JPH1145305A - 媒体取扱装置 - Google Patents

媒体取扱装置

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Publication number
JPH1145305A
JPH1145305A JP9200197A JP20019797A JPH1145305A JP H1145305 A JPH1145305 A JP H1145305A JP 9200197 A JP9200197 A JP 9200197A JP 20019797 A JP20019797 A JP 20019797A JP H1145305 A JPH1145305 A JP H1145305A
Authority
JP
Japan
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magnetic data
ticket
magnetic
bit interval
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP9200197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Amada
高弘 天田
Ikuo Sudo
育男 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Information Systems Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH1145305A publication Critical patent/JPH1145305A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送負荷により生じる磁気データのビット間
隔のバラツキを、装置毎に容易に正確なビット間隔が得
られるようにする。 【解決手段】 メモリ20には、正確なビット間隔のデ
ータをあらかじめ格納しておく。この正確なビット間隔
で磁気データが書き込まれた標準券から磁気リードヘッ
ド7bで磁気データを読み取り、ジッタ測定回路19で
ジッタデータを測定する。そして、メモリ20にあらか
じめ格納してある正確なビット間隔の理論値と前記測定
した実測値とを比較し、その差をズレ量としてメモリ2
0に格納する。実際の磁気データの読み書き時は、この
ズレ量の分、ビット間隔を補正して行く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ストライプが
設けられた券用紙等の媒体を搬送するとともに、磁気ス
トライプに対して発券情報等の磁気データを書き込んだ
り、書き込まれた情報を読み出してチェックする媒体取
扱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、媒体取扱装置として、例えば航空
券等を発券する券処理装置においては、設定された間隔
毎に券搬送方向と直交方向にミシン目が形成された連続
状の券用紙を装置内のホッパ部に収納している。このよ
うな券処理装置では、オペレータからの発券命令を受け
ると、カッタ等によりミシン目で切り離して単券となっ
た券用紙を磁気記録部に搬送し、磁気データを記録した
後、発券している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】券処理装置において、
磁気記録部で磁気データの書き込みあるいは読み出しを
行う際、券用紙に対する搬送負荷により、磁気データの
ビット間隔にバラツキが生じ、データ長が規格外となっ
て磁気データの書き込みや読み出しが不可能になってし
まう問題がある。従来は、磁気データのビット間隔にバ
ラツキが生じないように、券用紙に対する搬送負荷を調
整していたが、その調整は手間がかかり、ビット間隔に
バラツキが生じないようにするのは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、媒体に形成された磁気ストライプに対
して磁気データの書き込みおよび読み出しを行う磁気記
録部を設けた媒体取扱装置において、磁気データの正し
いビット間隔の値を記憶する記憶手段と、前記正しいビ
ット間隔で磁気データが書き込まれた標準券から読み出
した磁気データのビット間隔を測定する測定手段と、前
記記憶手段に記憶されたビット間隔の値と前記測定手段
で測定したビット間隔の値を比較し、ズレ量を演算する
演算手段を備えるとともに、媒体発行時に、前記演算手
段で求めたズレ量の分、ビット間隔を補正しながら磁気
データの書き込みおよび読み出しを行う制御手段を備え
たものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の媒体取扱装置の実
施の形態の一例を示す券処理装置の概略構成図である。
券処理装置1は、券用紙2を搬送する搬送路3、連続用
紙状態の券用紙2を収納するホッパ部4および5を有し
ている。前記搬送路3には、ホッパ部4あるいは5から
繰り出された券用紙2を搬送するため、一対の搬送ロー
ラ3aを複数組設けている。
【0006】前記搬送路3による券用紙2の搬送経路上
には、券用紙2を設定された長さ毎に切り離すカッタ部
6、券用紙2に形成された磁気ストライプに対して磁気
データの書き込みおよび書き込まれた磁気データを読み
出してチェックする磁気記録部7、磁気記録部7を通過
した券用紙2に印字する印字部8、印字を終了し排出さ
れた券用紙2が縦置きに積載されるスタッカ部9、発券
された券用紙2を吸入し券処理を行うインサータ部10
が設けてある。
【0007】図2は券用紙の一例を示す説明図で、券用
紙2は、設定された間隔毎にミシン目2aが入れられた
連続用紙として形成されるもので、表面には印刷面が形
成され、裏面には磁気ストライプ2bが形成されてい
る。そして、図1に示すように、券用紙2はミシン目2
aを折り目として折り畳まれて、ホッパ部4および5に
収納される。
【0008】カッタ部6は、ホッパ部4から券用紙2を
繰り出すフィードローラ11と、ホッパ部5から券用紙
2を繰り出すフィードローラ12と、前記フィードロー
ラ11あるいは12により繰り出された券用紙2を搬送
するフィードローラ13と、連続用紙状態の券用紙2を
ミシン目2aのところで切り離すカッタローラ14と券
用紙2の有無を検知するセンサ15を有している。磁気
記録部7は、券用紙2の磁気ストライプ2bに磁気デー
タを書き込むライトヘッド7a、および磁気ストライプ
2bに書き込まれた磁気データを読み出すリードヘッド
7bを有している。
【0009】印字部8は、プラテン8aと印字ヘッド8
bとインクリボン8cを有している。また、搬送路3に
は、インサータ部10に挿入された券用紙2を磁気記録
部7へ搬送可能とし、かつ、券用紙2の排出方向をスタ
ッカ部9方向へ切り替えるための切り替えブレード16
が設けられている。
【0010】図3は本実施の形態の券処理装置の制御ブ
ロック図である。制御部17は券処理装置1の全体の制
御を行っており、磁気制御部18、メモリ20が接続さ
れている。磁気制御部18にはジッタ測定回路19、上
述したライトヘッド7aおよびリードヘッド7bが設け
られ、ジッタ測定回路19にはカウンタ21、ピーク検
出回路22および増幅回路23が内蔵されている。リー
ドヘッド7bから読み込まれた磁気データの波形は、増
幅回路23により増幅された後、ピーク検出回路22と
カウンタ21によりピーク間隔(磁気データのビット間
隔)を測定する。測定されたジッタデータはメモリ20
に格納される。
【0011】図4は磁気データ長にズレが発生している
ジッタデータのグラフである。ここでのジッタとは、磁
気データのビット間のバラツキのことを称し、図4は、
ある券処理装置における磁気データのビット間のバラツ
キをグラフに表したものである。なお、ここでのジッタ
データは公正な測定器により測定されたものである。図
4において、ジッタの中心値(平均値)からわかる磁気
データのビット間隔24は、本来の磁気データのビット
間隔25より小さい値となっている。よって、磁気デー
タの長さが短い方向にずれていることがわかる。このズ
レは、磁気の書き込み、読み出し共に同じ方向に発生す
るもので、各券処理装置毎に固有の特性を示す。このズ
レ量が大きくなることにより、磁気データ長さの規格か
ら外れ、磁気データの書き込みや読み出しが不可能にな
る。
【0012】次に、本実施の形態の券処理装置1におけ
るジッタの中心値を自動的に補正する方法を説明する。
まず、ビット間隔が正確に書き込まれた磁気データを有
する標準券を券処理装置1のインサータ部10から挿入
し、磁気記録部7まで搬送する。磁気記録部7におい
て、標準券の磁気ストライプからリードヘッド7bで読
み込んだ磁気データの波形は、増幅回路23により増幅
された後、ピーク検出回路22とカウンタ21により磁
気データのビット間隔が測定され、測定されたジッタデ
ータはメモリ20に格納される。
【0013】ここで、メモリ20には、あらかじめ標準
券の磁気データのビット間隔の理論値が格納されてい
る。そして、このあらかじめメモリ20に格納された標
準券の磁気データのビット間隔の理論値と、実際に読み
出した標準券の磁気データのビット間隔の実測値を比較
し、その差を計算し、求められた差をこの券処理装置1
のズレ量としてメモリ20に格納する。制御部17は、
この券処理装置1において磁気データの書き込みおよび
読み出しを行う場合、計算されたズレ量だけデータ位置
を動かすような命令を磁気制御部18に出し、磁気デー
タの書き込みおよび読み出しを行う。
【0014】ある券処理装置1の搬送路3において、標
準券を搬送して磁気記録部7で磁気データの書き込みお
よび読み出しを行う場合と、ホッパ部4あるいは5に収
納された券用紙2を搬送して磁気記録部7で磁気データ
の書き込みおよび読み出しを行う場合、さらには、イン
サータ部10から取り込んだ券用紙を搬送して磁気記録
部7で磁気データの書き込みおよび読み出しを行う場合
のいずれも、ビット間隔のバラツキの傾向は同じであ
る。よって、標準券の磁気データのビット間隔の理論値
と、標準券の磁気データのビット間隔の実測値との差を
この券処理装置1のズレ量として、実際の書き込みおよ
び読み出し時に、このズレ量の分、読み書きのタイミン
グを補正すれば、ビット間隔は正しい値に近づき、磁気
データの長さを安定させることができる。そして、標準
券を用いてズレ量を求める動作を、定期的に行うこと
で、装置の経年変化にも対応することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、磁気デ
ータの正しいビット間隔の値を記憶しておき、前記正し
いビット間隔で磁気データが書き込まれた標準券から読
み出した磁気データのビット間隔を測定して、前記記憶
してある正しいビット間隔の値と測定したビット間隔の
値の差をズレ量として、実際の発券処理時は、このズレ
量の分、ビット間隔を補正しながら磁気データの書き込
みおよび読み出しを行うこととしたので、磁気データの
長さを安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の媒体取扱装置の実施の形態の一例を示
す券処理装置の概略構成図
【図2】券用紙の一例を示す説明図
【図3】本実施の形態の券処理装置の制御ブロック図
【図4】磁気データ長にズレが発生しているジッタデー
タのグラフ
【符号の説明】
2 券用紙 3 搬送路 7 磁気記録部 18 磁気制御部 19 ジッタ測定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体に形成された磁気ストライプに対し
    て磁気データの書き込みおよび読み出しを行う磁気記録
    部を設けた媒体取扱装置において、 磁気データの正しいビット間隔の値を記憶する記憶手段
    と、 前記正しいビット間隔で磁気データが書き込まれた標準
    券から読み出した磁気データのビット間隔を測定する測
    定手段と、 前記記憶手段に記憶されたビット間隔の値と前記測定手
    段で測定したビット間隔の値を比較し、ズレ量を演算す
    る演算手段を備えるとともに、 媒体発行時に、前記演算手段で求めたズレ量の分、ビッ
    ト間隔を補正しながら磁気データの書き込みおよび読み
    出しを行う制御手段を備えたことを特徴とする媒体取扱
    装置。
JP9200197A 1997-07-25 1997-07-25 媒体取扱装置 Pending JPH1145305A (ja)

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JPH1145305A true JPH1145305A (ja) 1999-02-16

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