JPH1147242A - 包装材料の殺菌装置及びその殺菌方法 - Google Patents

包装材料の殺菌装置及びその殺菌方法

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JPH1147242A
JPH1147242A JP9218948A JP21894897A JPH1147242A JP H1147242 A JPH1147242 A JP H1147242A JP 9218948 A JP9218948 A JP 9218948A JP 21894897 A JP21894897 A JP 21894897A JP H1147242 A JPH1147242 A JP H1147242A
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JP
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germicide
exhaust
mist
sterilizing
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JP9218948A
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Shiki Yamamoto
志記 山元
Akira Hayashi
亮 林
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無菌充填装置において、PETボトルや紙容
器の殺菌に使用される過酸化水素は再利用せずに廃棄さ
れるため、無菌充填装置の能力アップに伴い、過酸化水
素消費量の増大、及び過酸化水素処理装置の大型化等で
生産コストが増大し、その解決方法が大きな課題であ
る。 【解決手段】 二流体スプレー装置10を用いた殺菌剤供
給部2 と過酸化水素を沸点以上に加熱するための殺菌剤
気化部3 からなる従来の殺菌装置に、排気管21から過酸
化水素ミストを含有する排気7 を採取し、この排気7 を
殺菌剤気化部2 の気化室18に供給すために、排気採取口
22、排気供給管23、加熱装置24、送風機25からなる殺菌
剤リサイクル装置4 を接続し、排気中の過酸化水素を再
利用できる殺菌装置1 とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、果汁飲料、コーヒ
ー飲料、その他の清涼飲料水等をペットボトルや紙容器
に無菌充填する際、ペットボトル(ポリエチレンテレフ
タレート製ボトル)や紙容器等の容器及び包装材料を殺
菌するための殺菌装置及びその殺菌方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、果汁飲料、コーヒー飲料等を無菌
充填する場合、それに使用する容器又は蓋材等の包装材
料は、内容物を充填する前に、予め殺菌する必要があ
る。そのため、従来は、紙容器やペットボトル(以下P
ETボトルとする)等のプラスチック容器等の成形容器
の殺菌方法として、容器が深底形状や凹凸形状を有する
容器の場合は、殺菌剤に過酸化水素水溶液を用いて、常
温又は加熱した過酸化水素水溶液を容器にスプレーし、
その後乾燥して容器を殺菌する方法、又は過酸化水素水
溶液を沸点以上に加熱して気化し、この気体状の過酸化
水素を空気中に噴霧し、過酸化水素を凝縮させて微細な
ミストにして容器に付着させ、これを乾燥させることで
容器を殺菌する方法等が広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記包装材料
の殺菌方法において、包装材料に付着しなかった過酸化
水素水溶液のミストは、排気ブロワーに接続した排気管
を通して回収せずに廃棄している。例えば、1.5リッ
ターPETボトルを用いて果汁飲料、コーヒー飲料等を
無菌充填する場合、1.5リッターPETボトルの外面
の殺菌に、相当量の過酸化水素水溶液を使用するが、ミ
ストとなった過酸化水素は無菌充填装置の外に漏れない
ようにブロワーで吸引して回収せずに排気し、更に排気
中の過酸化水素は過酸化水素処理装置を通して除去し、
環境汚染しない状態にして大気中に排気している。
【0004】そのため、過酸化水素水溶液の消費量が多
くなり、また、過酸化水素水溶液を気化するためのエネ
ルギー消費量も増大する。更に、排気された過酸化水素
を処理するための処理装置も大型のものとなる。本発明
は上記問題点を解決するためになされたもので、包装材
料に付着しなかった過酸化水素水溶液のミストを回収
し、気化室内に再供給しすることにより、過酸化水素水
溶液の消費量、及び過酸化水素水溶液の気化するために
要するエネルギー消費量を減少させることを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、包装材料の殺菌装置を以下のように改良した。液状
の殺菌剤を噴霧状に供給するための殺菌剤供給部、該殺
菌剤を沸点以上に加熱して気化させるための殺菌剤気化
部、該殺菌剤気化部で生成される気体状の殺菌剤を噴霧
するためのスプレーノズル、該スプレーノズルから噴霧
した気体状の殺菌剤を空気中で凝縮させて微細なミスト
を生成させ、該殺菌剤ミストを包装材料の表面に付着さ
せて包装材料を殺菌するための無菌チャンバー、該無菌
チャンバーからミスト状及び気体状の殺菌剤をブロワー
で吸引して排出するための排気管を装備した包装材料の
殺菌装置において、前記排気管の一部に排気採取口を設
け、該排気採取口と前記殺菌剤気化部を、排気中のミス
ト状殺菌剤の一部を殺菌剤気化部に供給するための殺菌
剤のリサイクル装置で接続し、殺菌剤を再利用できるよ
うにしたことを特徴とする包装材料の殺菌装置とした。
また、前記殺菌剤のリサイクル装置が、排気管の排気採
取口と前記殺菌剤気化部とを接続するための排気供給
管、ミスト状殺菌剤の凝縮を防止するための加熱装置及
びミスト状殺菌剤を殺菌剤気化部へ供給するための送風
装置からなる包装材料の殺菌装置とした。
【0006】そして、上記殺菌装置を用いた殺菌方法を
以下のようにした。殺菌剤供給部から液状の殺菌剤を殺
菌剤気化部内に噴霧し、該殺菌剤気化部を加熱すること
により殺菌剤を沸点以上に加熱して気化し、該気体状の
殺菌剤を殺菌剤気化部に接続したスプレーノズルから無
菌チャンバー内に噴霧し、空気中で凝縮させて微細なミ
ストを生成させ、該殺菌剤ミストを包装材料に付着させ
た後、該包装材料に付着した殺菌剤のミストを熱風で乾
燥して包装材料を殺菌し、該無菌チャンバー内に生じた
ミスト状及び気体状の殺菌剤は排気管を通してブロワー
で排出する殺菌方法において、殺菌剤が排出される排気
管の一部に排気採取口を設け、該排気採取口と前記殺菌
剤気化部を、排気中の殺菌剤の一部を殺菌剤気化部に供
給するための殺菌剤のリサイクル装置で接続し、殺菌剤
の一部をリサイクルしながら包装材料を殺菌することを
特徴とする包装材料の殺菌方法とした。また、前記殺菌
剤のリサイクル装置が、排気管の排気採取口と殺菌剤気
化部とを接続するための排気供給管、ミスト状殺菌剤の
凝縮を防止するための加熱装置及びミスト状殺菌剤を殺
菌剤気化部へ供給するための送風装置からなる包装材料
の殺菌方法とした。更に、前記液状の殺菌剤が過酸化水
素水溶液、過酢酸水溶液、又は過酸化水素水溶液と過酢
酸水溶液の混合液である包装材料の殺菌方法とした。
【0007】即ち、殺菌剤として過酸化水素水溶液を用
いて包装材料を殺菌する場合、包装材料の殺菌のために
使用された後、包装材料に付着せずに排気管から排出さ
れるミスト状の過酸化水素の一部を、排気管の一部に排
気採取口を設けて採取し、その過酸化水素を含む排気を
排気供給管を通して殺菌装置の気化部に供給して過酸化
水素の再利用を図ったものである。そのために、過酸化
水素水溶液の消費量、及び過酸化水素水溶液を気化する
ために要するエネルギー消費量を減少させることができ
た。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照にしながら本発
明を詳細に説明する。図1は本発明の包装材料の殺菌装
置の主要部の概略を示した模式図である。図2は本発明
の包装材料の殺菌装置を用いて、容器を殺菌するときの
概略工程を示した模式図である。図3は実施例2により
プラスチック製シートを殺菌するときの模式断面図であ
る。
【0009】本発明の包装材料の殺菌装置1は、図1に
示すように、殺菌剤供給部2、殺菌剤気化部3及び殺菌
剤のリサイクル装置4から構成されるものである。ま
た、殺菌剤のリサイクル装置4が接続している排気管2
1は、図2に示すように、無菌チャンバー30に接続さ
れており、無菌チャンバー30内に生じた殺菌剤ミスト
や気体状の殺菌剤を排出するためのものである。即ち、
殺菌剤気化部3に接続しているスプレーノズル19から
気体状の殺菌剤を無菌チャンバー30内に噴霧して、空
気中で凝縮させて微細なミストを生成し、この殺菌剤ミ
スト5を包装材料(容器6)に付着させて殺菌すると
き、包装材料に付着しない殺菌剤ミストや乾燥によって
生じた気体状の殺菌剤を、無菌チャンバー30の外に漏
れないようにするために、排気管21にブロワー(図示
せず)を接続して吸引し、排気管21を通して排出す
る。
【0010】図1に示すように、殺菌剤供給部2は殺菌
剤供給口11、圧縮空気供給口12からなる二流体スプ
レー10とスプレーノズル13をエクステンションパイ
プ14によって接続した構造になっている。このエクス
テンションパイプ14を設けることにより、スプレーノ
ズル13が殺菌剤気化部3によって加熱されても、二流
体スプレー装置10本体が加熱されるのを防止してい
る。殺菌剤供給口11に過酸化水素水溶液等の殺菌剤、
圧縮空気供給口12から圧縮空気を供給することによ
り、殺菌剤はエクステンションパイプ14を通ってスプ
レーノズル13から霧状に殺菌剤気化部3の気化室18
内に噴霧される。
【0011】気化室18内に噴霧された殺菌剤は、殺菌
剤気化部3によって沸点以上の温度に加熱されて完全に
気化する。殺菌剤気化部3はアルミニウム製のパイプ1
5の外側にリボンヒータ等のヒータ16を巻き付け、ア
ルミニウム製のパイプ15によって形成される気化室1
8内を200〜400℃まで加熱できるようになってい
る。また、ヒータ16によって加熱された熱が逃げない
ようにヒータ16の外側を保温材17で被覆している。
更に、アルミニウム製のパイプ15の先端にはスプレー
ノズル19が接続され、又、アルミニウム製のパイプ1
5の殺菌剤供給部のスプレーノズル13の接続部にはア
ルミニウム製プラグ20が設けられている。
【0012】気化室18内に噴霧された殺菌剤5aは、
気化室18内の内面及び空気に接触して、殺菌剤の沸点
以上の温度に加熱されて完全に気化される。このように
気化された殺菌剤は、殺菌剤噴霧の際に使用される殺菌
剤供給部2の圧縮空気供給口12から供給される圧縮空
気によって気化室内を移動し、気化室内の先端に設けら
れたスプレーノズル19から空気中に噴霧される。噴霧
された気体状の殺菌剤は、空気で冷却されて凝縮し、微
細な殺菌剤ミスト5となって包装材料に付着して包装材
料を殺菌する。
【0013】本発明の包装材料の殺菌装置1は、図1に
示すように、上記殺菌剤気化部3に殺菌剤のリサイクル
装置4を接続して、排出される殺菌剤の一部を再利用し
ながら包装材料の殺菌を行うものである。この殺菌剤の
リサイクル装置4は、図1に示すように、排気管21の
一部に設けた排気採取口22、この排気採取口22から
採取された排気7(気体状の殺菌剤を含む)を殺菌剤気
化部3の気化室18に供給するための排気供給管23、
この排気中のミスト状の殺菌剤が凝集しないように加熱
するための加熱装置24、排気を気化室18に送るため
の送風機25から構成される。
【0014】そして、前記殺菌剤のリサイクル装置4
は、図1に示すように、排気管21の一部に設けた排気
採取口22より、ミスト状の殺菌剤を含む排気7を送風
機25によって吸引して排気供給管23内に取り込み、
この排気7を殺菌剤が冷却して凝縮しないように加熱装
置24で加熱し、この加熱した排気7を送風機25によ
って殺菌剤気化部3の気化室18内に送り込み、殺菌剤
供給部2から噴霧される殺菌剤と混合して使用し、殺菌
剤の再利用を図るものである。このように一度排出され
た殺菌剤を再度利用することにより、殺菌剤供給部2か
ら供給される殺菌剤の量を30%節約することができ
る。
【0015】次に、本発明の殺菌装置を用いて包装材料
を殺菌するときの殺菌方法について説明する。図2は本
発明の包装材料の殺菌装置を用いて、無菌充填機内で容
器の外面を殺菌するときの概略の工程を示したものであ
る。先ず、図2に示すように、内容物を充填するための
容器6は、内面を別途殺菌して密封された状態で無菌チ
ャンバー30内に供給され、ベルトコンベヤーによって
容器の外面殺菌工程に搬送される。無菌チャンバー30
には無菌エアー吹き出し口31より無菌エアー32を供
給することにより、無菌チャンバー30内は無菌状態と
なると共に、陽圧に維持されている。
【0016】一方、殺菌剤供給部2より殺菌剤気化部3
の気化室18に噴霧された殺菌剤5aは、前述のよう
に、殺菌剤気化部3によって沸点以上の温度に加熱され
て完全に気化する。この気体状の殺菌剤は殺菌剤供給部
2から供給される圧縮空気によって、殺菌剤気化部3の
スプレーノズル19から容器6に対して噴霧される。噴
霧された気体状の殺菌剤は無菌チャンバーの空気によっ
て凝集されて、微細な殺菌剤ミスト5となって容器6の
外面に付着し、容器外面を殺菌する。殺菌剤ミスト5を
付着した容器は、乾燥工程に移動し、熱風が吹きつけら
れて殺菌剤ミストが乾燥される。乾燥と同時に、乾燥す
る際の発生期の酸素によって容器外面はより完全に殺菌
される。
【0017】前記殺菌剤のミスト5の中で、容器6に付
着しなかった殺菌剤ミストは、図2に示すように、排気
管21に接続したブロワー(図示せず)によって吸引さ
れ、排気管21より排出される。本発明においては、図
2に示すように、排気管21の一部に排気採取口22を
設け、この排気採取口22と殺菌剤気化部3の気化室1
8を排気供給管23で接続し、排気管から排出される殺
菌剤の一部を気化室18内に供給して、容器の殺菌に再
利用するものである。
【0018】即ち、排気供給管23の途中に設けた送風
機によって、排気管21の一部に設けた排気採取口22
より排気7(ミスト状の殺菌剤を含む)を吸引して排気
供給管23内に取り込み、この排気7を殺菌剤が冷却し
て凝縮しないように加熱装置24で加熱し、この加熱し
た排気7を送風機25によって気化室18内に送り込
み、殺菌剤供給部2から噴霧される殺菌剤5aと混合し
て使用し、殺菌剤をリサイクルしながら容器の殺菌を行
うものである。殺菌剤をリサイクルして使用することに
より、殺菌剤の量を30%節約することができる。
【0019】本発明に用いられる液状の殺菌剤として
は、通常、取扱が便利で、殺菌効果に優れていること、
気化し易いこと等で過酸化水素水溶液が使用されるが、
過酸化水素水溶液の他に、過酢酸水溶液、又は過酢酸水
溶液と過酸化水素水溶液の混合液が使用できる。過酸化
水素水溶液の濃度は、殺菌される包装材料の種類によっ
て5〜35重量%の範囲で適宜選定される。
【0020】
【実施例】以下、実施例に基づいて、本発明を更に詳細
に説明する。 (実施例1)図1に示すように、殺菌剤供給口11と圧
縮空気供給口12を有する二流体スプレー装置10を用
いて、これに長さ300mmのエックステンションパイ
プ14及びスプレーノズル13を接続して、殺菌剤供給
部2を作製した。この殺菌剤供給部2のスプレーノズル
13を殺菌剤気化部3のアルミニウム製プラグ20に固
定して殺菌剤供給部2と殺菌剤気化部3を接続し、過酸
化水素水溶液ミストによる容器殺菌用の殺菌装置を構成
した。
【0021】上記殺菌剤気化部3は、図2に示すよう
に、長さ350mm、内径50mmのアルミニウム製パ
イプ15に曲がり管を接続し、その先端には口径が調節
できるスプレーノズル19を接続して、PETボトルの
殺菌に適した先端部が曲がった形状にした。そして、前
記アルミニウム製パイプ15、曲がり管及びスプレーノ
ズル19の外側には、パネル状のヒータ16を装着し、
そのヒータの外側を保温材17で被覆して殺菌剤気化部
3を構成した。
【0022】また、殺菌剤気化部3の気化室18には、
図1に示すように、内径20mmのアルミニウム製のパ
イプからなる排気供給管23を接続し、この排気供給管
23を排気管21の一部に設けた排気採取口22に接続
して殺菌剤のリサイクル装置4とした。尚、殺菌剤のリ
サイクル装置4は、図1に示すように、排気採取口22
の近くの排気供給管23には、採取した排気7(ミスト
状の過酸化水素を含有する)を加熱するための加熱装置
24を設け、更に、排気管21から排気7を吸引し、そ
の排気7を殺菌剤気化部3の気化室18に送るための送
風機25が接続したものである。更に、排気供給管23
には保温材を被覆し、排気中の過酸化水素が冷却して凝
縮しないようにした。
【0023】次に、図2に示すように、殺菌剤供給部
2、殺菌剤気化部3及び殺菌剤のリサイクル装置4から
なる本発明の殺菌装置1を用いて、容器6を殺菌する方
法について説明する。容器6として1.5リッターPE
Tボトルを用い、このPETボトルは別途過酸化水素水
溶液により内面を殺菌して密封し、図2に示すように、
密封状態で無菌チャンバー30内に供給し、表面殺菌工
程に搬送した。表面殺菌工程においては、殺菌剤5aと
して35重量%の過酸化水素水溶液を殺菌剤供給口11
より供給し、圧縮空気供給口12から圧縮空気を供給し
て、殺菌剤供給部2のスプレーノズル13から殺菌剤気
化部3のアルミ製パイプ15で形成される気化室18内
にスプレーした。殺菌剤気化部3はアルミ製パイプ15
の外側に装着されたヒータ16を用いて加熱し、アルミ
製パイプ15の外側の温度を300℃にした。
【0024】以上のように加熱された気化室内にスプレ
ーされた過酸化水素水溶液は、加熱された気化室内18
の空気及びアルミ製パイプ15の内側に接触して加熱さ
れ、完全に気化された。気化された過酸化水素蒸気は、
殺菌剤スプレーの際に、圧縮空気口12から供給される
圧縮空気によって気化室18内の出口部分に送られ、ス
プレーノズル19からPETボトルが配置されている無
菌チャンバー30内に噴霧された。噴霧された過酸化水
素蒸気は、図2に示すように、無菌チャンバー30の空
気によって冷却されて凝縮し、微細な過酸化水素ミスト
5となってPETボトル6の表面に均一に付着した。過
酸化水素ミスト5を付着したPETボトル6は次の乾燥
工程(図示せず)に搬送され、ここで熱風により完全に
乾燥した。
【0025】殺菌剤気化部3のスプレーノズル19から
噴霧されて生成した過酸化水素のミスト5の中でPET
ボトルに付着しない過酸化水素のミスト5は、排気管2
1に接続したブロワー(図示せず)によって吸引し、排
気管21を通して排出された。排気管21より排出され
た過酸化水素ミストを含む排気7は、図2に示すよう
に、送風機25によって排気採取口22から吸引して採
取し、採取した排気は、過酸化水素ミストが凝集しなよ
うに加熱装置24によって150℃に加熱し、送風機2
5によって排気供給管23を通して、気化室18内に供
給して再利用した。
【0026】(実施例2)図3に示すように、殺菌剤供
給部2、殺菌剤気化部3、殺菌剤のリサイクル装置4を
組み合わせて殺菌装置1を作製した。殺菌剤供給部2
は、実施例1と同様に、二流体スプレー装置10を用い
て、これにエックステンションパイプ14及びスプレー
ノズル13を接続して構成した。また、殺菌剤のリサイ
クル装置4も実施例1と同様に、排気管から排気を採取
して、これを送風機25を用いて気化室18内に供給す
る方式とした。殺菌剤気化部3も、図3に示すように、
気化室18を構成する直管部分のアルミ製パイプ15は
実施例1と同様にし、その直管のアルミ製パイプ15の
先端に口径が調節できるスプレーノズル19を接続し、
そのアルミ製パイプ15及びスプレーノズル19の外側
に、ヒータ16及び保温材17を巻き付けて殺菌剤気化
部3とした。
【0027】次に、上記殺菌装置1を用いて、図3に示
すように、スプレーノズル19の真下20cmの距離
に、PET製の厚さ100μm、サイズ5cm×5cm
のシート6a(以下PETシートとする)を置き、これ
に下記の条件でスプレーノズル19から過酸化水素蒸気
を空気中に噴霧し、空気中で冷却、凝縮して生成した過
酸化水素水溶液ミストをPETシート6aに付着せしめ
て、PETシートの殺菌実験を行った。尚、上記殺菌装
置1の殺菌剤気化部3のスプレーノズル19部分を、図
3に示すように、実験用の無菌チャンバー30に固定し
て、PETシート6aへの過酸化水素水溶液のスプレー
は無菌チャンバー30内の実験台上で処理できるように
した。また、上記過酸化水素水溶液ミストの付着したP
ETシート6aは、熱風乾燥装置を備え付けた別の実験
用無菌チャンバーに移し、熱風で乾燥して殺菌処理を終
了した。
【0028】(殺菌方法)下記のスプレー条件で二流体
ノズルから気化室18内に過酸化水素水溶液を噴霧し、
これを殺菌剤気化部3で加熱して過酸化水素蒸気とした
後、その過酸化水素蒸気を無菌チャンバー内に噴霧し続
けた。過酸化水素蒸気は空気中で凝縮して過酸化水素水
溶液ミスト5になって下のシャッター8面に吹きつけた
状態にし、シャッターを一定時間開放してPETシート
6aに過酸化水素水溶液ミスト5が一定量付着するよう
にした。 殺菌対象試料 細菌胞子(Bacillus subtilus の胞子)の懸濁液をPE
Tシート(サイズ:5cm×5cm)の表面に均一に噴
霧し、室温で乾燥して細菌胞子2×106 個付着したP
ETシートを作り殺菌対象試料とした。 スプレー条件 ・二流体スプレーのエアー圧力:3kg/cm2 ・過酸化水素水溶液濃度:35重量% ・過酸化水素水溶液供給量:15ml/min ・殺菌剤気化部のヒータ温度:300℃ ・シャッター開放時間:1秒 ・過酸化水素水溶液付着量:12mg/PETシート 排気ガス供給条件 ・加熱装置のヒータ温度200℃ ・気化室への排気ガス供給量:75l/min ・排気ガス中の過酸化水素濃度:32g/m3
【0029】(比較例1)比較例1として、実施例2の
殺菌装置1において殺菌剤のリサイクル装置4を使用し
ないで、実施例2と同じ条件でPETシートを殺菌し
た。 (比較例2)比較例1では、PETシートの殺菌が不完
全であったので、スプレー条件の過酸化水素水溶液供給
量を20ml/minにし、他は比較例1と同様にPE
Tシートを殺菌した。
【0030】(試験結果)実施例2及び比較例1、2で
殺菌したPETシート(5cm×5cm)を直径9cm
のシャーレに入れ、その上から普通寒天培地を15ml
を流し、常法により生菌数を測定した。結果は表1に示
すとおりで、実施例2で殺菌したPETシートは5枚と
も細菌胞子2×106 個は完全に殺菌されていた。これ
に対して比較例1で殺菌したPETシートは残存菌数が
102 〜103 個で殺菌は不十分であった。しかし、比
較例2のように殺菌剤供給部3からの過酸化水素水溶液
量を20ml/minに増加すれば、実施例2と同程度
に殺菌効果を上げることができた。従って、実施例2に
おいては、殺菌剤のリサイクル装置を使用しない方法
(比較例2)より、過酸化水素水溶液の量を25重量%
節約することができた。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、無菌充填包装において
PETボトル、紙容器等の容器及び包装材料を過酸化水
素等の液体殺菌剤で殺菌する際に、包装材料の殺菌に使
用した殺菌剤を再利用するので、殺菌剤の使用量を節約
することができる。例えば、予め内面を殺菌したPET
ボトルを無菌チャンバー内に搬入し、その外面を過酸化
水素水溶液で殺菌する場合、従来は、PETボトルの殺
菌に使用された過酸化水素水溶液の中で、PETボトル
に付着しなかったミストは回収せずに廃棄されていた。
本発明によれば、排気管の途中に排気採取口を設けて過
酸化水素蒸気を含む排気の一部を採取し、この排気を殺
菌剤気化部の気化室に供給することにより過酸化水素ミ
ストの再利用を図った。このように排気からの過酸化水
素水溶液を再利用することにより、従来の回収せずに廃
棄する方法に比較して、35重量%過酸化水素水溶液を
使用した場合、その消費量は20〜30%節約すること
ができる。それと同時に過酸化水素水溶液を気化するた
めの熱エネルギー及び乾燥に使用される熱エネルギーも
低減できる。更に、過酸化水素のリサイクルにより、排
気管を通して廃棄される過酸化水素の総量が低減できる
ので、過酸化水素の排気装置や過酸化水素の処理装置を
従来より小型化することも可能となり、処理装置のコス
トも節減できる。従って、本発明により、無菌充填装置
全体のコストダウンが可能となると共に、過酸化水素水
溶液の消費量が節約できるので、無菌充填製品のランニ
ングコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の殺菌装置の概略を示した模式図であ
る。
【図2】本発明の殺菌装置を用いてPETボトルを殺菌
するときの概略工程を示す模式図である。
【図3】本発明の殺菌装置を用いて実施例2により、P
ETシートを殺菌するときの模式図である。
【符号の説明】
1 殺菌装置 2 殺菌剤供給部 3 殺菌剤気化部 4 殺菌剤のリサイクル装置 5 殺菌剤ミスト 5a 殺菌剤 6 容器 6a PETシート 7 排気 8 シャッター 10 二流体スプレー装置 11 殺菌剤供給口 12 圧縮空気供給口 13 スプレーノズル 14 エックステンションパイプ 15 アルミ製パイプ 16 ヒータ 17 保温材 18 気化室 19 スプレーノズル 20 アルミ製プラグ 21 排気管 22 排気採取口 23 排気供給管 24 加熱装置 25 送風機 30 無菌チャンバー 31 無菌エアー吹出口 32 無菌エアー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状の殺菌剤を噴霧状に供給するための
    殺菌剤供給部、該殺菌剤を沸点以上に加熱して気化させ
    るための殺菌剤気化部、該殺菌剤気化部で生成される気
    体状の殺菌剤を噴霧するためのスプレーノズル、該スプ
    レーノズルから噴霧した気体状の殺菌剤を空気中で凝縮
    させて微細なミストを生成させ、該殺菌剤ミストを包装
    材料の表面に付着させて包装材料を殺菌するための無菌
    チャンバー、該無菌チャンバーからミスト状及び気体状
    の殺菌剤をブロワーで吸引して排出するための排気管を
    装備した包装材料の殺菌装置において、前記排気管の一
    部に排気採取口を設け、該排気採取口と前記殺菌剤気化
    部を、排気中のミスト状殺菌剤の一部を殺菌剤気化部に
    供給するための殺菌剤のリサイクル装置で接続し、殺菌
    剤を再利用できるようにしたことを特徴とする包装材料
    の殺菌装置。
  2. 【請求項2】 前記殺菌剤のリサイクル装置が、排気管
    の排気採取口と前記殺菌剤気化部とを接続するための排
    気供給管、ミスト状殺菌剤の凝縮を防止するための加熱
    装置及びミスト状殺菌剤を殺菌剤気化部へ供給するため
    の送風装置からなることを特徴とする請求項1に記載の
    包装材料の殺菌装置。
  3. 【請求項3】 殺菌剤供給部から液状の殺菌剤を殺菌剤
    気化部内に噴霧し、該殺菌剤気化部を加熱することによ
    り殺菌剤を沸点以上に加熱して気化し、該気体状の殺菌
    剤を殺菌剤気化部に接続したスプレーノズルから無菌チ
    ャンバー内に噴霧し、空気中で凝縮させて微細なミスト
    を生成させ、該殺菌剤ミストを包装材料に付着させた
    後、該包装材料に付着した殺菌剤のミストを熱風で乾燥
    して包装材料を殺菌し、該無菌チャンバー内に生じたミ
    スト状及び気体状の殺菌剤は排気管を通してブロワーで
    排出する殺菌方法において、殺菌剤が排出される排気管
    の一部に排気採取口を設け、該排気採取口と前記殺菌剤
    気化部を、排気中の殺菌剤の一部を殺菌剤気化部に供給
    するための殺菌剤のリサイクル装置で接続し、殺菌剤の
    一部をリサイクルしながら包装材料を殺菌することを特
    徴とする包装材料の殺菌方法。
  4. 【請求項4】 前記殺菌剤のリサイクル装置が、排気管
    の排気採取口と殺菌剤気化部とを接続するための排気供
    給管、ミスト状殺菌剤の凝縮を防止するための加熱装置
    及びミスト状殺菌剤を殺菌剤気化部へ供給するための送
    風装置からなることを特徴とする請求項3に記載の包装
    材料の殺菌方法。
  5. 【請求項5】 前記液状の殺菌剤が過酸化水素水溶液、
    過酢酸水溶液、又は過酸化水素水溶液と過酢酸水溶液の
    混合液であることを特徴とする請求項3及び請求項4に
    記載の包装材料の殺菌方法。
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