JPH1142877A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH1142877A
JPH1142877A JP20174597A JP20174597A JPH1142877A JP H1142877 A JPH1142877 A JP H1142877A JP 20174597 A JP20174597 A JP 20174597A JP 20174597 A JP20174597 A JP 20174597A JP H1142877 A JPH1142877 A JP H1142877A
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JP
Japan
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clip
plate
connecting portion
article
projection
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Pending
Application number
JP20174597A
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English (en)
Inventor
Takashi Numao
尾 隆 沼
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に製造することができるとともに、物品
等を簡単に止めることができるクリップを提供する。 【解決手段】 連結部23を境に第1の板体21と第2
の板体22とを互いに対面するように配置するととも
に、少なくとも一方の内面に、いずれか他方の内面側に
膨出する突起24を形成し、該突起24を形成した位置
より前記連結部23側を押圧することにより、前記第1
の板体21と前記第2の板体22の自由端部側に、開口
26を形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクリップに関し、詳
しくは、様々な物品を簡単に止めることができるクリッ
プに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、物品を止め合わすクリップとし
ては、用紙を綴じるものから洗濯挟みあるいは医療用の
端子クリップなど、用途に応じて様々なものが提供され
ている。
【0003】図7は従来から使用されているクリップの
一例を示したものである。このクリップ10では、把持
部を構成する一対の板体1、2と、これら板体1、2を
連結するバネ部材3とからなり、板体1、2は、先端に
形成された棒状部4をバネ部材3の先端に形成された係
止溝5内に挿入することにより、一体に組付けられてい
る。
【0004】このようなクリップ10で物を挟む場合に
は、図8に示したように板体1、2を軽く指でつまめ
ば、開口5内に物品を挟むことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにして物品を綴じる従来のクリップ10の場合は、部
品点数が3つもあり、型成形のためにコスト高になると
ともに、組み立て工程が必要で手間がかかるという問題
があった。
【0006】また、他の構成からなるクリップも市販さ
れているが、いずれも複数の物品を組み合わせたものが
多く、コスト高になることに変わりはなかった。本発明
は上記実情に鑑み、安価に製造することができるととも
に、物品等を簡単に止めることができるクリップを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明では、板体が互いに対面するように配置され、
連結部を境に第1の板体と第2の板体とが形成され、こ
れらの間に物品を挟み込むようにしたクリップであっ
て、前記第1の板体および前記第2の板体のうち、少な
くともいずれか一方の内面にいずれか他方の内面側に膨
出する突起を形成し、該突起を形成した位置より前記連
結部側を押圧することにより、前記第1の板体と前記第
2の板体の自由端部側に物品を挿入するための開口を形
成するようにしたことを特徴としている。
【0008】このような構成によれば、一体ものとして
製造することができ、余分な手間が必要でないので、コ
スト的に安価である。また、前記突起は幅方向に連続し
て、あるいは幅方向に散在して形成すれば良い。このよ
うに形成すれば、連結部側に力を加えることにより、突
起を支点として回動させ、開口を形成することができ
る。
【0009】また、前記板体はバネ鋼等の金属から形成
されていることが好ましい。このように金属から形成す
れば、適宜な締付力と復元力を得ることができる。ま
た、前記板体を合成樹脂から形成することもできる。合
成樹脂で形成すれば、材料費も安価で軽いクリップを提
供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好ましい実施例について説明する。図1は、本発明に
係るクリップ20を示したものである。
【0011】このクリップ20では、金属からなる板体
がプレスにより2つ折りにされ、連結部23を境に第1
の板体21と第2の板体22とが対面しあうように形成
されている。また、連結部23と反対側の離反可能な自
由端部は、適宜な力で当接している。また、連結部23
は、所定の高さを有している。
【0012】さらに、クリップ20では、下側に位置す
る第2の板体22の内面に突起24が幅方向に連続して
形成されている。この突起24は、第1の板体21の回
動支点として作用するが、物品を挟んだときの当接面と
しても作用する。また、この突起24は、力を加えてい
ない状態で第1の板体21の内面に当接していることが
好ましい。さらに、突起24と連結部23との間には、
空間25が画成されている。
【0013】このようなクリップ20は、バネ材等の金
属から形成されている。具体的な材料として、鉄鋼系で
は、高炭素鋼、珪素マンガン鋼、クロム鋼、クロムーバ
ナジウム鋼、その他があり、鉄ーニッケル鋼では、エリ
ンバ、コエリンバなどがある。また、銅系では、燐青
銅、ベリリウム銅などがある。また、チタン、ステンレ
スなどでも良い。
【0014】このような材料から形成されたクリップ2
0では、図2に示したように第1の板体21を外側から
押さえつけると、突起24を支点としてその力により連
結部23に近い部分が下方に沈むとともに自由端部21
a側が上方に跳ね返り、ここに開口26が形成される。
【0015】したがって、この開口26内に用紙27等
を差込んだ後、指先から力を抜けば、図3に示したよう
に、所定の用紙27を止めることができる。一方、用紙
27を取り外したい場合には、クリップ20を再度押し
込めば良い。なお、2つのクリップ20を用いて用紙2
7を止めることもできる。
【0016】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されない。例えば、
このようなクリップは、洗濯挟みなど日常品を挟むもの
としても利用でき、止めるものとして用紙27に限定さ
れない。
【0017】また、上記実施例では、突起24が幅方向
に連続したものを例示したが、この突起24は、直線的
であれば間隔をあけて、散在して配置することもでき
る。また、上記実施例では、バネ鋼等の金属から形成し
ているが、金属に代えて、合成樹脂から形成することも
できる。
【0018】さらに、上記実施例では、突起24を下側
の第2の板体22に形成しているが、図4に示したクリ
ップ20’のように、この突起24を上側の第1の板体
21に形成することもできる。さらに、図5に示したク
リップ40のように、突起24を第1の板体21と第2
の板体22の両方に形成することもできる。また、第1
の板体21および第2の板体22の形状、大きさ、厚
さ、さらには、突起24の大きさ、形状、厚さ、および
連結部23の高さなどは、実施例に何ら限定されない。
【0019】また、図6に示したクリップ50のよう
に、連結部23の壁面に孔31をあけ、この孔31に電
線などを挿入することにより、配線コネクターとしても
利用することができる。例えば、このようなクリップの
構造は、ホルダー心電図用のクリップとして、また大型
のものでは、バッテリー充電機のブースタ・クリップな
どとして適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るクリ
ップによれば、クリップ全体が一つの部材から一体的に
形成されているので、製造コストが安価である。また、
このような構造は、様々な種類のクリップに適用可能で
ある。さらに、金属で形成すれば、プレス加工、曲げ加
工等により簡単に製造することができる。さらに、合成
樹脂で形成すれば、射出成形等により多量に形成するこ
とができ、軽いクリップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るクリップを示し
た斜視図である。
【図2】図2は同実施例に係るクリップの作用を示す断
面図である。
【図3】図3は同実施例に係るクリップの使用状態を示
す斜視図である。
【図4】図4は本発明の第2の実施例によるクリップの
斜視図である。
【図5】図5は本発明の第3の実施例によるクリップの
斜視図である。
【図6】図6は本発明の第4の実施例によるクリップの
斜視図である。
【図7】図7は従来のクリップの一部分解斜視図であ
る。
【図8】図8は従来のクリップの作用を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
20、20’、40、50 クリップ 21 第1の板体 22 第2の板体 23 連結部 24 突起 25 空間 26 開口 27 用紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板体が互いに対面するように配置され、
    連結部を境に第1の板体と第2の板体とが形成され、こ
    れらの間に物品を挟み込むようにしたクリップであっ
    て、 前記第1の板体および前記第2の板体のうち、少なくと
    もいずれか一方の内面にいずれか他方の内面側に膨出す
    る突起を形成し、該突起を形成した位置より前記連結部
    側を押圧することにより、前記第1の板体と前記第2の
    板体の自由端部側に物品を挿入するための開口を形成す
    るようにしたことを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】 前記突起が幅方向に連続して形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
  3. 【請求項3】 前記突起が幅方向に散在して形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
  4. 【請求項4】 前記板体が金属から形成されていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のクリ
    ップ。
  5. 【請求項5】 前記板体が合成樹脂から形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    クリップ。
JP20174597A 1997-07-28 1997-07-28 クリップ Pending JPH1142877A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20174597A JPH1142877A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 クリップ

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JP20174597A JPH1142877A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 クリップ

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JPH1142877A true JPH1142877A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16446248

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JP20174597A Pending JPH1142877A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 クリップ

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JP (1) JPH1142877A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002274088A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Wild Gear:Kk 合成樹脂製クリップの製造方法及び合成樹脂製クリップ
KR200475055Y1 (ko) * 2014-02-18 2014-11-03 강대은 챙 장식용 악세사리

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JP2002274088A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Wild Gear:Kk 合成樹脂製クリップの製造方法及び合成樹脂製クリップ
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