JPH1146312A - 輪郭強調回路 - Google Patents

輪郭強調回路

Info

Publication number
JPH1146312A
JPH1146312A JP9213955A JP21395597A JPH1146312A JP H1146312 A JPH1146312 A JP H1146312A JP 9213955 A JP9213955 A JP 9213955A JP 21395597 A JP21395597 A JP 21395597A JP H1146312 A JPH1146312 A JP H1146312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contour
signal
level
luminance
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9213955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3697844B2 (ja
Inventor
Toru Aida
徹 相田
Seiji Matsunaga
誠司 松永
Junichi Onodera
純一 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP21395597A priority Critical patent/JP3697844B2/ja
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to DE69835890T priority patent/DE69835890T2/de
Priority to TW087112186A priority patent/TW401683B/zh
Priority to KR10-2000-7000803A priority patent/KR100538765B1/ko
Priority to RU2000104520/09A priority patent/RU2216118C2/ru
Priority to AU83579/98A priority patent/AU742007B2/en
Priority to ES98933928T priority patent/ES2272002T3/es
Priority to CA002297957A priority patent/CA2297957C/en
Priority to PCT/JP1998/003317 priority patent/WO1999005855A1/ja
Priority to EP98933928A priority patent/EP1011264B1/en
Publication of JPH1146312A publication Critical patent/JPH1146312A/ja
Priority to US11/063,238 priority patent/US7321401B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3697844B2 publication Critical patent/JP3697844B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
    • H04N5/208Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力映像信号の輝度レベルに適した輪郭強調
を行うこと。 【解決手段】 入力した輝度信号Y(映像信号の一例)
から輪郭成分HEを抽出する輪郭抽出部10と、入力輝
度信号Yの輝度レベルを判定するレベル判定部15と、
この判定信号に応じて係数を複数段階に切り替えるとと
もに、この係数を輪郭成分HEに掛けて出力する係数制
御部17と、この係数制御部17から出力する輪郭成分
を入力輝度信号Yに加算して輪郭強調された輝度信号を
出力する加算部14とを具備し、入力輝度信号Yの輝度
レベルに応じて輪郭成分HEに掛ける係数を複数段階に
切り替え、入力輝度信号Yに加算する輪郭成分HEを入
力輝度信号Yの輝度レベルに適した大きさに制御して輪
郭強調を行う。このため、輝度レベルの小さな画像に大
きな輪郭成分を加える過度な輪郭強調をなくして、不自
然な画像にならないようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力映像信号(例
えばディジタルの入力映像信号)から輪郭成分を抽出
し、この抽出輪郭成分に輪郭強調用の係数(1を含めた
係数)を掛けて入力映像信号に加算し、輪郭強調された
映像信号を出力する輪郭強調回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄型、軽量のディスプレイ装置として、
PDP(プラズマディスプレイパネル)を用いたPDP
表示装置やLCD(液晶ディスプレイ)パネルを用いた
LCD表示装置などが注目されている。このような表示
装置は、ディジタル化された映像信号による直接駆動方
式であり、輪郭強調画像を表示する場合、従来は、図3
に示すような輪郭強調回路を用いて、入力映像信号から
輪郭強調された映像信号を得るようにしていた。図3に
示す輪郭強調回路は、輪郭抽出部10、遅延調整部12
及び加算部14からなっている。
【0003】輪郭抽出部10は、入力端子16に入力し
たディジタルの輝度信号(映像信号の一例)Yを順次1
ドット分遅延させる1ドット遅延器18、20と、入力
端子16に入力した輝度信号Yと1ドット遅延器20の
出力信号を加算する加算器22と、この加算器22の加
算値に係数1/4を掛けて出力する乗算器24と、1ド
ット遅延器18の出力信号に係数1/2を掛けて出力す
る乗算器26と、乗算器26の出力信号から乗算器24
の出力信号を減算する減算器28とからなり、基準画素
の左右(前後)に隣接する画素から基準画素の水平方向
の輪郭成分(高域成分)HEを抽出して出力する。
【0004】遅延調整部12は、入力端子16に入力し
た輝度信号Yが加算器14に入力するタイミングと、輪
郭抽出部10で抽出された輪郭成分HEが加算器14に
入力するタイミングとを調整するために、入力端子16
に入力した輝度信号Yを所定時間遅延して出力するよう
に構成されている。加算部14は、遅延調整部12から
出力した輝度信号Yと、輪郭抽出部10で抽出した輪郭
成分HEとを加算し、この加算値(Y+HE)を輪郭強
調された輝度信号として出力端子30に出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図3に示し
た輪郭強調回路は、入力端子16に入力した輝度信号Y
の輝度レベルが大きいときも小さいときも、輪郭抽出部
10で抽出した輪郭成分HEに一定の係数(図3の場合
は1)を掛けて加算部14へ出力する構成なので、次ぎ
のような問題点があった。輝度レベルの小さな画像に対
して大きな輪郭成分を加えた場合に、輪郭が強調され過
ぎて不自然な画像になるという問題点があった。また、
輝度レベルの大きな画像に対して小さな輪郭成分を加え
た場合に所定の輪郭強調ができないという問題点があっ
た。本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、
入力映像信号の輝度レベルに適した輪郭強調を行うこと
ができる輪郭強調回路を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る輪
郭強調回路は、入力映像信号から輪郭成分を抽出する輪
郭抽出部と、入力映像信号の輝度レベルを判定するレベ
ル判定部と、このレベル判定部の判定信号に応じて係数
を複数段階に切り替えるとともに、この係数を輪郭抽出
部の抽出輪郭成分に掛けて出力する係数制御部と、この
係数制御部から出力する輪郭成分を入力映像信号に加算
して輪郭強調された映像信号を出力する加算部とを具備
してなることを特徴とする。
【0007】レベル判定部の判定信号に応じて係数制御
部の係数が複数段階に切り替えられるので、入力映像信
号の輝度レベルに応じて抽出輪郭成分に掛ける係数も複
数段階に切り替えられる。このため、入力映像信号に加
算する輪郭成分を入力映像信号の輝度レベルに適した大
きさに制御して輪郭強調を行い、不自然な画像にならな
いようにすることができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、レベル判定部と係数制御部を容易に構成できるよう
にするために、レベル判定部を、入力映像信号の輝度レ
ベルがn段階(nは2以上の整数)に区分した輝度レベ
ルのいずれに該当するかを解読するデコーダで構成し、
係数制御部を、輪郭抽出部の抽出輪郭成分にn段階の輝
度レベルに対応した係数を掛けて出力するn個の乗算器
と、n個の乗算器のそれぞれの出力側に結合されてデコ
ーダの解読信号をゲート制御信号とするn個のアンドゲ
ートと、n個のアンドゲートの出力側に結合されたオア
ゲートとで構成する。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、レベル判定部と係数制御部をさらに容易に構成でき
るようにするために、レベル判定部を、入力映像信号の
輝度レベルが4段階に区分した輝度レベルのいずれに該
当するかを解読するデコーダで構成し、係数制御部を、
輪郭抽出部の抽出輪郭成分に1/8、1/4、1/2、
1の係数を掛けて出力する4個の乗算器と、4個の乗算
器のそれぞれの出力側に結合されてデコーダの解読信号
をゲート制御信号とする4個のアンドゲートと、4個の
アンドゲートの出力側に結合されたオアゲートとで構成
する。
【0010】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
発明において、輪郭抽出部の構成を簡単にするために、
輪郭抽出部を、入力映像信号から水平方向の輪郭成分を
抽出する水平輪郭成分抽出部で構成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面により説明する。図1は本発明による輪郭強調回路の
一実施形態例を示すもので、図3と同一部分は同一符号
とし、詳しい説明を省略する。図1において、10は輪
郭抽出部、12、13は遅延調整部、14は加算部、1
5はレベル判定部、17は係数制御部である。
【0012】前記輪郭抽出部10は、入力端子16に入
力したディジタルの輝度信号(映像信号の一例)Yを順
次1ドット分遅延させる1ドット遅延器18、20と、
入力端子16に入力した輝度信号Yと1ドット遅延器2
0の出力信号を加算する加算器22と、この加算器22
の加算値に係数1/4を掛けて出力する乗算器24と、
1ドット遅延器18の出力信号に係数1/2を掛けて出
力する乗算器26と、乗算器26の出力信号から乗算器
24の出力信号を減算する減算器28とからなり、基準
画素の左右(前後)に隣接する画素から基準画素の水平
方向の輪郭成分(高域成分)HEを抽出して出力する。
【0013】前記レベル判定部15は、前記入力端子1
6に入力した輝度信号Yの輝度レベルを判定して対応し
た判定信号を出力するように構成されている。具体的に
は、図2に示すように、8ビットの輝度信号Yの上位3
ビットの値に基づいて輝度信号Yの輝度レベルを解読す
るデコーダ32で構成されている。すなわち、前記デコ
ーダ32は、入力端子16に入力した輝度信号Yの上位
3ビットの値が「000」、「001」、「010〜0
11」、「100〜111」の何れに該当するかに基づ
いて出力側に対応した信号(例えばHレベル信
号)を出力し、輝度信号Yの輝度レベルが16進数表示
の「00〜1F」、「20〜3F」、「40〜7F」、
「80〜FF」の4段階の何れに該当するかを解読す
る。
【0014】前記係数制御部17は、前記遅延調整部1
3を介して前記レベル判定部15から出力した判定信号
に応じて係数を切り替えるとともに、この係数を前記輪
郭抽出部10の抽出輪郭成分に掛けて出力するように構
成されている。具体的には、図2に示すように、前記輪
郭抽出部10で抽出し、入力端子34を介して入力した
輪郭成分HEに、1/8、1/4、1/2、1の係数を
掛けて出力する4個の乗算器361、362、363、3
4と、この4個の乗算器361、362、363、364
のそれぞれの出力側に結合されて前記デコーダ32の解
読信号をゲート制御信号とする4個のアンドゲート38
1、382、383、384と、この4個のアンドゲート3
1、382、383、384の出力側に結合されたオアゲ
ート40とからなり、このオアゲート40の出力側から
出力端子42を介して前記加算器14に輪郭成分を出力
するように構成されている。図2では、表示の煩雑を避
けるため、遅延調整部13の表示を省略している。
【0015】前記遅延調整部13は、前記輪郭抽出部1
0によって入力輝度信号Yから抽出した輪郭成分HEが
前記係数制御部17に入力するタイミングと、前記レベ
ル判定部15の判別信号が前記係数制御部17に入力す
るタイミングとを調整するために、前記レベル判定部1
5の判別信号を所定時間遅延して出力するように構成さ
れている。
【0016】前記加算器14は、前記入力端子16に入
力した輝度信号Yを前記遅延調整部12で所定時間遅延
させた信号に、前記係数制御部17から出力した輪郭成
分を加算し、この加算値を輪郭強調された輝度信号とし
て出力端子30に出力するように構成されている。前記
遅延調整部12は、前記入力端子16に入力した輝度信
号Yが前記加算器14に入力するタイミングと、前記係
数制御部17から出力した輪郭成分が前記加算器14に
入力するタイミングとを調整するために、前記入力端子
16に入力した輝度信号Yを所定時間遅延して出力する
ように構成されている。
【0017】つぎに図1の作用を図2を併用して説明す
る。 (イ)輪郭抽出部10によって、入力端子16に入力し
た8ビットの輝度信号Yから水平方向の輪郭成分HEが
抽出され、この抽出された輪郭成分HEは係数制御部1
7に入力する。
【0018】(ロ)レベル判定部15の一例としてのデ
コーダ32と、係数制御部17とは、入力端子16に入
力した8ビットの輝度信号Yの輝度レベルが「00〜1
F」(16進数表示、以下同様)、「20〜3F」、
「40〜7F」、「80〜FF」の4段階の何れに該当
するかに従って次ぎの(1)〜(4)のように作用す
る。
【0019】(1)輝度信号Yの輝度レベルが「00〜
1F」の場合。 デコーダ32は、輝度信号Yの上位3ビットの値が「0
00」であることに基づいて輝度レベルが「00〜1
F」であると解読し、出力側から対応した信号(例え
ばHレベル信号)を出力する。この出力信号は遅延調整
部13で所定時間遅延してアンドゲート381に入力
し、このアンドゲート381を導通状態(すなわち開)
とする。このとき、他のアンドゲート382〜384は不
導通状態(すなわち閉)である。アンドゲート381
導通状態になると、乗算器361で1/8倍された輪郭
成分(HE/8)がアンドゲート381を通過し、オア
ゲート40及び出力端子42を介して加算部14に入力
する。
【0020】(2)輝度信号Yの輝度レベルが「20〜
3F」の場合。 デコーダ32は、輝度信号Yの上位3ビットの値が「0
01」であることに基づいて輝度レベルが「20〜3
F」であると解読し、出力側から対応した信号を出力
する。この出力信号は遅延調整部13で所定時間遅延し
てアンドゲート382に入力し、このアンドゲート382
を導通状態とする。アンドゲート382が導通状態にな
ると、乗算器362で1/4倍された輪郭成分(HE/
4)がアンドゲート382を通過し、オアゲート40及
び出力端子42を介して加算部14に入力する。
【0021】(3)輝度信号Yの輝度レベルが「40〜
7F」の場合。 デコーダ32は、輝度信号Yの上位3ビットの値が「0
10〜011」であることに基づいて輝度レベルが「4
0〜7F」であると解読し、出力側から対応した信号
を出力する。この出力信号は遅延調整部13で所定時間
遅延してアンドゲート383に入力し、このアンドゲー
ト383を導通状態とする。アンドゲート383が導通状
態になると、乗算器363で1/2倍された輪郭成分
(HE/2)がアンドゲート383を通過し、オアゲー
ト40及び出力端子42を介して加算部14に入力す
る。
【0022】(4)輝度信号Yの輝度レベルが「40〜
7F」の場合。 デコーダ32は、輝度信号Yの上位3ビットの値が「0
10〜011」であることに基づいて輝度レベルが「4
0〜7F」であると解読し、出力側から対応した信号
を出力する。この出力信号は遅延調整部13で所定時間
遅延してアンドゲート384に入力し、このアンドゲー
ト384を導通状態とする。アンドゲート384が導通状
態になると、乗算器364で1倍された輪郭成分(H
E)がアンドゲート384を通過し、オアゲート40及
び出力端子42を介して加算部14に入力する。
【0023】(ハ)加算器14は、入力端子16に入力
し遅延調整部12で所定時間遅延させた輝度信号Yに、
係数制御部17から出力した輪郭成分を加算し、この加
算値を輪郭強調された輝度信号として出力端子30に出
力する。例えば、輝度信号Yの輝度レベルが「00〜1
F」、「20〜3F」、「40〜7F」、「80〜F
F」のときには、輝度信号Yに対応した輪郭成分(HE
/8)、(HE/4)、(HE/2)、(HE)を加算
し、この加算値(Y+HE/8)、(Y+HE/4)、
(Y+HE/2)、(Y+HE)を輪郭強調された輝度
信号として出力端子30に出力する。従って、輝度信号
Yの輝度レベルに適した輪郭強調ができる。
【0024】前記実施形態例では、輪郭抽出部が入力映
像信号から水平方向の輪郭成分を抽出する水平輪郭成分
抽出部で構成された場合について説明したが、本発明は
これに限るものでなく、入力映像信号から輪郭成分を抽
出するものであればよい。例えば、輪郭抽出部が入力映
像信号から垂直方向の輪郭成分を抽出する垂直輪郭成分
抽出部で構成された場合、又は輪郭抽出部が入力映像信
号から水平方向及び垂直方向の輪郭成分を抽出する水平
・垂直輪郭成分抽出部で構成された場合についても利用
することができる。
【0025】前記実施形態例では、レベル判定部を、入
力映像信号の輝度レベルが4段階に区分した輝度レベル
のいずれに該当するかを解読するデコーダで構成し、係
数制御部を、輪郭抽出部の抽出輪郭成分に1/8、1/
4、1/2、1の係数を掛けて出力する4個の乗算器
と、この4個の乗算器のそれぞれの出力側に結合されて
デコーダの解読信号をゲート制御信号とする4個のアン
ドゲートと、この4個のアンドゲートの出力側に結合さ
れたオアゲートとで構成した場合について説明したが、
本発明はこれに限るものでなく、レベル判定部を、入力
映像信号の輝度レベルがn段階(nは2以上の整数)に
区分した輝度レベルのいずれに該当するかを解読するデ
コーダで構成し、係数制御部を、輪郭抽出部の抽出輪郭
成分に対応した係数を掛けて出力するn個の乗算器と、
このn個の乗算器のそれぞれの出力側に結合されてデコ
ーダの解読信号をゲート制御信号とするn個のアンドゲ
ートと、このn個のアンドゲートの出力側に結合された
オアゲートとで構成した場合についても利用することが
できる。
【0026】前記実施形態例では、レベル判定部をデコ
ーダで構成し、係数制御部を乗算器、アンドゲート及び
オアゲートで構成した場合について説明したが、本発明
はこれに限るものでなく、レベル判定部は入力映像信号
の輝度レベルを判定するものであればよく、係数制御部
はレベル判定部の判定信号に応じて係数を複数段階に切
り替えるとともに、この係数を輪郭抽出部の抽出輪郭成
分に掛けて出力するものであればよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明に係る輪郭強調回路は、
入力映像信号から輪郭成分を抽出する輪郭抽出部と、入
力映像信号の輝度レベルを判定するレベル判定部と、こ
の判定信号に応じて係数を複数段階に切り替え、この係
数を輪郭抽出部の抽出輪郭成分に掛けて出力する係数制
御部と、この係数制御部から出力する輪郭成分を入力映
像信号に加算して輪郭強調された映像信号を出力する加
算部とを具備し、入力映像信号の輝度レベルに応じて抽
出輪郭成分に掛ける係数を複数段階に切り替えるように
したので、入力映像信号の輝度レベルに適した輪郭強調
を行うことができる。このため、従来例のような輝度レ
ベルの小さな画像に大きな輪郭成分を加えて過度な輪郭
強調をすることがなくなり、不自然な画像にならない。
【0028】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、レベル判定部を、入力映像信号の輝度レベルがn段
階に区分した輝度レベルのいずれに該当するかを解読す
るデコーダで構成し、係数制御部を、輪郭抽出部の抽出
輪郭成分にn段階の輝度レベルに対応した係数を掛けて
出力するn個の乗算器と、n個の乗算器のそれぞれの出
力側に結合されてデコーダの解読信号をゲート制御信号
とするn個のアンドゲートと、n個のアンドゲートの出
力側に結合されたオアゲートとで構成したので、レベル
判定部と係数制御部を容易に構成することができる。
【0029】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、レベル判定部を、入力映像信号の輝度レベルが4段
階に区分した輝度レベルのいずれに該当するかを解読す
るデコーダで構成し、係数制御部を、輪郭抽出部の抽出
輪郭成分に1/8、1/4、1/2、1の係数を掛けて
出力する4個の乗算器と、4個の乗算器のそれぞれの出
力側に結合されてデコーダの解読信号をゲート制御信号
とする4個のアンドゲートと、4個のアンドゲートの出
力側に結合されたオアゲートとで構成したので、レベル
判定部と係数制御部をさらに容易に構成することができ
る。
【0030】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
発明において、輪郭抽出部を、入力映像信号から水平方
向の輪郭成分を抽出する水平輪郭成分抽出部で構成した
ので、輪郭抽出部の構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による輪郭強調回路の一実施形態例を示
すブロック図である。
【図2】図1のレベル判定部と係数制御部の具体例を示
すブロック図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…輪郭抽出部、 12、13…遅延調整部、 14
…加算部、 15…レベル判定部、 16、34…入力
端子、 17…係数制御部、 18、20…1ドット遅
延部、 22…加算器、 24、26、361〜364
乗算器、 28…減算器、 30、42…出力端子、
32…デコーダ(レベル判定器15の一例)、 381
〜384…アンドゲート、 40…オアゲート、 HE
…水平輪郭成分(輪郭成分の一例)、 Y…輝度信号
(映像信号の一例)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号から輪郭成分を抽出する輪郭
    抽出部と、前記入力映像信号の輝度レベルを判定するレ
    ベル判定部と、このレベル判定部の判定信号に応じて係
    数を複数段階に切り替えるとともに、この係数を前記輪
    郭抽出部の抽出輪郭成分に掛けて出力する係数制御部
    と、この係数制御部から出力する輪郭成分を前記入力映
    像信号に加算して輪郭強調された映像信号を出力する加
    算部とを具備してなることを特徴とする輪郭強調回路。
  2. 【請求項2】レベル判定部は、入力映像信号の輝度レベ
    ルがn段階(nは2以上の整数)に区分した輝度レベル
    のいずれに該当するかを解読するデコーダからなり、係
    数制御部は、輪郭抽出部の抽出輪郭成分に前記n段階の
    輝度レベルに対応した係数を掛けて出力するn個の乗算
    器と、このn個の乗算器のそれぞれの出力側に結合され
    て前記デコーダの解読信号をゲート制御信号とするn個
    のアンドゲートと、このn個のアンドゲートの出力側に
    結合されたオアゲートとからなる請求項1記載の輪郭強
    調回路。
  3. 【請求項3】レベル判定部は、入力映像信号の輝度レベ
    ルが4段階に区分した輝度レベルのいずれに該当するか
    を解読するデコーダからなり、係数制御部は、輪郭抽出
    部の抽出輪郭成分に1/8、1/4、1/2、1の係数
    を掛けて出力する4個の乗算器と、この4個の乗算器の
    それぞれの出力側に結合されて前記デコーダの解読信号
    をゲート制御信号とする4個のアンドゲートと、この4
    個のアンドゲートの出力側に結合されたオアゲートとか
    らなる請求項2記載の輪郭強調回路。
  4. 【請求項4】輪郭抽出部は、入力映像信号から水平方向
    の輪郭成分を抽出する水平輪郭成分抽出部からなる請求
    項1、2又は3記載の輪郭強調回路。
JP21395597A 1997-07-25 1997-07-25 輪郭強調回路 Expired - Fee Related JP3697844B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21395597A JP3697844B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 輪郭強調回路
PCT/JP1998/003317 WO1999005855A1 (en) 1997-07-25 1998-07-24 Contour emphasizing circuit
KR10-2000-7000803A KR100538765B1 (ko) 1997-07-25 1998-07-24 윤곽강조회로
RU2000104520/09A RU2216118C2 (ru) 1997-07-25 1998-07-24 Схема подчеркивания контура
AU83579/98A AU742007B2 (en) 1997-07-25 1998-07-24 Contour emphasizing circuit
ES98933928T ES2272002T3 (es) 1997-07-25 1998-07-24 Circuito de acentuacion de contorno.
DE69835890T DE69835890T2 (de) 1997-07-25 1998-07-24 Konturbetonungsschaltung
TW087112186A TW401683B (en) 1997-07-25 1998-07-24 Contour emphasis circuit
EP98933928A EP1011264B1 (en) 1997-07-25 1998-07-24 Contour emphasizing circuit
CA002297957A CA2297957C (en) 1997-07-25 1998-07-24 Contour emphasizing circuit
US11/063,238 US7321401B2 (en) 1997-07-25 2005-02-22 Contour emphasizing circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21395597A JP3697844B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 輪郭強調回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1146312A true JPH1146312A (ja) 1999-02-16
JP3697844B2 JP3697844B2 (ja) 2005-09-21

Family

ID=16647832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21395597A Expired - Fee Related JP3697844B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 輪郭強調回路

Country Status (11)

Country Link
US (1) US7321401B2 (ja)
EP (1) EP1011264B1 (ja)
JP (1) JP3697844B2 (ja)
KR (1) KR100538765B1 (ja)
AU (1) AU742007B2 (ja)
CA (1) CA2297957C (ja)
DE (1) DE69835890T2 (ja)
ES (1) ES2272002T3 (ja)
RU (1) RU2216118C2 (ja)
TW (1) TW401683B (ja)
WO (1) WO1999005855A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107702A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 入力画像の画像処理システム、画像表示システム、及び画像処理方法
KR101136220B1 (ko) * 2005-05-17 2012-04-17 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치
US20130194459A1 (en) * 2012-01-31 2013-08-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing device, image processing method, and camera module

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3804595B2 (ja) * 2002-08-15 2006-08-02 ソニー株式会社 映像信号処理方法及び装置
US7750945B2 (en) 2004-10-13 2010-07-06 Panasonic Corporation Video signal processing device and image processing device
JP2007127972A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Toshiba Corp 画像表示調整装置
JP4273428B2 (ja) * 2006-01-31 2009-06-03 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法のプログラム及び画像処理方法のプログラムを記録した記録媒体
KR101244679B1 (ko) 2006-07-27 2013-03-18 삼성전자주식회사 밝기에 따른 동적 이득 조절 방법 및 장치

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3790700A (en) 1971-12-17 1974-02-05 Hughes Aircraft Co Catv program control system
JPS6042668B2 (ja) * 1976-07-07 1985-09-24 松下電器産業株式会社 画質調整装置
JPH07118780B2 (ja) * 1986-12-26 1995-12-18 松下電器産業株式会社 画質補償装置
JPH0396176A (ja) * 1989-09-08 1991-04-22 Kondeishiyonaru Akusesu Technol Kenkyusho:Kk 映像雑音の抵減装置
JPH03120962A (ja) * 1989-10-04 1991-05-23 Sony Corp 固体撮像装置の映像信号処理回路
KR930002906B1 (ko) * 1989-12-23 1993-04-15 삼성전자 주식회사 윤곽 보정회로
JP2551205B2 (ja) 1990-06-28 1996-11-06 日本ビクター株式会社 輪郭補正回路
KR920008630B1 (ko) * 1990-09-28 1992-10-02 삼성전자 주식회사 수평윤곽 보상회로
JPH04348671A (ja) * 1991-05-27 1992-12-03 Nec Yamagata Ltd 輪郭補正回路
KR0171366B1 (ko) * 1991-10-28 1999-03-20 강진구 자동화질 보상회로
US5374995A (en) * 1993-03-22 1994-12-20 Eastman Kodak Company Method and apparatus for enhancing sharpness of a sequence of images subject to continuous zoom
JPH06350877A (ja) * 1993-06-08 1994-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 輪郭補償装置とその装置に用いる利得制御信号発生回路
JP3071131B2 (ja) * 1995-09-05 2000-07-31 三洋電機株式会社 ガンマ補正装置
US5923213A (en) 1997-07-09 1999-07-13 U.S. Philips Corporation Digitally gain-controlled amplifying device, and camera using such a device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101136220B1 (ko) * 2005-05-17 2012-04-17 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치
JP2011107702A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sharp Corp 入力画像の画像処理システム、画像表示システム、及び画像処理方法
US20130194459A1 (en) * 2012-01-31 2013-08-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing device, image processing method, and camera module
US8692911B2 (en) * 2012-01-31 2014-04-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing device, image processing method, and camera module

Also Published As

Publication number Publication date
US20050190301A1 (en) 2005-09-01
US7321401B2 (en) 2008-01-22
EP1011264A4 (en) 2001-03-21
CA2297957C (en) 2005-05-17
TW401683B (en) 2000-08-11
DE69835890D1 (de) 2006-10-26
AU742007B2 (en) 2001-12-13
KR20010022230A (ko) 2001-03-15
DE69835890T2 (de) 2007-02-15
JP3697844B2 (ja) 2005-09-21
AU8357998A (en) 1999-02-16
EP1011264B1 (en) 2006-09-13
WO1999005855A1 (en) 1999-02-04
CA2297957A1 (en) 1999-02-04
RU2216118C2 (ru) 2003-11-10
EP1011264A1 (en) 2000-06-21
ES2272002T3 (es) 2007-04-16
KR100538765B1 (ko) 2005-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7321401B2 (en) Contour emphasizing circuit
US8279346B2 (en) Frame rate converting apparatus and method thereof
JP2006228184A (ja) 動的画像コントラスト処理装置
US5231385A (en) Blending/comparing digital images from different display window on a per-pixel basis
JPH07334123A (ja) 液晶表示装置
US6590617B1 (en) Edge emphasis device, image forming apparatus, image signal processing method, and image forming method
KR100752258B1 (ko) 샘플링된 신호에 의해 나타나는 벡터 크기의 근사치를 구하는 방법 및 장치와, 비디오 신호를 콤 필터링하는 방법
JPH1146313A (ja) 輪郭強調回路
JPH08139969A (ja) 輪郭補正回路
JPH11289476A (ja) 輪郭強調回路
US20110080438A1 (en) Device and method for controlling liquid crystal display
JP4416262B2 (ja) 端辺処理を行う輪郭強調回路
JP2000244775A (ja) 輪郭強調装置
JP2536403B2 (ja) 液晶駆動装置
JPH11203467A (ja) 表示装置および表示方法
JP3494888B2 (ja) 輪郭補正回路
JPH1124629A (ja) プラズマディスプレイパネル表示装置
EP0447197A2 (en) Digital image blending on a pixel-by-pixel basis
JP2003208140A (ja) 液晶表示装置
JP2000209463A (ja) 輪郭強調回路
JP2001136413A (ja) 輪郭強調回路
JPH05316393A (ja) 輪郭補正回路
JP2001257908A (ja) 輪郭強調回路
JPH0923357A (ja) ノイズ低減装置
JP2940264B2 (ja) テレビジョン受像機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050627

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080715

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080715

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080715

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130715

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees