JPH08148093A - シャドウマスク型カラー陰極線管 - Google Patents
シャドウマスク型カラー陰極線管Info
- Publication number
- JPH08148093A JPH08148093A JP28302794A JP28302794A JPH08148093A JP H08148093 A JPH08148093 A JP H08148093A JP 28302794 A JP28302794 A JP 28302794A JP 28302794 A JP28302794 A JP 28302794A JP H08148093 A JPH08148093 A JP H08148093A
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- Japan
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- ray tube
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マスク有孔部の中央部と周辺部とでブリッジ
幅を変化させ、周辺部のブリッジ幅を大きくすることに
より、画面表示特性を劣化させずに、均一なスロツト幅
のシャドウマスクを有するカラー陰極線管を提供する。 【構成】 インライン配列の３つの電子銃と、これら電
子銃からの電子ビームスポットの走査線に対して垂直方
向に縦長のスロット７がブリッジ部９を介して一定のピ
ッチ（Ｐｖ）で連なったスロット列を水平方向に並設し
たシャドウマスク１０と、該シャドウマスク１０に対向
して配設され、かつ垂直方向に連続したストライプ状の
蛍光面とを具備したシャドウマスク型カラー陰極線管に
おいて、前記シャドウマスク１０のマスク有孔部１０ａ
周辺部のスロット７S1，７S2・・のブリッジ幅９S1，９
S2・・を中央部のスロットのブリッジ幅より大きくす
る。
幅を変化させ、周辺部のブリッジ幅を大きくすることに
より、画面表示特性を劣化させずに、均一なスロツト幅
のシャドウマスクを有するカラー陰極線管を提供する。 【構成】 インライン配列の３つの電子銃と、これら電
子銃からの電子ビームスポットの走査線に対して垂直方
向に縦長のスロット７がブリッジ部９を介して一定のピ
ッチ（Ｐｖ）で連なったスロット列を水平方向に並設し
たシャドウマスク１０と、該シャドウマスク１０に対向
して配設され、かつ垂直方向に連続したストライプ状の
蛍光面とを具備したシャドウマスク型カラー陰極線管に
おいて、前記シャドウマスク１０のマスク有孔部１０ａ
周辺部のスロット７S1，７S2・・のブリッジ幅９S1，９
S2・・を中央部のスロットのブリッジ幅より大きくす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシャドウマスク型カラー
陰極線管に関し、特にスロットタイプのシャドウマスク
のプレス加工時の、マスク有孔部の周辺部特にコーナー
部のスロット幅の拡大を防止したシャドウマスク型カラ
ー陰極線管に関する。
陰極線管に関し、特にスロットタイプのシャドウマスク
のプレス加工時の、マスク有孔部の周辺部特にコーナー
部のスロット幅の拡大を防止したシャドウマスク型カラ
ー陰極線管に関する。
【０００２】
【従来の技術】シャドウマスク型カラー陰極線管は、図
２に示すように、画像の表示されるパネル１の内面に
は、電子銃２から放射される電子ビームの走査線に対し
て垂直方向に縦長の連続した３色蛍光体ストライプを多
数列配設した蛍光膜３が被着形成されている。そして、
パネル１には管状のネック部４を有する略錐体形のファ
ンネル５が接続されて真空容器を形成している。また、
ネック部４内には３つの電子銃２がインライン状に装着
され、ファンネル５の外周には電子ビームを偏向する偏
向ヨーク６が装着され、パネル１内面の蛍光膜３に対向
して電子ビームを選択透過させるスロット７を形成した
シャドウマスク８が装着されている。上述した構成のシ
ャドウマスク型カラー陰極線管は電子銃２から放射され
た３本の電子ビームが偏向ヨーク６により形成される水
平偏向磁界と垂直偏向磁界で偏向され、蛍光膜３の蛍光
面全面に亘って走査されシャドウマスク８のスロツト７
を通して、それぞれ対応する色の蛍光体に射突し、蛍光
体を励起発光させてカラー画像を表示させている。
２に示すように、画像の表示されるパネル１の内面に
は、電子銃２から放射される電子ビームの走査線に対し
て垂直方向に縦長の連続した３色蛍光体ストライプを多
数列配設した蛍光膜３が被着形成されている。そして、
パネル１には管状のネック部４を有する略錐体形のファ
ンネル５が接続されて真空容器を形成している。また、
ネック部４内には３つの電子銃２がインライン状に装着
され、ファンネル５の外周には電子ビームを偏向する偏
向ヨーク６が装着され、パネル１内面の蛍光膜３に対向
して電子ビームを選択透過させるスロット７を形成した
シャドウマスク８が装着されている。上述した構成のシ
ャドウマスク型カラー陰極線管は電子銃２から放射され
た３本の電子ビームが偏向ヨーク６により形成される水
平偏向磁界と垂直偏向磁界で偏向され、蛍光膜３の蛍光
面全面に亘って走査されシャドウマスク８のスロツト７
を通して、それぞれ対応する色の蛍光体に射突し、蛍光
体を励起発光させてカラー画像を表示させている。
【０００３】ここで、特開平２−１０３８４７号公報に
開示されているように、通常シャドウマスク８は、図３
に示すように、マスク有孔部８ａに長方形状のスロット
７が画面の垂直方向に一定のピッチＰｖで配置されたス
ロット列をほぼ平行に多数列規則正しく水平方向に配列
してモザイク状に構成されている。そして、垂直方向の
各スロツト７間にブリッジ部９が形成され、シャドウマ
スクの機械的強度を保持している。また、各スロツト７
の垂直方向開口寸法は全て一定であり、かつ各スロツト
列は、相隣合うスロツト列のブリッジ部９の位置が他の
スロツト７を垂直方向に互いに２等分するように配列さ
れている。また、このブリッジ部９は電子ビームの非透
過部となるため、表示画面に影部分を発生させるので、
電子ビームのフォーカス特性を向上し、ビームスポット
径を小さくすればするほど、表示画面に明暗の差が大き
くなりモアレ縞の影響が顕著となるため、ブリッジ幅は
出来るだけ小さくする必要があった。
開示されているように、通常シャドウマスク８は、図３
に示すように、マスク有孔部８ａに長方形状のスロット
７が画面の垂直方向に一定のピッチＰｖで配置されたス
ロット列をほぼ平行に多数列規則正しく水平方向に配列
してモザイク状に構成されている。そして、垂直方向の
各スロツト７間にブリッジ部９が形成され、シャドウマ
スクの機械的強度を保持している。また、各スロツト７
の垂直方向開口寸法は全て一定であり、かつ各スロツト
列は、相隣合うスロツト列のブリッジ部９の位置が他の
スロツト７を垂直方向に互いに２等分するように配列さ
れている。また、このブリッジ部９は電子ビームの非透
過部となるため、表示画面に影部分を発生させるので、
電子ビームのフォーカス特性を向上し、ビームスポット
径を小さくすればするほど、表示画面に明暗の差が大き
くなりモアレ縞の影響が顕著となるため、ブリッジ幅は
出来るだけ小さくする必要があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ブリッジ幅
をシャドウマスク８の機械的強度を保持する最低限の幅
に設計すると、シャドウマスク８をパネル１内面の球面
に対応して凸状の球面にプレスで成形した場合、マスク
有孔部のうち周辺部のブリッジ部９が伸びてスロット幅
が拡大するという問題があった。
をシャドウマスク８の機械的強度を保持する最低限の幅
に設計すると、シャドウマスク８をパネル１内面の球面
に対応して凸状の球面にプレスで成形した場合、マスク
有孔部のうち周辺部のブリッジ部９が伸びてスロット幅
が拡大するという問題があった。
【０００５】本発明の目的は、上記の問題点を解決する
ために、シャドウマスクのマスク有孔部の中央部と周辺
部とでブリッジ幅を変化させ、周辺部のブリッジ幅を大
きくすることにより、画面表示特性を劣化させずに、均
一なスロツト幅のシャドウマスクを有するカラー陰極線
管を提供することにある。
ために、シャドウマスクのマスク有孔部の中央部と周辺
部とでブリッジ幅を変化させ、周辺部のブリッジ幅を大
きくすることにより、画面表示特性を劣化させずに、均
一なスロツト幅のシャドウマスクを有するカラー陰極線
管を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、インライン配
列の３つの電子銃と、これら電子銃からの電子ビームス
ポットの走査線に対して垂直方向に縦長のスロットがブ
リッジ部を介して一定のピッチ（Ｐｖ）で連なったスロ
ット列を水平方向に並設したシャドウマスクと、該シャ
ドウマスクに対向して配設され、かつ垂直方向に連続し
たストライプ状の蛍光面とを具備したシャドウマスク型
カラー陰極線管において、前記シャドウマスクの周辺部
のスロットのブリッジ幅を中央部のスロットのブリッジ
幅より大きくしたことを特徴とするシャドウマスク型カ
ラー陰極線管を提供する。また、前記周辺部のスロット
のブリッジ幅が最外端部から中央部にゆくにしたがって
各列毎に一定量減少させ、前記スロットのブリッジ幅の
変化範囲が最外端部から１０ｍｍ以内の範囲であること
が望ましい。
列の３つの電子銃と、これら電子銃からの電子ビームス
ポットの走査線に対して垂直方向に縦長のスロットがブ
リッジ部を介して一定のピッチ（Ｐｖ）で連なったスロ
ット列を水平方向に並設したシャドウマスクと、該シャ
ドウマスクに対向して配設され、かつ垂直方向に連続し
たストライプ状の蛍光面とを具備したシャドウマスク型
カラー陰極線管において、前記シャドウマスクの周辺部
のスロットのブリッジ幅を中央部のスロットのブリッジ
幅より大きくしたことを特徴とするシャドウマスク型カ
ラー陰極線管を提供する。また、前記周辺部のスロット
のブリッジ幅が最外端部から中央部にゆくにしたがって
各列毎に一定量減少させ、前記スロットのブリッジ幅の
変化範囲が最外端部から１０ｍｍ以内の範囲であること
が望ましい。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、シャドウマスクのプレス成
形時、最も応力集中の生ずるシャドウマスクのマスク有
孔部境界部である周辺部のブリッジ幅を拡大して機械的
強度を向上できる。しかも、電子ビームのスポット径も
偏向量の多い周辺部では大きくなるため、周辺部のブリ
ッジ幅拡大による画面の明暗差も緩和されるので画面表
示特性も劣化しない。なお、周辺部のスロツトのブリッ
ジ幅を最外端部から中央部にゆくにしたがって各列毎に
一定量減少させれば、応力を分散できるため応力集中を
緩和でき、周辺部のスロット幅の拡大を防止できる。さ
らに、実験的に確認した結果、スロット幅の拡大が生ず
る範囲は、１５インチ型以上のカラー陰極線管でも最外
端部から１０ｍｍ以内であった。
形時、最も応力集中の生ずるシャドウマスクのマスク有
孔部境界部である周辺部のブリッジ幅を拡大して機械的
強度を向上できる。しかも、電子ビームのスポット径も
偏向量の多い周辺部では大きくなるため、周辺部のブリ
ッジ幅拡大による画面の明暗差も緩和されるので画面表
示特性も劣化しない。なお、周辺部のスロツトのブリッ
ジ幅を最外端部から中央部にゆくにしたがって各列毎に
一定量減少させれば、応力を分散できるため応力集中を
緩和でき、周辺部のスロット幅の拡大を防止できる。さ
らに、実験的に確認した結果、スロット幅の拡大が生ず
る範囲は、１５インチ型以上のカラー陰極線管でも最外
端部から１０ｍｍ以内であった。
【０００８】
【実施例】以下、本発明について、図面を参照して説明
する。従来例と同一部分には同一参照符号を付し説明を
省略する。本発明のカラー陰極線管の一実施例の１５型
カラー陰極線管の０．０５ｍｍ〜０．１３ｍｍ厚のイン
バー合金からなるシャドウマスク１０は、図１に示すよ
うに、マスク有孔部１０ａに長方形状のスロット７が画
面の垂直方向に一定のピッチＰｖ＝１．０ｍｍで中心部
のスロットのブリッジ９のブリッジ幅Ｂｗ＝０．１ｍｍ
で配置されたスロット列をほぼ平行に多数列規則正しく
水平方向に配列してモザイク状に構成されている。ま
た、各スロツト列は、相隣合うスロツト列のブリッジ部
９の位置が他のスロツト７を垂直方向に互いに２等分す
るように配列されている。
する。従来例と同一部分には同一参照符号を付し説明を
省略する。本発明のカラー陰極線管の一実施例の１５型
カラー陰極線管の０．０５ｍｍ〜０．１３ｍｍ厚のイン
バー合金からなるシャドウマスク１０は、図１に示すよ
うに、マスク有孔部１０ａに長方形状のスロット７が画
面の垂直方向に一定のピッチＰｖ＝１．０ｍｍで中心部
のスロットのブリッジ９のブリッジ幅Ｂｗ＝０．１ｍｍ
で配置されたスロット列をほぼ平行に多数列規則正しく
水平方向に配列してモザイク状に構成されている。ま
た、各スロツト列は、相隣合うスロツト列のブリッジ部
９の位置が他のスロツト７を垂直方向に互いに２等分す
るように配列されている。
【０００９】そして、最外端部のスロット列の垂直方向
の各スロツト７S1間に０．１４ｍｍのブリッジ幅を有す
るブリッジ部９S1が形成され、このブリッジ幅は中央部
にゆくにしたがって、０．１３６ｍｍ、０．１３２ｍｍ
と一定量ずつ減少させて形成されている。また、その最
外端部のスロット７S1に隣接するスロット列の垂直方向
の各スロット７S2間には、同様に外端部のスロットのブ
リッジ幅が０．１３８ｍｍのブリッジ幅のブリッジ部９
S2が形成され、このブリッジ幅９S2は周辺部から中央部
にゆくにしたがって、０．１３４ｍｍ、０．１３０ｍｍ
と一定量ずつ減少させて形成されている。さらに、スロ
ット７S2に隣接するスロット列のスロット７S3間のブリ
ッジ幅は０．１３６ｍｍというようにスロット列毎に中
心部のスロットのブリッジ幅Ｂｗ＝０．１ｍｍと同一寸
法になるまで一定量ずつ減少させて形成されている。
の各スロツト７S1間に０．１４ｍｍのブリッジ幅を有す
るブリッジ部９S1が形成され、このブリッジ幅は中央部
にゆくにしたがって、０．１３６ｍｍ、０．１３２ｍｍ
と一定量ずつ減少させて形成されている。また、その最
外端部のスロット７S1に隣接するスロット列の垂直方向
の各スロット７S2間には、同様に外端部のスロットのブ
リッジ幅が０．１３８ｍｍのブリッジ幅のブリッジ部９
S2が形成され、このブリッジ幅９S2は周辺部から中央部
にゆくにしたがって、０．１３４ｍｍ、０．１３０ｍｍ
と一定量ずつ減少させて形成されている。さらに、スロ
ット７S2に隣接するスロット列のスロット７S3間のブリ
ッジ幅は０．１３６ｍｍというようにスロット列毎に中
心部のスロットのブリッジ幅Ｂｗ＝０．１ｍｍと同一寸
法になるまで一定量ずつ減少させて形成されている。
【００１０】この実施例によれば、マスクの有孔部の周
辺部のスロットのブリッジ幅が中心部のスロットのブリ
ッジ幅より徐々に拡大して形成されているため、シャド
ウマスクのプレス成形時、周辺部の機械的強度が大きく
なるとともに、応力を分散できるので周辺部のスロット
幅の拡大を防止し、画面全域に亘って均一なスロット幅
を有するシャドウマスクが提供できる。しかも、電子ビ
ームのスポット径も偏向量の多い周辺部では大きくなる
ため、この程度の周辺部のブリッジ幅拡大では画面の明
暗差も緩和されるので画面表示特性も劣化しないことを
確認した。また、実験的に確認した結果、２１型のカラ
ー陰極線管のシャドウマスクにおいても、プレス成形
時、スロット幅の拡大が生ずる範囲は周辺部から中心部
に向かって１０ｍｍの範囲に限定されている。したがっ
て、上述のスロット幅の変化領域は最外端部のスロット
から１０ｍｍ以内の範囲で十分である。
辺部のスロットのブリッジ幅が中心部のスロットのブリ
ッジ幅より徐々に拡大して形成されているため、シャド
ウマスクのプレス成形時、周辺部の機械的強度が大きく
なるとともに、応力を分散できるので周辺部のスロット
幅の拡大を防止し、画面全域に亘って均一なスロット幅
を有するシャドウマスクが提供できる。しかも、電子ビ
ームのスポット径も偏向量の多い周辺部では大きくなる
ため、この程度の周辺部のブリッジ幅拡大では画面の明
暗差も緩和されるので画面表示特性も劣化しないことを
確認した。また、実験的に確認した結果、２１型のカラ
ー陰極線管のシャドウマスクにおいても、プレス成形
時、スロット幅の拡大が生ずる範囲は周辺部から中心部
に向かって１０ｍｍの範囲に限定されている。したがっ
て、上述のスロット幅の変化領域は最外端部のスロット
から１０ｍｍ以内の範囲で十分である。
【００１１】以上、１５型カラー陰極線管のシャドウマ
スクの例について説明したが、本発明は上述の例に限定
されず、シャドウマスクの材質、板厚、スロットピッ
チ、開口部寸法等によりブリッジ幅の拡大倍率は最適値
に設計できることは言うまでもない。
スクの例について説明したが、本発明は上述の例に限定
されず、シャドウマスクの材質、板厚、スロットピッ
チ、開口部寸法等によりブリッジ幅の拡大倍率は最適値
に設計できることは言うまでもない。
【００１２】
【発明の効果】上述したように、本発明のカラー陰極線
管によれば、シャドウマスクのプレス成形時、最も応力
集中の生ずるシャドウマスクのマスク有孔部境界部であ
る周辺部のブリッジ幅を拡大して機械的強度を向上でき
る。しかも、電子ビームのスポット径も偏向量の多い周
辺部では大きくなるため、周辺部のブリッジ幅拡大によ
る画面の明暗差も緩和されるので画面表示特性の劣化を
防止できる。なお、周辺部のスロツトのブリッジ幅を最
外端部から中央部にゆくにしたがって各列毎に一定量減
少させれば、応力を分散できるため応力集中を緩和で
き、周辺部のスロット幅の拡大を防止できる。なお、最
外端部から１０ｍｍ以内の範囲のスロットのブリッジ幅
を中心部のスロットのブリッジ幅より拡大すれば、シャ
ドウマスクの成形時にスロツト幅の拡大は生じない。
管によれば、シャドウマスクのプレス成形時、最も応力
集中の生ずるシャドウマスクのマスク有孔部境界部であ
る周辺部のブリッジ幅を拡大して機械的強度を向上でき
る。しかも、電子ビームのスポット径も偏向量の多い周
辺部では大きくなるため、周辺部のブリッジ幅拡大によ
る画面の明暗差も緩和されるので画面表示特性の劣化を
防止できる。なお、周辺部のスロツトのブリッジ幅を最
外端部から中央部にゆくにしたがって各列毎に一定量減
少させれば、応力を分散できるため応力集中を緩和で
き、周辺部のスロット幅の拡大を防止できる。なお、最
外端部から１０ｍｍ以内の範囲のスロットのブリッジ幅
を中心部のスロットのブリッジ幅より拡大すれば、シャ
ドウマスクの成形時にスロツト幅の拡大は生じない。
【図１】 本発明の一実施例のカラー陰極線管のシャド
ウマスクの要部平面図
ウマスクの要部平面図
【図２】 カラー陰極線管の構成図
【図３】 従来のカラー陰極線管のシャドウマスクの要
部平面図
部平面図
２ 電子銃 ３ 蛍光膜（蛍光面） ７ スロット ９ ブリッジ部 ９S1，９S2 周辺部のスロットのブリッジ部 １０ シャドウマスク １０ａ マスク有孔部 Ｐｖ スロットピッチ Ｂｗ ブリッジ幅
Claims (2)
- 【請求項１】インライン配列の３つの電子銃と、これら
電子銃からの電子ビームスポットの走査線に対して垂直
方向に縦長のスロットがブリッジ部を介して一定のピッ
チで連なったスロット列を水平方向に並設したマスク有
孔部を有するシャドウマスクと、該シャドウマスクに対
向して配設され、かつ垂直方向に連続したストライプ状
の蛍光面とを具備したシャドウマスク型カラー陰極線管
において、前記シャドウマスクのマスク有孔部の周辺部
スロットのブリッジ幅を中央部スロットのブリッジ幅よ
り大きくしたことを特徴とするシャドウマスク型カラー
陰極線管。 - 【請求項２】前記周辺部スロットのブリッジ幅がマスク
有孔部の最外周部から中央部にゆくにしたがって各列毎
に一定量減少させたことを特徴とする請求項１記載のシ
ャドウマスク型カラー陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06283027A JP3082601B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | シャドウマスク型カラー陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06283027A JP3082601B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | シャドウマスク型カラー陰極線管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08148093A true JPH08148093A (ja) | 1996-06-07 |
| JP3082601B2 JP3082601B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=17660277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06283027A Expired - Fee Related JP3082601B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | シャドウマスク型カラー陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3082601B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6133682A (en) * | 1996-12-18 | 2000-10-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color cathode ray tube having shadow mask with prescribed bridge widths |
| KR100715111B1 (ko) * | 2000-01-05 | 2007-05-10 | 주식회사 엘지이아이 | 음극선관용 섀도우마스크 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP06283027A patent/JP3082601B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6133682A (en) * | 1996-12-18 | 2000-10-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color cathode ray tube having shadow mask with prescribed bridge widths |
| KR100715111B1 (ko) * | 2000-01-05 | 2007-05-10 | 주식회사 엘지이아이 | 음극선관용 섀도우마스크 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3082601B2 (ja) | 2000-08-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |