JP3453481B2 - 画像形成装置及びその方法 - Google Patents

画像形成装置及びその方法

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JP3453481B2 JP23200996A JP23200996A JP3453481B2 JP 3453481 B2 JP3453481 B2 JP 3453481B2 JP 23200996 A JP23200996 A JP 23200996A JP 23200996 A JP23200996 A JP 23200996A JP 3453481 B2 JP3453481 B2 JP 3453481B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された画像デ
ータに基づいて画像を形成する画像形成装置及びその方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式にて多色画像を形成
する場合は、転写回数に応じて転写帯電器に対する転写
バイアス及び現像ユニットに対する現像バイアスを印加
する高圧ユニットが設けられている。そして、高圧ユニ
ットを複数の記録サイクルに応じてプリンタ制御部が順
次ON/OFFすることにより、多色画像を形成してい
る。以下、このような電子写真方式によって多色画像を
形成する画像形成装置を制御するプリンタ制御機構につ
いて、図8を用いて説明する。
【0003】図8は従来の画像形成装置のプリンタ制御
機構を示すブロック図である。図8において、1はプリ
ンタ制御回路で、プリンタコントローラ11からの多色
の画像信号に基づいて画像形成装置2よりビデオ信号
(VDo)3を生成して駆動回路4に出力する。この駆
動回路4は、不図示の半導体レーザを駆動するための回
路で、レーザ駆動信号5を出力する。画像形成装置2
は、多色の画像信号により生成した第1、第2のビデオ
信号を出力する。そして、不図示の像但持体に第1、第
2の静電潜像を形成すると共に、バイアス制御部7への
起動信号6を出力する。記憶部10は、使用環境や、プ
リンタコントローラ11からの多色の画像信号に基づい
た高圧バイアス(転写、現像等)等の各種パラメータを
格納している。バイアス制御部7では、記憶部10内の
バイアスデータを利用し、対応するバイアス信号8を出
力し、静電潜像の現像及び記録紙の転写を行い、多色画
像を形成する。
【0004】紙有無検知部25は、カセットユニットや
マルチトレイユニット等の給紙ユニット内にセットされ
た記録紙の有無情報24を検知し、その検知結果を画像
形成装置2に通知する。画像形成装置2で、その検知結
果により所望の給紙ユニットに記録紙が存在し、/PR
NT検知部23から出力される情報により、画像形成を
行う。また、画像形成を行うプリンタエンジンの画像形
成時におけるエンジン情報は、ステータスとしてビデオ
インタフェース18を介してプリンタコントローラ11
に報知している。
【0005】次に、プリンタ制御回路1とプリンタコン
トローラ11間における動作について、図9及び図10
の(a)、(b)を用いて説明する。図9は従来のプリ
ンタ制御回路とプリンタコントローラとを接続するイン
タフェースに用いられる信号線を示す図であり、図10
の(a)、(b)は従来のプリンタ制御回路とプリンタ
コントローラ間におけるコマンドとステータスの授受を
示すタイミングチャートである。
【0006】プリンタ制御回路1は、電源投入後、プリ
ンタコントローラ11との通信が可能になった時点に
て、/PPRDY信号21をtrueにする。そして、
プリンタコントローラからの/CPRDY信号23aが
trueであることを確認後、画像形成装置2によって
記録可能にするための処理が開始される。そして、記録
可能な状態になったならば、/RDY信号22をtru
eする。一方、プリンタコントローラ11は、通信可能
となった時点にて、図10の(b)に示すように、/C
PRDY信号23aをtrueにし、/CBSY信号2
4をtrueにした後、CCLK信号26によるパルス
に同期させ、CMD信号25aを送出する。そして、C
MD信号25aによるコマンドを送出した後、CBSY
信号24をfalseにする。
【0007】プリンタ制御回路1は、上述の手順にてコ
マンドを受け取ると、/SBSY信号24をtrueに
した後、CCLK信号26によるパルスに同期させ、S
TS信号28を送出する。STS信号28によるステー
タスを送出した後、SBSY信号27をfalseにす
る。以上の手順により、プリンタ制御回路1とプリンタ
コントローラ11は、コマンドとステータスの授受を行
う。
【0008】次に、従来の画像形成装置による記録シー
ケンスの手順について説明する。プリンタコントローラ
11は、/RDY信号22がtrueであることを確認
した後、/PRNT信号29をtrueにする。一方、
プリンタ制御回路1は、図10の(a)に示すように、
/PRNT信号29がtrueであることを確認したな
らば、電子写真プロセスにおける前回転動作を開始す
る。そして、不図示の基準信号検知後、t1時間後に/
TOP信号30のパルスを出力する。プリンタコントロ
ーラ11は、LSYNC信号33のパルスに同期させ
て、マゼンタの画像信号/VDo32を出力する。同様
の手順によりシアン、イエロー、ブラックの画像信号/
VDo32を出力し、多色画像を形成する。また、上述
の時間t1は、記録動作を実行するために画像形成装置
に取り付けられる各種センサの取付ずれ値を時間に換算
した値である。この時間t1は、出荷時に調整し、例え
ば、記憶部10により格納される固定値である。
【0009】次に、従来の画像形成装置の記録動作につ
いて、図11を用いて説明する。図11は従来の画像形
成装置の記録動作を示すフローチャートである。以下、
図のステップに応じて順次説明する。電源ONになる
と、出荷時調整値のセット、高圧バイアスデータのセッ
ト等各種パラメータの初期設定を行う(ステップS1
0)。ステップS11に移行し、現像ユニット有無チェ
ック、定着ヒータ温調開始等の記録動作が可能になるス
タンバイまでの立ち上げ処理を実行する。但し、この
時、自己診断により、故障が検知された場合は、故障と
なる。定着温度が目標温度になる等スタンバイになるま
で待機する(ステップS12)。そして、スタンバイに
なったならば、紙有無検知部25からの記録紙有無情報
をチェックし(ステップS13)、紙有りならばステッ
プS14へ、紙無しならばステップS12へ移行する。
【0010】一方、ステップS14では、プリント指示
があるか否かのチェック(/PRNT信号trueか否
かのチェック)を行う。そして、チェックの結果、プリ
ント指示有りでないならばステップS12へ以降し、プ
リント指示有りならばステップS15へ以降する。そし
て、電子写真プロセスの記録シーケンスを実行させ(ス
テップS15)、画像を出力する。この時、プリンタ
は、プリンタが記録した画像パターンの追跡により記録
に使用された画像形成装置の割り出しを可能にするため
に、記録紙の種類に関係なく、記録する画像に所定パタ
ーンが付加される。また、その所定パターンを認識可能
とするために最適な濃度を用いて付加される。
【0011】ステップS16へ移行し、記録動作が終了
いたか否かのチェックを行う。記録動作が終了していな
いならば、ステップS15へ移行する。一方、記録動作
が終了したならば、スタンバイ動作へ戻る処理を行い、
ステップS12からの動作を繰り返す。以上が、従来の
電子写真方式によって画像を形成する画像形成装置の画
像形成動作の一例である。そして、このような画像形成
装置では、紙幣や有価証券等の偽造を追跡する目的で、
印刷に使用された画像形成装置の割り出しを可能とする
ために、記録する画像に所定パターンを付加している。
この所定パターンは、人間の目には認識できなくても、
専用の読取装置によって認識できるような濃度で記録す
る画像に付加されるのが一般的である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷に使用された画像形成装置の割り出しを可能と
するために記録する画像に所定パターンを付加する画像
形成装置では、記録に用いる記録紙の種類にかかわらず
所定パターンを付加している。記録紙の種類によって
は、記録する画像の画質が低下するという問題が生じ
る。例えば、画像の記録に用いる記録紙がOHT紙(Ov
er Head Transparency紙)であり、そのOHT紙に所定
パターンを付加してスクリーンに投影した場合、この付
加パターンが、本来、投影されるべき画像に混在してス
クリーンに映ってしまい、投影される画像の画質を低下
させてしまう。
【0013】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、印刷に使用された画像形成装置の割り出しを
可能とするために記録する画像に所定パターンを付加す
ることが可能な画像形成装置において、判定された記録
紙の種類と指定された記録紙の種類に応じて所定パター
ンの付加と画像形成動作を制御することで、記録される
画像の画質の低下を防止することができ、かつ紙幣や有
価証券等の偽造を防止することができる画像形成装置及
びその方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による画像形成装置は以下の構成を備える。
即ち、入力された画像データに基づいて画像を形成する
画像形成装置であって、前記入力された画像データに基
づいて形成する画像に、所定パターンを付加する付加手
段と、画像の形成に用いる記録紙の種類を判定する判定
手段と、画像の形成に用いる記録紙の種類を指定する指
定手段と、前記指定手段で指定される記録紙の種類と前
記判定手段の判定結果に基づいて、前記付加手段による
所定パターンの付加と画像形成動作を制御する制御手段
とを備え、前記指定手段でOHT紙が指定されない場
合、前記制御手段は、前記判定手段の判定結果に関わら
ず、前記付加手段による所定パターンの付加を行い、前
記所定パターンが付加された画像の画像形成動作を実行
し、 前記指定手段でOHT紙が指定された場合、前記制
御手段は、前記付加手段による所定パターンの付加を禁
止し、更に、前記判定手段の結果、前記画像の形成に用
いる記録紙の種類がOHT紙でない場合、前記制御手段
は、前記所定パターンの付加が禁止された画像の画像形
成動作を中断する ことを特徴とする。
【0015】
【0016】
【0017】また、好ましくは、前記判定手段で判定さ
れる記録紙の種類と、前記指定手段で指定される記録紙
の種類が異なる場合、その旨を報知する報知手段を更に
備える。
【0018】
【0019】
【0020】また、好ましくは、前記所定の前記所定の
記録紙は、OHT紙である。
【0021】上記の目的を達成するための本発明による
画像形成方法は以下の構成を備える。即ち、入力された
画像データに基づいて画像を形成する画像形成方法であ
って、前記入力された画像データに基づいて形成する画
像に、所定パターンを付加する付加工程と、画像の形成
に用いる記録紙の種類を判定する判定工程と、画像の形
成に用いる記録紙の種類を指定する指定工程と、前記指
定工程で指定される記録紙の種類と前記判定工程の判定
結果に基づいて、前記付加工程による所定パターンの付
加と画像形成動作を制御する制御工程とを備え、前記指
定工程でOHT紙が指定されない場合、前記制御工程
は、前記判定工程の判定結果に関わらず、前記付加工程
による所定パターンの付加を行い、前記所定パターンが
付加された画像の画像形成動作を実行し、 前記指定工程
でOHT紙が指定された場合、前記制御工程は、前記付
加工程による所定パターンの付加を禁止し、更に、前記
判定工程の結果、前記画像の形成に用いる記録紙の種類
がOHT紙でない場合、前記制御工程は、前記所定パタ
ーンの付加が禁止された画像の画像形成動作を中断する
ことを特徴とする。
【0022】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
画像形成のプログラムコードが格納されたコンピュータ
可読メモリであって、前記入力された画像データに基づ
いて形成する画像に、所定パターンを付加する付加工程
のプログラムコードと、画像の形成に用いる記録紙の種
類を判定する判定工程のプログラムコードと、画像の形
成に用いる記録紙の種類を指定する指定工程のプログラ
ムコードと、前記指定工程で指定される記録紙の種類と
前記判定工程の判定結果に基づいて、前記付加工程によ
る所定パターンの付加と画像形成動作を制御する制御工
程のプログラムコードとを備え、前記指定工程でOHT
紙が指定されない場合、前記制御工程は、前記判定工程
の判定結果に関わらず、前記付加工程による所定パター
ンの付加を行い、前記所定パターンが付加された画像の
画像形成動作を実行し、 前記指定工程でOHT紙が指定
された場合、前記制御工程は、前記付加工程による所定
パターンの付加を禁止し、更に、前記判定工程の結果、
前記画像の形成に用いる記録紙の種類がOHT紙でない
場合、前記制御工程は、前記所定パターンの付加が禁止
された画像の画像形成動作を中断する ことを特徴とす
る。
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 <実施形態1>まず、本発明に係る画像形成装置を制御
するプリンタ制御機構の構成について、図1を用いて説
明する。
【0025】尚、実施形態1における画像形成装置は、
特に、電子写真方式において、記録紙に各色トナー像を
順次転写してカラー画像を得る転写ドラム方式を用いて
画像を形成する画像形成装置であるとする。また、以
下、各実施形態で説明するフローチャートにおいて、共
通の処理には、共通のステップ番号を付加している。
【0026】図1は実施形態1のプリンタ制御機構を示
すブロック図である。尚、上述の図8の従来のプリンタ
制御機構の構成要素と同一のものには、同じ参照番号を
付してあり、その詳細については省略する。図1におい
て、紙有無検知部25は、記録紙給紙から排出までの間
に装着されたセンサ(例えば、反射型センサ)により記
録紙通過の情報に基づいて、記録紙の有無を検知する。
尚、紙有無検知部25は、センサ上を通過する記録紙に
よってセンサに到達する光が遮蔽されているか否かで、
記録紙の有無を検知する。つまり、センサに到達する光
が遮蔽されている期間は記録紙が有ると検知し、遮蔽さ
れていない場合は、記録紙な無いと検知する。計測部5
1では、紙有無検知部25の検知結果(例えば、記録紙
通過時間と給紙スピード)に基づいて、紙サイズ長を計
測しOHT紙/普通紙等の記録紙の種類を判断する。
尚、本発明で用いられるOHT紙は透過原稿であるが、
その先端に所定幅の光を遮蔽するようなラインが付加さ
れて構成されている。そのため、その所定幅分の長さだ
け、紙有無検知部25で記録紙が有ると検知されること
になる。
【0027】付加部54は、紙幣等の有価証券等の偽造
を追跡する目的で、印刷に使用された画像形成装置の割
り出しを可能とするために、計測部51の計測結果に基
づいて画像に所定パターンを付加する。尚、この所定パ
ターンの付加は、その所定パターンを認識するのに最適
な濃度にて付加する。また、付加の実行は、画像の記録
時に所定パターン付加信号を出力することで行われる。
切り換え制御部53は、例えば、計測部51からの計測
結果に基づいて、付加部54による所定パターンの付加
を実行するか否かの切り換えや、記録紙の種類による最
適な記録シーケンスを選択して切り換えるものである。
【0028】尚、実施形態1の切り換え制御部51で
は、計測部51からの計測結果に基づいて、付加部54
による所定パターンの付加を実行するか否かの切り換え
を行う。切り換え制御部51による制御後に実行される
記録シーケンスは、従来の画像形成装置における記録シ
ーケンスを用いるものとする。しかし、例えば、OHT
紙/普通紙に対し、それぞれ最適な記録シーケンスを備
えている画像形成装置である場合には、付加部54によ
る所定パターンの付加を実行するか否かの切り換えに加
えて、更に記録紙の種類に応じた記録シーケンスの切り
換えを行うことも可能である。
【0029】報知部57は、切り換え制御部53の制御
に応じて、所望の情報をプリンタコントローラ11に報
知する。また、プリンタ制御回路1とプリンタコントロ
ーラ11間の動作については、図9、図10の(a)、
(b)に示すものであり、動作は従来例と同等である。
そして、プリンタ制御回路1は、電源が投入されると、
画像形成装置2に接続されている出力ポートのOFF、
センサ等の入力ポートの異常チェック等の画像形成装置
のイニシャライズ処理を実行する。その後、ビデオイン
タフェース18を介して、プリンタコントローラ11に
プリンタのステータスの報知及びプリンタコントローラ
11からのコマンドの送受信を開始し、所望の電子写真
プロセスのイニシャル処理を実行する。そして、全ての
処理が完了した時点で、/PRNT検知部23からのt
rue信号を待機する。以降、従来例にて説明した動作
にて記録動作を行う。
【0030】次に、紙有無検知部25及び計測部51に
おける処理手順について、図2及び図3のフローチャー
トを用いて順次説明する。図2は実施形態1の紙有無検
知部における処理手順を示すフローチャートである。紙
有無検知部25は、記録紙の有無を検知し(ステップS
21)、記録紙無しと判断したならば、計測部51によ
る計測を終了する(ステップS25)。記録紙有りと判
断し、その判断の直前の検知が記録紙無しと判断される
ような場合であるか、即ち、記録紙の先端を検知したか
否かを検知する(ステップS22)。記録紙の先端と判
断したならば、その時点から継続して記録紙が有ると検
知される時間(以下、紙有検知時間と呼ぶ)の計測を開
始する(ステップS23)。尚、紙有検知時間は、その
検知の直前の検知によって計測された紙有検知時間が保
存されているので、検知はその直前の紙有検知時間を初
期化してから行われる。このように、紙有検知時間は検
知が行われる毎に、前回の紙有検知時間が初期化され
る。
【0031】一方、記録紙の先端以外と判断したなら
ば、紙有検知時間の計測を継続する(ステップS2
4)。そして、記録紙と無しと判断されるまで、計測を
実行する。そして、紙有無検知部25の検知結果に基づ
いて、計測部51において、以下、図3に示す処理手順
が実行される。図3は実施形態1の計測部における処理
手順を示すフローチャートである。
【0032】計測部51は、/PRNT信号がtrue
であるか否かを検知し(ステップS31)、/PRNT
信号がtrueであると判断したならば、紙有無検知部
25にて計測した紙有検知時間に基づいて、紙サイズ長
を算出し、その紙サイズ長が所定値であるか否かを判定
する(ステップS32)。一方、/PRNT信号がtr
ueでないと判断したならば、処理を終了する。
【0033】尚、実施形態1の計測部51では、紙有検
知時間に基づいて紙サイズ長を算出し、その算出結果に
基づいて記録紙の種類(ここでは、OHT紙/普通紙)
を判断する。そして、紙サイズ長が所定値であると判断
したならば、記録紙の種類はOHT紙と判断し(ステッ
プS33)、処理を終了する。尚、所定値は、上述のO
HT紙に付加されている所定幅のラインの長さである
が、紙有検知時間における検知誤差を考慮するため、そ
の長さを基準に所定幅に含まれる紙サイズ長はOHT紙
と判断する。一方、記紙サイズ長が所定値でないと判断
したならば、普通紙と判断し(ステップS34)、処理
を終了する。また、この時の紙サイズ長が極端に小さい
場合や、大きい場合は、記録紙の種類の判断の範囲外の
紙サイズ長と判断し、記録ジャムとして記録動作を停止
する。
【0034】次に、実施形態1の切り換え制御部53に
おける処理手順について、図4を用いて説明する。図4
は実施形態1の切り換え制御部における処理手順を示す
フローチャートである。切り換え制御部53は、/PR
NT信号がtrueであるか否かを検知し(ステップS
31)、/PRNT信号がtrueでないと判断したな
らば、処理を終了する。一方、/PRNT信号がtru
eであると判断したならば、計測部51の計測結果に基
づいて、記録紙の種類が普通紙である否かを判断する
(ステップS33)。そして、記録紙の種類が普通紙で
あると判断した場合、付加部54により所定パターン付
加信号を出力して(ステップS41)、上述の記録シー
ケンスを実行する(ステップS42)。
【0035】一方、記録紙の種類が普通紙でない、つま
り、OHT紙であると判断した場合、付加部54により
所定パターン付加信号を出力せずに、上述の記録シーケ
ンスを実行する(ステップS42)。以上説明したよう
に、実施形態1によれば、画像の記録に用いる記録紙の
種類(OHT紙/普通紙)を判断し、その判断に応じて
付加部54による付加の実行を制御するので、記録紙の
種類に応じた最適な画像を記録することが可能になる。
これにより、OHT紙には紙幣等の有価証券等の偽造を
追跡する目的のための所定パターンが付加されないの
で、OHT紙をスクリーンに映しても、画質が低下しな
い効果を図ることができる。
【0036】<実施形態2>以下、説明する実施形態2
は、実施形態1のプリンタ制御回路1の構成と同一の構
成を用いて、実施形態1の切り換え制御部51における
制御を異ならしめたものである。上述の実施形態1で
は、特に、転写ドラム方式を用いて画像を形成する画像
形成装置において、画像の記録に用いる記録紙がOHT
紙である場合は、付加部54による付加を実行しないよ
うに制御することで、OHT紙における記録される画像
の画質低下を防ぐことができた。しかしながら、実施形
態1で説明した制御は、転写ドラム方式のように、ま
ず、記録紙を給紙し、記録紙の種類を判断した後に、画
像形成を実行するような場合には有効であるが、中間体
転写ベルトに各色トナー像を順次転写後、記録紙に一括
転写してカラー画像を得る中間体転写方式を用いて画像
を形成する場合、即ち、画像形成を実行した後に記録紙
を給紙し転写、定着を実行するような場合には無効であ
るという不具合を生じる。このように、実施形態1の制
御では、中間体転写方式を有する画像形成装置には適用
できない。
【0037】そこで、この不具合を解決するために、実
施形態2では、プリンタコントローラ11より画像の記
録に用いる記録用紙の種類を指定する構成を備える。そ
して、プリンタコントローラ11で指定される記録用紙
の種類を示す指定コマンドを画像形成装置2に通知し、
その通知に応じて上述の実施形態1の切り換え制御部5
1の制御を実行することで、中間体転写方式を有する画
像形成装置においても本発明を適用できるようにした。
【0038】尚、実施形態2では、説明を簡単にするた
め、特に、画像の記録に用いる記録用紙がOHT紙の場
合のみ、OHT紙であることを示すOHT紙指定コマン
ドをプリンタコントローラ11より画像形成装置2へ送
出する。つまり、普通紙である場合は、特に指定コマン
ドを送出しない。そして、そのOHT紙指定コマンドに
基づいて、上述した実施形態1で説明した切り換え制御
部51の制御を実行する。
【0039】以下、実施形態2の切り換え制御部53に
おける処理手順について、図5を用いて説明する。図5
は実施形態2の切り換え制御部における処理手順を示す
フローチャートである。切り換え制御部53は、/PR
NT信号がtrueであるか否かを検知し(ステップS
31)、/PRNT信号がtrueでないと判断したな
らば、処理を終了する。一方、/PRNT信号がtru
eであると判断したならば、プリンタコントローラ11
からOHT紙指定コマンドが送出されているか否かを判
断する(ステップS51)。そして、OHT紙指定コマ
ンドが送出されていない場合、付加部54により所定パ
ターン付加信号を出力して(ステップS41)、上述の
記録シーケンスを実行する(ステップS42)。
【0040】一方、OHT紙指定コマンドが送出されて
いる場合、付加部54により所定パターン付加信号を出
力せずに、上述の記録シーケンスを実行する(ステップ
S42)。以上説明したように、実施形態2によれば、
OHT紙であることを示すOHT紙指定コマンドをプリ
ンタコントローラ11より画像形成装置2へ送出する構
成を設けることで、画像形成を実行した後に記録紙を給
紙し転写、定着を実行するような中間体転写方式を有す
る画像形成装置においても、実施形態1と同様の効果を
得ることができる。
【0041】<実施形態3>以下、説明する実施形態3
は、実施形態1のプリンタ制御回路1の構成と同一の構
成を用いて、実施形態1、2の切り換え制御部53にお
ける制御を異ならしめたものである。上述の実施形態2
では、特に、中間体転写方式を有する画像形成装置にも
適用可能にするため、OHT紙であることを示すOHT
紙指定コマンドをプリンタコントローラ11より画像形
成装置2へ送出する構成を設けていた。しかしながら、
例えば、ユーザがOHT紙指定コマンドを画像形成装置
2へ送出したにもかかわらず、誤って普通紙を給紙して
しまうと、本来、所定パターンが付加されるべき普通紙
に、所定パターンが付加されなくなってしまう。
【0042】逆に、ユーザがOHT紙指定コマンドを画
像形成装置2へ送出していないにもかかわらず、誤って
OHT紙を給紙してしまうと、OHT紙に所定のパター
ンが付加されてしまい、従来と同様にOHT紙に記録さ
れる画像の画質の低下を招くという不具合が生じる。そ
こで、実施形態3では、このような不具合を解決するた
めに、実施形態1、2で説明した各切り換え制御部53
の制御を組み合わせ、プリンタコントローラ11から送
出される指定コマンドと、計測部51による計測結果に
基づいて、切り換え制御部53の制御を実行する。ま
た、プリンタコントローラ11から送出される指定コマ
ンドと、計測部51による計測結果に矛盾が生じた場合
には、報知部57を介して、プリンタコントローラ11
にミスプリントである旨を報知する。
【0043】以下、実施形態3の切り換え制御部53に
おける処理手順について、図6を用いて説明する。図6
は実施形態3の切り換え制御部における処理手順を示す
フローチャートである。切り換え制御部53は、/PR
NT信号がtrueであるか否かを検知し(ステップS
31)、/PRNT信号がtrueでないと判断したな
らば、処理を終了する。一方、/PRNT信号がtru
eであると判断したならば、プリンタコントローラ11
からOHT紙指定コマンドが送出されているか否かを判
断する(ステップS51)、OHT紙指定コマンドが送
出されていない場合、付加部54により所定パターン付
加信号を出力する(ステップS41)。そして、計測部
51の計測結果に基づいて、記録紙の種類が普通紙であ
る否かを判断し(ステップS33)、記録紙の種類が普
通紙であると判断した場合、上述の記録シーケンスを実
行する(ステップS42)。一方、記録紙の種類がOH
T紙であると判断した場合、プリンタコントローラ11
からの指定コマンドと計測部51の計測結果に矛盾が生
じるているので、その旨を報知部57によってプリンタ
コントローラ11へ報知し、上述の記録シーケンスを実
行する(ステップS42)。
【0044】一方、OHT紙指定コマンドが送出されて
いる場合、計測部51の計測結果に基づいて、記録紙の
種類が普通紙である否かを判断する(ステップS3
3)。記録紙の種類がOHT紙であると判断した場合、
上述の記録シーケンスを実行する(ステップS42)。
一方、記録紙の種類が普通紙であると判断した場合、プ
リンタコントローラ11からの指定コマンドと計測部5
1の計測結果に矛盾が生じるているので、その時点で画
像形成動作をストップして記録紙を排出し(ステップS
61)、その旨を報知部57によってプリンタコントロ
ーラ11へ報知する(ステップS42)。
【0045】尚、ステップS51で分岐してステップS
41以降における処理は、OHT紙指定コマンドを指定
していないにもかかわらずOHT紙を給紙してしまった
場合における処理を示し、一方、ステップS33以降に
おける処理は、OHT紙指定コマンドを指定したにもか
かわらず普通紙を給紙してしまった場合における処理を
示している。そして、上述のように、OHT紙指定コマ
ンドを指定していないにもかかわらずOHT紙を給紙し
てしまった場合は、OHT紙に所定パターンが付加され
た画像を記録する。これは、OHT紙に所定パターンが
付加されるので画質が低下した画像が記録されるものの
取りあえず所望とする画像を得るためである。一方、O
HT紙指定コマンドを指定したにもかかわらず普通紙を
給紙してしまった場合に、同様に画像の記録を実行する
と、普通紙に所定パターンが付加されないで画像が記録
されることになる。このような記録は、紙幣や有価証券
等の偽造等の悪用につながる可能性があるため、 ステ
ップS61のように画像形成動作を中断して画像の記録
がなされないようにしている。
【0046】以上説明したように、実施形態3によれ
ば、記録紙の種類に依存せずに、実施形態1、2で得ら
れる効果に加えて、偽造等の悪用も防ぐことができる。 <実施形態4>以下、説明する実施形態4は、実施形態
1のプリンタ制御回路1の構成と同一の構成を用いて、
実施形態3の切り換え制御部53における制御を異なら
しめたものである。上述の実施形態3では、画像形成装
置に備わる色モード(モノカラーモード/フルカラーモ
ード)を考慮しない制御を実行していた。しかしなが
ら、モノカラーの紙幣や有価証券等は一般的に存在しな
いので、色モードがモノカラーモードの場合には、所定
のパターンの付加を実行しても偽造等に悪用されること
はないので、実施形態3で説明したステップS51以降
の処理は無意味である。
【0047】そこで、実施形態4では、実施形態3の切
り換え制御部51における制御において、色モードを判
定する処理を加え、フルカラーモード時以外は記録紙の
種類に関係なくステップS51以降の処理をスキップし
て、記録シーケンスを実行する。以下、実施形態4の切
り換え制御部53における処理手順について、図7を用
いて説明する。
【0048】図7は実施形態4の切り換え制御部におけ
る処理手順を示すフローチャートである。切り換え制御
部53は、/PRNT信号がtrueであるか否かを検
知し(ステップS31)、/PRNT信号がtrueで
ないと判断したならば、処理を終了する。一方、/PR
NT信号がtrueであると判断したならば、画像形成
装置2の色モードがフルカラーモードであるか否かを判
断する(ステップS71)。フルカラーモードでない、
つまり、モノカラーモードである場合、上述の記録シー
ケンスを実行する(ステップS42)。
【0049】一方、フルカラーモードである場合、プリ
ンタコントローラ11からOHT紙指定コマンドが送出
されているか否かを判断する(ステップS51)、OH
T紙指定コマンドが送出されていない場合、付加部54
により所定パターン付加信号を出力する(ステップS4
1)。そして、計測部51の計測結果に基づいて、記録
紙の種類が普通紙である否かを判断し(ステップS3
3)、記録紙の種類が普通紙であると判断した場合、上
述の記録シーケンスを実行する(ステップS42)。一
方、記録紙の種類がOHT紙であると判断した場合、プ
リンタコントローラ11からの指定コマンドと計測部5
1の計測結果に矛盾が生じるているので、その旨を報知
部57によってプリンタコントローラ11へ報知し、上
述の記録シーケンスを実行する(ステップS42)。
【0050】一方、OHT紙指定コマンドが送出されて
いる場合、計測部51の計測結果に基づいて、記録紙の
種類が普通紙である否かを判断する(ステップS3
3)。記録紙の種類がOHT紙であると判断した場合、
上述の記録シーケンスを実行する(ステップS42)。
一方、記録紙の種類が普通紙であると判断した場合、プ
リンタコントローラ11からの指定コマンドと計測部5
1の計測結果に矛盾が生じるているので、その時点で画
像形成動作をストップして記録紙を排出し(ステップS
61)、その旨を報知部57によってプリンタコントロ
ーラ11へ報知する(ステップS42)。
【0051】以上説明したように、実施形態4によれ
ば、実施形態3の切り換え制御部53の制御を、画像形
成装置2の色モードに応じて実行するので、実施形態3
で得られる効果に加えて、より効率的に画像形成装置2
の画像形成動作を実行することができる。尚、実施形態
1〜4における画像形成装置は、電子写真方式によって
画像を形成する画像形成装置を例として用いたが、これ
に限定されない。例えば、インクジェット方式、熱転写
方式等の他の記録方式によって画像を形成する画像形成
装置に対し本発明を適用することも可能である。この場
合、各記録方式の周知の記録シーケンスを用いて切り換
え制御部の制御を実行することは言うまでもない。
【0052】また、実施形態1〜4における画像形成装
置では、OHP紙に記録される画像の画質の低下を防ぐ
ことを目的の一つとしたが、OHP紙と同様に所定のパ
ターンが付加されることで記録される画像の画質が劣化
するような記録媒体に、本発明を適用することも可能で
ある。尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコン
ピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)
から構成されるシステムに適用しても、一つの機器から
なる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適
用してもよい。
【0053】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0054】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。また、コ
ンピュータが読出したプログラムコードを実行すること
により、前述した実施形態の機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含
まれることは言うまでもない。
【0055】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0056】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図12のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくと
も「付加モジュール」、「判定モジュール」および「制
御モジュール」の各モジュールのプログラムコードを記
憶媒体に格納すればよい。
【0057】尚、「付加モジュール」は、入力された画
像データに基づいて形成する画像に、所定パターンを付
加する。「判定モジュール」は、画像の形成に用いる記
録紙の種類を判定する。「制御モジュール」は、判定結
果に基づいて、所定パターンの付加を制御する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷に使用された画像形成装置の割り出しを可能とする
ために記録する画像に所定パターンを付加することが可
能な画像形成装置において、判定された記録紙の種類と
指定された記録紙の種類に応じて所定パターンの付加
画像形成動作を制御することで、記録される画像の画質
の低下を防止することができ、かつ紙幣や有価証券等の
偽造を防止することができる画像形成装置及びその方法
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のプリンタ制御機構を示すブロック
図である。
【図2】実施形態1の紙有無検知部における処理手順を
示すフローチャートである。
【図3】実施形態1の計測部における処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】実施形態1の切り換え制御部における処理手順
を示すフローチャートである。
【図5】実施形態2の切り換え制御部における処理手順
を示すフローチャートである。
【図6】実施形態3の切り換え制御部における処理手順
を示すフローチャートである。
【図7】実施形態4の切り換え制御部における処理手順
を示すフローチャートである。
【図8】従来の画像形成装置のプリンタ制御機構を示す
ブロック図である。
【図9】従来のプリンタ制御回路とプリンタコントロー
ラとを接続するインタフェースに用いられる信号線を示
す図である。
【図10】従来のプリンタ制御回路とプリンタコントロ
ーラ間におけるコマンドとステータスの授受を示すタイ
ミングチャートである。
【図11】従来の画像形成装置の記録動作を示すフロー
チャートである。
【図12】本発明の実施形態を実現するプログラムコー
ドを格納した記憶媒体のメモリマップの構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 プリンタ制御回路 2 画像形成装置 3 ビデオ信号 4 駆動回路 5 レーザ駆動信号 6 起動信号 7 バイアス制御部 8 バイアス信号 10 記憶部 11 プリンタコントローラ 18 ビデオインタフェース 23 /PRNT検知部 24 CBSY信号 25 紙有無検知部 51 計測部 53 切り換え制御部 54 付加部 55 所定パターン付加信号 57 報知部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/00 B41J 29/40 G06F 3/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに基づいて画像を
    形成する画像形成装置であって、 前記入力された画像データに基づいて形成する画像に、
    所定パターンを付加する付加手段と、 画像の形成に用いる記録紙の種類を判定する判定手段
    と、 画像の形成に用いる記録紙の種類を指定する指定手段
    と、 前記指定手段で指定される記録紙の種類と前記判定手段
    の判定結果に基づいて、前記付加手段による所定パター
    ンの付加と画像形成動作を制御する制御手段とを備え、前記指定手段でOHT紙が指定されない場合、前記制御
    手段は、前記判定手段の判定結果に関わらず、前記付加
    手段による所定パターンの付加を行い、前記所定パター
    ンが付加された画像の画像形成動作を実行し、 前記指定手段でOHT紙が指定された場合、前記制御手
    段は、前記付加手段による所定パターンの付加を禁止
    し、更に、前記判定手段の結果、前記画像の形成に用い
    る記録紙の種類がOHT紙でない場合、前記制御手段
    は、前記所定パターンの付加が禁止された画像の画像形
    成動作を中断する ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段で判定される記録紙の種類
    と、前記指定手段で指定される記録紙の種類が異なる場
    合、その旨を報知する報知手段を更に備えることを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 入力された画像データに基づいて画像を
    形成する画像形成方法であって、 前記入力された画像データに基づいて形成する画像に、
    所定パターンを付加する付加工程と、 画像の形成に用いる記録紙の種類を判定する判定工程
    と、 画像の形成に用いる記録紙の種類を指定する指定工程
    と、 前記指定工程で指定される記録紙の種類と前記判定工程
    の判定結果に基づいて、前記付加工程による所定パター
    ンの付加と画像形成動作を制御する制御工程とを備え、前記指定工程でOHT紙が指定されない場合、前記制御
    工程は、前記判定工程の判定結果に関わらず、前記付加
    工程による所定パターンの付加を行い、前記所定パター
    ンが付加された画像の画像形成動作を実行し、 前記指定工程でOHT紙が指定された場合、前記制御工
    程は、前記付加工程による所定パターンの付加を禁止
    し、更に、前記判定工程の結果、前記画像の形成に用い
    る記録紙の種類がOHT紙でない場合、前記制御工程
    は、前記所定パターンの付加が禁止された画像の画像形
    成動作を中断する ことを特徴とする画像形成方法。
  4. 【請求項4】 画像形成のプログラムコードが格納され
    たコンピュータ可読メモリであって、 前記入力された画像データに基づいて形成する画像に、
    所定パターンを付加する付加工程のプログラムコード
    と、 画像の形成に用いる記録紙の種類を判定する判定工程の
    プログラムコードと、 画像の形成に用いる記録紙の種類を指定する指定工程の
    プログラムコードと、 前記指定工程で指定される記録紙の種類と前記判定工程
    の判定結果に基づいて、前記付加工程による所定パター
    ンの付加と画像形成動作を制御する制御工程のプログラ
    ムコードとを備え、前記指定工程でOHT紙が指定されない場合、前記制御
    工程は、前記判定工程の判定結果に関わらず、前記付加
    工程による所定パターンの付加を行い、前記所定パター
    ンが付加された画像の画像形成動作を実行し、 前記指定工程でOHT紙が指定された場合、前記制御工
    程は、前記付加工程による所定パターンの付加を禁止
    し、更に、前記判定工程の結果、前記画像の形成に用い
    る記録紙の種類がOHT紙でない場合、前記制御工程
    は、前記所定パターンの付加が禁止された画像の画像形
    成動作を中断する ことを特徴とするプログラム。
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