JP2006020767A - 蝶着装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 内枠を外枠に簡単に取り付けることができる蝶着装置を提供する。
【解決手段】 蝶着装置は、上部回動部材6に設けた下向きの上側ピン17が、上部固定部材5に形成した軸着孔13に嵌め込まれてヒンジを構成する上側蝶着部材3と、下部回動部材8に設けた下向きの下側ピン33が下部固定部材7に設けた切込み凹部23にスライドして差し込まれてヒンジを構成する下側蝶着部材4とからなる。下側ピン33の先端には、切込み凹部23の方に向けて傾斜する切欠部34が設けるとともに、切込み凹部23の裏側には、下側ピン33の押圧により下方に湾曲される板バネ24を配して、この板バネ24に下側ピン33の錠止孔26を設けた。
【選択図】 図13

Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機の外枠に内枠を着脱自在に且つ回動自在に軸着するための蝶着装置に関するものである。
遊技機の一つであるパチンコ機は、外枠と呼ばれる矩形の枠体に、遊技盤や機構盤を配設した内枠が蝶着装置によって着脱自在に且つ回動自在に軸着されている。このような蝶着装置として、例えば特許文献1には、外枠に内枠の一側を開閉自在に支持させた上下二組の蝶着部材からなるものが開示されている。この蝶着装置において、上蝶着部材は上部固定部材に設けた軸受部に上部回動部材の下向きのピンを差し込み、また下蝶着部材は下部固定部材に設けた上向きのピンを下部回動部材の軸受孔に差し込むことによって、内枠を外枠に回動自在に支持させることができる。しかしながら、上記した構造の蝶着装置は、上下のピンを同時に軸受部及び軸受孔に差し込まねばならないので、重量な内枠の取り付け作業がたいへん困難であるという問題があった。
実開昭64−20888号公報 (第1図)
本発明は上記した従来の問題点を解決して、内枠を外枠に簡単に取り付けることができる蝶着装置を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の蝶着装置は、上側ピンが軸着孔に嵌め込まれてヒンジを構成する上側蝶着部材と、下側ピンが切込み凹部にスライドして差し込まれてヒンジを構成する下側蝶着部材とからなる蝶着装置であって、下側ピンの先端には、切込み凹部の方に向けて傾斜する切欠部を設けるとともに、切込み凹部には、下側ピンの押圧により湾曲される板バネを配置して、この板バネに下側ピンの錠止孔を設けたことを特徴とするものである。上記した発明において、上側蝶着部材を、上側ピンを有する上部回動部材と、軸着孔が形成された上部固定部材とからなるものとし、下側蝶着部材を、下側ピンを有する下部回動部材と、切込み凹部が形成された下部固定部材とからなるものとすることができ、また、上側蝶着部材及び下側蝶着部材に、上部回動部材及び下部回動部材が上方に移動するのを制止するロック部をそれぞれ設けることができる。
本発明の蝶着装置は、上側ピンを軸着孔に嵌め込んで内枠上部を外枠上部に仮保持させた状態としたうえに、下側ピンを切込み凹部にスライドさせて差し込めば、下側ピンの押圧により板バネを下方に湾曲させつつ下側ピンを板バネ上面を摺動させることができるので、下側ピンを錠止孔に嵌め込み移動不能にロックすることができる。また、上側蝶着部材を、上側ピンを有する上部回動部材と、軸着孔が形成された上部固定部材とからなるものとし、下側蝶着部材を、下側ピンを有する下部回動部材と、切込み凹部が形成された下部固定部材とからなるものとしたので、外枠に内枠を確実に支持させることができる。さらに、上側蝶着部材及び下側蝶着部材にロック部を設けたので、装着された内枠が上方に抜けるのを制止することができる。
以下に図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を説明する。図1は本発明の蝶着装置を示す図であって、1は外枠、2は内枠、3は上側蝶着部材、4は下側蝶着部材である。上側蝶着部材3は、外枠1の上部一側にビス止めされる上部固定部材5と、内枠2の上部一側にビス止めされる上部回動部材6とによりヒンジ構成される。また、下側蝶着部材4は、外枠1の下部一側にビス止めされる下部固定部材7と、内枠2の下部一側にビス止めされる下部回動部材8とによりヒンジ構成される。
図2〜4には上側蝶着部材3の詳細を示す。図3に示す上部固定部材5は、ねじ孔9を有する垂直基部10と、垂直基部10の一端に直交する水平基部11とを有する。水平基部11には内枠2支持用の水平突片12が前方に突出して形成され、水平突片12の先端よりに垂直の軸着孔13が設けられている。また、図4に示す上部回動部材6は、垂直基板14と、これに直交する水平基板15と、この水平基板15から延出して設けられた突片16を有し、この突片16に下向きの上側ピン17が設けられている。上側ピン17は、軸着孔13に差し込みを容易とするために先端が細くなるように縮径されている。
また、図5〜7には下側蝶着部材4の詳細を示す。図6に示す下部固定部材7は、取付け用の垂直部21と、これに直交する水平部22を有し、水平部22には取付け時遊技機前方に向けて開口する切込み凹部23が形成されている。切込み凹部23の裏側には板バネ24が、その基端側をロックピン25の下端によりかしめられて取り付けられている。したがって、板バネ24の先端側は、上方からの押圧により容易に下方に湾曲する。また、板バネ24の先端はやや下向きに曲げられていて、後述する下側ピンの差込みを容易としている。そして、板バネ24の先端よりには、下側ピンが嵌め込まれる錠止孔26が設けられている。
図7に示す下部回動部材8は、水平板31と、水平板31の一端に立設された垂直板32を有する。水平板31には、前記切込み凹部23にスライドして差し込まれる下側ピン33が下向きに突設されている。この下側ピン33は、その長さが切込み凹部23の裏側に突き抜ける長さとしてあって、且つその先端には、切込み凹部23の方に向けて傾斜する切欠部34が設けてある。したがって、板バネ24に下側ピン33の先端を引っ掛けることなく容易に差し込むことができるうえに、この下側ピン33の押圧により板バネ24の先端側を下方に湾曲させつつ下側ピン33をスライドさせることができる。そして、下側ピン33を錠止孔26に嵌め込んでロックすることができる。また、水平板31にはフック36が設けてあって、内枠2回動時に前記ロックピン25がこのフック36に掛止されて内枠2が外枠1から外れる方向に移動するのを制止する。
さらに、上部固定部材5は既記した水平突片12を有し(図3)、上部回動部材6には垂直基板14の上部が切り込まれて段差18が形成されており(図4)、この段差18が水平突片12の下側に位置したときに後述する上側ロック部が完成される。また、下部固定部材7には、その垂直部21上端から前方に突出する突出部27が設けられており(図6)、一方の下部回動部材8には、その垂直板32上端から下側ピン33の方向に突出する張出し部35が設けられている(図7)。突出部27の下側に張出し部35が摺接された時に後述する下側ロック部が完成される。
以上のような蝶着装置が配設された遊技機において、内枠2を外枠1に取り付けるに当たっては先ず外枠1に対して内枠2を直交状態に向けたうえに、図8に示すように内枠2上端を傾けて上部固定部材5の軸着孔13に上側ピン17を嵌め込む。次いで、下部固定部材7の切込み凹部23に下側ピン33を摺動させて差し込めば、下側ピン33が板バネ24を下方に湾曲させつつ移動して、図9に示すように下側ピン33が錠止孔26に嵌め込まれて下側ピン33は退却不能にロックされる。
その後内枠2を外枠1と平行となる状態にヒンジ回動すれば、図10のように内枠2を外枠1の中にきちんと装着することができる。内枠2の回動前後における蝶着装置の係合状態を、図11〜14に示す。内枠2を閉鎖方向に回動したときには、下部固定部材7のロックピン25がフック36に掛止されて内枠2の移動が制止される(図13、14)。そして、内枠2の回動によって、上部回動部材6の垂直基板14に設けた段差18が水平突片12の下側に位置することとなって上側ロック部が完成され(図11、12)、内枠2の上方への持ち上げが制止される。さらに、下部固定部材7の突出部27下端に下部回動部材8の張出し部35上端が摺接されて下側ロック部が完成されるので(図13、14)、内枠2の上方への持ち上げが二重に制止される。
内枠2を外すときは内枠2を開いて外枠1と内枠2とをほぼ直交した状態としたのちに、上方に持ち上げれば簡単に内枠2を取り外すことができる。
なお、本発明に係る蝶着装置は、上側ピン17を上向きとして上部固定部材5に設け、上側ピン17に対応する軸着孔13を上部回動部材6に設けても、外枠1に内枠2上端を支持させて掛止することができる。したがって、上側蝶着部材3における上側ピン17と軸着孔13の形成位置に特に制限はない。また、下側ピン33を上向きとして下部固定部材7に設け、下側ピン33が差し込まれる切込み凹部23を下部回動部材8に設けても、外枠1に内枠2下端を支持させて掛止することができる。この場合には板バネ24は切込み凹部23の上側に取り付けられる。したがって、下側蝶着部材4における下側ピン33と切込み凹部23の形成位置にも特に制限はない。
以上説明したように、本発明の蝶着装置を用いれば内枠下部を単にスライドさせるだけで容易に外枠に装着することができる。また、本発明の蝶着装置は構造が極めて簡単であるので製造コストが低いという大きな利点を有する。
本発明の蝶着装置が配設された遊技機の要部正面図である。 上側蝶着部材の平面図である。 上部固定部材の平面図 (a)、正面図(b)、側面図(c)である。 上部回動部材の平面図 (a)、正面図(b)、側面図(c)である。 下側蝶着部材の平面図である。 下部固定部材の平面図 (a)、正面図(b)、側面図(c)、底面図 (d)である。 下部回動部材の平面図 (a)、正面図(b)、側面図(c)である。 外枠に内枠の上端を掛止した遊技機の要部正面図である。 外枠に内枠の上下両端を掛止した遊技機の要部正面図である。 外枠に内枠を装着した遊技機の正面図である。 上部回動部材が回動前である上側蝶着部材の平面図 (a)、正面図(b)である。 上部回動部材が回動後である上側蝶着部材の平面図 (a)、正面図(b)、側面図(c)である。 下部回動部材が回動前である下側蝶着部材の平面図 (a)、正面図(b)である。 下部回動部材が回動後である下側蝶着部材の平面図 (a)、正面図(b)、側面図(c)である。
符号の説明
1 外枠
2 内枠
3 上側蝶着部材
4 下側蝶着部材
5 上部固定部材
6 上部回動部材
7 下部固定部材
8 下部回動部材
9 ねじ孔
10 垂直基部
11 水平基部
12 水平突片
13 軸着孔
14 垂直基板
15 水平基板
16 突片
17 上側ピン
18 段差
21 垂直部
22 水平部
23 切込み凹部
24 板バネ
25 ロックピン
26 錠止孔
27 突出部
31 水平板
32 垂直板
33 下側ピン
34 切欠部
35 張出し部
36 フック

Claims (3)

  1. 上側ピンが軸着孔に嵌め込まれてヒンジを構成する上側蝶着部材と、下側ピンが切込み凹部にスライドして差し込まれてヒンジを構成する下側蝶着部材とからなる蝶着装置であって、下側ピンの先端には、切込み凹部の方に向けて傾斜する切欠部を設けるとともに、切込み凹部には、下側ピンの押圧により湾曲される板バネを配置して、この板バネに下側ピンの錠止孔を設けたことを特徴とする蝶着装置。
  2. 上側蝶着部材を、上側ピンを有する上部回動部材と、軸着孔が形成された上部固定部材とからなるものとし、下側蝶着部材を、下側ピンを有する下部回動部材と、切込み凹部が形成された下部固定部材とからなるものとしたことを特徴とする請求項1に記載の蝶着装置。
  3. 上側蝶着部材及び下側蝶着部材に、上部回動部材及び下部回動部材が上方に移動するのを制止するロック部をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項2に記載の蝶着装置。

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