JPH1139528A - 車両データ収集方法及びその装置 - Google Patents

車両データ収集方法及びその装置

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JPH1139528A
JPH1139528A JP19898197A JP19898197A JPH1139528A JP H1139528 A JPH1139528 A JP H1139528A JP 19898197 A JP19898197 A JP 19898197A JP 19898197 A JP19898197 A JP 19898197A JP H1139528 A JPH1139528 A JP H1139528A
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JP19898197A
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Atsushi Sakano
淳 坂野
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Yazaki Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの途中切れをなくし、ICカードにハ
ンディテンキーからの正しいデータを常に書き込む車両
データ収集方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 デジタルタコグラフ本体3が車両の走行
データ及び作業データを収集してICカード36に記録
し、キーボード21、表示部24及びRAM23を有す
るハンディテンキー2がデジタルタコグラフ本体に着脱
可能に構成され、デジタルタコグラフ本体が入庫したと
きであって且つデジタルタコグラフ本体に接続された時
に、ICカードの残容量を測定し、測定されたICカー
ドの残容量がRAM23に記憶されたデータ量よりも大
きい場合にRAM23のデータをICカードに書き込み
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行時間、
走行距離、車両速度等の走行データを収集記録すると共
にハンディテンキーからのキー入力データ等を収集記録
する車両データ収集方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両には車両データ収集装置
が搭載され、この車両データ収集装置は、運行データ収
集装置本体(以下、デジタルタコグラフ本体と称す
る。)と、このデジタルタコグラフ本体に着脱可能なハ
ンディテンキーとを有する。
【0003】デジタルタコグラフ本体は、センサで検知
された車両速度、走行時間、走行距離等の各走行データ
を自動収集して該デジタルタコグラフ本体に装着された
ICカードに記憶し、データ解析装置で、ICカードに
記憶された各走行データを解析することにより運行管理
や安全管理を行なっている。また、デジタルタコグラフ
本体は、センサで検知されたエンジン回転時間、エンジ
ン回転数等の各走行データを自動収集してICカードに
記憶し、データ解析装置で、ICカードに記憶された各
走行データを解析することによりエンジンの状態を把握
して経済管理を行なっている。
【0004】ハンディテンキーは、荷積地、荷卸地、高
速料金、給油量等のファンクションキーや数字キーであ
るテンキーを有し、キーを操作することでキー入力デー
タを入力し、このキー入力データをハンディテンキー内
のメモリに記憶する。そして、デジタルタコグラフ本体
が入庫したときには、ハンディテンキーをデジタルタコ
グラフ本体に接続し、ハンディテンキーからのキー入力
データをICカードに記憶させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICカ
ードにハンディテンキーからのキー入力データを書き込
む分だけの記憶エリアがない場合もある。この場合に
は、ICカードに書き込まれたデータの上にさらに新た
なキー入力データが書き込まれる上書きが発生したり、
あるいは、ハンディテンキーからのキー入力データの内
の一部のデータがICカードに書き込まれた段階で記憶
容量オーバとなり、残りのキー入力データが記憶されて
いない状態、すなわち、キー入力データの途中切れが発
生することもある。このため、ICカードにハンディテ
ンキーからのキー入力データ全てを正確に書き込むこと
ができないという課題を有していた。
【0006】本発明は、データの途中切れをなくし、I
Cカードにハンディテンキーからの正しいデータを常に
書き込むことができる車両データ収集方法及びその装置
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の手段を採用した。請求項1の発明は、
走行データ収集装置本体が車両の走行データ及び作業デ
ータを収集して第1の記憶媒体に記録し、テンキー、表
示部及び第2の記憶媒体を有するハンディテンキーが走
行データ収集装置本体に着脱可能に構成される車両デー
タ収集方法において、前記走行データ収集装置本体が入
庫したときであって且つ前記走行データ収集装置本体に
接続された時に、前記第1の記憶媒体の残容量を測定
し、測定された前記第1の記憶媒体の残容量が前記第2
の記憶媒体に記憶されたデータ量よりも大きい場合に前
記第2の記憶媒体のデータを前記第1の記憶媒体に書き
込み制御することを特徴とする。
【0008】この発明によれば、走行データ収集装置本
体が入庫したときであって且つ走行データ収集装置本体
に接続された時に、第1の記憶媒体の残容量を測定し、
測定された第1の記憶媒体の残容量が第2の記憶媒体に
記憶されたデータ量よりも大きい場合に第2の記憶媒体
のデータを第1の記憶媒体に書き込み制御するので、ハ
ンディテンキーからのデータが途中で切れることがなく
なり、第1の記憶媒体には常に正しいデータが書き込ま
れる。
【0009】請求項2の発明は、前記第1の記憶媒体の
残容量が前記第2の記憶媒体に記憶されたデータ量より
も小さい場合に前記第2の記憶媒体のデータを前記第1
の記憶媒体とは異なる別の記憶媒体に書き込み制御する
ことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、第1の記憶媒体の残容
量が第2の記憶媒体に記憶されたデータ量よりも小さい
場合に第2の記憶媒体のデータを第1の記憶媒体とは異
なる別の記憶媒体に書き込み制御するので、ハンディテ
ンキーからのデータが途中で切れることがなくなり、別
の記憶媒体に正しいデータが書き込まれる。
【0011】請求項3の発明は、走行データ収集装置本
体が車両の走行データ及び作業データを収集して第1の
記憶媒体に記録し、テンキー、表示部及び第2の記憶媒
体を有するハンディテンキーが走行データ収集装置本体
に着脱可能に構成される車両データ収集装置において、
前記走行データ収集装置本体が入庫したときであって且
つ前記走行データ収集装置本体に接続された時に、前記
第1の記憶媒体の残容量を測定する残容量測定部と、こ
の残容量測定部により測定された前記第1の記憶媒体の
残容量が前記第2の記憶媒体に記憶されたデータ量より
も大きい場合に前記第2の記憶媒体のデータを前記第1
の記憶媒体に書き込み制御する書き込み制御部とを備え
ることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、前記書き込み制御部
は、前記第1の記憶媒体の残容量が前記第2の記憶媒体
に記憶されたデータ量よりも小さい場合に前記第2の記
憶媒体のデータを前記第1の記憶媒体とは異なる別の記
憶媒体に書き込み制御することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両データ収集方
法及びその装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。
【0014】図1に車両データ収集装置の実施の形態の
構成ブロック図を示す。図1に示す車両データ収集装置
は、車載センサ1、ハンディテンキー(H/Tともい
う。)2と、車載センサ1からの走行データを収集する
とともにハンディテンキー2が信号線4を介して着脱可
能に接続され、ハンディテンキー2からのキー入力デー
タを収集するデジタルタコグラフ本体3とを有して構成
される。
【0015】車載センサ1は、車両の走行距離、走行時
間、車両速度等を検知する走行センサ、エンジン回転時
間やエンジン回転数を検知するエンジン回転センサ等で
あり、検知された走行データをデジタルタコグラフ本体
3に出力する。
【0016】ハンディテンキー2は、例えば、可搬型の
ハンディテンキーであり、例えば、荷積地、荷卸地、作
業状態(荷積、荷卸、休憩、給油等)等のデータを表示
したり、キー入力データを入力する。
【0017】ハンディテンキー2は、キー入力データを
入力するキーボード21、予め記憶されたデータを読み
出し可能なリードオンリーメモリ(ROM)22、キー
ボード21から入力されたキー入力データやダウンロー
ドデータ等を書き込むとともに、書き込まれたキー入力
データやダウンロードデータ等を読み出し可能なランダ
ムアクセスメモリ(RAM)23、キー入力データやダ
ウンロードデータを表示する表示部24、デジタルタコ
グラフ本体3との間でキー入力データやダウンロードデ
ータ等の入出力を司る通信入出力部(通信I/O)2
5、各部を制御する中央処理装置(CPU)26を有し
て構成される。なお、ハンディテンキー2は、警報機能
を有し、キー入力時やエラー発生時にブザーでその旨を
警告するようにしてもよい。
【0018】デジタルタコグラフ本体3は、車載センサ
1で検知された車両速度、走行時間、走行距離、エンジ
ン回転時間、エンジン回転数等の各走行データを自動収
集して該デジタルタコグラフ本体3に装着されたICカ
ード36に記憶する。デジタルタコグラフ本体3は、ハ
ンディテンキー2が信号線4を介してデジタルタコグラ
フ本体3に接続されたとき、ハンディテンキー2からの
キー入力データを収集してICカード36に記憶させ
る。
【0019】デジタルタコグラフ本体3は、予め記憶さ
れたデータを読み出し可能なリードオンリーメモリ(R
OM)32、走行データ等を書き込むとともに、書き込
まれた走行データを読み出し可能なランダムアクセスメ
モリ(RAM)33、ハンディテンキー2との間でデー
タの入出力を司る通信入出力部(通信I/O)35、I
Cカード36との間でデータの入出力を司るI/O3
7、各部を制御するとともに車載センサ1からの走行デ
ータ、ハンディテンキー2からのキー入力データやダウ
ンロードデータを処理する中央処理装置(CPU)38
を有する。
【0020】図2にハンディテンキー2の外観構成図を
示す。図2に示すハンディテンキー2は、数字キーであ
るテンキー27、ファンクションキーF1〜F8、確定
キー28、及び表示部24を有する。ファンクションキ
ーとしては、例えば、荷積キーF1、荷卸キーF2等で
ある。ファンクションF3〜F8としては、給油キー、
高速料金キー等である。
【0021】図3にデジタルタコグラフ本体内のICカ
ード及びRAMとハンディテンキー内のRAMの記憶マ
ップを示す。ICカード36には管理データ、走行デー
タとイベントデータとからなる運行データ、ダウンロー
ドデータが記憶されている。イベントデータは、ハンデ
ィテンキー2のキー操作により生成されるデータであ
り、キー入力データである。
【0022】管理データは、各ファンクションキーF1
〜F8に対して、ICカード36に記憶されたダウンロ
ードデータのヘッダ(アドレス)を示すものである。荷
積キーF1であれば、図4に示すようにヘッダ0040
〜0080に荷積キーF1に対応するダウンロードデー
タが記憶されていることを示し、荷卸キーF2であれ
ば、ヘッダ0081〜0120に荷卸キーF2に対応す
るダウンロードデータが記憶されていることを示す。こ
こで、ダウンロードデータは、運転者が一日に行なうべ
き荷積及び荷卸の配送を示すための配送指示データであ
る。
【0023】また、デジタルタコグラフ本体3にハンデ
ィテンキー2を接続したときに、ICカード36に記憶
されたダウンロードデータ及び管理データがデジタルタ
コグラフ本体3のRAM33及びハンディテンキー2の
RAM23の夫々に記憶されるようになっている。
【0024】各ファンクションキーに対応するダウンロ
ードデータのデータフォーマットを図5に示す。図5に
示すダウンロードデータは、メインヘッダ、サブヘッダ
とデータとを一組としたものを例えば、10個分順番に
並べて構成される。例えば、荷積みキーF1を1回押す
毎に、図5に示すサブヘッダが順番にA1,A2,A
3,A4・・・とアクセスされ、そのサブヘッダに対応
するデータ1,2,3,4が読み出され、そのデータ
1,2,3,4が順番に表示部24に表示されるように
なっている。各データ1,2,3,4等は、荷積場所P
1,荷積場所P2,荷積場所P3,荷積場所P4等であ
り、また、各データには、品名、数量等のデータも含ま
れる。
【0025】デジタルタコグラフ本体3のRAM33
は、走行データ、管理データ、ダウンロードデータを記
憶し、ハンディテンキー2のRAM23は、イベントデ
ータ、管理データ、ダウンロードデータを記憶する。
【0026】また、デジタルタコグラフ本体3にハンデ
ィテンキー2を接続した時には、デジタルタコグラフ本
体3のCPU38は、ハンディテンキー2のキー操作に
応じて該当するキーコードに対応するデータを、RAM
33に記憶されたダウンロードデータから読み出してイ
ベントデータを作成すると共に、キー操作時の走行デー
タをイベントデータに付加して運行データを作成してI
Cカード36に記録させるようになっている。
【0027】また、デジタルタコグラフ本体3からハン
ディテンキー2を脱した時には、ハンディテンキーのC
PU26は、キー操作に応じてキーコードに対応するデ
ータをRAM23に記憶されたダウンロードデータから
読み出し、イベントデータを作成してRAM23に記録
させるようになっている。
【0028】さらに、CPU38は、残容量測定部を構
成し、ハンディテンキー2からのデータリードコマンド
により、ICカード36に記憶可能なデータの残容量を
測定し、測定された残容量データをハンディテンキー2
に出力する。
【0029】CPU26は、デジタルタコグラフ本体3
からの残容量データに基づきICカード36の残容量が
ハンディテンキー2のRAM23に記憶されたキー入力
データのデータ量よりも大きいか否かを判定する。CP
U26は、書き込み制御部を構成し、ICカード36の
残容量がキー入力データのデータ量よりも大きい場合に
は、RAM23に記憶されたキー入力データをデジタル
タコグラフ本体3に装着されたICカード36に書き込
み制御する。
【0030】CPU26は、ICカード36の残容量が
キー入力データのデータ量よりも小さい場合には、表示
部24に容量オーバである旨を表示させるとともに、I
Cカード36とは別の特定のICカードを装着すべき旨
を表示させる。別の特定のICカードがデジタルタコグ
ラフ本体3に装着された場合には、CPU26は、RA
M23に記憶されたキー入力データを別の特定のICカ
ードに書き込み制御する。
【0031】次に、図6のフローチャートを参照してハ
ンディテンキー2をデジタルタコグラフ本体3に接続時
の動作を説明する。このときの動作は、デジタルタコグ
ラフ本体3内のCPU38が制御を行なう。
【0032】まず、ハンディテンキー2をデジタルタコ
グラフ本体3に装着する(ステップS11)。次に、I
Cカード36内のダウンロードデータ及び管理データ
を、デジタルタコグラフ本体3のRAM33とハンディ
テンキー2内のRAM23に夫々記憶する(ステップS
13)。
【0033】そして、ハンディテンキー2のキーを操作
すると(ステップS15)、CPU38は、そのキー操
作に応じて該当するキーコードに対応するダウンロード
データをデジタルタコグラフ本体3のRAM33から読
み出し、イベントデータとして作成する(ステップS1
7)。
【0034】さらに、CPU38は、キーを操作した時
の走行データをイベントデータに付加して図8に示すよ
うな運行データを作成し(ステップS19)、作成され
た運行データをICカード36に記憶させる(ステップ
S21)。
【0035】次に、図7のフローチャートを参照してハ
ンディテンキー2をデジタルタコグラフ本体3から脱し
た時の動作を説明する。このときの動作は、ハンディテ
ンキー2内のCPU26が制御を行なう。
【0036】まず、ICカード36内のダウンロードデ
ータ及び管理データをRAM23に記憶させる(ステッ
プS31)。その後、ハンディテンキー2をデジタルタ
コグラフ本体3から脱する(ステップS33)。
【0037】次に、ハンディテンキー2のキーを操作す
ると(ステップS35)、CPU26は、そのキー操作
に応じて該当するキーコードに対応するダウンロードデ
ータをハンディテンキー2のRAM23から読み出す
(ステップS37)。
【0038】そして、ダウンロードデータにキー入力デ
ータを付加して図9に示すようなイベントデータを作成
し(ステップS39)、作成されたイベントデータをR
AM23に記憶させる(ステップS41)。
【0039】このように、ハンディテンキー2のデジタ
ルタコグラフ本体3への接続時には、デジタルタコグラ
フ本体3内のCPU38が主となってデータの処理を行
なう。仮に、ハンディテンキー2が主となってデータ処
理を行なった場合には、ハンディテンキー2は、ダウン
ロードデータの読み出し、付加データの読み出し、運行
データのICカード36への書き込みを行なわなければ
ならず、車両データ収集装置として、ハンディテンキー
2の接続時の処理速度が遅くなる。
【0040】しかし、実施の形態では、ハンディテンキ
ー2のデジタルタコグラフ本体3への接続時には、CP
U38が主となってデータ処理を行なうので、ダウンロ
ードデータのハンディテンキー2への送出処理のみで済
むので、ハンディテンキー2の接続時の処理速度が速く
なる。
【0041】次に、ハンディテンキー2のRAM23に
記憶されたデータのICカード36へのデータ書込み処
理を説明する。ここでは、デジタルタコグラフ本体3が
入庫した時のデータ書き込み処理について、図10に示
す記憶マップ及び図11に示すフローチャートを参照説
明する。なお、図10に示すように、ICカード36に
は先頭から書き込みポインタP0 までのエリアに運行デ
ータが記憶されており、書き込みポインタP0 から最後
までのエリアが空きエリアで空き容量がE1となってい
る。
【0042】まず、ハンディテンキー2は、入庫が有る
か否かを判定する(ステップS51)。この場合には、
デジタルタコグラフ本体3が入庫した時には、デジタル
タコグラフ本体3からハンディテンキー2に入庫データ
が送られてくるので、ハンディテンキー2は、入庫有り
と判定する。
【0043】そして、入庫が有る場合には、情報リード
コマンドを信号線4を介してデジタルタコグラフ本体3
に送信する。すると、デジタルタコグラフ本体3内のC
PU38が通信I/O35を介して情報リードコマンド
を受信すると、I/O37を介してICカード36の残
容量をチェックする(ステップS53)。ICカード3
6の残容量は、例えば、ICカード36上の書き込みポ
インタの位置によって測定される。
【0044】次に、デジタルタコグラフ本体3は、CP
U38により得られたICカード36の残容量データを
ハンディテンキー2に送信する。ハンディテンキー2の
CPU26は、通信I/O25を介してICカード36
の残容量データを受信し、この残容量データに基づきI
Cカード36の残容量チェックがOKか否か、すなわ
ち、ICカード36の残容量がRAM23に記憶された
キー入力データのデータ量よりも大きいか否かを判定す
る(ステップS55)。
【0045】ICカード36の残容量がキー入力データ
のデータ量よりも大きい場合には、ハンディテンキー2
は、RAM23に記憶されたキー入力データを信号線4
を介してデジタルタコグラフ本体3に送信する。
【0046】そして、デジタルタコグラフ本体3のCP
U38は、I/O37を介してICカード36へのRA
M23に記憶されたキー入力データの書き込み処理を行
なう(ステップS57)。図10に示すように、ICカ
ード36の空き容量E1がRAM23に記憶されたイベ
ントデータのデータ量E2よりも大きい場合には、その
イベントデータは空きエリアの先頭から書き込まれる。
【0047】ICカード36へのキー入力データの書き
込み処理中には、ハンディテンキー2では、表示部24
の表示画面に、”入庫処理中しばらくお待ち下さい。”
と表示される(ステップS59)。
【0048】さらに、ICカード36へのキー入力デー
タの書き込みが終了した場合には、ハンディテンキー2
からデジタルタコグラフ本体3へ入庫OKを送信し(ス
テップS61)、出庫待ちとなる(ステップS63)。
【0049】一方、ステップS55において、ICカー
ド36の残容量がキー入力データのデータ量よりも小さ
い場合には、表示部24の表示画面に、”カードオーバ
ー入庫後99カードを挿入して下さい。”と表示される
(ステップS65)。
【0050】そして、乗務員が99カードを挿入する
と、ハンディテンキー2のRAM23に記憶されている
キー入力データは、信号線4を介してデジタルタコグラ
フ本体3に送られ、I/O37を介して99カードに書
き込まれる。
【0051】図10に示すように、ICカード36の空
き容量E1がRAM23に記憶されたイベントデータの
データ量E3よりも小さい場合には、そのイベントデー
タは99カード37の先頭から書き込まれる。
【0052】このように、入庫時におけるキー入力デー
タの書き込みの際に、ICカード36の残容量をチェッ
クし、ICカード36にデータを書き込み可能ならば、
書き込み処理に移行し、ICカード36へのデータの書
き込みが不可能ならば、99カードにデータの書き込み
を行なうので、カードに記憶されるキー入力データの途
中切れ等がなくなり、ICカード36または99カード
には常に正確なデータを書き込むことができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、走行データ収集装置本
体が入庫したときであって且つ走行データ収集装置本体
に接続された時に、第1の記憶媒体の残容量を測定し、
測定された第1の記憶媒体の残容量が第2の記憶媒体に
記憶されたデータ量よりも大きい場合に第2の記憶媒体
のデータを第1の記憶媒体に書き込み制御するので、ハ
ンディテンキーからのデータが途中で切れることがなく
なり、第1の記憶媒体には常に正しいデータが書き込ま
れる。
【0054】また、第1の記憶媒体の残容量が第2の記
憶媒体に記憶されたデータ量よりも小さい場合に第2の
記憶媒体のデータを第1の記憶媒体とは異なる別の記憶
媒体に書き込み制御するので、ハンディテンキーからの
データが途中で切れることがなくなり、別の記憶媒体に
正しいデータが書き込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両データ収集装置の実施の形態を示
す構成ブロック図である。
【図2】ハンディテンキーの外観構成図である。
【図3】デジタルタコグラフ本体内のICカード及びR
AMとハンディテンキー内のRAMの記憶マップを示す
図である。
【図4】各ファンクショクキーに対応するヘッダを示す
図である。
【図5】各ファンクショクキーに対応する各ダウンロー
ドデータのデータフォーマットを示す図である。
【図6】ハンディテンキーをデジタルタコグラフ本体に
接続時の動作を示すフローチャートである。
【図7】ハンディテンキーをデジタルタコグラフ本体か
ら脱した時の動作を示すフローチャートである。
【図8】運行データのデータフォーマットを示す図であ
る。
【図9】イベントデータのデータフォーマットを示す図
である。
【図10】ハンディテンキーによるICカードの空き容
量チェックを説明するための図である。
【図11】ハンディテンキーによるデータ書き込み処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車載センサ 2 ハンディテンキー 3 デジタルタコグラフ本体 21 キーボード 22,32 ROM 23,33 RAM 24 表示部 25,35 通信I/O 27 テンキー 28 確定キー 36 ICカード 37 I/O 26,38 CPU F1〜F8 ファンクションキー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行データ収集装置本体が車両の走行デ
    ータ及び作業データを収集して第1の記憶媒体に記録
    し、テンキー、表示部及び第2の記憶媒体を有するハン
    ディテンキーが走行データ収集装置本体に着脱可能に構
    成される車両データ収集方法において、 前記走行データ収集装置本体が入庫したときであって且
    つ前記走行データ収集装置本体に接続された時に、前記
    第1の記憶媒体の残容量を測定し、 測定された前記第1の記憶媒体の残容量が前記第2の記
    憶媒体に記憶されたデータ量よりも大きい場合に前記第
    2の記憶媒体のデータを前記第1の記憶媒体に書き込み
    制御することを特徴とする車両データ収集方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶媒体の残容量が前記第2
    の記憶媒体に記憶されたデータ量よりも小さい場合に前
    記第2の記憶媒体のデータを前記第1の記憶媒体とは異
    なる別の記憶媒体に書き込み制御することを特徴とする
    請求項1記載の車両データ収集方法。
  3. 【請求項3】 走行データ収集装置本体が車両の走行デ
    ータ及び作業データを収集して第1の記憶媒体に記録
    し、テンキー、表示部及び第2の記憶媒体を有するハン
    ディテンキーが走行データ収集装置本体に着脱可能に構
    成される車両データ収集装置において、 前記走行データ収集装置本体が入庫したときであって且
    つ前記走行データ収集装置本体に接続された時に、前記
    第1の記憶媒体の残容量を測定する残容量測定部と、 この残容量測定部により測定された前記第1の記憶媒体
    の残容量が前記第2の記憶媒体に記憶されたデータ量よ
    りも大きい場合に前記第2の記憶媒体のデータを前記第
    1の記憶媒体に書き込み制御する書き込み制御部と、を
    備えることを特徴とする車両データ収集装置。
  4. 【請求項4】 前記書き込み制御部は、前記第1の記憶
    媒体の残容量が前記第2の記憶媒体に記憶されたデータ
    量よりも小さい場合に前記第2の記憶媒体のデータを前
    記第1の記憶媒体とは異なる別の記憶媒体に書き込み制
    御することを特徴とする請求項3記載の車両データ収集
    装置。
JP19898197A 1997-07-24 1997-07-24 車両データ収集方法及びその装置 Pending JPH1139528A (ja)

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