JPH1140679A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
OSトランジスタで構成される半導体装置の静電破壊耐
性を簡便な方法で向上させる。 【解決手段】絶縁ゲート電界効果トランジスタで構成さ
れる半導体集積回路において、内部回路を構成するに絶
縁ゲート電界効果トランジスタの拡散層上には膜厚の厚
い低抵抗の第1のシリサイド層が形成され、入出力回路
を構成する絶縁ゲート電界効果トランジスタの拡散層上
には第1のシリサイド層より薄い膜厚で高抵抗の第2の
シリサイド層が形成される。ここで、第1のシリサイド
層は半導体基板上の所定領域のアモルファス化された拡
散層上に形成され、同時に、所定領域外のアモルファス
化されない拡散層上に第2のシリサイド層が形成され
る。
Description
その製造方法に関し、特に拡散層のシリサイド化技術を
使用した半導体装置の構造およびその製造方法に関す
る。
は依然として精力的に推し進められている。微細化につ
いては、現在では0.25μm寸法で形成された半導体
素子が用いられ、この寸法を設計基準にしたメモリデバ
イスあるいはロジックデバイス等の半導体装置が実用化
されてきている。
化、高速化等による高性能化あるいは多機能化にとって
最も効果的な手法であり、今後の半導体装置の製造にと
って必須となっている。そして、このような半導体素子
の微細化に伴い、ソース、ドレイン領域を形成する不純
物拡散層を極めて浅く作り込む必要が出てきた。ところ
が、拡散層を浅くすることはソース、ドレイン領域の高
抵抗化につながり、絶縁ゲート電界効果トランジスタ
(以下、MOSトランジスタという)の電流駆動能力を
著しく低下させ半導体装置の高速化の阻害要因となる。
このような問題を解決するために、ソース・ドレインを
構成する拡散層上に選択的にシリサイド層を形成し、ソ
ース・ドレインの抵抗を極めて低くした、いわゆるシリ
サイド構造のMOSトランジスタが用いられてきてい
る。
ンジスタでは、拡散層(ソース・ドレイン)抵抗が小さ
いために大電流が流れやすく、半導体装置がESD(E
lectro−Static Discharge)等
による静電破壊に弱くなるという欠点がある。そこで、
例えば特開平1−259560号公報に示されているよ
うに、半導体集積回路の入出力部は選択的にシリサイド
化しないようにしなければならなくなる。このような半
導体装置の従来の製造方法を図2を用いて説明する(以
下、第1の従来例と記す)。
板11上に溝形成と選択酸化により素子分離用のフィー
ルド酸化膜12を形成する。次にゲート酸化膜13を介
してゲート電極14、絶縁膜からなるサイドウォール1
5及びソース・ドレインを構成する不純物の拡散層16
を形成する。
学気相成長(CVD)法を用いて酸化膜を堆積させた
後、入出力回路部のMOSトランジスタすなわち入出力
トランジスタ(Tr)領域のみにマスク酸化膜17を残
すようにパターニングを施したフォトレジストのマスク
を形成し、プラズマエッチングによって、入出力トラン
ジスタ領域以外にある酸化膜を除去する。
i)膜の堆積とアニールによるチタンのシリサイデーシ
ョンを行い内部回路部のMOSトランジスタすなわち内
部トランジスタ(Tr)領域の拡散層16上にTiシリ
サイド層18を選択的に形成する。このとき、マスク酸
化膜17が入出力トランジスタ領域の拡散層16のシリ
サイド化を防止する保護膜となる。
スク酸化膜17形成のためののプラズマエッチング時に
は、内部トランジスタ領域のフィールド酸化膜12はオ
ーバーエッチングにより膜減りし、フィールド酸化膜1
2の表面がシリコン基板表面より下がるようになる。そ
して、極端な場合には大きな凹部が生じ、この領域で図
2(c)に示すようにシリコン基板11と拡散層16が
Tiシリサイド層18を通して短絡するようになる。
8号にこのような問題を解決する方法を提案した。以下
に図3を用いてこの方法について説明する(以下、第2
の従来例と記す)。
例と同様にして、シリコン基板11上に薄い酸化膜と窒
化膜とを形成したのちエッチングし、シリコン基板11
に深さ約60nmの溝を形成した後選択酸化し、素子領
域を分離するフィールド酸化膜12を形成する。次にゲ
ート酸化膜13を形成したのちポリシリコン膜とシリサ
イド膜を堆積し、パターニングしてゲート電極14を形
成する。次にCVD法により全面に厚さ約200nmの
酸化膜(又は窒化膜)を形成したのち異方性エッチング
し、ゲート電極14の側面にサイドウォール15を形成
する。次にフィールド酸化膜12、ゲート電極14及び
サイドウォール15をマスクとして不純物を導入し、ソ
ース・ドレインを構成する拡散層16を形成する。
より全面に厚さ50〜150nmのシリコン酸化膜を形
成したのち全面にフォトレジスト膜を形成する。次にこ
のフォトレジスト膜を入出力トランジスタ領域及び内部
トランジスタ領域のフィールド酸化膜12を完全に覆う
ように残し、このフォトレジスト膜をマスクとして上記
シリコン酸化膜をドライエッチングして除去しマスク酸
化膜19を形成する。ついで、マスクとして用いたフォ
トレジスト膜を除去する。この工程は、静電破壊対策と
して入出力トランジスタ上にマスク酸化膜19を残すと
共に、内部トランジスタ領域ではフィールド酸化膜12
上に残して、マスク酸化膜19のエッチング時のオーバ
ーエッチングによるフィールド酸化膜12の膜減りを防
止するためである。
は、シリコン基板上に形成されたフォトレジスト膜を縮
小投影露光機(ステッパー)を用いて露光するため、
「目ずれ」が必然的に発生する。しかし、本発明の目的
から目ずれが発生した場合にも、フィールド酸化膜12
の端部が露出しないようにマスク酸化膜19をパターニ
ングしなければならないので、マスク酸化膜19のエッ
チング端は、図3(b)に示したように、内部トランジ
スタ領域の拡散層16上に迄位置するように延在部20
を設けている。この延在部20の幅は、製品の目ずれ許
容範囲を越えないようにする。
約35nmのTi膜をスパッタ法により形成したのち、
不活性ガス雰囲気中で加熱し、内部トランジスタ領域の
拡散層16上にTiシリサイド層21を形成する。未反
応のTi膜はアンモニア水及び過酸化水素水を用いるウ
ェットエッチングにより除去する。以後、層間絶縁膜、
コンタクトホール、配線等通常のMOSトランジスタの
製造プロセスにより半導体装置を完成させる。
トランジスタ領域とともに、内部トランジスタ領域のフ
ィールド酸化膜12もマスク酸化膜19に覆われている
ため、拡散層16上に形成されるTiシリサイド層21
はフィールド酸化膜12の端部から離間して形成され
る。従ってTiシリサイド層21がシリコン基板11と
接することはなくなる。
は、内部回路部のMOSトランジスタ領域のフィールド
酸化膜12が、オーバーエッチングによりソース・ドレ
インを構成する拡散層16の深さより大きく膜減りした
場合、膜減りで露出したシリコン基板11の表面にもT
iシリサイド層18が形成されるため、Tiシリサイド
層とシリコン基板がショートし、リーク電流が増大する
等により所望の集積回路特性が得られないという問題が
ある。
う延在部20の形成が必須である。しかし、半導体素子
が更に微細化してくると拡散層16領域が狭まり、延在
部20の形成が難しくなる。このため、この方法では半
導体素子の微細化に対応するのが難しくなる。
し、ソース・ドレインがシリサイド化され静電破壊耐性
に優れ、しかも、簡便な方法で微細化に対応できる半導
体装置およびその製造方法を提供することにある。
体装置では、MOSトランジスタで構成される半導体集
積回路において、内部回路を構成するMOSトランジス
タの拡散層上には所定の膜厚の第1のシリサイド層が形
成され、入出力回路を構成するMOSトランジスタの拡
散層上には前記第1のシリサイド層より薄い膜厚の第2
のシリサイド層が形成されている。
る半導体集積回路において、内部回路を構成するMOS
トランジスタの拡散層上には低抵抗相であるC54結晶
構造のチタンシリサイド層が形成され、入出力回路を構
成するMOSトランジスタの拡散層上には高抵抗相であ
るC49結晶構造のチタンシリサイド層が形成されてい
る。ここで、前記C54結晶構造のチタンシリサイド層
の膜厚が前記C49結晶構造のチタンシリサイド層の膜
厚より厚く形成される。
トランジスタで構成される半導体装置であって、半導体
基板の一部領域に形成されたMOSトランジスタの拡散
層上に第1のシリサイド層が形成され、半導体基板の他
領域に形成されたMOSトランジスタの拡散層上に前記
第1のシリサイド層と抵抗の異なる第2のシリサイド層
が形成されている。
半導体基板上のMOSトランジスタのソース・ドレイン
となる拡散層を高融点金属でシリサイド化する方法であ
って、半導体基板上の所定領域の拡散層表面をアモルフ
ァス化する工程と、前記アモルファス化後に全面に高融
点金属膜を堆積し熱処理する工程とを有し、前記所定領
域の拡散層上に膜厚が厚く低抵抗のシリサイド層を形成
すると同時に前記所定領域外の拡散層上に膜厚が薄く高
抵抗のシリサイド層を形成する。ここで、前記アモルフ
ァス化がヒ素あるいはシリコンのイオン注入で行われる
ようになる。
のソース・ドレインとなる拡散層表面がアモルファス化
されていると、アモルファス化されていない拡散層表面
よりシリサイド化は大幅に促進する。特に、チタンシリ
サイド層の形成では、適当なシリサイド化のための熱処
理を通して、モルファス化されている拡散層表面のシリ
サイド層すなわち第1のシリサイド層がC54結晶構造
になり低抵抗化されるようになる。そして、同時に形成
される、アモルファス化されていない拡散層表面のシリ
サイド層すなわち第2のシリサイド層はC49結晶構造
になり高抵抗になる。この第2のシリサイド層が容易に
高抵抗化されるために、半導体装置の静電破壊耐性が容
易に向上するようになる。
て説明する。図1(a)〜図1(c)は本発明の実施の
形態を説明するための半導体チップの断面図である。
と同様にして、シリコン基板1上に薄い酸化膜と窒化膜
とを形成したのちエッチングし、シリコン基板1に深さ
約60nmの溝を形成した後選択酸化し、素子領域を分
離するフィールド酸化膜2を形成する。次にゲート酸化
膜3を形成したのちポリシリコン膜とシリサイド膜を堆
積し、パターニングしてゲート電極4を形成する。次に
CVD法により全面に厚さ約200nmの酸化膜(又は
窒化膜)を形成したのち異方性エッチングし、ゲート電
極4の側面にサイドウォール5を形成する。次にフィー
ルド酸化膜2、ゲート電極4及びサイドウォール5をマ
スクとして不純物を導入し、ソース・ドレインを構成す
る拡散層6を形成する。
トレジスト膜を形成し、ついでこのフォトレジスト膜を
入出力回路部のMOSトランジスタ領域すなわち入出力
トランジスタ領域を完全に覆うようにレジストマスク7
を形成する。
OSトランジスタ領域すなわち内部トランジスタ領域の
ゲート電極4およびサイドウォール5をマスクにしてヒ
素をイオン注入する。ここで、ヒ素の注入エネルギーは
30keVであり、そのドーズ量は1×1014イオン/
cm2 である。このイオン注入により内部トラジスタ領
域の拡散層6表面にアモルファス層8を選択的に形成す
る。なお、アモルファス層8の深さは15nm程度であ
る。ここで、内部トランジスタ領域にあるnチャネル型
MOSトランジスタおよびpチャネル型MOSトランジ
スタの拡散層上に、上記のヒ素イオンは注入される。な
お、Pチャネル型MOSトランジスタの拡散層でその導
電型が変わることはない。この拡散領域のヒ素濃度がボ
ロン濃度より低くなるからである。
たレジストマスク7を公知の方法で除去した後、全面に
厚さ約35nmのTi膜をスパッタ法により形成したの
ち熱処理を施す。ここで、この熱処理は窒素ガス雰囲気
中で700〜750℃温度の加熱処理である。図1
(c)に示すように、この熱処理により、内部トランジ
スタ領域の拡散層6上に第1のシリサイド層9が形成さ
れ、同時に、入出力トランジスタ領域の拡散層6上に第
2のシリサイド層10が形成される。
領域のアモルファス層8はTi膜のシリサイド化を促進
させる。このために、第1のシリサイド層9の膜厚が2
0nm程度になるのに対し、第2のシリサイド層10の
膜厚はその半分すなわち10nm程度になる。しかも、
アモルファス層8はシリサイド化後のチタンシリサイド
層を低抵抗化する。すなわち、アモルファス層8では、
形成された第1のシリサイド層9は、低抵抗相であるC
54といわれる結晶構造になりやすい。これに対し、上
記の熱処理温度では、第2のシリサイド層10は高抵抗
相であるC49といわれる結晶構造になる。
のシリサイド化後の拡散層の層抵抗は5Ω/□以下に低
抵抗化される。そして、入出力トランジスタ領域のシリ
サイド化後の層抵抗は100Ω/□以上に高抵抗化され
る。なお、上記の熱処理で未反応のTi膜はアンモニア
水及び過酸化水素水を用いるウェットエッチングにより
除去する。以後、層間絶縁膜、コンタクトホール、配線
等通常のMOSトランジスタの製造プロセスにより半導
体装置を完成させる。
電極4を有し内部回路部を構成するMOSトランジスタ
では、比較的厚い膜厚であってC54構造の第1のシリ
サイド層9で低抵抗化された拡散層6がこのMOSトラ
ンジスタのソース・ドレインとなる。
OSトランジスタでは、薄い膜厚であってC49構造の
第2のシリサイド層10で高低抗化された拡散層6がこ
のMOSトランジスタのソース・ドレインとなる。
に簡便な半導体装置の製造方法で入出力回路部のMOS
トランジスタの拡散層に高抵抗のシリサイド層が形成で
きる。このため、半導体装置の静電破壊耐性は大幅に向
上するようになる。また、同時に内部回路部のMOSト
ランジスタの拡散層に低抵抗のシリサイド層が形成でき
る。このために、微細構造の半導体装置は容易に高性能
化する。
を形成するために内部トランジスタ領域に選択的にヒ素
イオンを注入した。ここで、ヒ素イオンの代わりにシリ
コンイオンを選択的にイオン注入してもよい。
ァス層8を形成する場合には、注入エネルギーは15k
eV程度に設定される。そして、ドーズ量は1×1015
イオン/cm2 に設定される。なお、この場合にはTi
膜のシリサイド化のための熱処理の温度は650〜70
0℃とヒ素イオン注入の場合より低温化される。これ
は、アモルファス層8に過剰のシリコン原子が存在する
ことで、Ti膜のシリサイド化がさらに促進するように
なるからである。また、上記熱処理の温度が下がると、
雰囲気ガスである窒素とTi膜との反応速度の方がシリ
サイド化の反応速度より大きくなる。すなわち窒化チタ
ン形成の方がシリサイド形成より勝ってくる。これは、
シリコンイオンの注入されていない領域すなわち入出力
回路部のMOSトランジスタの拡散層上で顕著になる。
路部のMOSトランジスタの拡散層6上に膜厚20nm
のシリサイド層が形成されると、入出力回路部のMOS
トランジスタの拡散層6上には5nm以下のシリサイド
層が形成されるようになる。このために、入出力回路部
のMOSトランジスタのソース・ドレインの抵抗が上が
り、さらに、半導体装置の静電破壊耐性が向上するよう
になる。
ス層8を形成する場合には、さらにシリコンイオンの注
入条件あるいは熱処理条件を最適化すると、内部回路部
のMOSトランジスタの拡散層上にのみ選択的にシリサ
イド層を形成できるようになる。
サイド層形成について説明した。本発明はチタンシリサ
イド層の形成に限定されない。本発明の方法はコバルト
あるいはタングステン等の高融点金属のシリサイド化で
も同様に適用できることに言及しておく。
トランジスタで構成される半導体集積回路において、内
部回路を構成するMOSトランジスタの拡散層上には所
定の膜厚の第1のシリサイド層が形成され、入出力回路
を構成するMOSトランジスタの拡散層上には第1のシ
リサイド層より薄い膜厚の第2のシリサイド層が形成さ
れる。ここで、第1のシリサイド層は低抵抗相であるC
54結晶構造のチタンシリサイド層が形成され、第2の
シリサイド層は高抵抗相であるC49結晶構造のチタン
シリサイド層が形成される。
る方法は、半導体基板上の所定領域の拡散層表面をアモ
ルファス化する工程と上記アモルファス化後に全面に高
融点金属膜を堆積し熱処理する工程とを有する。そし
て、上記所定領域の拡散層上に第1のシリサイド層を形
成すると同時に所定領域外の拡散層上に第2のシリサイ
ド層を形成するようになる。
の製造方法で、半導体装置の入出力回路部のMOSトラ
ンジスタの拡散層に高抵抗のシリサイド層が形成でき
る。このため、半導体装置の静電破壊耐性は大幅に向上
するようになる。
OSトランジスタの拡散層に低抵抗のシリサイド層が形
成できる。このために、半導体装置は容易に高性能化で
きるようになる。
ドレインがシリサイド化されたMOSトランジスタで構
成される半導体装置の静電破壊耐性が高信頼性で且つ簡
便な方法でもって容易に向上するようになる。
順の断面図である。
面図である。
面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 絶縁ゲート電界効果トランジスタで構成
される半導体集積回路において、内部回路を構成する絶
縁ゲート電界効果トランジスタの拡散層上には所定の膜
厚の第1のシリサイド層が形成され、入出力回路を構成
する絶縁ゲート電界効果トランジスタの拡散層上には前
記第1のシリサイド層より薄い膜厚の第2のシリサイド
層が形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 絶縁ゲート電界効果トランジスタで構成
される半導体集積回路において、内部回路を構成する絶
縁ゲート電界効果トランジスタの拡散層上に低抵抗相で
あるC54結晶構造のチタンシリサイド層が形成され、
入出力回路を構成する絶縁ゲート電界効果トランジスタ
の拡散層上に高抵抗相であるC49結晶構造のチタンシ
リサイド層が形成されていることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項3】 前記C54結晶構造のチタンシリサイド
層の膜厚が前記C49結晶構造のチタンシリサイド層の
膜厚より厚く形成されていることを特徴とする請求項2
記載の半導体装置。 - 【請求項4】 半導体基板上の絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタで構成される半導体装置において、半導体基板
の一部領域に形成された絶縁ゲート電界効果トランジス
タの拡散層上に第1のシリサイド層が形成され、半導体
基板の他領域に形成された絶縁ゲート電界効果トランジ
スタの拡散層上に前記第1のシリサイド層と抵抗の異な
る第2のシリサイド層が形成されていることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項5】 半導体基板上の絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタのソース・ドレインとなる拡散層を高融点金属
でシリサイド化する方法であって、半導体基板上の所定
領域の拡散層表面をアモルファス化する工程と、前記ア
モルファス化後に全面に高融点金属膜を堆積し熱処理す
る工程とを有し、前記所定領域の拡散層上に膜厚が厚く
低抵抗のシリサイド層を形成すると同時に前記所定領域
外の拡散層上に膜厚が薄く高抵抗のシリサイド層を形成
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記アモルファス化がヒ素あるいはシリ
コンのイオン注入で行われることを特徴とする請求項5
記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP19752297A JP3190858B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 半導体装置およびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1140679A true JPH1140679A (ja) | 1999-02-12 |
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1997
- 1997-07-23 JP JP19752297A patent/JP3190858B2/ja not_active Expired - Fee Related
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