JP2006347025A - 画像形成装置、印刷方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 USB端子を利用して手軽に印刷装置をネットワークで使用することができる。
【解決手段】 プリンタシステム10は、ユーザPC60とモノクロ印刷用のレーザプリンタ20とがLAN12に接続されており、カラー印刷用のインクジェットプリンタ40がUSB端子26aに接続されている。ユーザPC60は、印刷要求があると、プリンタ20及びプリンタ40の状態を確認し、印刷可能なプリンタを選択可能な印刷設定画面を表示部68に表示させる。CPU61は、自動モードが選択され印刷指示されると印刷内容にカラーデータが含まれているか否かに基づいて印刷データの作成を行い、該印刷データをプリンタ20に送信する。CPU21は、この印刷データがプリンタ40用であるときには印刷データをプリンタ40にUSB端子26aを介して出力する。CPU41は、受信した印刷データの印刷処理をプリンタ部50により実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置、印刷方法及びプログラムに関する。
従来、プリンタとしては、それ単独で複数のプリンタをサポートする共通化プリンタドライバを用いて、ネットワークに接続された複数のプリンタで印刷を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−225754号公報
しかしながら、この特許文献1に記載されたプリンタでは、例えば、インクジェットプリンタなど、ネットワークに接続可能なインタフェースを持たないものなどでは、手軽にネットワークで利用することができないことがあった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、USB端子を利用して手軽に印刷装置をネットワークで使用することができる画像形成装置、印刷方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の画像形成装置は、
印刷指令装置から印刷情報をネットワークを介して取得可能な印刷情報取得手段と、
印刷装置と接続可能なUSB端子と、
前記印刷情報取得手段が取得した印刷情報を前記USB端子に接続された印刷装置によって印刷可能な状態で該USB端子を介して該印刷装置に出力可能な印刷情報出力手段と、
を備えたものである。
この画像形成装置は、印刷指令装置から取得した印刷情報をUSB端子を介して印刷可能な状態で印刷装置に出力可能である。つまり、画像形成装置と印刷装置とをUSB接続することにより印刷指令装置からネットワークを介して送信された印刷情報を印刷装置で印刷可能となる。したがって、USB端子を利用して手軽に印刷装置をネットワークで使用することができる。
本発明の画像形成装置は、印刷情報に含まれる内容を印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、前記印刷指令装置から前記印刷情報取得手段により取得した前記印刷情報を前記印刷装置で印刷するか否かを判定する判定手段と、を備え、前記印刷情報出力手段は、前記判定手段によって前記印刷情報を前記印刷装置で印刷すると判定されたときには前記印刷情報を前記USB端子を介して前記印刷装置に出力し、前記印刷制御手段は、前記判定手段によって前記印刷情報を前記印刷装置で印刷しないと判定されたときには前記印刷情報に含まれる内容を印刷媒体に印刷するよう前記印刷手段を制御してもよい。こうすれば、印刷情報に適した装置で印刷することができる。
この態様を採用した本発明の画像形成装置において、前記印刷手段は、モノクロ印刷用の電子写真方式の印刷機構であり、前記印刷装置は、カラー印刷用のインクジェット方式の印刷機構を備えていてもよい。モノクロ印刷用の電子写真方式の画像形成装置はネットワークに接続することが多いため、本発明を適用する意義が高い。また、カラー印刷用のインクジェット方式の印刷装置は、ネットワークインターフェースを備えていないことが多いため、本発明の印刷装置に適用する意義が高い。このとき、前記判定手段は、前記印刷情報取得手段によって取得された前記印刷情報がシリアルプリンタ用の制御言語で記述されているときには、前記印刷情報を前記印刷装置で印刷すると判定してもよい。こうすれば、比較的容易に印刷装置で印刷する印刷情報を判定することができる。
本発明の画像形成装置において、前記判定手段は、前記USB端子に接続されている印刷装置がカラー印刷可能な印刷装置であるか否かを判定し、前記印刷情報出力手段は、前記印刷情報がカラー情報を含むものであるときには、前記印刷情報を前記印刷装置に出力してもよい。こうすれば、カラー情報が含まれている印刷情報はカラー印刷可能な印刷装置に送られるため、カラー印刷を確実に行うことができる。
本発明の画像形成装置は、前記印刷装置から該印刷装置の状態情報を取得する状態情報取得手段と、前記状態情報取得手段によって取得した前記状態情報と共に画像形成装置の状態情報を前記印刷指令装置に出力する状態情報出力手段と、を備えてもよい。こうすれば、画像形成装置の状態と印刷装置の状態とを印刷指令装置に知らせることができる。このとき、前記状態情報には、消耗品情報、印刷媒体のジャム情報及び故障情報のうちいずれか1つの情報が含まれていてもよい。
本発明の印刷方法は、
印刷指令装置と、印刷装置と接続可能なUSB端子を備えた画像形成装置と、印刷装置との間で情報のやり取りを行い該印刷情報に含まれる内容を印刷する印刷方法であって、
(a)前記印刷指令装置から印刷情報をネットワークを介して取得するステップと、
(b)前記ステップ(a)で取得した印刷情報を前記USB端子に接続された印刷装置によって印刷可能な状態で該USB端子を介して該印刷装置に出力するステップと、
を含むものである。
この印刷方法では、印刷指令装置から印刷情報をネットワークを介して取得し、該取得した印刷情報を前記印刷装置と接続可能なUSB端子を介して前記印刷装置に出力する。つまり、画像形成装置と印刷装置とをUSB接続することにより印刷指令装置からネットワークを介して送信された印刷情報を印刷装置で印刷可能となる。したがって、USB端子を利用して手軽に印刷装置をネットワークで使用することができる。なお、この印刷方法において、上述した画像形成装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した画像形成装置の機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明は、上述した印刷方法の各ステップを1以上のコンピュータに実行させるためのプログラムである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか複数のコンピュータに分散して実行させれば、上述した印刷方法の各ステップが実行されるため、上述した印刷方法と同様の作用効果が得られる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるプリンタシステム10の構成の概略を示す構成図である。本実施形態のプリンタシステム10は、電気通信回線としてのLAN12に接続されたレーザプリンタ20と、USB端子26aを介してレーザプリンタ20に接続されたインクジェットプリンタ40と、これらのプリンタにLAN12を介して印刷を指令するユーザパソコン(以下ユーザPCとする)60とによって構成されている。
カラーレーザプリンタ20は、装置全体の制御を司るコントローラ29と、プリンタ機構31を制御するプリンタASIC(Application Specific Integrated Circuit)32を含んで構成されるプリンタ部30と、電気通信回線としてのLAN12に接続された外部機器との間で信号の送受信が可能なネットワークインターフェース(I/F)25と、USB端子26aに接続された外部機器との間で信号の入出力が可能なUSBインタフェース26とを備えている。コントローラ29は、CPU21を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムを記憶したROM22と、一時的にデータを記憶したりデータを保存したりするRAM23とを備えている。このコントローラ29は、バス28を介してプリンタASIC32と接続されている。ROM22には、アプリケーションプログラムである印刷送信制御プログラム22aが記憶されている。この印刷送信制御プログラム22aは、ユーザPC60から送られた印刷データをプリンタ部30で印刷実行するかインクジェットプリンタ40に出力するかを制御したり、USBインタフェース26のUSB端子26aに接続されたプリンタの情報をユーザPC60に送信したりするプログラムである。このレーザプリンタ20では、この印刷送信制御プログラム22aにより、USB端子26aに配線を介してインクジェットプリンタ40を接続したときには、このインクジェットプリンタ40へコントローラ29から印刷データを出力可能になっている。
プリンタ機構31は、モノクロの電子写真方式の印刷装置として構成され、感光体34の表面を帯電させる帯電器33aと帯電させた感光体34に静電潜像を形成する露光器33bと黒色(K)のトナーを用いて感光体34上に形成された静電潜像をトナー像として現像するトナーカートリッジ33cとにより構成された現像ユニット33と、図示しない用紙トレイから搬送された記録紙Sに感光体34上に形成されたトナー像を転写する転写ユニット37と、記録紙S上に転写されたトナー像を記録紙Sに溶融し定着させる定着ユニット38と、を備え印刷を行うものである。帯電器33aは、ワイヤに高電圧を印加しコロナ放電によって発生したイオンを利用して感光体34を帯電させるものである。露光器33bは、モータで回転駆動されるポリゴンミラーによってスキャニングされるレーザ光により感光体34を露光するものである。プリンタASIC32は、プリンタ機構31を制御する機能を備えたICチップであり、RAM23に設けられた印刷バッファ内に記憶された印刷データを1ページごとにビットマップイメージに展開し該展開したデータが記録紙Sに印刷されるようにプリンタ機構31を制御するものである。
インクジェットプリンタ40は、装置全体の制御を司るコントローラ49と、プリンタ機構51を制御するプリンタASIC52を含んで構成されるプリンタ部50と、USB端子46aに接続された外部機器との間で信号の入出力が可能なUSBインタフェース46とを備えている。このインクジェットプリンタ40は、ネットワークI/Fを備えていないため、印刷データなどの入出力はネットワークを直接介さずUSBインタフェース46を介して行う。コントローラ49は、CPU41を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムを記憶したROM42と、一時的にデータを記憶したりデータを保存したりするRAM43とを備えている。ROM42には、アプリケーションプログラムである状態送信印刷制御プログラム42aが記憶されている。この状態送信印刷制御プログラム42aは、USBインタフェース46のUSB端子46aへ配線を介して接続されたレーザプリンタ20にインクジェットプリンタ40の情報を送信したりレーザプリンタ20から受信した印刷データを印刷実行するプログラムである。このコントローラ49は、バス48を介してプリンタASIC52と接続されている。
プリンタ機構51は、インクジェット方式のフルカラープリンタとして構成されている。このプリンタ機構51は、シアン・マゼンタ・イエロー・ライトシアン・ライトマゼンタ及びブラックの各色のインクを個別に収容したインクカートリッジ54と、インクカートリッジから供給された各インクに圧力をかける圧力発生部55と、圧力発生部55で加圧されたインクを印刷媒体である記録紙Jに吐出する吐出口56と、記録紙Jを搬送する搬送ローラ58とを備えている。圧力発生部55は、圧電素子(例えばピエゾ素子など)に電圧をかけることによりこの圧電素子を変形させてインクを加圧する方式を採用している。なお、この圧力発生部55は、発熱抵抗体(例えばヒータなど)に電圧をかけインクを加熱して発生した気泡によりインクを加圧する方式を採用してもよい。プリンタASIC52は、プリンタ機構51を制御する機能を備えたICチップであり、RAM43に設けられた印刷バッファ内の印刷データをラスタデータに展開し該展開した展開データを記録紙Jに印刷するようにプリンタ機構51を制御するものである。
ユーザPC60は、周知の汎用パソコンであり、各種制御を実行するCPU61と、各種制御プログラムを記憶するROM62と、データを一時記憶するRAM63と、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する大容量メモリであるHDD64と、外部機器との間で信号の送受信が可能なネットワークI/F65とを備え、これらは図示しないバスによって情報のやり取りが可能なように接続されている。このユーザPC60は、インストールされたプログラムによりファイルの印刷指令をLAN12を介してレーザプリンタ20に送信したりレーザプリンタ20からの応答を受信したりする。HDD64には、プリンタドライバとしての機能を備えた印刷データ作成送信プログラム64aが記憶されている。この印刷データ作成送信プログラム64aは、複数のプリンタのうちネットワークに接続された1つのネットワークプリンタ(ここではレーザプリンタ20)に他のプリンタ(ここではインクジェットプリンタ40)がUSB接続されているとき、このネットワークプリンタに印刷データを送信すればこれらのプリンタのいずれかで印刷することができるよう構成されている。具体的には、レーザプリンタ20で印刷する際にはレーザプリンタ20用の印刷データを作成し、インクジェットプリンタ40で印刷する際にはインクジェットプリンタ40用の印刷データを作成する。この印刷データ作成送信プログラム64aは、複数のプリンタドライバをモジュール化して共有した1つのプログラムとして構成されている。ここでは、印刷データ作成送信プログラム64aには、レーザプリンタ20とインクジェットプリンタ40のプリンタドライバのモジュールが組み込まれており、これらのプリンタを制御可能となっている。なお、レーザプリンタ20にインクジェットプリンタ40とは別の機種のプリンタをUSB接続するときには、そのプリンタに対応するプリンタドライバのモジュールをインストールする。このユーザPC60は、各種情報を画面表示するディスプレイ68や、ユーザが各種指令を入力するキーボード等の入力装置69などを備え、ディスプレイ68に表示されたカーソル等をユーザが入力装置69を介して入力操作するとその入力操作に応じた動作を実行する機能を有している。
次に、こうして構成された本実施形態のプリンタシステム10の印刷に関する動作について説明する。図2は、ユーザPC60のCPU61により実行される印刷データ作成送信ルーチンのフローチャートであり、図3は、レーザプリンタ20のCPU21により実行される印刷送信制御ルーチンのフローチャートであり、図4は、インクジェットプリンタ40のCPU41により実行される状態送信印刷制御ルーチンのフローチャートである。まず、ユーザPC60からプリンタへ印刷指令する際の動作について説明する。図2に示す印刷データ作成送信ルーチンは、HDD64に記憶され、ユーザから印刷要求されたあとにCPU61によって実行される。印刷要求されたか否かの判定は、例えば、表示部68に表示される図示しないアプリケーションプログラムなどの表示画面でユーザが印刷要求ボタンをクリックしたか否かに基づいて行う。ここでは、レーザプリンタ20にUSB端子26a,46aを介して配線により接続されたインクジェットプリンタ40での印刷をユーザが指示する場合について説明する。
このルーチンが実行されると、CPU61は、LAN12を介して利用可能なプリンタの状態を確認する(ステップS100)。ここでは、レーザプリンタ20など、LAN12に接続されているプリンタの状態を確認する信号をネットワークI/F65から送信する。次に、CPU61は、プリンタから送信された状態情報を受信したか否かを判定し(ステップS110)、プリンタから状態情報を受信していないときにはそのまま待機する。なお、所定時間を経過しても状態情報を受信しなかったときには、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40での印刷はできないものと判定する。ここで、ユーザPC60がレーザプリンタ20から受信する状態情報について説明する。図5は、RAM63に記憶された状態情報63aの説明図である。この状態情報63aは、レーザプリンタ20により作成・送信され、RAM63に記憶される情報である。この状態情報63aには、記録紙S及び記録紙Jやこれら記録紙などへの着色剤としてのトナー及びインクなどの消耗品状態や、記録紙Sの搬送路などでの紙詰まり状態、動作不良などを含む故障状態、これらの内容から総合的に判断されたレーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40が印刷可能か印刷不能かを表す現在のステータス情報などが含まれている。ここでは、印刷要求があるたびにCPU61により状態情報63aが更新されてRAM63に記憶されるように設定されている。なお、レーザプリンタ20やインクジェットプリンタ40での具体的な処理は後述する。
さて、ステップS110でプリンタから状態情報を受信したときには、受信してRAM63に記憶した状態情報63aのステータス情報に基づいてプリンタの状態が印刷可能状態であるか否かを判定する(ステップS115)。ステップS115で、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40が印刷可能であると判定されたときには、CPU61は、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40を選択可能な印刷設定画面70を表示部68に表示させる(ステップS125)。図6は、印刷設定画面70の説明図である。この印刷設定画面70には、用紙サイズの選択欄や縦横の印刷方向、給紙種類、印刷する記録紙の用紙種類などの選択欄のほか、印刷モードの選択欄、選択を指示するカーソル71、設定内容を確定する決定ボタン76、設定内容をキャンセルするキャンセルボタン75などが配置されている。このプリンタシステム10では、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40で印刷する印刷データのうちどちらを作成するかをCPU61が自動で選択する自動モードや、どのような画像データであってもレーザプリンタ20用の印刷データを作成してモノクロ印刷を実行するモノクロモードや、どのような画像データであってもインクジェットプリンタ40用の印刷データを作成してカラー印刷(モノクロ印刷も含む)を実行するカラーモードを実行可能に設定されている。そして、この印刷設定画面70には、印刷モードの選択欄には上記自動モードを実行させる自動モード選択欄72と、上記モノクロモードを実行させるモノクロモード選択欄73と、上記カラーモードを実行させるカラーモード選択欄74とが配置されている。ここでは、CPU61は、自動モード選択欄73がユーザにより選択されると、ユーザが印刷しようとする内容にカラーデータが含まれているときにはインクジェットプリンタ40用の印刷データを作成し、印刷しようとする内容にカラーデータが含まれていないときにはレーザプリンタ20用の印刷データを作成するよう設定されている。なお、印刷内容にカラーデータが含まれているか否かの判定は、例えば、印刷内容にRGBデータが含まれているか否かに基づいて行う。
一方、ステップS115でインクジェットプリンタ40でのみ印刷可能であると判定されたときには、CPU61は、インクジェットプリンタ40のみを選択可能な印刷設定画面70を表示部68に表示させ(ステップS120)、ステップS115でレーザプリンタ20でのみ印刷可能であると判定されたときには、レーザプリンタ20のみを選択可能な印刷設定画面70を表示部68に表示させる(ステップS130)。なお、インクジェットプリンタ40でのみ印刷可能である場合とは、例えばレーザプリンタ20が紙詰まりなどで印刷できない場合などである。図7は、レーザプリンタ20のみ、つまり、モノクロモードのみを選択可能な印刷設定画面70の説明図である。ここでは、自動モード選択欄72とカラーモード選択欄74とが選択できない薄い態様で表示され、モノクロモード選択欄73のみ選択可能に表示されるようになっている。同様に、インクジェットプリンタ40でのみ印刷可能であると判定されたときには、カラーモード選択欄74のみ選択可能に表示する印刷設定画面70を表示部68に表示させる。
さて、ステップS120,S125,S130で印刷設定画面70を表示したあと、CPU61は、印刷指示されたか否かを上記選択欄を選択して決定ボタン76がクリックされたか否かに基づいて判定し(ステップS135)、印刷指示されていないときには、そのまま待機し、印刷指示されたときにはユーザにより選択されたモードがどれであるかを判定する(ステップS140)。ユーザによりカラーモードが印刷指示されたときにはインクジェットプリンタ40用の印刷データを作成し(ステップS145)、ユーザによりモノクロモードが印刷指示されたときには、レーザプリンタ20用の印刷データを作成する(ステップS155)。ここでは、インクジェットプリンタ40用の印刷データとしてシリアルプリンタ用の制御言語で記述された印刷データを作成し、レーザプリンタ20用の印刷データとしてページプリンタ用の制御言語で記述された印刷データを作成する。
一方、ステップS140で自動モードが選択されたときには、CPU61は、印刷内容にカラーデータが含まれているか否かに基づいて印刷データを作成する(ステップS150)。具体的には、印刷しようとする内容にカラーデータが含まれているときにはインクジェットプリンタ40用の印刷データを作成し、印刷しようとする内容にカラーデータが含まれていないときにはレーザプリンタ20用の印刷データを作成する。そして、ステップS145,S150,S155で印刷データを作成したあと、レーザプリンタ20にこの印刷データを送信し(ステップS160)、このルーチンを終了する。
次に、図3に示す印刷送信制御ルーチンのフローチャートについて説明する。この印刷送信制御ルーチンは、レーザプリンタ20のROM22に記憶され、レーザプリンタ20が起動されたあと所定のタイミングごと(例えば数msecごとなど)にCPU21によって実行される。このルーチンが実行されると、CPU21は、上述の印刷データ作成送信ルーチンのステップS100で送信されたプリンタの状態確認の信号をLAN12を介して受信したか否かを判定する(ステップS200)。プリンタの状態確認の信号を受信したときには、インクジェットプリンタ40の状態を確認する信号をUSB端子26aを介してインクジェットプリンタ40に出力し(ステップS205)、インクジェットプリンタ40から状態情報を取得したか否かを判定する(ステップS210)。インクジェットプリンタ40から状態情報を取得していないときにはそのまま待機し、インクジェットプリンタ40から状態情報を取得したときには取得したインクジェットプリンタ40の状態情報と共にレーザプリンタ20の状態情報をユーザPC60に送信する(ステップS215)。ここで取得するインクジェットプリンタ40の状態情報は、図5に示した状態情報63aのインクジェットプリンタ40に関する部分である。また、レーザプリンタ20では、トナーの消費量や、紙詰まりの有無、動作不良などの故障の有無などレーザプリンタ20の状態情報をRAM23に記憶するようになっており、このレーザプリンタ20の状態情報をユーザPC60に送信するよう設定されている。なお、ステップS210で所定時間が経過してもインクジェットプリンタ40から状態情報を取得できなかったときには、CPU61は、インクジェットプリンタ40が印刷不能な状態(例えば電源オフなど)であると判定し、ステータス情報を印刷不能とする状態情報をユーザPC60に送信する。
ステップS215でレーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40の状態情報をユーザPC60に送信したあと、または、ステップS200でプリンタの状態確認の信号を受信していないときには、CPU21は、上述の印刷データ作成送信ルーチンのステップS160で送信された印刷データを取得したか否かを判定する(ステップS220)。印刷データを取得していないときには、そのままこのルーチンを終了し、印刷データを取得したときには、取得した印刷データがインクジェットプリンタ40用のものであるか否かを判定する(ステップS225)。インクジェットプリンタ40用の印刷データであるか否かの判定は、印刷データがシリアルプリンタ用の制御言語で記述されているか否かに基づいて行う。ステップS225でインクジェットプリンタ40用の印刷データであると判定されたときには、CPU21は、ステップS220で取得した印刷データをそのままインクジェットプリンタ40にUSB端子26aを介して出力し(ステップS235)、このルーチンを終了する。一方、ステップS225でインクジェットプリンタ40用の印刷データでない、つまり、レーザプリンタ20用の印刷データであると判定されたときには、CPU21は、取得した印刷データの印刷処理を実行し(ステップS230)、このルーチンを終了する。
ここで、ステップS230の印刷処理について説明する。印刷処理は、CPU21がプリンタASIC32に印刷データの印刷を指令し、指令されたプリンタASIC32がプリンタ機構31を制御することにより実行される。印刷が指令されると、プリンタASIC32は、RAM23に設けられた印刷バッファ内に記憶されている印刷データから画像データを読み出し、現像ユニット33の帯電器33aにより帯電させた感光体34に読み出したデータに基づいて露光器33bにより静電潜像を形成し(露光)、印加して帯電した黒トナーを感光体34上の静電潜像に付着させて感光体34上にトナー像を形成する(現像)。続いて、感光体34上に形成されたトナー像を記録紙S上に転写ユニット37により転写する(転写)。最後に、定着ユニット38によってトナー像が形成された記録紙Sを搬送させながら加熱,加圧させ、記録紙Sの表面に転写されたトナー像を記録紙S上に融解し定着させる。なお、印刷すべき次のページがあるときにはそのページについて上記処理を繰り返し行う。このように、レーザプリンタ20で印刷データのモノクロ印刷を実行する。
次に、図4に示す状態送信印刷制御ルーチンについて説明する。この状態送信印刷制御ルーチンは、インクジェットプリンタ40のROM42に記憶され、インクジェットプリンタ40が起動されたあと所定のタイミングごと(例えば数msecごとなど)にCPU41によって実行される。このルーチンが実行されると、CPU41は、上述の印刷送信制御ルーチンのステップS205で出力されたプリンタの状態確認の信号をUSB端子26a及びUSB端子46aを介して受信したか否かを判定する(ステップS300)。プリンタの状態確認の信号を受信したときには、インクジェットプリンタ40の状態情報をレーザプリンタ20に送信する(ステップS310)。ここで、インクジェットプリンタ40では、インクカートリッジ54のインクの消費量や、紙詰まりの有無、動作不良などの故障の有無などインクジェットプリンタ40の状態情報をRAM43に記憶するようになっており、このインクジェットプリンタ40の状態情報をレーザプリンタ20に送信するよう設定されている。
ステップS310のあと、または、ステップS300でレーザプリンタ20からのプリンタの状態確認の信号を受信していないときには、上述の印刷送信制御ルーチンのステップS205でUSB端子26aを介して出力された印刷データを受信したか否かを判定する(ステップS320)。印刷データを受信していないときには、そのままこのルーチンを終了し、印刷データを受信したときには、受信した印刷データの印刷処理を実行し(ステップS330)、このルーチンを終了する。ここで、ステップS330の印刷処理について説明する。印刷処理は、CPU41がプリンタASIC52に印刷データの印刷を指令し、指令されたプリンタASIC52がプリンタ機構51を制御することにより実行される。印刷が指令されると、プリンタASIC52は、RAM23に設けられた印刷バッファ内に記憶されている印刷データをラスタデータに展開し、図示しない駆動モータを駆動して搬送ローラ38を回転させて記録紙Jを搬送し、圧力発生部55への電圧を制御することにより、展開したラスタデータに基づいて記録紙Jに画像を印刷する。このように、インクジェットプリンタ40で印刷データのカラー印刷を実行する。
最後に、ユーザPC60、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40で行われる各処理と通信の様子について説明する。図8は、プリンタシステム10の各処理及び通信の様子をシーケンシャルに示す説明図である。ここでは、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40が印刷可能であり、ユーザはカラーデータを含む印刷内容を自動モードで印刷する場合について説明する。なお、各ステップ番号は、図2〜4の各ルーチンのステップ番号に対応している。ユーザPC60でアプリケーションプログラムを起動中に、画面上の印刷要求ボタンをクリックすると、ユーザPC60のCPU61は、各プリンタの状態を把握するため状態確認信号をLAN12を介してレーザプリンタ20に送信する(ステップS100)。この信号を受けたレーザプリンタ20のCPU21は、USB端子26aに接続されているインクジェットプリンタ40の状態情報を取得するため、状態確認信号をUSB端子26aを介してインクジェットプリンタ40に出力する(ステップS205)。この信号を受けたインクジェットプリンタ40のCPU41は、レーザプリンタ20にUSB端子46a及びUSB端子26aを介して印刷可能なステータス情報を含む状態情報を送信する(ステップS310)。この状態情報を取得したCPU21は、印刷可能なステータス情報を含むレーザプリンタ20の状態情報と共にインクジェットプリンタ40の状態情報をユーザPC60に出力する(ステップS140)。この状態情報を受信したユーザPC60は、状態情報63aとしてRAM63に記憶し(図5参照)、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40が選択可能な印刷設定画面70(図6参照)を表示部68に表示させる(ステップS125)。そして、ユーザの選択した印刷モード(ここでは自動モード)に基づいて印刷データを作成する(ステップS150)。このとき、印刷内容にはカラーデータが含まれているため、CPU61は、インクジェットプリンタ40用の印刷データ、つまり、シリアルプリンタ用の制御言語で記述された印刷データを作成する。続いて、作成した印刷データをレーザプリンタ20に送信する(ステップS160)。この印刷データを取得したCPU21は、この印刷データがシリアルプリンタ用の制御言語で記述されているため、レーザプリンタ20にUSB端子26aを介して出力する(ステップS235)。すると、CPU41は、受信した印刷データの印刷処理をプリンタ部50により実行する(ステップS330)。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のユーザPC60が印刷指令装置に相当し、レーザプリンタ20が画像形成装置に相当し、インクジェットプリンタ40が印刷装置に相当する。本実施形態のレーザプリンタ20において、ネットワークI/F25が印刷情報取得手段及び状態情報出力手段に相当し、USBインタフェース26が印刷情報出力手段及び状態情報取得手段に相当し、CPU21が印刷制御手段及び判定手段に相当し、プリンタ部30が印刷手段に相当する。なお、本実施形態では、ユーザPC60、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40の動作を説明することにより本発明の印刷方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のプリンタシステム10によれば、ユーザPC60から取得した印刷データをUSB端子26aを介して印刷可能な状態でインクジェットプリンタ40に出力可能である。つまり、レーザプリンタ20とインクジェットプリンタ40とをUSB接続することによりユーザPC60からネットワークとしてのLAN12を介して送信された印刷データをインクジェットプリンタ40で印刷可能となる。したがって、USB端子26aを利用して手軽にインクジェットプリンタ40をネットワークで使用することができる。
また、CPU21によって印刷データをインクジェットプリンタ40で印刷すると判定されたときには印刷データをUSB端子26aを介してインクジェットプリンタ40に出力し、CPU21によって印刷データをインクジェットプリンタ40で印刷しないと判定されたときには印刷データに含まれる内容を記録紙Sに印刷するようプリンタ部30を制御するため、印刷データに適した装置で印刷することができる。更に、レーザプリンタ20は、モノクロ印刷用の電子写真方式のプリンタであり、ネットワークに接続することが多いため、本発明を適用する意義が高い。更にまた、インクジェットプリンタ40は、カラー印刷用のインクジェット方式のプリンタであり、ネットワークインターフェースを備えていないため、本発明を適用する意義が高い。そして、CPU21は、I/F25によって取得された印刷データがシリアルプリンタ用の制御言語で記述されているときには、印刷データをインクジェットプリンタ40で印刷すると判定するため、比較的容易にインクジェットプリンタ40で印刷する印刷データを判定することができる。そして、USBインタフェース26によって取得したインクジェットプリンタ40の状態情報と共にレーザプリンタ20の状態情報をユーザPC60に出力するため、レーザプリンタ20の状態とインクジェットプリンタ40の状態とをユーザPC60に知らせることができる。
更に、ユーザPC60において、印刷する内容にカラーデータが含まれているときには、インクジェットプリンタ40用の印刷データを作成するため、カラーデータが含まれている印刷データはカラー印刷用のインクジェットプリンタ40で確実に印刷することができる。また、状態情報63aに基づいてレーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40のうち印刷可能な状態であるものを選択可能な印刷設定画面70を表示部68に表示させるため、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40のうち印刷可能なものをユーザが印刷設定画面70で選択することができる。更にまた、表示部68に表示された印刷設定画面70で自動モードがユーザにより選択されたときには、ユーザにより印刷指示される印刷内容にカラーデータが含まれているか否かに基づいてレーザプリンタ20用の印刷データ及びインクジェットプリンタ40用の印刷データのいずれかをCPU61に作成させるため、印刷する内容に適したプリンタを自動で選択して印刷することができる。このため、プリンタを選択するユーザの手間を減らすことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、モノクロ印刷用のレーザプリンタ20をLAN12に接続し、該レーザプリンタ20のUSB端子26aにカラー印刷用のインクジェットプリンタ40を接続するとしたが、ネットワークインタフェース及びUSBインタフェースを備えたプリンタをLAN12に接続し、このプリンタにUSBインタフェースのみ備えたプリンタをUSB接続するものであれば、特に限定されずに本発明を適用することができる。具体的には、レーザプリンタ20をモノクロ印刷用のインクジェット方式、感熱方式及びドットインパクト方式のうちいずれかのプリンタとし、インクジェットプリンタ40をカラー印刷用の電子写真方式、感熱方式及びドットインパクト方式のうちいずれかのプリンタとし、これらを適宜組み合わせてもよい。つまり、LAN12にモノクロ印刷用の種々のプリンタのうちいずれかを接続し、該プリンタのUSB端子にカラー印刷用の種々のプリンタのうちいずれかを接続してもよい。こうしても、USB端子を利用して手軽にカラー印刷用のプリンタをネットワークで使用することができる。
あるいは、カラー印刷用のレーザプリンタをLAN12に接続し、該レーザプリンタのUSB端子にモノクロ印刷用のインクジェットプリンタを接続するとしてもよい。このとき、カラー印刷用のレーザプリンタをインクジェット方式、感熱方式及びドットインパクト方式のうちいずれかのプリンタとし、モノクロ印刷用のインクジェットプリンタを電子写真方式、感熱方式及びドットインパクト方式のうちいずれかのプリンタとしてもよい。つまり、LAN12にカラー印刷用の種々のプリンタのうちいずれかを接続し、該プリンタのUSB端子にモノクロ印刷用の種々のプリンタのうちいずれかを接続してもよい。こうすれば、USB端子を利用して手軽にモノクロ印刷用のプリンタをネットワークで使用することができる。また、プリンタに特に限定されず、例えばコピー機やFAXなどの複合印刷機器などとしてもよい。
また、上述した実施形態では、印刷設定画面70では自動モード、モノクロモード及びカラーモードを選択可能としたが、これに加えて又はこれに代えて、ランニングコスト優先モードを設けてもよい。このランニングコスト優先モードは、印刷内容に含まれる、記録紙Sのうち着色する面積などから印刷に必要なトナーやインクなどの消耗品の必要量を計算し該必要量に消耗品の単価を反映させた消耗品価格と、それに加えて電気消費量から計算した電力価格なども考慮して各プリンタのランニングコストを算出し、該ランニングコストの低い方のプリンタ用の印刷データを作成して印刷を実行させるモードである。こうすれば、USB端子26aで接続されたレーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40を使い分けて低コストで印刷を実行することができる。
あるいは、上述した実施形態では、印刷設定画面70では自動モード、モノクロモード及びカラーモードを選択可能としたが、これに加えて又はこれに代えて、短時間印刷モードを設けてもよい。この短時間印刷モードは、印刷する内容(例えば着色する面積や行数など)に基づいて、レーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40の印刷に所要する時間をクリーニングやウォームアップ時間を考慮して計算し、該計算した各プリンタの印刷所要時間のうち最も短時間で印刷可能なプリンタ用の印刷データを作成し印刷を実行させるモードである。具体的には、モノクロの短い文書の場合、ウォームアップの必要のないインクジェットプリンタ40の方が印刷終了までの時間が早い場合がある。こうすれば、USB端子26aで接続されたレーザプリンタ20及びインクジェットプリンタ40を使い分けて短時間で印刷を実行することができる。
更に、上述した実施例では、印刷データがシリアルプリンタ用の制御言語で記述されているか否かに基づいてレーザプリンタ20からインクジェットプリンタ40に印刷データを出力するか否かを判定するとしたが、印刷データにカラーデータが含まれているか否かに基づいてレーザプリンタ20からインクジェットプリンタ40に印刷データを出力するか否かを判定してもよい。こうしても、カラーデータを含む印刷データは、カラー印刷が可能なプリンタで印刷されるため、印刷する内容に適したプリンタで印刷することができる。
更にまた、上述した実施例ではレーザプリンタ20にインクジェットプリンタ40が接続されたものとして説明したが、ユーザPC60で印刷要求があったときに接続されているプリンタ情報を受信する際に、レーザプリンタ20のUSB端子26aに接続されているプリンタがカラー印刷可能なプリンタであるか否かを判定し、その後の処理に判定結果を反映させてもよい。その後の処理に判定結果を反映させるとは、例えば、カラー印刷可能なプリンタがUSB端子26aに接続されているときには、CPU61は、自動モード選択欄72やカラーモード選択欄74を選択可能な印刷設定画面70を表示部68に表示させてもよいし、カラー印刷可能なプリンタがUSB端子26aに接続されていないときには、印刷設定画面70で自動モード選択欄72やカラーモード選択欄74を選択できない印刷設定画面70を表示部68に表示させてもよい。また、カラー印刷可能なプリンタがUSB端子26aに接続されているときには、CPU61は、インクジェットプリンタ40用の印刷データを作成可能に制御してもよいし、カラー印刷可能なプリンタがUSB端子26aに接続されていないときには、インクジェットプリンタ40用の印刷データを作成できないよう制御してもよい。このとき、印刷情報がカラー情報を含むものであるときには、印刷データをインクジェットプリンタ40に出力してもよい。こうすれば、カラー印刷可能なプリンタがUSB端子26aに接続されているときにカラー印刷用の印刷データを作成するため、カラー印刷を確実に行うことができる。
なお、上述した実施形態では、LAN12を介してユーザPC60とレーザプリンタ20とが接続されているとしたが、ユーザPC60とレーザプリンタ20とをUSB端子に接続して使用しても差し支えない。
本実施形態のプリンタシステム10の構成の概略を示す構成図である。 本実施形態の印刷データ作成送信ルーチンのフローチャートである。 本実施形態の印刷送信制御ルーチンのフローチャートである。 本実施形態の状態送信印刷制御ルーチンのフローチャートである。 本実施形態の状態情報63aの説明図である。 本実施形態の印刷設定画面70の説明図である。 本実施形態の印刷設定画面70の説明図である。 プリンタシステム10の各処理及び通信の様子の説明図である。
符号の説明
10 プリンタシステム、12 LAN、20 レーザプリンタ、21 CPU、22 ROM、22a 印刷送信制御プログラム、23 RAM、25 ネットワークインタフェース(I/F)、26 USBインタフェース、26a USB端子、28 バス、29 コントローラ、30 プリンタ部、31 プリンタ機構、32 プリンタASIC、33 現像ユニット、33a 帯電器、33b 露光器、33c トナーカートリッジ、34 感光体、37 転写ユニット、38 定着ユニット、40 インクジェットプリンタ、41 CPU、42 ROM、42a 状態送信印刷制御プログラム、43 RAM、46 USBインタフェース、46a USB端子、48 バス、49 コントローラ、50 プリンタ部、51 プリンタ機構、52 プリンタASIC、54 インクカートリッジ、55 圧力発生部、56 吐出口、58 搬送ローラ、S,J 記録紙。

Claims (9)

  1. 印刷指令装置から印刷情報をネットワークを介して取得可能な印刷情報取得手段と、
    印刷装置と接続可能なUSB端子と、
    前記印刷情報取得手段が取得した印刷情報を前記USB端子に接続された印刷装置によって印刷可能な状態で該USB端子を介して該印刷装置に出力可能な印刷情報出力手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    印刷情報に含まれる内容を印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、
    前記印刷指令装置から前記印刷情報取得手段により取得した前記印刷情報を前記印刷装置で印刷するか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記印刷情報出力手段は、前記判定手段によって前記印刷情報を前記印刷装置で印刷すると判定されたときには前記印刷情報を前記USB端子を介して前記印刷装置に出力し、
    前記印刷制御手段は、前記判定手段によって前記印刷情報を前記印刷装置で印刷しないと判定されたときには前記印刷情報に含まれる内容を印刷媒体に印刷するよう前記印刷手段を制御する、
    画像形成装置。
  3. 前記印刷手段は、モノクロ印刷用の電子写真方式の印刷機構であり、
    前記印刷装置は、カラー印刷用のインクジェット方式の印刷機構を備えている、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判定手段は、前記印刷情報取得手段によって取得された前記印刷情報がシリアルプリンタ用の制御言語で記述されているときには、前記印刷情報を前記印刷装置で印刷すると判定する、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記判定手段は、前記USB端子に接続されている印刷装置がカラー印刷可能な印刷装置であるか否かを判定し、
    前記印刷情報出力手段は、前記印刷情報がカラー情報を含むものであるときには、前記印刷情報を前記印刷装置に出力する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置であって、
    前記印刷装置から該印刷装置の状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    前記状態情報取得手段によって取得した前記状態情報と共に画像形成装置の状態情報を前記印刷指令装置に出力する状態情報出力手段と、
    を備えた画像形成装置。
  7. 前記状態情報には、消耗品情報、印刷媒体のジャム情報及び故障情報のうちいずれか1つの情報が含まれる、
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 印刷指令装置と、印刷装置と接続可能なUSB端子を備えた画像形成装置と、印刷装置との間で情報のやり取りを行い該印刷情報に含まれる内容を印刷する印刷方法であって、
    (a)前記印刷指令装置から印刷情報をネットワークを介して取得するステップと、
    (b)前記ステップ(a)で取得した印刷情報を前記USB端子に接続された印刷装置によって印刷可能な状態で該USB端子を介して該印刷装置に出力するステップと、
    を含む印刷方法。
  9. 請求項8に記載の印刷方法の各ステップを1以上のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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