JPH114146A - クロック信号制御方法及びその装置 - Google Patents

クロック信号制御方法及びその装置

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JPH114146A
JPH114146A JP9157042A JP15704297A JPH114146A JP H114146 A JPH114146 A JP H114146A JP 9157042 A JP9157042 A JP 9157042A JP 15704297 A JP15704297 A JP 15704297A JP H114146 A JPH114146 A JP H114146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速性を実現し、かつ可変遅延回路としても
利用可能なクロック信号の制御方法及びその装置を提供
する。 【解決手段】 外部から逓倍数決定コード12のデータ
及び外部クロック7を入力し、まず、周波数検知回路6
からの制御信号11により多相クロック逓倍回路2の動
作範囲を調整し、外部クロックを分周器1で分周した多
相クロック8を多相クロック逓倍回路2に入力し、逓倍
数決定コード12で指定した数にクロックパルスをN相
クロック9に分割し、さらにクロック合成回路5で合成
することで逓倍クロック10を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号の制
御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロック信号逓倍回路は、例え
ば、図20(ISSCC Digestof Tech
nical Papers pp.216・217,F
eb.1996、USP5,422,835、USP
5,530,837)に示されるように、4逓倍の場合
には、4組の遅延回路301、302、303、304
と、4組の切替器305、306、307、308と、
位相比較器309と、計数器310とから構成されてい
た。また、第1〜第4の遅延回路301、302、30
3、304は、それぞれ第1〜第4の切替器305〜3
08によって出力端子が選択されるものであり、4組の
遅延回路301〜304は直列に接続されていた。
【0003】そして、外部から入力される第1のクロッ
ク311と4組の遅延回路列301〜304を通過した
第5のクロック315とが位相比較器309で比較さ
れ、その比較結果に基いてUP信号316またはDOW
N信号317が計数器310に転送され、計数器310
から切替器305〜308に制御信号318が出力さ
れ、その制御信号318で切替器305〜308が制御
され、第1のクロック311と第5のクロック315と
の位相が等しくなるように調整されていた。
【0004】ここで、4組の遅延回路301〜304の
遅延時間は等しく調整されるため、その遅延時間も等し
くなり、第1のクロック311、第2のクロック31
2、第3のクロック313、第4のクロック314のタ
イミング差は等しく、そのタイミング差は、クロック周
期の1/4になる。したがって、第1のクロック31
1、第2のクロック312、第3のクロック313、第
4のクロック314を合成することにより、第1のクロ
ック311を4逓倍したと同じクロック波形を得ること
ができる。
【0005】またクロック信号を逓倍する回路として
は、フェーズロックループ(PLL)が用いられてい
る。図21に示すように、フェーズロックループでは、
電圧制御発信器322からの出力が分周器323を用い
て分周され、その分周信号と外部クロック324とが位
相比較器319で比較され、その比較結果がUP信号3
25またはDOWN信号326としてチャージポンプ3
20及びループフィルタ321を介して電圧制御発信器
322に入力され、その信号によって電圧制御発信器3
22が制御され、電圧制御発信器322の出力を分周し
たクロックが、外部クロック324と等しい周波数にな
るように調節される。これにより、電圧制御発信器32
2は、分周数の逆倍数の逓倍クロック327を出力する
ようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図20
に示す回路では、直列接続した遅延回路列を通過した信
号と外部クロックとを数十回比較し、その比較毎に徐々
に遅延差、位相差を補正する構成であり、また図21に
示す回路では、電圧制御発信器の出力を分周したクロッ
クが外部クロックと等しい周波数になるように数十回調
整して徐々に遅延差、位相差を補正する構成であるた
め、逓倍されたクロックを得るまでに数十クロック以上
待つ必要があり、高速性に欠けるという問題があった。
【0007】また、図19及び図20に示す回路は、基
本的にクロック制御にしか使用できず、遅延度を可変す
る遅延回路として使用することは、不可能であった。
【0008】本発明の目的は、高速性を実現し、かつ可
変遅延回路としても利用可能なクロック信号の制御方法
及びその装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るクロック信号制御方法は、クロックを
制御するクロック信号制御方法であって、外部クロック
を多相のクロックに分周し、前記多相クロックの異なる
位相クロックの異なる相のパルスの位相差をN分割する
ものである。
【0010】また、本発明に係るクロック信号制御方法
は、クロックを制御するクロック信号制御方法であっ
て、外部クロックを多相のクロックに分周し、前記多相
クロックの異なる位相クロックの異なる相のパルスを複
数に分割し、前記分割した異なる相のクロックを多重化
し、前記多相クロックの相を倍増するものである。
【0011】また、本発明に係るクロック信号制御方法
は、クロックを制御するクロック信号制御方法であっ
て、外部クロックを多相のクロックに分周し、前記多相
クロックの異なる位相クロックの異なる相のパルスを複
数に分割し、前記分割した異なる相のクロックを多重化
し、周波数を逓倍するものである。
【0012】また、本発明に係るクロック信号制御装置
は、分周器と、多相クロック逓倍回路とを有し、クロッ
クを制御するクロック信号制御装置であって、前記分周
器は、外部クロックを多相のクロックに分周するもので
あり、前記多相クロック逓倍回路は、前記多相クロック
の異なる位相クロックの異なる相のパルスを複数に分割
するタイミング差N重分割器を複数含み、該複数のタイ
ミング差N重分割器を並列に配列したものである。
【0013】また、本発明に係るクロック信号制御装置
は、分周器と、多相クロック逓倍回路とを有し、クロッ
クを制御するクロック信号制御装置であって、前記分周
器は、外部クロックを多相のクロックに分周するもので
あり、前記多相クロック逓倍回路は、前記多相クロック
の異なる位相クロックの異なる相のパルスの位相差を複
数に分割して前記多相クロックの相の数を倍増するタイ
ミング差N重分割器と、多相クロックの相を倍増するタ
イミング差N重分割器と、前記タイミング差N重分割器
から出力される分割した異なる相のクロックを多重化し
て相を倍増した多相クロックを生成する多重化回路とを
含むものである。
【0014】また、本発明に係るクロック信号制御装置
は、分周器と、多相クロック逓倍回路とを有し、クロッ
クを制御するクロック信号制御装置であって、前記分周
器は、外部クロックを多相のクロックに分周するもので
あり、前記多相クロック逓倍回路は、前記多相クロック
の異なる位相クロックの異なる相のパルスの位相差を複
数に分割するタイミング差N重分割器と、前記多相クロ
ックの相を倍増するタイミング差N重分割器と、前記タ
イミング差N重分割器から出力される分割した異なる相
のクロックを多重化して前記多相クロックの周波数を逓
倍する多重化回路とを含むものである。
【0015】また前記分割した異なる相のクロックを多
重化する際、前記多相クロックの相の数は、前記分周器
の分周比と前記タイミング差N重分割器の分割数との積
より小さい値の範囲に設定するものである。
【0016】また、可変遅延素子を有し、該可変遅延素
子は、前記パルスの位相差を分割する分割数を外部信号
により制御するものである。
【0017】また、前記多相クロック逓倍回路は、複数
直列接続されたものである。
【0018】また、クロック合成回路を有し、該クロッ
ク合成回路は、前記多相クロック逓倍回路から出力され
る多相のクロックを合成して単相のクロックを生成する
ものである。
【0019】また、前記タイミング差N重分割器及び可
変遅延素子は、ゲート幅を異らせたMOS型トランジス
タと、容量を異らせた容量素子とを組合わせて構成され
たものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0021】(実施形態1)図1は、本発明の基本的構
成を示す原理図である。
【0022】図1において、1は分周器であって、分周
器1は、外部クロック1を多相のクロック(Q1〜QN)
8に分周するようになっている。
【0023】2は多相クロック逓倍回路であって、多相
クロック逓倍回路2は、複数並列配列したタイミング差
N重分割器3aを有している。5はクロック合成回路、
6は周期検知回路、7は外部クロック、12は逓倍数決
定コードである。
【0024】図1において、本発明のクロック信号制御
方法は、クロックを制御するクロック信号制御方法であ
って、外部クロック7を多相のクロック(Q1〜QN)8
に分周し、多相クロック(Q1〜QN)8の異なる位相ク
ロックの異なる相のパルスの位相差を複数に分割するこ
とを基本的構成とするものであり、さらに多相クロック
(Q1〜QN)8の異なる位相クロックの異なる相のパル
スの位相差を複数に分割することを利用して、多相クロ
ック(Q1〜QN)8の異なる位相クロックの異なる相の
パルスを複数に分割し、次に分割した異なる相のクロッ
クを多重化し、多相クロック(Q1〜QN)8の相を倍増
することを特徴とする(以下、相数変換方法という)、
或いは外部クロック7を多相のクロック(Q1〜QN)8
に分周し、多相クロック(Q1〜QN)8の異なる位相ク
ロックの異なる相のパルスを複数に分割し、次に分割し
た異なる相のクロックを多重化し、多相クロック(Q1
〜QN)8の周波数を逓倍することを特徴とする(以
下、相数不変方法という)ものである。
【0025】上述した相数変換方法と相数不変方法とに
おける多相クロック(Q1〜QN)8の相の数、多相クロ
ック(Q1〜QN)8の周波数との関係を図2に示す。図
2(a)及び(c)は、相数変換方法における多相クロ
ック(Q1〜QN)8の相の数、多相クロック(Q1〜Q
N)8の周波数との関係を示す図、図2(b)は、相数
不変方法における多相クロック(Q1〜QN)8の相の
数、多相クロック(Q1〜QN)8の周波数との関係を示
す図である。図2において、外部クロック7は、相の数
を1とし、その周波数をA(定数)として図示してい
る。
【0026】図2(a)に示す相数変換方法では、多相
クロック(Q1〜QN)8の相の数は、分周後の多相クロ
ック(Q1〜QN)8の相の数はm倍となり、その周波数
はA/mとなる。そして、分割した後の多相クロック
(Q1〜QN)8の相の数はm×N倍となり、その周波数
はA/mとなる。さらに、多重化後の多相クロック(Q
1〜QN)8の相の数はN倍となり、その周波数はAとな
る。なお、クロック合成を行うことにより、多相クロッ
ク(Q1〜QN)8の相の数は1となり、その周波数はA
×Nとなる。
【0027】図2(b)に示す相数不変方法では、多相
クロック(Q1〜QN)8の相の数は、分周後の多相クロ
ック(Q1〜QN)8の相の数はm倍となり、その周波数
はA/mとなる。そして、分割した後の多相クロック
(Q1〜QN)8の相の数はm×N倍となり、その周波数
はA/mとなる。さらに、多重化後の多相クロック(Q
1〜QN)8の相の数はm倍となり、その周波数は(A/
m)×Nとなる。なお、クロック合成を行うことによ
り、多相クロック(Q1〜QN)8の相の数は1となり、
その周波数はA×Nとなる。
【0028】また図2(c)に示すように相数変換方法
では、多重化後に多相のクロック(Q1〜QN)8の相を
N又はmの数に戻すのではなく、2mの相を得るように
してもよい。すなわち、相の数は、分周比mと分割数N
との積(m×N)より小さい値の範囲に設定するように
すればよい。
【0029】また、本発明に係るクロック信号制御方法
の基本的構成である、外部クロックを多相のクロックに
分周し、前記多相クロックの異なる位相クロックの異な
る相のパルスの位相差を分割する方法を実施する装置と
しては図1に示すように、外部クロック7を多相のクロ
ック(Q1〜QN)8に分周する分周器1と、多相クロッ
ク(Q1〜QN)8の異なる位相クロックの異なる相のパ
ルスを複数に分割するタイミング差N重分割器3aを複
数含み、複数のタイミング差N重分割器3aを並列に配
列した多相クロック逓倍回路2とを組合わせて構成す
る。
【0030】また、本発明に係る相数変換方法を実施す
る装置としては、外部クロック7を多相のクロック(Q
1〜QN)8に分周する分周器1と、多相クロック(Q1
〜QN)8の異なる位相クロックの異なる相のパルスの
位相差を複数に分割して多相クロック(Q1〜QN)8の
相の数を倍増するタイミング差N重分割器3aと、多相
クロック(Q1〜QN)8の相を倍増するタイミング差N
重分割器3aと、前記タイミング差N重分割器から出力
される分割した異なる相のクロックを多重化して相を倍
増した多相クロックを生成する多重化回路3bとを含む
多相クロック逓倍回路2とを組合わせて構成する(図5
参照)。
【0031】また、本発明に係る相数不変方法を実施す
る装置としては、外部クロック7を多相のクロック(Q
1〜QN)8に分周する分周器1と、多相クロック(Q1
〜QN)8の異なる位相クロックの異なる相のパルスの
位相差を複数に分割するタイミング差N重分割器3a
と、多相クロック(Q1〜QN)8の相を倍増するタイミ
ング差N重分割器3aと、前記タイミング差N重分割器
から出力される分割した異なる相のクロックを多重化し
て多相クロック(Q1〜QN)8の周波数を逓倍する多重
化回路3bとを含む多相クロック逓倍回路2とを組合わ
せて構成する(図5参照)。
【0032】次に図1及び図3に基づいて本発明に係る
相数変換方法を実施する装置の動作を説明する。外部か
ら逓倍数決定コード12で指定した数Nのデータ及び制
御信号11を多相クロック逓倍回路2に入力し、周波数
検知回路6からの制御信号11により多相クロック逓倍
回路2の動作範囲を調整する。そして、外部クロック7
を分周器1で多相のクロック(Q1〜QN)8に分周し、
その多相クロック(Q1〜QN)8を多相クロック逓倍回
路2に入力してN分割し、多相クロック(Q1〜QN)8
の相を倍増させ、次にN分割した異る相のクロックを多
重化し、N相のクロック信号(S1〜SN,SN+1〜SNma
x)9を生成する。さらに、N相クロック9をクロック
合成回路5で合成することにより、単相のN逓倍クロッ
ク信号10として出力する。
【0033】なお、以上の説明において、多相クロック
Q1〜QNの2つのパルスに代えて、一定の時間差を有す
る2つのパルスを入力することにより、パルスの時間差
を逓倍数決定コード12で指定した数Nに分割し、可変
時間を提供することも可能である。
【0034】(実施例1)図3は、本発明に係る相数変
換方法を実施する装置の具体的な実施例を示す構成図で
ある。
【0035】図3に示す分周器1は、外部クロック7を
1/4の分周比で分周した4相の分周信号Q1、Q2、Q
3、Q4を出力するようになっている。
【0036】4相クロック逓倍回路(多相クロック逓倍
回路)2は、後述するように並列接続された4台のタイ
ミング差N重分割器3a1〜3a4と1台の多重化回路3
bとを有している。
【0037】またクロック合成回路5は、4相クロック
逓倍回路(多相クロック逓倍回路)2からのN相のクロ
ック9を入力とし、外部クロック7をN逓倍した単相の
逓倍クロック10を出力するようになっている。
【0038】図3に示す実施例1では、図4に示すよう
に、外部クロック7を1/4分周器1で分周して4相の
クロックQ1〜Q4を生成し、この4相のクロックQ1〜
Q4を4相クロック逓倍回路2に入力する。4相クロッ
ク逓倍回路2は、クロックS1〜SMAXを出力する。クロ
ックS1〜SMAXのうち逓倍数決定コード12で指定した
数Nに応じて、クロックS1〜SNまでは、クロック周期
tCKの1/Nの位相のN相クロックとなる。このクロ
ックS1〜SNをクロック合成回路5で合成し、N逓倍の
クロック10を得る。なお、クロックSN+1〜SNmax
は、クロック合成回路5で除去される。クロックSNmax
のNmaxは、逓倍可能な最大値を示すものであり、実施
例1では、8に設定している。
【0039】また、周期検知回路6を有しており、周期
検知回路6は、固定された段数のリングオシレータとカ
ウンタから構成され、外部クロック信号7の周期中のリ
ングオシレータ発信回数をカウンタでカウントし、その
カウント数及び逓倍数決定コード12で指定する数Nに
応じて制御信号11をタイミング差N重分割器3aに出
力し、タイミング差N重分割器3aの負荷を調整するよ
うになっている。この周期検知回路6により、外部クロ
ック信号7の周期の動作範囲、デバイスの特性ばらつき
が解消される。尚、実施形態では、周期検知回路6にリ
ングオシレータを用いたが、カスケード接続したインバ
ータと簡単なラッチ回路との組合わせを用いてもよい。
また逓倍数決定コード12で指定した数Nは、外部信号
として任意に入力される。
【0040】次に、図3に示した4相クロック逓倍回路
2の具体的な構成及び、その動作について、図5及び図
6を用いて説明する。
【0041】図5に示すように、4相クロック逓倍回路
2は、並列接続した4台のタイミング差N重分割器3a
1〜3a4と、1台の多重化回路3bとを有している。分
周器1からの4相のクロックQ1〜Q4のうち、クロック
Q1はタイミング差N重分割器3a1,3a3に、クロッ
クQ2はタイミング差N重分割器3a2,3a4に、クロ
ックQ3はタイミング差N重分割器3a1,3a3に、ク
ロックQ4はタイミング差N重分割器3a2,3a4にそ
れぞれ入力するように接続される。
【0042】多重化回路3bは、並列接続したタイミン
グ差N重分割器3a1〜3a4からのクロックSP11〜
SP1N,SP21〜SP2N,SP31〜SP3N,SP
41〜SP4Nを多重化し、N相のクロックS1〜SNを出
力するようになっている。
【0043】図5において4相クロック逓倍回路2に
は、4相のクロックQ1〜Q4,周期検知回路6からの制
御信号11及び逓倍数決定コード12のデータが入力す
る。
【0044】タイミング差N重分割器3a1には、クロ
ックQ1とQ3が入力し、タイミング差N重分割器3a1
は、クロックQ1とQ3の立ち上がりタイミング差2tC
Kの1/2Nのタイミング差で周期4tCKのN相のク
ロックSP11〜SP1N,及びクロックSP1N+1〜S
P1Nmaxを出力する。
【0045】タイミング差N重分割器3a2には、分周
信号Q2とQ4が入力し、タイミング差N重分割器3a2
は、分周信号Q2とQ4の立ち上がりタイミング差2tC
Kの1/2Nのタイミング差で周期4tCKのN相のク
ロックSP21〜SP2N,及びクロックSP2N+1〜S
P2Nmaxを出力する。
【0046】タイミング差N重分割器3a3には、クロ
ックQ3とQ1が入力し、タイミング差N重分割器3a3
は、クロックQ3とQ1の立ち上がりタイミング差2tC
Kの1/2Nのタイミング差で周期4tCKのN相のク
ロックSP31〜SP3N,及びクロックをSP3N+1〜
SP3Nmax出力する。
【0047】タイミング差N重分割器3a4には、クロ
ックQ4とQ2が入力し、タイミング差N重分割器3a4
は、クロックQ4とQ2の立ち上がりタイミング差2tC
Kの1/2Nのタイミング差で周期4tCKのN相のク
ロックSP41〜SP4N,及びクロックSP4N+1〜S
P4Nmaxを出力する。
【0048】図6に示すように、クロックSP11〜S
P1N、クロックSP21〜SP2N、クロックSP31〜
SP3N、クロックSP41〜SP4Nは、それぞれ立ち
上がりがタイミングtCK/Nずつずれており、全体で
4N相のクロックになる。図6では、Nは7、Nmax
は8である。
【0049】多重化回路3bでは、クロックSP11〜
SP1N、クロックSP21〜SP2N、クロックSP31
〜SP3N、クロックSP41〜SP4Nのうち、添字1
〜Nの等しいパルスを4個ずつを多重化し、N相のクロ
ックS1〜SNを生成する。
【0050】次に、図5に示した各タイミング差N重分
割器3a1〜3a4の構成について説明する。タイミング
差N重分割器3a1〜3a4は、入出力信号が異るのみで
あり、その内部構成は、全て同一構成であるため、タイ
ミング差N重分割器3a1の内部構成について図7を用
いて説明する。
【0051】タイミング差N重分割器3a1は、複数の
タイミング差分割器4a1〜4aNMAXと、リセット信号
発生回路4bとから構成されている。
【0052】リセット信号発生回路4bには、クロック
Q3,周期検知回路6からの制御信号11,逓倍数決定
コード12の3つの信号が入力し、リセット信号発生回
路4bは、クロックリセット信号S1Rを出力する。複
数のタイミング差分割器4a1〜4aNMAXには、クロッ
クQ1,Q3、周期検知回路6からの制御信号11、逓倍
数決定コード12のデータ、クロックリセット信号S1
Rの5つの信号が入力し、クロックS11〜SNmaxが出
力する。
【0053】図8は、タイミング差分割器4a1の動作
を説明するタイミングチャートであり、タイミング差分
割器4が出力するクロックSNmaxのうち、Nmax=
8、N=7の場合を示す。タイミング差分割器4a1が
出力するクロックSP11〜SP1Nmaxのうち、添字が
逓倍数決定コード12で設定した数N(図7では、7)
以下の添字をもつ出力は、前述のとおりタイミング差t
CKを逓倍数決定コード12で設定した数、すなわち、
Nで分割したタイミング差で立上がりエッジを有し、ク
ロックリセット信号S1Rの立下りのタイミングで立下
がる。タイミング差分割器4a1〜4aNから出力される
クロックSP11〜SP1Nの出力順番は、クロックSP
1Nが最初に出力し、最後にクロックSP11が出力する
順番になっている。また、クロックリセット信号S1R
の立下りのタイミングは、クロックSP11が立上がっ
た後、約tCK/Nになる。
【0054】タイミング差分割器4a1〜4aNMAXから
出力されるクロックSP11〜SP1Nmaxのうち、添字
が逓倍数決定コード12で設定した数Nより大きい値の
出力SP1N+1〜SP1Nmaxは、通常のデコーダ回路を
用いクロック合成回路5によりL固定するようにしてい
る。
【0055】次に、図7に示したタイミング差分割器の
具体的な構成について説明する。4組のタイミング差分
割器4a1〜4aNMAXは、素子構成が同一であるため、
1つのタイミング分割器4a1を例にとって図8を用い
て説明する。また、クロックSP1N〜SP1Nmaxの最
大値Nmaxは8に設定している。
【0056】図9に示すタイミング差分割器4a1は、
半導体集積回路として構成されたものであり、図8にお
いて、MN11〜MN28はNチャネルMOS型トラン
ジスタであり、MP10〜MP11はPチャネルMOS
型トランジスタであり、CAP11〜CAP13は容量
素子である。
【0057】タイミング差分割器4a1は、1つのイン
バータ13と、2組のPチャネルMOS型FETである
MP10〜MP11と、3組のNチャネルMOS型トラ
ンジスタであるMN11〜MN25と、3組のNチャネ
ルMOS型トランジスタであるMN26〜MN28と、
3組の容量素子CAP11〜CAP13との組合わせか
らなっている。
【0058】次に接続について説明する。2組のMP1
0〜MP11は、電源VCCとノードN11との間に直
列に接続され、MP11のゲートにリセット信号発生回
路4bからのクロックリッセト信号S1Rが入力し、M
P10のゲートにクロックQ1が入力するようになって
いる。
【0059】MN11,MN16,MN21、MN1
2,MN17,MN22、MN13,MN18,MN2
3、MN14,MN19,MN24、MN15,MN2
0,MN25は3組ずつ直列に接続され、その直列回路
はノードN11とGNDとの間に並列に接続されてい
る。MN11,12のゲートには電源VCCの電位が入
力し、MN13〜15のゲートには逓倍数決定コード1
2のデータが入力するようになっている。またMN16
のゲートにはクロックQ1が入力し、MN17〜20の
ゲートにはクロックQ3が入力するようになっている。
またMN21〜25のゲートにはリセット信号発生回路
4bからのリセット信号S1Rが入力するようになって
いる。
【0060】MN26,27,28とCAP11,1
2,13は直列に接続され、その直列回路はノードN1
1とGNDとの間に並列に接続されている。MN26,
27,28のゲートには周期検知回路6からの制御信号
11が入力するようになっている。
【0061】また、図9では逓倍可能な最大値Nmax
=8に設定しているため、直列接続したMN11〜25
は、そのゲート幅の比を、 MN11:MN12:MN13:MN14:MN15=
1:2:2:4:8 MN16:MN17:MN18:MN19:MN20=
1:2:2:4:8 MN21:MN22:MN23:MN24:MN25=
1:2:2:4:8 に設定している。
【0062】またMN26〜28のゲート幅の比、容量
素子CAP11〜13の容量比は、 MN26:NM27:NM28=1:2:4 CAP11:CAP12:CAP13=1:2:4 に設定されいる。
【0063】また、逓倍数決定コード12のデータの入
力によって導通するMN13,MN14,MN15のゲ
ート幅と、常時導通状態のMN12のゲート幅との和
は、逓倍数コード12で指定される数Nの2倍になるよ
うに設定している。例えば、N=7の場合、MN13が
OFFし、ゲート幅の和は、2+4+8=14になるよ
うに設定している。
【0064】従って、クロックQ1がHighで導通す
る際のNMOSのゲート幅に対し、クロックQ2がHi
ghで導通する際のNMOSのゲート幅は、2Nにな
る。ここに、Nは逓倍数決定コード12で指定される数
である。
【0065】また、MN26,NM27,NM28は、
制御信号11の入力によって導通し、ノードN11での
負荷を8段階に調整するようになっている。
【0066】次に、図7に示すリセット信号発生回路4
bの構成について説明する。図10に示すように、図7
に示すリセット信号発生回路4bは、半導体集積回路と
して構成されたものであり、図10において、MN31
〜MN48はNチャネルMOS型トランジスタであり、
MP30〜MP31はPチャネルMOS型トランジスタ
であり、CAP31〜CAP33は容量素子である。
【0067】リセット信号発生回路4bは、1つのイン
バータ13bと、2組のPチャネルMOS型トランジス
タであるMP30〜MP31と、3組のNチャネルMO
S型トランジスタであるMN31〜MN45と、3組の
NチャネルMOS型トランジスタであるMN46〜MN
48と、3組の容量素子CAP31〜CAP33との組
合わせからなっている。
【0068】次に接続について説明する。2組のMP3
0〜MP31は、電源VCCとノードN31との間に直
列に接続され、MP30,MN37,38,39,40
のゲートにクロックQ3が入力するようになっている。
【0069】MN31,MN36,MN41、MN3
2,MN37,MN42、MN33,MN38,MN4
3、MN34,MN39,MN44、MN35,MN4
0,MN45は3組ずつ直列に接続され、その直列回路
はノードN31とGNDとの間に並列に接続されてい
る。MN31,41,42,43,44,45のゲート
には電源VCCの電位が入力し、MN33〜35のゲー
トには逓倍数決定コード12からのデータが入力するよ
うになっている。
【0070】MN46,47,48とCAP31,3
2,33は直列に接続され、その直列回路はノードN3
1とGNDとの間に並列に接続されている。MN46,
47,48のゲートには周期検知回路6からの制御信号
11が入力するようになっている。
【0071】また、ノードN31は、NAND14の一
方の入力端に接続され、NAND14の他方の入力端に
はクロックQ3が入力するようになっており、NAND
14の出力端にクロックリセット信号S1Rが出力され
るようになっている。クロックリセット信号S1Rは、
上述したようにタイミング差分割器4a1〜4aNMAXの
リセットに用いられるようになっている。
【0072】動作を図11を用いて説明する。2入力の
タイミング分割を行なうNMOSのゲート幅の比率が、
予めタイミング差分割器4a1〜4aNMAXの添字に対応
した1〜Nmaxまでの比率と逓倍数決定コード12に
よる値2Nで設定されている点にある。
【0073】図9及び図10に示すタイミング差分割器
4a1及びリセット信号発生回路4bの動作について図1
1を用いて説明する。
【0074】図9に示すタイミング差分割器4a1の内部
動作については、図11のt0からt4までの4tCK
期間で1周期になっているため、その1周期の期間にお
けるノードN11での波形を図示してある。まず、タイ
ミング差分割器4a1から出力されるクロックSP11の
立上がりタイミングについて説明する。ノードN11で
の電位は、MN11〜MN25が導通することにより低
下し、ノードN11の電位がインバータ13のしきい値
に達したところで、インバータ13から出力されるクロ
ックSP11は、立ち上がる。
【0075】インバータ13のしきい値に達したところ
まで電位が低下した時点でのノードN11での電荷をC
Vとしたとき、入力するクロックQ1がHighのとき
のチャージ引き抜きの電流値はaIとなり、入力するク
ロックQ3がHighのときのチャージ引き抜きの電流
値は2NIとなる。従って、クロックQ1の立上がり時
点から電荷CVが引き抜かれる時間は、 2tCK+(CV-2tCK・aI)/2NI=CV/2NI+(1ーa/2N)2tCK となる。ここで、2tCKは、クロックQ1の立上りか
らクロックQ3の立上りまでの時間である。また、aは
タイミング差分割器4a1では、a=1となり、タイミ
ング差分割器4a1〜4aNMAXでは、それぞれ1〜Nm
axとなる。
【0076】従って、クロックS11〜S1NMAXの立上
がりタイミングが、タイミング差分割器4a1から4aN
MAXまでで、(1/N)tCKずつずれる。
【0077】出力されるクロックS11からS1NMAXの
立上がりタイミングは、クロックリセット信号SP1R
の立下がりにより、ノードN11がプリチャージされる
ことによる。クロックリセット信号SP1Rは、リセッ
ト信号発生回路4bで生成される。
【0078】クロックリセット信号SP1Rの立上がり
タイミングは、ノードN31のチャージがNMOS M
N31〜MN45に引き抜かれ、それにより、ノードN
31の電位がインバータ13bのしきい値に達したとこ
ろで、インバータ13bの出力SP1Rのエッジが立上
がることによる。リセット信号発生回路4bは、タイミ
ング差分割器4a1と等しい回路構成であるため、イン
バータ13bのしきい値に達したところまで引き抜く必
要の電荷をCVとしたとき、クロックQ3がHighの
ときのチャージ引き抜き電流値は、2NIであり、前述
のトランジスタのゲート幅に比例した値になる。クロッ
クリセット信号SP1Rの立上がりタイミングは、クロ
ックQ3の立上がりにより、ノードN31のチャージC
Vを電流2NIで引き抜くことによるため、クロックQ
1の立上がりエッジから、電荷CVが引き抜かれる時間
は、 2tCK+CV/2NI となる。したがって、出力されるクロックS11が立上
がり、(a/N)tCK後にリセットする。
【0079】クロックSP11からS1Nmaxの立上がり
タイミング差が1/NtCKになり、また、次の動作周
期までにノードN11がプリチャージされるためには、
ノードN11の電荷を2tCKnの期間中に電流NIで
引き抜いてもインバータ13bのしきい値に達しない条
件、および、2NIで引き抜いた場合、周期2tCK内
でインバータ13bのしきい値に達する条件、すなわ
ち、 CV−2tCK・NI>0 および CV−2tCK・
2NI<0 を満たす必要がある。ところが、tCKは、外部クロッ
ク7の周期で設計時にあらかじめ決まっておらず、しか
も電流値Iもデバイス特性によりばらつく。そこで、C
V値を外部クロック7の周期およびデバイス特性に応じ
て変更することで対応する。
【0080】既に説明したように容量素子と接続したN
MOSのゲートには、制御信号11が入力し、共通ノー
ド(N11、N31)の負荷を制御信号11で可変する
ことが可能になる。本実施例では、NMOSと容量素子
ともに、1:2:4のサイズ比となっていることより、
8段階に調整するこができる。また、同じくすでに説明
したように、制御信号11は、周期検知回路6におい
て、外部クロック7の周期中のリングオシレータ発信回
数をカウンターでカウントし、カウント数に応じた値で
ある。この回路構成では、クロック周期とデバイスの特
性を代表するリングオシレータの周期の相対的な関係が
コード化されるため、回路の外部クロック周期に対する
動作範囲の増大のみならず、デバイスの特性ばらつきが
解消されることとなる。
【0081】以上説明したように、本実施例では、外部
クロック7を4分周し、4相のクロックをあらかじめ作
ることにより、PLL、DLLなどのフィードバック回
路を使うことなく、最大8倍までの任意の逓倍クロック
信号を生成することが可能である。
【0082】(実施例2)図12は、本発明の実施例2
を説明する構成図である。図12に示す分周器1は、外
部クロック7を4相のクロックQ1、Q2、Q3、Q4を生
成するようになっている。
【0083】4相クロック逓倍回路(多相クロック逓倍
回路)2は、後述するように並列接続された4台のタイ
ミング差N重分割器3a1〜3a4と1台の多重化回路3
bとを有している。
【0084】またクロック合成回路5は、4相クロック
逓倍回路(多相クロック逓倍回路)2からのクロック9
を入力とし、単相の逓倍クロック10を出力するように
なっている。
【0085】図12に示す実施例2では、図13に示す
ように、外部クロック7を1/4分周器1で分周して4
相のクロックQ1〜Q4を生成し、この4相のクロックQ
1〜Q4を4相クロック逓倍回路2に入力する。4相クロ
ック逓倍回路2は、クロックS1〜SNMAXを出力する。
クロックS1〜SNMAXのうち逓倍数決定コード12で指
定した数Nに応じてクロックS1〜SNまでは、クロック
周期tCKの1/Nの位相のN相クロックとなる。この
クロックS1〜SNをクロック合成回路5で合成し、N逓
倍のクロック10を得る。
【0086】実施例2では、クロックSN+1〜SNmaxま
では、Low固定となる。クロックSNmaxのNmaxは、
逓倍可能な最大値を示すものであり、実施例2では、8
に設定している。また、周期検知回路6は、実施例1の
ものと同じ構成になっている。
【0087】次に、4相クロック逓倍回路2の内部の接
続及び動作について、図14、図15を用いて説明す
る。
【0088】前述のとおり、4相クロック逓倍回路2に
は、4相のクロックQ1〜Q4および周期検知回路6から
の制御信号11と逓倍数決定コード12のデータが入力
し、4相クロック逓倍回路2は、N相のクロックS1〜
SNとクロックSN+1〜SNmaxとを出力する。
【0089】4相クロック逓倍回路2は、4組のタイミ
ング差N重分割器3a1〜3a4と多重化回路3bとから構
成されている。
【0090】制御信号11と逓倍数決定コード12のデ
ータは、4組のタイミング差N重分割器3a1〜3a4に入
力する。
【0091】タイミング差N重分割器3a1には、クロッ
クQ1とQ2が入力し、クロックQ1とQ2の立上がりタイ
ミング差2tCKの1/2Nのタイミング差で、外部ク
ロック7の4倍の周期をもつ周期4tCKのN相のクロ
ックSP11〜SP1NおよびSP1Nmaxを出力する。
【0092】タイミング差N重分割器3a2には、クロッ
クQ2とQ3が入力し、クロックQ2とQ3の立上がりタイ
ミング差2tCKの1/2Nのタイミング差で、周期4
tCKのN相のクロックSP21〜SP2NおよびSP2
Nmaxを出力する。
【0093】タイミング差N重分割器3a3には、クロッ
クQ3とQ4が入力し、クロックQ3とQ4の立上がりタイ
ミング差2tCKの1/14のタイミング差で、周期4
tCKのN相のクロックSP31〜SP3NおよびSP3
Nmaxを出力する。
【0094】タイミング差N重分割器3a4には、クロッ
クQ4とQ1が入力し、クロックQ4とQ1の立上がりタイ
ミング差2tCKの1/2Nのタイミング差で、周期4
tCKのN相のクロックSP41〜SP4NおよびSP4
Nmaxを出力する。
【0095】図14に示すように、クロックSP11〜
SP1N、クロックSP21〜SP2N、クロックSP31
〜SP3N、信号SP41〜SP4Nは、それぞれ立上が
りタイミングtCK/Nずつずれており、全体で、N相
のクロックとなる。
【0096】多重化回路3bでは、クロックSP11〜
SP1N、クロックSP21〜SP2N、クロックSP31
〜SP3N、クロックSP41〜SP4Nの添字1〜Nの
等しいパルスを4個ずつ多重化し、N相のクロックS1
〜SNを生成している。
【0097】次に、タイミング差N重分割器3a1〜3a4
の内部構成について説明する。4組のタイミング差N重
分割器3a1〜3a4は、同じ構成であるため、タイミング
差N重分割器3a1のみの構成を図15により説明する。
【0098】タイミング差N重分割器3a1は、一つのN
AND15と、インバータ16と、4組のタイミング分
割器4a1〜4a4から構成される。図16には、Nmax
=8、N=7のタイミングチャートを示す。
【0099】クロックQ1とクロックQ2のLパルスから
周期3tCKのクロックQ1Fが作られ、クロックQ2か
らパルス幅2tCKのクロックQ2Sが生成される。
【0100】クロックS11〜S17のうち添字が逓倍数
決定コード12の設定した数7以下の場合、クロック
は、前述のとおりtCKを逓倍数決定コード12の設定
した数、すなわち7で分割したタイミング差で立上が
り、クロックリセット信号S1Rの立下りのタイミング
で立下がる。クロックの出力の順番は、後述する回路構
成上、クロックS17からクロックS11ヘの下り順にな
る。また、クロックリセット信号S1Rの立下りのタイ
ミングは、クロックS11が立上がった後、約tCK/
Nになる。
【0101】クロックS11〜S18のうち添字が逓倍数
決定コード12の設定した数7より大きい値の出力は、
本実施例では、タイミング差N重分割器4a1内でLo
w固定にする。
【0102】次にタイミング差分割器4a1〜4a4の回路
構成について説明する。タイミング差分割器4a1〜4a4
は、素子構成が等しいため、ここでは、タイミング差分
割器4a1について、図17を用いて説明する。また、今
回Nmax=8とした。図8に示すように、タイミング
差分割器4a1は、1つのNOR17と、一つのインバー
タ18と、1つのPMOS、8組の2つ直列に接続した
NMOS、3組のNMOSと容量素子からなる。MP5
0は、Pチャネル型MOSFETであり、MN51〜5
8,MN61〜68、MN71〜73は、Nチャネル型
MOSFETであり、CPA51〜53は容量素子であ
る。
【0103】次に接続について説明する。MP50は、
電源VCCとノードN51との間に接続され、8組の2
つの直列に接続したMN51,MN61、MN52,M
N62、MN53,MN63、MN54,MN64、M
N55,MN65、MN56,MN66、MN57,M
N67、MN58,MN68はノードN51とGNDと
の間に並列に接続されている。MN71、CAP51、
MN72、CAP52、MN73、CAP53は並列に
接続され、またノードN51は、NOR17に接続され
ている。
【0104】次にクロックQ1Fは、PMOS MP5
1、NMOS MN61、MN62、MN63のゲート
に入力する。
【0105】クロックQ2Sは、MN64、MN65、M
N66、MN67、MN68のゲートに入力する。
【0106】逓倍数決定コード12のデータは、MN5
1、MN52、MN53、MN54、MN55、MN5
6、MN57、MN58のゲートに入力する。
【0107】また、逓倍数決定コード12のMN53を
制御する信号は、インバータ18を介してNOR17に
入力する。タイミング差分割器4a1の場合,MN53を
制御する信号が、インバータ18を介してNOR17に
入力し、タイミング差分割器4a1の場合、MN5hを制
御する信号が、インバータ18を介してNOR17に入
力する。ここで、hは、1〜8maxに対応する。
【0108】制御信号11は、MN71、MN72、M
N73のゲートに入力する。
【0109】次に、MN51〜58,61〜68,MP
51のゲート幅は、全て等しいサイズに設定されてい
る。
【0110】3組のNMOS MN71〜73と容量素
子CAP51〜53は、NMOSと容量素子ともに、
1:2:4のサイズ比となっており、 MN71:NM72:NM73=1:2:4 CAP51:CAP52:CAP53=1:2:4 である。
【0111】容量素子と接続したNMOS MN71、
NM72、NM73のゲートには、制御信号11が入力
し、共通ノードの負荷を制御信号11で可変に出来る。
本実施例でも、NMOSと容量素子ともに、1:2:4
のサイズ比となっていることより、8段階に調整出来
る。
【0112】動作は、図18を用いて説明する。実施例
1と異なる点は、2入力のタイミング分割を行うNMO
Sのゲート幅の比率が、タイミング差分割器4ah(h
=1〜Nmax)に対応したまでの比率a(a=1〜N
max)になっているのではなく、単純にhと等しいト
ランジスタの数と逓倍数決定コード12の値Nで設定さ
れたトランジスタの数で決まる点である。クロックSP
11〜SP4Nまでの関係は、前述のとおりである。
【0113】タイミング差分割器4a1の内部動作につ
いては、図18のt0からt4までの4tCK期間で1
周期になっているため、その1周期の期間の内部ノード
波形を図示してある。まず、クロックSP11の立上が
りタイミングについて説明する。クロックSP13の立
上がりタイミングは、ノードN51のチャージがNMO
S MN51〜MN68の選択されたNMOSに引き抜
かれ、それにより、ノードN51の電位がインバータ1
8のしきい値に達したところで、インバータ18の出力
信号のエッジが立上がることによる。
【0114】インバータ18のしきい値に達したところ
まで引き抜く必要のあるノードN51の電荷をCVと
し、2個の並列のNMOSの組が引き抜く電流値をそれ
ぞれIとすると、タイミング差分割器4ah(h=1〜
Nmax)では、入力Q1FがHighのときのチャー
ジ引き抜く電流値は、hI、引き続き入力Q2SがHi
ghになったとき追加されるチャージ引き抜き電流値
(N−h)Iでは、全部でNIと駆動されるトランジス
タ数に比例した値になる。従って、クロックQ1の立上
がりエッジから、電荷CVが引き抜かれる時間は、一般
にタイミング差分割器4ahの場合 tCK+(CV−tCK・hI)/NI=CV/NI+
(1−h/N)tcK となる。ここで、tCKは、クロックQ1の立上がりか
らクロックQ2の立上がりまでの時間である。またh
は、タイミング差分割器ahでは、h=3となる。
【0115】従って、クロックS11からS1Nの立上が
りタイミングは、タイミング差分割器4a1〜4aNmax
までで、(1/N)tCKずつずれる。
【0116】また、前述のように逓倍数決定コード12
によってMN53を制御する信号は、インバータ18を
介してNOR17に入力する。タイミング差分割器4a
1の場合、MN53を制御する信号が、インバータ18
を介してNOR17に入力し、タイミング差分割器4a
hの場合、MN5hを制御する信号がインバータ18を
介してNOR17に入力することより、hが逓倍数決定
コード12の指定する値Nより大きいときは、そのクロ
ックは、Low固定になる。
【0117】クロックS11からS1Nmaxの立上がりタ
イミングは、信号QF1の立下がりにより、ノードN1
1がプリチャージされることによる。
【0118】信号SP11の立上がりに対し、クロック
SP11からS1Nmaxの立上がりタイミング差が1/N
tCkになり、また、次の動作周期までにノードN51
がプリチャージされるためには、ノードN51の電荷を
tCKnの期間電流NIで引き抜いてもインバータ18
のしきい値に達しない条件、および、NIで引き抜いた
場合、2tCK内でインバータ18のしきい値に達する
条件、すなわち CV−tCK・(N−1)I>0 および CV−2t
CK・NI<0 を満たす必要がある。満たす方法は、前述の通りであ
る。
【0119】以上説明したように、本実施例では、4分
周し、4相のクロックをあらかじめ作ることにより、P
LL、DLLなどのフィードバック回路を使うことなく
最大8までの任意の逓倍クロックをつくることが可能で
ある。
【0120】また、実施例1及び2では、逓倍回路とし
ての動作のみを説明したが、本発明の回路は、実施形態
で説明したように、多相クロックの入力、すなわちタイ
ミング差分割回路へ入力する異なる相のクロックに代え
て、一定のタイミング差のクロックパルスを入力するこ
とにより、任意の2入力のタイミング差を任意の数に分
割する可変遅延回路としても使用することができる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部クロックを多相のクロックに分周し、各相の中間タイ
ミングをとることにより、逓倍をループ構成を用いるこ
となく、実現することができる。
【0122】また本発明によれば、逓倍したクロックを
得るまでの時間を短縮することができ、逓倍したクロッ
クを使用するまでの待ち時間を大幅に削減できる。ま
た、クロックの逓倍だけでなく、可変遅延回路としても
利用できる回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック信号制御方法及びその装置を
示す構成図である。
【図2】本発明の相数変換方法及び相数不変方法におけ
る多相クロックの相の数、多相クロックの周波数との関
係を示す図である。
【図3】本発明の実施例1を示す回路図である。
【図4】本発明の実施例1の動作を表すタイミングチャ
ートである。
【図5】本発明の実施例1に用いた4相クロック逓倍回
路を示す回路図である。
【図6】本発明の実施例1に用いた4相クロック逓倍回
路の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の実施例1のタイミング差N重分割器を
示す回路図である。
【図8】本発明の実施例1のタイミング差N重分割器の
動作を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の実施例1のタイミング差分割器を示す
回路図である。
【図10】本発明の実施例1のリセット信号発生回路を
示す回路図である。
【図11】本発明の実施例1のタイミング差分割器及び
リセット信号発生回路の動作を示すタイミングチャート
である。
【図12】本発明の実施例2を示す回路図である。
【図13】本発明の実施例2の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図14】本発明の実施例2の4相クロック逓倍回路を
示す回路図である。
【図15】本発明の実施例2の4相クロック逓倍回路の
動作を示すタイミングチャートである。
【図16】本発明の実施例2のタイミング差N重分割器
を示す回路図である。
【図17】本発明の実施例2のタイミング差N重分割器
の動作を示すタイミングチャートである。
【図18】本発明の実施例2のタイミング差N重分割器
を示す回路図である。
【図19】本発明の実施例2のタイミング差N重分割器
の動作を示すタイミングチャートである。
【図20】従来例のクロック信号を逓倍する回路を示す
回路図である。
【図21】従来例のクロック信号を逓倍する回路でPL
Lを用いた場合の回路図である。
【符号の説明】
1 分周器 2 多相クロック逓倍回路 3 タイミング差N重分割回路 4a1〜4aNmax タイミング差分割器 5 クロック合成回路 6 周期検知回路 7 外部クロック信号 9 N相クロック 10 逓倍クロック信号 11 制御信号 12 逓倍数決定コード

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックを制御するクロック信号制御方
    法であって、 外部クロックを多相のクロックに分周し、 前記多相クロックの異なる位相クロックの異なる相のパ
    ルスの位相差を複数に分割することを特徴とするクロッ
    ク信号制御方法。
  2. 【請求項2】 クロックを制御するクロック信号制御方
    法であって、 外部クロックを多相のクロックに分周し、 前記多相クロックの異なる位相クロックの異なる相のパ
    ルスを複数に分割し、 前記分割した異なる相のクロックを多重化し、前記多相
    クロックの相を倍増することを特徴とするクロック信号
    制御方法。
  3. 【請求項3】 クロックを制御するクロック信号制御方
    法であって、 外部クロックを多相のクロックに分周し、 前記多相クロックの異なる位相クロックの異なる相のパ
    ルスを複数に分割し、 前記分割した異なる相のクロックを多重化し、周波数を
    逓倍することを特徴とするクロック信号制御方法。
  4. 【請求項4】 分周器と、多相クロック逓倍回路とを有
    し、クロックを制御するクロック信号制御装置であっ
    て、 前記分周器は、外部クロックを多相のクロックに分周す
    るものであり、 前記多相クロック逓倍回路は、前記多相クロックの異な
    る位相クロックの異なる相のパルスを複数に分割するタ
    イミング差N重分割器を複数含み、該複数のタイミング
    差N重分割器を並列に配列したものであることを特徴と
    するクロック信号制御装置。
  5. 【請求項5】 分周器と、多相クロック逓倍回路とを有
    し、クロックを制御するクロック信号制御装置であっ
    て、 前記分周器は、外部クロックを多相のクロックに分周す
    るものであり、 前記多相クロック逓倍回路は、前記多相クロックの異な
    る位相クロックの異なる相のパルスの位相差を複数に分
    割して前記多相クロックの相の数を増加するタイミング
    差N重分割器と、多相クロックの相を倍増するタイミン
    グ差N重分割器と、前記タイミング差N重分割器から出
    力される分割した異なる相のクロックを多重化して相を
    倍増した多相クロックを生成する多重化回路とを含むも
    のであることを特徴とするクロック信号制御装置。
  6. 【請求項6】 分周器と、多相クロック逓倍回路とを有
    し、クロックを制御するクロック信号制御装置であっ
    て、 前記分周器は、外部クロックを多相のクロックに分周す
    るものであり、 前記多相クロック逓倍回路は、前記多相クロックの異な
    る位相クロックの異なる相のパルスの位相差を複数に分
    割するタイミング差N重分割器と、前記多相クロックの
    相を倍増するタイミング差N重分割器と、前記タイミン
    グ差N重分割器から出力される分割した異なる相のクロ
    ックを多重化して前記多相クロックの周波数を逓倍する
    多重化回路とを含むものであることを特徴とするクロッ
    ク信号制御装置。
  7. 【請求項7】 前記分割した異なる相のクロックを多重
    化する際、前記多相クロックの相の数は、前記分周器の
    分周比と前記タイミング差N重分割器の分割数との積よ
    り小さい値の範囲に設定するものであることを特徴とす
    る請求項4、5又は6に記載のクロック信号制御装置。
  8. 【請求項8】 可変遅延素子を有し、 該可変遅延素子は、前記パルスの位相差を分割する分割
    数を外部信号により制御するものであることを特徴とす
    る請求項4、5、6又は7に記載のクロック信号制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記多相クロック逓倍回路は、複数直列
    接続されたものであることを特徴とする請求項4、5、
    6、7又は8に記載のクロック信号制御装置。
  10. 【請求項10】 クロック合成回路を有し、 該クロック合成回路は、前記多相クロック逓倍回路から
    出力される多相のクロックを合成して単相のクロックを
    生成するものであることを特徴とする請求項4、5、
    6、7、8又は9に記載のクロック信号制御装置。
  11. 【請求項11】 前記タイミング差N重分割器及び可変
    遅延素子は、ゲート幅を異らせたMOS型トランジスタ
    と、容量を異らせた容量素子とを組合わせて構成された
    ものであることを特徴とする請求項4、5、6、7、
    8、9又は10に記載のクロック信号制御装置。
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