JP2018086271A - 内視鏡 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内視鏡は、挿入部の先端側に設けられた先端部本体と、先端部本体に設けられた回転軸と、回転軸に着脱可能であり、回転軸の回転に伴って回転する起立台50と、を備え、起立台50は、回転軸を挟んで対向して配置され、弾性変形可能な一対の把持部と、一対の把持部の少なくとも一方の把持部に設けられ、他方の把持部に向かって突出した抜け止め部と、を有する。
【選択図】図13
Description
a+c>b …(2)
b>d …(3)
なお回転軸受け部について「基端側肉厚」とは、回転軸収容溝の基端側の側壁面から起立台の基端までの距離をいうものとする。
<内視鏡の全体構成>
図1に示すように、内視鏡10は被検体の体内に挿入される挿入部12を備え、挿入部12の基端側に操作部14が連結されている。操作部14にはユニバーサルコード16が接続され、内視鏡10はこのユニバーサルコード16を介して図示せぬ光源装置、画像処理装置(プロセッサ)等に接続されている。
挿入部12は、先端側から基端側(操作部14側)に向かって先端部12a,湾曲部12b,軟性部12cが順次連結されて構成されている。軟性部12cの最基端側には、挿入部12の折れ止め部材が設けられている。
操作部14には、湾曲部12bの湾曲操作を行うためのアングルノブ18や起立台46(図2,4,6〜11を参照)を変位(起立又は倒伏)させるための操作レバー20、挿入部12の先端に設けられた送気・送水ノズルからエアや水等を噴出させるための送気・送水ボタン21a、及び吸引ボタン21b等が設けられている。上記操作レバー20は、本発明における起立台を操作するための操作部材の一例である。また操作部14の挿入部12側には、各種処置具を導入するための処置具導入口22が設けられている。
軟性部12cは、最も内側が弾性のある薄い帯状板を螺旋状に巻回して形成された螺旋管であり、当該螺旋管の外側に金属線を編んだ網体を被覆し、その両端に口金を嵌合して管状体とし、管状体の外周面に樹脂からなる外皮が積層された構成となっている。
湾曲部12bは、不図示のアングルリングが相互に回動可能に連結されて構造体を構成し、この構造体の外周に金属線で編んだ網状体が被覆され、さらにゴム製の外皮で覆われた構成となっている。また操作部14のアングルノブ18から湾曲部12bまで不図示の複数本のワイヤが延在されており、これらワイヤの先端部が湾曲部12bを構成するアングルリングの先端部に固定されている。これにより、アングルノブ18の操作に応じて、湾曲部12bが上下左右に湾曲される。
図2は、本実施形態に係る先端部12aの構造を示す分解斜視図である。図2に示すように、先端部12aは、先端部本体30を覆うキャップ32を有している。キャップ32には、先端部本体30に装着された状態において起立台収容スリット38(図2〜4を参照)の上面側の開口部38aを開放する開口窓32Aと、下面側の開口部38cを閉鎖する隔壁部32Bと、が形成されており、キャップ32を装着した状態では隔壁部32Bにより起立台46の倒伏が規制される。またキャップ32は弾性力のある材質、例えばシリコンゴムからなり、キャップ32の基端に設けられた内径の小さい小径部が先端部本体30に形成された溝に嵌合されることで、キャップ32が先端部本体30に着脱可能に装着される。
起立レバー収容室40の内部には起立台起立レバー42が設けられる(図2,4参照)。図4に示すように、起立台起立レバー42の下端部に設けられた回転軸42aが円形の穴41に挿通され先端部本体30に対し回転自在に軸支されて起立台46の回転軸を構成する。
図7は、起立台起立レバー42と起立台46とが結合されキャップ32が先端部本体30に装着された状態における先端部12aを示す断面図であり、図8は、図7に示す断面図の部分拡大図である。
a+c>b …(2)
b>d …(3)
本実施の形態では、条件式(1)より回転軸収容溝46bの肉厚aが回転軸42aとキャップ32の隔壁部32Bとの間のギャップ距離bよりも小さいので起立台46をキャップ32内に収納可能であり、また条件式(2)より肉厚aと回転軸収容溝46bの深さcとの和がギャップ距離bよりも大きいので起立台46の下面方向に脱落が規制される。したがって処置具を起上操作する際の起立台46の角度(後述する第1倒伏位置より倒伏角度が小さい範囲)では、起立台46は構造的に外れることがない。さらに、条件式(1),(3)より起立台の肉厚a,dがギャップ距離bより小さいので、先端部本体30にキャップ32を装着した状態で起立台46を回転させることができる。なお起立台46の端部46cは、起立台46を回転させたときに端部46cがキャップ32の隔壁部32Bに接触しないように、回転軸収容溝46bとの距離が上記d以下である曲面形状に加工されている。
なお上述のように処置具を起上操作する際の起立台46の角度では、起立台46は構造的に外れることがないので、起立台46の先端部本体30からの取り外しは、起立台46を通常使用時の倒伏範囲外(後述する第1位置または第2位置;図9,11参照)に変位させて行う。また起立台46の先端部本体30への装着は、起立台収容スリット38に起立台46を収容し、起立台起立レバー42の軸先端部42bを起立台46の回転軸受け部46bに嵌合させることで行う(図4参照)。このような起立台46の装着も、第1位置または第2位置に対応する状態で行うことができる。
図9は起立台46が第1倒伏位置(先端部本体30にキャップ32が装着されており、起立台46が先端側に倒伏してキャップ32の隔壁部32Bに当接する直前の位置)にある状態での先端部12aを示す図である。内視鏡10は上述のように起立レバー収容室40に保護板を被せた状態で使用されるが、図9では起立台起立レバー42の倒伏状態を明示するため保護板の図示を省略し、保護板で覆われる起立レバー収容室40及び起立台起立レバー42等を点線で示している(図10,11において同じ)。なお図9ではキャップ32の図示を省略しており、図10ではキャップ32を図示している。上述のように起立台収容スリット38には上面から前面を通って下面まで延在した開口部38a,38b,38cが形成されているが、上述のように通常使用時には起立台46の倒伏が隔壁部32Bにより規制され、さらに操作部14にストッパ機構60(後述)が設けられているため、起立台46が図9,10に示す状態より下面側に倒伏することが防止されている。
図9に示すように、本実施の形態に係る内視鏡10では、起立台46の倒伏角度θ1が起立台起立レバー42の倒伏角度θ2(内視鏡10の軸方向と直交する方向Lを基準とした角度)よりも大きくなっている(θ1>θ2)。仮に倒伏角度θ1≦θ2であるとすると、起立台46を大きく(例えば、図11に示す第2倒伏位置まで)倒伏させるためには起立台起立レバー42をも大きく倒伏させる必要があり、したがって起立台起立レバー42の回動スペース確保のために起立レバー収容室40を大きくせざるを得ない。しかしながら本実施の形態に係る内視鏡10では、倒伏角度θ1,θ2を上述のような関係に設定することで、起立台46の倒伏角度θ1を起立台起立レバー42の倒伏角度θ2より大きくすることができ、これにより起立台起立レバー42の回動スペースを削減して、起立レバー収容室40及びこれを含む先端部本体30,先端部12aを小型化することができる。
次に、起立台のストッパ機構(係止機構)について説明する。図12は、ストッパ機構60の構造を示す概念図である。図12に示すように、内視鏡10では操作レバー20の回動操作に連動して軸AXを中心に回動する可動部62が操作部14に設けられており、この可動部62の下面には突起64aを備える板バネ64が装着されている。一方、操作部14の本体側に固定して設けられた固定部68には、可動部62と対向する面にストッパ68aが設けられている。
以上説明したように本実施の形態に係る内視鏡10では、起立台46の先端部本体30への装着・取り外しを迅速かつ容易に行うことができ、先端部12aの分解・組み立ての作業性が良好である。また、これにより先端部12aの洗浄を迅速かつ容易に行うことができる。
次に、本発明以外の別発明としての内視鏡について説明する。上記本発明の実施形態では、起立台46の回転軸収容溝46bと起立台起立レバー42の回転軸先端部42bとを嵌合させるようにしているが、別発明では、起立台46と起立台起立レバー42との結合の態様が本発明と異なっている。この別発明における起立台の形状の実施例を、図13〜15に示す。なお別発明としての内視鏡において、起立台の形状以外については上記本発明と同様の構成を採用できるため、詳細な説明を省略する。
Claims (2)
- 挿入部の先端側に設けられた先端部本体と、
前記先端部本体に設けられた回転軸と、
前記回転軸に着脱可能であり、前記回転軸の回転に伴って回転する起立台と、
を備え、
前記起立台は、
前記回転軸を挟んで対向して配置され弾性変形可能な一対の把持部と、
前記一対の把持部の少なくとも一方の把持部に設けられ、他方の把持部に向かって突出した抜け止め部と、
を有する、内視鏡。 - 前記一対の把持部は、それぞれ、前記回転軸の軸方向とは直交する方向に延びて形成されている、
請求項1に記載の内視鏡。
Priority Applications (1)
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