JP3598747B2 - 複合データ伝送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信媒体を用いて送信データとそれを利用するための再生管理情報とを送信するのに有用な複合データ伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、ディジタル映像信号およびディジタル音声信号を圧縮する方式の一つに、MPEG(Moving Picture Experts Group)と呼ばれる方式がある。MPEG方式では、低レートで蓄積メディアを対象としているMPEG1と、放送などにも耐えられる高画質を実現し、また異なる画面サイズなどにも対応するMPEG2がある。このうちMPEG2では画面サイズや必要とされる画質により圧縮率を変化させるため、番組や素材によって一定時間当たりのデータ量は可変となる。
【0003】
さらに、MPEG2を使用したメディアとして「DVD」(高密度光ディスク)と呼ばれる規格がある。DVDに準拠したディスクから再生されるMPEG2方式で圧縮されたディジタル映像データや音声データの情報は、伝送路を使用して外部の機器に出力したり、逆に、外部のMPEG2もしくはDVD規格などに準拠した機器から入力したりして、利用したいという要望がある。
【0004】
また、このようなディジタル映像データ及び音声データの伝送を行う手段として、無線、有線などで色々な方式が提案されている。
その一つとして、例えば、IEEE1394ハイ・パフォーマンス・シリアル・バス(以下、IEEE1394と略す)がある。IEEE1394は映像データや音声データの伝送に必要なリアルタイム・データ転送の保障が可能な同期転送モードと、従来のSCSIや他のシリアル転送と同様のデータ伝送モードである非同期転送モードとが併存するシリアル・バス型の通信媒体である。
【0005】
すなわち、IEEE1394では、125μsec毎の周期(以下、サイクルと称する)を基本にして動作し、各サイクルの前半で1個もしくは複数個の帯域で信号の伝送を行う同期転送のモードと、同期転送を行った後に残された時間で行う非同期転送のモードとの2種類の転送モードを有する。
ディジタル映像データや音声データなどのようなリアルタイム性が必要なデータの転送にはこの同期転送を用いて転送し、一方、リアルタイム性の必要がない場合のデータの転送や制御情報などの転送は非同期転送を用いて転送する。
【0006】
同期転送を行う場合には、送信に先立って1サイクル中で使用する時間(帯域)を、帯域管理を制御する機器(ノード)から取得する必要がある。IEEE1394ではバス上に同期転送で使用する帯域の管理を行うノードが一つ存在し、帯域を使用するノードは、使用する帯域をこの帯域管理ノードから取得しなければならない。帯域を取得したノードは、取得した帯域への送信を占有できる。
【0007】
このように、同期転送を行うノードはその通信媒体において取得した帯域である通信取得帯域の範囲内でデータの送信を行うことができる。同期転送で送信されるデータは、IEEE1394で定められたパケット(クロックに同期しているデータ・ビットのシリアル・ストリーム)として送出される。同期転送では、サイクル毎にあらかじめ決められたデータ量の転送を保証することでリアルタイム・データの転送が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記のDVD規格に準拠したディスクには、ディジタル映像データや音声データなどのMPEG2に準拠した情報と、ディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報とが、混在して記録されている。このような信号フォーマットを有する情報群においては、上記のディジタル映像データや音声データを再現するための手順情報や選択情報を用いて、上記のディジタル映像データや音声データを処理し、その後で、復調処理をすることで元の映像信号や音声信号を得ている。そのため、上記IEEE1394同期転送などで復調処理される前の信号を伝送する場合、ディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報の伝送方法が確立していなかった。
【0009】
このように、 DVDなどのディジタル映像データや音声データなどの情報とディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報とが混在している場合、ディスクから再生したディジタル映像データや音声データをそのまま伝送路を通して伝送すると、伝送路からの送信順に復調することとなり、元の映像や音声の情報を再現しなかったり、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で使用できないという問題点を有し、その解決が要求されている。
【0010】
本発明は上記の問題点を解決するもので、ディジタル映像データや音声データとともに、ディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報を送信できる複合データ伝送装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の複合データ伝送装置は、ディジタル映像データや音声データなどの送信データから生成する第1のパケット列に、ディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報である再生管理情報から生成した再生管理情報のパケットを、所定の割合、または、データを受信する機器から指定する割合で挿入することで得られる第2のパケット列を、通信媒体の通信取得帯域または通信取得帯域以外の帯域で伝送することにより、 元の映像や音声の情報が再現でき、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、入力される送信データを、通信媒体の通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換するデータパケット変換手段と、送信データを利用するための再生管理情報を通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換する再生管理情報パケット変換手段と、データパケット変換手段により送信データから生成される第1のパケット列に再生管理情報パケット変換手段で得られる再生管理情報のパケットを所定の割合で挿入することで、第1のパケット列を構成するパケットと再生管理情報のパケットとが混在した第2のパケット列を生成する送信パケット生成手段と、送信パケット生成手段で得られた第2のパケット列を通信取得帯域で送信する送信手段とを有することを特徴とするもので、これにより再生管理情報がディジタル映像データや音声データなどの送信データとともに所定の割合で送信されるため、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0013】
請求項2に記載の発明は、データパケット変換手段は、データパケット変換手段で得られた第1のパケット列が、送信データを通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換したものであることを示す識別子を付加する機能を有し、もしくは送信データに関する属性を付加する機能を有するもので、これによりディジタル映像データや音声データなどの送信データが他の情報やデータと容易に区別できるという作用を有する。
【0014】
請求項3に記載の発明は、再生管理情報パケット変換手段は、再生管理情報パケット変換手段で得られた再生管理情報のパケットが、送信データを利用するための再生管理情報を通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換したものであることを示す識別子を付加する機能を有し、もしくは再生管理情報に関する属性を付加する機能を有するもので、これにより再生管理情報が他の情報やデータと容易に区別できるという作用を有する。
【0015】
請求項4に記載の発明は、送信パケット生成手段は、データパケット変換手段によって送信データから1個もしくは複数個の第1のパケット列を生成するデータ送信パケット生成手段と、再生管理情報パケット変換手段によって再生管理情報から1個もしくは複数個の再生管理情報のパケット列を生成する再生管理情報送信パケット生成手段と、データ送信パケット生成手段で生成するパケット列の数と再生管理情報送信パケット生成手段で生成するパケット列の数との関係を所定の割合になるように制御する加算比制御手段とで構成され、送信手段は、加算比制御手段により制御されて定まる第1のパケット列の数と再生管理情報のパケット列の数とを合算した第2のパケット列の数だけ通信媒体の帯域を取得して、通信取得帯域各々で各パケット列をそれぞれ送信するように構成することを特徴とするもので、これにより再生管理情報とディジタル映像データや音声データなどの送信データとを所定の割合で混在させた信号を複数の帯域で転送でき、転送レートの速い送信が実現できるため、上述した作用に加えて、より複雑で高度な機能が実現できるという作用を有する。
【0016】
請求項5に記載の発明は、送信パケット生成手段は、データパケット変換手段によって送信データから生成される1個の第1のパケット列に再生管理情報パケット変換手段で得られる再生管理情報のパケットを所定の割合で挿入することで、第1のパケット列を構成するパケットと再生管理情報のパケットが混在した1個の第2のパケット列を生成し、送信手段は、1個の第2のパケット列を1個の通信取得帯域で送信するように構成することを特徴とするもので、これにより再生管理情報がディジタル映像データや音声データなどの送信データとともに所定の割合で送信されるため、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0017】
請求項6に記載の発明は、送信パケット生成手段であって、データパケット変換手段によって送信データから生成される第1のパケット列に再生管理情報パケット変換手段で得られる再生管理情報のパケットを挿入する場合の所定の割合は、予め、定められていることを特徴とするもので、これにより再生管理情報がディジタル映像データや音声データなどの送信データとともに所定の割合で送信されるため、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0018】
請求項7に記載の発明は、通信取得帯域以外の帯域で再生管理情報パケットを出力するよう要求する信号を受信し、もしくはデータパケット変換手段で生成される送信データからの第1のパケット列に再生管理情報パケット変換手段で得られる再生管理情報のパケットを挿入する割合の変更を要求する信号を受信する要求信号受信手段と、データパケット変換手段で生成される送信データからの第1のパケット列に再生管理情報パケット変換手段で得られる再生管理情報のパケットを要求信号受信手段からの要求に応じて挿入を開始、もしくは、要求された割合で挿入することで、データのパケットと再生管理情報のパケットとが混在した第2のパケット列を生成する送信パケット生成手段とを有することを特徴とするもので、これにより受信側からの要求で、再生管理情報がディジタル映像データや音声データなどの送信データとともに所定の割合で送信を開始することや所定の割合を変化させることができるため、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0019】
また、請求項8に記載の発明は、入力される送信データを利用するための再生管理情報の情報列を所定の大きさの第1のブロックに細分化し、さらに、第1のブロックに再生管理情報に復元するための識別子を付加して第2のブロックを生成する再生管理情報ブロック生成手段と、送信データを通信媒体の通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換し、かつ、パケット内に再生管理情報ブロック生成手段で得られる第2のブロックを付加するパケット生成手段と、パケット生成手段で得られたパケット列を通信取得帯域で送信する送信手段とを有することを特徴とするもので、これにより再生管理情報がディジタル映像データや音声データなどの送信データのパケットの一部に付加されるため、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0020】
さらに、請求項9に記載の発明は、入力される送信データを通信媒体の通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換するデータパケット変換手段と、送信データを利用するための再生管理情報を通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換する再生管理情報パケット変換手段と、再生管理情報パケット変換手段で得られる再生管理情報のパケットを最初に出力し、その後で、データパケット変換手段により送信データから生成されるパケット列を出力するように生成する送信パケット切替手段と、送信パケット切替手段で得られたパケット列を通信取得帯域で送信する送信手段とを有することを特徴とするもので、これにより再生管理情報がディジタル映像データや音声データなどの送信データの伝送前に全て伝送されるため、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0021】
請求項10に記載の発明は、データパケット変換手段は、データパケット変換手段で得られたパケット列が、送信データを通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換したものであることを示す識別子を付加する機能を有し、もしくは送信データに関する属性を付加する機能を有するもので、これによりディジタル映像データや音声データなどの送信データが他の情報やデータと容易に区別できるという作用を有する。
【0022】
請求項11に記載の発明は、再生管理情報パケット変換手段は、再生管理情報パケット変換手段で得られた再生管理情報のパケットが、送信データを利用するための再生管理情報を通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換したものであることを示す識別子を付加する機能を有し、もしくは再生管理情報に関する属性を付加する機能を有することを特徴とするもので、これにより再生管理情報が他の情報やデータと容易に区別できるという作用を有する。
【0023】
また、請求項12に記載の発明は、入力される送信データを通信媒体の通信取得帯域で伝送するのに適したパケットに変換するデータパケット変換手段と、データパケット変換手段からのパケット列を通信取得帯域で送信する第1の送信手段と、送信データを利用するための再生管理情報を通信取得帯域以外の帯域で伝送するのに適したパケットに変換する再生管理情報パケット変換手段と、通信取得帯域以外の帯域を利用して再生管理情報パケットの出力を要求する信号を受信する管理要求受信手段と、再生管理情報パケット変換手段からのパケットは管理要求受信手段で受信した要求に応じて通信取得帯域以外の帯域で送信する第2の送信手段とを有することを特徴とするもので、これによりディジタル映像データや音声データなどの送信データとは別の帯域で、再生管理情報が受信側の要求で送信されるため、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0024】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図7を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における複合データ伝送装置のブロック図を示し、図2は複合データ伝送装置の動作を説明するための動作説明図を示している。図1において、1は送信データ入力端、2は再生管理情報入力端、3はデータパケット変換手段、4は再生管理情報パケット変換手段、5は送信パケット生成手段、6は送信手段、7は通信媒体の伝送路を、それぞれ、示している。
【0025】
以上のように構成された複合データ伝送装置について、図1、図2を用いて、その動作を説明する。
図2(a)に示す送信データ入力端1で得られる送信データは、図2(b)に示すように、データパケット変換手段3によって通信媒体の伝送路7の帯域で伝送するに適した伝送フォーマットのパケット列に変換される。
【0026】
一方、図2(e)に示す送信データ入力端2で得られる再生管理情報は、図2(d)に示すように、再生管理情報パケット変換手段4によって通信媒体の伝送路7の帯域で伝送するに適した伝送フォーマットのパケットに変換される。
送信パケット生成手段5は、図2(c)に示すように、データパケット変換手段3で生成した送信データの第1のパケット列(図2(b))に再生管理情報パケット変換手段4で生成した再生管理情報のパケット(図2(d))を、所定の割合で、例えば、データパケット4個に対して再生管理情報パケット1個を挿入するように動作する。このように、図2(b)の第1のパケット列と図2(d)の再生管理情報のパケット列が混在した図2(c)の第2のパケット列は、送信手段6によって、取得した通信媒体の伝送路7の帯域で伝送される。
【0027】
以上のように本実施の形態によれば、ディジタル映像データや音声データなどの送信データから生成する第1のパケット列に、ディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報である再生管理情報から生成した再生管理情報のパケットを、所定の割合で挿入することで得られる第2のパケット列を通信媒体の帯域で伝送することにより、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0028】
なお、上述した通信取得帯域とは、例えば、IEEE1394での同期転送での帯域に特定する場合や、無線による通信に特定する場合にも適応できる。
また、データパケット変換手段3では、送信データを通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換するときに、送信データであることを識別できるような情報や、図2(b)のようにパケット列に変換された順番などを示す情報や、各種再生機能で必要となる情報を表示する属性情報などの、識別子もしくはデータに関する属性を、上記のパケット列のパケットの特定の場所やブロックに付加する機能を含む場合もある。
【0029】
さらに、再生管理情報パケット変換手段4では、再生管理情報を通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換するときに、再生管理情報であることを識別できるような情報や、パケットに変換された順番などを示す情報や、各種再生機能で必要となる情報を表示する属性情報などの、識別子もしくは再生管理情報に関する属性を、上記のパケットの特定の場所やブロックに付加する機能を含む場合もある。
【0030】
また、送信パケット生成手段5と送信出力6とは、複数のパケット列を生成し、各パケット毎に通信取得帯域を用いて伝送する機能を含むこともできる。すなわち、図3に示した別の動作説明図のように、送信パケット生成手段5では、送信データ(図3(a))からデータパケット変換手段3により変換された第1のパケット列(図3(b))と、再生管理情報(図3(e))から再生管理情報パケット変換手段4により変換された再生管理情報のパケット(図3(d))を、例えば、第1のパケット列を3個のパケット列(図3(c))に生成し、再生管理情報のパケットを1個のパケット列(図3(c))に生成し、4個のパケット列を有するパケット列として送信手段6に出力する。そして、送信手段6は、例えば上述した例の場合、取得した通信媒体の伝送路7の4個の帯域を使用して、第1のパケット列の3個のパケット列と再生管理情報のパケットの1個のパケット列とを、各列毎に、取得した通信媒体の伝送路7の第1の帯域から第4の帯域の4個の帯域を用いて伝送する。
【0031】
さらに、送信パケット生成手段5では、送信データからデータパケット変換手段3により変換された1個の第1のパケット列に、再生管理情報から再生管理情報パケット変換手段4により変換された再生管理情報のパケットを、例えば図2(c)のように、第1のパケット列の4個のパケット毎に、再生管理情報のパケットを1個挿入して、第2のパケット列を生成する。そして、送信手段6は、例えば上記の例の場合、取得した通信媒体の1個の帯域を用いて、第2のパケット列を伝送する。このように、送信パケット生成手段5と送信出力6とは、1個のパケット列を生成し、取得した通信媒体の1個の帯域を用いて伝送する機能を含む場合もある。
【0032】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2の複合データ伝送装置のブロック図を示している。図4において、1は送信データ入力端、2は再生管理情報入力端、3はデータパケット変換手段、4は再生管理情報パケット変換手段、5は送信パケット生成手段、6は送信手段、7は通信媒体の伝送路、9は要求信号受信手段を、それぞれ、示している。
【0033】
以上のように構成された本発明の実施の形態2の複合データ伝送装置について、その動作を説明する。
送信データ入力端1で得られる送信データは、データパケット変換手段3によって取得した通信媒体の伝送路7の帯域で伝送するに適した伝送フォーマットのパケット列に変換される。一方、再生管理情報入力端2で得られる再生管理情報は、再生管理情報パケット変換手段4によって取得した通信媒体の伝送路7の帯域で伝送するに適した伝送フォーマットのパケットに変換される。
【0034】
送信パケット生成手段5は、データパケット変換手段3で生成した送信データの第1のパケット列に再生管理情報パケット変換手段4で生成した再生管理情報のパケットを、所定の割合で挿入する動作を実行する。送信パケット生成手段5の出力、すなわち、第1のパケット列と再生管理情報のパケット列が混在した第2のパケット列は、送信手段6によって、通信取得帯域で伝送される。
【0035】
さらに、通信取得帯域以外の帯域を用いて、要求信号受信手段9は、再生管理情報パケットの出力を要求したり、もしくは、データパケット変換手段3で生成される送信データからの第1のパケット列に再生管理情報パケット変換手段4で得られる再生管理情報のパケットを挿入する割合を新たに指定する要求信号を受信し、その受信した要求に応じて、送信パケット生成手段5での再生管理情報のパケットの挿入の割合を指定する。
【0036】
以上のように本実施の形態によれば、受信側からの要求で、再生管理情報のパケットをディジタル映像データや音声データなどの送信データのパケット列とともに所定の割合で混在させた第2のパケット列の送信を開始や停止させたり、混在させる割合を新たに指定させることができるため、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0037】
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3の複合データ伝送装置のブロック図を示している。図5において、1は送信データ入力端、2は再生管理情報入力端、6は送信手段、7は通信媒体の伝送路、11はパケット生成手段、12は再生管理情報ブロック生成手段を、それぞれ、示している。
【0038】
以上のように構成された本発明の実施の形態3の複合データ伝送装置について、その動作を説明する。
再生管理情報ブロック生成手段12は、再生管理情報入力端2で得られる再生管理情報を所定の大きさ、例えば、数バイト程度の大きさの第1のブロックに分け、さらに、各第1のブロックに識別子を付加して、第2のブロックを生成する。識別子には、第2のブロックから再生管理情報を復元するための情報、例えば、ブロックの相対アドレスや再生管理情報の種類を示す属性などの情報が示されている。
【0039】
パケット生成手段11は、送信データ入力端1から得られる送信データを通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換するとともに、送信データをパケットに変換するときに第2のブロックをパケットの所定の領域に挿入するように動作する。
パケット生成手段11で得られた第2のブロックを挿入した送信データのパケットは、送信手段6によって通信取得帯域で送信される。
【0040】
以上のように本実施の形態によれば、ディジタル映像データや音声データなどの送信データから生成パケットの中に、ディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報である再生管理情報から生成したブロックを挿入することで、受信側で上記ブロックを集めて再生管理情報を生成できるので、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0041】
(実施の形態4)
図6は、本発明実施の形態4の複合データ伝送装置のブロック図を示している。図6において、1は送信データ入力端、2は再生管理情報入力端、3はデータパケット変換手段、4は再生管理情報パケット変換手段、6は送信手段、7は通信媒体の伝送路、13は送信パケット切替手段を、それぞれ、示している。
【0042】
以上のように構成された本発明実施の形態4の複合データ伝送装置について、その動作を説明する。
送信データ入力端1で得られる送信データは、データパケット変換手段3によって取得された通信媒体の帯域で伝送するに適した伝送フォーマットの第1のパケット列に変換される。一方、再生管理情報入力端2で得られる再生管理情報は、再生管理情報パケット変換手段4によって取得された通信媒体の帯域で伝送するに適した伝送フォーマットのパケットに変換される。
【0043】
送信パケット切替手段13は、再生管理情報パケット変換手段4で生成した再生管理情報のパケットを先頭に、データパケット変換手段3で生成した送信データの第1のパケット列が次に続くように付加され、再生管理情報のパケットと第1のパケット列とが混在した第2のパケット列を生成する。
第2のパケット列は、送信手段6によって通信取得帯域で送信される。
【0044】
以上のように本実施の形態によれば、ディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報である再生管理情報を、ディジタル映像データや音声データなどの送信データの送信前に伝送することで、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0045】
なお、データパケット変換手段3では、送信データを通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換するときに、送信データであることを識別できるような情報や、パケット列に変換された順番などを示す情報や、各種再生機能で必要となる情報を表示する属性情報などの、識別子もしくはデータに関する属性を、上記のパケット列のパケットの特定の場所やブロックに付加する機能を含む場合もある。
【0046】
なお、再生管理情報パケット変換手段4では、再生管理情報を通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換するときに、再生管理情報であることを識別できるような情報や、パケットに変換された順番などを示す情報や、各種再生機能で必要となる情報を表示する属性情報などの、識別子もしくは再生管理情報に関する属性を、上記のパケットの特定の場所やブロックに付加する機能を含む場合もある。
【0047】
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5の複合データ伝送装置のブロック図を示している。図7において、1は送信データ入力端、2は再生管理情報入力端、3はデータパケット変換手段、4は再生管理情報パケット変換手段、7は通信媒体の伝送路、15は第1の送信手段、16は第2の送信手段、17は管理要求受取手段を、それぞれ、示している。
【0048】
以上のように構成された本発明の実施の形態5の複合データ伝送装置について、その動作を説明する。
送信データ入力端1で得られる送信データは、データパケット変換手段3によって取得された通信媒体の帯域で伝送するに適した伝送フォーマットのパケット列に変換され、第1の送信手段15によって通信取得帯域で送信される。
【0049】
一方、再生管理情報入力端2で得られる再生管理情報は、再生管理情報パケット変換手段4によって、通信取得帯域以外の帯域で伝送するのに適したパケットに変換される。
また、管理要求受信手段17は、通信取得帯域以外の帯域を利用して受信側からの再生管理情報パケット変換手段4の出力の送信を要求する信号を受信する。管理要求受信手段17の受信結果に応じて、第2の送信手段16は、再生管理情報パケット変換手段4で変換された再生管理情報のパケットを通信取得帯域以外の帯域を利用して送信する。
【0050】
以上のように本実施の形態によれば、ディジタル映像データや音声データなどの送信データを通信取得帯域で送信し、ディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報である再生管理情報を受信側の要求に応じて通信取得帯域以外の帯域で送信することで、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できるという作用を有する。
【0051】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ディジタル映像データや音声データとともに、ディジタル映像データや音声データを再生するための手順情報や選択情報である再生管理情報を送信できることにより、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できる。特に、再生管理情報とディジタル映像データや音声データなどの送信データとを所定の割合で混在させた信号を複数の帯域で転送でき、転送レートの速い送信が実現できるため、上述した作用に加えて、より複雑で高度な機能が実現できるという有利な効果が得られる。また、受信側からの要求で、再生管理情報がディジタル映像データや音声データなどの送信データとともに所定の割合で送信を開始することや所定の割合を変化させることができるため、元の映像や音声の情報を正しく再現することや、再生手順の変更や再生情報の選択などの機能が受信側で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における複合データ伝送装置のブロック図
【図2】実施の形態1における複合データ伝送装置の動作説明図
【図3】実施の形態1における複合データ伝送装置の別の動作説明図
【図4】本発明の実施の形態2における複合データ伝送装置のブロック図
【図5】本発明の実施の形態3における複合データ伝送装置のブロック図
【図6】本発明の実施の形態4における複合データ伝送装置のブロック図
【図7】本発明の実施の形態5における複合データ伝送装置のブロック図
【符号の説明】
1 送信データ入力端
2 再生管理情報入力端
3 データパケット変換手段
4 再生管理情報パケット変換手段
5 送信パケット生成手段
6 送信手段
7 通信媒体の伝送路
9 要求信号受信手段
11 パケット生成手段
12 再生管理情報ブロック生成手段
13 送信パケット切替手段
15 第1の送信手段
16 第2の送信手段
17 管理要求受信手段
Claims (2)
- 入力される送信データを、通信媒体の通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換するデータパケット変換手段と、前記送信データを利用するための再生管理情報を前記通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換する再生管理情報パケット変換手段と、前記データパケット変換手段により前記送信データから生成される第1のパケット列に前記再生管理情報パケット変換手段で得られる再生管理情報のパケットを所定の割合で挿入することで、前記第1のパケット列を構成するパケットと前記再生管理情報のパケットとが混在した第2のパケット列を生成する送信パケット生成手段と、前記送信パケット生成手段で得られた第2のパケット列を前記通信取得帯域で送信する送信手段とを有し、前記送信パケット生成手段は、前記データパケット変換手段によって送信データから1個もしくは複数個の第1のパケット列を生成するデータ送信パケット生成手段と、前記再生管理情報パケット変換手段によって再生管理情報から1個もしくは複数個の再生管理情報のパケット列を生成する再生管理情報送信パケット生成手段と、前記データ送信パケット生成手段で生成するパケット列の数と前記再生管理情報送信パケット生成手段で生成するパケット列の数との関係を所定の割合になるように制御する加算比制御手段とで構成され、前記送信手段は、前記加算比制御手段により制御されて定まる前記第1のパケット列の数と前記再生管理情報のパケット列の数とを合算した前記第2のパケット列の数だけ通信媒体の帯域を取得して、前記通信取得帯域各々で各パケット列をそれぞれ送信するように構成することを特徴とする複合データ伝送装置。
- 入力される送信データを、通信媒体の通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換するデータパケット変換手段と、前記送信データを利用するための再生管理情報を前記通信取得帯域で伝送するのに適した伝送フォーマットのパケットに変換する再生管理情報パケット変換手段と、前記データパケット変換手段により前記送信データから生成される第1のパケット列に前記再生管理情報パケット変換手段で得られる再生管理情報のパケットを所定の割合で挿入することで、前記第1のパケット列を構成するパケットと前記再生管理情報のパケットとが混在した第2のパケット列を生成する送信パケット生成手段と、前記送信パケット生成手段で得られた第2のパケット列を前記通信取得帯域で送信する送信手段と、前記通信取得帯域以外の帯域で再生管理情報パケットを出力するよう要求する信号を受信し、もしくは前記データパケット変換手段で生成される送信データからの第1のパケット列に前記再生管理情報パケット変換手段で得られる前記再生管理情報のパケットを挿入する割合の変更を要求する信号を受信する要求信号受信手段とを有し前記送信パケット生成手段は、前記データパケット変換手段で生成される前記送信データからの第1のパケット列に前記再生管理情報パケット変換手段で得られる前記再生管理情報のパケットを前記要求信号受信手段からの要求に応じて挿入を開始、もしくは、要求された割合で挿入することで、データのパケットと再生管理情報のパケットとが混在した第2のパケット列を生成することを特徴とする複合データ伝送装置。
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