JPH1147388A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH1147388A
JPH1147388A JP9207999A JP20799997A JPH1147388A JP H1147388 A JPH1147388 A JP H1147388A JP 9207999 A JP9207999 A JP 9207999A JP 20799997 A JP20799997 A JP 20799997A JP H1147388 A JPH1147388 A JP H1147388A
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machine frame
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JP9207999A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いスペースのなかでも、前面枠の機枠への
取付けと取り外しを容易とする遊技機を提供する。 【解決手段】 上部ヒンジ機構と下部ヒンジ機構とを有
し、上部ヒンジ機構は、機枠の上端隅部に該上端隅部を
覆うように固定されて機枠の前方に突出し上部軸孔を有
する上部固定金具と、前面枠の上端隅部に固定されて上
部軸孔に上方から回転可能に挿入される下向きの上部軸
が設けられた上部可動金具とからなり、該上部固定金具
には、前面枠を機枠に取り付けた状態において、機枠に
対する前面枠の開角度が30度乃至50度以下の場合
に、前面枠の上端隅部の上部可動金具の上側部分と重合
して前面枠の上方向への移動を規制する重合状態維持部
と、機枠に対する前面枠の開角度が30度乃至50度以
上の場合に前面枠を機枠の上方に移動させての取り外し
を可能とさせる重合状態解除部とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技盤などを取
り付けた前面枠を機枠に対して開閉可能に取り付けた遊
技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機などの遊技機において、
機枠に上下の固定金具を、前面枠に上下の可動金具をそ
れぞれ取り付け、両金具の一方に軸を、他方にこれらの
軸を回動可能に支承する軸受けを設け、上下の軸を中心
として前面枠を機枠前面に開閉可能に支承するヒンジ機
構が知られている。このようなヒンジ機構を備えた遊技
機では、従来、前面枠を機枠に対して略90度以上回動
させて開放した状態で、上方に前面枠を持ち上げること
によって、前面枠を機枠から取り外すことができるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近では、遊
技店における遊技者用の椅子は、移動不能な状態に固定
設置されている場合が多く、固定設置されていない遊技
店においても、パチンコ遊技機が設置される島設備同士
の間隔は決して十分に広いとはいえない状況である。こ
のような遊技店において、前面枠を90度以上回動させ
て開放状態とさせることは容易ではなく、前面枠の取付
けと取り外し作業は行い難いものであった。また、パチ
ンコ遊技機の製造工場においても、前面枠を取り付ける
際には、機枠に対して前面枠を略90度以上回動させて
開放させた状態でなければ行えないため、同様に広いス
ペースを必要としていた。また、工場のラインが狭い場
合や、作業員が忙しい場合などは、作業者が機枠の後方
に位置した状態で前面枠を取り付ける作業を行うことが
ある。そのときには、機枠の上部隅部から前方に突出す
る上部固定金具の重合状態維持部が広いため、作業員に
は機枠の下部隅部にある下側短軸が見えにくく、取付け
に手間取ることもあった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、狭いスペースのなかでも、前面
枠の機枠への取付けと取り外しを容易とする遊技機を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、遊技盤などを取り付けた前
面枠(3)を機枠(2)に対して開閉可能に取り付けた
遊技機(例えば、パチンコ遊技機100など)におい
て、上部ヒンジ機構(4)と下部ヒンジ機構(5)とを
有し、前記上部ヒンジ機構は、前記機枠の上端隅部に該
上端隅部を覆うように固定されて前記機枠の前方に突出
し上向きの上部軸孔(32b)を有する上部固定金具
(30)と、前記前面枠の上端隅部に固定されて前記上
部軸孔に上方から回転可能に挿入される下向きの上部軸
(42b)が設けられた上部可動金具(40)とからな
り、前記下部ヒンジ機構は、前記機枠の下端隅部に固定
されて前記機枠の前方に突出した下部軸(62b)が設
けられた下部固定金具(60)と、前記前面枠の下端隅
部に固定されて前記下部軸に回転可能に外嵌される下部
軸孔(52b)が設けられた下部可動金具(50)とか
らなり、前記上部固定金具には、前記前面枠を前記機枠
に取り付けた状態において、前記機枠に対する前記前面
枠の開角度が30度乃至50度以下の場合に、前記前面
枠の上端隅部の前記上部可動金具の上側部分と重合して
前記前面枠の上方向への移動を規制する重合状態維持部
(31a)と、前記機枠に対する前記前面枠の開角度が
30度乃至50度以上の場合に前記前面枠を前記機枠の
上方に移動させての取り外しを可能とさせる重合状態解
除部(31d)とが設けられた構成とした。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、前面枠
を機枠に取り付けた状態において、機枠に対する前面枠
の開角度が30度乃至50度以下の場合には、重合状態
維持部により前面枠の上方向への移動が規制され、機枠
に対する前面枠の開角度が30度乃至50度以上の場合
には、重合状態解除部を介して前面枠を機枠の上方に移
動させての取り外しが可能となる。従って、機枠に対す
る前面枠の開角度が30度乃至50度以上となるよう、
前面枠を機枠に対して開放させることができるスペース
が前面枠の前方にあれば、前面枠の取り付けと取り外し
の作業が行える。例えば、島設備間が狭い遊技店や椅子
が固定されている遊技店、或いは製造ラインの狭い工場
などにおいても、前面枠の取付け、並びに取り外しを容
易に行うことができる。
【0007】ここで、遊技機は、例えば、パチンコ遊技
機、パチコン機、アレンジボール遊技機、或いは雀球遊
技機などの弾球遊技機、パチスロ機、スロットマシーン
などが挙げられる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図6の図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は、この発明に係る遊技機として例示
するパチンコ遊技機の前面枠が、機枠に対して開放して
いる状態を示すパチンコ遊技機の斜視図である。
【0010】この実施の形態のパチンコ遊技機100の
前面枠3は、遊技球の流下による遊技を行わせる遊技領
域を備えた遊技盤や、球の排出に関係する各種装置等が
取り付けられるとともに、図1に示すように、上部ヒン
ジ機構4及び下部ヒンジ機構5を介して、機枠2に対し
回動自在に支持されて、片開き形式に前方向に開閉可能
となっている。
【0011】図2は上部ヒンジ機構の分解斜視図、図3
は上部ヒンジ機構の斜視図である。
【0012】先ず、上部ヒンジ機構4について説明する
と、上部ヒンジ機構4は、図2に示すように、位置決め
片31b、32dによって位置決めがなされた状態で機
枠2の上端隅部にネジ33,…等により固定された上部
固定金具30と、前面枠3の上側隅部に固定された上部
可動金具40とにより構成されている。
【0013】機枠2の上端隅部は、手前側が切り欠かれ
た切欠部2cを有する上枠2aの一端部と、手前側が切
り欠かれた切欠部2dを有する側枠2bの一端部とが接
合されて構成されている。上部固定金具30は、機枠2
の上側隅部を構成する上枠2aの段付面2eと側枠2b
の段付面2fをそれぞれ覆う上板部31と側板部32と
から構成されている。上板部31には、機枠2に対する
前面枠3の開角が所定の角度(例えば、30度)以内の
状態にある時に前面枠3と重合して前面枠3が機枠2に
対して上方向へ移動するのを防ぐ重合状態維持部31a
と、機枠2に対する前面枠3の開角が所定の角度(例え
ば、30度)以上の状態になった時に前面枠3との重合
状態を解除して前面枠3を機枠2の上方に移動させての
取り外しを可能とさせる重合状態解除部31dとが設け
られている。一方、側板部32の前側には、上下方向に
貫通した上部軸孔32bを備えた軸受部32aが重合状
態維持部31aより前方に突出した状態に設けられると
ともに、前面枠3が機枠2に対してほぼ120度回動し
て開いた状態で上部可動金具40の当接部42c(後
述)と当接してそれ以上前面枠3が開くのを防ぐための
回動角度規制部32cが設けられている。
【0014】上部可動金具40は、図2に示すように、
前面枠3への取付板部41と、前面枠3の上端隅部の上
面側を覆う上板部42とからなり、その取付板部41に
は、前面枠3に固定するためのネジを通す取付孔41
a,41a等が設けられている。一方、上板部42に
は、下向きの上部軸42bを下方に備えた突出部42a
が前方に突出して設けられるとともに、前記回動角度規
制部32cに当接して前面枠3の回動範囲の最大限を規
制する当接部42c等が設けられている。この上部可動
金具40は、図6に示すように、その取付板部41を前
面枠3の上端隅部の裏側に当てる一方、前面枠3の前側
に当て板43を当てて、前面枠3の前後からネジ44,
44を通して固定されている。
【0015】重合状態解除部31dは、機枠2に対する
前面枠3の開角が所定角度(例えば、30度)以上のと
きに、上部可動金具40の上板部42と上下に重合する
部分が生じないよう、図2に示すように、上部可動金具
40の上板部42と重なる可能性のある上板部31の部
分が切り欠かれた形状に形成されている。この重合状態
解除部31dの存在により、機枠2に対する前面枠3の
開角度が、所定角度(例えば、30度)以下のときに
は、重合状態維持部31aにより前面枠3の機枠2に対
する上方向への移動が規制され、所定角度(例えば、3
0度)以上のときには、前面枠3の機枠2に対する上方
向への移動が規制されずに、機枠2に対しての前面枠3
の着脱が可能となる。
【0016】次に、下部ヒンジ機構5について、説明す
る。図4は下部ヒンジ機構の分解斜視図、図5は下部ヒ
ンジ機構の斜視図である。下部ヒンジ機構5は、図4に
示すように、機枠2の下側隅部にネジにより固定される
下部固定金具60と、前面枠3の下端隅部側にネジ等に
より固定される下部可動金具50とにより構成される。
【0017】下部可動金具50は、前面枠3への取付板
部51と、前面枠3の下端側を介して前側に至る平板部
52とからなり、その取付板部51には、前面枠3に固
定するためのネジを通す取付孔51a,51aが設けら
れている。一方、平板部52の一端側には、下部軸孔5
2bを有する突出部52aと、前面枠3に固定するとき
の位置決めを行う位置決め片52cとが設けられてい
る。下部可動金具50は、このように構成されていて、
図4に示すように、その平板部52を前面枠3の下端隅
部の下側に配するとともに、位置決部52cを前面枠3
の側部に当てて位置決めをし、且つ、取付板部51を前
面枠3の背面部に当てた状態で、取付孔51a,51a
にネジ等を通して前面枠3に固定されている。
【0018】一方、下部固定金具60は、図4に示すよ
うに、機枠2への取付板部61、63と、機枠2の下側
隅部の下枠2gの上面部を介して機枠2の前方に至る平
板部62とからなり、取付板部61、63には取付孔6
1a,61a、63a,63aがそれぞれ設けられてい
る。一方、平板部62の一端側には、上向きの下部軸6
2bを有する突出部62aが前方に突出した状態に設け
られている。下部固定金具60は、このように構成され
ていて、図4及び図5に示すように、一方の取付板部6
1を機枠2の下枠2gの背面部に当てるとともに、他方
の取付板部63を側枠2bの外面部に当てて、取付孔6
1a,61a、63a,63aにネジ等を通して、機枠
2に固定されている。
【0019】そして、前面枠3の上側隅部に固定された
上部可動金具40の上部軸42bが機枠2の上側隅部に
固定された上部固定金具30の上部軸孔32b中に挿入
されるとともに、前面枠3の下側隅部に固定された下部
可動金具50の下部軸孔52bが機枠2の下側隅部に固
定された下部固定金具60の下部軸62bに外嵌される
ことにより、前面枠3が機枠2に対して、回動自在(開
閉自在)に取り付けられている。
【0020】このように前面枠3が機枠2に取り付けら
れた状態において、機枠2に対する前面枠3の開角が所
定の角度(例えば、30度)以内の状態にある時には、
重合状態維持部31aが前面枠3と重合し、それによっ
て、前面枠3を機枠2の上方に移動させて前面枠3を取
り外すことはできなくなるが、前面枠3を回動させて機
枠2に対する前面枠3の開角を所定角度(例えば、30
度)以上の状態にすれば、上部可動金具40の上端隅部
の後端角部が重合状態解除部31dと出会って重合状態
維持部31aと上部可動金具40の上板部42との重合
が解除されるので、前面枠3を機枠2の上方に移動させ
て機枠2から取り外すことが可能な状態となる。
【0021】上記のように構成されたパチンコ遊技機1
00において、前面枠3の機枠2への取付けや取外し等
の仕方を、図6等を参照しながら説明する。図6は上部
ヒンジ機構4を上方から見下した状態の動作説明図で、
(a)は前面枠が機枠に対して閉まっているときの状態
図、(b)は前面枠が機枠に対して開いているときの状
態図である。
【0022】先ず、前面枠3の機枠2への取付け方につ
いて説明すると、前面枠3を、その上端部の上部可動金
具40が機枠2側の上部固定金具30の重合状態維持部
31aと重合しないよう、その機枠2に対する前面枠3
の開角を所定角度(30度乃至50度)以上に維持した
状態で、上部可動金具40の上板部42を上部固定金具
30の上方に位置させるとともに、下部可動金具50を
下部固定金具60の上方に位置させた状態にする。その
状態で、前面枠3を徐々に下ろしながら、上部可動金具
40の上部軸42bを上部固定金具30の上部軸孔32
b中に挿入させるとともに、下部可動金具50の下部軸
孔52bを下部固定金具60の下部軸62bに外嵌させ
る。
【0023】この前面枠3の機枠2への取付時には、前
面枠3の機枠2に対する開角を所定角度(例えば、30
度)以上に維持した状態で行えば、その上端部の上部可
動金具40の上板部42が上部固定金具30の重合状態
維持部31aとは重合せずに、重合状態解除部31dと
出会った状態で、その取付け作業を行うことができる。
しかも、重合状態解除部31dを介して、下部可動金具
50の下部軸孔52bの下部固定金具60の下部軸62
bへの外嵌状態を確認しながら、その作業を行うことが
できる。
【0024】このようにして、前面枠3を機枠2に取り
付けた状態で、前面枠3の機枠2に対する開角が所定角
度(例えば、30度)以下になるように、前面枠3を回
動させれば、上板部31の重合状態維持部31aが上部
可動金具40の上板部42の重合状態維持部31aと重
合し(図6(a)、図6(b)のC)、前面枠3の機枠
2上方への移動が阻止されて、前面枠3の機枠2からの
取外しが不能な状態となる。
【0025】パチンコ遊技機100の機種の入替え等
で、前面枠3を機枠2から取り外したいときには、前面
枠3の機枠2に対する開角を所定角度(例えば、30
度)以上になるように、前面枠3を回動させれば、上板
部31の重合状態維持部31aが上部可動金具40の上
板部42の重合状態維持部31aと重合しない状態(図
6(b)のA乃至Bの状態)となって、前面枠3の機枠
2上方への移動が可能となるので、その状態で、前面枠
3を機枠2の上方へ移動させて機枠2から取外すことに
よって前面枠3の取り替えを行う。
【0026】この実施の形態のパチンコ遊技機100は
上記のように構成されているので、機枠2に対する前面
枠3の開角が所定角度(例えば、30度)以上であれ
ば、前面枠3に取り付けられた上部可動金具40の上板
部42が機枠2に取り付けられた上部固定金具30の重
合状態維持部31aと重合しない状態となるので、従来
のように、機枠2に対する前面枠3の開角をほぼ90度
以上になるまで、前面枠3を回動させなくても、機枠2
に対する前面枠3の着脱作業が行えることとなる。従っ
て、パチンコ遊技機100の前方に椅子が固定されてい
る遊技店や広いスペースのない遊技機の製造工場等であ
っても、前面枠3を、機枠2に対して、所定角度(例え
ば、30度)以上回動させて開くことのできるスペース
がパチンコ遊技機100の前方にあれば、機枠2に対す
る前面枠3の取付けや取外しの作業を行うことが可能と
なる。また、上部固定金具30には、重合状態維持部3
1aに隣接して重合状態解除部31dが設けられている
ので、従来の重合状態維持部31aと比べて機枠2の前
方に延出する部分の幅が狭くなるため、作業員が前面枠
3の後方に位置した状態で、機枠2に対して前面枠3の
取付け作業を行う場合に、その重合状態解除部31dを
介して、機枠2の下側隅部の下部軸62bの位置を視認
し易くなり、その取付け作業をスムーズに行うことがで
きる。
【0027】なお、本発明は、この実施の形態のパチン
コ遊技機100に限られるものではなく、他のパチンコ
遊技機、パチコン機、アレンジボール遊技機及び雀球遊
技機などの弾球遊技機、パチスロ機或いはスロットマシ
ーンなどの遊技機についても適用可能である。上記実施
の形態では、重合状態解除部31dの形状を、機枠2に
対する前面枠3の開角が所定角度(例えば、30度)以
上になったときに、前面枠3上端の上部可動金具40が
機枠2の上端隅部の上部固定金具30の重合状態解除部
31dと出会って重合状態維持部31aとは出会わない
ような形状にしたが、その所定角度は30度に限らず、
機枠2に対する前面枠3の開角をそれ程大きくしない状
態で、前面枠3を機枠2に対して上下方向にずらして着
脱可能な状態になりさえすれば、30度乃至50度の範
囲内のいずれの角度であってもよい。また、この実施の
形態の重合状態維持部31aは、上部固定金具30と一
体成形されたもので説明したが、これに限られるもので
はなく、例えば、独立した別の部材として作った重合状
態維持部31aを上部固定金具30に取り付けるもので
もよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前面枠を
機枠に取り付けた状態において、機枠に対する前面枠の
開角度が30度乃至50度以下の場合には、重合状態維
持部により前面枠の上方向への移動が規制され、機枠に
対する前面枠の開角度が30度乃至50度以上の場合に
は、重合状態解除部を介して前面枠を機枠の上方に移動
させての取り外しが可能となる。従って、機枠に対する
前面枠の開角度が30度乃至50度以上となるよう、前
面枠を機枠に対して開放させることができるスペースが
前面枠の前方にあれば、前面枠の取り付けと取り外しの
作業が行える。例えば、島設備間が狭い遊技店や椅子が
固定されている遊技店、或いは製造ラインの狭い工場な
どにおいても、前面枠の取付け、並びに取り外しを容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る遊技機として例示するパチンコ
遊技機の前面枠が、機枠に対して開放している状態を示
すパチンコ遊技機の斜視図である。
【図2】上部ヒンジ機構の分解斜視図である。
【図3】上部ヒンジ機構の斜視図である。
【図4】下部ヒンジ機構の分解斜視図である。
【図5】下部ヒンジ機構の斜視図である。
【図6】上部ヒンジ機構を上方から見下した状態の動作
説明図で、(a)は前面枠が機枠に対して閉まっている
ときの状態図、(b)は前面枠が機枠に対して開いてい
るときの状態図である。
【符号の説明】
2 機枠 3 前面枠 4 上部ヒンジ機構 5 下部ヒンジ機構 30 上部固定金具 31a 重合状態維持部 32b 上部軸孔 40 上部可動金具 42 上板部 42b 上部軸 50 下部可動金具 52b 下部軸孔 60 下部固定金具 62b 下部軸 100 パチンコ遊技機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤などを取り付けた前面枠を機枠に
    対して開閉可能に取り付けた遊技機において、 上部ヒンジ機構と下部ヒンジ機構とを有し、 前記上部ヒンジ機構は、前記機枠の上端隅部に該上端隅
    部を覆うように固定されて前記機枠の前方に突出し上部
    軸孔を有する上部固定金具と、前記前面枠の上端隅部に
    固定されて前記上部軸孔に上方から回転可能に挿入され
    る下向きの上部軸が設けられた上部可動金具とからな
    り、 前記下部ヒンジ機構は、前記機枠の下端隅部に固定され
    て前記機枠の前方に突出した上向きの下部軸が設けられ
    た下部固定金具と、前記前面枠の下端隅部に固定されて
    前記下部軸に回転可能に外嵌される下部軸孔が設けられ
    た下部可動金具とからなり、 前記上部固定金具には、前記前面枠を前記機枠に取り付
    けた状態において、前記機枠に対する前記前面枠の開角
    度が30度乃至50度以下の場合に、前記前面枠の上端
    隅部の前記上部可動金具の上側部分と重合して前記前面
    枠の上方向への移動を規制する重合状態維持部と、前記
    機枠に対する前記前面枠の開角度が30度乃至50度以
    上の場合に前記前面枠を前記機枠の上方に移動させての
    取り外しを可能とさせる重合状態解除部とが設けられて
    いることを特徴とする遊技機。
JP9207999A 1997-08-01 1997-08-01 遊技機 Pending JPH1147388A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006020767A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Toyo Kasei Kk 蝶着装置
JP2008206813A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Sophia Co Ltd 遊技機

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JP2006020767A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Toyo Kasei Kk 蝶着装置
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