械的手段に
よって一体的に固着され、各々が軸支部材79に対して
独自に回動しないように設けられている。これにより、
起上操作ワイヤ35の進退操作により駆動レバー73が
回動して起上台21が起上する。
【0028】図24は、先端部本体30の収納室75に
起上装置を装着した図を示す。駆動レバー73は第1の
収納部76に収納されると共に、蓋部材77が第2の収
納部に配置され駆動レバー73を外部から隔離してい
る。隔壁77は先端部本体30の壁面と同一平面を形成
している。起上台21は先端部本体30の側部に併設す
るように位置される。なお、蓋部材77と軸支部材79
とはOリングあるいはパッキン等の封止部材80で水密
が確保されている。
【0029】次に、上記構成に基づく作用を説明する。
使用状態においては、図21に示すように、先端部本体
30に先端カバー31を装着した状態で使用される。こ
の時、図24及び図25に示すように起上操作ワイヤ3
5及び駆動レバー73は蓋部材77で封鎖された収納室
75内に配置されるので、処置具が起上操作ワイヤ35
や駆動レバー73に触れることはない。そして、図示し
ない操作部に設けられた処置具起上レバーの操作により
起上操作ワイヤ35が牽引され駆動レバー73が回動す
る。そして、駆動レバー73の回動に伴い軸支部材79
を介して起上台21が起上操作される。軸支部材79に
は封止部材80が設けられているので、軸支部材79を
介して収納室75内に液体が侵入することはない。
【0030】検査終了後、患者の体液などが付着した内
視鏡を洗滌するために、特に汚れが落としにくい先端部
16の先端カバー31を取り外して行われる。これによ
り、起上台21が露出するのでブラシ等で起上台21及
びその周辺の洗滌が行なわれる。起上台21はその近傍
で遮るものが無いので、ブラシを使う際の自由度が大き
くなり洗滌作業が容易になる。また、処置具が起上操作
ワイヤ35に引っかかり起上できないという不具合も生
じない。さらに、起上操作ワイヤ35は収納室75内に
配置されるので、起上操作ワイヤ35を案内する案内管
36の洗滌も不要になる。尚、この第7の実施形態にお
いては、起上台21、起上操作ワイヤ35、駆動レバー
73、蓋部材77、軸支部材79を一つのユニットで構
成したが、予めユニットに構成せず、部品毎に組み立て
るようにしても良い。
【0031】図26は他の起上装置を示す第8の実施形
態を示す。この第8の実施形態は、起上操作ワイヤ35
及び駆動レバー(図示しない)を収納する収納室81
と、起上操作ワイヤ35及び駆動レバー、起上台21を
装着した隔壁を成す蓋部材82からなる。収納室81は
その側部開口部の上下にガイド溝83が設けられ、先端
側には台座84が設けられている。台座84にはねじ穴
85が形成されている。蓋部材82はガイド溝83に案
内されるスライド部86が形成されると共に、台座84
に当接するようL字に屈曲した固定片87が形成されて
いる。さらに、ねじ穴85に相当する位置に穴部88が
設けられている。
【0032】これにより、起上操作ワイヤ35及び駆動
レバー、起上台21を装着した蓋部材82のスライド部
86を収納室81のガイド溝83に沿って案内し固定片
87を台座84に当接させる。そして、ねじ89を穴部
88よりねじ穴85に螺合させる。なお、収納室81と
蓋部材82との間の当接面にパッキン等の封止部材を設
けると良い。このように、起上操作ワイヤ35及び駆動
レバー、起上台21、蓋部材82を一つのユニットに構
成したので、起上機構に故障等が発生した場合、ねじ8
9を外せば蓋部材82を容易に取り外せるので、簡単に
修理や部品の交換ができる。
【0033】図27は他の起上装置を示す第9の実施形
態を示す。この第9の実施形態は、第8の実施形態と同
様に起上操作ワイヤ35及び駆動レバー(図示しない)
を収納する収納室91と、起上操作ワイヤ35及び駆動
レバー、起上台21を装着した隔壁を成す蓋部材92か
らなる。収納室91は、起上操作ワイヤ35及び駆動レ
バーを収納する矩形の収納部93と、蓋部材92を収納
する矩形の台座部94からなり、台座部94の角部には
一対のねじ穴95が設けられている。蓋部材92は収納
室91の台座部94に相当する矩形の形状でなり、ねじ
穴95に相当する位置に穴部96が設けられている。
【0034】この構成により、蓋部材92を収納室91
に取り付ける場合には、台座部94と蓋部材92との間
に矩形の枠でなるパッキン等の封止部材97を挟むよう
に取り付ける。そして、ねじ98を穴部96よりねじ穴
95に螺合させる。これにより、収納室91の収納部9
3には起上操作ワイヤ35と駆動レバーが位置し、蓋部
材92と台座部94との間は封止部材97で水密を確保
できる。なお、蓋部材92の固定をねじ98を用いて固
定する代わりに、爪や凹凸を用いて係合するように構成
し、構造の単純化と着脱作業の手間の削減の向上を図る
ことができる。
【0035】図28は第10の実施形態を示し、第7乃
至9の実施形態の起上装置の一部を改良したものであ
る。第10の実施形態は、起上台21を軸支部材79に
対して着脱自在に構成したものである。すなわち、蓋部
材100から突出する軸支部材79の外周の一部に凸部
101を形成すると共に、起上台21には凸部101の
形状に相当する嵌合穴102を形成する。この構成によ
り、図示しない駆動レバーの回動に伴って回動される軸
支部材79は起上台21にその回動を伝達することがで
きる。これにより、起上台21が破損して交換する際に
は起上台21のみを軸支部材79から取り外して行うこ
とができる。また、起上台21を取り外して洗滌するこ
とができる。
【0036】なお、起上台21と軸支部材79との嵌合
力を高めるために、起上台21の嵌合部の内周面を変形
自在な軟質樹脂からなる軟性部材で形成しても良い。ま
た、起上台21が体内で脱落することを防止するために
先端カバー31で包囲する構成にしても良い。さらに、
先端カバー31に起上台21を押圧する押圧部(図示し
ない)を形成しても良い。
【0037】図29は第11の実施形態を示す鉗子起上
装置の断面図である。先端部本体30の一方の側面は、
先端カバー31との間で形成される収納室105が設け
られている。そして、収納室105を形成する面とは反
対側の下方に切り欠き部106が形成されている。そし
て、この切り欠き部106と収納室105側との間の先
端部本体30には貫通孔107が設けられている。この
貫通孔107には軸支部材79が配置されており、軸支
部材79に設けられたOリング108により先端部本体
30と軸支部材79との間を水密にしている。軸支部材
79の収納室105側には起上台21が枢支され、切り
欠き部106側は起上操作ワイヤ35を連結した駆動レ
バー73が枢支されている。そして、カバー部材109
が駆動レバー73を収容する切り欠き部106を覆うよ
うに先端部本体30の外形に沿って被覆している。そし
て、先端カバー31が先端部本体30を覆って構成して
いる。
【0038】この構成により、起上操作ワイヤ35が牽
引されると駆動レバー73が回動する。これに伴って軸
支部材79が回動し起上台21が起上する。起上操作ワ
イヤ35及び駆動レバー73は収納室105とは反対側
の切り欠き部106内に収容されているので、処置具が
起上操作ワイヤ35に引っかかり起上できないという不
具合は生じない。また、検査中に収納室105に体液が
浸入してもOリング108により体液が駆動レバー12
0側に浸入することがない。そして、使用後、洗滌する
場合に先端カバー31を取り外すことで起上台21を露
出することができるので、起上台21を洗滌するブラシ
の自由度が大きくなる。また、従来必要であった起上操
作ワイヤ35をガイドする案内管の洗滌が不要になる。
【0039】以下、本発明の技術思想を付記項にて示
す。 (付記項1)複数の異なる外径の処置具を挿入部内に挿
通し、前記挿入部先端に設けられた起上台により前記処
置具を起上する内視鏡において、前記起上台の処置具誘
導面の先端側に前記太径の処置具を支持する第1の支持
部と前記起上台の処置具誘導面の基端側に前記細径の処
置具を支持する第2の支持部を有する溝を形成してなる
ことを特徴とする内視鏡。
【0040】(付記項2)前記第1の支持部は、太径の
処置具の直径と同じもしくはそれ以下の幅でなる溝を形
成したことを特徴とする付記項1の内視鏡。 (付記項3)前記第1の支持部は、太径の処置具の直径
と同じもしくはそれ以下の深さでなる溝を形成したこと
を特徴とする付記項1の内視鏡。 (付記項4)前記第2の支持部は、細径の処置具の直径
と同じもしくはそれ以下の幅でなる溝を形成したことを
特徴とする付記項1の内視鏡。
【0041】(付記項5)前記第2の支持部は、細径の
処置具の直径と同じもしくはそれ以下の深さでなる溝を
形成したことを特徴とする付記項1の内視鏡。 (付記項6)前記第2の支持部は、第1の支持部に連続
して幅及び深さが減少する溝で形成することを特徴とす
る付記項1の内視鏡。 (付記項7)前記第1の支持部は、一定の幅及び深さで
なる溝であることを特徴とする付記項1の内視鏡。
【0042】(付記項8)前記第1の支持部は、起上台
の先端側を最大幅及び深さを形成することを特徴とする
付記項1の内視鏡。 (付記項9)少なくとも前記第1の支持部は、幅及び深
さが段階的に異なる複数の溝からなることを特徴とする
付記項1の内視鏡。 (付記項10)少なくとも前記第2の支持部は、幅及び
深さが段階的に異なる複数の溝からなることを特徴とす
る付記項1の内視鏡。
【0043】(付記項11)前記溝は、前記処置具を2
点で支持することを特徴とする付記項1の内視鏡。 (付記項12)前記溝は、前記処置具を3点で支持する
ことを特徴とする付記項1の内視鏡。 (付記項13)前記起上台は、先端側と基端側で段差を
有し、先端側に前記第1の支持部を形成し、基端側に第
2の支持部を形成することを特徴とする付記項1の内視
鏡。
【0044】(付記項14)前記太径の処置具は、前記
起上台を収納する収納室の処置具挿入チャンネルの開口
部と、前記第1の支持部で支持されることを特徴とする
付記項13の内視鏡。 (付記項15)前記細径の処置具は、前記起上台を収納
する収納室の処置具挿入チャンネルの開口部と、前記第
2の支持部で支持されることを特徴とする付記項13の
内視鏡。
【0045】(付記項16)前記太径の処置具は、前記
起上台を収納する収納室の処置具挿入チャンネルの開口
部と、前記第1の支持部で支持され、前記細径の処置具
は、前記起上台を収納する収納室の処置具挿入チャンネ
ルの開口部と、前記第2の支持部で支持され、前記太径
の処置具は前記細径の処置具より大きな曲率で起上され
ることを特徴とする付記項13の内視鏡。 (付記項17)前記第1の支持部と前記第2の支持部の
処置具誘導面側の角部に斜面を形成したことを特徴とす
る付記項13の内視鏡。
【0046】(付記項18)複数の異なる外径の処置具
を挿入部内に挿通し、前記挿入部先端に設けられた起上
台により前記処置具を起上可能な内視鏡において、前記
起上台の処置具誘導面の先端側に前記太径の処置具に沿
った第1の溝を形成すると共に、前記起上台の処置具誘
導面の基端側に前記細径の処置具に沿った第2の溝を形
成してなることを特徴とする内視鏡。
【0047】(付記項19)処置具を挿入部内に挿通
し、前記挿入部先端に設けられた起上台により前記処置
具を起上可能な内視鏡において、前記起上台の先端側か
ら基端側にかけて処置具誘導溝を形成すると共に、前記
処置具誘導溝の基端側は前記処置具誘導溝の先端側の曲
率より小さな曲率でなることを特徴とする内視鏡。
【0048】(付記項20)観察窓及び照明窓を有する
先端部本体と、前記先端部本体内に設けられ開口を有す
る収納室と、前記先端部本体より前記収納室に導出する
処置具起上操作ワイヤと、前記収納室内に配置されると
共に前記処置具起上操作ワイヤに連結された伝達部材
と、前記伝達部材の回動により起上される起上台と、前
記伝達部材と起上台とを隔離し前記収納室の開口を閉塞
する蓋体とを備えたことを特徴とする内視鏡。
【0049】(付記項21)前記伝達部材は、起上片を
形成していることを特徴とする付記項20の内視鏡。 (付記項22)前記伝達部材は、前記処置具起上操作ワ
イヤの進退方向に回動するてこ部材と、前記てこ部材と
前記起上台とを連結する軸支部材でなることを特徴とす
る付記項20の内視鏡。 (付記項23)前記軸支部材は、前記蓋体との間に封止
部材を設けたことを特徴とする付記項22の内視鏡。
【0050】(付記項24)前記先端部本体をカバーす
る先端カバーを備え、前記先端カバーは前記起上台を収
納する収納室を形成すると共に、前記収納室に処置具挿
通チャンネルが連通していることを特徴とする付記項2
0の内視鏡。 (付記項25)前記収納室はガイド溝を有し、前記蓋体
は前記ガイド溝に沿って案内されることを特徴とする付
記項20の内視鏡。 (付記項26)前記収納室と前記蓋体との間に封止部材
を介在させたことを特徴とする付記項20の内視鏡。 (付記項27)前記起上台は、前記軸支部材に対して着
脱自在に装着されることを特徴とする付記項22の内視
鏡。
【0051】(付記項28)観察窓と照明窓を有する先
端部本体と、前記先端部本体の両側面に形成された切り
欠き部と、前記先端部本体をカバーし切り欠き部の空間
に第1及び第2の収納室を形成する先端カバーと、前記
第1の収納室に連通する処置具起上操作ワイヤと、前記
第1の収納室内に配置され前記処置具起上操作ワイヤと
連結する伝達部材と、前記第2の収納室内に配置され前
記先端部本体を介して前記伝達部材と連結する起上台
と、前記第2の収納室に連通する処置具挿通チャンネル
とを有することを特徴とする内視鏡。
【0052】(付記項29)前記伝達部材は、前記処置
具起上操作ワイヤの進退方向に回動するてこ部材と、前
記先端部本体に挿通され前記てこ部材と前記起上台とを
連結する軸支部材でなることを特徴とする付記項28の
内視鏡。 (付記項30)前記軸支部材は、前記先端部本体との間
に封止部材を設けたことを特徴とする付記項29の内視
鏡。
【0053】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明は、起上台の処
置具誘導面の先端側に太径の処置具を支持する第1の支
持部と起上台の処置具誘導面の基端側に細径の処置具を
支持する第2の支持部を有する溝を形成したので、太径
の処置具を用いた場合には起上台の第1の支持部で支持
しながら起上し、細径の処置具を用いた場合には起上台
の第2の支持部で支持しながら起上するので、外径の異
なる処置具を利用してもぶれの少ない起上操作を実現で
き、狙撃性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態を示し、内視鏡
の全体図を示す図。
【図2】図2は本発明の第1の実施形態を示し、図2a
は内視鏡先端部を観察窓側から見た図、図2bは図2a
におけるA−A断面図。
【図3】図3は本発明の第1の実施形態を示し、図3a
は起上台を示す斜視図、図3bは起上台と処置具との関
係を示す図。
【図4】図4は本発明の第1の実施形態を示し、図4a
は起上台を上方から見た図、図4bは第1の支持部を示
す図、図4cは第2の支持部を示す図。
【図5】図5は本発明の第1の実施形態を示し、図5a
は使用状態を示す図、図5bは図5aにおけるA−A断
面図。
【図6】図6は本発明の第1の実施形態を示し、起上台
と処置具の使用状態を示す図。
【図7】図7は本発明の第1の実施形態を示し、起上台
と処置具の使用状態を示す図。
【図8】図8は本発明の第2の実施形態を示し、起上台
を示す図。
【図9】図9は本発明の第3の実施形態を示し、起上台
を示す図。
【図10】図10は本発明の第3の実施形態を示し、図
10aは起上台と処置具の使用状態を示す図、図10b
は起上台と処置具の使用状態を示す図。
【図11】図11は本発明の第4の実施形態を示し、図
11aは起上台の溝と処置具との関係を示す図、図11
bは起上台の溝と処置具との関係を示す図、図11cは
起上台の溝と処置具との関係を示す図、図11dは起上
台の溝と処置具との関係を示す図。
【図12】図12は本発明の第5の実施形態を示し、起
上台を示す図。
【図13】図13は本発明の第5の実施形態を示し、起
上台と処置具の使用状態を示す図。
【図14】図14は本発明の第5の実施形態を示し、起
上台と処置具の使用状態を示す図。
【図15】図15は本発明の第5の実施形態を示し、太
径処置具と細径処置具の撓みの関係を示す図。
【図16】図16は本発明の第5の実施形態を示し、起
上台と処置具の関係を示す図。
【図17】図17は本発明の第5の実施形態を示し、図
17aは起上台の溝と処置具との関係を示す図、図17
bは起上台の溝と処置具との関係を示す図。
【図18】図18は本発明の第6の実施形態を示し、起
上台と処置具の関係を示す図。
【図19】図19は本発明の従来技術を示し、図19a
は起上台を示す図、図19bは起上台と処置具の関係を
示す図。
【図20】図20は本発明の従来技術を示し、起上台と
処置具の使用状態を示す図。
【図21】図21は本発明の第7の実施形態を示し、内
視鏡先端部を示す図。
【図22】図22は本発明の第7の実施形態を示し、図
22aは内視鏡先端部の先端カバーを取り外した図、図
22bは内視鏡先端部の断面図。
【図23】図23は本発明の第7の実施形態を示し、起
上装置を示す図。
【図24】図24は本発明の第7の実施形態を示す内視
鏡先端部の断面図。
【図25】図25は本発明の第7の実施形態を示し、先
端部本体に起上装置を装着した図。
【図26】図26は本発明の第8の実施形態を示し、起
上装置を示す図。
【図27】図27は本発明の第9の実施形態を示し、起
上装置を示す図。
【図28】図28は本発明の第10の実施形態を示し、
起上装置を示す図。
【図29】図29は本発明の第11の実施形態を示す内
視鏡先端部の断面図。
【符号の説明】
21 起上台 22 収納室 23a 太径処置具 23b 細径処置具 33 溝部 35 起上操作ワイヤ 40 第1の溝部 41 第2の溝部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なる外径の処置具を挿入部内に挿
    通し、前記挿入部先端に設けられた起上台により前記処
    置具を起上する内視鏡において、前記起上台の処置具誘
    導面の先端側に前記太径の処置具を支持する第1の支持
    部と前記起上台の処置具誘導面の基端側に前記細径の処
    置具を支持する第2の支持部を有する溝を形成してなる
    ことを特徴とする内視鏡。
JP9159885A 1997-06-17 1997-06-17 内視鏡 Pending JPH114804A (ja)

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