JPH1145989A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法

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JPH1145989A
JPH1145989A JP10096321A JP9632198A JPH1145989A JP H1145989 A JPH1145989 A JP H1145989A JP 10096321 A JP10096321 A JP 10096321A JP 9632198 A JP9632198 A JP 9632198A JP H1145989 A JPH1145989 A JP H1145989A
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solid
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charge transfer
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JP10096321A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Senda
浩之 千田
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な密着性を保持しつつ、スミア特性の向
上を図る。 【解決手段】 フォトダイオード部と、前記フォトダイ
オード部からの電荷信号を転送する電荷転送部とを具備
してなる固体撮像装置において、前記フォトダイオード
部に開口を有し、前記電荷転送部を覆う遮光膜13が、
チタンナイトライド層またはチタン層からなる下地密着
層12を介して形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオカメラなどに
用いられる固体撮像装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の固体撮像装置は、電荷転
送部での、光による誤動作を防止するため、フォトダイ
オード部に開口を有し、電荷転送部全体を覆う金属遮光
膜を備えている(特開平3−174771号)。以下、
図面を参照しつつ、従来の固体撮像装置について説明す
る。
【0003】図10は従来の固体撮像装置の一例を示す
断面図である。図10において、1は半導体基板、2は
P型領域、3はフォトダイオード部のN-型領域、4は
垂直CCD部のN型領域、5はP++領域である。そし
て、6はシリコン酸化膜、7はシリコン窒化膜、8はシ
リコン酸化膜、9はポリシリコン電極、10はポリシリ
コン酸化膜、11は層間絶縁膜、16はポリシリコン
膜、13はタングステンまたはそのシリサイドからなる
遮光膜、14は層間絶縁膜、15は保護膜である。
【0004】半導体基板1はN型のシリコン基板であ
る。この半導体基板1中にその一方の主面に沿ってP型
領域2が形成されている。このP型領域2中に半導体基
板1の一方の主面側から不純物を選択的に拡散させて、
フォトダイオード部のN-領域3と垂直CCD部のN型
領域4とが所定寸法の間隔で形成されている。また、半
導体基板1の一方の主面上には、シリコン酸化膜6が形
成され、さらにその上にシリコン窒化膜7が選択的に形
成されている。シリコン窒化膜7上には薄いシリコン酸
化膜8が形成されている。
【0005】シリコン酸化膜8上には、減圧CVD法に
よりゲート電極としてのポリシリコン電極9が形成さ
れ、このポリシリコン電極9上からその側面、さらには
酸化膜8およびシリコン窒化膜7の側面を覆うように、
酸化膜10が形成されている。そして、この上層には、
CVD法による層間絶縁膜11が、酸化膜10を覆うよ
うに形成されている。
【0006】また、層間絶縁膜11上には、ポリシリコ
ンからなる下地密着層16と、タングステンまたはその
シリサイドからなる遮光膜13とが積層されて形成され
ている。さらに、遮光膜13上から酸化膜6上にわたっ
て層間絶縁膜14が形成され、この層間絶縁膜14上に
保護膜15が形成されている。
【0007】以上のように構成された固体撮像装置につ
いてその動作を説明する。半導体基板1中のP型領域2
中に形成されたN-型領域3は、フォトダイオード部で
あり、光電変換によって信号電荷を発生する。ポリシリ
コン電極9にパルス電圧を印加することによって、この
ポリシリコン電極9下の垂直CCD部のN型領域4に、
-型領域3から信号電荷を移動させる。次に1層目の
ポリシリコン電極(図示せず)と2層目となる上述のポ
リシリコン電極9の間にパルス信号を交互に印加して信
号電荷を転送する。
【0008】遮光膜13は、一般に高融点金属、たとえ
ばタングステンまたはそのシリサイドで作製される。こ
の遮光膜13は膜ストレスが高く、単層ではきわめて密
着性が悪い。そのために、従来、上述したようにポリシ
リコンからなる下地密着層を介在させることによって、
タングステンまたはそのシリサイドからなる遮光膜13
の膜ストレスを緩和させ、密着性を高めるという方策が
とられている。また、電荷転送部についてもその全体を
高融点金属またはそのシリサイドからなる遮光膜で覆っ
た構造が提案されている(特開平7−30090号)。
【0009】図11はその部分の断面図である。図11
において、17はポリシリコンからなる下地密着層であ
り、18はタングステンなどの高融点金属またはそのシ
リサイドからなる電荷転送電極で、酸化膜8上に順次形
成されており、電荷転送電極18は下地密着層17を介
して酸化膜8に密着している。その他の構成要素で図1
0に示した要素と対応するものには同じ符号を付してい
る。
【0010】この固体撮像装置では、電荷転送電極18
をそれぞれ交互に第1相電極と第2相電極に区別し、第
2相電極にパルス電圧を印加することによって、図10
に示した第2相電極9下の垂直CCD部のN型領域4に
信号電荷を移動させる。次に第1相電極と第2相電極に
パルス信号を交互に印加して信号電荷を転送する。上述
したように、高融点金属またはそのシリサイドからなる
電荷転送電極18は膜ストレスが高く、単層ではきわめ
て密着性が悪いことから、ポリシリコンからなる下地密
着層17を介在させることでその膜ストレスを緩和し、
密着性を高めるという方法がとられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成では、下地密着層を遮光膜下に配置することか
ら、遮光膜の下地膜厚が増加し、下地密着層とそれに接
する層との界面間を多重反射する光がスミア成分となっ
てスミア特性を劣化させるという問題があった。また、
下地膜厚が増大すればするほど、フォトダイオードに入
射する斜め方向からの光が増大し、この下地密着層を透
過して電荷転送部に到達し、これがスミア成分となると
いう問題もあった。さらに、下地密着層の膜厚分、フォ
トダイオード部分との表面段差が大きくなるため、遮光
膜の膜厚を十分に大きくとることができず、遮光領域上
からの透過光の問題もスミア成分の原因として、無視す
ることができない問題となっている。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、良好な密着性を保持しつつ、CCDの電荷転送部へ
の光の入り込みを抑え、スミア特性の良好な固体撮像装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の固体撮像装置は、フォトダイオード部と、
前記フォトダイオード部からの電荷信号を転送する電荷
転送部とを具備してなる固体撮像装置において、前記フ
ォトダイオード部に開口を有し、前記電荷転送部全体を
覆う遮光膜が、チタンナイトライド層またはチタン層の
いずれかからなる下地密着層を介して形成されているこ
とを特徴とする。本発明によれば、下地密着層としてチ
タンナイトライド層、チタン層のうちのいずれかを用い
ているため、密着性が良好でかつ遮光性が高く、かつ反
射率も低いため、多重反射によるスミア特性の低下が抑
制され、信頼性が高くスミア特性の良好な固体撮像装置
を提供することが可能となる。また、下地密着層自体に
遮光性があるため、遮光膜自体の膜厚も低減され、表面
の平坦性を高めることが可能となる。
【0014】本発明の固体撮像装置は、前記下地密着層
の膜厚は、10nm以上、200nm以下であることを
特徴とする。膜厚が200nmを超えると、遮光膜の膜
厚が必要以上に厚くなり、感度特性が劣化する。また1
0nmに満たないと、透過光によるスミア特性の劣化が
起こる。また、本発明の固体撮像装置は、前記下地密着
層の膜厚を10nm〜70nmとしたことを特徴とす
る。膜厚が70nmを超えると、感度、スミア特性の両
方を満足するもっとも効果的な遮光膜の膜厚設定が困難
になる。一方、10nmに満たないと、透過光によるス
ミア特性の劣化が起こる。
【0015】本発明の固体撮像装置は、前記遮光膜を高
融点金属、高融点金属のシリサイドまたはアルミニウム
合金で構成したことを特徴とする。高融点金属またはそ
のシリサイドは、高温に耐え得るため、熱処理での基板
ダメージ緩和によって、暗電流、白キズ特性の向上が可
能な、固体撮像装置を得ることが可能となる。アルミニ
ウムまたはアルミニウム合金は、高温には耐え得ない
が、反射率が極めて高く、遮光特性が極めて高いという
特徴をもっている。このアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金の下地密着層として、薄くかつ遮光性が高く反射
率の低いチタンシリサイドまたはチタンを用いることに
より、多重反射によるスミア特性の劣化を抑制し、より
信頼性の高い固体撮像装置を得ることが可能となる。
【0016】本発明の固体撮像装置は、前記遮光膜の膜
厚を50nm〜350nmとしたことを特徴とする。膜
厚が350nmを超えると、感度、スミア特性の両方を
満足するもっとも効果的な遮光膜厚の設定が困難とな
る。50nmに満たないと透過光によるスミア特性の劣
化が起こる。本発明の固体撮像装置は、前記遮光膜の膜
厚を50nm〜100nmとしたことを特徴とする。遮
光性の高いチタンナイトライド膜を下地密着層として使
用しているため、遮光膜の膜厚をより薄くすることが可
能となり、平坦性を高めることが可能となる。
【0017】本発明の固体撮像装置は、前記遮光膜の膜
厚を、前記下地密着層の膜厚の5倍以上であることを特
徴とする。かかる構成によればより良好な密着性の向上
をはかることが可能となる。本発明の固体撮像装置は、
前記遮光膜が、フォトダイオード部の開口において、前
記下地密着層よりも端部が突出するようにしたことを特
徴とする。かかる構成によれば、斜め方向からの光は遮
光膜によって遮断され、下地密着層に到達するのを防止
することができるため、スミア特性のさらなる向上をは
かることが可能となる。
【0018】本発明の固体撮像装置は、前記遮光膜を、
チタンナイトライド層またはチタン層のいずれかで構成
したことを特徴とする。かかる構成によれば、斜め方向
からの光は遮光膜によって遮断され、すなわちチタンナ
イトライド層単層で下地密着層と遮光膜との両方の機能
を具備し、製造が容易で信頼性の高い固体撮像素子を得
ることが可能となる。
【0019】本発明の固体撮像装置は、前記フォトダイ
オード部の開口において、前記遮光膜が前記下地密着層
の端部を覆うように構成したことを特徴とする。かかる
構成によれば、斜め方向からの光は遮光膜によって遮断
され、下地密着層に到達するのを防止することができる
ため、スミア特性のさらなる向上をはかることが可能と
なる。
【0020】本発明の固体撮像装置の製造方法は、基板
上にフォトダイオード部および電荷転送部を形成する工
程と、前記基板表面に、前記フォトダイオード部に開口
を有し、電荷転送部を覆うように下地密着層のパターン
を形成する工程と、前記下地密着層上に遮光膜を形成
し、前記開口における前記下地密着層の端部を覆うよう
にパターニングする工程とを含むことを特徴とする。上
記方法によれば、下地密着層の端部は遮光膜で覆われて
いるため、斜め方向からの光は遮光膜によって遮断さ
れ、下地密着層に到達するのを防止することができるた
め、スミア特性のさらなる向上をはかることが可能とな
る。
【0021】本発明の固体撮像装置は、フォトダイオー
ド部と、前記フォトダイオード部で生成された電荷を転
送する電荷転送部とを備え、前記電荷転送部表面に形成
される電荷転送電極がチタンナイトライドおよびチタン
のいずれかからなる下地密着層を介して形成されている
ことを特徴とする。かかる構成によれば、下地密着層と
してチタンナイトライドおよびチタンのいずれかを用い
ているため、密着性が良好でかつ遮光性も高く、かつ反
射率も低いため、多重反射によるスミア特性の低下も抑
制され、スミア特性の良好な固体撮像装置を提供するこ
とが可能となる。また、下地密着層自体に遮光性がある
ため、電荷転送電極自体の膜厚も低減され、表面の平坦
性を高めることが可能となる。
【0022】本発明の固体撮像装置は、前記下地密着層
の膜厚が10nm以上、200nm以下であることを特
徴とする。膜厚が200nmを超えると、段差が高く感
度特性が劣化する。10nmに満たないと、十分な転送
効率が確保できず、また透過光によるスミア特性の劣化
が起こる。本発明の固体撮像装置は、前記下地密着層の
膜厚が10nm〜50nmであることを特徴とする。膜
厚が50nmを超えると、十分な転送効率を確保できる
抵抗値と、良好な感度特性を維持することができる、最
も効果的な膜厚を設定することが困難である。
【0023】本発明の固体撮像装置は、前記電荷転送電
極が高融点金属またはそのシリサイドからなることを特
徴とする。高融点金属またはそのシリサイドは、高温に
耐え得るため、熱処理での基板ダメージ緩和による暗電
流、白キズ特性の向上が可能な、固体撮像装置を得るこ
とが可能となる。本発明の固体撮像装置は、前記電荷転
送電極の膜厚が50nm〜200nmであることを特徴
とする。膜厚が200nmを超えると、段差が高く感度
特性が劣化する。50nmに満たないと、十分な転送効
率が確保できず、また透過光によるスミア特性の劣化が
起こる。
【0024】本発明の固体撮像装置は、前記電荷転送電
極の膜厚が50nm〜100nmであることを特徴とす
る。遮光性の高いチタンナイトライド膜を下地密着層と
して使用しているため、電荷転送電極の膜厚をより薄く
することが可能となり、平坦性を高めることが可能とな
る。本発明の固体撮像装置は、前記電荷転送電極の膜厚
が、前記下地密着層の膜厚の5倍以上であることを特徴
とする。かかる構成によればより良好な密着性の向上を
はかることが可能となる。
【0025】本発明の固体撮像装置は、前記電荷転送電
極を、前記下地密着層よりも端部が突出するように構成
したことを特徴とする。かかる構成によれば、斜め方向
からの光は遮光膜によって遮断され、下地密着層に到達
するのを防止することができるため、スミア特性のさら
なる向上をはかることが可能となる。本発明の固体撮像
装置は、前記電荷転送電極が前記下地密着層の端部を覆
うように形成したことを特徴とする。かかる構成によれ
ば、斜め方向からの光は電荷転送電極によって遮断さ
れ、下地密着層に到達するのを防止することができるた
め、スミア特性のさらなる向上をはかることが可能とな
る。
【0026】本発明の固体撮像装置は、前記遮光膜をチ
タンナイトライドで構成したことを特徴とする。すなわ
ち、チタンナイトライド層単層で下地密着層と電荷転送
電極との両方の機能を具備し、製造が容易でかつ電極が
低抵抗で伝送損失が少なく信頼性の高い固体撮像装置を
得ることが可能となる。本発明の固体撮像装置は、基板
表面にフォトダイオード部と、電荷転送部とを形成する
工程と、前記電荷転送部表面に電極パターン形状をなす
ように下地密着層を形成する工程と、前記下地密着層の
パターンを覆うようにこの上層に遮光膜からなる電荷転
送電極を形成する工程とを備えたことを特徴とする。上
記方法によれば、下地密着層の端部は遮光膜からなる電
荷転送電極で覆われているため、斜め方向からの光は電
荷転送電極によって遮断され、下地密着層に到達するの
を防止することができるため、スミア特性のさらなる向
上をはかることが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ詳細に説明する。 実施の形態1 図1は本発明の第1の実施の形態の固体撮像装置の断面
図であり、図2はその製造方法を説明するための工程順
断面図である。
【0028】図1および図2において、1はN型シリコ
ンからなる半導体基板、2はP型領域、3はフォトダイ
オード部のN-型領域であり、その上には開口が設けら
れている。4は垂直CCD部のN型領域、5はP++領域
である。そして、6は第1のシリコン酸化膜、7はシリ
コン窒化膜、8は薄い第2のシリコン酸化膜、9はポリ
シリコン電極、10はポリシリコン酸化膜、11は第1
の層間絶縁膜、12はチタンナイトライドからなる下地
密着層、13はタングステンまたはそのシリサイドから
なる遮光膜、14は第2の層間絶縁膜、15は保護膜で
ある。
【0029】N型シリコンからなる半導体基板1中に、
その一方の主面側からP型不純物を拡散させてP型領域
2を形成する。このP型領域2内に半導体基板1の前記
主面側から公知の方法を用いてN型不純物を選択的に拡
散させて、フォトダイオード部のN-型領域3と垂直C
CD部のN型領域4を所定の間隔をおいて形成する。そ
して、N-型領域3内に前記主面側からP型不純物を選
択的に拡散させてP++領域5を形成してから、半導体基
板1の前記主面上に第1のシリコン酸化膜6を形成する
(図2(a))。
【0030】次に、第1のシリコン酸化膜6上にシリコ
ン窒化膜7と第2のシリコン酸化膜8とを順次形成した
後、減圧CVD法によってポリシリコンを堆積させてポ
リシリコン電極9を形成する(図2(b))。次に、ド
ライエッチング法で、ポリシリコン電極9と第2のシリ
コン酸化膜8、シリコン窒化膜7を、N型領域4上、な
らびにN型領域4とP++領域5との間の領域上を残して
他の部分を選択的に除去する(図2(c))。
【0031】次に、ポリシリコン電極9と、第2のシリ
コン酸化膜8およびシリコン窒化膜7の側壁面を覆うよ
うにポリシリコン酸化膜10を形成してから(図2
(d))、このポリシリコン酸化膜10上およびその側
壁面上と、第1のシリコン酸化膜6上とに、第1の層間
絶縁膜11と下地密着層12、遮光膜13を順次積層さ
せて形成する(図2(e))。
【0032】ここで遮光膜13の下地密着層12は、ス
パッタ法でチタンナイトライドを200nm以下、10
nm以上の膜厚に堆積させて形成し、遮光膜13は、C
VD法でタングステンまたはそのシリサイドを堆積させ
て形成した。そして図2(f)に示すように遮光膜13
および下地密着層12を選択的に除去し、フォトダイオ
ード領域に開口を形成する。このとき、第1の層間絶縁
膜11は除去することなく、受光領域上も覆っている。そ
して、層間絶縁膜14を、タングステンまたはそのシリ
サイド遮光膜13および第1の層間絶縁膜11上に形成
する。
【0033】このようにして遮光膜13及びその下地密
着層12の、N型領域4上からP++領域5におけるN-
型領域3寄りの領域上までの部分を残し、他の部分を選
択的に除去した後(図2(f))、遮光膜13上および
その側壁面上と、第1の層間絶縁膜11上とに、第2の
層間絶縁膜14と保護膜15とを順次積層形成する(図
2(g))。
【0034】以上のようにして図1に示した固体撮像装
置が作製される。この固体撮像装置において、P型領域
2中のN-型領域3での光電変換によって発生した信号
電荷は、第2層目である第2相のポリシリコン電極9に
パルス電圧を印加することによって、その直下の垂直C
CD部のN型領域4に移動する。次に第1層目である第
1相のポリシリコン電極と上記第2相のポリシリコン電
極9にパルス信号を交互に印加して信号電荷を転送す
る。
【0035】ところで、タングステンなどの高融点金属
あるいはそのシリサイドを用いて遮光膜13を形成する
と、上述したようにその膜ストレスが大きいために、下
地との密着性が悪く、非常に剥がれやすい。通常、ポリ
シリコン層上にタングステンなどの高融点金属またはそ
のシリサイドからなる遮光膜13を形成すると、膜スト
レスが緩和されて密着性が改善される。しかしながら、
遮光膜13の下地密着層としてポリシリコンを用いる
と、前述したように遮光膜13の下地膜厚が増大して、
図1に破線で示すように、下地密着層とそれに接する層
との界面間を多重反射した光が電荷転送部に入射しスミ
ア成分となって特性を劣化させる。
【0036】本発明では、下地密着層12をチタンナイ
トライドで形成し、その上に高融点金属またはそのシリ
サイドからなる遮光膜13を、垂直CCD部のN型領域
4、N型領域4とP++領域5との間の領域およびそれに
接するP++領域5の一部の領域を覆うように配置した。
下地密着層12としてのチタンナイトライド膜は、遮光
性に優れ、膜厚200nmで10-4以下の透過率であっ
て、熱処理によってもその遮光性が劣化しないという特
質をもっている。そのため、下地密着層12として用い
た場合、遮光膜13の下地透明部分の膜厚が増加せず、
スミア成分となる多重反射によって電荷転送部に達する
光量を効果的に減少させることができる。さらに、チタ
ンナイトライド膜は一般に反射防止膜としても用いられ
る低反射率の材料であり、その反射率がアルミニウム膜
の約30%、タングステン膜の50%であるので、光が
遮光膜13の裏面側で反射し電荷転送部に入り込むこと
を抑制し、スミア成分の発生を大幅に低減させることが
できる。
【0037】このように、第1の実施の形態の構成によ
れば、図1に矢印で示すように斜め方向からの光線は、
薄い下地密着層に到達することなく、遮光膜で良好に遮
断される。従って多重反射をより高度に抑制することが
可能である。なお、チタンナイトライド膜は、その膜厚
が10nm以上であれば、優れた密着性を維持すること
ができる。また、200nmを超えると、段差被覆性が
悪くなり、上層に形成する遮光膜にはがれが生じやすい
という問題がある。
【0038】さらに望ましくは10nm以上50nm以
下とするのが望ましい。かかる範囲内では段差被覆性も
良好で、かつ密着性を高めることができ、スミア特性の
向上と装置としての信頼性の向上を図ることが可能とな
る。ここで、上記効果を解析すべく、チタンナイトライ
ド膜の透過率と膜厚との関係を測定した。その結果を図
3に示す。比較のためにタングステン、タングステンシ
リサイド、およびチタンについても測定した。なおここ
でこの測定は、900℃の窒素雰囲気中で60分の熱処
理を行った後に行ったものである。
【0039】また、チタンナイトライド膜の反射率と測
定波長との関係について測定した結果を図4に示す。比
較のためにタングステン、タングステンシリサイド、お
よびアルミニウムシリサイドについても測定した。遮光
膜としてタングステンシリサイドを用いる場合には、1
00から350nm、タングステンを用いる場合には5
0から100nm、モリブデンシリサイドを用いる場合
には100から350nm、アルミニウム合金を用いる
場合には50から100nmとするのが望ましい。 実施の形態2 なお、前記第1の実施の形態では、下地密着層と遮光膜
とを、同一パターン形状となるように形成したが、本発
明の第2の実施の形態として、図5に示すように下地密
着層12の端部を遮光膜13の端部よりも控えるように
することも可能である。この実施の形態によれば、矢印
で示すように斜め方向からの光線は、薄い下地密着層に
到達することなく、遮光膜で良好に遮断される。従って
多重反射をより高度に抑制することが可能である。製造
に際しては、下地密着層12と遮光膜13とのパターニ
ングに際し、下地密着層のみにサイドエッチを生じさせ
るようなエッチング条件を選択することにより容易に形
成可能である。 実施の形態3 また、本発明の第3の実施の形態として、図6に示すよ
うに下地密着層12の端部を遮光膜13で覆うようにす
ることも可能である。かかる構成によれば、矢印で示す
ように斜め方向からの光線は、下地密着層に到達するこ
となく、完全に遮光膜で遮断される。
【0040】従って多重反射をより高度に抑制すること
が可能である。この製造工程を図7(a)乃至図7
(g)に示す。製造工程において、図7(a)乃至図7
(d)までの工程は前記第1の実施の形態と全く同様で
あり、ポリシリコンの酸化によって形成された酸化膜1
0を形成した後、第1の層間絶縁膜として酸化シリコン
膜11を形成する。そしてこの上層に、スパッタリング法
によりチタンナイトライド膜を形成し、これを図7
(e)に示すように、パターニングし、下地密着層12
を形成する。
【0041】そしてこの後、遮光膜13としてのタング
ステン膜を減圧CVD法により形成し、これをパターニ
ングする(図7(f))。この後、図7(g)に示すよ
うに、第2の層間絶縁膜14および保護膜を形成し、図
6に示したような固体撮像装置が形成される。 実施の形態4 本発明の第4の実施の形態について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0042】図8は第4の実施の形態を説明するための
断面図であり、図9はその製造方法を説明するための工
程断面図である。図8および図9において、18はタン
グステンなどの高融点金属またはそのシリサイドからな
る電荷転送電極、19はチタンナイトライドからなる下
地密着層である。これら図8,9において、図1および
図2における構成要素と対応する要素には同じ符号を付
した。
【0043】N型シリコンからなる半導体基板1中に、
その一方の主面側からP型不純物を拡散させてP型領域
2を形成する。このP型領域2内に半導体基板1の前記
主面側から公知の方法を用いてN型不純物を選択的に拡
散させて、フォトダイオード部のN-型領域3と垂直C
CD部のN型領域4を所定の間隔をおいて形成する。そ
して、N-型領域3内に前記主面側からP型不純物を選
択的に拡散させてP+ +領域5を形成してから、半導体基
板1の前記主面上に第1のシリコン酸化膜6を形成する
(図9(a))。
【0044】次に、第1のシリコン酸化膜6上にシリコ
ン窒化膜7と第2のシリコン酸化膜8と順次形成する
(図9(b))。次にチタンナイトライドをたとえばス
パッタ法で200nm以下、10nm以上の膜厚に堆積
させて下地密着層19を形成し、さらにその上にたとえ
ばCVD法によってタングステンなどの高融点金属また
はそのシリサイドを堆積させて電荷転送電極18を形成
する(図9(c))。
【0045】次に、ドライエッチング法で、電荷転送電
極18、下地密着層19および第2のシリコン酸化膜8
を、N型領域4上、ならびにN型領域4とP++領域5と
の間の領域上を残して他の部分を選択的に除去する(図
9(d))。次に、電荷転送電極18上、下地密着層1
9および第2のシリコン酸化膜8の側壁面上に、層間絶
縁膜11と保護膜15を順次形成して(図9(e))、
図8に示した固体撮像装置が形成される。
【0046】この固体撮像装置において、P型領域2中
のN-型領域3での光電変換によって発生した信号電荷
は、電荷転送部をそれぞれ交互に第1相電極と第2相電
極に区別すると、第2相電極にパルス電圧を印加するこ
とによって、第2相電極9下の垂直CCD部のN型領域
4に信号電荷は移動させる。次に1相電極と第2相電極
にパルス信号を交互に印加して信号電荷を転送する。
【0047】この実施の形態では、N型領域4上、なら
びにN型領域4とP++領域5との間の領域上に、チタン
ナイトライドからなる厚さ200nm以下、10nm以
上の下地密着層19を配し、さらにその上にタングステ
ンまたはそのシリサイドからなる電荷転送電極18を配
置したので、第1の実施の形態と同様に、密着性、およ
び遮光性に優れ、かつ遮光性が熱処理によっても劣化す
るおそれがない。
【0048】ここで、電荷転送電極としてタングステン
シリサイドを用いる場合には100から200nm、タ
ングステンを用いる場合には50から100nm、モリ
ブデンシリサイドを用いる場合には100から200n
m、アルミニウム合金を用いる場合には50から100
nmとするのが望ましい。アルミニウムを用いる場合に
は高温に耐え得ないため、高温となるような場合には使
用しないように注意する必要がある。
【0049】また、電荷転送電極についても、前記第2
の実施の形態および第3の実施の形態と同様に、下地密
着層の端部を電荷転送電極が覆うようにしたり、電荷転
送電極の端部が下地密着層の端部よりも突出するように
構成することにより、多重反射の抑制効果はさらに高め
られる。なお、下地密着層は、スパッタリング法または
CVD法で形成されるのが望ましい。スパッタリング法
で形成された膜は成膜時のエネルギーが高いため密着性
がより高い。従って更なる薄膜化が可能であり、最も遮
光効率の高いタングステンを遮光膜として用いる場合に
良好な密着性を維持することが可能である。
【0050】さらにまた、CVD法で形成された膜は、
スパッタ法で形成された膜に比べて段差被覆性が良好で
ある。また、スパッタリングの場合フォトダイオード表
面がダメージを受け、これに起因する異常電流により、
白キズ、暗電流の発生を伴うことがあるが、CVD法に
よれば、このような問題を回避することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は固体撮像装置の遮光膜あるいは
電荷転送電極の下地密着層としてチタンナイトライド膜
またはチタン膜を用いたので、良好な密着性を保持しつ
つ、スミア特性の改善をはかることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体撮像装置の第1の実施の形態につ
いて説明するための断面図
【図2】図1に示した固体撮像装置の製造工程断面図
【図3】本発明で用いられる材料の透過率と膜厚との関
係を示す図
【図4】本発明で用いられる材料の反射率と波長との関
係を示す図
【図5】本発明の固体撮像装置の第2の実施の形態を説
明するための断面図
【図6】本発明の固体撮像装置の第3の実施の形態を説
明するための断面図
【図7】図3に示した固体撮像装置の製造工程断面図
【図8】本発明の固体撮像装置の第4の実施の形態の断
面図
【図9】図8に示した固体撮像装置の製造工程断面図
【図10】従来の固体撮像装置の一例の断面図
【図11】従来の固体撮像装置の他の例の断面図
【符号の説明】
1 半導体基板 2 P型領域 3 フォトダイオード部のN-型領域 4 垂直CCD部のN型領域 5 P++領域 6 シリコン酸化膜 7 シリコン窒化膜 8 シリコン酸化膜 9 ポリシリコン電極 10 ポリシリコン酸化膜 11 層間絶縁膜 12 下地密着層 13 遮光膜 14 層間絶縁膜 15 保護膜 18 電荷転送電極 19 下地密着層

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトダイオード部と、前記フォトダイ
    オード部からの電荷信号を転送する電荷転送部とを具備
    してなる固体撮像装置において、前記フォトダイオード
    部に開口を有し、前記電荷転送部を覆う遮光膜が、チタ
    ンナイトライド層またはチタン層のいずれかからなる下
    地密着層を介して形成されていることを特徴とする固体
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記下地密着層の膜厚は、10nm以
    上、200nm以下であることを特徴とする請求項1記
    載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記下地密着層の膜厚は10nm以上、
    70nm以下であることを特徴とする請求項1記載の固
    体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記遮光膜が、高融点金属、高融点金属
    のシリサイドまたはアルミニウム合金で構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記遮光膜の膜厚は、50nm以上、3
    50nm以下であることを特徴とする請求項4記載の固
    体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記遮光膜の膜厚は、50nm〜100
    nmであることを特徴とする請求項4記載の固体撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記遮光膜の膜厚は、前記下地密着層の
    膜厚の5倍以上であることを特徴とする請求項1記載の
    固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記遮光膜は、フォトダイオード部の開
    口において、前記下地密着層よりも端部が突出している
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記遮光膜はチタンナイトライド層また
    はチタン層のいずれかからなることを特徴とする請求項
    1記載の固体撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記フォトダイオード部の開口におい
    て、前記遮光膜は前記下地密着層の端部を覆うように形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像
    装置。
  11. 【請求項11】 基板上にフォトダイオード部および電
    荷転送部を形成する工程と、前記基板表面に、前記フォ
    トダイオード部に開口を有し、電荷転送部を覆うように
    下地密着層のパターンを形成する工程と、前記下地密着
    層上に遮光膜を形成し、前記開口における前記下地密着
    層の端部を覆うようにパターニングする工程とを含むこ
    とを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 フォトダイオード部と、前記フォトダ
    イオード部で生成された電荷を転送する電荷転送部とを
    備え、前記電荷転送部表面に形成される電荷転送電極が
    チタンナイトライドまたはチタンのいずれかからなる下
    地密着層を介して形成されていることを特徴とする固体
    撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記下地密着層の膜厚は、10nm以
    上、200nm以下であることを特徴とする請求項12
    記載の固体撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記下地密着層の膜厚は、10nm以
    上、50nm以下であることを特徴とする請求項13記
    載の固体撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記電荷転送電極は、高融点金属また
    はそのシリサイドからなることを特徴とする請求項12
    記載の固体撮像装置。
  16. 【請求項16】 前記電荷転送電極の膜厚は、50nm
    以上200nm以下であることを特徴とする請求項15
    記載の固体撮像装置。
  17. 【請求項17】 前記電荷転送電極の膜厚は、50nm
    以上100nm以下であることを特徴とする請求項15
    記載の固体撮像装置。
  18. 【請求項18】 前記電荷転送電極の膜厚は、前記下地
    密着層の膜厚の5倍以上であることを特徴とする請求項
    12記載の固体撮像装置。
  19. 【請求項19】 前記電荷転送電極は、前記下地密着層
    よりも端部が突出していることを特徴とする請求項12
    記載の固体撮像装置。
  20. 【請求項20】 前記電荷転送電極は前記下地密着層の
    端部を覆うように形成されていることを特徴とする請求
    項12記載の固体撮像装置。
  21. 【請求項21】 前記電荷転送電極はチタンナイトライ
    ド層またはチタン層のいずれかからなることを特徴とす
    る請求項12記載の固体撮像装置。
  22. 【請求項22】 基板表面にフォトダイオード部と、電
    荷転送部とを形成する工程と、前記電荷転送部表面に下
    地密着層を形成する工程と、前記下地密着層のパターン
    を覆うように、この上層に遮光膜からなる電荷転送電極
    を形成する工程とを備えた固体撮像装置の製造方法。
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