JPH1142829A - 画像形成装置および方法 - Google Patents

画像形成装置および方法

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JPH1142829A
JPH1142829A JP9200572A JP20057297A JPH1142829A JP H1142829 A JPH1142829 A JP H1142829A JP 9200572 A JP9200572 A JP 9200572A JP 20057297 A JP20057297 A JP 20057297A JP H1142829 A JPH1142829 A JP H1142829A
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control
command
special
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image forming
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JP9200572A
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English (en)
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Fumihiro Ueno
史大 植野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調整治具を用いることなく、装置の状態を迅
速に把握し、調整作業を効率良く行うことにより、サー
ビス性やコストダウンを向上させることが可能な画像形
成装置および方法。 【解決手段】 画像形成に必要な処理以外の特殊動作を
可能にする特殊動作制御手段26と、画像形成のための
印字シーケンスを制御する印字シーケンス制御手段25
と、これら2つの制御手段の切り換えを行うイニシャル
モード切換制御手段24とを有し、サービス調整や組み
立て調整時において、電源投入後、特定のコマンドを受
け取るまでは、特殊動作制御手段26での制御を選択
し、各種センサのモニタや、メモリのリード/ライト動
作等を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置およ
び方法に関する。より詳しくは、多色の画像形成を行う
電子写真方式等の装置において、サービス調整や組み立
て時に、画像形成に必要な処理以外の特殊動作の制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真方式を用いた装
置において、多色の画像を形成する場合、転写回数に応
じて転写帯電器に対する転写バイアス及び現像ユニット
に対する現像バイアスを印加する高圧ユニットが設けら
れている。この高圧ユニットを複数の記録サイクルに応
じてプリンタ制御手段が順次オン/オフすることによっ
て、多色の画像が形成される。
【0003】図7は、多色画像を形成する画像形成装置
におけるプリンタ制御機構を示す。
【0004】1は、プリンタ制御回路であり、プリンタ
コントローラ11からの多色の画像信号に基づいて画像
形成制御部2よりビデオ信号(VDo)3を生成して駆
動回路4に出力する。この駆動回路4は、図示しない半
導体レーザを駆動するための回路であり、レーザ駆動信
号5を出力する。印字手段54は、前記画像形成制御部
2からの印字シーケンス信号52やセンサ情報に応じ
て、モータやクラッチ、ソレノイド等のアクチュエータ
駆動信号55を出力する。画像形成制御部2は、多色の
画像信号により生成した第1、第2のビデオ信号を出力
し、図示しない像担持体に第1、第2の静電潜像を形成
するとともに、バイアス制御手段7に起動信号6を出力
する。バイアス制御手段7は、起動信号に応じたデータ
より、転写、現像等の高圧ユニットへのバイアス信号8
を出力し、静電潜像の現像及び記録紙の転写を行い、多
色画像を形成する。
【0005】印字シーケンス制御手段25においては、
不図示の画像形成装置内のドアのオープン/クローズ情
報の検出に伴う処理や、正常な印字動作を行うための印
字シーケンス手順を前記画像形成制御部2に伝える。
又、画像形成時のエンジンの情報は、ビデオインタフェ
ース18を介して、ステータスとしてプリンタコントロ
ーラ11に報知している。
【0006】次に、プリンタ制御回路1とプリンタコン
トローラ11との間の動作を、図8〜図10に基づいて
説明する。
【0007】図8は、プリンタ制御回路1とプリンタコ
ントローラ11とを接続するインタフェース信号線を示
す。図9および図10は、コマンド/ステータスのタイ
ミングを示す。
【0008】プリンタ制御回路1は、電源投入後、プリ
ンタコントローラ11との通信が可能になった時点にお
いて、/PPRDY信号21をtrueにする。そし
て、プリンタコントローラ11からの/CPRDY信号
23がtrueであることを確認後、正しいLBP−I
Dコードをプリンタコントローラ11より受け取ったと
認識したならば、該画像形成制御部2が印字可能状態に
なるための処理を始める。印字可能な状態になったなら
ば、/RDY信号22をtrueにする。
【0009】一方、プリンタコントローラ11は、通信
可能となった時点において、図9に示すように、/CP
RDY信号23をtrueにし、/CBSY信号24を
trueにした後、CCLK信号26によるパルスに同
期させ、CMD信号25を送出する。そして、CMD信
号25によるコマンドを送出した後、CBSY信号24
をfalseにする。前記プリンタ制御回路1は、上記
手順にてコマンドを受け取ると、SBSY信号24をt
rueにした後、CCLK信号26によるパルスに同期
させ、STS信号28を送出する。STS信号28によ
るステータスを送出した後、SBSY信号27をfal
seにする。以上の手順により、プリンタ制御回路1と
プリンタコントローラ11とは、コマンドとステータス
の送受信を行う。
【0010】次に、印字動作の手順について説明する。
【0011】プリンタコントローラ11は、/RDY信
号22がtrueであることを確認した後、/PRNT
信号29をtrueにする。一方、プリンタ制御回路1
は、図10に示すように、/PRNT信号29がtru
eであることを認識したならば、電子写真プロセスの前
回転動作を開始し、不図示の基準信号検知後、t1時間
後に/TOP信号30のパルスを出力する。プリンタコ
ントローラ11はLSYNC信号33のパルスに同期さ
せて、イエローの画像信号/VDo32を出力する。同
様な手段により、マゼンタ、シアン、ブラックの画像信
号を出力し、多色画像を形成する。
【0012】図11は、従来の印字動作における画像形
成を行うための印字シーケンス手順を示すフローチャー
トである。
【0013】電源がオンになると、ハードウェア回路、
通信の初期設定を行った後、コントローラからの正しい
LBP−IDコマンドの待ち状態となる(ステップS1
0)。正しいLBP−IDコマンドを受け取ったと判断
したならば、ステップS11に移行し、イニシャル処
理、例えば、現像器有無チェック、定着ヒータ温調開
始、駆動系イニシャライズ等、印字動作が可能になるス
タンバイまでの立ち上げ処理を実行する。
【0014】但し、このとき、自己診断により、故障が
検知された場合は、故障となる。定着温度が目標温度に
なる等のスタンバイ状態になるのを待ち(ステップS1
2)、スタンバイになったならば、不図示の紙有無検知
手段からの紙有無情報をチェックし(ステップSl
3)、紙有りならばステップS14へ、紙無しならばス
テップS12へそれぞれ移行する。
【0015】ステップS14では、プリント指示がある
か否かのチェック(/PRNT信号trueか否かのチ
ェック)を行い、指示有りならば、電子写真プロセスの
印字シーケンスを実行させ(ステップS15)、最適画
像を出力する。そして、印字動作が終了したならば(ス
テップS16)、スタンバイ動作へ戻る処理を行い、前
記ステップS12からの動作を繰り返す。
【0016】上述したような画像形成装置における市場
でのサービス調整や組み立て時の調整において、自己診
断を行いたい場合は、電源を投入後、前述の画像形成を
行うためのシーケンス手順を実行させ、スタンバイ状態
になるか否かの確認、否の場合はエンジンステータスに
おいてエラー要因のチェックを行ったり、又、調整治具
をエンジンに接続して、駆動部品を各々動かしての確認
や、センサの波形の確認を行っている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
画像形成装置においては、市場でのサービス調整や組み
立て時の調整において、自己診断を行いたい場合は、電
源を投入後、前述の画像形成を行うためのシーケンス手
順を実行させ、スタンバイ状態になった後、所望のチェ
ックを行ったり、又、調整治具をエンジンに接続して、
目的に応じた条件をセットして駆動部品を動かし、セン
サの波形の確認を行う必要がある。
【0018】具体例を挙げると、市場でのサービス調整
において、調整治具無しで給紙搬送部のセンサのチェッ
クを行いたい場合、電源投入後、スタンバイ状態になる
まで、すなわち定着ヒータの温度が所望とする温度にな
るまで待ち、その後、印字データ無しテストプリントを
実行し、印字動作を実行させることによって確認を行っ
ている。このように、市場でのサービス調整や組み立て
時の調整において、自己診断を行いたい場合は、調整治
具を必要とし、手間と時間を費やさなければならない。
【0019】そこで、本発明の目的は、特にサービス調
整や組み立て時の調整において、調整治具を用いること
なく、装置の状態を迅速に把握し、調整作業を効率良く
行い、サービス性やコストダウンを向上させることが可
能な画像形成装置および方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された画
像データの画像形成に係わる制御を、制御部からのコマ
ンドに基づいて行う画像形成装置であって、画像形成す
るための印字シーケンスを制御する印字シーケンス制御
手段と、当該装置のサービス調整および/または組み立
て調整時に、画像形成に必要な処理以外の特殊動作の制
御を行う特殊動作制御手段と、前記印字シーケンス制御
手段と前記特殊動作制御手段との切り換え制御を行うイ
ニシャルモード切換制御手段とを具え、前記各制御手段
の制御を、前記制御部からのコマンドの入力に基づいて
行うことによって、画像形成装置を構成する。
【0021】ここで、前記イニシャルモード切換制御手
段は、装置電源を投入後、機種に応じた特定のコマンド
を前記制御部から受取る前は、前記特殊動作制御手段に
よる制御を選択し、前記特定のコマンドを受取った後
は、前記印字シーケンス制御手段による制御を選択する
ことができる。
【0022】前記イニシャルモード切換制御手段は、前
記特殊動作制御手段による制御を選択後は、リセットさ
れるまでモードの切換えを行わないようにすることがで
きる。
【0023】前記特殊動作制御手段は、前記特殊動作を
指示する特殊コマンドのうち、装置本体の各部のモニタ
を指示する特殊コマンドに対しては、装置電源投入後、
前記制御部からの受取りを常時行うことができる。
【0024】前記印字シーケンス制御手段は、スタンバ
イ状態になった後、前記特殊動作を指示する特殊コマン
ドを、前記制御部から受取って実行する手段をさらに具
えることができる。
【0025】本発明は、入力された画像データの画像形
成に係わる制御を、制御部からのコマンドに基づいて行
う画像形成方法であって、画像形成するための印字シー
ケンスを制御する印字シーケンス制御と、当該装置のサ
ービス調整および/または組み立て調整時に、画像形成
に必要な処理以外の特殊動作の制御を行う特殊動作制御
と、前記印字シーケンス制御手段と前記特殊動作制御手
段との切り換え制御を行うイニシャルモード切換制御と
の各制御を、前記制御部からのコマンドに基づいて行う
ことができる。
【0026】ここで、装置電源を投入後、機種に応じた
特定のコマンドを前記制御部から受取る前は、前記特殊
動作制御を選択し、前記特定のコマンドを受取った後
は、前記印字シーケンス制御を選択するように、イニシ
ャルモードの切換制御を行うことができる。
【0027】前記特殊動作制御を選択後は、リセットさ
れるまでイニシャルモードの切換えを行わないようにす
ることができる。
【0028】前記特殊動作制御において、前記特殊動作
を指示する特殊コマンドのうち、装置本体の各部のモニ
タを指示する特殊コマンドに対しては、装置電源投入
後、前記制御部からの受取りを常時行うことができる。
【0029】前記印字シーケンス制御において、スタン
バイ状態になった後、前記特殊動作を指示する特殊コマ
ンドを、前記制御部から受取って実行することができ
る。
【0030】また、前記特殊動作を指示する特殊コマン
ドは、特定の信号線が有効の時のみ実行することができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
詳細に説明する。
【0032】本発明の第1の実施の形態を、図1〜図4
に基づいて説明する。なお、前述した図7と同一部分に
は同一符号を付し、また、プリンタ制御回路1とプリン
タコントローラ11との間の基本的動作については、図
8〜図10と同様であり、その説明は省略する。
【0033】本例では、多色の画像形成を行う電子写真
式の画像形成装置を例に挙げて説明する。図1は、その
画像形成装置におけるプリンタ制御機構の構成を示す。
【0034】プリンタ制御回路1は、電源が投入される
と、画像形成制御部2に接続されている出力ポートのオ
フ、センサ等の入力ポートの異常チェック等の本装置の
イニシャライズ処理を実行する。その後、プリンタ制御
回路1は、ビデオインタフェース18を介して、プリン
タコントローラ11に、プリンタの動作ステータスの報
知及びプリンタコントローラ11からの特定のコマンド
の受取りを確認した後、所望の電子写真プロセスのイニ
シャル処理を実行する。そして、全ての処理済みになっ
た時点において、/PRNTのtrue信号を待つ。以
降、従来例で説明したような動作によって印字動作を行
う。
【0035】このようなプリンタ制御回路1において、
イニシャルモード切換制御手段124は、電源投入、あ
るいは/CPRDYリセット後のプリンタコントローラ
11からのコマンドのチェックを行い、特定のコマンド
を受取るまでは特殊動作制御手段126からの処理を行
うか、特定のコマンドを受取った後は印字シーケンス制
御手段125からの処理を行うかの切り換え制御の処理
を行う。
【0036】印字シーケンス制御手段125は、本装置
内のドアのオープン/クローズ情報の検出に伴う処理
や、正常な印字動作を行うための印字シーケンス手順の
処理を行う。
【0037】特殊動作制御手段126は、サービス調整
や組み立て時の調整用の治具をなくしても、プリンタコ
ントローラl1の経由によって、簡易のエンジンチェッ
クを可能にするためのコマンドのみを受取り、この受け
取ったコマンドに応じた処理を行う。
【0038】例えば、センサ情報をモニタするコマンド
を受け取ったならば、エンジン内のセンサ情報をステー
タスに盛り込んで報知する。また、DCコントローラ内
のメモリの書換え実行コマンドを受け取ったならば、メ
モリライト手段128によりメモリの書換え処理を行
う。また、ビデオインタフェース18内のVDO信号の
チェック実行コマンドを受け取ったならば、VDO信号
チェック手段127によりVDO信号の接合チェック処
理を行う。
【0039】以下、上記各種手段124,125,12
6を詳細に説明する。
【0040】まず、イニシャルモード切換制御手段12
4における処理手順を、図2のフローチャートに基づい
て説明する。
【0041】電源投入、あるいは/CPRDYリセット
を認識すると、ステップS21へ移行し、出力ポートの
オフ、レジスタの初期設定等、ハードウェアの初期化を
実行し、ステップS22に移行する。
【0042】ステップS22では、特定のコマンドの授
受のチェックを行い、例えば、その特定のコマンドがL
BP−IDコードであり、正しいLBP−IDコードな
らば、ステップS23にて印字シーケンス制御手段12
5での処理を選択し、正しいLBP−IDコード以外な
らば、次のコードが特殊動作用のコード(特殊コマン
ド)であるか否かのチェックを行う(ステップS2
4)。特殊コマンドであるならば、特殊動作制御手段1
26での処理を選択し、また、特殊コマンドでないなら
ば、ステップS22へ移行する。そして、このようにし
て選択された制御手段での処理は、電源オフ/オン、又
は/CPRDYリセット以外では、変更されない。 次
に、印字シーケンス制御手段125における処理手順
を、図3のフローチャートに基づいて説明する。本処理
が上記イニシャルモード切換制御手段124にて選択さ
れると、まず、駆動系のイニシャル処理やセンサの異常
チェック等、電子写真における画像形成を可能とするイ
ニシャル処理を実行し(ステップS31)、その後定着
器ヒータを点灯させ、目標温度に定着器ローラを温める
温調制御を行う(ステップS32)。そして、温度が目
標温度に達し(ステップS33)、かつ、印字が可能な
状態である(ステップS34)ならば、ステップS35
へ移行する。また、印字が不可能であると判断したなら
ば(ステップS34)、ステップS39へ移行する。
【0043】ステップS39において、前記判断した異
常がサービスマンコール状態であるか否かのチェックを
行い、コール状態であるならば、ヒータ温調を停止さ
せ、故障状態へ遷移する(ステップS40)と共に、プ
リンタコントローラ11に知らせる。コール状態でない
ならば、紙の補充や消耗部品の交換等をオペレータコー
ルとしてプリンタコントローラ11に知らせ(ステップ
S38)、再度ステップS33に移行する。ステップS
35では、プリンタコントローラ11からの/PRNT
信号がtrueであるならば、従来の処理手順にて示し
た印字動作の実行を行い(ステップS36)、印字動作
が終了すれば(ステップS37)、ステップS33へ移
行し、その移行したステップS33から、ステップS4
0までの処理を実行する。
【0044】次に、特殊動作制御手段126における処
理手順を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0045】まず、特殊動作のためのコマンド(特殊コ
マンド)を受取ったか否かのチェックを行い(ステップ
S43)、特殊動作のためのコマンドだったならば、次
にそのコマンドは、メモリ書込関連コマンドであるかを
チェックし(ステップS44)、その関連コマンドであ
るならば、ステップS45にて/SDM信号がtrue
であるかのチェックを行う(ステップS45)。このチ
ェックは、例えば、コマンドが化けて偶然メモリ書込と
同等のコードとなった場合でも、書込動作を実行しない
ようにしたものである。ここで、/SDM信号がtru
eならば、ステップS46、ステップS47にてメモリ
書込動作の実行を行う。メモリ書込動作とは、例えば、
制御基板の交換等で、交換前の基板内メモリのメモリ内
容を交換後の基板内メモリにコピーするために行う。
【0046】また、ステップS44にて、メモリ書込関
連以外のコマンドならば、ステップS48、ステップS
49にて特殊動作の実行を行う。
【0047】ここでいう特殊動作とは、画像形成に必要
な処理以外の動作のことをいう。例えば、定着温調が正
常かを確認するための定着ヒータ温調のみを実行した
り、ビデオインタフェース18により、プリンタコント
ローラ11とプリンタ制御回路1とが正常に接合してい
るかのチェックを実行する。これらの制御手段を設ける
ことにより、市場でのサービス調整や組み立て時の調整
において、自己診断を行いたい場合は、電源を投入後、
前述の画像形成を行うためのシーケンス手順を実行さ
せ、スタンバイ状態になるのを待たなくても、装置の状
態のチェックが可能となる。また、調整治具が無くて
も、プリンタコントローラ11上のオペレーションパネ
ルからの調整シーケンスの実行が可能となり、サービス
性やコストダウンを向上させることができる。
【0048】次に、本発明の第2の実施の形態を、図5
に基づいて説明する。なお、プリンタ制御回路1の構成
は、第1の実施の形態の例と同様である。
【0049】第1の実施例では、電源投入後、特殊動作
用の特殊コマンドを送出することにより、各種の調整が
可能であったが、特殊動作制御手段126からは、印字
シーケンスを実行できない。
【0050】サービス調整によっては、通常印字中に挙
動を確認したい場合もある。例えば、不図示のレジ前セ
ンサや不図示のOHT紙センサの検知情報による印字中
の搬送性の確認や、不図示のトナー残量や廃トナー満タ
ン検知のセンサの挙動の確認を行う場合である。
【0051】そこで、本例では、センサ情報のようなモ
ニタのみの目的でしか使用しない特殊コマンドに対して
は、電源投入後、いつでもステータス情報により確認で
きるようにしたものである。
【0052】図5は、そのモニタが可能な特殊コマンド
の処理手順を示す。電源オン、又は、/CPRDYのリ
セット後、モニタ要求のための実行コマンド(特殊コマ
ンド)を受け取ったかのチェックを行い(ステップS5
1)、受け取ったならば、その特殊コマンドに対応する
センサ情報の報知をビデオインタフェース18を経由し
てプリンタコントローラ11上で行う(ステップS5
2)。これにより、サービス調整性が一層向上する。
【0053】次に、本発明の第3の実施の形態を、図6
に基づいて説明する。なお、プリンタ制御回路1の構成
は、第1の実施の形態の例と同様であり、ここでは、印
字シーケンス制御手段125内の処理を追加したもので
ある。
【0054】前述した第2の実施の形態では、電源投入
後、特殊動作用の特殊コマンドを送出することにより、
各種のサービス調整や組み立て調整を可能としたことに
加え、モニタのみの特殊動作は、電源オン後ではいつで
も実行可能とした。
【0055】サービス調整内容によっては、電源投入
後、定着器ヒータ温調後のスタンバイになってからの操
作がある。例えば、エンジンテストプリントパターンの
切り換え(プリンタエンジンとプリンタコントローラ1
1のどちらの原因にて障害が発生しているかの切り分け
を行うために、縦線、横線、ベた色等の発生が可能であ
る)や、定着器ローラのニップ幅を測定するため、エン
ジン内にて発生する印字シーケンスの実行である。
【0056】そこで、本例では、印字シーケンス制御手
段125において、スタンバイ状態になった後、特殊動
作を指示する特殊コマンドを実行可能としたものであ
る。
【0057】図6は、本例における印字シーケンス制御
手段125の処理手順を示す。なお、第1の実施の形態
の例と同様な処理については同一のステップ番号を付
す。
【0058】ステップS34にて、/RDY信号がtr
ue、すなわち、スタンバイ状態になった時点におい
て、前記例に示したような、印字動作が必要な特殊コマ
ンドの受取りチェックを行う(ステップS61)。もし
該当する特殊コマンドであるならば、特殊モード動作を
実行し(ステップS62、S63)、終了したならば、
ステップS33へ移行し、以後ステップS33〜ステッ
プS40及びステップS61〜ステップS63の処理を
繰り返す。これにより、サービス調整性がより一層向上
する。
【0059】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明はシステム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。この場合、本発明を達
成するためのソフトウェアによって表されるプログラム
を格納した記憶媒体を該システム或いは装置に読み出す
ことによって、そのシステム或いは装置が、本発明の効
果を享受することが可能となる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、画像
形成に必要な処理以外の特殊動作を可能にする特殊動作
制御手段と、画像形成のための印字シーケンスを制御す
る印字シーケンス制御手段と、これら2つの制御手段の
切り換え制御を行うイニシャルモード切換制御手段とを
有し、サービス調整や組み立て調整時において、電源投
入後、特定のコマンドを受け取るまでは、特殊動作制御
手段での制御を選択し、各種センサのモニタや、メモリ
のリード/ライト動作等を行えるようにしたので、特
に、市場でのサービス調整や組み立て調整における調整
治具の削除を可能とし、サービス性やコストダウンの向
上を図ることができる。
【0061】また、本発明によれば、印字シーケンス制
御手段を選択した後のスタンバイ状態になった時点にお
いても、特殊モード動作を実行可能としたので、サービ
ス性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である画像形成装置
のプリンタ制御機構を示すブロック図である。
【図2】イニシャルモード選択制御手段の処理手順を示
すフローチャートである。
【図3】印字シーケンス制御手段の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】特殊動作制御手段の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態である特殊動作制御
手段の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態である印字シーケン
ス制御手段の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】従来例である画像形成装置のプリンタ制御機構
を示すブロック図である。
【図8】ビデオインタフェースの接続形態を示すブロッ
ク図である。
【図9】ビデオインタフェースの通信方法を説明するタ
イミングチャートである。
【図10】ビデオインタフェースの通信方法を説明する
タイミングチャートである。
【図11】従来における印字シーケンス手段の処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ制御回路 2 制御部(画像形成制御部) 11 制御部(プリンタコントローラ) 124 イニシャルモード切換制御手段 125 印字シーケンス制御手段 126 特殊動作制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/40 H04N 1/40 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データの画像形成に係わ
    る制御を、制御部からのコマンドに基づいて行う画像形
    成装置であって、 画像形成するための印字シーケンスを制御する印字シー
    ケンス制御手段と、 当該装置のサービス調整および/または組み立て調整時
    に、画像形成に必要な処理以外の特殊動作の制御を行う
    特殊動作制御手段と、 前記印字シーケンス制御手段と前記特殊動作制御手段と
    の切り換え制御を行うイニシャルモード切換制御手段と
    を具え、前記各制御手段の制御を、前記制御部からのコ
    マンドの入力に基づいて行うことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記イニシャルモード切換制御手段は、 装置電源を投入後、機種に応じた特定のコマンドを前記
    制御部から受取る前は、前記特殊動作制御手段による制
    御を選択し、前記特定のコマンドを受取った後は、前記
    印字シーケンス制御手段による制御を選択することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記イニシャルモード切換制御手段は、 前記特殊動作制御手段による制御を選択後は、リセット
    されるまでモードの切換えを行わないことを特徴とする
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記特殊動作制御手段は、 前記特殊動作を指示する特殊コマンドのうち、装置本体
    の各部のモニタを指示する特殊コマンドに対しては、装
    置電源投入後、前記制御部からの受取りを常時行うこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記印字シーケンス制御手段は、 スタンバイ状態になった後、前記特殊動作を指示する特
    殊コマンドを、前記制御部から受取って実行する手段を
    さらに具えたことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記特殊動作を指示する特殊コマンド
    は、特定の信号線が有効の時のみ実行されることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 入力された画像データの画像形成に係わ
    る制御を、制御部からのコマンドに基づいて行う画像形
    成方法であって、 画像形成するための印字シーケンスを制御する印字シー
    ケンス制御と、 当該装置のサービス調整および/または組み立て調整時
    に、画像形成に必要な処理以外の特殊動作の制御を行う
    特殊動作制御と、 前記印字シーケンス制御手段と前記特殊動作制御手段と
    の切り換え制御を行うイニシャルモード切換制御との各
    制御を、前記制御部からのコマンドに基づいて行うこと
    を特徴とする画像形成方法。
  8. 【請求項8】 装置電源を投入後、機種に応じた特定の
    コマンドを前記制御部から受取る前は、前記特殊動作制
    御を選択し、前記特定のコマンドを受取った後は、前記
    印字シーケンス制御を選択するように、イニシャルモー
    ドの切換制御を行うことを特徴とする請求項7記載の画
    像形成方法。
  9. 【請求項9】 前記特殊動作制御を選択後は、リセット
    されるまでイニシャルモードの切換えを行わないことを
    特徴とする請求項7又は8記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 前記特殊動作制御において、 前記特殊動作を指示する特殊コマンドのうち、装置本体
    の各部のモニタを指示する特殊コマンドに対しては、装
    置電源投入後、前記制御部からの受取りを常時行うこと
    を特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載の画像
    形成方法。
  11. 【請求項11】 前記印字シーケンス制御において、 スタンバイ状態になった後、前記特殊動作を指示する特
    殊コマンドを、前記制御部から受取って実行することを
    特徴とする請求項7ないし10のいずれかに記載の画像
    形成方法。
  12. 【請求項12】 前記特殊動作を指示する特殊コマンド
    は、特定の信号線が有効の時のみ実行されることを特徴
    とする請求項7ないし11のいずれかに記載の画像形成
    方法。
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