JPH0721932A - カラー陰極線管 - Google Patents
カラー陰極線管Info
- Publication number
- JPH0721932A JPH0721932A JP4308085A JP30808592A JPH0721932A JP H0721932 A JPH0721932 A JP H0721932A JP 4308085 A JP4308085 A JP 4308085A JP 30808592 A JP30808592 A JP 30808592A JP H0721932 A JPH0721932 A JP H0721932A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow mask
- skirt
- frame
- ray tube
- color cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 シャドーマスクのドーミング程度が低減され
た陰極線管用シャドーマスクフレーム組立体を提供す
る。 【構成】 パネルとファンネルが結合され1つの真空容
器が備えられ、前記パネルの内部にはシャドーマスク2
1がフレーム22と結合されたシャドーマスクフレーム
組立体20が設置され、フレームの支持面22aにシャ
ドーマスクのスカート21cを溶接するための溶接点は
シャドーマスクのスカートの4ヶ所のコーナ部位とスカ
ートの長短辺部の各中心から各辺の長さの1/4になる
距離内に複数備えられる。 【効果】 これにより、電子ビームの良好なミスランデ
ィング補正が可能となって良質の画像を実現できる。
た陰極線管用シャドーマスクフレーム組立体を提供す
る。 【構成】 パネルとファンネルが結合され1つの真空容
器が備えられ、前記パネルの内部にはシャドーマスク2
1がフレーム22と結合されたシャドーマスクフレーム
組立体20が設置され、フレームの支持面22aにシャ
ドーマスクのスカート21cを溶接するための溶接点は
シャドーマスクのスカートの4ヶ所のコーナ部位とスカ
ートの長短辺部の各中心から各辺の長さの1/4になる
距離内に複数備えられる。 【効果】 これにより、電子ビームの良好なミスランデ
ィング補正が可能となって良質の画像を実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー陰極線管に係り、
特にシャドーマスクとフレームの溶接構造が改良されシ
ャドーマスクのドーミング(doming)程度が低減された
カラー陰極線管用シャドーマスクフレーム組立体に関す
る。
特にシャドーマスクとフレームの溶接構造が改良されシ
ャドーマスクのドーミング(doming)程度が低減された
カラー陰極線管用シャドーマスクフレーム組立体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、カラー陰極線管に於て図1に示し
た通りパネル2とファンネルが結合され1つのバルブが
構成され、前記パネル2の内部にはシャドーマスクフレ
ーム組立体10が設置され、シャドーマスク11と対向
するパネル2の内面には蛍光膜が形成される。そして、
前記ファンネル3のネック3aには電子銃5が内蔵され
ている。
た通りパネル2とファンネルが結合され1つのバルブが
構成され、前記パネル2の内部にはシャドーマスクフレ
ーム組立体10が設置され、シャドーマスク11と対向
するパネル2の内面には蛍光膜が形成される。そして、
前記ファンネル3のネック3aには電子銃5が内蔵され
ている。
【0003】前記電子銃5から走査された電子ビームは
色選別を行うシャドーマスク11を通過した後、所望の
蛍光膜にランディングされることにより1つの画素をな
し、これら画素が集まって全体的な1つの画面をなす。
色選別を行うシャドーマスク11を通過した後、所望の
蛍光膜にランディングされることにより1つの画素をな
し、これら画素が集まって全体的な1つの画面をなす。
【0004】その際、前記電子銃5から放出された電子
ビームはシャドーマスク11を全部でなく一部のみ通過
するので前記シャドーマスク11は電子ビームにより加
熱される。従って、図2に示した通りフレーム12にそ
のスカート部11aが溶接結合されたシャドーマスク1
1は材質の不均一な熱膨張によりドーミング現象が生ず
る。 前記シャドーマスク11のドーミング現象はパネ
ル2の蛍光膜側にシャドーマスク11の電子ビーム通過
平面が近づく結果を生む。よって、スクリーンに対する
電子ビーム通過孔の既に設定された相対位置を外れるこ
とにより電子ビームが所望の位置に精密にランディング
されなくなる。係る電子ビームのミスランディングによ
れば、電子ビームが所望の色相の蛍光ストライプに達す
ることができず画面全体に色純度が不良になる。
ビームはシャドーマスク11を全部でなく一部のみ通過
するので前記シャドーマスク11は電子ビームにより加
熱される。従って、図2に示した通りフレーム12にそ
のスカート部11aが溶接結合されたシャドーマスク1
1は材質の不均一な熱膨張によりドーミング現象が生ず
る。 前記シャドーマスク11のドーミング現象はパネ
ル2の蛍光膜側にシャドーマスク11の電子ビーム通過
平面が近づく結果を生む。よって、スクリーンに対する
電子ビーム通過孔の既に設定された相対位置を外れるこ
とにより電子ビームが所望の位置に精密にランディング
されなくなる。係る電子ビームのミスランディングによ
れば、電子ビームが所望の色相の蛍光ストライプに達す
ることができず画面全体に色純度が不良になる。
【0005】このような問題点を解決するために、従来
にはシャドーマスクフレーム組立体をパネルに対するバ
イメタルで懸架して熱膨張時シャドーマスクを画面側に
移動させることにより電子ビームのランディング位置を
補償する。ひいてはシャドーマスク11を低熱膨張係数
の素材、例えばインバール(Invar)で製作したりする
が、この際製造のコスト高になる短所があった。
にはシャドーマスクフレーム組立体をパネルに対するバ
イメタルで懸架して熱膨張時シャドーマスクを画面側に
移動させることにより電子ビームのランディング位置を
補償する。ひいてはシャドーマスク11を低熱膨張係数
の素材、例えばインバール(Invar)で製作したりする
が、この際製造のコスト高になる短所があった。
【0006】一方、他の方策として、フレーム12とシ
ャドーマスク11のスカート部11aの溶接部位を除い
た他の部位を切除してシャドーマスクの局部的なドーミ
ングを抑制させてきた。しかし、前記シャドーマスク1
1とフレーム12の溶接位置にによるドーミング量の問
題については考慮されずドーミング現象に対する究極的
な解決が行われなかった。
ャドーマスク11のスカート部11aの溶接部位を除い
た他の部位を切除してシャドーマスクの局部的なドーミ
ングを抑制させてきた。しかし、前記シャドーマスク1
1とフレーム12の溶接位置にによるドーミング量の問
題については考慮されずドーミング現象に対する究極的
な解決が行われなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的はシャ
ドーマスクとフレームの溶接位置を変更して熱電子によ
るシャドーマスクのドーミング現象が低減されたカラー
陰極線管を提供することである。
点を解決するために案出されたもので、その目的はシャ
ドーマスクとフレームの溶接位置を変更して熱電子によ
るシャドーマスクのドーミング現象が低減されたカラー
陰極線管を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は電子ビームの安定した
ランディングを通じて良質の画像が実現できるカラー陰
極線管を提供することである。
ランディングを通じて良質の画像が実現できるカラー陰
極線管を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明によるカラー陰極線管はパネルとファン
ネルが結合され1つの真空容器が備えられ、前記パネル
の内部にはシャドーマスクのスカートがフレームの支持
面にスポット溶接により固着されることによりシャドー
マスクフレーム組立体が設置され、シャドーマスクと対
向するパネルの内面には蛍光膜が形成され、かつ前記フ
ァンネルのネックには電子銃が内蔵されたカラー陰極線
管に於て、前記フレームの支持面にシャドーマスクのス
カートを溶接するための溶接点はシャドーマスクのスカ
ートの4ヶ所のコーナ部位とスカートの長短辺部の各中
心から各辺の長さの1/4の距離内に少なくとも2つ以
上備えられるところにその特徴がある。
ために、本発明によるカラー陰極線管はパネルとファン
ネルが結合され1つの真空容器が備えられ、前記パネル
の内部にはシャドーマスクのスカートがフレームの支持
面にスポット溶接により固着されることによりシャドー
マスクフレーム組立体が設置され、シャドーマスクと対
向するパネルの内面には蛍光膜が形成され、かつ前記フ
ァンネルのネックには電子銃が内蔵されたカラー陰極線
管に於て、前記フレームの支持面にシャドーマスクのス
カートを溶接するための溶接点はシャドーマスクのスカ
ートの4ヶ所のコーナ部位とスカートの長短辺部の各中
心から各辺の長さの1/4の距離内に少なくとも2つ以
上備えられるところにその特徴がある。
【0010】
【作用】本発明によれば、シャドーマスクとフレームの
溶接位置を変更して局部的な過多ドーミングが抑制され
全体的に均一なドーミング状態を生じて、よってミスラ
ンディング補償手段を通じて安定した電子ビームがラン
ディング可能になる。
溶接位置を変更して局部的な過多ドーミングが抑制され
全体的に均一なドーミング状態を生じて、よってミスラ
ンディング補償手段を通じて安定した電子ビームがラン
ディング可能になる。
【0011】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。
説明する。
【0012】本発明によるカラー陰極線管は従来の技術
と共に説明された図1に示したカラー陰極線管と外形的
に同様な形態を有する。
と共に説明された図1に示したカラー陰極線管と外形的
に同様な形態を有する。
【0013】前記シャドーマスクフレーム組立体20は
図3Aに示した通り、シャドーマスク21とフレーム2
2が結合されたものである。前記シャドーマスク21は
その縁にスカート21cが所定高さで形成されており、
中央部分が複数の電子ビーム通過孔が形成されるビーム
通過領域21a(beam passing area)と、これを囲繞
する電子ビーム通過孔が形成されていないボーダ領域2
1b(border area)とに区分される。そして、前記フ
レーム22はL型の断面を有するもので、前記スカート
21cに対応する支持面22aと、その支持面22aに
直交し前記シャドーマスクの電子ビーム通過領域と平行
した内向フランジ22bとを備え、全体的に四角形の形
状をなす。
図3Aに示した通り、シャドーマスク21とフレーム2
2が結合されたものである。前記シャドーマスク21は
その縁にスカート21cが所定高さで形成されており、
中央部分が複数の電子ビーム通過孔が形成されるビーム
通過領域21a(beam passing area)と、これを囲繞
する電子ビーム通過孔が形成されていないボーダ領域2
1b(border area)とに区分される。そして、前記フ
レーム22はL型の断面を有するもので、前記スカート
21cに対応する支持面22aと、その支持面22aに
直交し前記シャドーマスクの電子ビーム通過領域と平行
した内向フランジ22bとを備え、全体的に四角形の形
状をなす。
【0014】前記シャドーマスク21はスカート21c
により前記フレーム22に支持される。前記スカート2
1cは前記フレーム22の支持面22aにスポット溶接
により固着される。シャドーマスクと支持面との溶接位
置は図3Aに示した通り、4ヶ所のコーナ部位C1、C
2、C3、C4と、長短辺部の各中心P1、P2であ
る。そして、前記各辺の中心P1、P2から各辺長さL
1、L2の1/4、即ちL1/4及びL2/4の距離内
の複数の離れた位置Q1、Q2にも複数の溶接点が形成
される。この際、その変動可能幅はそれぞれL1/20
及びL2/20であって各長短辺部に形成される溶接点
のうち外郭の両溶接点は基準位置から約5%の範囲内で
その位置を調整可能である。特に、前記各辺部に形成さ
れる溶接点のうちの1つは各辺部の中央部から各辺長さ
の5%の範囲内に位置し、もう1つは各辺部の中央から
各辺長さの20〜25%離れた距離内に位置する。以上
の溶接点はスカート21cの下端部近くに形成され、前
記電子ビーム通過領域からできるだけ遠く離れるように
した方が好適である。
により前記フレーム22に支持される。前記スカート2
1cは前記フレーム22の支持面22aにスポット溶接
により固着される。シャドーマスクと支持面との溶接位
置は図3Aに示した通り、4ヶ所のコーナ部位C1、C
2、C3、C4と、長短辺部の各中心P1、P2であ
る。そして、前記各辺の中心P1、P2から各辺長さL
1、L2の1/4、即ちL1/4及びL2/4の距離内
の複数の離れた位置Q1、Q2にも複数の溶接点が形成
される。この際、その変動可能幅はそれぞれL1/20
及びL2/20であって各長短辺部に形成される溶接点
のうち外郭の両溶接点は基準位置から約5%の範囲内で
その位置を調整可能である。特に、前記各辺部に形成さ
れる溶接点のうちの1つは各辺部の中央部から各辺長さ
の5%の範囲内に位置し、もう1つは各辺部の中央から
各辺長さの20〜25%離れた距離内に位置する。以上
の溶接点はスカート21cの下端部近くに形成され、前
記電子ビーム通過領域からできるだけ遠く離れるように
した方が好適である。
【0015】係る本発明に於て、キーポイントは前記溶
接点が各辺部の中心から各辺長さの1/4の距離内に2
つまたはそれ以上の溶接点が形成されるということであ
る。本発明によれば、シャドーマスクのドーミングによ
る電子ビームのランディング誤差距離がかなり狭くな
る。
接点が各辺部の中心から各辺長さの1/4の距離内に2
つまたはそれ以上の溶接点が形成されるということであ
る。本発明によれば、シャドーマスクのドーミングによ
る電子ビームのランディング誤差距離がかなり狭くな
る。
【0016】以下本発明のシャドーマスクによる効果を
説明する。
説明する。
【0017】図3Bはコンピュータシミュレーションに
より得られたシャドーマスクの歪曲状態を示す。図から
分かるように、ドーミング時にはシャドーマスクのビー
ム通過領域の縁中間部位21a′、21a′′がひどく
歪曲している。本発明に於てこのような歪曲を抑制する
ために歪曲のひどい部位の近くにできるだけ多くの溶接
点を備える。しかし、実験によれば歪曲がひどくないシ
ャドーマスクのコーナ部位に多数の溶接点を形成する場
合、かえって歪曲が更に深化されることが明らかになっ
た。従って、コーナ部位にはできるだけ溶接点を少なく
形成した方が好適である。
より得られたシャドーマスクの歪曲状態を示す。図から
分かるように、ドーミング時にはシャドーマスクのビー
ム通過領域の縁中間部位21a′、21a′′がひどく
歪曲している。本発明に於てこのような歪曲を抑制する
ために歪曲のひどい部位の近くにできるだけ多くの溶接
点を備える。しかし、実験によれば歪曲がひどくないシ
ャドーマスクのコーナ部位に多数の溶接点を形成する場
合、かえって歪曲が更に深化されることが明らかになっ
た。従って、コーナ部位にはできるだけ溶接点を少なく
形成した方が好適である。
【0018】以上のようなシャドーマスクの電子ビーム
通過平面の歪曲現象を抑制するために本発明者が種々の
例を通じて実験することにより、以下に記述するような
シャドーマスク21とフレーム22の溶接点の数及びシ
ャドーマスク21のドーミング程度との関係に対する結
果を得た。
通過平面の歪曲現象を抑制するために本発明者が種々の
例を通じて実験することにより、以下に記述するような
シャドーマスク21とフレーム22の溶接点の数及びシ
ャドーマスク21のドーミング程度との関係に対する結
果を得た。
【0019】まず、図4Aに示した通り、前記シャドー
マスク21のスカート部21cとフレーム22との溶接
をシャドーマスク21の長短辺部の中心P1、P2とコ
ーナ部C1、C2、C3、C4に一点ずつ溶接する場合
はシャドーマスク21の中心からその周辺部に行くほど
電子ビームのミスランディング量が大幅に増加する。即
ち、シャドーマスク21の中心から長辺方向Xに約25
0乃至300mmの距離以内で電子ビームのランディング
誤差量が不均一に現れる。このような結果は、シャドー
マスク21の電子ビーム通過領域が局部的に大きくドー
ミングされたことを示す。
マスク21のスカート部21cとフレーム22との溶接
をシャドーマスク21の長短辺部の中心P1、P2とコ
ーナ部C1、C2、C3、C4に一点ずつ溶接する場合
はシャドーマスク21の中心からその周辺部に行くほど
電子ビームのミスランディング量が大幅に増加する。即
ち、シャドーマスク21の中心から長辺方向Xに約25
0乃至300mmの距離以内で電子ビームのランディング
誤差量が不均一に現れる。このような結果は、シャドー
マスク21の電子ビーム通過領域が局部的に大きくドー
ミングされたことを示す。
【0020】また、他の例として、前記シャドーマスク
21とフレーム22の溶接位置を図5Aに示した通り決
定する。即ち、前記フレーム22と溶接されるシャドー
マスク21のスカート部21cの長短辺部の基点である
中央部P1、P2からそれぞれのコーナ部C1、C2、
C3、C4側にそれぞれ2個の溶接点が位置し、前記コ
ーナ部C1、C2、C3、C4に一個の溶接点が存在す
る。この場合、図5Bに示した通りシャドーマスク21
の中央部から周辺部にいくほど蛍光膜にミスランディン
グされる電子ビームの状態がほぼ均一な比率で増加す
る。これは前記シャドーマスク21の電子ビーム通過領
域のドーミングがシャドーマスク21の中央部から周辺
部にいくほど徐々に増加することを示す。
21とフレーム22の溶接位置を図5Aに示した通り決
定する。即ち、前記フレーム22と溶接されるシャドー
マスク21のスカート部21cの長短辺部の基点である
中央部P1、P2からそれぞれのコーナ部C1、C2、
C3、C4側にそれぞれ2個の溶接点が位置し、前記コ
ーナ部C1、C2、C3、C4に一個の溶接点が存在す
る。この場合、図5Bに示した通りシャドーマスク21
の中央部から周辺部にいくほど蛍光膜にミスランディン
グされる電子ビームの状態がほぼ均一な比率で増加す
る。これは前記シャドーマスク21の電子ビーム通過領
域のドーミングがシャドーマスク21の中央部から周辺
部にいくほど徐々に増加することを示す。
【0021】そして、更に他の例として、図6Aに示し
た通り前記フレーム22と溶接されるシャドーマスク2
1のスカート21cの長短辺部の中央から各コーナ部の
間に位置する溶接点の個数がそれぞれ3であり、コーナ
部C1、C2、C3、C4に1つの溶接点が備えられ
る。この場合、図6Bに示した通り、ミスランディング
量がシャドーマスク21の電子ビーム通過領域の中央部
から200乃至300mm離れた地点で大幅に減少される
ことがわかる。
た通り前記フレーム22と溶接されるシャドーマスク2
1のスカート21cの長短辺部の中央から各コーナ部の
間に位置する溶接点の個数がそれぞれ3であり、コーナ
部C1、C2、C3、C4に1つの溶接点が備えられ
る。この場合、図6Bに示した通り、ミスランディング
量がシャドーマスク21の電子ビーム通過領域の中央部
から200乃至300mm離れた地点で大幅に減少される
ことがわかる。
【0022】以上の結果からわかるように、前記フレー
ム22と溶接されるシャドーマスク21またはスカート
部21cの中央部とコーナ部との間の1/2地点内に2
個以上の溶接点が存在する時シャドーマスク21のドー
ミング程度、即ち蛍光膜にランディングされる電子ビー
ムのミスランディング程度を大幅に減少することができ
る。
ム22と溶接されるシャドーマスク21またはスカート
部21cの中央部とコーナ部との間の1/2地点内に2
個以上の溶接点が存在する時シャドーマスク21のドー
ミング程度、即ち蛍光膜にランディングされる電子ビー
ムのミスランディング程度を大幅に減少することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、シ
ャドーマスクの局部的な過多ドーミングが抑制され全体
的に均一なドーミング状態を示す。このようにドーミン
グが均一になれば、通常使われるミスランディング補償
手段を通じて安定した電子ビームがランディング可能に
なる。従って、全体的に均一な色調の画質を有する画像
が実現できる。
ャドーマスクの局部的な過多ドーミングが抑制され全体
的に均一なドーミング状態を示す。このようにドーミン
グが均一になれば、通常使われるミスランディング補償
手段を通じて安定した電子ビームがランディング可能に
なる。従って、全体的に均一な色調の画質を有する画像
が実現できる。
【図1】従来の技術及び本発明が適用されるカラー陰極
線管の概略的断面図である。
線管の概略的断面図である。
【図2】従来のシャドーマスクフレーム組立体の斜視図
である。
である。
【図3】図3はAとBからなり、Aは、本発明によるカ
ラー陰極線管のシャドーマスクフレーム組立体の一部切
除斜視図であり、Bは、ドーミングによる平面の歪曲を
示すコンピュータシミュレーションによるシャドーマス
クの斜視図である。
ラー陰極線管のシャドーマスクフレーム組立体の一部切
除斜視図であり、Bは、ドーミングによる平面の歪曲を
示すコンピュータシミュレーションによるシャドーマス
クの斜視図である。
【図4】図4はAとBからなり、Aは、4ヶ所のコーナ
部位と長短辺部の各中心とに溶接位置のあるシャドーマ
スクフレーム組立体の斜視図であり、Bは、Aに示した
シャドーマスクから得たシャドーマスクとフレームとの
溶接点の数とミスランディング量の関係を表すグラフで
ある。
部位と長短辺部の各中心とに溶接位置のあるシャドーマ
スクフレーム組立体の斜視図であり、Bは、Aに示した
シャドーマスクから得たシャドーマスクとフレームとの
溶接点の数とミスランディング量の関係を表すグラフで
ある。
【図5】図5はAとBからなり、Aは、本発明による第
1実施例の斜視図であり、Bは、前記実施例から得たシ
ャドーマスクとフレームとの溶接点の数とミスランディ
ング量の関係を表すグラフである。
1実施例の斜視図であり、Bは、前記実施例から得たシ
ャドーマスクとフレームとの溶接点の数とミスランディ
ング量の関係を表すグラフである。
【図6】図6はAとBからなり、Aは、本発明による第
2実施例の斜視図であり、Bは、前記実施例から得たシ
ャドーマスクとフレームとの溶接点の数とミスランディ
ング量の関係を表すグラフである。
2実施例の斜視図であり、Bは、前記実施例から得たシ
ャドーマスクとフレームとの溶接点の数とミスランディ
ング量の関係を表すグラフである。
1 カラー陰極線管 2 パネル 3 ファンネル 3a ファンネル3のネック 5 電子銃 10 シャドーマスクフレーム組立体 11 シャドーマスク 11a スカート部 12 フレーム 20 シャドーマスクフレーム組立体 21 シャドーマスク 22 フレーム 21a ビーム通過領域 21a′、21a′′ ビーム通過領域の縁中間部位 21b ボーダ領域 21c スカート 22a 支持面 22b 内向フランジ
Claims (2)
- 【請求項1】 パネルとファンネルが結合された1つ
の真空容器が備えられ、前記パネルの内部にはシャドー
マスクのスカートがフレームの支持面にスポット溶接に
より固着されることによりシャドーマスクフレーム組立
体が設置され、シャドーマスクと対向するパネルの内面
には蛍光膜が形成され、かつ前記ファンネルのネックに
は電子銃が内蔵されたカラー陰極線管に於て、 前記フレームの支持面にシャドーマスクのスカートを溶
接するための溶接点が、シャドーマスクのスカートの4
ヶ所のコーナ部位と、スカートの長短辺部の各中心から
各辺の長さの1/4の距離内に複数備えられることを特
徴とするカラー陰極線管。 - 【請求項2】 前記各辺部に形成される溶接点のうち
それぞれの1つは各辺部の中心から各辺長さの5%範囲
内に位置し、もう1つは各辺部の中心から各辺長さの2
0〜25%離れた距離に位置することを特徴とする請求
項1に記載のカラー陰極線管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019920008574A KR940010981B1 (ko) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 칼라 음극선관 |
KR1992P8574 | 1992-05-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721932A true JPH0721932A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=19333354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4308085A Pending JPH0721932A (ja) | 1992-05-20 | 1992-10-21 | カラー陰極線管 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721932A (ja) |
KR (1) | KR940010981B1 (ja) |
CN (1) | CN1079073A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6311436B1 (en) | 1997-06-11 | 2001-11-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Solar roof member |
KR100489608B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-05-17 | 엘지.필립스 디스플레이 주식회사 | 음극선관용 새도우 마스크 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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