JP2000244775A - 輪郭強調装置 - Google Patents

輪郭強調装置

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JP2000244775A
JP2000244775A JP11047195A JP4719599A JP2000244775A JP 2000244775 A JP2000244775 A JP 2000244775A JP 11047195 A JP11047195 A JP 11047195A JP 4719599 A JP4719599 A JP 4719599A JP 2000244775 A JP2000244775 A JP 2000244775A
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Izumi Kanai
泉 金井
Yukio Masuda
幸男 増田
Kohei Inamura
浩平 稲村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーシュートを抑え画質を劣化させない
ような輪郭強調を行うことができる。 【解決手段】 二次微分信号生成部1では、時系列に入
力される連続する3画素についての二次微分信号s5を
生成する。そして、オーバーシュート抑制部2は、注目
画素位置が閾値limを越える場合か否かを判別し、こ
の判別結果、閾値limを越えると判別した場合には、
注目画素を中心とする前後2画素分、つまり、合計5画
素分の二次微分信号としてゼロを加算器20に出力す
る。加算器20は、注目画素の信号と、オーバーシュー
ト抑制部2からの信号を加算し、これを輪郭強調信号と
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号の輪郭を
強調する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画質を決定する重要な要素の一つに鮮鋭
感(シャープネス)がある。この鮮鋭感を高めるために
使われるのが輪郭強調回路である。
【0003】図5は従来の輪郭強調回路図を示してい
る。図中、1001は映像入力端子、1002、100
3は遅延回路、1004、1005、1006は乗算
器、1007は加算器、1008は乗算器、1009は
加算器、1010は映像出力端子である。また、s1〜
s6は各箇所の信号である。これらの信号波形は図6に
示す。
【0004】入力された映像信号s1は、乗算器100
4と第1の遅延回路1002とに入力される。第1の遅
延回路1002では、1画素分遅延し信号s2を出力す
る。信号s2は乗算器1005と第2の遅延回路100
3と加算器1009に入力される。第2の遅延回路10
03に入力された信号は、さらに1画素分遅延された信
号s3となり出力される。これら3つの信号s1、s
2、s3の波形は図6のようになる。即ち、一画素分ず
つ遅延された信号となっている。
【0005】これら信号s1、s2、s3はそれぞれ乗
算器1004、1005、1006に入力され、それぞ
れ1/2倍、1倍、1/2倍される。そして、信号s
1、s3の符号は反転され、s2はそのままにして、加
算器1007に入力される。加算器1007ではこれら
の信号を加算しその結果の信号s4を出力する。つま
り、信号s4の値はある点の画像データ値から前後の画
像データの平均値を引いた値、即ちその点の二次微分の
値となる。この信号s4の波形は図6のようになる。
【0006】さらに、乗算器1008により信号s4を
増幅し、信号s5を得る。この信号s5が輪郭強調信号
である。加算器1009によって、輪郭強調信号s5に
遅延回路1002から出力される信号s2が加算される
ことにより、輪郭強調された映像信号s6が生成され
る。図7の信号s6で実線で示した信号が、輪郭強調さ
れた信号であり、破線で示した信号が元の信号s2であ
る。
【0007】しかし、上記のような従来の輪郭強調回路
では、図6の信号s6に実線で示したように、信号の輪
郭部の立ち上がりが改善される反面、オーバーシュー
ト、アンダーシュート部分が発生し、これが大きいと境
界部に縁取りができてしまい画質が劣化するという問題
が生じる。また、オーバーシュート、アンダーシュート
を少なくするために乗算器1008の係数を小さくする
と、今度は輪郭強調量も小さくなり輪郭部の立ち上がり
の改善効果がなくなるという不都合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
輪郭強調回路では、輪郭部の立ち上がりまたはたち下が
りが改善され十分な輪郭強調効果が得られる反面、オー
バーシュート、アンダーシュート部分が大きくなる傾向
にあるため、画質が劣化するという問題を有している。
【0009】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、極端なオーバーシュート、アンダーシュートを抑
え、かつ、良好な映像信号を生成する輪郭強調装置を提
供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、例えば本発明の輪郭強調装置は以下の構成を備え
る。すなわち、時系列に入力されるサンプリング映像信
号から、注目画素と当該注目画素の前後の2つの隣接画
素の信号を抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出され
た複数画素の信号に基づいて二次微分し、当該二次微分
信号を出力する二次微分信号生成手段と、二次微分信号
と所定の閾値とを比較し、注目画素位置における二次微
分信号の符号が正であって、前記閾値を以上かを判別す
る判別手段と、該判別手段の判別結果に基づいて、前記
注目画素を中心とする所定画素範囲の前記二次微分信号
を通過するか否かを切り換える切換手段と、該切換手段
によりの信号を、前記注目画素の映像信号に加算するこ
とで、輪郭強調信号として出力する加算手段とを備え
る。
【0011】また、本発明の好適な実施態様に従えば、
以下の構成を備える。すなわち、サンプリングされた映
像信号を一画素分遅延する第一の遅延手段と、前記第一
の遅延手段からの出力をさらに一画素分遅延する第二の
遅延手段と、前記映像信号と前記第一、第二の遅延手段
からの出力にそれぞれ所定の係数を乗算する三つの乗算
手段と、前記三つの乗算手段の三つの出力を演算する演
算手段と、前記演算手段の出力と所定の値を比較し、そ
の結果を出力する比較手段と、前記演算手段の出力をn
(n≧1の整数)画素分遅延する第三の遅延手段と、前
記第三の遅延手段の出力の符号を判定する符号判定手段
と、前記第三の遅延手段の出力をp(0<p<1)画素
分遅延する第四の遅延手段と、前記第四の遅延手段の出
力を通過させるか、遮断するかを切り換えるスイッチ手
段と、前記比較手段と符号判定手段の出力から、前記演
算手段からの出力が前記所定の値より大きく、かつ、前
記第三の遅延手段の出力の符号が正である場合にのみ前
記スイッチ手段を開放するスイッチ切り換え手段と、前
記第一の遅延手段からの出力を所定時間遅延する第五の
遅延手段と、前記第五の遅延手段の出力と、前記スイッ
チ手段の出力とを加算する加算手段とを備える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態を詳細に説明する。
【0013】まず、信号を使って本実施形態の概要を説
明する。
【0014】図2(a)、図3(a)は映像信号の二次
微分データを画素ごと(図示ではd0〜d6)に並べた
ものである。従来の輪郭強調回路はこの信号をそのまま
原信号に加えていた。本実施形態ではこの二次微分デー
タに処理を加え、オーバーシュートを抑制する。本実施
形態の処理を施した後の信号が、図2(b)、図3
(b)である。
【0015】実施形態は、二次微分値がある値(閾値l
im)より大きい場合は、その画素を中心に複数画素
(本実施例では5画素)に渡って、二次微分が正のもの
は0とするというものである。これにより、大きなオー
バーシュートによる画質の劣化を防ぐ。
【0016】図2(a)の場合、実施形態の処理を施す
と図2(b)のように画素d3で閾値limを越えてい
るのでは、それを中心とした前後2画素を含めた合計5
画素分の二次微分データを0とする。それ以外のデータ
は変化しない。原信号には、輪郭強調信号として図2
(b)のような信号が加算される。
【0017】また、図3(a)は二次微分の値が負の場
合の例である。二次微分の値が負の場合(d1)、li
mを超えるデータ(d3)を中心とする5画素内であっ
ても、値は変化しない。d3を中心とする5画素内の他
の画素(d1以外の画素)は全て正であるため、これら
は値を0とする。原信号には、輪郭強調信号として図3
(b)のような信号が加算される。
【0018】上記動作を実現する実施形態の具体的な回
路構成例を図1に示す。同図は、実施形態における輪郭
強調回路である。
【0019】図中、1は二次微分信号生成部であり、従
来例で述べた回路と同様のものである。例えば、映像信
号入力端子に与えられたNTSC信号からサンプリング
して得られた連続するサンプリングポイントから二次微
分信号を生成するものである。二次微分信号生成部1か
らの出力信号s5は二次微分信号であり、図6のs5に
示したような信号である。
【0020】2はオーバーシュート抑制部であり、本実
施形態における特徴部分である。10、11は一画素分
の遅延回路、s7は遅延回路10、11により2画素分
遅延された二次微分信号、12は比較器、13は符号判
定回路、14はNAND回路、15はスイッチ、16は
0.5画素分の遅延回路、s7’は遅延回路16により
s7を0.5画素分遅延させた信号である。
【0021】符号判定回路13は、入力された信号s7
の符号が正であれば出力p1をONにする。また、比較
器12は入力信号s5とオーバーシュートの上限値li
mとを比較し、s5の値の方が大きければ、それ以降5
画素期間出力p2をONにする(詳紳は後述する)。ス
イッチ15はNAND回路14からの出力p3がONの
期間にスイッチをONにする。スイッチ15は、ONの
期間は遅延回路16からの出力s7’が加算器20へ出
力される。スイッチ15がOFFのときはスイッチ15
は加算器20に値0を出力する。また、遅延回路3は注
目画素の信号のタイミングを、実施形態におけるオーバ
ーシュート抑制部2の遅延に併せて同期させるためもの
である。
【0022】さて、二次微分信号生成部1からの出力s
5は、映像信号の二次微分信号である。先の従来の技術
で説明したように、この二次微分信号s5をそのまま映
像信号に加算すると、オーバーシュートが目立ち画質が
劣化するという問題があった。そこで、本発明ではオー
バーシュート抑制部2により、二次微分にリミッタ(l
im)を設け、二次微分信号でリミッタ以上の値が検出
された場合は、その画素を中心とした複数画素の原信号
には、正の二次微分信号を加算しないというものであ
る。本実施例ではこの複数画素を5画素という前提で説
明する。
【0023】二次微分信号生成部1から出力された輪郭
強調信号s5は2つに分岐され、一方は遅延回路10
へ、もう一方は比較器12へ入力される。遅延回路10
へ入力された信号s5はさらに遅延回路11でもう一画
素分遅延され、2画素分遅延された信号s7となる。s
7は2つに分岐され、一方は遅延回路16へ、もう一方
は符号判定回路13へ出力される。遅延回路16は0.
5画素分データを遅延した信号s7’をスイッチ15へ
出力する。この遅延回路16がないと、スイッチ15を
切り換えると同時、あるいは切り換える前に信号s7が
スイッチ15に入力される可能性がある。これは、スイ
ッチ15を切り換える信号p3が、s7の符号判定信号
p1と比較器12からの出力p2とをNAND回路14
にかけた信号であるため、信号s7がスイッチ15に到
達するよりも多少遅延することが予想されるからであ
る。スイッチが切り換わるまえに信号s7がスイッチを
通過してしまうと、誤った強調信号が原信号に付加され
てしまう。遅延回路16はこれを防ぐためのものであ
る。スイッチ15はNAND回路14からの出力p3が
ONのときのみONになる。スイッチ15がONのとき
は、信号s7’がそのまま輪郭強調信号として原信号に
加算される。
【0024】符号判定回路13は信号s7の符号を判定
し、s7が正であれば出力p1をON(=high)に
する。信号s7が正であるときとは、二次微分が正であ
るときだから、映像信号が上に凸であるときである。信
号s7が正であるとき、即ちp1がONのときにオーバ
ーシュートが起こる可能性があることを示していること
に他ならない。
【0025】輪郭強調信号s5の一方は、比較器12に
入力される。比較器12はオーバーシュートの上限値l
imと信号s5の値とを比較する。信号s5の値がli
mを越えたとき、比較器12は出力p2をONにする。
つまり、出力p2がONになるということは、オーバー
シュートが大きすぎると判断したことと等価である。
【0026】本実施例の場合このp2がONになると、
5画素期間ONのままの状態が続く。上述したようにこ
の期間は輪郭強調信号の正の部分は原信号に加算しな
い。これはスイッチ15の動作により行う(後述)。ま
た、limが大きいほど大きなオーバーシュートもスイ
ッチ15を通過し原信号に加えられることになる。li
mはユーザーが随時設定できるようにしてもよいし、あ
らかじめ固定の値を設定しておいてもよい。
【0027】NAND回路14は、比較器12と符号判
定回路13の出力p2、p1がともにONのときのみ出
力p3をOFFにする。つまり、二次微分信号s5がl
imを越えてから5画素期間内であり、かつ2画素遅れ
た信号s7の符号が正である場合のみ、NAND回路1
4の出力p3はOFFとなる。それ以外の場合はp3は
ONである。p3がONのときは、スイッチ15はON
となり、輪郭強調信号s7’をそのまま通す。このと
き、加算器20で原信号に輪郭強調信号s7’が加算さ
れる。p3がOFFのときは、スイッチ15はOFFと
なり、輪郭強調信号s7’は通らない。つまり、二次微
分信号s5がlimを越えてから5画素期間内であり、
かつ2画素遅れた信号s7の符号が正である場合は、ス
イッチ15はOFFとなり信号s7’を通さない。この
とき、加算器20では、原信号に0が加えられる、つま
り、原信号は変わらない。
【0028】次に、信号を使って本実施形態の処理を詳
細に説明する。図4は二次微分信号s5を処理する過程
を示した図である。
【0029】まず、時刻t0で二次微分信号s5はli
mを越えていない。このとき比較器12の出力p2はO
FFである。また、このとき2画素分遅延された二次微
分信号s7の符号は(−)である。従って、符号判定回
路13の出力p1もOFFである。その結果、NAND
回路14の出力p3はONとなり、スイッチ15はON
となる。従って、信号s7を0.5画素遅延した信号s
7’はそのままスイッチ15を通り、加算器20で原信
号に加算される。
【0030】時刻t1では信号s5はlimをこえる。
このとき比較器12の出力p2はONとなる。p2は一
度ONになると5画素期間ONが続くので、時刻t1か
らt6までONとなる。また、s7の符号は(−)であ
るから、符号判定回路13の出力p1はOFFである。
このとき、NAND回路14の出力p3はONであり、
スイッチ15はONである。従って、信号s7’はその
まま通過し、原信号に加算される。
【0031】時刻t2では、P2はON状態が続いてお
り、また、信号s7が正になることからp1もONとな
る。従って、NAND回路14の出力p3はOFFへと
変わる。時刻t2からびまではp3がOFFの状態が続
く。この期間スイッチ15はOFFとなり、加算器20
に入力される輪郭強調信号s8は0となる。即ち、輪郭
強調されない。
【0032】このようにp3が変化するときに遅延回路
16がないと、P3が変わる前に信号s7がスイッチ1
5を通過する可能性がある。その結果、本来強調信号と
して加えるべきではない信号が、原信号に加えられてし
まうことになる。これを防ぐために、遅延回路16は存
在する。
【0033】時刻t6ではp2がOFFになるため、p
1がONであっても(つまり、s7が正であっても)p
3はONとなる。そのため、信号s7’はそのままスイ
ッチ15を通過し、加算器20で原信号と加算される。
【0034】以上のようにすることにより、大きなオー
バーシュートを付加せず、画質を劣化せずに輪郭強調さ
れた信号を生成することが可能になる。
【0035】尚、比較器12に与える閾値limは操作
者により自由に変更できるようにしてもよい。
【0036】なお、実施形態では輪郭強調回路について
説明したが、この回路で表わされる装置は、例えば表示
装置等の映像処理装置(テレビジョン装置やビデオデッ
キ等)に組み込まれるようにしてもよいし、映像処理装
置とは別個の独立した装置としても構わない。
【0037】また、実施形態では、二次微分信号をゼロ
にする期間を、注目画素位置の前後2画素、つまり、合
計5画素の期間としたが、勿論、これによっても本願発
明が限定されるものではない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オーバーシュートを抑え画質を劣化させないような輪郭
強調を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における輪郭強調回路のブロック構成
図である。
【図2】実施形態における処理概要を説明するための図
である。
【図3】実施形態における処理概要を説明するための図
である。
【図4】実施形態における処理概要を説明するための図
である。
【図5】従来の輪郭強調回路の構成図である。
【図6】従来の輪郭強調回路による輪郭強調処理の過程
示す図である。
【符号の説明】
1001 映像入力端子 1002,1003 遅延回路 1004,1005,1006,1008 乗算器 1007,1009 加算器 1010 映像出力端子 1 二次微分信号生成部 2 オーバーシュート抑制部 3 遅延回路 10,11,16 遅延回路 12 比較器 13 符号判定部 14 NAND回路 15 スイッチ 20 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲村 浩平 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C021 PA12 PA42 PA53 PA58 PA62 PA67 PA75 PA99 RB08 SA25 XB03 YC10 5C082 BA20 BA35 CA22 CA85 CB01 MM10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列に入力されるサンプリング映像信
    号から、注目画素と当該注目画素の前後の2つの隣接画
    素の信号を抽出する抽出手段と、 該抽出手段で抽出された複数画素の信号に基づいて二次
    微分し、当該二次微分信号を出力する二次微分信号生成
    手段と、 二次微分信号と所定の閾値とを比較し、注目画素位置に
    おける二次微分信号の符号が前記閾値を以上かを判別す
    る判別手段と、 該判別手段の判別結果に基づいて、前記注目画素を中心
    とする所定画素範囲の前記二次微分信号を通過するか否
    かを切り換える切換手段と、 該切換手段によりの信号を、前記注目画素の映像信号に
    加算することで、輪郭強調信号として出力する加算手段
    とを備えることを特徴とする輪郭強調装置。
  2. 【請求項2】 前記切換手段は、注目画素位置よりも2
    つ前の位置における二次微分信号の符号が正であるか否
    かを判断する手段を有し、正であって、前記注目画素位
    置における二次微分信号が前記閾値を越える場合に、注
    目画素位置より2画素前から2画素後までの範囲につい
    て値ゼロの信号に切り換えることを特徴とする請求項第
    1項に記載の輪郭強調装置。
  3. 【請求項3】 サンプリングされた映像信号を一画素分
    遅延する第一の遅延手段と、 前記第一の遅延手段からの出力をさらに一画素分遅延す
    る第二の遅延手段と、 前記映像信号と前記第一、第二の遅延手段からの出力に
    それぞれ所定の係数を乗算する三つの乗算手段と、 前記三つの乗算手段の三つの出力を演算する演算手段
    と、 前記演算手段の出力と所定の値を比較し、その結果を出
    力する比較手段と、 前記演算手段の出力をn(n≧1の整数)画素分遅延す
    る第三の遅延手段と、 前記第三の遅延手段の出力の符号を判定する符号判定手
    段と、 前記第三の遅延手段の出力をp(0<p<1)画素分遅
    延する第四の遅延手段と、 前記第四の遅延手段の出力を通過させるか、遮断するか
    を切り換えるスイッチ手段と、 前記比較手段と符号判定手段の出力から、前記演算手段
    からの出力が前記所定の値より大きく、かつ、前記第三
    の遅延手段の出力の符号が正である場合にのみ前記スイ
    ッチ手段を開放するスイッチ切り換え手段と、 前記第一の遅延手段からの出力を所定時間遅延する第五
    の遅延手段と、 前記第五の遅延手段の出力と、前記スイッチ手段の出力
    とを加算する加算手段とを備えることを特徴とする輪郭
    強調装置。
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Cited By (6)

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