JPH1140072A - シャドウマスク構体 - Google Patents
シャドウマスク構体Info
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- JPH1140072A JPH1140072A JP9198306A JP19830697A JPH1140072A JP H1140072 A JPH1140072 A JP H1140072A JP 9198306 A JP9198306 A JP 9198306A JP 19830697 A JP19830697 A JP 19830697A JP H1140072 A JPH1140072 A JP H1140072A
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 13
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/073—Mounting arrangements associated with shadow masks
-
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
-
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- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0716—Mounting arrangements of aperture plate to frame or vessel
-
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- H01J2229/0722—Frame
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャドウマスクとフレームとの嵌合状態が要
因となって、熱膨張によるランディングずれによって起
きる色純度劣化や、熱や振動によって画面品質を悪くす
る。 【解決手段】 シャドウマスク６のスカート部５ｃとフ
レーム７の側壁部８との対向面で、スカート部５ｃは、
フレーム７の側壁部８の外側面８ａまたは内側面８ｂと
の両面で交互に重合する構造のシャドウマスク構体とす
る。具体的には、フレーム７の側壁部８の外側面８ａま
たは内側面８ｂとの両面で交互に重合する構造とし、ス
カート部５ｃは、フレーム７の四隅７ａでこのフレーム
７の側壁部８の外側面８ａで重合する。
因となって、熱膨張によるランディングずれによって起
きる色純度劣化や、熱や振動によって画面品質を悪くす
る。 【解決手段】 シャドウマスク６のスカート部５ｃとフ
レーム７の側壁部８との対向面で、スカート部５ｃは、
フレーム７の側壁部８の外側面８ａまたは内側面８ｂと
の両面で交互に重合する構造のシャドウマスク構体とす
る。具体的には、フレーム７の側壁部８の外側面８ａま
たは内側面８ｂとの両面で交互に重合する構造とし、ス
カート部５ｃは、フレーム７の四隅７ａでこのフレーム
７の側壁部８の外側面８ａで重合する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーシャドウマ
スク構体に関し、特に耐熱性および耐振性に優れたカラ
ーシャドウマスク構体に関する。
スク構体に関し、特に耐熱性および耐振性に優れたカラ
ーシャドウマスク構体に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来のカラー陰極線管の要部断
面図である。一般にカラー陰極線管１２は、バルブ２の
前面部を構成するフェースパネル３の内面に形成した蛍
光体膜４、シャドウマスク１６とフレーム１７とからな
るシャドウマスク構体１５が順次配設され、バルブ２の
ネック部に配設された電子銃９から放出される電子ビー
ム１１を偏向ヨーク１０による磁界で偏向させ、シャド
ウマスク１６を介して蛍光体膜４を走査することによ
り、画像を表示するように構成されている。
面図である。一般にカラー陰極線管１２は、バルブ２の
前面部を構成するフェースパネル３の内面に形成した蛍
光体膜４、シャドウマスク１６とフレーム１７とからな
るシャドウマスク構体１５が順次配設され、バルブ２の
ネック部に配設された電子銃９から放出される電子ビー
ム１１を偏向ヨーク１０による磁界で偏向させ、シャド
ウマスク１６を介して蛍光体膜４を走査することによ
り、画像を表示するように構成されている。
【０００３】ここでは、本発明と対応させるため、シャ
ドウマスク構体についてのみ説明する。図４に示すよう
に、本来、シャドウマスク１６は、各電子ビーム通過孔
１６ｄを通過した３電子ビームがそれぞれ所定の３色か
らなる蛍光体膜４に正しくランディングするように選別
するためのものである。従って、このシャドウマスク１
６は、常に蛍光体膜４と所定の位置関係に保たれている
ことが必要である。
ドウマスク構体についてのみ説明する。図４に示すよう
に、本来、シャドウマスク１６は、各電子ビーム通過孔
１６ｄを通過した３電子ビームがそれぞれ所定の３色か
らなる蛍光体膜４に正しくランディングするように選別
するためのものである。従って、このシャドウマスク１
６は、常に蛍光体膜４と所定の位置関係に保たれている
ことが必要である。
【０００４】図５は、シャドウマスクの斜視図である。
シャドウマスク１６は、曲面からなる有孔域１６ａと無
孔域１６ｂとを有し、その周辺にスカート部１６ｃが設
けられている。シャドウマスク１６の有孔域１６ａに
は、電子ビームを通過させる多数のドットまたは矩形状
の電子ビーム通過孔１６ｄが形成されている。
シャドウマスク１６は、曲面からなる有孔域１６ａと無
孔域１６ｂとを有し、その周辺にスカート部１６ｃが設
けられている。シャドウマスク１６の有孔域１６ａに
は、電子ビームを通過させる多数のドットまたは矩形状
の電子ビーム通過孔１６ｄが形成されている。
【０００５】しかしながら、図４に示したように、シャ
ドウマスク１６の電子ビーム通過孔１６ｄを通って蛍光
体膜４に達する電子ビーム１１は、電子銃９から放出さ
れる全電子ビームの１５〜２５％程度であり、他の大部
分の電子ビームは、シャドウマスク１６に衝突して加熱
する。シャドウマスク１６は、温度上昇により熱膨張の
ために蛍光体膜４との相対位置が変化し３色からなる蛍
光体膜４に対する電子ビーム１１のランディングがずれ
る。その位置ずれが許容範囲を越えると色純度が劣化す
る。
ドウマスク１６の電子ビーム通過孔１６ｄを通って蛍光
体膜４に達する電子ビーム１１は、電子銃９から放出さ
れる全電子ビームの１５〜２５％程度であり、他の大部
分の電子ビームは、シャドウマスク１６に衝突して加熱
する。シャドウマスク１６は、温度上昇により熱膨張の
ために蛍光体膜４との相対位置が変化し３色からなる蛍
光体膜４に対する電子ビーム１１のランディングがずれ
る。その位置ずれが許容範囲を越えると色純度が劣化す
る。
【０００６】図６は、シャドウマスク構体を垂直方向に
切断した要部断面図である。シャドウマスク構体１５
は、シャドウマスク１６のスカート部１６ｃとフレーム
１７の側壁部１７ａとの所定位置を溶接して一体化形成
している。この場合、シャドウマスク１６とフレーム１
７との組合せ方は、図６（ａ）に示すインナーマスクタ
イプと、図６（ｂ）に示すアウターマスクタイプとがあ
る。
切断した要部断面図である。シャドウマスク構体１５
は、シャドウマスク１６のスカート部１６ｃとフレーム
１７の側壁部１７ａとの所定位置を溶接して一体化形成
している。この場合、シャドウマスク１６とフレーム１
７との組合せ方は、図６（ａ）に示すインナーマスクタ
イプと、図６（ｂ）に示すアウターマスクタイプとがあ
る。
【０００７】インナーマスクタイプは、図６（ａ）に示
すように、シャドウマスク１６のスカート部１６ｃがフ
レーム１７の側壁部１７ａの内側面に対向配置される。
一方、アウターマスクタイプは、図６（ｂ）に示すよう
に、インナーマスクタイプとは逆に、シャドウマスク１
６のスカート部１６ｃがフレーム１７の側壁部１７ａの
外側面に対向配置される。
すように、シャドウマスク１６のスカート部１６ｃがフ
レーム１７の側壁部１７ａの内側面に対向配置される。
一方、アウターマスクタイプは、図６（ｂ）に示すよう
に、インナーマスクタイプとは逆に、シャドウマスク１
６のスカート部１６ｃがフレーム１７の側壁部１７ａの
外側面に対向配置される。
【０００８】上述したインナーマスクタイプ、アウター
マスクタイプのいずれの場合でも、シャドウマスク１６
のスカート部１６ｃとフレーム１７の側壁部１７ａとを
重合させた後に所定位置を溶接固定する。この２つのタ
イプでは、それぞれ特徴があり、例えばインナーマスク
タイプは、有孔面積が小さくなるが、シャドウマスク１
６のスカート部１６ｃが設計的にフレーム１７の側壁部
１７ａへ内接する接触面が広いことからシャドウマスク
１６の固有振動を抑制するため振動に強い。一方、アウ
ターマスクタイプは、有孔面積が大きくなるという長所
があるが、逆の見方をすれば、振動に弱いという短所で
もある。
マスクタイプのいずれの場合でも、シャドウマスク１６
のスカート部１６ｃとフレーム１７の側壁部１７ａとを
重合させた後に所定位置を溶接固定する。この２つのタ
イプでは、それぞれ特徴があり、例えばインナーマスク
タイプは、有孔面積が小さくなるが、シャドウマスク１
６のスカート部１６ｃが設計的にフレーム１７の側壁部
１７ａへ内接する接触面が広いことからシャドウマスク
１６の固有振動を抑制するため振動に強い。一方、アウ
ターマスクタイプは、有孔面積が大きくなるという長所
があるが、逆の見方をすれば、振動に弱いという短所で
もある。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなカラーシャドウマスク構体では、シャドウマス
クとフレームとの嵌合状態が要因となって、熱膨張によ
るランディングずれによって起きる色純度劣化や、熱や
振動によって画面品質を悪くすることがある。そこで、
本発明は上記問題点に鑑みて提案されたもので、その目
的とするところは、有孔域を広くして耐熱性および耐振
性を改善する手段を提供し、シャドウマスク構体を熱お
よび振動の影響を抑制することを可能にしたカラーシャ
ドウマスク構体を提供することにある。
たようなカラーシャドウマスク構体では、シャドウマス
クとフレームとの嵌合状態が要因となって、熱膨張によ
るランディングずれによって起きる色純度劣化や、熱や
振動によって画面品質を悪くすることがある。そこで、
本発明は上記問題点に鑑みて提案されたもので、その目
的とするところは、有孔域を広くして耐熱性および耐振
性を改善する手段を提供し、シャドウマスク構体を熱お
よび振動の影響を抑制することを可能にしたカラーシャ
ドウマスク構体を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決を目的として提案されたもので、フェースパネル内面
に一定の間隔で配設された曲面を有するシャドウマスク
と、このシャドウマスクを支持固定する矩形状フレーム
と、このフレームをフェースパネルに固定する複数個の
フックスプリングとを具備して溶接一体化するシャドウ
マスク構体において、シャドウマスクのスカート部とフ
レームの側壁部との対向面で、スカート部は、フレーム
の側壁部の内側面または外側面との両面で交互に重合す
る構造であるシャドウマスク構体を提供する。
決を目的として提案されたもので、フェースパネル内面
に一定の間隔で配設された曲面を有するシャドウマスク
と、このシャドウマスクを支持固定する矩形状フレーム
と、このフレームをフェースパネルに固定する複数個の
フックスプリングとを具備して溶接一体化するシャドウ
マスク構体において、シャドウマスクのスカート部とフ
レームの側壁部との対向面で、スカート部は、フレーム
の側壁部の内側面または外側面との両面で交互に重合す
る構造であるシャドウマスク構体を提供する。
【００１１】また、フレームの側壁部の内側面または外
側面との両面で交互に重合する構造で、スカート部は、
フレームの四隅でこのフレームの側壁部の外側面で重合
するシャドウマスク構体を提供する。
側面との両面で交互に重合する構造で、スカート部は、
フレームの四隅でこのフレームの側壁部の外側面で重合
するシャドウマスク構体を提供する。
【００１２】また、フレームの側壁部の内側面または外
側面との両面で交互に重合する構造で、スカート部は、
フレームの四隅および四辺のうち少なくとも一辺の計５
箇所以上でフレームの側壁部の外側面で重合するシャド
ウマスク構体を提供する。
側面との両面で交互に重合する構造で、スカート部は、
フレームの四隅および四辺のうち少なくとも一辺の計５
箇所以上でフレームの側壁部の外側面で重合するシャド
ウマスク構体を提供する。
【００１３】さらに、フレームの側壁部の内側面または
外側面との両面で交互に重合する構造で、スカート部
は、フレームの四隅と四辺の各辺との計８箇所でフレー
ムの側壁部の外側面で重合するこシャドウマスク構体を
提供する。
外側面との両面で交互に重合する構造で、スカート部
は、フレームの四隅と四辺の各辺との計８箇所でフレー
ムの側壁部の外側面で重合するこシャドウマスク構体を
提供する。
【００１４】さらに、フレームの側壁部に凹凸を配設し
た形状は、プレス加工によって成形するシャドウマスク
構体の製造方法を提供する。
た形状は、プレス加工によって成形するシャドウマスク
構体の製造方法を提供する。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。図１〜図３は本発明による
シャドウマスク構体である。図において、５はシャドウ
マスクとフレームとからなるシャドウマスク構体、６は
シャドウマスク、６ａは有孔域、６ｂは無孔域、６ｃは
スカート部、６ｄは電子ビーム通過孔、７はフレーム、
７ａは側壁部、７ｂは四隅、７ｃは凹状部、７ｄは凸状
部である。従来と同一箇所については同一符号を付し、
説明を省略する。
面を参照しながら説明する。図１〜図３は本発明による
シャドウマスク構体である。図において、５はシャドウ
マスクとフレームとからなるシャドウマスク構体、６は
シャドウマスク、６ａは有孔域、６ｂは無孔域、６ｃは
スカート部、６ｄは電子ビーム通過孔、７はフレーム、
７ａは側壁部、７ｂは四隅、７ｃは凹状部、７ｄは凸状
部である。従来と同一箇所については同一符号を付し、
説明を省略する。
【００１６】本発明の主眼は、フレーム７の形状構造を
変更することで、従来の技術で説明したアウターマスク
タイプとインナーマスクタイプを併用し、それぞれの長
所を取り入れたコンパウンドタイプのシャドウマスク構
体５としたことである。すなわち、シャドウマスク６の
スカート部６ｃとフレーム７の側壁部８との対向面で、
スカート部６ｃは、フレーム７の側壁部８の内側面また
は外側面との両面で交互に重合する構造にした。
変更することで、従来の技術で説明したアウターマスク
タイプとインナーマスクタイプを併用し、それぞれの長
所を取り入れたコンパウンドタイプのシャドウマスク構
体５としたことである。すなわち、シャドウマスク６の
スカート部６ｃとフレーム７の側壁部８との対向面で、
スカート部６ｃは、フレーム７の側壁部８の内側面また
は外側面との両面で交互に重合する構造にした。
【００１７】第１の実施例について説明する。図１は、
本発明による第１の実施例であるシャドウマスク構体の
要部断面図を示す。図１（ａ）は水平断面図、図１
（ｂ）は図１（ａ）の四隅に近いＡ−Ａ方向より見た垂
直断面図であり、図１（ｃ）はＢ−Ｂ方向より見た垂直
断面図である。
本発明による第１の実施例であるシャドウマスク構体の
要部断面図を示す。図１（ａ）は水平断面図、図１
（ｂ）は図１（ａ）の四隅に近いＡ−Ａ方向より見た垂
直断面図であり、図１（ｃ）はＢ−Ｂ方向より見た垂直
断面図である。
【００１８】図に示すように、シャドウマスク６のスカ
ート部６ｃとフレーム７の側壁部８の重合は、フレーム
７の四隅７ａでは、シャドウマスク６のスカート部６ｃ
が、フレーム７の側壁部８の外側面８ａ（アウター側）
と、また四隅７ａ以外の各辺部では、シャドウマスク６
のスカート部６ｃが、フレーム７の側壁部８の内側面８
ｂ（インナー側）で行なわれる。このように、シャドウ
マスク６のスカート部６ｃが、フレーム７の四隅７ａで
外側面８ａ（アウター側）となり、他の四辺部分で内側
面８ｂ（インナー側）となるアウターマスクタイプとイ
ンナーマスクタイプとのコンパウンドタイプとしてい
る。
ート部６ｃとフレーム７の側壁部８の重合は、フレーム
７の四隅７ａでは、シャドウマスク６のスカート部６ｃ
が、フレーム７の側壁部８の外側面８ａ（アウター側）
と、また四隅７ａ以外の各辺部では、シャドウマスク６
のスカート部６ｃが、フレーム７の側壁部８の内側面８
ｂ（インナー側）で行なわれる。このように、シャドウ
マスク６のスカート部６ｃが、フレーム７の四隅７ａで
外側面８ａ（アウター側）となり、他の四辺部分で内側
面８ｂ（インナー側）となるアウターマスクタイプとイ
ンナーマスクタイプとのコンパウンドタイプとしてい
る。
【００１９】第２の実施例について説明する。図２は、
本発明による第２の実施例であるシャドウマスク構体の
要部断面図である。図に示すように、この実施例は、第
１の実施例に示したシャドウマスク６のスカート部６ｃ
がフレーム７の側壁部８の外側面８ａ（アウター側）に
なる部分を追加したものである。図に示すように、シャ
ドウマスク６のスカート部６ｃがフレーム７の側壁部８
の外側面８ａになる部分をフレーム７の長辺および短辺
からなる全ての四辺の略中央部に追加配設して計８箇所
とした実施例である。なお、シャドウマスク構体を使用
する条件によっては、四辺のうちいずれか一辺に配設す
ることで同程度の効果を得ることも可能である。
本発明による第２の実施例であるシャドウマスク構体の
要部断面図である。図に示すように、この実施例は、第
１の実施例に示したシャドウマスク６のスカート部６ｃ
がフレーム７の側壁部８の外側面８ａ（アウター側）に
なる部分を追加したものである。図に示すように、シャ
ドウマスク６のスカート部６ｃがフレーム７の側壁部８
の外側面８ａになる部分をフレーム７の長辺および短辺
からなる全ての四辺の略中央部に追加配設して計８箇所
とした実施例である。なお、シャドウマスク構体を使用
する条件によっては、四辺のうちいずれか一辺に配設す
ることで同程度の効果を得ることも可能である。
【００２０】図３は、シャドウマスクとフレームの組合
せを示す斜視図である。図３（ａ）はシャドウマスクの
斜視図で、図３（ｂ）は第１の実施例のフレームの四隅
の形状を示した部分拡大斜視図であり、図３（ｃ）は第
２の実施例のフレームの四隅と辺の形状を示した部分拡
大斜視図である。
せを示す斜視図である。図３（ａ）はシャドウマスクの
斜視図で、図３（ｂ）は第１の実施例のフレームの四隅
の形状を示した部分拡大斜視図であり、図３（ｃ）は第
２の実施例のフレームの四隅と辺の形状を示した部分拡
大斜視図である。
【００２１】実際にシャドウマスク６をフレーム７に重
合する方法を、図３を参考にして説明する。本発明は、
図３（ａ）に示すシャドウマスク６を、図３（ｂ）また
は図３（ｃ）に示すように、フレーム７の側壁部８を相
対的にみて凹凸を形成したフレーム７の凸状部７ｃの外
側面８ａと凹状部７ｂの内側面８ｂとの間にシャドウマ
スク６のスカート部６ｃを挿入し載置する。
合する方法を、図３を参考にして説明する。本発明は、
図３（ａ）に示すシャドウマスク６を、図３（ｂ）また
は図３（ｃ）に示すように、フレーム７の側壁部８を相
対的にみて凹凸を形成したフレーム７の凸状部７ｃの外
側面８ａと凹状部７ｂの内側面８ｂとの間にシャドウマ
スク６のスカート部６ｃを挿入し載置する。
【００２２】このようにシャドウマスク６をフレーム７
に載置して重合させた後に、所定の位置を溶接固定す
る。また、図示しないが所定位置にフックスプリングを
溶接固定してシャドウマスク構体５を形成する。上述し
たように、本発明によるシャドウマスク構体５は、フレ
ーム７の側壁部８の構造を変更することを基本に、アウ
ターマスクタイプとインナーマスクタイプとを併用した
コンパウンドタイプの構造とした。
に載置して重合させた後に、所定の位置を溶接固定す
る。また、図示しないが所定位置にフックスプリングを
溶接固定してシャドウマスク構体５を形成する。上述し
たように、本発明によるシャドウマスク構体５は、フレ
ーム７の側壁部８の構造を変更することを基本に、アウ
ターマスクタイプとインナーマスクタイプとを併用した
コンパウンドタイプの構造とした。
【００２３】上述したコンパウンドタイプのシャドウマ
スク構体５は、インナーマスクの長所であるシャドウマ
スク６のスカート部６ｃとフレーム７の側壁部８との接
触部分が広いことから固有振動を抑制できると同時にア
ウターマスクの長所である有孔面積を大きくできるなど
従来のインナーマスクタイプとアウターマスクタイプの
長所を有する。
スク構体５は、インナーマスクの長所であるシャドウマ
スク６のスカート部６ｃとフレーム７の側壁部８との接
触部分が広いことから固有振動を抑制できると同時にア
ウターマスクの長所である有孔面積を大きくできるなど
従来のインナーマスクタイプとアウターマスクタイプの
長所を有する。
【００２４】なお、上述したフレーム７の側壁部８に凹
凸を配設した形状で、シャドウマスク６のスカート部６
ｃを狭持する凸状部７ｃと凹状部７ｂとの間隔は、シャ
ドウマスク６の板厚より少し大きい程度であればよい。
凸を配設した形状で、シャドウマスク６のスカート部６
ｃを狭持する凸状部７ｃと凹状部７ｂとの間隔は、シャ
ドウマスク６の板厚より少し大きい程度であればよい。
【００２５】
【発明の効果】上述したように、本発明のシャドウマス
ク構体によれば、シャドウマスクのスカート部をフレー
ムの側壁部の四隅または四隅と各辺に凹凸を配設し、こ
の凹凸形状の部分に嵌挿させて後、所定箇所を溶接固定
する。従来のアウターマスクタイプとインナーマスクタ
イプを併用し両方の長所を生かしたコンパウンドタイプ
のシャドウマスクとした。すなわち、本発明によるシャ
ドウマスク構体は、シャドウマスクのスカート部とフレ
ームの側壁部との対向面が交互に内接、外接する構造と
していることから、熱や振動による影響を抑制できるこ
とから構造的に耐熱性および耐振性に優れ、かつ有孔域
の広いシャドウマスク構体を提供できる。
ク構体によれば、シャドウマスクのスカート部をフレー
ムの側壁部の四隅または四隅と各辺に凹凸を配設し、こ
の凹凸形状の部分に嵌挿させて後、所定箇所を溶接固定
する。従来のアウターマスクタイプとインナーマスクタ
イプを併用し両方の長所を生かしたコンパウンドタイプ
のシャドウマスクとした。すなわち、本発明によるシャ
ドウマスク構体は、シャドウマスクのスカート部とフレ
ームの側壁部との対向面が交互に内接、外接する構造と
していることから、熱や振動による影響を抑制できるこ
とから構造的に耐熱性および耐振性に優れ、かつ有孔域
の広いシャドウマスク構体を提供できる。
【図１】 本発明によるシャドウマスク構体の要部断面
図（第１の実施例） （ａ）水平断面図 （ｂ）Ａ−Ａ方向から見た垂直断面図 （ｃ）Ｂ−Ｂ方向から見た垂直断面図
図（第１の実施例） （ａ）水平断面図 （ｂ）Ａ−Ａ方向から見た垂直断面図 （ｃ）Ｂ−Ｂ方向から見た垂直断面図
【図２】 本発明によるシャドウマスク構体の水平断面
図（第２の実施例）
図（第２の実施例）
【図３】 シャドウマスクとフレームのと組合せ説明斜
視図 （ａ）シャドウマスクの斜視図 （ｂ）第１の実施例のフレームの四隅の部分拡大斜視図 （ｃ）第２の実施例のフレームの四隅と四辺の部分拡大
斜視図
視図 （ａ）シャドウマスクの斜視図 （ｂ）第１の実施例のフレームの四隅の部分拡大斜視図 （ｃ）第２の実施例のフレームの四隅と四辺の部分拡大
斜視図
【図４】 カラー陰極線管の要部断面図
【図５】 シャドウマスク構体の要部断面図
５ シャドウマスク構体 ６ シャドウマスク ６ａ 有孔域 ６ｂ 無孔域 ６ｃ スカート部 ６ｄ 電子ビーム通過孔 ７ フレーム ７ａ 四隅 ７ｂ 凹状部 ７ｃ 凸状部 ８ 側壁部 ８ａ 外側面 ８ｂ 内側面 ９ 電子銃 １０ 偏向ヨーク １１ 電子ビーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年１０月１３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図６
【補正方法】追加
【補正内容】
【図６】 従来のシャドウマスク構体の要部断面図 （ａ）インナーマスクタイプ （ｂ）アウターマスクタイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 忠行 滋賀県大津市晴嵐２丁目９番１号 関西日 本電気株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】フェースパネル内面に一定の間隔で配設さ
れた曲面を有するシャドウマスクと、このシャドウマス
クを支持固定する矩形状フレームと、このフレームを前
記フェースパネルに固定する複数個のフックスプリング
とを具備して溶接一体化するシャドウマスク構体におい
て、前記シャドウマスクのスカート部と前記フレームの
側壁部との対向面で、前記スカート部は、前記フレーム
の側壁部の内側面または外側面との両面で交互に重合す
る構造であることを特徴とするシャドウマスク構体。 - 【請求項２】前記フレームの側壁部の内側面または外側
面との両面で交互に重合する構造で、前記スカート部
は、前記フレームの四隅でこのフレームの側壁部の外側
面で重合することを特徴とする請求項１記載のシャドウ
マスク構体。 - 【請求項３】前記フレームの側壁部の内側面または外側
面との両面で交互に重合する構造で、前記スカート部
は、前記フレームの四隅および四辺のうち少なくとも一
辺の計５箇所以上で前記フレームの側壁部の外側面で重
合することを特徴とする請求項１記載のシャドウマスク
構体。 - 【請求項４】前記フレームの側壁部の内側面または外側
面との両面で交互に重合する構造で、前記スカート部
は、前記フレームの四隅と四辺の各辺との計８箇所で前
記フレームの側壁部の外側面で重合することを特徴とす
る請求項１記載のシャドウマスク構体。 - 【請求項５】前記スカート部と前記フレームの側壁部の
外側面で重合するための手段として、前記フレームの側
壁部は、凹凸を配設した形状を有することを特徴とする
シャドウマスク構体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9198306A JPH1140072A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | シャドウマスク構体 |
| US09/116,595 US6396203B1 (en) | 1997-07-24 | 1998-07-16 | Color shadow mask assembly with increased resistance to heat and vibration |
| KR1019980029707A KR100269493B1 (ko) | 1997-07-24 | 1998-07-23 | 컬러 섀도우 마스크 어셈블리 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9198306A JPH1140072A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | シャドウマスク構体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1140072A true JPH1140072A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16388949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9198306A Pending JPH1140072A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | シャドウマスク構体 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6396203B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1140072A (ja) |
| KR (1) | KR100269493B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100319144B1 (ko) * | 2000-02-24 | 2001-12-29 | 구자홍 | 칼라 음극선관용 섀도우 마스크 프레임 |
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-
1997
- 1997-07-24 JP JP9198306A patent/JPH1140072A/ja active Pending
-
1998
- 1998-07-16 US US09/116,595 patent/US6396203B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-23 KR KR1019980029707A patent/KR100269493B1/ko not_active IP Right Cessation
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100269493B1 (ko) | 2000-10-16 |
| KR19990014114A (ko) | 1999-02-25 |
| US6396203B1 (en) | 2002-05-28 |
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