JPH1140450A - 圧着成形方法 - Google Patents

圧着成形方法

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JPH1140450A
JPH1140450A JP20987997A JP20987997A JPH1140450A JP H1140450 A JPH1140450 A JP H1140450A JP 20987997 A JP20987997 A JP 20987997A JP 20987997 A JP20987997 A JP 20987997A JP H1140450 A JPH1140450 A JP H1140450A
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JP
Japan
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laminate
electrodes
electrode
pressing
punch
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JP20987997A
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Takeshi Inao
健 稲男
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の位置に電極が付与されたセラミックグ
リーンシートを、電極の位置ずれを招いたりすることな
く、確実に積層、圧着することが可能な圧着成形方法を
提供する。 【解決手段】 セラミックグリーンシートを積み重ねて
なる積層体53の電極52が疎な部分Aにおいて、積層
されたセラミックグリーンシート51間に隙間が実質的
に形成されず、電気特性に悪影響を及ぼさないような静
水圧下で静水圧プレスすることにより積層体53を予成
形した後、積層体53の電極52の密な部分Bの厚み
(予成形後の厚み)L0を検出し、所定の圧下率となる
ように積層体53の電極52の密な部分Bをプレスす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧着成形方法に関
し、詳しくは、積層セラミック電子部品を製造する場合
などに、電極(電極パターン)の配設された複数のセラ
ミックグリーンシートを積層することにより形成された
積層体をプレスして圧着成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、積層セラミックコンデンサのよ
うに、セラミック中に電極(内部電極)が配設された構
造を有する積層セラミック電子部品は、通常、電極の配
設されたセラミックグリーンシートを複数枚積層すると
ともに、その上下両面側に電極が配設されていない外層
用のセラミックグリーンシートを積層して積層体を形成
し、これを圧着した後、得られた圧着ブロックを所定の
位置で切断して個々の素子を切り出し、焼成を行った
後、外部電極を配設することにより製造されている。
【0003】ところで、従来は、図3に示すように、電
極52が配設された複数のセラミックグリーンシート5
1を積層することにより形成された積層体53を圧着す
る方法として、 図5に示すように、油圧などにより動作する、金属や
ゴムなどの弾性材料からなる上パンチ54と下パンチ5
5との間に積層体53を載置し、上パンチ54及び下パ
ンチ55を動作させて積層体53を押圧することによ
り、積層体53を構成する各セラミックグリーンシート
を互いに圧着させる方法、 図6に示すように、積層体53を上パンチ54と下パ
ンチ55との間に配置し、上パンチ54、下パンチ55
及び積層体53を、密閉可能な袋(例えばラバー製の
袋)56に入れて真空吸引した後、袋56ごと水(ある
いはオイル)中に浸漬し、圧力を加えて積層体53を押
圧することにより、積層体53を構成する各セラミック
グリーンシートを互いに圧着させる方法(静水圧プレス
法)、 図7に示すように、液体57を入れた柔軟性を有する
袋状部材(例えば、ラバー製の袋状部材)58からなる
上部押圧パッド59と下部押圧パッド60の間に積層体
53を置き、上下両側から押圧パッド59,60を介し
て積層体53を押圧することにより、積層体53を構成
する各セラミックグリーンシートを圧着させる方法(乾
式CIP法)などが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、積層体53に
は、図3に示すように、電極52の疎な部分Aと密な部
分Bがあり、上パンチ54と下パンチ55、あるいは上
部押圧パッド59と下部押圧パッド60に均一に力を加
えても、積層体53の電極52の疎な部分Aと密な部分
Bには均一に押圧力が加わらない場合が生じたり、図8
に示すように、上パンチ54と下パンチ55(あるいは
上部押圧パッド59と下部押圧パッド60)が変形し
て、積層体53の中央部と周辺部で圧下率に差が生じ、
積層体53の形状が中央部では厚みが大きく、周辺部で
は厚みが小さい太鼓状の形状となったりする場合があ
る。
【0005】そして、その結果、圧着後の積層体53に
電極52の位置ずれが生じたり、積層体53から切り出
される個々の素子の側面(切断面)から電極までの距離
(ギャップ寸法)が不足したり、素子の側面(切断面)
に電極が露出したりするというような電極の位置ずれ不
良を発生するという問題点がある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、所定の位置に電極が付与されたセラミックグリーン
シートを、電極の位置ずれを招いたりすることなく、確
実に積層、圧着することが可能な圧着成形方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の圧着成形方法は、所定の位置に電極が付与
された複数枚のセラミックグリーンシートを積層、圧着
して成形する圧着成形方法において、セラミックグリー
ンシートを積み重ねて積層体を形成する工程と、前記積
層体の電極が疎な部分において、積層されたセラミック
グリーンシート間に実質的に隙間が形成されず、電気特
性に悪影響を及ぼさないような静水圧下で積層体を静水
圧プレスすることにより予成形する工程と、予成形され
た積層体の電極の密な部分の厚みを検出し、所定の圧下
率となるように積層体の電極の密な部分をプレスする工
程とを具備することを特徴としている。
【0008】積層体の電極が疎な部分において、積層さ
れたセラミックグリーンシート間に実質的に隙間が形成
されず、電気特性に悪影響を及ぼさないような静水圧下
で、積層体をプレスして予成形することにより、その後
の電極の密な部分を圧着する工程での電極の流動を防止
することが可能になり、必要な電気特性を得るための予
備的な条件が満たされるとともに、予成形された積層体
の電極の密な部分の厚みを検出して、所定の圧下率とな
るように電極の密な部分をプレスすることにより、電極
の密な部分についても適正な圧力でプレスが行われる。
その結果、積層体の電極の疎な部分と密な部分のそれぞ
れを適正な圧力でプレスすることが可能になり、電極の
位置ずれを招いたりすることなく、所定の位置に電極が
付与されたセラミックグリーンシートを確実に積層、圧
着することができるようになる。
【0009】また、本発明の圧着成形方法は、予成形さ
れた積層体の電極の密な部分に対応する、表裏両面側の
表面位置を検出し、積層体の電極の密な部分の圧下率が
予め設定された値となるように、上面側から積層体を押
圧する上パンチと、下面側から積層体を押圧する下パン
チのそれぞれの変位量を求めておき、上パンチと下パン
チを前記所定の変位量だけ変位させることにより、積層
体の電極の密な部分を所定の圧下率となるようにプレス
することを特徴としている。
【0010】積層体の電極の密な部分の表面位置を検出
し、圧下率が予め設定された値となるように、上パンチ
と下パンチの変位量を求めておき、上パンチと下パンチ
を所定の変位量だけ変位させることにより、積層体の電
極の密な部分を確実に所定の圧下率となるようにプレス
することが可能になり、本発明を実効あらしめることが
できる。
【0011】また、本発明の圧着成形方法は、前記上パ
ンチと前記下パンチにより積層体の電極の密な部分を所
定の圧下率になるようにプレスするにあたって、一度に
積層体の電極の密な部分の複数箇所を同時にプレスする
ことを特徴としている。
【0012】上パンチと下パンチにより、一度に積層体
の電極の密な部分の複数箇所を同時にプレスすることに
より、積層体の電極の密な部分を効率よく所定の圧下率
となるようにプレスすることが可能になり、生産性を向
上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示し
てその特徴とするところをさらに詳しく説明する。図1
は積層体を予成形するのに用いた予成形装置を要部を断
面として示す概略構成図、図2は予成形された積層体の
電極の密な部分をプレスする工程を示す図である。な
お、この実施形態においては、図3に示すように、電極
52が配設されたセラミックグリーンシート51を積層
してなる積層体53(積層セラミックコンデンサ製造用
の積層体)を圧着成形する場合を例にとって説明する。
【0014】[積層体の予成形]積層体を予成形するに
あたって、図1に示すような予成形装置を用いた。この
予成形装置は、積層体53を上下からプレスする、内部
に液体2を入れた柔軟性を有する袋状部材(例えばラバ
ー製袋状部材)3からなる上部押圧パッド4及び下部押
圧パッド5と、上部押圧パッド4を保持する上部ダイ6
と、下部押圧パッド5を保持する下部ダイ7と、上部油
圧機構8及び下部油圧機構9により上下方向に動作し
て、上部押圧パッド4を押圧する上部加圧板10,及び
下部押圧パッド5を押圧する下部加圧板11と、上部ダ
イ6に取り付けられ、油圧機構12により上下方向に駆
動されて上部ダイ6を上下動させる上部プラテン13
と、下部ダイ7を保持する下部プラテン14とを備えて
構成されている。
【0015】次に、上記の予成形装置を用いて積層体を
予成形する方法について説明する。まず、油圧機構12
により上部プラテン13を上昇させることにより、上部
ダイ6及び上部押圧パッド4を上昇させて、下部押圧パ
ッド5上に積層体53を載置する。それから、上部プラ
テン13を下降させることにより、上部ダイ6及び上部
押圧パッド4を下降させて、積層体53を上部押圧パッ
ド4及び下部押圧パッド5の間に保持する。
【0016】そして、上部油圧機構8により上部加圧板
10を下降させて上部押圧パッド4を押圧するととも
に、下部油圧機構9により下部加圧板11を上昇させて
下部押圧パッド5を押圧することにより、上部押圧パッ
ド4及び下部押圧パッド5内の液体2に静水圧を発生さ
せ、積層体53を所定の静水圧下で予成形する。
【0017】これにより、積層体53の電極52の疎な
部分Aのセラミックグリーンシート51間に実質的に隙
間が形成されず、電気特性に悪影響を及ぼさないような
態様で予成形を行うことが可能になり、必要な電気特性
を得るための予備的な条件が満たされる。
【0018】[積層体の電極の密な部分のプレス]次
に、図2に示すように、予成形された積層体53の電極
52(図2)の密な部分(厚みの大きい部分)Bの厚み
を検出し、所定の圧下率となるように積層体53の電極
の密な部分Bをプレスする。なお、この実施形態では、
積層体53の電極の密な部分Bをプレスするにあたっ
て、図2に示すような装置を用いた。
【0019】この装置は、上パンチ31及び下パンチ3
2から、積層体53の電極の密な部分Bの上下両面側の
表面1a,1bまでの距離を測定する上部レーザ測長器
33及び下部レーザ測長器34と、上部及び下部レーザ
測長器33,34により測定した積層体53の表面1a
までの距離から、所定の圧下率となるように上パンチ3
1及び下パンチ32の変位量を求める演算手段35とを
備えて構成されている。なお、この実施形態において、
上パンチ31及び下パンチ32は、例えば、モータやモ
ータにより駆動されるギアなどを備えた駆動機構(図示
せず)により、演算手段35で求めた変位量だけ上下方
向に動作するように構成されている。
【0020】次に、この装置を用いて、予成形された積
層体53の電極の密な部分Bの厚みを検出し、所定の圧
下率となるように積層体53の電極の密な部分Bをプレ
スする方法について説明する。
【0021】まず、予成形された積層体53の電極の密
な部分Bの圧下率をどの程度にすれば所望の特性が得ら
れるかを予め調べておく。それから、上部レーザ測長器
33及び下部レーザ測長器34により上パンチ31及び
下パンチ32と積層体53の上下両面側の表面1a,1
bまでの距離L1,L2を測定し、予成形後の積層体5
3の厚みL0を求め、所望の特性が得られる所定の圧下
率rにするために必要な上パンチ31及び下パンチ32
の変位量を求める。
【0022】圧下率rは、上パンチ31及び下パンチ3
2によりプレスした後の積層体53の電極が密な部分B
の厚みをLとすると、下記の式(1)で表される。 r=(L0−L)/L0 (1) また、上パンチ31の変位量D1及び下パンチ32の変
位量D2は、それぞれ下記の式(2),(3)で表される。 D1=L1+(1/2)(L0−L) (2) D2=L2+(1/2)(L0−L) (3) また、上パンチ31及び下パンチ32によりプレスした
後の積層体53の電極が密な部分Bの厚みLは、下記の
式(4)で表される。 L=(1−r)L0 (4)
【0023】そして、上パンチ31及び下パンチ32
を、上記のようにして求めた変位量D1,D2だけ変位
させることにより、積層体53の電極の密な部分Bを所
定の圧下率になるようにプレスする。そして、例えば、
上パンチ31及び下パンチ32を水平方向に移動させる
か、あるいは、積層体53を水平方向に移動させて、次
々と積層体53の電極の密な部分Bを所定の圧下率とな
るようにプレスする。これにより、積層体53の電極の
密な部分Bについても適正な圧力でプレスが行われる。
【0024】その結果、積層体53の電極の疎な部分A
と密な部分Bのそれぞれを適正な圧力でプレスすること
が可能になり、所定の位置に電極52が付与されたセラ
ミックグリーンシート51を電極の位置ずれを招いたり
することなく、確実に積層、圧着することができる。
【0025】なお、上記実施形態では、積層体53の電
極の密な部分Bを1箇所ずつ上パンチ31及び下パンチ
32によりプレスするように構成した場合について説明
したが、図4に示すように、上パンチ31及び下パンチ
32として幅の広いものを用い、積層体53の電極の密
な部分Bを複数箇所同時にプレスするように構成するこ
とも可能である。これにより、電極の密な部分を一箇所
ずつプレスする場合よりも効率よくプレスすることが可
能になり、生産性を向上させることができる。
【0026】また、上記実施形態では、積層セラミック
コンデンサ製造用の積層体を圧着成形する場合を例にと
って説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、LC複合部品、インダクタなど、所定の位置に電極
を配設したセラミックグリーンシートが積層された積層
体を圧着成形する場合に広く適用することが可能であ
る。また、上記実施形態では、上パンチ及び下パンチか
ら、積層体の電極の密な部分の上下両面側の表面までの
距離を測定するのに非接触式測定装置であるレーザ測長
器を用いているが、これは、積層体の変形を招かないよ
うに配慮したものである。但し、積層体の変形を招くお
それのないものであれば、接触式の測定装置を用いるこ
とも可能である。
【0027】また、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、積層体の具体的な構成、例えば、電極パ
ターンやその配設位置、積層数、予成形工程における静
水圧力、予成形後の積層体の表面位置の検出方法、圧下
率の値、上パンチ及び下パンチの具体的な構成などに関
し、発明の要旨の範囲内において、種々の応用、変形を
加えることが可能である。また、電極の構成材料、セラ
ミックグリーンシートを構成するセラミックの種類など
に関しても特別の制約はない。
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明の圧着成形方法
は、積層体の電極が疎な部分において積層されたセラミ
ックグリーンシート間に実質的に隙間が形成されず、電
気特性に悪影響を及ぼさないような静水圧下で積層体を
プレスして予成形した後、予成形された積層体の電極の
密な部分の厚みを検出し、所定の圧下率となるように積
層体の電極の密な部分をプレスするようにしているの
で、予成形工程でセラミックグリーンシート間に実質的
に隙間が形成されず、その後の電極の密な部分を圧着す
る工程での電極の流動を防止することが可能になるとと
もに、電極の密な部分が適正な圧力でプレスされるた
め、セラミックグリーンシートを電極の位置ずれを招い
たりすることなく、確実に積層、圧着することができ
る。
【0029】また、積層体の電極の密な部分の表面位置
を検出し、圧下率が予め設定された値となるように、上
パンチと下パンチの変位量を求めておき、上パンチと下
パンチを所定の変位量だけ変位させるようにした場合、
積層体の電極の密な部分を確実に所定の圧下率となるよ
うにプレスすることが可能になり、本発明を実効あらし
めることができる。
【0030】また、上パンチと下パンチにより、一度に
積層体の電極の密な部分の複数箇所を同時にプレスする
ようにした場合、積層体の電極の密な部分を効率よく所
定の圧下率になるようにプレスすることが可能になり、
生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる圧着成形方法を実
施するのに用いた予成形装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる圧着成形方法にお
いて積層体の電極の密な部分をプレスする工程を示す図
である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる圧着成形方法にお
いて圧着成形に供した積層体を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態にかかる圧着成形方法に
おいて積層体の電極の密な部分をプレスする工程を示す
図である。
【図5】従来の圧着成形方法を示す図である。
【図6】従来の他の圧着成形方法を示す図である。
【図7】従来のさらに他の圧着成形方法を示す図であ
る。
【図8】従来の圧着成形方法により圧着成形された積層
体を示す図である。
【符号の説明】
1a 積層体の電極の密な部分の上面側の
表面 1b 積層体の電極の密な部分の下面側の
表面 2 液体 3 袋状部材 4 上部押圧パッド 5 下部押圧パッド 6 上部ダイ 7 下部ダイ 8 上部油圧機構 9 下部油圧機構 10 上部加圧板 11 下部加圧板 12 油圧機構 13 上部プラテン 14 下部プラテン 31 上パンチ 32 下パンチ 33 上部レーザ測長器 34 下部レーザ測長器 35 演算手段 51 セラミックグリーンシート 52 電極 53 積層体 A 電極の疎な部分 B 電極の密な部分 L1 上パンチから積層体の上面側の表面
までの距離 L2 下パンチから積層体の下面側の表面
までの距離 L0 予成形後の積層体の厚み

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の位置に電極が付与された複数枚のセ
    ラミックグリーンシートを積層、圧着して成形する圧着
    成形方法において、 所定の位置に電極が付与されたセラミックグリーンシー
    トを積み重ねて積層体を形成する工程と、 前記積層体の電極が疎な部分において、積層されたセラ
    ミックグリーンシート間に実質的に隙間が形成されず、
    電気特性に悪影響を及ぼさないような静水圧下で積層体
    を静水圧プレスすることにより予成形する工程と、 予成形された積層体の電極の密な部分の厚みを検出し、
    所定の圧下率となるように積層体の電極の密な部分をプ
    レスする工程とを具備することを特徴とする圧着成形方
    法。
  2. 【請求項2】予成形された積層体の電極の密な部分に対
    応する、表裏両面側の表面位置を検出し、積層体の電極
    の密な部分の圧下率が予め設定された値となるように、
    上面側から積層体を押圧する上パンチと、下面側から積
    層体を押圧する下パンチのそれぞれの変位量を求めてお
    き、上パンチと下パンチを前記所定の変位量だけ変位さ
    せることにより、積層体の電極の密な部分を所定の圧下
    率となるようにプレスすることを特徴とする請求項1記
    載の圧着成形方法。
  3. 【請求項3】前記上パンチと前記下パンチにより積層体
    の電極の密な部分を所定の圧下率になるようにプレスす
    るにあたって、一度に積層体の電極の密な部分の複数箇
    所を同時にプレスすることを特徴とする請求項2記載の
    圧着成形方法。
JP20987997A 1997-07-18 1997-07-18 圧着成形方法 Withdrawn JPH1140450A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115579242A (zh) * 2022-10-19 2023-01-06 广东微容电子科技有限公司 一种高容mlcc巴块的层压工艺

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