JPH1142838A - チェックマークの印字条件設定方法及び印字装置 - Google Patents

チェックマークの印字条件設定方法及び印字装置

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JPH1142838A
JPH1142838A JP9215922A JP21592297A JPH1142838A JP H1142838 A JPH1142838 A JP H1142838A JP 9215922 A JP9215922 A JP 9215922A JP 21592297 A JP21592297 A JP 21592297A JP H1142838 A JPH1142838 A JP H1142838A
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    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の文字等を印字後に、印字不良か否かを
判定するためのチェックマークを印字する印字装置のハ
ード面で個々に違いがあっても、反射型センサの検出に
とって適切なサイズと大きさとを持ったチェックマーク
を印字することを可能とするチェックマークの印字条件
設定方法とその方法を実行可能な印字装置とを提供す
る。 【解決手段】 チェックマークの位置と、サイズとを設
定用の複数のマークが印字されてあるチェックシートか
ら、各々のマークの反射光量を反射型センサで読み取
り、チェックマークの最適な位置、最適な高さ、最適な
幅を選定し(S115〜119)、それらをEEPRO
Mに記憶する(S121)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタやファク
シミリ等の機器に備えられる印字装置が印字するチェッ
クマークの印字条件設定方法、及びその印字装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタやファクシミリ等の機器
の印字装置として、多数のノズルを備えたインクジェッ
ト型の印字ヘッドを備えたものが知られている。この種
の印字装置においては、印字回数を積算したり、インク
タンクの残量を直接検出する等してインクが空になった
ことを検出する技術が知られている。そして、インクが
ほぼ空になったと判断されるときにインクカートリッジ
の交換を促すメッセージを表示するなどして、インク切
れによる印字不良を防止する様にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
が十分に残っていてもノズルの目詰まり等によって印字
品質が低下することがある。インク切れを検出するため
の上記従来技術では、この様な、ノズルの目詰まり等の
原因による印字品質の低下を検知することができず、品
質不良のままで印字が続行されてしまうという問題があ
る。
【0004】特に、ファクシミリにおいては、印字すべ
きデータは外部から送信されて来るものであり、一旦印
字してしまうと当該受信データは消えてしまうため、印
字品質が不良である場合に再度印字し直すということが
できない。
【0005】そこで、インク切れだけでなくノズルの目
詰まり等による品質低下をもチェックを可能にするため
に、次の印字装置、即ち、用紙の余白部分の予め設定さ
れた位置に予め設定されたサイズのチェックマークを印
字し、該チェックマークに対して光を照射したときの反
射光を反射型センサで検出し、該反射型センサの検出信
号をしきい値と比較し、該検出信号が前記しきい値より
も白レベル側であるときは印字不良が発生していると判
定する様に構成された印字装置が考えられる。それに関
連した発明を本願出願人は、平成9年6月7日に出願し
た。
【0006】しかしながら、上記印字装置の個々におい
て、チェックマークのサイズと、搬送用紙内に占めるチ
ェックマークの位置とを、それらの装置に共通した固定
データによって印字すると、印字装置各々のハード面で
の微妙な違い、例えば、反射型センサの取付位置のズレ
や、印字ヘッドに対する用紙搬送位置の微妙な差異によ
って、チェックマークを、センサの最適な検出位置で検
知できない場合がある。この場合、チェックマークの位
置が適切でないために、センサがチェックマークの濃度
を適切に検出できず、印字不良でないのに、印字不良が
発生したと判定される虞がある。これに対して、チェッ
クマークを大きくすることも考えられるが、チェックマ
ークは、本来目立たつべきものでないために、その手法
も有効でない。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、印字装置の個々に違いがあっても、
反射型センサの検出にとって適切な用紙内位置と、サイ
ズとを持ったチェックマークを印字可能にするチェック
マークの印字条件設定方法と、その方法を実行可能な印
字装置とを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する請
求項1の本発明のチェックマークの印字条件設定方法
は、用紙の余白部分の予め設定された位置に予め設定さ
れたサイズのチェックマークを印字し、該チェックマー
クに対して光を照射したときの反射光を反射型センサで
検出し、該反射型センサの検出信号をしきい値と比較
し、該検出信号が前記しきい値よりも白レベル側である
ときは印字不良が発生していると判定する様に構成され
た印字装置に対して、該印字装置に備えられた書き換え
可能な不揮発性記憶手段に前記チェックマークの印字条
件として、該チェックマークの用紙側縁からの印字位置
及び印字サイズを設定する、チェックマークの印字条件
設定方法であって、印字サイズを同じにして用紙側縁か
らの印字位置を変えた複数個の位置設定用マークと、用
紙側縁からの印字位置を同じにして印字サイズを変えた
複数個のサイズ設定用マークとを用紙搬送方向にそれぞ
れ離して印字したチェックシートを、該各位置設定用マ
ーク及び該各サイズ設定用マークが前記反射型センサに
よる検出位置に順次到達するように、搬送し、前記複数
の位置設定用マークの内、黒レベルに最も近い検出信号
が得られたものの用紙側縁からの印字位置を前記チェッ
クマークの用紙側縁からの印字位置として前記不揮発性
記憶手段に記憶すると共に、前記複数のサイズ設定用マ
ークの内、実質的に黒レベルであるということができる
検出信号が得られたものの中で最小サイズとなるものの
印字サイズを前記チェックマークの印字サイズとして前
記不揮発性記憶手段に記憶する工程を有する。
【0009】上記の本発明の方法によれば、チェックマ
ークの位置とサイズとは、予め固定されたものでなく、
個々の印字装置において、実際の印字処理時と全く同様
に、用紙の搬送機能や反射型センサが機能する条件下
で、複数の位置設定用マークと複数のサイズ設定用マー
クの中から、最善のものが選択され、上記不揮発性記憶
手段に記憶・設定される。従って、実際の印字実行時に
は、反射型センサが、極めて良好な条件(位置とサイ
ズ)のチェックマークを検出することができる。
【0010】位置設定用マークの選択で、上記の方法を
採用するのは、このマークは、良好な印字が実行された
時のチェックマークに対応するものであり(サイズ設定
用マークも同じ)、それ故、最も印字濃度が濃いものと
して検出されることが望まれるからである。サイズ設定
用マークの選択で、上記の方法を採用するのは、チェッ
クマーク自体は、印字不良判定以外には不要な物であ
り、できるだけ目立たず小さい方が良いが、一方で、印
字不良判定において印字が良好な場合のチェックマーク
に対応するこのマークは、その判定時点では濃度濃く検
出されることが望まれるものであり、両者のバランスを
考慮したからである。
【0011】前記目的を達成する請求項2記載の本発明
は、用紙を所定の搬送経路に沿って搬送する紙送り手段
と、前記搬送経路内の印字位置に配置され、多数のノズ
ルを有するインクジェット型の印字ヘッドと、外部から
入力される印字データに基づき、前記印字ヘッド及び前
記紙送り手段を駆動して、用紙に対する印字を実行する
印字実行手段と、該印字実行手段が印字を実行した後、
前記紙送り手段により前記用紙をさらに排出方向に送る
と共に、前記各ノズルの全てからインクを吐出させる様
に前記印字ヘッドを駆動して、前記用紙の余白部分にお
いて予め設定された印字位置に予め設定された印字サイ
ズのチェックマークを印字するチェックマーク印字手段
と、発光素子と受光素子とを有し、前記印字位置と排出
口との間の検出位置に設けられる反射型センサと、前記
検出位置に前記チェックマークが到達しているときに前
記発光素子を発光させ、このときの前記受光素子の検出
信号としきい値とを比較し、該検出信号が前記しきい値
よりも白レベルに近い場合に印字不良と判定する印字不
良判定手段とを備えた印字装置であって、前記チェック
マークの印字位置及び印字サイズの設定値を記憶する書
き換え可能な不揮発性記憶手段と、印字サイズを同じに
して用紙側縁からの印字位置を変えた複数個の位置設定
用マークを用紙搬送方向にそれぞれ離して印字したチェ
ックシートにおける該各位置設定用マークの該印字サイ
ズと、用紙搬送方向の印字位置と、用紙側縁からの印字
位置とを記憶する位置設定用マーク情報記憶手段と、用
紙側縁からの印字位置を同じにして印字サイズを変えた
複数個のサイズ設定用マークを用紙搬送方向にそれぞれ
離して印字したチェックシートにおける該サイズ設定用
マークの用紙縁側からの該印字位置と、用紙搬送方向の
印字位置と、印字サイズとを記憶するサイズ設定用マー
ク情報記憶手段と、前記位置設定用マーク情報記憶手段
の記憶内容を参照して、前記各位置設定用マークを、前
記紙送り手段により前記反射型センサの検出位置に順次
到達させ、黒レベルに最も近い検出信号を与えた位置設
定用マークの用紙側縁からの印字位置を前記チェックマ
ークの用紙側縁からの印字位置として前記不揮発性記憶
手段に記憶させるチェックマーク印字位置設定手段と、
前記サイズ設定用マーク情報記憶手段の記憶内容を参照
して、前記各サイズ設定用マークを、前記紙送り手段に
より前記反射型センサの検出位置に順次到達させ、実質
的に黒レベルであるということができる検出信号を与え
たサイズ設定用マークの中で最小サイズとなるサイズ設
定用マークの印字サイズを前記チェックマークの印字サ
イズとして前記不揮発性記憶手段に記憶させるチェック
マーク印字サイズ設定手段とを備え、前記チェックマー
ク印字手段は、前記不揮発性記憶手段の記憶内容に従っ
て前記チェックマークの印字を実行する様に構成された
ことを特徴とする。
【0012】この印字装置によれば、上記本発明の方法
を実行可能である。即ち、位置設定用マーク情報記憶手
段に記憶されている複数の位置設定マークの中から、チ
ェックマーク印字位置設定手段によって、チェックマー
クの用紙側縁からの最善の位置を不揮発性記憶手段に記
憶し、また、サイズ設定用マーク記憶手段に記憶されて
いる複数のサイズ設定用マークの中から、チェックマー
ク印字サイズ設定手段によって、チェックマークの最善
のサイズを不揮発性記憶手段に記憶可能である。
【0013】請求項3記載の本発明は、前記位置設定用
マーク情報記憶手段と、前記サイズ設定用マーク情報記
憶手段の記憶内容に従って、前記紙送り手段及び前記印
字ヘッドを駆動し、前記位置設定用マーク及び前記サイ
ズ設定用マークを印字したチェックシートを作成するチ
ェックシート作成手段を更に備えたことを特徴とする上
記印字装置である。この印字装置は、チェックシート作
成手段によって自ら、チェックシートを作成することが
でき、それを利用して、選択可能な範囲の中で最善の、
チェックマークの位置とサイズとを設定できる。従って
チェックシートを別途用意する必要がない。
【0014】請求項4記載の本発明は、チェックシート
作成手段を更に備えた印字装置において、前記チェック
マーク印字位置設定手段によって記憶された位置設定用
マークの用紙側縁からの印字位置を、サイズ設定用マー
ク情報記憶手段に、サイズ設定用マークの、用紙側縁か
らの印字位置として設定する設定手段を備えたことを特
徴とする。この印字装置によれば、まず、シートに複数
の位置設定用マークをチェックシート作成手段を利用し
て印字し、それらの中から、最善の用紙縁側からの印字
位置を選ぶ。その最善の印字位置を持った複数のサイズ
設定用マークを、サイズ設定用マーク情報記憶手段に基
づきチェックシート作成手段を利用して印字し、それら
の中から、最善のサイズを選択することができる。即
ち、チェックマークの複数の条件(上記位置とサイズ)
の最善のものが別々に選択されるのではなく、関連を持
って選択されるので、より良い条件が設定できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施の形態によっ
て説明する。以下、マルチファンクション・デバイスに
ついて具体化した実施の形態につき図面を参照しつつ詳
細に説明する。なお、マルチファンクション・デバイス
とは、例えば、複写機能、留守番電話機能、電話機能、
ファクシミリ機能、読み取り機能、プリント機能等の多
目的機能を備えた装置をいうが、必ずしもこれら機能を
全て有している必要はなく、また、これら以外の機能を
有していてもよい。もっとも、本発明を実施するに当た
っては、マルチファンクション・デバイスに限らず、フ
ァクシミリ専用装置等に適用しても構わない。
【0016】図1は、本実施の形態に係るマルチファン
クション・デバイスの外観斜視図である。このマルチフ
ァンクション・デバイス1は図示の様な装置本体2を有
する。この装置本体2の上面には、操作パネルユニット
5が配設されている。かかる操作パネルユニット5の左
側後方位置には、表示装置としての液晶ディスプレイ6
が配設されている。
【0017】詳細には、操作パネルユニット5の左側に
は、ダイヤル入力を行うためのダイヤルボタン7が配置
されている。このダイヤルボタン7は、「1」〜「0」
の数値ボタンの他に、アスタリスク「*」、シャープ
「#」といったボタンも含んでいる。また、操作パネル
ユニット5の右側には、その手前位置から後方位置に向
かって、操作を停止するためのストップキー8、操作を
開始するためのスタートキー9、本装置をカラーコピー
機として使用するためのカラーコピー操作用キー10、
本装置をカラープリンタとして使用するためのカラープ
リンタ操作用キー11、本装置を留守番電話機として使
用するための留守番電話機能キー12が配設されてい
る。
【0018】また、操作パネルユニット5の中央には、
ダイヤル操作を簡便化するためのワンタッチダイヤルキ
ー13、本装置をファクシミリとして使用するためのフ
ァクシミリ操作用キー14が配設されている。利用者が
これらキー7,8,9,10,11,12,13,14
を適宜操作することにより、本装置をマルチファンクシ
ョン・デバイスとして機能させることができる。
【0019】また、操作パネルユニット5の後方位置に
は、これから読み取られる原稿を、積層した状態でスタ
ックする原稿スタック部15が設けられている。この原
稿スタック部15の後方位置には、さらに、未記録の記
録用紙を積層した状態でスタックする用紙送り部16が
設けられている。
【0020】また、操作パネルユニット5の手前側位置
には、読み取られた原稿を積層した状態でスタックする
原稿スタッカ17が設けられている。そして、この原稿
スタッカ17の下方には、記録済みの用紙を積層した状
態でスタックする記録済み用紙スタッカ18が設けられ
ている。
【0021】前記原稿スタック部15と原稿スタッカ1
7との間を搬送される原稿は、図2に示されるように、
マルチファンクション・デバイス1の装置本体2の内
部、すなわち、操作パネルユニット5の下側の案内通路
19に沿って搬送されるようになっている。具体的に
は、操作パネルユニット5の下方には、案内通路19に
沿って原稿分離用ローラ20及びこの原稿分離用ローラ
20に対向当接する分離片21が配設されている。ま
た、この原稿分離用ローラ20の下流側には、上下一対
の案内ローラ22が配設されている。そして、更に、案
内ローラ22の下流側には、原稿スタッカ17の手前に
位置する様に、上下一対の案内ローラ23が配設されて
いる。これらの構成により、原稿スタック部15で積層
された原稿は、原稿分離用ローラ20と分離片21とに
よって一枚ずつ分離され、案内ローラ22,23によっ
て、テンションを付与されながら下流側に向かって搬送
される。そして、下流側に向かって搬送される原稿は、
装置本体2の内部前方側に配設された読取装置24によ
って読み取られる。
【0022】案内ローラ22,23の間には、読取位置
25が設定されている。この読取位置25にある原稿面
の情報が、光電変換素子としての読取装置24によって
読み取られる。この読取装置24は、光源としてのラン
プL1、第1反射ミラー26、複数の反射ミラー等を含
む光学系27及びCCD装置28を備えている。CCD
装置28は、CCD29を実装した基板30によって構
成されている。
【0023】従って、案内通路19に沿って搬送された
原稿は、ランプL1によって読取位置25で光を照射さ
れ、この原稿面からの反射光は、反射ミラー26、光学
系27を介してCCD29に入力される。CCD29を
実装した基板30を装置本体2の上方側に配置した理由
は、読取装置24(CCD装置28)が上方側に配置さ
れることになって、読み取り用の原稿の取り扱いが簡便
になるからである。
【0024】また、装置本体2内部の読取装置24の後
方には、印字機構IKが配設されている。この印字機構
IKは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)及びブラック(K)の各色のインクを収納したイ
ンクカートリッジと、用紙送り部16から搬送された用
紙面にカラー画像を記録するためのインクジェットヘッ
ドIDを備えている。この印字機構IKは、いわゆるシ
リアル印字タイプであって、シリアル方式でカラー画像
を用紙面に記録することができる。すなわち、インクジ
ェットヘッドIDは、装置本体2の左右方向に移動しな
がら、用紙面上の一ライン分カラー画像を記録するとと
もに、一ラインのカラー画像の記録が完了すると、次の
一ラインだけ搬送し、再びその一ラインのカラー画像を
記録できるように構成されている。
【0025】用紙送り部16でスタックされた未記録の
記録用紙は、図2,図3に示す様に、紙送りローラ4
1,42.,43によって所定の搬送経路45に沿って
一枚ずつ、記録済み用紙スタッカ18へと搬送されてい
く。また、印字機構IKのインクジェットヘッドIDに
対面すると共にキャリッジバー46に沿って伸びる様に
プラテン47が取り付けられている。このプラテン47
上に設定される印字位置48に記録用紙が来たとき、上
述の印字機構IKのシリアル印字機能により、印字が実
行される。なお、プリンタ或いは複写機として機能する
ときはカラーにて印字がなされ、ファクシミリ機能に伴
う印字出力の際にはモノクロで印字が実行される。
【0026】また、本実施の形態では、特に、図2,図
4に示す様に、紙送りローラ41〜43の内、用紙排出
口44近くに配置された最後の紙送りローラ43の軸に
対面する位置に、反射型センサ51が取り付けられてい
る。この反射型センサ51は発光素子(LED)と、受
光素子とを有するもので、後述するインクエンプティ判
定やペーパージャム判定等を実施する際の判定データ等
を取得するために取り付けられている。
【0027】次に、本実施の形態におけるファクシミリ
機能部分の制御系について説明する。ファクシミリ機能
部分の制御系は、図5に示す様に、CPU,EERO
M,RAM等を備えているマイクロコンピュータ61を
中心に、主要な要素として、液晶ディスプレイ6、スト
ップスイッチ8、スタートスイッチ9、インクジェット
ヘッドID、反射型センサ51のLED52及び受光素
子53、紙送りモータ62、キャリッジモータ63、受
信メモリ64、モデム65及び電話回線66等によって
構成されている。
【0028】かかる制御系を有するマルチファンクショ
ン・デバイスにおいて、印字不良を判定するためにチェ
ックマークを印字するが、本実施の形態では、その位置
とサイズとを適切に設定可能である。その設定方法を説
明する前に、上記デバイスを利用して、印字不良か否か
を判定する過程を含む一連の処理を説明する。
【0029】モデム65及び電話回線66を介してファ
クシミリデータが着信すると、図6〜図8に示す様に、
まず、データを受信メモリ64に一旦蓄積する(ステッ
プS1。以下、S1等とステップ番号のみを記す。)。
そして、受信メモリ64への印字データの蓄積が完了す
ると、LED52をOFFにした状態での受光素子53
の検出信号Qoff を入力し、LEDOFF時の検出電圧
Voff が1.5V以上あるか否かを判定する(S3)。
なお、本処理では、紙送りローラ43の表面を黒くする
ことで次に述べるペーパージャム検出を行う構成を採用
しており、外からの光が全く侵入しない場合には、LE
DOFF時の検出電圧Voff は黒レベル=5Vが出力さ
れる様に設計されている。また、本処理の反射型センサ
51は、白レベル=1Vが出力される様に設計されてお
り、経年劣化等がないときのダイナミックレンジは4V
となる。
【0030】Voff <1.5Vの場合は(S3:N
O)、外の光が強すぎて、後述のペーパージャムやイン
クエンプティの判定ができない状態と判断できるので、
印字動作を開始することなく、液晶ディスプレイ6に
「受信中・・・」というメッセージを表示する(S
5)。このメッセージを表示することで、未だ印字して
いない受信データが存在していることを利用者に知らせ
ることができる。そして、利用者によってスタートスイ
ッチ9が操作されるのを待つ(S7)。スタートスイッ
チ9が押された場合は(S7:YES)、強制印字指令
がなされたものと判定し、強制印字を開始する(S
9)。通常のファクシミリ装置では、受信データを印字
するとこれを消去する様に構成されているが、本処理で
は、強制印字後も受信メモリ64に蓄積された印字デー
タをそのまま保持する。そして、スタートスイッチ9と
ストップスイッチ8を同時に押下するなどの所定のリセ
ット指令がなされて始めて、印字済みの受信データを受
信メモリ64から削除する(S11,S13)。
【0031】一方、Voff ≧1.5Vのときは(S3:
YES)、紙送りモータ62を駆動して記録紙ストック
部16から1枚の記録紙を印字位置48へと搬送し始め
る(S21)。そして、ペーパージャムが発生していな
いか否かを判定し(S23)、ペーパージャムが生じた
場合には(S23:YES)、「紙送りエラー処理」を
実行する(S25)。
【0032】S23におけるペーパージャムの判定は、
具体的には、LED52をONにすると共に、受光素子
53の検出信号Qonを入力し、LEDON時の検出電圧
Vonが所定値以上低下したか否かによって判定する。よ
り具体的には、予め設定した所定時間T0 を経過しても
Vonが所定値以上低下しないとき、ペーパージャムが生
じたものと判定する。
【0033】また、S25の「紙送りエラー処理」とし
ては、具体的には、紙送りモータ62を停止すると共
に、液晶ディスプレイ6に「紙送りエラー」のメッセー
ジを表示する。この後は、利用者によってジャムを起こ
した記録紙が取り除かれてスタートスイッチ9が押され
るのを待つ(S27)。
【0034】正常に紙送りがなされている場合は、受信
メモリ64から印字データを読み出し(S31)、紙送
りモータ62、キャリッジモータ63及び印字ヘッドI
Dを駆動して印字を実行する(S33)。そして、1ペ
ージ分の印字が完了したら、チェックマーク印字前処理
を実行する(S35)。具体的には、印字範囲72(図
9参照)よりもさらに後方所定位置(図9の符号73で
示される位置)が印字位置48に来る様に紙送りモータ
62をさらに所定量だけ回転させて停止する動作を行
う。
【0035】そして、インクジェットヘッドID及びキ
ャリッジモータ63を駆動して、図9に示す様なチェッ
クマーク71を印字する(S37)。このとき、印字ヘ
ッドIDに対しては、全てのインクジェットノズルから
インクを吐出する様に駆動信号を与える。そして、この
状態でキャリッジモータ63を所定量だけ駆動して印字
ヘッドIDを左右方向に所定距離だけ移動させる。この
結果、インク切れ等のない正常な状態では、図9に示す
様な正方形の中をべた塗りしたチェックマーク71が印
字される。
【0036】こうしてチェックマーク71の印字が完了
したら、次に、地色部分セッティング処理を実行する
(S41)。具体的には、紙送りモータ62をさらに所
定量だけ回転させて、受光素子53の対面の検出位置5
4に、印字範囲72とチェックマーク印字位置73の中
間に存在する「用紙の地の色の部分74」を位置させる
ように記録紙をセットする。
【0037】そして、まず、LED52を最大光量とな
る様にデューティ100%で発光させ、このときの受光
素子53の検出電圧Vmax が1V以下になっているか否
かを判定する(S43)。ここで、Vmax ≦1Vになっ
ているときは(S43:YES)、LED52に対して
パルス幅変調(PWM制御)を行って光量を増減させつ
つ検出電圧Vpwm を1Vに収束させる(S45)。そし
て、検出電圧Vpwm を1Vに収束させたときのデューテ
ィ比Dpwm をLED52に対する制御値Donとして設定
すると共に、白レベル電圧Vwhite =1Vと設定する
(S47)。これにより、受光素子53が、現在使用さ
れている記録紙の地色を白レベルとする出力状態に調整
される。
【0038】次に、LED52をOFFにし、このとき
の受光素子53の検出電圧Voff2を黒レベルに対応する
電圧Vblack として記憶する(S49)。そして、この
時点における実際のダイナミックレンジ=Vblack −V
white に基づく下記のしきい値を決定する(S50)。
【0039】
【数1】(しきい値) = (Vblack −Vwhite )×
CNST.+Vwhite
【0040】なお、CNST.は1より小さい定数であ
り、本実施の形態ではCNST.=0.7としている。
【0041】その後、S47で設定したDon=Dpwm に
てLED52を発光させると共に(S51)、紙送りモ
ータ62をさらに回転させて記録紙を排出方向へ送りな
がら、受光素子53による検出電圧Vsensを入力する
(S53)。そして、予め設定してある量だけ紙送りを
実行しても検出電圧Vsensに所定の立ち上がりエッジが
検出されないときは(S55:NO)、以下の処理を行
わずS71にジャンプする。
【0042】一方、所定の立ち上がりエッジが検出され
たら(S55:YES)、その時点から所定量だけ紙送
りモータ62を回転させた後一旦停止し(S57)、こ
のときの検出電圧VsensをRAMに記憶する(S5
9)。そして、S57,S59の処理を4回繰り返した
後(S61:YES)、さらに紙送りモータ62を駆動
して記録紙をスタッカ18に排出すると共に(S6
3)、4回の検出電圧Vsensの平均値を求め、チェック
マーク71に対する検出電圧Vmarkを得る(S65)。
そして、下記式にてインクエンプティ等による印字不良
が発生しているか否かを判定する(S67)。
【0043】
【数2】(1)印字不良: Vmark < (しきい値) (2)印字良好: Vmark ≧ (しきい値)
【0044】こうして、S67で印字不良が発生してい
ると判定された場合は(S67:YES)、液晶ディス
プレイ6にインクジェットヘッドIDのパージ実行を促
す文言からなる「パージ指令メッセージ」を表示する
(S71)。このときも、前記S3→S5と進んだとき
と同じく、今回印字したページを含め、受信メモリのデ
ータは消去されずにそのまま保持される。なお、印字不
良が発生していないと判定された場合は(S67:N
O)、受信データを削除して次ページの印字を実行する
(S69→S31)。
【0045】「パージ指令メッセージ」を液晶ディスプ
レイ6に表示した後は、前記S7に移行し、スタートス
イッチ9が押されるのを待って強制印字を開始する(S
9)。受信メモリ64に蓄積された印字データは、所定
のリセット指令がなされて始めて受信メモリ64から削
除される(S11,S13)。
【0046】一方、図7のS43の判断結果がNOの場
合、即ち、Vmax >1Vと判定されたときは、さらに、
Vmax が1Vより大きい所定のしきい値Aよりも大きい
か否かを判定する(S81)。しきい値Aには、例え
ば、A=2.5*V 、あるいは、A=0.7*Vblack
(Vblack は、これ以前にS49で記憶された値。デフ
ォルト値は5V。)の様に、正常な場合に白レベルとし
て得られるべき1Vに対して、黒レベル側にかなり近付
いてしまったと判定できる様な値を予め設定しておく。
【0047】ここで、Vmax ≦Aと判定された場合は
(S81:NO)、Don=Dmax を設定すると共に、V
white =Vmax を設定し(S83)、前記S49に移行
する。一方、Vmax >Aと判定された場合は(S81:
YES)、液晶ディスプレイ6に「センサ不良」という
メッセージを表示し(S85)、前記S7へとジャンプ
する。これにより、後続ページの印字が停止される。最
大光量でLED52を発光させたときの検出電圧Vmax
が黒レベルに近付き過ぎているということは(Vmax >
A)、十分なダイナミックレンジをとることができず、
S55やS67の判定が正しく実行されないおそれがあ
るからである。この様な状態が発生する原因としては、
例えば、受光素子53の受光面がインクで汚れたりした
場合をあげることができる。
【0048】この様に、本処理では、記録用紙にファク
シミリデータを印字出力した後、印字範囲から所定距離
後方へ離れた位置に、インクジェットヘッドIDの全ノ
ズルからインクを吐出させることにより、正常ならばべ
た塗り正方形となるべきチェックマーク71を印字し
(S35,S37)、このチェックマーク71からの反
射光に基づいて印字不良が発生しているか否かを判定し
ている(S67)。かかる構成を採用した結果、まず、
インクエンプティの状態であれば、チェックマーク全体
の色がかすれることから数2の(1)の方の式が成立
し、インクエンプティに起因する印字不良の発生を見逃
さない。一方、インクエンプティではないもののノズル
の目詰まりが生じているという様な場合には、上述の様
なチェックマーク71に一部欠落が生じることから、こ
れもチェックマーク全体の反射光の強さが弱くなって数
2の(1)の方の式が成立するので、やはり、印字不良
を見逃すことがない。よって、本処理によれば、インク
エンプティの状態だけでなく、インクジェットヘッド特
有の問題であるノズルの目詰まりによる印字不良をも見
逃すことがない。
【0049】以上のような処理で印字不良が判定可能な
印字装置において、チェックマーク71が正常に印字さ
れた場合に、チェックマーク71の位置やサイズの影響
を受けずに、そのマークを検出した反射型センサ51に
できる限り理想的な黒レベル信号(5ボルト)を出力さ
せる目的で、チェックマーク71の用紙側縁からの位置
と、サイズとを適切にできる。
【0050】その設定方法についての実施の形態を以下
で詳細に説明する。本設定方法では、前記処理では、正
方形とされていた矩形のチェックマーク71のサイズ
と、チェックマーク71の用紙側縁からの位置とを適切
な値に設定する。上記サイズとは、用紙の搬送方向に沿
う長さを意味する高さと、用紙の搬送方向に垂直な方向
に沿う長さとを意味する幅である。上記位置とは、チェ
ックマーク71の用紙側縁からの距離(以下、「サイド
離間距離」と称する)を意味する。
【0051】本設定方法では、図10(A)に示すよう
なチェックシートが使用される。このチェックシート
は、概略的には、表面に多種類のべた塗りマークa1〜
a13が印刷された構成をしており、所望の文字等の印
字用の用紙と同様にして、上記印字装置において反射型
51センサの検出位置に搬送され、そのマークa1〜a
13の各々に発したLED52からの光の反射光量を受
光素子53で検出して、この出力電圧を参照して、上記
した目的(前々段落参照)にとってより良いチェックマ
ーク71のサイド離間距離とサイズとを決定するための
ものである。尚、以下、チェックマークではなくマーク
と記したら、位置又はサイズ設定用のチェックマークを
指す。このチェックシートの構成は、詳しくは、マーク
a1〜a13がチェックシートの搬送方向に沿って配列
しており、そのうちマークa1〜a5は、いずれも高さ
H、幅W(=H)の正方形のべた塗りマークであり、サ
イド離間距離としてそれぞれf1,f2,f3,f4,
f5(但し、f1<f2<f3<f4<f5)を有し
て、印字されている。なお、マークa1〜a13のサイ
ド離間距離、高さ、幅のデータを図10(B)に示す。
マークa1〜a5は、上記した目的にとって、より良い
サイド離間距離を求めるための選択肢として機能するも
の(つまり、本発明にいう「位置設定用マーク」の一
例)である。
【0052】マークa6、a7、a8、a9は、いずれ
もサイド離間距離f3、及び幅W(=H)を有してお
り、高さは、それぞれh1、h2、h3、h4(但し、
h1<h2<H<h3<h4)を有している。マークa
6〜a9とマークa3とは、前記の目的のために、より
良いチェックマーク71の高さを選定するためのもの
(つまり、本発明に云う「サイズ設定用マーク」の一
例)である。なお、マークa6〜a9だけでなく、前記
位置設定用マークの一つであるマークa3もサイズ設定
用マークであるのは、マークa3は、マークa6〜a9
のそれぞれとサイド離間距離が同一で、高さが異なり、
高さの選択肢の一つとなりうるものだからである。
【0053】マークa10、a11、a12、a13
は、いずれもサイド離間距離f3、及び高さH(=W)
を有しており、幅は、それぞれw1、w2、w3、w4
(但し、w1<w2<W<w3<w4)を有している。
マークa10〜a13とマークa3とは、前記の目的の
ために、より良いチェックマーク71の幅を選定するた
めのもの(つまり、これらも、本発明に云う「サイズ設
定用マーク」の一例)である。なお、それぞれのマーク
は、図示したものでは、等間隔に配置されている。
【0054】上記チェックシートを利用する本設定処理
は、図5に示したマイクロコンピュータ61によって制
御されて実行される。そのマイクロコンピュータ61
は、図5よりも詳しく示すと、図11のように表され
る。即ち、CPU111と、RAM112と、書き換え
可能なEEPROM113と、ROM114と、各種I
/Oポート115(便宜上図には、1つで示した)がバ
ス116を介して接続されている。そのEEPROM1
13には、チェックマーク71の用紙に印字されるべき
位置とサイズとを記憶可能であり、ROM114は、図
6〜図8で説明した印字等を実行するデータ(但し、チ
ェックマーク71の用紙に印字されるべき位置とサイズ
に関するデータは除く)を記憶した領域114Aと、上
記位置及びサイズを決定すべき各種のデータを記憶した
領域(この領域の一部が、本発明に云う「位置設定用マ
ーク情報記憶手段」及び「サイズ設定用マーク情報記憶
手段」として機能する)114Bと、その他の種々のデ
ータを記憶した領域114Cとからなる。
【0055】本設定方法は、図12〜図14に示される
処理にて実行される。この処理は、まず、上記のチェッ
クシートを原稿スタック部15にセットして、例えば、
この処理の開始操作、例えば、シャープボタンを3度押
して、スタートする。開始操作がなされると、図6〜図
8で示した所望の文字を印字するような処理(以下、
「通常の印字処理」という)と同様に、原稿スタッカ1
7に向けてのチェックシートの搬送が開始される(S1
01)。チェックシートを、以下で定義するある量L1
だけ搬送して、チェックシートのマークa1を、反射型
センサ51の検出位置に到達させることに対応する分だ
け、紙送りモータ62を所定量R1回転させる(S10
3)。上記L1は、以下のように決定される。通常の印
字処理時には、紙送りモータ62をある時点からNステ
ップ送った場合に、チェックマーク印字位置73上のチ
ェックマーク71が、反射型センサ51の検出位置に到
達するものとすると、チェックシート上では、マークa
1は、用紙の位置73のnステップ前に位置するように
印字されているので、上記所定量L1は、N−nステッ
プに相当する。なお、上記ステップとは、紙送りモータ
62の一送りを意味し、N,nはある整数である。
【0056】次いで、CPU111は、チェックシート
に向けてLED52が発した光の反射光に基づく検出電
圧Vsensを読んでも、所定の立ち上がりエッジを検出で
きないときは(S105:NO)、紙詰まりが起きたと
判断して、紙送りエラー処理を実行する(S107)。
つまり、紙送りモータ62を停止すると共に、液晶ディ
スプレイ6に「紙送りエラー」のメッセージを表示す
る。
【0057】一方、検出電圧に所定の立ち上がりエッジ
が検出された場合は(S105:YES)、平均検出電
圧算定記憶処理、つまりマークa1からの平均反射光量
に対応する平均検出電圧を算定してRAM112に記憶
する処理を実行する。その処理は、詳しくは、図13に
示すように、エッジ検出時点から、わずかな量R2だけ
紙送りモータ62を回転させた後一旦停止し(S20
1)、このときLED52を発光させて得られる反射型
センサ51の検出電圧VsensをRAM112に記憶する
(S203)。そして、S201,S203の処理の実
行が4回未満ならば(S205:NO)、それらの処理
を4回繰り返し、4回繰り返し後(S205:YE
S)、4回の検出電圧Vsensの平均値を求め、検出して
いるマークの平均検出電圧Vaverを得、マークに対応さ
せてその平均検出電圧をRAM112に記憶する(S2
07)。
【0058】その後、図12に示したメインルーチンに
戻り、13個あるマークの全てに対して平均検出電圧V
averを得たか判断し(S111)、全てについて得てい
ない場合は(S111:NO)、以下に定義するある量
L3の紙送りを実行することに対応する分、紙送りモー
タ62を所定量R3回転させ(S113)、その後、前
記S105に戻り、隣接するマーク(次のマーク)の平
均検出電圧Vaverを求める。こうした処理を繰り返し、
全てのマークの平均検出電圧を得たならば(S111:
YES)、図14に示す次のS115に移行する。上記
所定量L3は、その量だけチェックシートを送ると、次
のマークが反射型センサ51の所定の検出位置にくるよ
うに、各マーク間の距離を勘案して、予め算定された値
である。
【0059】S115では、マークa1〜a5のうち
で、最大の検出電圧を示したものを求め、即ち、最も反
射光量が少なく、最も理想の黒レベル(反射型センサ5
1の初期設定出力値5ボルト)に近いマークを選択し、
そのマークのサイド離間距離が予め記憶されているRO
M114の領域114Bからその距離を読み出し、RA
M112に記憶する。その後、マークa6〜9のそれぞ
れの平均検出電圧とマークa3の平均検出電圧のうち
で、実質的に黒レベルということができるもの、即ち、
反射型センサ51の検出電圧が5ボルトに近いしきい値
1よりも大きいもののうち、最小高さを持ったマーク
を選択し、その高さが予め記憶されているROM114
の領域114Bからその高さを読み出し、RAM112
に記憶する(S117)。s1は、例えば、4ボルトで
あるが、この値は、5ボルトに近い値から、適宜選択で
きる。
【0060】最適マークの選択で上記の方法を採用する
のは、チェックマーク71自体は、印字不良判定以外に
は不要な物であり、判定時以外は、できる限り小さく目
立たない方が良いが、一方で、印字不良判定時にはその
目的のために充分な機能を果たすために小さすぎないこ
とが望まれるからである。
【0061】次に、マークa10〜a13の平均検出電
圧とマークa3の平均検出電圧のうちで、実質的に黒レ
ベルということができるもの、即ち、反射型センサ51
の検出電圧が5ボルトに近いしきい値S2よりも大きい
もののうち、最小幅を持ったマークを選択し、その幅が
予め記憶されているROM114の領域114Bからそ
の幅を読み出し、RAM112に記憶する(S11
9)。s2は、s1と同様な値であるが、必ずしも両者は
一致しなくても良い。
【0062】S115、S117、及びS119でRA
M112に記憶した値を、次いで、EEPROM113
に書き込み、記憶させ(S121)、チェックシートを
搬送して、原稿スタッカ17に送り(S123)、本設
定処理を終える。
【0063】なお、通常の印字処理時には、所望の印字
を実行後、チェックマーク71を印字しようとする場合
には、S121で設定したチェックマーク71の印字条
件を読み込んで、チェックマーク71の印字を実行す
る。図15に示すように、上記最適サイド離間距離を
A、最適高さをD、最適幅をCとし、固定データから求
まる用紙後端からの距離をBとし、印字すべきチェック
マーク71の左上点(用紙内側前方縁位置)をaとする
と、チェックマーク71は、図16に示す処理にて印字
される。即ち、Cより幅を確定し(S10)、Dより高
さを確定し(S12)、A+C、B+Dよりチェックマ
ーク71の左上点aを確定し(S14)、左上点aより
幅C、高さDの分を印字する(S16)。
【0064】図12〜14を参照して、説明した設定処
理によれば、個々の印字装置のハード面での微妙な違い
に応じてチェックマーク71の印字条件(サイド離間距
離及びサイズ)を、選択可能範囲の中で最適なものに設
定することができる。故に、チェックマーク71の位置
やサイズが不適切であることに起因して、印字不良判定
の正確さが落ちることが大幅に減少する。また、その設
定は、工場出荷時だけでなく、印字装置のユーザーも実
行可能であるので、チェックマーク71の最適印字条件
の経時変化にも対応できる。尚、本設定処理では、チェ
ックマーク71の用紙の搬送方向の位置は、予め決定さ
れており、それを後に修正しないが、必ずしもそうであ
る必要はなく、例えば、最適なサイド離間距離と、サイ
ズとを選択した後、その選択条件下で、マークの、用紙
の搬送方向に占める位置を少しずつ変えた複数のチェッ
クシートを用意し、それを利用して、上記設定処理と同
様な処理にして、最適の当該位置を設定しても良い。
【0065】上記設定処理では、サイズ及び位置決定用
のマークは、予めチェックシートに印字されていたが、
そうでなくてもよい。つまり、他の実施の形態では、R
OM114に予め記憶されているデータに基づいて、C
PU111からの指示にてインクジェットヘッドIDに
よって、図10に示したのと同様なマークをそれぞれ用
紙に印字してチェックシートを作成し、その後、上記設
定処理と同様な処理を実施しても良い。このようにすれ
ば、チェックシートを別途用意する必要がない点で好ま
しい。また、原稿スタック部15から原稿スタッカ17
へのチェックシートの一度の搬送の間に、位置設定用及
びサイズ設定用のマークの印字と、そのマークからの反
射光量の読み取りとを実施して、最適なチェックマーク
71のサイズと位置とを決定してもよい。その場合、シ
ート搬送の回数を減少できる点で好ましい。
【0066】上記のようにサイズ及び位置決定用マーク
を印字装置で作成する場合に、特に好ましい実施の形態
を図17を参照しつつ、以下で説明する。まず、本実施
の形態を開始するための操作(例えば、アスタリスクボ
タンを3度押す)を実行し、本処理を開始する。する
と、用紙の搬送が開始され(S301)、インクジェッ
トヘッドIDによって、サイド離間距離が異なる複数の
正方形(一辺H)のマークが順次所定の間隔をあけて印
字される(S303)。その後、反射型センサ51の検
出位置で、印字された各マークからの反射光量に対応す
る反射型センサ51からの平均検出電圧を順次検出し
(S305)、全ての平均検出電圧を比較してその中か
ら最適なマークを選択し(選択法は、前記設定処理法の
S117と同様である)、そのマークのサイド離間距離
をRAM112に記憶する(S307)。その最適サイ
ド離間距離を持ち、高さの異なる複数のマーク(幅は、
全てW=H)を順次印字する(S309)。その後、反
射型センサ51の検出位置で、印字された全てのマーク
からの反射光量に対応する反射型センサ51からの平均
検出電圧を順次検出し(S311)、それらのマークか
ら最適なマークを選択し(選択法は、前記設定処理法の
S119と同様である)、そのマークの高さをRAM1
12に記憶する(S313)。次いで、最適サイド離間
距離と最適高さを持つ、幅の異なる複数のマークを順次
印字する(S315)。
【0067】その後、反射型センサ51の検出位置で、
印字された全てのマークからの反射光量に対応する平均
検出電圧を順次検出し(S317)、それらのマークか
ら最適な幅を選択し(選択法は、前記実施の形態のS1
21と同様である)、その幅をRAM112に記憶する
(S319)。その後、最適なサイド離間距離、高さ、
幅をEEPROM113に書き込む。この実施の形態に
よれば、チェックマーク71の最適サイド離間距離と、
最適サイズとを選択する場合に別々に求めるのでなく、
前者を後者に関連させて求めている。つまり、チェック
マーク71の最適サイズを求める場合に、最適サイド離
間距離を持ったサイズ設定用マークを利用している。従
って、より適切なチェックマーク71の条件が獲得でき
る。なお、チェックマーク71にとっての最適サイズを
求めてから、そのサイズを利用して、位置設定用マーク
を印字し、それに基づき、最適なサイド離間距離を求め
ても良い。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、チェックマークの位置とサイズとを、個々の印字
装置に合わせて設定可能なので、印字装置各々のハード
面での微妙な違い、例えば、反射型センサの取付位置の
微妙な差異があっても、反射型センサの検出にとって適
切な条件(位置及びサイズ)でチェックマークを印字す
ることが可能である。従って、チェックマークのサイズ
や位置が適切でないために、センサがチェックマークの
濃度を適切に検出できず、印字不良でないのに、印字不
良が発生したと判定手段によって判定される問題が解消
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのマルチファンクション・デ
バイスの外観斜視図。
【図2】実施の形態としてのマルチファンクション・デ
バイスの要部の側面図。
【図3】実施の形態としてのマルチファンクション・デ
バイスの要部の断面図。
【図4】実施の形態としてのマルチファンクション・デ
バイスの要部の断面図。
【図5】実施の形態としてのマルチファンクション・デ
バイスのファクシミリ機能部分の制御系を示すブロック
図。
【図6】ファクシミリ機能における処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図7】ファクシミリ機能における処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図8】ファクシミリ機能における処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図9】チェックマークの印字状態を示す要部の平面
図。
【図10】印字条件設定法の実施の形態に利用するチェ
ックシートの説明図。
【図11】上記デバイス内のマイクロコンピュータの内
部構造の概略図。
【図12】印字条件設定法の一実施の形態の処理手順を
示すフローチャート。
【図13】印字条件設定法の一実施の形態の処理手順を
示すフローチャート。
【図14】印字条件設定法の一実施の形態の処理手順を
示すフローチャート。
【図15】チェックマークの印字法を示す説明図。
【図16】チェックマークの印字方手順を示すフローチ
ャート。
【図17】印字条件設定法の他の実施の形態の処理手順
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1・・・マルチファンクション・デバイス、2・・・装
置本体、5・・・操作パネル、6・・・液晶ディスプレ
イ、7・・・ダイヤルボタン、8・・・ストップキー、
9・・・スタートキー、14・・・ファクシミリ操作用
キー、15・・・原稿スタック部、16・・・用紙送り
部、17・・・原稿スタッカ、18・・・記録済み用紙
スタッカ、24・・・読取装置、41,42,43・・
・紙送りローラ、44・・・用紙排出口、45・・・搬
送経路、46・・・キャリッジバー、47・・・プラテ
ン、48・・・印字位置、51・・・反射型センサ、5
2・・・LED、53・・・受光素子、54・・・検出
位置、61・・・マイクロコンピュータ、62・・・紙
送りモータ、63・・・キャリッジモータ、64・・・
受信メモリ、65・・・モデム、66・・・電話回線、
71・・・チェックマーク、72・・・印字範囲、73
・・・チェックマーク印字位置、74・・・用紙の地の
色の部分、a1〜a13・・・マーク、111・・・C
PU、112・・・RAM、113・・・EEPRO
M,114・・・ROM、115・・・I/Oポート、
116・・・バス、IK・・・印字機構、ID・・・イ
ンクジェットヘッド。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の余白部分の予め設定された位置に
    予め設定されたサイズのチェックマークを印字し、該チ
    ェックマークに対して光を照射したときの反射光を反射
    型センサで検出し、該反射型センサの検出信号をしきい
    値と比較し、該検出信号が前記しきい値よりも白レベル
    側であるときは印字不良が発生していると判定する様に
    構成された印字装置に対して、該印字装置に備えられた
    書き換え可能な不揮発性記憶手段に前記チェックマーク
    の印字条件として、該チェックマークの用紙側縁からの
    印字位置及び印字サイズを設定する、チェックマークの
    印字条件設定方法であって、 印字サイズを同じにして用紙側縁からの印字位置を変え
    た複数個の位置設定用マークと、用紙側縁からの印字位
    置を同じにして印字サイズを変えた複数個のサイズ設定
    用マークとを用紙搬送方向にそれぞれ離して印字したチ
    ェックシートを、該各位置設定用マーク及び該各サイズ
    設定用マークが前記反射型センサによる検出位置に順次
    到達するように、搬送し、 前記複数の位置設定用マークの内、黒レベルに最も近い
    検出信号が得られたものの用紙側縁からの印字位置を前
    記チェックマークの用紙側縁からの印字位置として前記
    不揮発性記憶手段に記憶すると共に、 前記複数のサイズ設定用マークの内、実質的に黒レベル
    であるということができる検出信号が得られたものの中
    で最小サイズとなるものの印字サイズを前記チェックマ
    ークの印字サイズとして前記不揮発性記憶手段に記憶す
    る工程を有するチェックマークの印字条件設定方法。
  2. 【請求項2】 用紙を所定の搬送経路に沿って搬送する
    紙送り手段と、 前記搬送経路内の印字位置に配置され、多数のノズルを
    有するインクジェット型の印字ヘッドと、 外部から入力される印字データに基づき、前記印字ヘッ
    ド及び前記紙送り手段を駆動して、用紙に対する印字を
    実行する印字実行手段と、 該印字実行手段が印字を実行した後、前記紙送り手段に
    より前記用紙をさらに排出方向に送ると共に、前記各ノ
    ズルの全てからインクを吐出させる様に前記印字ヘッド
    を駆動して、前記用紙の余白部分において予め設定され
    た印字位置に予め設定された印字サイズのチェックマー
    クを印字するチェックマーク印字手段と、 発光素子と受光素子とを有し、前記印字位置と排出口と
    の間の検出位置に設けられる反射型センサと、 前記検出位置に前記チェックマークが到達しているとき
    に前記発光素子を発光させ、このときの前記受光素子の
    検出信号としきい値とを比較し、該検出信号が前記しき
    い値よりも白レベルに近い場合に印字不良と判定する印
    字不良判定手段とを備えた印字装置であって、 前記チェックマークの印字位置及び印字サイズの設定値
    を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段と、 印字サイズを同じにして用紙側縁からの印字位置を変え
    た複数個の位置設定用マークを用紙搬送方向にそれぞれ
    離して印字したチェックシートにおける該各位置設定用
    マークの該印字サイズと、用紙搬送方向の印字位置と、
    用紙側縁からの印字位置とを記憶する位置設定用マーク
    情報記憶手段と、 用紙側縁からの印字位置を同じにして印字サイズを変え
    た複数個のサイズ設定用マークを用紙搬送方向にそれぞ
    れ離して印字したチェックシートにおける該サイズ設定
    用マークの用紙縁側からの該印字位置と、用紙搬送方向
    の印字位置と、印字サイズとを記憶するサイズ設定用マ
    ーク情報記憶手段と、 前記位置設定用マーク情報記憶手段の記憶内容を参照し
    て、前記各位置設定用マークを、前記紙送り手段により
    前記反射型センサの検出位置に順次到達させ、黒レベル
    に最も近い検出信号を与えた位置設定用マークの用紙側
    縁からの印字位置を前記チェックマークの用紙側縁から
    の印字位置として前記不揮発性記憶手段に記憶させるチ
    ェックマーク印字位置設定手段と、 前記サイズ設定用マーク情報記憶手段の記憶内容を参照
    して、前記各サイズ設定用マークを、前記紙送り手段に
    より前記反射型センサの検出位置に順次到達させ、実質
    的に黒レベルであるということができる検出信号を与え
    たサイズ設定用マークの中で最小サイズとなるサイズ設
    定用マークの印字サイズを前記チェックマークの印字サ
    イズとして前記不揮発性記憶手段に記憶させるチェック
    マーク印字サイズ設定手段とを備え、 前記チェックマーク印字手段は、前記不揮発性記憶手段
    の記憶内容に従って前記チェックマークの印字を実行す
    る様に構成されたことを特徴とする印字装置。
  3. 【請求項3】 前記位置設定用マーク情報記憶手段と、
    前記サイズ設定用マーク情報記憶手段の記憶内容に従っ
    て、前記紙送り手段及び前記印字ヘッドを駆動し、前記
    位置設定用マーク及び前記サイズ設定用マークを印字し
    たチェックシートを作成するチェックシート作成手段を
    更に備えたことを特徴とする請求項2記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記チェックマーク印字位置設定手段に
    よって記憶された位置設定用マークの用紙側縁からの印
    字位置を、サイズ設定用マーク情報記憶手段に、サイズ
    設定用マークの、用紙側縁からの印字位置として設定す
    る設定手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の印
    字装置。
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