JPH1141318A - 複合データ受信装置 - Google Patents

複合データ受信装置

Info

Publication number
JPH1141318A
JPH1141318A JP19672397A JP19672397A JPH1141318A JP H1141318 A JPH1141318 A JP H1141318A JP 19672397 A JP19672397 A JP 19672397A JP 19672397 A JP19672397 A JP 19672397A JP H1141318 A JPH1141318 A JP H1141318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
management information
reproduction
packet
central processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19672397A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Maeda
朗善 前田
Hiroyuki Kaminaka
浩之 上仲
Hidetoshi Takeda
英俊 武田
Toshiyuki Kondo
敏志 近藤
Hiroshi Kitaura
坦 北浦
Yoshitaka Mitsui
義隆 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP19672397A priority Critical patent/JPH1141318A/ja
Priority to DE69840588T priority patent/DE69840588D1/de
Priority to EP98305850A priority patent/EP0893898B1/en
Priority to CNB981167144A priority patent/CN1168272C/zh
Priority to US09/121,110 priority patent/US6556546B1/en
Publication of JPH1141318A publication Critical patent/JPH1141318A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像・音声データと再生に使う管理情報が混
在した信号の受信において、映像・音声データと再生に
使う管理情報とを分離して、元の映像・音声情報の再現
や各種再生機能を受信側が利用できることを目的とす
る。 【解決手段】 受信手段2で取得した信号を、パケット
識別手段3でデータのパケット列と再生管理情報のパケ
ットとに分離し、管理情報を基にデータのパケット列か
ら再生データを復元することで、元のディジタル映像デ
ータや音声データが正しく再現できることや、再生手順
の変更や再生情報の選択などの機能が受信装置で実現で
きるという作用を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信媒体を用いて
受信データとそれを利用するための再生管理情報とを受
信するのに有用な複合データ受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、ディジタル映像信号およびディジ
タル音声信号の圧縮方式のに一つに、MPEG(Moving
Picture Experts Group)と呼ばれる方式がある。MP
EG方式では、低レートで蓄積メディアを対象としてい
るMPEG1と、放送などにも耐えられる高画質を実現
し、また異なる画面サイズなどにも対応するMPEG2
がある。このうちMPEG2では画面サイズや必要とさ
れる画質によって圧縮率を変えることが可能であるた
め、番組や素材によって一定時間当たりのデータ量は可
変となる。
【0003】さらに、MPEG2を使用したメディアと
して「DVD」(高密度光ディスク)と呼ばれる規格が
ある。DVDに準拠したディスクから再生されるMPE
G2方式で圧縮されたディジタル映像データや音声デー
タの情報は、伝送路を使用して外部の機器に出力した
り、逆に、外部のMPEG2もしくはDVD規格などに
準拠した機器から入力したりして、利用したいという要
望がある。
【0004】また、このようなディジタル映像データ及
び音声データの伝送を行う手段として、無線、有線など
で色々な方式が提案されている。このようなディジタル
映像データ及び音声データの伝送を行う手段の一つとし
て、IEEE1394ハイ・パフォーマンス・シリアル
・バス(以下、IEEE1394と略す)がある。IE
EE1394は映像データや音声データの伝送に必要な
リアルタイム・データ転送の保障が可能な同期転送モー
ドと、従来のSCSIや他のシリアル転送と同様のデー
タ伝送モードである非同期転送モードとが併存するシリ
アル・バス型の通信媒体である。
【0005】すなわち、IEEE1394では、125
μsec毎の周期(以下、サイクルと称する)を基本に
して動作し、各サイクルの前半で1個もしくは複数個の
帯域で信号の伝送を行う同期転送のモードと、同期転送
を行った後に残された時間で行う非同期転送のモードと
の2種類の転送モードを有する。ディジタル映像データ
や音声データなどのようなリアルタイム性が必要なデー
タの転送にはこの同期転送を用いて転送し、一方、リア
ルタイム性の必要がない場合のデータの転送や制御情報
などの転送は非同期転送を用いて転送する。
【0006】同期転送を行う場合には、送信に先立って
1サイクル中で使用する時間(帯域)を、帯域管理を制
御する機器(ノード)から取得する必要がある。IEE
E1394ではバス上に同期転送で使用する帯域の管理
を行うノードが1つ存在し、帯域を使用するノードは、
使用する帯域をこの帯域管理ノードから取得しなければ
ならない。帯域を取得したノードは、取得した帯域への
送信を占有できる。
【0007】このように、同期転送を行うノードはその
通信媒体において取得した帯域である通信取得帯域の範
囲内でデータの送信を行うことができる。同期転送で送
信されるデータはIEEE1394で定められたパケッ
ト(クロックに同期しているデータ・ビットのシリアル
・ストリーム)として送出される。同期転送では、サイ
クル毎にあらかじめ決められたデータ量の転送を保証す
ることでリアルタイム・データの転送が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のD
VD規格に準拠したディスクには、ディジタル映像デー
タや音声データなどのMPEG2に準拠した情報と、デ
ィジタル映像データや音声データを再生するための手順
情報や選択情報とが、混在して記録されている。このよ
うな信号フォーマットを有する情報群においては、上記
のディジタル映像データや音声データを再現するための
手順情報や選択情報を用いて、上記のディジタル映像デ
ータや音声データを処理し、その後で、復調処理をする
ことで元の映像信号や音声信号を得ている。そのため、
IEEE1394同期転送などで復調処理される前の信
号を受信する場合、ディジタル映像データや音声データ
を再生するための手順情報や選択情報を受信する方法が
確立していなかった。
【0009】このように、 DVDなどのディジタル映
像データや音声データなどの情報とディジタル映像デー
タや音声データを再生するための手順情報や選択情報と
が混在している場合、ディスクから再生したディジタル
映像データや音声データをそのまま伝送路を通して受信
すると、伝送路からの受信順にディジタル映像データや
音声データなどの情報を復調することとなり、元の映像
や音声の情報を再現できなかったり、再生手順の変更や
再生情報の選択などの機能が受信側で実現できないとい
う問題点を有している。
【0010】本発明は上記の問題点を解決するもので、
ディジタル映像データや音声データとともに、ディジタ
ル映像データや音声データを再生するための手順情報や
選択情報を受信できる複合データ受信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の複合データ受信装置は、ディジタル映像デー
タや音声データなどのデータに上記データを再生するた
めの手順情報や選択情報である再生管理情報を所定の割
合で挿入したパケット列が通信媒体の同一の帯域で送信
されるとき、受信したパケット列からディジタル映像デ
ータや音声データなどのデータと、上記データを再生す
るための再生管理情報とを分離し、これらの信号を用い
て元のディジタル映像データや音声データの再生データ
を生成することにより、元の映像や音声の情報が再現で
き、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信
側で実現できることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入力される受信データを通信媒体の通信取得帯域に
より受信する受信手段と、受信手段で受信した受信デー
タのパケット列からデータのパケット列と再生管理情報
のパケットとを識別分離してそれぞれを出力するパケッ
ト識別手段と、パケット識別手段から出力された再生管
理情報パケットを用いて受信したデータの再生を管理す
る管理情報を生成する中央演算手段と、パケット識別手
段から出力されるデータのパケット列を格納し、中央演
算手段で生成される管理情報を用いて出力を制御するデ
ータ格納手段と、データ格納手段の出力を中央演算手段
で生成される管理情報を用いて再生データ列に生成する
再生データ生成手段とにより構成するとしたもので、こ
れにより受信したパケット列からディジタル映像データ
や音声データなどのデータと再生管理情報とを分離し、
これらの信号を用いて元のディジタル映像データや音声
データの再生データを正しく再現することや、再生手順
の変更や再生情報の選択などの機能が実現できるという
作用を有する。
【0013】請求項2に記載の発明は、パケット識別手
段は、受信手段で受信した受信データのパケットに付加
されている識別子を用いてデータのパケットと再生管理
情報のパケットとを識別する機能を有するとしたもの
で、これによりディジタル映像データや音声データなど
のデータと再生管理情報とその他の情報との区別が容易
にできるという作用を有する。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、入力され
る受信データを通信取得帯域により受信する受信手段
と、受信手段で受信した受信データのパケット列からデ
ータのパケット列と再生管理情報のパケットとを識別分
離してそれぞれを出力するパケット識別手段と、パケッ
ト識別手段から出力された再生管理情報パケットを用い
て受信データ内のデータのパケット列の再生を管理する
管理情報を生成するとともに、受信データを出力してい
る送信側に受信データ内の再生管理情報パケットに関す
る送信の設定変更を要求する信号を生成する中央演算手
段と、中央演算手段で生成される受信データの設定変更
を要求する信号を受信データの送信側に通信取得帯域以
外の帯域を用いて伝送する送信手段と、パケット識別手
段から出力されるデータのパケット列を格納し、中央演
算手段で生成される管理情報を用いて出力を制御するデ
ータ格納手段と、データ格納手段の出力を中央演算手段
で生成される管理情報を用いて再生データ列に生成する
再生データ生成手段とにより構成するとしたもので、こ
れによりディジタル映像データや音声データなどのデー
タと再生管理情報との送信要求が適切に実現でき、受信
したパケット列からディジタル映像データや音声データ
などのデータと再生管理情報とを分離し、これらの信号
を用いて元のディジタル映像データや音声データの再生
データを正しく再現することや、再生手順の変更や再生
情報の選択などの機能が実現できるという作用を有す
る。
【0015】請求項4に記載の発明は、中央演算手段で
生成される受信データ内の再生管理情報パケットに関す
る送信の設定変更を要求する信号であって、通信媒体の
通信取得帯域数の増加および減少の要求、またはデータ
のパケット列へ再生管理情報のパケットを挿入する割合
の変更の要求、あるいはデータのパケット列へ再生管理
情報のパケットの挿入の開始および停止の要求のうち、
少なくとも一つ以上の要求をする機能を有することを特
徴とするもので、これにより再生管理情報とディジタル
映像データや音声データなどのデータとを所定の割合で
混在させた信号を複数の帯域で転送できるため転送レー
トの速い受信が可能となり、また、所定の割合を変化さ
せたり、再生管理情報のパケットの挿入の開始および停
止を要求できるため、元の映像や音声の情報を正しく再
現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの
機能がより最適に受信側で実現できるという作用を有す
る。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、入力され
る受信データを通信取得帯域により受信する受信手段
と、受信手段で受信した受信パケット列の各パケットか
らデータのブロックと再生管理情報のブロックとに分離
してそれぞれを出力するデータ分離手段と、データ分離
手段から出力される再生管理情報のブロックを格納して
元の再生管理情報に合成する管理情報合成手段と、管理
情報合成手段で合成された再生管理情報を用いて受信し
たデータのブロック列の再生を管理する管理情報を生成
する中央演算手段と、データ分離手段から得られるデー
タのブロックを格納し、中央演算手段で生成される管理
情報を用いて出力を制御するデータブロック格納手段
と、データブロック格納手段の出力を中央演算手段で生
成される管理情報を用いて再生データ列に生成する再生
データ生成手段とにより構成するとしたもので、これに
より再生管理情報の細分化されたブロックがディジタル
映像データや音声データなどのデータに挿入された受信
信号パケットから再生管理情報とディジタル映像データ
や音声データなどのデータとを分離することで、元の映
像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変
更や再生情報の選択などの機能が実現できるという作用
を有する。
【0017】さらに、請求項6に記載の発明は、入力さ
れる受信データを通信取得帯域により受信する第1の受
信手段と、通信取得帯域以外の帯域を用いて受信データ
を再生するための再生管理情報を受信する第2の受信手
段と、第2の受信手段で得られた再生管理情報パケット
を用いて受信データの再生を管理する管理情報を生成す
るとともに、再生管理情報を出力している送信側に再生
管理情報の送信を要求する信号を生成する中央演算手段
と、中央演算手段で生成される再生管理情報の送信を要
求する信号を通信取得帯域以外の帯域を用いて送信側に
伝送する送信手段と、第1の受信手段で得られる受信デ
ータを格納し、中央演算手段で生成される管理情報を用
いて出力を制御するデータ格納手段と、データ格納手段
の出力を中央演算手段で生成される管理情報を用いて再
生データ列に生成する再生データ生成手段とにより構成
するとしたもので、これにより再生管理情報がディジタ
ル映像データや音声データなどのデータと通信媒体の別
の帯域で送信要求および受信できるため、元の映像や音
声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再
生情報の選択などの機能が実現できるという作用を有す
る。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の複合
データ受信装置のブロック図を示し、図2はその動作説
明図を示している。図1において、1は通信媒体の伝送
路、2は受信手段、3はパケット識別手段、4はデータ
格納手段、5は再生データ生成手段、6は中央演算手
段、7は再生データ列出力端を、それぞれ示している。
【0019】以上のように構成された本発明の実施の形
態1の複合データ受信装置について、図1、図2を用い
て、その動作を説明する。通信媒体の伝送路1により送
信装置(図示せず)が取得した通信取得帯域を用いて伝
送する信号は、受信手段2によって受信される。図2
(c)に受信された信号を示す。受信手段2より出力さ
れる信号は、パケット識別手段3でディジタル映像デー
タや音声データなどのデータと再生管理情報とに分別さ
れて、出力される。すなわち、図2(c)に示す受信さ
れた信号は、パケット識別手段3により、ディジタル映
像データや音声データなどのデータを示す図2(b)の
パケット列と、再生管理情報を示す図2(d)に分離さ
れる。ただし、図2の場合は、データのパケットが4個
に対して、再生管理情報のパケットが1個の割合で、受
信データが構成されている場合を示している。
【0020】図2(d)に示すパケット識別手段3で得
られる再生管理情報のパケットは、中央演算手段6で図
2(e)に示すように再生管理情報に合成され、さらに
中央演算手段6で処理されてディジタル映像データや音
声データなどのデータを再生するための再生情報として
生成される。一方、図2(b)に示すパケット識別手段
3で得られるディジタル映像データや音声データなどの
パケット列は、データ格納手段4で図2(a)で示すよ
うに一連のデータとして格納される。ただし、格納され
るデータは、相対アドレスなどのデータとしての相対関
係を示すものを保持している。
【0021】データ格納手段4に格納されたデータは、
中央演算手段6によって読出しを制御され、読出結果は
再生データ生成手段5に入力される。再生データ生成手
段5では、入力したデータが、中央演算手段6で生成さ
れた再生情報に従った処理の実行によって、再生データ
列に変換され、再生データ列出力端7に出力される。以
上のように本実施の形態によれば、ディジタル映像デー
タや音声データなどのデータとそれを再生するための再
生管理情報を所定の割合で挿入したパケット列が通信媒
体の同一の帯域で送信されるとき、ディジタル映像デー
タや音声データなどのデータとディジタル映像データや
音声データを再生するための再生管理情報とを分離し、
それらの信号を用いて元のディジタル映像データや音声
データの再生データが正しく再現できることや、再生手
順の変更や再生情報の選択などの機能が受信装置で実現
できるという作用を有する。
【0022】なお、上述した通信媒体の通信取得帯域と
は、例えば、IEEE1394の同期転送での帯域に特
定する場合や、無線による通信に特定する場合にも適応
できる。なお、パケット識別手段は、受信手段で受信し
たディジタル映像データや音声データなどのデータのパ
ケット列やディジタル映像データや音声データを再生す
るための再生管理情報のパケットを識別・認識するため
に上記データのパケット列や再生管理情報パケットの特
定の場所やブロックに付加されている識別子を用いてデ
ータのパケット列と再生管理情報のパケットとを分離す
る機能を含む場合もある。
【0023】(実施の形態2)図3は、本発明の複合デ
ータ受信装置のブロック図を、示している。図3におい
て、1は通信媒体の伝送路、2は受信手段、3はパケッ
ト識別手段、4はデータ格納手段、5は再生データ生成
手段、6は中央演算手段、7は再生データ列出力端、1
0は送信手段を、それぞれ、示している。
【0024】以上のように構成された複合データ受信装
置について、その動作を、説明する。通信媒体の伝送路
1により送信装置(図示せず)が取得した通信取得帯域
を用いて伝送する信号は、受信手段2によって受信さ
れ、パケット識別手段3へ出力される。受信手段2より
出力される信号は、パケット識別手段3でディジタル映
像データや音声データなどのデータと再生管理情報とに
分離されて、それぞれ、出力される。
【0025】パケット識別手段3で得られる再生管理情
報のパケットは、中央演算手段6で再生管理情報に合成
され、さらに、中央演算手段6で処理されてディジタル
映像データや音声データなどのデータを再生するための
再生情報に生成される。一方、パケット識別手段3で得
られるディジタル映像データや音声データなどのパケッ
ト列は、データ格納手段4で一連のデータとして格納さ
れる。ただし、格納されるデータは、相対アドレスなど
のデータとしての相対関係を示すものを保持している。
データ格納手段4に格納されたデータは、中央演算手段
6によって読出しを制御され、読出結果は再生データ生
成手段5に入力される。再生データ生成手段5では、デ
ータ格納手段4の出力を、中央演算手段6で生成する再
生情報に従って処理することで、元のディジタル映像デ
ータや音声データの再生データ列が得られ、得られた結
果は再生データ列出力端7に出力される。
【0026】さらに、中央演算手段6は、送信装置に対
して、ディジタル映像データや音声データなどのパケッ
ト列に再生管理情報パケットの挿入の開始や停止を要求
したり、挿入する割合を指定する要求を生成して、送信
手段10に要求信号を出力する。そして、送信手段10
は、通信取得帯域以外の通信媒体の帯域を用いて、送信
装置に上記の要求を送信する。
【0027】以上のように本実施の形態によれば、受信
側からの要求で、ディジタル映像データや音声データな
どのデータパケット列に再生管理情報のパケットの挿入
の開始や停止、さらに、挿入する割合の変更が指定でき
ることにより、ディジタル映像データや音声データなど
のデータとディジタル映像データや音声データを再生す
るための再生管理情報とが最適に分離処理できるため、
それらの信号を用いて元のディジタル映像データや音声
データの再生データが正しく再現できることや、再生手
順の変更や再生情報の選択などの機能が受信装置で実現
できるという作用を有する。
【0028】なお、上述した通信媒体の通信取得帯域と
は、例えば、IEEE1394の同期転送での帯域に特
定する場合や、無線による通信に特定する場合にも適応
できる。また、中央演算手段6で生成される送信手段1
0への要求信号は、送信機器で取得される通信媒体の通
信取得帯域数の増加および減少や、データのパケット列
へ再生管理情報のパケットを挿入する割合の変更や、デ
ータのパケット列へ再生管理情報のパケットの挿入の開
始および停止などの要求する機能を含むこともできる。
【0029】(実施の形態3)図4は、本発明の複合デ
ータ受信装置のブロック図を、示している。図4におい
て、1は通信媒体の伝送路、2は受信手段、5は再生デ
ータ生成手段、6は中央演算手段、7は再生データ列出
力端、11はデータ分離手段、12はデータブロック格
納手段、13は管理情報合成手段を、それぞれ、示して
いる。
【0030】以上のように構成された複合データ受信装
置について、その動作を、説明する。通信媒体の伝送路
1により送信装置(図示せず)が取得した通信取得帯域
を用いて伝送される信号が、受信手段2によって受信さ
れ、データ分離手段11に出力される。
【0031】受信手段2で得られる信号のパケット列に
おけるパケットは、送信装置によって、ディジタル映像
データや音声データなどのデータから生成されるパケッ
トの中に所定の大きさ、例えば、数バイト程度の大きさ
の再生管理情報のブロックが存在している構成である。
上記所定の大きさのブロックは、元の再生管理情報に復
元するため必要となる識別子の情報、例えば、ブロック
の相対アドレスや再生管理情報の種類を示す属性などの
情報が付加されている。
【0032】このような受信手段2で得られるパケット
列の信号は、データ分離手段11によって、データのブ
ロックと再生管理情報のブロックとに分離され、それぞ
れ、出力される。データ分離手段11から出力される再
生管理情報のブロックを、管理情報合成手段13は順次
格納、もしくは、識別子の情報に従って格納すること
で、元の再生管理情報を生成する。そして、管理情報合
成手段13で得られた再生管理情報を用いて、中央演算
手段6はディジタル映像データや音声データなどのデー
タを再生するために必要な再生情報を生成する。
【0033】一方、データ分離手段11から出力される
データのブロックは、データブロック格納手段12によ
って一連のデータとして格納される。ただし、格納され
るデータは、相対アドレスなどのデータとしての相対関
係を示すものを保持している。データブロック格納手段
12に格納されたデータのブロックは、中央演算手段6
によって読出しが制御され、読出結果は再生データ生成
手段5に入力される。再生データ生成手段5では、入力
したデータが、中央演算手段6で生成された再生情報に
従った処理の実行によって、再生データ列に変換され、
再生データ列出力端7に出力される。
【0034】以上のように本実施の形態によれば、ディ
ジタル映像データや音声データなどのパケットに再生管
理情報のブロックが挿入された信号を受信する場合であ
って、受信信号パケットから再生管理情報の細分化され
たブロックとディジタル映像データや音声データなどの
データとを分離し、それらの信号を用いて元のディジタ
ル映像データや音声データの再生データを生成すること
で、元のディジタル映像データや音声データの再生デー
タが正しく再現できることや、再生手順の変更や再生情
報の選択などの機能が受信装置で実現できるという作用
を有する。
【0035】(実施の形態4)図5は、本発明の複合デ
ータ受信装置のブロック図を示している。図5におい
て、1は通信媒体の伝送路、4はデータ格納手段、5は
再生データ生成手段、6は中央演算手段、7は再生デー
タ列出力端、10は送信手段、15は第1の受信手段、
16は第2の受信手段を、それぞれ示している。
【0036】以上のように構成された複合データ受信装
置について、その動作を、説明する。通信媒体の伝送路
1により送信装置(図示せず)が取得した通信取得帯域
を用いて伝送される信号が、第1の受信手段15によっ
て受信され、データ格納手段4に出力される。
【0037】また、第2の受信手段16は、上記通信取
得帯域以外の通信媒体の帯域を用いて再生管理情報のパ
ケットを受信し、中央演算手段6に出力する。再生管理
情報のパケットは、中央演算手段6で処理されてディジ
タル映像データや音声データなどのデータを再生するた
めの再生情報に生成される。一方、第1の受信手段15
で得られるディジタル映像データや音声データなどのパ
ケット列は、データ格納手段4で一連のデータとして格
納される。ただし、格納されるデータは、相対アドレス
などのデータとしての相対関係を示すものを保持してい
る。データ格納手段4に格納されたデータは、中央演算
手段6によって読出しを制御され、読出結果は再生デー
タ生成手段5に入力される。再生データ生成手段5で
は、データ格納手段4の出力を、中央演算手段6で生成
する再生情報に従って処理することで、元のディジタル
映像データや音声データの再生データ列が得られ、得ら
れた結果は再生データ列出力端7に出力される。
【0038】さらに、中央演算手段6は、送信装置に対
して、上記ディジタル映像データや音声データなどのパ
ケット列に再生管理情報パケットの挿入の開始や停止を
要求したり、挿入する割合を指定する要求を生成して、
送信手段10に要求信号を出力する。そして、送信手段
10は、通信取得帯域以外の通信媒体の帯域を用いて、
送信装置に上記の要求を送信する。
【0039】以上のように本実施の形態によれば、ディ
ジタル映像データや音声データなどのデータのパケット
を送信装置が取得した通信取得帯域で受信し、ディジタ
ル映像データや音声データを再生するための手順情報や
選択情報である再生管理情報を受信側の要求に応じて通
信取得帯域以外の帯域で受信することで、それらの信号
を用いて元のディジタル映像データや音声データの再生
データが正しく再現できることや、再生手順の変更や再
生情報の選択などの機能が受信装置で実現できるという
作用を有する。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディジタ
ル映像データや音声データなどのデータとそれを再生す
るための再生管理情報をともに受信できることにより、
それらの信号を用いて元のディジタル映像データや音声
データの再生データが正しく再現できることや、再生手
順の変更や再生情報の選択などの機能が受信装置で実現
できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における複合データ受信
装置のブロック図
【図2】実施の形態1における複合データ受信装置の動
作説明図
【図3】本発明の実施の形態2における複合データ受信
装置のブロック図
【図4】本発明の実施の形態3における複合データ受信
装置のブロック図
【図5】本発明の実施の形態4における複合データ受信
装置のブロック図
【符号の説明】
1 通信媒体の伝送路 2 受信手段 3 パケット識別手段 4 データ格納手段 5 再生データ生成手段 6 中央演算手段 7 再生データ列出力端 10 送信手段 11 データ分離手段 12 データブロック格納手段 13 管理情報合成手段 15 第1の受信手段 16 第2の受信手段
フロントページの続き (72)発明者 近藤 敏志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北浦 坦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三井 義隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される受信データを通信媒体の通信
    取得帯域により受信する受信手段と、 該受信手段で受信した受信データのパケット列からデー
    タのパケット列と再生管理情報のパケットとを識別分離
    してそれぞれを出力するパケット識別手段と、 該パケット識別手段から出力された再生管理情報パケッ
    トを用いて前記受信したデータの再生を管理する管理情
    報を生成する中央演算手段と、 前記パケット識別手段から出力されるデータのパケット
    列を格納し、前記中央演算手段で生成される管理情報を
    用いて出力を制御するデータ格納手段と、 該データ格納手段の出力を前記中央演算手段で生成され
    る管理情報を用いて再生データ列に生成する再生データ
    生成手段とにより構成することを特徴とする複合データ
    受信装置。
  2. 【請求項2】 パケット識別手段は、受信手段で受信し
    た受信データのパケットに付加されている識別子を用い
    てデータのパケットと再生管理情報のパケットとを識別
    する機能を有することを特徴とする請求項1記載の複合
    データ受信装置。
  3. 【請求項3】 入力される受信データを通信媒体の通信
    取得帯域により受信する受信手段と、 該受信手段で受信した受信データのパケット列からデー
    タのパケット列と再生管理情報のパケットとを識別分離
    してそれぞれを出力するパケット識別手段と、 該パケット識別手段から出力された再生管理情報パケッ
    トを用いて前記受信データ内のデータのパケット列の再
    生を管理する管理情報を生成するとともに、前記受信デ
    ータを出力している送信側に前記受信データ内の再生管
    理情報パケットに関する送信の設定変更を要求する信号
    を生成する中央演算手段と、 該中央演算手段で生成される前記受信データの設定変更
    を要求する信号を前記受信データの送信側に前記通信取
    得帯域以外の帯域を用いて伝送する送信手段と、 前記パケット識別手段から出力されるデータのパケット
    列を格納し、前記中央演算手段で生成される管理情報を
    用いて出力を制御するデータ格納手段と、 該データ格納手段の出力を前記中央演算手段で生成され
    る管理情報を用いて再生データ列に生成する再生データ
    生成手段とにより構成することを特徴とする複合データ
    受信装置。
  4. 【請求項4】 中央演算手段で生成される受信データ内
    の再生管理情報パケットに関する送信の設定変更を要求
    する信号であって、 通信媒体の通信取得帯域数の増加および減少の要求、ま
    たはデータのパケット列へ再生管理情報のパケットを挿
    入する割合の変更の要求、あるいはデータのパケット列
    へ再生管理情報のパケットの挿入の開始および停止の要
    求のうち、少なくとも一つ以上の要求をする機能を有す
    ることを特徴とする請求項3記載の複合データ受信装
    置。
  5. 【請求項5】 入力される受信データを通信媒体の通信
    取得帯域により受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した受信パケット列の各パケットか
    らデータのブロックと再生管理情報のブロックとに分離
    してそれぞれを出力するデータ分離手段と、 前記データ分離手段から出力される再生管理情報のブロ
    ックを格納して元の再生管理情報に合成する管理情報合
    成手段と、 前記管理情報合成手段で合成された再生管理情報を用い
    て前記受信したデータのブロック列の再生を管理する管
    理情報を生成する中央演算手段と、 前記データ分離手段から得られるデータのブロックを格
    納し、前記中央演算手段で生成される管理情報を用いて
    出力を制御するデータブロック格納手段と、 前記データブロック格納手段の出力を前記中央演算手段
    で生成される管理情報を用いて再生データ列に生成する
    再生データ生成手段とにより構成することを特徴とする
    複合データ受信装置。
  6. 【請求項6】 入力される受信データを通信媒体の通信
    取得帯域により受信する第1の受信手段と、 前記通信取得帯域以外の帯域を用いて前記受信データを
    再生するための再生管理情報を受信する第2の受信手段
    と、 前記第2の受信手段で得られた再生管理情報パケットを
    用いて前記受信データの再生を管理する管理情報を生成
    するとともに、前記再生管理情報を出力している送信側
    に前記再生管理情報の送信を要求する信号を生成する中
    央演算手段と、 前記中央演算手段で生成される前記再生管理情報の送信
    を要求する信号を前記通信取得帯域以外の帯域を用いて
    送信側に伝送する送信手段と、 前記第1の受信手段で得られる前記受信データを格納
    し、前記中央演算手段で生成される管理情報を用いて出
    力を制御するデータ格納手段と、 前記データ格納手段の出力を前記中央演算手段で生成さ
    れる管理情報を用いて再生データ列に生成する再生デー
    タ生成手段とにより構成することを特徴とする複合デー
    タ受信装置。
JP19672397A 1997-07-23 1997-07-23 複合データ受信装置 Pending JPH1141318A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19672397A JPH1141318A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 複合データ受信装置
DE69840588T DE69840588D1 (de) 1997-07-23 1998-07-22 Einrichtung zum Multiplexdatenempfang
EP98305850A EP0893898B1 (en) 1997-07-23 1998-07-22 Multiplex data receiving equipment
CNB981167144A CN1168272C (zh) 1997-07-23 1998-07-23 复合数据接收装置
US09/121,110 US6556546B1 (en) 1997-07-23 1998-07-23 Multiplex data transmitting and receiving equipment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19672397A JPH1141318A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 複合データ受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1141318A true JPH1141318A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16362534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19672397A Pending JPH1141318A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 複合データ受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1141318A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006512826A (ja) * 2002-12-27 2006-04-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Dvd記録をサポートするデジタル放送方法およびシステム、および受信および記録方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006512826A (ja) * 2002-12-27 2006-04-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Dvd記録をサポートするデジタル放送方法およびシステム、および受信および記録方法および装置
KR101001177B1 (ko) 2002-12-27 2010-12-15 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. Dvd 기록을 지원하는 디지털 방송 방법 및 시스템과 관련 수신 및 기록 방법과 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4394028B2 (ja) デジタルデータストリーム管理情報生成記録方法及びその装置
JPH11353790A (ja) ディジタルビデオ信号送信装置及び受信装置
CN100520938C (zh) 存储静止图像的信息存储介质及其再现设备和方法
US6556546B1 (en) Multiplex data transmitting and receiving equipment
JP2001229616A (ja) データ記録方法及びそれを用いたデータ記録装置
US7236836B1 (en) System for signal processing and signal transmission
JP2002094930A (ja) 記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、及び記憶媒体
JP2003018544A (ja) ディジタル放送用記録装置
JP2004280994A (ja) データ作成方法及びデータ記録装置
JPH1141318A (ja) 複合データ受信装置
JP2002100113A (ja) 再生装置、再生方法、伝送装置、伝送方法及び記憶媒体
JP3598747B2 (ja) 複合データ伝送装置
JP3177470B2 (ja) 再生装置
US20030091331A1 (en) Method for implementing low-speed playback of a digital broadcast program
JP4038872B2 (ja) 映像信号符号化システム
JP3743616B2 (ja) 信号処理装置及び伝送方法
WO2005062617A1 (ja) 動画配信システム
JPH1166754A (ja) 多チャンネルデータ記録媒体と伝送記録及び再生装置
JP3781288B2 (ja) データ記録装置、データ記録再生装置及びデータ記録方法
JP4103091B2 (ja) 信号処理装置、伝送方法
JP2001045060A (ja) 信号処理装置、伝送方法、伝送媒体及びデータストリームの管理方法
JP2000316015A (ja) 記録再生装置
JP2007158431A (ja) 映像記録装置及び映像記録再生装置
JP3742688B2 (ja) 圧縮映像音声データデコード装置及び圧縮映像音声データデコード方法
JP4124192B2 (ja) 信号処理装置、伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518